JPH0330864A - 金属板の塗装乾燥炉 - Google Patents
金属板の塗装乾燥炉Info
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- JPH0330864A JPH0330864A JP16375689A JP16375689A JPH0330864A JP H0330864 A JPH0330864 A JP H0330864A JP 16375689 A JP16375689 A JP 16375689A JP 16375689 A JP16375689 A JP 16375689A JP H0330864 A JPH0330864 A JP H0330864A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、金属板の塗装乾燥炉に係り、特に１８０°Ｃ
〜３００°Ｃにて塗膜乾燥を行なう塗装乾燥炉に関する
。
〜３００°Ｃにて塗膜乾燥を行なう塗装乾燥炉に関する
。
［従来の技術］
従来の鋼板用塗装乾燥炉は、熱風を鋼板まわりに吹付け
る強制対流方式が一般的である。これは、溶剤の蒸発を
促進するため、雰囲気蒸気圧を常時低く保つ必要がある
ことによる。
る強制対流方式が一般的である。これは、溶剤の蒸発を
促進するため、雰囲気蒸気圧を常時低く保つ必要がある
ことによる。
［発明が解決しようとする課題］
然しながら、従来の強制対流方式による塗装乾燥炉には
、下記■、■の問題点がある。
、下記■、■の問題点がある。
■加熱能力が熱風の吹付は速度に依存するものの、吹付
は速度を上げることは塗装面の保護からして問題かある
ため、加熱効率に限界がある。
は速度を上げることは塗装面の保護からして問題かある
ため、加熱効率に限界がある。
■塗装面の上部から乾燥硬化するため、塗膜内に気泡か
残り、品質上問題となる。
残り、品質上問題となる。
本発明は、金属板の塗装乾燥炉において、簡素な構成に
より、加熱効率の向上と、塗膜乾燥晶質の向上を図るこ
とを目的とする。
より、加熱効率の向上と、塗膜乾燥晶質の向上を図るこ
とを目的とする。
［課題を解決するための手段コ
本発明は、熱風吹出しヘッダの吹出し部から吹出される
熱風を金属板に吹付けるように構成した金属板の塗装乾
燥炉において、熱風吹出しヘッダの金属板塗装面に相対
する部分を、遠赤外線、牧射材料にて形成したものであ
る。
熱風を金属板に吹付けるように構成した金属板の塗装乾
燥炉において、熱風吹出しヘッダの金属板塗装面に相対
する部分を、遠赤外線、牧射材料にて形成したものであ
る。
［作用］
本発明にあっては、従来の強制対流方式の限界を補うた
め、塗料中の有機物が遠赤外線を選択的に吸収すること
に着目し、熱風吹出し ヘッダのヘッダ本体部、及びノズル部等の金属板塗装面
に相対する部分を、遠赤外線放射材料にて形成した。
め、塗料中の有機物が遠赤外線を選択的に吸収すること
に着目し、熱風吹出し ヘッダのヘッダ本体部、及びノズル部等の金属板塗装面
に相対する部分を、遠赤外線放射材料にて形成した。
従来の熱風吹出しヘッダでは遠赤外線を放射しないため
、放射加熱効果は殆ど期待できない。これに対し、本発
明にあっては、遠赤外線放射材料にて形成された熱風吹
出しヘッダのヘッダ本体部、又はノズル部等を、該ヘッ
ダを通過する熱風にて加熱し、該遠赤外線放射材料から
遠赤外線を放射せしめる。この遠赤外線は、金属板塗装
面に向けて放射せしめられ、塗料中の有機物に吸収され
て該塗料を加熱せしめ、この熱を金属板へ伝達せしめる
ことにて、金属板の加熱効率を大幅に向上可能とする。
