JPH031093Y2 - - Google Patents

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JPH031093Y2
JPH031093Y2 JP10762885U JP10762885U JPH031093Y2 JP H031093 Y2 JPH031093 Y2 JP H031093Y2 JP 10762885 U JP10762885 U JP 10762885U JP 10762885 U JP10762885 U JP 10762885U JP H031093 Y2 JPH031093 Y2 JP H031093Y2
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solid plate
strip
exhaust gas
radiant wall
disposed
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は塗装ライン等において、ストリツプを
均一に加熱するための加熱装置に関する。
(従来の技術) 従来の塗装ラインの加熱装置として、(株)化学工
業社発行「改訂・増補 乾燥編」221頁、222頁に
示されているような装置が一般的に知られてい
る。
即ち第2図に示す装置は、蒸気ヒーター7をス
トリツプ1の下面に複数配列し、蒸気ヒーター7
によりストリツプ1に塗装した塗料を乾燥するも
ので、第3図に示す装置は、熱風循環吹付け式
で、熱風は蒸気加熱器を通つて加熱された後、多
数の吹出しノズル8より、高速でストリツプ1の
上下面に吹き付けて塗料を乾燥するもので、第4
図に示す装置は、赤外線ヒーター10にてストリ
ツプ1に塗布された塗料を乾燥するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来技術の問題点として、蒸気ヒーターの熱に
よりストリツプを乾燥させる装置では、蒸気ヒー
ターの熱は、乾燥炉内の気体の自然対流によつ
て、ストリツプ表面の塗料を乾燥するため、乾燥
速度が遅く、乾燥量を増加するためには、乾燥炉
の炉長を長くする必要がある。
又、熱風を吹き付けて、ストリツプ表面の塗料
を乾燥する装置では、対流熱伝達により乾燥速度
は速いが、ストリツプ表面の塗料が乾燥していな
いときに、ストリツプ表面に熱風を吹付けると、
塗料によつてはストリツプの表面に風紋および発
泡現象が生じる恐れがあり、吹付け速度が限定さ
れ、乾燥量を増加するためには炉長を長くする必
要がある。又、赤外線ヒーターを使用する装置で
は、乾燥速度のコントロールがスムーズに行なえ
るという利点はあるが、ランニングコストが高
い。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、塗装されたストリツプ表面の塗料を
乾燥する加熱装置において、ストリツプ1面に対
向して輻射壁3を配設し、該輻射壁3の外方に通
気性固体板5を配設し、かつ通気性固体板5の下
流側に熱交換器6を配設する。一方通気性固体板
5と輻射壁3間にバーナー2を配設する。
(作用) 加熱装置内搬送されたストリツプ1を、前記加
熱装置内に配設したバーナー2にて輻射壁3を加
熱し、加熱した輻射壁3からの輻射熱で間接加熱
する。この時バーナー2の燃焼排ガスは、熱交換
器6の外方に配設した排ガスダクト(図示しな
い)により、加熱装置外へ排出する。
即ち、バーナー2の火炎および排ガスにて、輻
射壁3を加熱する際、火炎および排ガスは、熱交
換器6の外方に配設した排ガスダクトにより、排
ガスダクト側へ吸引されようとするが、熱交換器
6とバーナー2間に、通気性固体板5を配設して
いるため、この通気性固体板5が抵抗体となつ
て、輻射壁3と通気性固体板5間で前記排ガスが
均圧化され、輻射壁3を均一に加熱する。
次に均圧化された排ガスは、通気性固体板5の
気孔により、通気性固体板5面から均一に排出す
る。この時通気性固体板5からの固体輻射によ
り、輻射壁3を均一に加熱すると同時に加熱効率
も向上する。一方通気性固体板5を通過した排ガ
スは、通気性固体板5の外方に配設した熱交換器
6を加熱して、排ガスの顕熱を回収し、排ガスダ
クトを介して排出する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図で
ある。
第1図において、加熱装置に搬送されたストリ
ツプ1に対向して輻射壁3を配設し、該輻射壁3
の外方に通気性固体板5を配設する。次に通気性
固体板5の外方に、熱交換器6を配設するととも
に、前記輻射壁3と通気性固体板5間にバーナー
2を配設する。
即ちバーナー2より発生する火炎および排ガス
にてストリツプ1面に配設した輻射壁3を加熱
し、その輻射壁3の輻射熱により、ストリツプ1
を加熱する。この時火炎および排ガスは、熱交換
器6の外方に配設した排ガスダクト(図示しな
い)に吸引されるため、火炎および排ガスは、排
ガスダクト側へ流れようとして、輻射壁3を均一
に加熱することができない。
しかし本考案は、輻射壁3の外方に通気性固体
板5を配設しているため、通気性固体板5が抵抗
体となつて、排ガスは、輻射壁3と通気性固体板
5間で均圧化され、輻射壁3を均一に加熱すると
ともに、通気性固体板5からの固体輻射により、
輻射壁3の加熱効率も向上する。
一方通気性固体板5の気孔より排ガスは均等に
排出し、通気性固体板5の外方に配設した熱交換
器6にて、排ガスの顕熱を回収して、排ガスダク
トを介して加熱装置外へ排出する。
(考案の効果) 以上のように本考案の加熱装置は、バーナーに
よりストリツプ面の塗料を乾燥することを実現し
たもので、ストリツプの乾燥時間が短かく、炉長
を短かくできるため設備費が安く、輻射壁による
間接加熱のため、熱風吹付時に発生する風紋およ
び気泡が発生しない。又赤外線ヒーターによる乾
燥に比べて、ランニングコストが安い。以上のよ
うに本考案による実用的効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図、
第2図は蒸気ヒーターを用いた従来の加熱装置の
説明図、第3図は熱風循環吹付による従来の加熱
装置の説明図、第4図は赤外線ヒーターによる従
来の加熱装置の説明図である。 1……ストリツプ、2……バーナー、3……輻
射壁、4……燃焼室、5……通気性固体板、6…
…熱交換器、7……蒸気ヒーター、8……熱風吹
付けノズル、9……熱風循環ダクト、10……赤
外線ヒーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストリツプ1を乾燥する加熱装置において、ス
    トリツプ1面に対向して輻射壁3を配設し、該輻
    射壁3の外方に通気性固体板5を配設し、かつ該
    通気性固体板5の下流側に、熱交換器6を配設す
    るとともに、前記輻射壁3と通気性固体板3間
    に、バーナー2を配設したことを特徴とするスト
    リツプの輻射加熱装置。
JP10762885U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH031093Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10762885U JPH031093Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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JP10762885U JPH031093Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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Publication Number Publication Date
JPS6217377U JPS6217377U (ja) 1987-02-02
JPH031093Y2 true JPH031093Y2 (ja) 1991-01-14

Family

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