JPH0311067A - 興奮性アミノ酸拮抗剤 - Google Patents

興奮性アミノ酸拮抗剤

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JPH0311067A
JPH0311067A JP2123258A JP12325890A JPH0311067A JP H0311067 A JPH0311067 A JP H0311067A JP 2123258 A JP2123258 A JP 2123258A JP 12325890 A JP12325890 A JP 12325890A JP H0311067 A JPH0311067 A JP H0311067A
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    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/48Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新しい部類の励起的アミノ酸拮抗剤に間する
。本発明のもう一つの面は、てんかんの処置法やハンチ
ントン病のような神経変性病の処置法、及び中枢神経系
内に含まれる神経組織への虚血性/低酸素性損傷の予防
法に間する。
〔発明の態様〕
本発明に従って、NMDA受容体複合体に作用する新し
い部類の励起的アミノ酸拮抗剤が発見された。
これらの化合物類、及び製薬上受は入れられるその酸付
加塩類と製薬上受は入れられるその塩基付加塩類は、次
式によって表わされる。
式中Xは0、S又はNHからなる群から選ばれる置換基
て表わされ、nは0〜6の整数で表わされ、R1とR2
は各々独立に−NR3R4、−0H1−CF5、又は−
0CH20COR6、及び−〇−(CII2)llNR
7Reからなる群から選ばれる置換基で表わされ、ここ
でpは1〜4の整数であり、R3とR4は各々独立に水
素又はC1−8アルキルで表わされ、R5とR6は各々
独立にC1−。アルキル、フェニル環、置換フェニル環
、又はアルキルフェニル置換基(ここでフェニル環は任
意付加的に置換できる)で表わされ、R7とR8は独立
にCt−aアルキルで表わされるか、又は隣接の窒素原
子と一緒にピペリジノ、モルホリノ、又はピロリジノ基
で表わされ、Dは水素又は自−3アルキルで表わされ、
またAは て表わされ、Rは水素、OH、ハロゲン、CN、 No
2、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、0CF3
、CF、、C00R3、及てノC0NR3R,(ここて
R3とR4は各々独立に上に定義されたとおり)からな
る群から選ばれる置換基で表わされる。
本出願で使用される用語は以下のように定義される。
a)用語「ハロゲン」とは、フッ業、塩素、又は臭素原
子のことである。
b)用語「低級アルキル基及びC1−8アルキル」とは
、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−
ブチル、イソブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等の
ような、16個の炭素原子を含有する分枝鎖又は直鎖ア
ルキル基のことである。
C)用語「低級アルコキシ基及び自−8アルコキシ」と
は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポ
キシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、n−ベントキシ、
n・ヘキソキシ等のような、l・6個の炭素原子を含有
する直鎖又は分枝鎖アルコキシ基のことである。
d)用語「置換フェニル環」とは、3個までの置換基で
置換されたフェニル(C6U、)のことであり、各置換
基は挫立にハロゲン、C1−。アルキル、C1−4アル
コキシ、CF3、OCF、、OH%CN、 NO2、C
OOR3、及びCONR3R4からなる群から選ばれ、
ここでR3とR4は水素又はC1−6アルキルによって
表わされる。
これらの置換基は同じでも、別のものでもよく、オルト
、メタ、又はパラの任意の位置に置くことができる。
e)用語「アルキルフェニル置換基」とは、次の構造−
(CH2)Ill−C6H5<式中−は1−3の整数)
のものである、このフェニル環はすぐ上に述べた方法で
置換できる。
f)用語’Ct−aアルキル」とは、メチル、エチル、
ロープロピル、又はイソプロピルのような、l−3個の
炭素原子を含有する直鎖状又は分枝鎖状アルキル基のこ
とである。
「製薬上受は入れられる酸付加塩」という表現は、式T
−IVて表わされる塩基化合物又はその中間体の任意の
ものの、任意の無毒性の有機又は無機酸付加塩に当ては
める意図がある。適当な塩類を形成する例示的な麺機酸
類は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、及び燐酸、並びにオル
ト燐酸−水素ナトリウムと硫酸水素カリウムのような酸
金属塩類を包含する。適当な塩類を形成する例示的な有
機酸類は、モノ、ジ、及びトリカルボン酸類を包含する
。このような酸類の例は、酢酸、グリコール酸、乳酸、
ピルビン酸、マロン酸、・コハク酸、ゲルタール酸、フ
マール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン
酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、安息香酸、ヒ
ドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、桂皮酸、サリチル酸
、2−フェノキシ安息香酸、p−)ルエンスルホン酸、
及びメタンスルホン酸と2−ヒドロキシェタンスルホン
酸のようなスルホン酸類である。このような塩類は水和
型又は実質的に無水型で存在しろる。概して、これらの
化合物類の酸付加塩類は水と種々の有機溶媒に可溶であ
り、その遊離塩基型に比べて、一般に高融点を示す。
「製薬上受は入れられる塩基付加塩」とは、式!・■で
表わされる化合物又はその中間体の任意のものの、任意
の舞毒性の有機又は無機塩基付加塩に当てはめる意図が
ある。適当な塩類を形成する例示的な塩基は、アルカリ
金属又はアルカリ土類金属水酸化物、例えば水酸化ナト
リウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、又はバ
リウム:アンモニア、及び脂肪族、脂環式、又は芳香族
有機アミン類、例えばメチルアミン、ジメチルアミン、
トリメチルアミン、及びピコリンを包含する。モノ−又
はジー塩基性塩類をこれらの化合物と形成できる。
式1−rV化合物の幾つかは、光学異性体として存在す
る。本出願で、式■−■で表わされる化合物類の一つに
対する1モ意の参照は、特定的な光学異性体又は光学異
性体類混合物を包括する意図がある。特定的光学異性体
をキラル静止相でのクロマトグラフィや、キラル塩形成
を経由した分割とその後の選択的結晶化による分離のよ
うな、この技術で知られた手法によって回収できる。
式n、■及び■の化合物類は、次の互変異性体型で存在
しうる。
式■ 0■ CR1 式■、■又は■化合物類への任意の参照は、互変異性体
のいずれかを包含するものとして考慮すべきである。
式I化合物で、Aは置換基Rを支えるフェニル環によっ
て表わされる。Rが水素原子以外の時には、指定のフェ
ニル環上に311iまでのこのような置換基が生じろる
。これらの置換基は、同じもの又は異なるものでありう
る。これらの置換基を、オルト、メタ、又はバラの任意
の位置に置くことができる。同様に、式I−■化合化合
石類5とR6は、置換フェニル環又は、フェニル環がr
Ik換されている場合のアルキルフェニル置換基で表わ
される。これらの置換フェニル環も、3個までの置換基
で置換できる。これらの置換基は、同じもの又は異なる
ものでよく、オルト、メタ、又はパラの任意の位置に置
くことができる。
式1−IVのチオフェン誘導体は、Rで表わされている
ように、チオフェン環上に置換基を含有できる。チオフ
ェン環上に2個までの置換基を置くことができ、これら
のa換基は同じもの又は異なるものでありうる。これら
の置換基を、S原子を支える位置以外のチオフェン環の
遊離位置の任意の位置に置くことができる0本出願で使
用される用語の「遊離位置」とは、水素原子のみで置換
されている環式構造中の炭素原子のことである。
本発明に包括される化合物類の例示的な例は以下のもの
を包含する。
a) 4−カルボキシメチロキシ−2−キノリンカルボ
ン酸 b) 4・カルボキシメチロキシ−6−メトキシ−2−