、放射加熱効果は殆ど期待できない。これに対し、本発
明にあっては、遠赤外線放射材料にて形成された熱風吹
出しヘッダのヘッダ本体部、又はノズル部等を、該ヘッ
ダを通過する熱風にて加熱し、該遠赤外線放射材料から
遠赤外線を放射せしめる。この遠赤外線は、金属板塗装
面に向けて放射せしめられ、塗料中の有機物に吸収され
て該塗料を加熱せしめ、この熱を金属板へ伝達せしめる
ことにて、金属板の加熱効率を大幅に向上可能とする。
即ち、本発明にあっては、（Ａ）熱風吹出しヘッダから
吹出される熱風による対流加熱方式と、（Ｂ）上記（Ａ
）の熱風を熱源として加熱される遠赤外線放射材料から
放射される遠赤外線による放射加熱方式との併用により
、金属板の塗装面を乾燥するものである。
吹出される熱風による対流加熱方式と、（Ｂ）上記（Ａ
）の熱風を熱源として加熱される遠赤外線放射材料から
放射される遠赤外線による放射加熱方式との併用により
、金属板の塗装面を乾燥するものである。
従って、本発明によれば、下記■〜■の作用かある。
■対流加熱方式に放射加熱方式を加えることにより、加
熱効率を大幅に向上できる。
熱効率を大幅に向上できる。
■熱風吹出しヘッダのへツタ本体部、又はノズル部等の
金属板塗装面に相対する部分を遠赤外線放射材料にて形
成するのみで構成でき、該遠赤外線放射材料の熱源は対
流加熱のために移動している熱風を利用できるから、構
成簡素である。
金属板塗装面に相対する部分を遠赤外線放射材料にて形
成するのみで構成でき、該遠赤外線放射材料の熱源は対
流加熱のために移動している熱風を利用できるから、構
成簡素である。
■遠赤外線放射焼付により、塗装面の内部から乾燥硬化
することができ、塗膜内に気泡を残すことなく、塗膜乾
燥品質を向上できる。
することができ、塗膜内に気泡を残すことなく、塗膜乾
燥品質を向上できる。
［実施例コ
第１図は本発明の一実施例に係る塗装乾燥炉を示す模式
図、第２図は第１図の熱風吹出しヘッダを示す模式図、
第３図は第２図の要部を示す断面図である。
図、第２図は第１図の熱風吹出しヘッダを示す模式図、
第３図は第２図の要部を示す断面図である。
塗装乾燥炉１０は炉体１０Ａの内部に熱風吹出しへツタ
１１を有して構成され、該ヘッダ１１は鋼板１２の通板
ラインの上下に設けられ該鋼板１２の表裏の塗装面を加
熱乾燥可能とする。
１１を有して構成され、該ヘッダ１１は鋼板１２の通板
ラインの上下に設けられ該鋼板１２の表裏の塗装面を加
熱乾燥可能とする。
Ｐす風吹出しへツタ１１は、ヘッダ本体部１１Ａとノズ
ル部１１Ｂを備えるとともに、熱風取入口１３を備える
。これにより、熱風吹出しへツタ１１は、熱風をヘッダ
本体部１１Ａに循環的に供給する状１）Ｆて、該熱風を
ノズル部１１Ｂから鋼板１２まわりに吹付ける。鋼板１
２まわりに吹付けられた熱風は、循環ダクト１４にて炉
外に出て、再加熱後、再び取入口１３よりヘッダ１１へ
１共手合される。
ル部１１Ｂを備えるとともに、熱風取入口１３を備える
。これにより、熱風吹出しへツタ１１は、熱風をヘッダ
本体部１１Ａに循環的に供給する状１）Ｆて、該熱風を
ノズル部１１Ｂから鋼板１２まわりに吹付ける。鋼板１
２まわりに吹付けられた熱風は、循環ダクト１４にて炉
外に出て、再加熱後、再び取入口１３よりヘッダ１１へ
１共手合される。
然るに、塗装乾燥炉１０にあっては、熱風吹出しへツタ
１１のヘッダ本体部１１Ａ、又はノズル部ＬＩＢ等の鋼
板１２の塗装面に相対する部分を、塗料の選択吸収能に
優れた遠赤外線放射材料にて形成している。
１１のヘッダ本体部１１Ａ、又はノズル部ＬＩＢ等の鋼
