JPH03110258A - アクセスフロアー構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、アクセスフロア−Ｓ造に関するものである
。さらに詳しくは、この発明は、床面段差部の発生を防
止した新しいアクセスフロア−構造に関するものである
。

（従来の技術） 従来より、オフィスのコンピュータルームや住宅等にお
いて、ユニット化した床材を自在に配置し、床下面に配
線や配管用の空間を形成してアクセスフロア−とするこ
とが行われてきている。

このアクセスフロア−は、たとえば第３図に示すことが
できるように、下面に空間が形成されるようにした床材
ベース（ア）の上に遮音シート（イ）を配設し、さらに
その上に表面木質ピース（つ）を配したユニット状床材
を隣接配管したものであり、床材ベース（ア）と遮音シ
ート（イ）、および表面木質ピース（つ）等の構成や素
材および形状には種々のものがある。

たとえばこのように構成されるアクセスフロア−は、床
下面の空間を配線、配管等のための空間として利用する
ことの自由度が大きく、床材ユニットの配置および取り
はすしが自在であるという特徴を有している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このアクセスフロア−は、床材ユニット
の配置および取りはすしが自在であることから明らかな
ように、実（サネ）を設けることができない、このため
、アクセスフロア−に、第４図に示したように、木質材
、石質材等の硬質材を使用する場合には、ユニット状床
材（１）下地の不陸や、製品の厚みバラツキ等によって
段差部（オ）が生じ、この段差部（オ）を解消すること
ができないという欠点がある。

このような段差部（オ）の発生は床機能を大きく損う原
因となるものであった。

この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来のアクセスフロア−の欠点を解消し、床面段
差部を発生させることのない新しいアクセスフロア−を
提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） この発明は、上記の課題を解決するものとして、アクセ
スフロア−を構成する床材と床材との隣接面の床表面か
ら略同一の位置に各々溝部を設け、一方の床材溝部に挿
入した係合片を双方の溝部へ係合させ、またこれを一方
の溝部へ移行自在としてなることを特徴とするアクセス
フロア−構造を提供する。

（作　用） この発明の、アクセスフロア−構造においては、床材ユ
ニットの隣接面で、かつ床表面からの高さ位置を略同一
とした対向溝内で係合片を移動させ、これを隣接床材双
方に装着し、またこれを脱着することを自在としている
ので、床表面での段差部の発生は抑制することができる
。また、床材の取りはずしも従来と同様に可能である。

（実施例） 以下、図面に沿って実施例を示し、さらに詳しくこの発
明のアクセスフロア−構造について説明する。

第１図は、この発明の構造を、床施工の手順として示し
たものである。この第１図に示したように、たとえば、 ＜ａ＞　　床材ベース（１）および遮音シート（２）さ
らに表面木質ピース（３）からなるユニット状床材（４
）の他の床材との隣接面の特定の位置、すなわちこの例
においては遮音シート（２）の位置に切込み溝（５）を
設ける。

＜ｂ＞　　この切込み７ｉ！（５）に鉄板等の剛性係合
片（６）を差し込み、移動自在に収納する。

＜ｃ＞　　別の床材（４′〉をｌ１ｌｉｌ接させる。こ
の床材（４′）には、床材（４）の切込み清（５）と対
向し、床表面からの高さ位置（ｈ）が略同一の位置に切
込み溝（５′）を設けておく、この状態で床材（４） （４′）を隣接させることでこの発明のアクセスフロア
−Ｉｌｌｌ造となる。

＜ｄ＞　　上記＜ｃ＞の状態で、実際に床面を構成する
場合には、たとえば床上面に配置したマグネット（７）
を用いて係合片（６）を移動させ、係合片（６）が、両
方の隣接切込み溝（５）（５’）に係合するようにする
。

これによって実（サネ）が形成され、床面の段差部が生
じることはない。

＜ｅ＞　　床材（４′）を取りはずす場合には、マグネ
ット（７）を用いて係合片（６）を−方の切込み溝（５
）内に戻し、 ＜ｆ＞　　たとえば吸盤（８）等を用いて、床材（４′
）を取りはずせばよい。

以上の例では、具体的にはマグネット（７）による係合
片（６）の移動を行っているが、もちろんこれに限られ
ることはない、その他の適宜な手段によって可能である
。たとえば、第２図（ａ）（ｂ）に示したように、表面
木質ピース（３）の目地部に隙間（１ｏ）を設け、ここ
にビン（１１）を、必要に応じて折込みビン（１２）と
ともに係合片（６）に結合させて配置する。ビン（１１
）の移動によって係合片（６）が移動し、上記の＜ｄ＞
の状態と同様に係合片（６）が双方の切込み７１１（５
）（５’）に係合するようにすることができる。目地部
の利用によって、ビン（１１）の存在を目立たないよう
にすることができる。

この場合にも、係合片（６）の移動によって実（サネ）
が形成されるので、床面での段差部の発生は抑えられる
。

なお、切込み溝（５）（５’　）、係合片（６）の配置
位置にもその態様は様々可能であり、表面木質ピース（
３）の表面部に係合片を設けるようにしてもよい。

また床材＜４）（４’）の構成についても何ら限定はな
い、様々な態様が可能である。

（発明の効果） この発明によって、以上詳しく説明したように、アクセ
スフロア−としての配置および取りはすしの自由度が大
きいという特長を生かし、しかもその欠点である段差部
発生を抑止することのできる新しいアクセスフロア−の
構造が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の構造例をアクセスフロア−の施工
手順として示した断面図である。第２図（ａ＞（ｂ）は
、各々、別の例を示した平面図と断面図である。 第３図は従来のアクセスフロア−を例示した斜視図であ
り、また、第４図は、従来の欠点を示した断面図である
。 １・・・床材ベース ２・・・遮音シート ３・・・表面木質ピース ４．４′・・・床　　材 ５．５′・・・切込み消 ６・・・係　　合　　片 ７・・・マグネット ８・・・吸　　　　盤 ０・・・隙　　　　間 １・・・ビ　　　　ン ２・・・折込みビン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アクセスフロアーを構成する床材と床材との隣接
   面の床表面から略同一の位置に各々溝部を設け、一方の
   床材溝部に挿入した係合片を双方の溝部へ係合させ、ま
   たこれを一方の溝部へ移行自在としてなることを特徴と
   するアクセスフロアー構造。