キノリンカルボン酸 c) 4−カルボキシメチロキシ−6−クロロ−2−キ
ノリンカルボン酸 d) 4−カルボキシメチロキシ−7−クロロ−2−キ
ノリンカルボン酸 e) n−プロピル4−(n−プロビロキシカルボニル
)メチロキシ−2−キノリンカルボキシレートf) 4
・(3−カルボキシプロビロキシ)−2・キノリンカル
ボン酸 g) 4−(2−カルボキシエチルチオ)−2・キノリ
ンカルボン酸 h) 4−カルボキシメチルアミノ−2−キノリンカル
ボン酸 ■)4−カルボキシメチルチオ−2−キノリンカルボン
酸 j) 4−(2−カルボキシエチルチオ)キノリン−2
・カルボン酸 k) 4−カルボキシメチaキシ−5,7−ジクロロ−
2−キノリンカルボン酸 1)メチル4−メトキシカルボニルメチロキシ−7・シ
アノ−2−キノリンカルボキシレートm) 4−カルボ
キシメチロキシ−5−シアノ・2−キノリンカルボン酸 n) ?−ヒドロキシチェノ[3,2−b]ピリジン−
5−カルボン酸 0)4−ヒドロキシチェノ[2,3−b]ピリジン−6
−カルボン酸 p)ジメチル7−ヒドロキシチェノ[3,4−blピリ
ジン−3,5−ジカルボキシレート q)7−ヒドロキシチェノ[3,4−blピリジン−5
−カルボン酸 r) ?−カルボキシメチロキシチェノ[3,2−bl
ピリジン−5−カルボン酸 s) 4−カルボキシメチロキシチェノ[2,3−bl
ピリジン−6−カルボン酸 t) 4−カルボキシメチロキシ−5−クロロ−2−キ
ノリンカルボン酸 +1)4−カルボキシメチロキシづ−メトキシー2−キ
ノリンカルボン酸 v) 4−カルボキシメチロキシ−8−フルオロ−2−
キノリンカルボン酸 w) 4−カルボキシメチロキシ−8−クロロ−2−キ
ノリンカルボン酸 x) 4−カルボキシメチロキシ−5,7−ジフルオロ
−2−キノリンカルボン酸 y)7−カルボキシメチロキシチェノ[3,4−blピ
リジン−3,5−ジカルボン酸 z) 4−カルボキサミトメチロキシ−2−キノリンカ
ルボキサミド aa)ビバロイ口キシメチルトカルボキシメチロキシ−
5,6−ジクロロ−2−キノリンカルボキシレートbb
) 4−カルボキシメチロキシ−7−フルオロ−2−キ
ノリンカルボン酸 cc) 4−カルボキシメチルアミン−5,7−ジクロ
ロ−2−キノリンカルボン酸 dd) 2−(ジエチルアミノ)エチル5,7−ジクロ
ロ−4−[2−(ジエチルアミノ)エチロキシ力ルポニ
ルコメチルアミノ・2−キノリンカルボキシレートee
) 2−(ジメチルアミノ)エチル5,7−ジクロロ−
4−[2−(ジメチルアミノ)エチロキシ力ルポニルコ
メチロキシ−2−キノリンカルボキシレートff) 4
−カルボキシメチロキシ−6,7−)リフルオロメチル
−2−キノリンカルボン酸 gg’) 4−カルボキシメチロキシ−6,7−ジクロ
ロ−2−キノリンカルボン酸 本発明の好ましい化合物類は、Xが0又はNHで表わさ
れ、Aがフェニル環を形成し、このフェニル環が未置換
か、7−位置が塩素原子でモノ置換されているか、又は
5と7の位置が塩素原子でジ置換されている場合の式I
化合物類である。R1とR2がヒドロキシル又はエステ
ル官能基で表わされるのが好ましい。
式!化合物類は、この技術で類似的に知られた方法によ
って調製できる。例えば、XがO又はSで表わされ、口
がy1!数O又は2−6で表わされる場合の式■化合物
類は、式■で記述される縮合炭素環又は複素環式4−置
換ピリジン2−カルボキシレート誘導体く以下「アニュ
レート化ピリジン」)と、下の式■で記述されるω−置
換アルカン酸(以下「ω−アルカン酸」)誘導体との間
のアルキル化反応を行なうとつくることができる。
式V 式Vで、XはO又はSで表わされ、AとR1は式!で定
義されたとおりである。式■のアニュレート化ピリジン
の非反応性置換基が、R1を除いて最終生成物中に現わ
れるものに対応しているのが好ましい。最終生成物中で
R5を−OHで表わす場合は、アルキル化の間、これを
C1−6アルキルのような適当な保護基で保護すべきで
あるaRlをエステル誘導体又はアミド誘導体で表わす
場合の化合物類では、アルキル化反応に先立って所望の
アミド又はエステルを式Vのコア構造に付加するか、又
はア・ルキル化反応が終了した後、この技術で周知の手
法を利用して、これを式■のコア構造に付加できる。
式■で、Zはハロゲン、−0S02CH3、又は−〇−
5O2−CI、l’1s−CH3のような離脱基であり
、またR2、D及びnは式■で定義されたとおりである
。ω−アルカン酸誘導体の、R2以外の非反応性置換基
が最終生成物中に現われるものに対応することも好まし
い、最終生成物中でR2を一〇Hで表わす場合は、アル
キル化の間、これをC1−6アルキルのような適当な保
護基て保護すべきであるaR2をエステル誘導体又はア
ミド誘導体で表わす場合の化合物類では、R2が所望の
エステル又はアミド誘導体で表わされる場合のω・アル
カン酸誘導体を利用するか、又はアルキル化反応の終了
後、この技術で周知の手法によって弐■のコアII造に
所望のエステル又はアミド誘導体を付加できる。
上述のように、エステル及びアミド誘導体類は、この技
術で周知の方法によって、式Iのコア構造のR1及びR
2位置に付加できる。式■化合物類に適した一つのエス
テル化方法は、R1とR2が0■で表わされる場合の式
■化合物を、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、アセトニトリル、アセトン、又はテトラヒドコフ
ランのような極性の不活性溶媒中で、ジメチルイソプロ
ピルアミンのような塩基と接触させて、ビスカルボキシ
レート塩を形成させることである。次にビスカルボキシ
レート塩を所望のエステルに対応するアルキルハライド
の2〜5当量、好ましくは約2.5当量と接触させ、約
25℃の温度で16−24時間にわたって反応させる。
次に反応混合物を希酸水溶液で停止させ、この技術で知
られたとおりに抽出して仕上げると、式■のジエステル
化合物を生じ、これをクロマトグラフィ、再結晶、又は
蒸留のような標準方法で精製できる。
アミドは、R1とR2が各々エステル官能基によって表
わされる場合の式■化合物を取り、これを過剰量のアン
モニア又はモノ−ないしジアルキルアミンと、0−10
0℃の温度で1−48時間、メタノールやエタノールの
ようなアルコール溶媒中で接触させても、式I化合物類
に容易に付加できる。この技術で知られた手法によフて
、生ずる式■アミド誘導体を単離、精製できる。
アミ]・又はエステルをつくるもう一つの方法は、R1
とR2が−011で表わされる場合の式I化合物を、塩
化チオニル、塩化オキサリル、オキシ塩化燐、五塩化燐
等のようなハロゲン化剤と接触させることを含めてなる
。次に、生ずるジ酸ハライドを過剰量のアンモニア、モ
ノアルキルアミン、ジアルキルアミン、脂肪族アルコー
ル、芳香族アルコール又はジアルキルアミノアルキルア
ルコール、例えばジメチルアミノエタノール、ジエチル
アミノエタノールと、任意付加的に第三級アルキルアミ
ンのような塩基の存在下に、エーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等のような溶媒中、0−25℃の温度
で5−16時間にわたって接触させる。生ずるアミド又
はエステルは、この技術で知られた方法で単離、精製で
きる。
式■のアニュレート化とリジンと式■のω−アルカン酸
誘導体とのアルキル化反応は、この技術で知られた手法
に従って実施される。典型的には、式Vのアニュレート
化ピリジンをまず約1〜約5当量、より好ましくは約1
〜約2.5当量の塩基と接触させる。塩基とアニュレー
ト化ピリジンを溶媒中で約り℃〜約25℃の温度範囲で
&″J5分〜約60分かきまぜる。適当な塩基は炭酸カ
リウムのようなアルカリ金属炭酸塩及び重炭酸塩、水酸
化ナトリウムのようなアルカリ金属水酸化物、水素化ナ
トリウムのようなアルカリ金属水素化物、又はトリエチ
ルアミンのような第三級アルキルアミンを包含する。適
当な溶媒はジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン、N−メチル−2−ピロリドン、ベンゼン、トルエン
、アセトン、ブタノン、メタノール、エタノール、水、
又は水と混ざる溶媒と水との混合物を包含する。p#型
的にはりメチルボルムアミドが利用される。
次に、式■のω−アルカン酸誘導体のほぼ等モル量を反
応混合物に添加し、反応体を約2〜約48時間、より好
ましくは5〜24時間にわたって一緒にかきまぜる。ア
ルキル化反応は、約−40’Cないし約100℃、より
好ましくは25℃〜50’Cの温度範囲で実施される。
終アした反応を水、飽to塩化アンモニウム又は希酸水
溶液で停止させる。次に生成物を、この技術で周知の方
法で回収、精製できる。例えは、有機溶媒での抽出、又
は濃縮と生ずる固体の抽出によって、生成物を回収でき
る。次に粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィのよう
なりロマトグラフィ手法で、又は酢酸エチル/ヘキサン
やメタノール/水のような溶媒系からの再結晶によって
精製できる。
式■のω−アルカン酸誘導体は、それらの製法と同じく
、この技術で知られている。これらの誘導体の多くは市
販されている。
式■のアニュレート化ピリジンの製法は、この技術で知
られている。Xが0又はSの場合の式Vアニュレート化
ピリジンの出発材料は、式■で記述されるアセチレン系
ジカルボン酸エステルと、式■で記述される芳香族アミ
ノ化合物である。
式■        式■ 式■で、Bはメチルやエチルのようなアルキル残基で表
わされる。式■で、Arは次の芳香族環の一つによって
表わされる。
当業者に明らかなように、利用されろ特定芳香族アミノ
化合物は、式Iの所望化合物中のAで表わされる残基と
構造的に類似のものとすべきである。
式■のアセチレンジカルボン酸と式■の芳香族アミンに
よって、マイクル縮合が行なわれ、ArとBが上に定義
されたとおりの式■で記述されるマイクルアダクトを生
ずる。
式■ マイクル縮合は、この技術で知られた手法に従って実施
される。典型的には、式■の芳香族アミン1当量を式■
のアセチレンジカルボン酸エステル約1〜約2当量、よ
り好ましくは1.1〜1.5当量と接触させる。反発は
、典型的には約25℃ないし約200℃、及びより好ま
しくは約り0℃〜約110℃の温度範囲で、約2〜約4
8時間、より好ましくは約5〜約24時間にわたって実
施される。反応は、混ぜ物のない状態で、又はメタノー
ル、エタノール、ベンゼン、トルエン、クロロホルム、
テトラヒドロフランのような溶媒中で実施できる。メタ
ノールが好ましい。
反応終了後、溶媒を蒸発させ、生ずる油を合成の次段階
に直接利用できる。所望により、粗製アミノアダクトを
シリカゲルクロマトグラフィのような、この技術で知ら
れた慣用的手法で精製できる。
式Vアニュレート化ピリジン合成の次段階は、式Xのマ
イクルアダクトの環化であり、それによってXが0で表
わされる場合の式■のアニュレート化ピリジンを生ずる
環化は、ジエチルエーテル、ヌジョール、又はポリ燐酸
のような溶媒中で、式■のアダクトを約り50℃〜約3
00℃(好ましくは200−270℃)の温度範囲に、
約0.1〜約3時間、及びより好ましくは25分〜60
分の範囲の時間に加熱することによって達成される。次
に反応混合物を約25℃に冷却し、生ずる沈殿生成物を
濾過によって集める。所望により、固体の沈殿を加速さ
せるために、ヘキサンのような炭化水素溶媒を反応混合
物に添加できる。
固体が冷却期間中に形成されない場合は、高沸点溶媒の
大部分を減圧下に除去し、生成物をこの技術で知られた
手法によって単離する。生成物を集めたら、これを炭化
水素溶媒中で洗い、空気乾燥する。Xが0で表わされる
場合の粗製アニュレート化ピリジンを、ω−アルカン酸
誘導体とのアルキル化反応に利用するか、又はXがSで
表わされる場合の式■のアニュレート化ピリジンをつく
るのに、これを利用できる。
構造■から明らかなように、ある非対称性芳香族アミン
から形成されるマイクルアダクトは、式■のアニュレー
ト化ピリジンを生ずる環化反応で位置異性体の混合物を
生じうる。これらの混合物を、分別結晶化やカラムクロ
マトグラフィのような、この技術で周知の方法によって
分離できる。
例えば、ヘインデル(Heindel)ら、J、 Me
d、 Chew。
11巻1218頁(1968年)で要約されているよう
に、3−クロロアニリンとジメチルアセチレンジカルボ
キシレートとの縮合と、それに続いて、得られたマイク
ルアダクトの環化は、メチル5−クロロ−4−ヒドロキ
シ−2−キノリンカルボキシレートとメチル7−クロロ
−4−ヒドロキシ−2−キノリンカルボキシレートとの
混合物を生し、これを酢酸からの分別結晶化によって分
離できる。
その代わりに、式V段階で分離されない異性体混合物を
式■混合物に添加してから、この技術で知られた分別結
晶化やカラムクロマトグラフィのような方法で分離でき
る。例えば、メチル5−シアノ−4・ヒドロキシ−2−
キノリンカルボキシレートとメチル7・シアノ−4−ヒ
ドロキシ−2−キノリンカルボキシレートとの混合物を
、上記のようにメチルブロモアセテートでアルキル化し
、生ずる5−及び7−シアノ位置異性体生成物の混合物
を、溶離剤として酢酸エチル/ヘキサンを使用して、シ
リカゲル上のフラッシュ・カラムクロマトグラフィによ
って分離できる。
環化反応でつくられる式■アニュレート化ピリジンを、
式■化合物の一つへの転化に先立って、シリカゲルクロ
マトグラフィや、メタノール、メタノール/水、又はD
MF/水のような溶媒からの再結晶なと、この技術で知
られた手法によって任意付加的に精製できる。
Xが0で表わされる場合の式■アニュレート化ピリジン
を利用して、XがSで表わされる場合の式Vアニュレー
ト化ピリジンを次のようにつくることができる。典型的
には、Xが0で表わされる場合の式のアニュレート化ピ
リジン約1当量を、例えばローソン試薬、P2S5/ピ
リジン等のようなチオカルボニル化試薬約0.5〜約1
.0当量と接触させる。典型的には、反応体を一緒に約
り℃〜約110℃、及びより好ましくは約り5℃〜約6
0℃の温度範囲で、約0.5時間〜約24時間にわたっ
てかきまぜる。反応は、典型的には乾燥溶媒中で、典型
的にはジメトキシエタンやTHFのようなエーテル中で
実施される。反応終了後、これを典型的には氷水で停止
させ、生成物を濾過、又は有機溶媒での抽出によって直
接に回収する。生ずる有機相を分離、乾燥し、減圧下に
蒸発させると、XがSで表わされる場合の所望のアニュ
レート化ピリジンを生ずる。この粗生成物を利用するか
、又はこれを再結晶やカラムクロマトグラフィのような
、この技術で知られた手法によって更に精製できる。
式■アニュレート化ピリジンを合成するための上記方法
は、R1がメトキシやエトキシのようなアルコキシ残基
によって表わされる場合の化合物を生ずる。このアニュ
レート化ピリジンは、ω−アルカン酸誘導体とのアルキ
ル化反応に直接利用でき、アルキル化反応終了後、適当
なカルボン酸誘導体を添加できる。その代わりに、塩基
性加水分解を行なって、メチル又はエチル残基を回収で
き、アルキル化反応の実施に先立って、この技術で知ら
れた手法によって、適当なカルボン酸誘導体をアニュレ
ート化ピリジンに添加できる。
穴口、■及び■で記述される本発明化合物類は、式■ア
ニュレート化ピリジンをつくるのに教示されたものと同
じ合成法を利用してもつくることができる。容易に明ら
かなように、Xが0で、Aがチオフェン残基の場合の式
■化合物類は、式■、■及び■の実体である。従って、
すぐ上に述べた適当な出発材料、反応条件、及び精製手
段の記述は、式Vアニュレート化ピリジンにも、また弐
■、■、■の化合物類にも、同じく適用可能である。
XがOで、nが1で表わされる場合の式I化合物類は、
次のようにつくられる。初めに、Xが0で表わされる場
合の式■で記述されるアニュレート化ピリジンを、Bが
C1,,6アルキル又はフェニル環のような保護基で表
わされ、Dが式■のとおりである場合の式Xで記述され
るプロピオール酸エステルとの付加反応にかける。
DCミC−(0゜B 式X この付加反応は、弐XIで記述される中間体を生ずる。
/C″C)I−(:O°8 弐XI 式中XはOであり、R1、D、及びAは式■で定義され
たとおりであり、またBは上記のとおりである。次に、
弐XI中間体を還元的水素添加にかけると、式Iの所望
化合物を生ずる。
当業者に明らかなように、アニュレート化ピリジンの非
反応性置換基が所望生成物中に現われるものに対応する
のが好ましい、R1をエステル誘導体又はアミド誘導体
で表わす時は、アニコレート化ピリジン出発材料上に適
当なカルボン酸誘導体を置くか、又は水素添加反応が終
了した後、これを付加できる。同様にR1を最終生成物
中で一〇Hで表わす場合は、プロピオール酸エステルと
の反応中に、これをC1−6アルキルのような適当な保
護基で保護すべきである。同様に、プロピオール酸エス
テルの保護基が所望の生成物中のR2置換基と同一でな
い場合は、水素添加反応終了後、この技術で知られた方
法を用いて、適当なR2置換基を式1のコア構造に添加
できる。
式■のアニュレート化とリジンと式Xのプロピオール酸
エステルとの付加反応は、この技術で知られた手法に従
)て達成できる。典型的には、アニュレート化ピリジン
を1〜2当量の塩基及び約1〜約2当量の式Xプロピオ
ール酸エステルと接触させる。反応体を約り0℃〜約9
0℃の温度範囲に、約1〜約48時間にわたって加熱す
る。適当な塩基はトリエチルアミンのようなトリアルキ
ルアミン、ナトリウムメトキシドのようなアルカリ金属
アルコレート、重炭酸ナトリウムと炭酸カリウムのよう
なアルカリ金属炭酸塩及び重炭酸塩を包含する。
反応はまた、典型的にはジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、第三
ブタノール、イソプロパツール、t−アミルアルコール
、ベンゼン等のような溶媒中で実施される。アルコール
が一般に好ましく、第三ブタノールが最も好ましい。
付加反応終了後、生成物は、典型的には溶媒を真空下に
蒸発させて回収される。生ずる油を、典型的には上記の
非水溶性溶媒の一つ、又はClIC+3やCH2Cl2
のような水素添加溶媒中に再溶解し、次いで鉱酸希水溶
液、塩基希水溶液、水、及び塩化ナトリウム飽和溶液で
次々に洗う。生ずる有機層を標準的な乾燥剤で屹燥し、
真空下に蒸発させると、式x1の粗製中間体を生ずる。
この粗製中間体をそれ以上精製せずに水素添加できる。
所望により、これを再結晶又はシリカゲル上のクロマト
グラフィで精製できる。
式XI中間体の還元的水素添加は、次のように達成され
る。中間体を低級アルキルアルコール、酢酸、酢酸エチ
ル又はテトラヒドロフランのような有機溶媒に溶解し、
遷移金属触媒、例えば木炭上のパラジウム1−10重量
%と接触させる。水素添加はH2ガス1−4気圧、好ま
しくは2−3気圧、20−30℃の温度範囲で行なわれ
る。水素1当量を消費したら反応を止める。触媒を濾過
によって除き、式Iの所望化合物を、この技術で知られ
た抽出などの手法によって回収する。また、シリカゲル
上のクロマトグラフィや酢酸エチル/ヘキサンのような
溶媒系からの再結晶など、この技術で知られた手法で精
製できる。
XがSで表わされ、nが1で表わされる場合の式■化合
物類は、次のようにつくられる。これらは典型的には、
Xが5で表わされる場合の式■で既述されたアニュレー
ト化ピリジンと式X■で記述されるアクリル酸誘導体と
のアルキル化反応を実施することによってつくられる。
DHC=CH−COR2 式X■ 式中R2とDは式Iで定義されたとおりであり、R2は
自=6アルキルのような適当な保護基で表わされる。
このアルキル化反応は、式Vアニュレート化ピリジンと
上記の式■ω−アルカン酸誘導体とのアルキル化反応と
同様に行なわれる。そのアルキル化反応でのように、R
1とR2がアミド又はエステル誘導体で表わされる時は
、この技術で知られた手法によって、これらを式■のコ
ア構造に付加するか、又は適当なR4及びR2置換基を
もフた反応体でのアルキル化を実施できる。式■の所望
化合物は、上に教示されたものと同様な方法で回収、精
製できる。
XがNHで表わされ、nが0ないし2−6の整数である
場合の弐■化合物類は、この技術で知られた手法を用い
てつくることができる。例えば、式■で既述されたω−
アルカン#誘導体と式x■で記述される活性化アニュレ
ート化ピリジンとのアルキル化反応を行なうことによっ
て、これらを調製できる。
式X■ 式中、Yは一5O2−C8H5、−5O3−C6H4−
CH3、−502−0−C8H4−CI、−Co−CC
l2又は−CO−CF3で表わされ、R1とAは式■で
定義されたとおりである。
式■活性化アニュレート化ピリジンと式■ω−アルカン
酸誘導体とのアルキル化反応は、式Vアニュレート化ピ
リジンと式■ω−アルカン酸誘導体とのアルキル化反応
について記述されたものと同様な方法で実施される。従
って、反応体類に対する適切な基準、適切な反応条件、
及び生ずる生成物の適当な単離精製法に間する記述は、
この反応に対しても等しく当てはまる。
このアルキル化反応は、Yが上に定義されたとおりて、
R1、R2、A、D及びnが式■に定義されたとおりの
場合の中間体を生ずる。
式X■ 所望の式I化合物は、中間体を加水分解反応にかけて、
活性基Yを除くことによって、式XIVの中間体からつ
くられる。この加水分解は、この技術で周知の手法を利
用して実施できる。例えば、中間体を典型的には、−a
硫酸又は90%硫酸のような強鉱酸約3〜約10当量と
接触させる。典型的には、酸の存在下に0℃〜約25℃
の温度範囲で0.5〜約3時間にわたって中間体をかき
まぜる。加水分解は、混ぜ物のない酸中で実施できる。
加水分解の終了後、弐Iの所望の化合物を水で停止させ
、有an溶媒で抽出するなと、この技術で周知の手法に
よって回収できる。メタノール/DMFのような溶媒系
からの再結晶、シリカゲル上のクロマトグラフィ、又は
イオン交換クロマトグラフィなと、この技術で知られた
手法によって精製できる。
所望により、Y、R,及びR2基を順序だてて除去でき
る。すなわち、Yを説明したように加水分解にかけるが
、R4とR2を無傷で残すなとの条件を見い出すことが
できる。次にエステル官能基を前に述へたとおりに(こ
の技術で知られた加水分解法で)除去できる。逆に、R
1とR2をこの技術で知られたとおりに優先的に除去し
、Y基を無傷で残し、次いでこれを上のように除去でき
る。
式xm活性化アニュレート化ピリジンは、この技術で周
知の手法を用いてつくられる。典型的には、XがOで表
わされる場合の式■で記述されろアニュレート化ピリジ
ンを、式 C式中Yは上に定義されたとおり]の活性化イソシアネ
ートと接触させる。不活性溶媒、好ましくはアセトニト
リル又はプロピオニトリル中で、50−150℃、好ま
しくはTo−110℃の温度で0.5−24時間、より
好ましくはl−16時間にわたって反応体を接触させる
。生ずる式xin活性化アニュレート化ピリジンをこの
技術で知られた手法で単離精製する。
その代わりに、式x■活性化アニュレート化ピリジンは
、X′bINHで表わされる場合の式■アニュレート化
ピリジンを、無水トリフルオロ酢酸又は塩化トリクロロ
アセチルのようなアシル化剤と接触させてつくることが
できる。生ずる生成物を、この技術で知られた手法によ
って単離精製できる。
XがNHで表わされる場合の式■アニュレート化ピリジ
ンは、その製法と同じくこの技術で知られている。ライ
ト(Wright)、5ynthesis 1058頁
(1984年)を参照。
XがNHで表わされ、nが1で表わされる場合の式■の
アニュレート化とリジンは、この技術で知られた方法に
よってつくられる。アルキル化反応は、XがNHで表わ
される場合の式Vで既述されたアニュレート化ピリジン
と、式x■で既述されたアクリル酸誘導体との間で行な
われる。このアルキル化は、XがNHで表わされ、nが
1、及びD、R1、R2及びAが式Iで定義されたとお
りの場合の所望の式I化合物を生ずる。アルキル化反応
は、式■アニュレート化ピリジンと既述の式■ω−アル
カン酸誘導体との間のアルキル化反応と同様な方法で実
施できる。同じく、化合物類を上に教示されたものと同
し方法で単離精製できる。他の反応経路でのように、R
1又はR2が所望のエステル又はアミド誘導体でない場
合は、適当なエステル又はアミド誘導体は、この技術で
周知の手法を用いて分子に付加できる。
〔発明の効果〕
式t−■化合物頚は励起的アミノ酸拮抗剤である。これ
らは、励起的アミノ酸がNMDA受容体複合体に対して
もつ効果に拮抗する。これらは、NMDA受容体複合体
上に位置するストリキニン非感受性グリシン結合部位に
優先的に結合する。これらは幾つかの病状の処置に有用
である。
虚血、低血糖症、及び外傷は、グルタメートとアスバー
テートの細胞外濃度を潜在的神経毒水準まで高めること
が示された。これらの拮抗剤は、高濃度のグルタメート
及びl又はアスパーテートを特徴とするこれらの症候群
や潜在的なその他の症候群において、神経保護的であろ
う。
化合物類は抗けいれん性を示し、てんかんの処置に有用
である。これらは大発作、小発作、精神運動発作、及び
自律性発作の処置に有用である。
これらの抗てんかん性状を例証する一つの方法は、DB
A/2ハツカネズミにおいて聴原性けいれんを阻止する
化合物の能力によるものである。
典型的には、1群6−8匹のDBA/2J聴原感受性ハ
ッカネズミに約0.旧μg〜約100μgの試験化合物
をtl与する。試験化合物は脳の側脳室へ脳内投与され
る。第二群のハッカネズミには、同量の対照食塩水を同
し経路から投与する。5分後、ハッカネズミを個々にガ
ラス容器に入れて、110デシベルの音響刺激に30秒
間露出させる。音響露出中に各ハツカネズミを発作活動
の兆候について観察する。対照群は試験化合物を投与さ
れた群より、統計的に高い発作発生率をもつであろう。
式I・■化合物類は、中枢神経系内に含まれる神経組織
が、虚血、低酸素、又は低血糖の条件に露出される時に
受けるti傷を予防ないし最少阻生するのに有用である
。このような虚血、低酸素、又は低血糖条件の代表的な
例は、心臓発作や脳血管系事故、−酸化炭素中毒、高イ
ンシュリン血症、心拍停止、溺死、窒息、脳又はを髄へ
の外傷に続く神経細胞損傷の減少、及び新生児低酸素外
傷を包含する。患者が受ける中枢神経系の損傷を化合物
類が効果的に最小限に抑えるためには、低酸素、虚血又
は低血糖条件の開始の24時間以内に化合物を患者に投
与すべきである。
化合物類はまた、ハンチントン病、アルツハイマー病、
老人性痴呆、I型ゲルタール酸血症、多梗塞性痴呆、及
び無調節発作と関連する神経細胞発作のような神経変性
病の処置に有用である。このような症状をもつ患者への
これらの化合物類の投与は、神経変性の進行を予防し、
また神経変性の発生率を低下しよう。
当業者に明らかなように、化合物類は疾病又は酸素や糖
の欠乏の結果として既に起きた中枢神経系の損傷を正す
ことはないであろう0本出願で使用される用語の「処置
」とは、それ以上の損傷を予防したり、それ以上の損傷
の発生率を遅らせたりする化合物類の能力を指している
化合物類は不安解消効果を示し、このため不安の処置に
有用である。これらの不安解消性は、子ラットの悲嘆に
よる発声を阻止する能力によって立証できる。この試験
は、子ラットが一緒に生れた子ラットたちから引き離さ
れる時に、超音波の音声を発する現象に基づいている。
不安解消剤がこれらの音声を阻止することが発見された
。試験法はカードナー−シー・アール(Gardner
、 C,R,)r子ラットの悲嘆による発声−一不安解
消剤の簡単な選別法J J、 Pharmacol、 
Methods14巻181−187頁(1985年)
、及びインセル(lnsel)ら、r子うット隔離時の
超音波鳴き声:ベンゾピレン受容体複合体による可能な
媒介J Pharmacol、8iochem、Bea
v。
24巻1263−1267頁(1986年)に記述され
ている。
化合物類は、鎮痛効果も示し、苦痛の制御に有用である
これらの治療的性状を現わすためには、化合物類は励起
的アミノ酸がNMDA受容体複合体に対してもつ効果を
抑制するのに十分な量で投与される必要がある。これら
の化合物類がこの拮抗効果を示す適量範囲は、処置され
る特定疾病、患者の病状の程度、患者、投与される特定
化合物、投与経路、及び患者における他の根底をなす病
状の存在等によって広範囲に変わりうる。典型的には、
化合物類は上に列挙された疾病又は症状の任意のものに
ついて1日当たり約0.1 mg/Jないし約50 m
g/kgの適量範囲で治療効果を示す。1日に複数回の
投与が望ましく、上に要約された症状に従って変わるで
あろう。
本発明化合物類は種々の経路から投与できる。
これらは経口投与の場合に有効である。化合物類は、非
経口的(すなわち皮下、静脈内、筋肉内、腹膜内、又は
鞘内)にも投与できる。
製剤組成物類は、この技術で知られた手法を用いて製造
できる。典型的には、化合物の拮抗量が製薬上受は入れ
られる担体と混合されよう。
経口投与には、化合物類はカプセル剤、丸薬、錠剤、ト
ローチ剤、溶融剤、散剤、懸濁液又は乳濁液のような固
体又は液体製剤に処方できる。固体単位適量形式は、例
えば表面活性剤、潤滑剤、及び乳糖、庶糖、及びコーン
スターチのような不活性充填剤を含有する通常のゼラチ
ン型カプセルであるか、又はこれらは持続放出製剤であ
りうる。
別の態様では、式I化合物類は、乳糖、アラビアゴム、
コーンスターチ又はゼラチンのような結合剤、ポテトス
ターチやアルギニン酸のような崩壊剤、及びステアリン
酸やステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤と組み合
わせた乳糖、庶糖、及びコーンスターチのような慣用の
錠剤基剤と共に錠剤化できる。液体製剤は、この技術で
知られたとおりに、懸濁剤、甘み剤、香料、及び防腐剤
をも含有できる水性又は非水性の製薬上受は入れられる
溶媒中に活性成分を溶解することによって調製される。
非経口投与には、化合#l類を製薬上受は入れられる担
体に溶解し、溶液又は懸濁液として投与できる。適当な
薬学担体の例は水、食塩水、デキストロース溶液、フル
クトース溶液、エタノール、又は動植物ないし合成起源
の油である。薬学担体は、この技術で知られたとおりに
、防腐剤、緩衝液等をも含有できる。化合物類を鞘内に
投与する時は、これらを、この技術で知られたとおりに
、脳を髄液に溶解できる。
本出願に使用される用語は以下のとおりである。
a)用語「患者」とは、例えばモルモット、ハツカネズ
ミ、ラット、猫、兎、犬、猿、チンパンジー、及び人間
のような温血動物のことである。
b)用語「処置」とは、患者の病気の進行を軽減、緩和
又は恢下させる化合物類の能力のことである。
C)用語「神経変性」とは、特定病状に特徴的な形で生
じ、脳損傷に至る神経細胞集団の漸進的死又は消滅のこ
とである。
この技術で知られたとおりに、化合物類を任意の不活性
担体と混和し、患者の血清、尿等における化合物濃度を
測定するために、実験室検定に利用できる。
神経変性病は、典型的にはNMDA受容体の喪−失と関
連している。このように、式r−IV化合物類を、医師
の神経変性病の診断の補助として、診断手順に利用でき
る。化合物類をこの技術で知られた手法によって同位元
素剤でラベルし、画像処理剤として利用できる。次に、
患者がN M [I A受容体数の減少を示すかどうか
、またその喪失の発生率を決定するために、これらを患
者に投与できる。
〔実施例〕
以下の実施例は本発明を更に例示するために提示されて
いる。これらは、いかなる形でも本発明を制限するもの
と考えられてはならない。
実施例1 本実施例の目的は、式■の7ニユレ一ト化ピ
リジン中間体の製法を例示するにある。
この同じ方法を用いるが、適当な出発材料を置換して、
式■、■及び■の化合物類も同じ手法によってつくるこ
とができる。
ヘインデルら、J、 Het、 CheIll、 19
66年、3巻222頁の手順に従って、メタノール40
0 ml中で精製アニリン(15,0g、 0.76モ
ル)をジメチルアセチレンジカルボキシレート(19,
8ml、 0.15モル)と反応させた0反応を18時
間還流してから、溶媒を蒸発させ、残留物をエーテルに
溶解し、0..5N HCI、水及び飽和NaClで次
々に洗うことによって仕上げた。
有機層をMgSO4で乾燥し、濃縮した。粗生成物を8
0/20ヘキサン/E tOAc中でシリカゲル上のり
aマドグラフィによって精製すると、マイクルアダクト
のジメチルアニリノフマレート29.14 gを1黄色
の油として生じた。
上でつくられるマイクルアダクトのジメチルアニリノフ
マレート(15,0g、 0.06モル)をジフェニル
エーテル(20倍量)に溶解し、269℃で45分間加
熱遣流した。室温に冷却後、ヘキサンを少量ずつ添加し
、生ずる沈殿物を濾過によって集めると、メチル4−ヒ
ドロキシ−2−キノリンカルボキシレート10.96 
g(0,054モル)を融点226−228℃の薄黄色
結晶として生じた。
実施例2 本実施例の目的は、式I化合物の−〇メチル
4−メトキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカル
ボキシレートの合成を例示するにある。
ふるい乾燥したヘキサン201て1回洗ったNaH(0
,35g+ 0.0073モル)を、ふるい乾燥したD
MF20mlに懸濁した。実施例1のとおりに調製され
たメチル4−ヒドロキシ−2−キニジンカルボキシレー
ト(1,25g、 0.0Of31モル)のDMF中の
懸濁液を少量ずつ加え、ガス発生を認めた。20分かき
まぜた後、DMFIOml中のメチル70モアセテート
(0,75ml。
0.0079モル)を滴加し、反応を一夜かきまぜた。
これを飽和NH4Clで停止させ、エーテル:酢酸エチ
ル1:1混合物で3回抽出した。有機層を1120と飽
和NaC1て洗い、Mg504て乾燥した。溶媒を蒸発
させると、オフホワイト色の固体を生し、これをJ\キ
サン/ E t、OA cから再結晶した。メチル4−
メトキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボキ
シレート1.10 g(65%)が融点+21−123
℃の白色結晶として得られた。
実施例3 本実施例の目的は、式Iの別の化合物の側鎖
R1とR2の操作による式■化合物の調製を例示するに
ある。
実施例2のとおりにSIl製されたメチル4−メトキシ
カルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボキシレート
(0,20g、 0.00073モル)の試料を、H2
0/MeOH中のIM Li0H(2,2if、 0.
0022モル)の添加によって加水分解した。18時間
かきまぜてから、MeOHを蒸発させ、生成物を820
に溶解し、IN MCIでpH2,6に酸性化し、それ
によって白色固体を沈殿させた。
濾過し、真空デシケータ中で乾燥後、4−カルボキシメ
チロキシ−2−キノリンカルボン酸の収flO,158
(83%)が得られた。融点は240℃(分解)であっ
た。
以下の実施例は、式■の追加化合物類の調製を例示する
ために使用されよう。
実施例44−カルボキシメチロキシ−6−メトキシ−2
−キノリンカルボン酸 実施例13の方法を用いるが、出発材料の一つとしてp
−メトキシアニリンを利用して、融点246℃(分解)
の白色固体として、表題化合物が得られた。
実施例54−カルボキシメチロキシ−6−クロロ−2−
キノリンカルボン酸 実施例1−3の方法を用いるが、出発材料として4−ク
ロロキノリンを代用して、融点260℃の白色固体とし
て表題化合物が得られた。
実施例64−カルボキシメチロキシ−5,7−ジクロロ
−2−キノリンカルボン酸 実施例13の方法を用いるが、出発tオ科の一つとして
3.5−ジクロロキノリンを代用して、融点n7°C(
分解)の白き同体として表81ヒ合物が得られた。
実施例7 メチル7−ジアツー4−メトキシカルボニル
メチロキシ−2−キノリンカルボキシレート、及び4−
カルボキシメチロキシ−5−シアノ−2−キノリンカル
ボン故 実施例1の方法を用いるが、3−7ミノベンゾニトリル
を代用して、メチル5−シアノ−4−ヒドロキシ−2−
キノリンカルボキシレートとメチル7−ジアツー4−ヒ
ドロキシ−2−キノリンカルボキシレートとのほぼ1:
1の混合物が得られた。これらの化合物類を分離せずに
、実施例2の記述のとおりにメチルブロモアセテートで
アルキル化すると、化合物類の混合物を生じ、これをシ
リカゲル上のフラッシュ・クロマトグラフィによって分
離した。融点+60−161℃のメチル5−シアノ−4
−メトキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボ
キシレートとメチル7−ジアツー4−メトキシカルボニ
ルメチロキシ−2−キノリンカルボキシレートが得られ
た。
玉の実施例3に記述のとおりにメチル5−シアノ−4−
メトキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボキ
シレートを処理すると、融点222−224℃の4−カ
ルボキシメチロキシ−5−シアノ−2−キノリンカルボ
ン酸を生じた。
実施例8 4−(3−カルボキシプロビロキシ)−2−
キノリンカルボン酸 実施例ト3の方法を用いるが、出発材料の一つとしてエ
チル4−ブロモブチレートを代用して、融点259℃(
分解)の白色固体として表題化合物が得られた。
実施例94・カルボキシメチロキシ−7−クロロ−2−
キノリンカルボン酸及び4−カルボキシメチロキシ−5
−クロロ−2−キノリンカルボン酸 実施例1の方法を用いるが、出発材料の一つとして3−
クロロアニリンを代用して、メチル7−クロロ−4−ヒ
ドロキシ−2−キノリンカルボキシレートとメチル5−
クロロ−4−ヒドロキシ−2−キノリンカルボキシレー
トとの混合物が得られた。純粋な化合物は、ヘインデル
ら、J、 Med、 CheL1968年、11巻12
18頁に記述されたように、酢酸中での差溶解度によっ
て得られた。
実施例2に述べたとおりに、精製されたメチル7−クロ
ロ−4−ヒドロキシ−2−キノリンカルボキシレートを
メチルブロモアセテートでアルキル化すると、メチル7
−クロロ−4−メトキシカルボニルメチロキシ−2−キ
ノリンカルボキシレートを融点153.5−154.5
℃の白色固体として生した。
実施例3に述べたとおりに、メチル7−クロロ−4−メ
トキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボキシ
レートをLiOHで処理すると、4−カルボキシメチロ
キシ−7−クロロ−2−キノリンカルボン酸を融点22
7−228℃(分解)の白色固体として生じた。
精製されたメチル5−クロロ−4−ヒドロキシ−2−キ
ノリンカルボキシレートを実施例2に述べたとおりにメ
チルブロモアセテートでアルキル化すると、メチル5−
クロロ−4−メトキシカルボニルメチロキシ−2−キノ
リンカルボキンレートを生ずる。
実施例3に述べたとおりに、メチル5−クロロ−4−メ
トキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボキシ
レートをLiOHで処理すると、4−カルボキシメチロ
キシ−5−クロロ−2−キノリンカルボン酸を生ずる。
実施例10 4−(2−カルポキシエチロキシ)−2−
キノリンカルボン酸 本実施例は、Xが0で、nが1の場合の式■化合物類の
合成を例示している。
メチル4−ヒドロキシ−2−キノリンカルボン酸レ−)
 (3,45g、 0.017モル)をt−ブタノール
50m1に懸濁し、次にトリエチルアミン1.0当量と
混和した。生ずる溶液に、メチルプロピオレート(2,
40m1.0.017モル)を加え、混合物を室温でか
きまぜた。1.5時間後、固体が沈毅し始め、反応混合
物を50℃で2時間加熱してから、室温に冷却し、周囲
温度で16時間かきまぜた。反応を水で停止させた。得
られた固体を濾過し、水で洗い、メタノール/水から再
結晶させると、乾燥後、融点130.0−130.8°
Cのメチル4−〈2−メトキシ−カルボニルエチレンオ
キシ〉−2−キノリンカルボキシレート(3,31g、
 0.012モル、58%)を生じた。
10%Pd/C触媒0.1gを含有する1:1酢酸エチ
ル/メタノール100 ml中に溶解されたメチル4−
(2−メトキシカルボニルエチレンオキシ)−2−キノ
リンカルボキシレート(1,0g+ 0.0035モル
)を、絶えずかきまぜながら45 psiで2.5時間
水素添加した。
触媒を濾過によって除去し、ろ液を蒸発させると白色固
体を生し、これをシリカゲルとのフラッシュ・クロマト
グラフィにかけ、60/40ノ\キサン/酢酸エチルで
?#離した。メチル4−(3−メトキシ力ルポニルエチ
ロキシ)−2−キノリンカルボキシレートが白色固体(
0,41g、 4+%)として得られた。
メチル4−(2−メトキシ力ルポニルエチロキシ)−2
−キノリンカルボキシレート(0,41g、 0.00
14モル)を)120/MeOH中で、IM Li0H
(3,6ml、 0.0036モル)の添加によって加
水分解した。18時間かきまぜた後、メタノールを蒸発
させ、残留物を水に溶解し、酢酸エチルで抽出し、過刺
量のHCI水溶液(最終pH= 1.5)に添加した。
生ずる沈殿物を濾過し、水洗、乾燥すると、所望化合物
を含有する白色固体を生した。固体を水にり濁し、0.
5N NaOHの注意ふがい添加によって溶解した。こ
の溶液を陰イオン交換樹脂カラムへの適用によって精製
し、H2OとHCC氷水溶液の溶離後、4−(2−カル
ポキシエチロキシ)−2−キノリンカルボン酸が得られ
る。
実施例114−カルボキシメチロキシ−7−メトキシ−
2−キノリンカルボン酸 実施例1−3の方法を用いるが、出発材料の一つとして
3−メトキシアニリンを利用して、表題化合物が融点2
59−261℃く分解)の白色固体として得られた。
実施例12 4−カルボキシメチロキシ−8−フルオロ
ー2−キノリンカルボン酸 実施例1−3の方法を用いるが、出発材料の一つとして
2−フルオロアニリンを利用して、表題化合物が融点2
+4−216℃(分解)の白色固体として得られた。
実施例13 4−カルボキシメチロキシ−8−クロロ−
2−キノリンカルボン酸 実施例13の方法を用いるが、出発材料の一つとして2
−クロロアニリンを利用して、表題化合物が融点215
−216”C(分解)のオフホワイト色の固体として得
られた。
実施例14 4−カルボキサミトメチロキシ−2−キノ
リンカルボキサミド 実施例3からの4−カルボキシメチロキシ−2−キノリ
ンカルボン酸を過剰量の塩化チオニルによって、室温で
、全固体が溶解し、カス発生が起こらなくなるまで処理
する。過剰量の塩化チオニルを真空下に除去し、残留物
をTHFに溶解する。過剰な濃アンモニア水溶液をTH
F溶液に添加し、1時間かきまぜる。反応混合物を水で
停止させ、0.58 HCI(pit 3.0)で弱酸
性にし、生ずる固体を濾過する。
固体を水洗乾燥後、表題化合物が得られる。
実施例15  n・プロピル4−プロビロキシカルボニ
ルメチロキシ−2・キノリンカルボキ シレート 本実施例の目的は、式I化合物のn−プロピル4−(l
−プロビロキシカルボニル)メチロキシ−2−キノリン
カルボキシレートの調製を例示するにある。
本実施例はまた、R1とR2がエステル側鎖で現わされ
る場合の式I化合物の製法をも例示している。
ジイソプロピルエチルアミン(5当量、0.007モル
)を含有するアセトニトリルに、4−カルボキシメチロ
キシ・2−キノリンカルボン酸(0,35g、 0.0
014モル)を溶解/懸濁した。ヨウ化プロピル(10
当量、1.3(3ml)を室温で加え、混合物を周囲温
度で80時間かきまぜた。アセトニトリルを蒸発によっ
て除去し、生ずる油をジエチルエーテルに溶解した。エ
ーテル溶液を0.1N HCI、水、塩化ナトリウム飽
和溶液で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥
剤を濾過によって除き、減圧下に溶媒蒸発後、残留物を
シリカゲル・フラッシュ・クロマトグラフィによって精
製した。n−プロピル4− (n−プロビロキシカルボ
ニル)メチロキシ−2−キノリン−カルボキシレート0
.37 g(0,0011% /l、、80%)が得ら
れた。
実施例164−カルボキシメチロキシ−2−キノリンカ
ルボン酸 本実施例の目的は、4−カルボキシメチロキシ−2−キ
ノリンカルボン酸を市販のキヌレン酸(4−ヒドロキシ
−2−キノリンカルボン酸)からつくる別の方法を例示
するにある。
NaH(油中30%、2.24 g、 0.046モル
)を各251量のふるい乾燥したヘキサンで2回洗い、
次にふるい乾燥DMF 35 mlで覆った。DMF 
45 ml中のキヌレン酸(4,0g、 0゜021モ
ル)の懸濁1夜を少量ずつ添加した。ガス発生が認めら
れた。懸濁液を60’Cに1時間加熱し、室温に冷却し
た後、DMF 40 ml中のエチルブロモアセテ−)
 (7,0g+ 0.042モル)を滴加した0反応を
室温で一夜かきまぜ、次に氷水で停止させ、E R20
で3回抽出した。有機層を水と飽j[INaclで逆洗
し、MgSO4で乾燥した。乾燥剤を除去し、Et20
を蒸発させると粗製油を生し、これを65/35ヘキサ
ン/EtOAcでのフラッシュ・クロマトグラフィによ
ってmuすると、所望のエトキシ−カルボニルメチル4
−エトキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボ
キシレート2.27 g(0,0063モル、30%収
率)を生じた。このtオ料(1,57g、 0.004
3モA)を、水51とIM LiOH15ml(0,0
15モル)を含有するEtOH60mlに溶解した。混
合物を室温で2.5時間かきまぜた。 EtO)1の大
部分を減圧下に除去し、残留物を水30 mlで希釈し
、混合物をlNHClでpl 2.0に調整した。生ず
る沈殿物を濾過し、水洗、乾燥すると、4−カルボキシ
メチロキシ−2−キノリンカルボン酸(0,76g、7
2%)を融点239−241℃の白色固体として生した
実施例177−ヒトロキシチエノ[3,2・h]ピリジ
ン−5−カルボン酸 実施例1の方法を用いるが、出発材料の一つとして3−
アミノチオフェン[シュタインコツ(Steinkop
f)及びリービヒ(Liebigs)、Ann、Che
m、 1914年、403巻45頁]を利用して、生成
物としてメチル7−ヒドロキシチェノ(3,2−b]コ
ピリジン5−カルボキシレートが得られろ。
メチル7−ヒドロキシチェノ[3,2−b]コピリジン
5−カルボキシレートの試料をIM LiOH水溶液2
.5当量の添加によって加水分解し、室温で16時間か
きまぜろ。水性反応混合物を酢酸エチルで2回抽出し、
IN HCI水溶液でpH2,0に酸性化する。生ずる
沈殿物を濾過し、水洗乾燥すると、7−ヒドロキシチェ
ノ[3,2−b]コピリジン5−カルボン酸を生ずる。
実施例187−カルボキシメチロキシチェノ[3,2−
b]コピリジン5−カルボン酸 実施例2又は3の方法を用いるが、出発材料の一つとし
てメチル7−ヒドロキシチェノ[3,2−b]コピリジ
ン5−カルボキシレートを代用すると、7−カルボキシ
メチロキシチェノ[3、2−11]]ピリジンー5−カ
ルボンを生ずる。
実施例194−ヒドロキシチェノ[2,3−blピリジ
ン−6〜カルボン酸 実施例Iの方法を用いるが、出発材料の一つとして2−
アミノチオフェン[クレム(Klemm)ら、J。
Org、 Chem、 1969年、34巻347頁]
を利用すると、メチル4−ヒドロキシチェノ[2,3−
h]コピリジン6−カルボキシレートを生ずる。
メチル4−ヒドロキシチェノ[2,3−blピリジン−
6−カルボキシレートの試料を団しi0H水溶液2.5
当量の添加によって加水分解し、室温で16時間かきま
ぜる。水性反応混合物を酢酸エチルで2回抽出し、IN
 MCI水溶液でpH2,0に酸性化する。生ずる沈殿
物を濾過し、水洗乾燥すると、4−ヒドロキシチェノ[
2,3−b]コピリジン6−カルボン酸を生ずる。
実施例204−カルボキシメチロキシチェノ[2,3−
b]コピリジン6−カルボン酸 実施例2と3の方法を用いるが、出発材料の一つとして
メチル4−ヒドロキシチェノ[2,3−b]コピリジン
6−カルボキシレートを利用すると、4−カルボキシメ
チル−オキシチェノ[2,3−bコピリジン−6−カル
ボン酸が得られる。
実施例21 ジメチル7−ヒドロキシチェノ[3,4−
blピリジン−3,5−ジカルボキシレート実施例1の
方法を用いるが、出発材料の一つとしてメチル3−アミ
ノ−2−チオフェンカルボキシレートを利用して、ジメ
チル7−ヒドロキシチェノ[3゜4−h コピリジン・
3,5−ジカルボキシレートが得られる。
実施例227−カルボキシメチロキシチェノ[3,4−
b]コピリジン3,5−ジカルボン酸 実施例21の生成物を使用し、実施例2と3の方法を用
いて、7−カルボキシメチロキシチェノ[3,4−bコ
ピリジン−3,5−ジカルボン酸が得られる。
実施例234−カルボキシメチロキシ−5,7−ジフル
オロ−2−キノリンカルボン酸 実施例1・3の方法を用いるが、出発材料の−っとして
3,5−ジフルオロアニリンを利用して、4−カルボキ
シメチロキシ−5,7−ジフルオロ・2−キノリンカル
ボン酸が得られる。
実施例244−カルボキシメチルチオ・2−キノリンカ
ルボン酸 3−メチル4−ヒドロキシ−2−キノリンカルホキシレ
ー)1当量を25倍量のTHFに懸fi/溶解し、冷水
tl(20−25℃)中に入れろ。この混合物に、2,
4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−
2,4−ジスホスフェタン−2,4−ジサルファイド(
ローソン試薬)0.6当量を数回に分けて添加する。反
応混合物は均質になり、晴赤色に変わった。短時間後、
固体が溶液から析出し始めた。この固体はメチル4(I
H)チオキノリン−2−カルボキシレートである。
実施例2と3の方法を用いるが、出発材料の一つとして
、上でつくられるメチル4(111)−チオキノリン−
2−カルボキシレートを利用して、4−カルボキシメチ
ルチオ−2−キノリンカルボン酸がつくられる。
実施例25 4−(2−カルボキシメチルチオ)キノリ
ン−2−カルボン酸 実施例24からのメチル4(IH)−チオキノリン−2
−カルホキシレー) (1,0当量)を、触媒量のエチ
ルジイソプロピルアミンを含有するMeOHに懸濁/溶
解する。この混合物にメチルアクリレート(3当Il)
を添加し、全体を3時間還流する。溶媒の大部分を真空
下に除去し、残留物を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶
させろと、メチル4−(2−メトキシカルボニルエチル
チオ)−キノリン−2−カルボキシレートを生ずる。
このメチル4−(2−メトキシカルボニルエチルチオ)
−キノリン・2−カルボキシレートをMeO)1/H2
0中のIM LiOH水溶液3当量の添加によって加水
分解し、室温でかきまぜる。16時間かきまぜた後、メ
タノールを蒸発させ、残留物を水で希釈し、酢酸エチル
で2回抽出する。水層をIN HCI水溶液の添加によ
ってpH1,5に酸性化し、得られる固体を濾過し、水
洗乾燥すると、4−(2−カルボキシエチルチオ)キノ
リン−2−カルボン酸を生ずる。
実施例264−カルボキシメチルアミノ−2−キノリン
カルボン酸 本実施例は、XがNHで表わされろ場合の式■化合物類
の製法を例示している。
ライト、5ynthesis 1984年、1058頁
の手順に従って、メチル4−ヒドロキシ−2−キノリン
カルホキシレー) (2,03g+ 0.01モル)と
p−トルエンスルホニルイソシアネート(1,97g、
 0.01モル)を、室温て、試薬等級アセトニトリル
中で混合した。不均質混合物を、CO3発生がやむまで
(約2−3時間)加熱還流した。この期間中に黄色の固
体が生成した。
室温に冷却後、黄色固体を濾過によって集め、アセトニ
トリルで洗い、乾燥すると融点264−265℃(分解
)のメチル4−(p−)ルエンスルホニルイミノ)−1
,4−ジヒドロキノリン−2−カルボキシレート(2、
93g、82%)を黄色固体として生した。
実施例2の方法を使用するが、出発材料の−っとしてメ
チル4(p−トルエンスルホニルイミノ)−1゜4−ジ
ヒドロキノリン−2−カルボキシレートを代用して、メ
チル4−(N−メトキシカルボニルメチルートplルエ
ンスルホニル)アミノ−2−キノリンカルボキシレート
が融点+86−189℃のオフホワイトpの固体として
得られた。
メチル4−(N−メトキシカルボニルメチル=N−p−
トルエンスルホニル)アミノ−2−キノリンカルボキシ
レート(1部)を0℃で、90%H2S04(7部)に
、よくかきまぜながら添加した。混合物が均質になった
ら、これを0℃で1時間かきまぜ、次に室温に温め、2
時間かきまぜた。反応混合物を氷上に注ぎ、生ずる水性
混合物を50%NaOHに続いてIN NaOHの添加
によってpH3,5に注意深く調整した。生成する沈殿
物をIM遇し、冷水で洗い、乾燥すると、4−カルボキ
ンメチルアミノ−2−キノリンカルボン酸を融点260
−261”Cの白色固体として生じた。
実施例27 カルボキシメチロキシ−7−フルオロ−2
−キノリンカルボン酸 実施例1の方法を用いるが、出発材料の一つとして3−
フルオロアニリンを利用して、メチル5−フルオロ−j
トヒトロキシ−2−キノリンカルボキシレートとメチル
7−フルオロ−4−ヒドロキシ−2・キノリンカルボキ
シレートとの混合物が生成物として得られた。純粋な7
−フルオロ異性体は、メタノールからの2回の再結晶に
よって得られた。
実施例2と3の方法を用いるが、出発材料の一つとして
精製メチル7−フルオ0−4−ヒドロキシー2−キノリ
ンカルボキシレートを利用して、カルボキシメチロキシ
−7−フルオロ−2−キノリンカルボン酸が融点251
−253℃く分解)の白色固体として得られた。
実施例2B2−(ジメチルアミノ)エチル5,7−ジク
ロロ−4−[2−(ジメチルアミノ)エチロキシ力ルポ
ニル]メチロキシ−2−キノリンカルボキシレート 実施例6からの4−カルボキシメチロキシ−5,7−シ
クロロー2−キノリンカルボン酸を室温で、全固体が溶
解され、カス発生が起こらなくなるまで、過剰量の塩化
チオニルで処理する。過剰な塩化チオニルを真空下に除
き、残留物をTHF試薬に溶解する。この懸濁γ夜/濱
液を約0゛Cに冷却し、よくかきまぜながら過剰なジメ
チルアミノエタノールを滴加する。反応を室温に温め、
16時間かきまぜろ。
反応混合物を冷たい5%重炭酸ナトリウム溶液で停止さ
せ、酢酸エチルで数回抽出する。有機抽出液を一緒にし
、水、NaCl飽和溶液で次々に洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。乾燥剤を濾過によって除き、酢酸エチル
を蒸発させると、2−(ジメチルアミノ)エチル5,7
−ジクロロ−4−[2−(ジメチルアミノ)エチロキシ
力ルポニル]メチロキシ−2−キノリンカルボキシレー
トを生ずる。
実施例294−カルボキシメチルアミノ−5,7−ジク
ロロ−2−キノリンカルボン酸 実施例2Gの方法を用いるが、実施例6がらのメチル5
,7−ジクロロ−4−ヒドロキシ−2−キノリンカルボ
キシレートを代用して、メチル5.7−ジクロロ−4−
(p−トルエンスルホニルイミノ)−1,4−ジヒドロ
キノリン−2−カルボキシレートが融点210−212
℃の黄色固体として得られた。
実施例2の方法を用いるが、出発材料の一つとしてメチ
ル5.7−ジクロロ−4−りp・トルエンスルボニルイ
ミノ)−1,4−ジヒドロキノリン−2−カルボキシレ
ートを代用して、メチル5,7−ジクロロ−4−(N−
メトキシカルボニルメチル−N−p−)ルエンスルホニ
ル)アミノ−2−キノリンカルボキシレートが融点15
9−1旧℃の固体として得られた。
実施例3の方法を用いるが、メチル5,7−ジクロロ−
4−(N−メトキシカル月てキシルメチル−N−)ルエ
ンスルホニル)アミノ−2−キノリンカルボキシレート
を代用して、5,7−ジクロロ−4−(N−カルボキシ
メチル−N−p−トルエンスルホニル)アミノ−2−キ
ノリンカルボン酸が固体として得られ、これを能率的に
かきまぜながら、0℃で90%112sO4(7−10
部)にン奈加した。混合物が均質になったら、溶液を室
温に温めながら、かきまぜを1時間続けた。次に、反応
混合物を氷上に注ぎ、生ずる冷たい水性混合物をIN 
NaOHの添加によって、pH3,0−3,5に注意深
く調整した。生成するオフホワイト色の沈殿物を線通し
、冷水で数回洗い、乾燥すると、融点265−270℃
(分解)の4−カルボキシメチルアミノ−5,7−ジク
ロロ−2−キノリンカルボン酸を生じた。
実施例304−カルボキシメチロキシ−6−トリフルオ
ロメチル−2−キノリンカルボン 酸 実施例1−3の方法を用いるが、出発材料の一つとして
4−アミノベンソトリフルオライトを代用して、表題化
合物が融点225−227℃(分解)の白色固体として
得られた。
実施例314−カルボキシメチロキシ−訃フルオロー2
−キノリンカルボン酸 実施例1−3の方法を用いるが、出発材料の一つとして
2−フルオロアニリンを代用して、表題化合物が融点2
14−216℃(分解)の白色固体として得られた。
実施例324−カルボキシメチロキシ−6,7−ジクロ
ロ−2−キノリンカルボン酸及び4−カルポキシメチロ
キシー5,6−ジクロロ−2−キノリンカルボン酸 実施例1の方法を用いるが、3.4−ジクロロアニlン
を代用して、メチル6.7−ジクロロ−4−ヒドロキシ
−2−キノリンカルボキシレートとメチル5,6−ジク
ロロ−4−ヒドロキシ−2−キノリンカルボキシレート
とのほぼl:1混合物が得られた。これらの化合物を分
離せず、実施例2に述べたとおりにメチルブロモアセテ
ートでアルキル化すると、化合物類の混合物を生し、こ
れらは酢酸エチルとヘキサンとの混合物を溶離剤として
使用して、シリカゲル上のフラッシュ・クロマトグラフ
ィによって分離された。メチル6.7−ジクロロ−4−
メトキシカルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボキ
シレート<i11点+90−192℃)が得られた。
精製されたメチルf3,7−ジクロロー4−メトキシカ
ルボニルメチロキシ−2−キノリンカルボキシレートを
実施例3に述べたとおりに処理すると、4−力ルポキシ
メチロキシ−〇、7−ジクロロー2−キノリンカルボン
酸を融点248−250℃(分解)の固体として生じた

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼式 I ▲数式、化学式、表等があります▼式II ▲数式、化学式、表等があります▼式III ▲数式、化学式、表等があります▼式IV [式中XはO、S、又はNHからなる群から選ばれる置
    換基で表わされ、nは0〜6の整数で表わされ、R_1
    とR_2は各々独立に−NR_3R_4、−OH、−O
    R_5、又は−OCH_2OCOR_6、及び−O−(
    CH_2)pNR_7R_8からなる群から選ばれる置
    換基で表わされ、ここでpは1〜4の整数であり、R_
    3とR_4は各々独立に水素又はC_1_−_6アルキ
    ルで表わされ、R_5とR_6は各々独立にC_1_−
    _6アルキル、フェニル、置換フェニル、又はアルキル
    フェニル置換基(ここでフェニル環は任意付加的に置換
    できる)で表わされ、R_7とR_8は独立にC_1_
    −_6アルキルで表わされるか、又は隣接の窒素原子と
    一緒にピペリジノ、モルホリノ、又はピロリジノ基で表
    わされ、Dは水素又はC_1_−_3アルキルで表わさ
    れ、またAは ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ で表わされ、Rは水素、OH、ハロゲン、CN、NO_
    2、C_1_−_6アルキル、C_1_−_6アルコキ
    シ、CF_3、OCF_3、COOR_3、及びCON
    R_3R_4(ここでR_3とR_4は各々独立に上に
    定義されたとおり)からなる群から選ばれる置換基で表
    わされる]の化合物類、製薬上受け入れられるその酸付
    加塩類、又は製薬上受け入れられるその塩基付加塩類。 2、Aが ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる、特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 3、Aが ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ で表わされる、特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 4、Xが0で表わされる、特許請求の範囲第1項に記載
    の化合物。 5、XがNで表わされる、特許請求の範囲第1項に記載
    の化合物。 6、XがSで表わされる、特許請求の範囲第1項に記載
    の化合物。 7、Rが7−クロロ置換基又は5,7−ジクロロ置換基
    又は水素で表わされる、特許請求の範囲第2項に記載の
    化合物。 8、特許請求の範囲第1項に記載の化合物の拮抗量を必
    要な患者に投与することを含めてなる、NMDA受容体
    複合体への励起アミノ酸の影響に拮抗する方法。 9、特許請求の範囲第1項に記載の化合物の抗てんかん
    量を必要な患者に投与することを含めてなる、てんかん
    の処置法。 10、特許請求の範囲第1項に記載の化合物の有効量を
    必要な患者に投与することを含めてなる神経変性病の処
    置法。 11、特許請求の範囲第1項に記載の化合物の有効量を
    必要な患者に投与することを含めてなる、脳組織への虚
    血性/低酸素性損傷の予防法。 12、特許請求の範囲第1項に記載の化合物の不安解消
    量を投与することを含めてなる、不安の処置法。 13、特許請求の範囲第1項に記載の化合物の鎮痛量を
    必要な患者に投与することを含めてなる、鎮痛効果を生
    じさせる方法。 14、不活性担体と混和されて有効量で存在する特許請
    求の範囲第1項に記載の化合物を含めてなる、特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。 15、不活性担体が製薬上受け入れられる担体である、
    特許請求の範囲第14項に記載の組成物。
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