板１２の塗装面に相対する部分を、塗料の選択吸収能に
優れた遠赤外線放射材料にて形成している。
この時、遠赤外線放射材料としては、例えばステンレス
鋼表面に特殊酸化処理により酸化被膜を生しさせたもの
が用いられる。
鋼表面に特殊酸化処理により酸化被膜を生しさせたもの
が用いられる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例にあっては、遠赤外線放射材料にて形成され
た熱風吹出しへツタ１１のヘッダ本体部１１Ａ、又はノ
ズル部１１Ｂ等を、該ヘッダ１１を通過する熱風にて加
熱し、該遠赤外線放射材料から遠赤外線を放射せしめる
。この遠赤外線は、鋼板塗装面に向けて放射せしめられ
、塗料中の有機物に吸収されて該塗料を発熱せしめ、こ
の発熱を鋼板１２へ熱伝達せしめることにて、鋼板１２
の加熱効率を大幅に向上可能とする。
た熱風吹出しへツタ１１のヘッダ本体部１１Ａ、又はノ
ズル部１１Ｂ等を、該ヘッダ１１を通過する熱風にて加
熱し、該遠赤外線放射材料から遠赤外線を放射せしめる
。この遠赤外線は、鋼板塗装面に向けて放射せしめられ
、塗料中の有機物に吸収されて該塗料を発熱せしめ、こ
の発熱を鋼板１２へ熱伝達せしめることにて、鋼板１２
の加熱効率を大幅に向上可能とする。
即ち、上記実施例にあっては、（Ａ）熱風吹出しへツタ
１１から吹出される熱風による対流加熱方式と、（Ｂ）
上記（Ａ）の熱風を熱源として加熱される遠赤外線放射
材料から放射される遠赤外線による放射加熱方式との併
用により、鋼板１２の塗装面を乾燥するものである。
１１から吹出される熱風による対流加熱方式と、（Ｂ）
上記（Ａ）の熱風を熱源として加熱される遠赤外線放射
材料から放射される遠赤外線による放射加熱方式との併
用により、鋼板１２の塗装面を乾燥するものである。
従って、上記実施例によれば、下記■〜■の効果がある
。
。
■対流加熱方式に放射加熱方式を加えることにより、加
熱能力を大幅に同上できる。
熱能力を大幅に同上できる。
■熱風吹出しへツタ１１のヘッダ本体部１１Ａ、及びノ
ズル部１１Ｂ等の鋼板塗装面に相対する部分を遠赤外線
放射材料にて形成するのみで構成でき、該遠赤外線放射
材料の熱源は対流加熱のために移動している熱風を利用
できるから、熱効率が良く、構成簡素である。
ズル部１１Ｂ等の鋼板塗装面に相対する部分を遠赤外線
放射材料にて形成するのみで構成でき、該遠赤外線放射
材料の熱源は対流加熱のために移動している熱風を利用
できるから、熱効率が良く、構成簡素である。
■遠赤外線放射焼付により、塗装面の内部から乾燥硬化
することができ、塗膜内に気泡を残すことなく、塗膜乾
燥品質を向上できる。
することができ、塗膜内に気泡を残すことなく、塗膜乾
燥品質を向上できる。
尚、本発明者の実験結果によれば、片面塗装シート鋼板
について、遠赤外線放射加熱のみにより、強制対流加熱
の８０％の加熱効率が得られることが認められた。即ち
、遠赤外線放射材料の加熱源として ３００°Ｃの熱風
を利用する時、この遠赤外線放射材料からの放射エネル
ギ及び熱風による加熱により上記鋼板を２００°Ｃ程度
まで昇温できる。
について、遠赤外線放射加熱のみにより、強制対流加熱
の８０％の加熱効率が得られることが認められた。即ち
、遠赤外線放射材料の加熱源として ３００°Ｃの熱風
を利用する時、この遠赤外線放射材料からの放射エネル
ギ及び熱風による加熱により上記鋼板を２００°Ｃ程度
まで昇温できる。
［発明の効果］
以上のように本発明によれば、金属板の塗装乾燥炉にお
いて、簡素な構成により、加熱効率の向上と、塗膜乾燥
品質の向上を図ることができる。
いて、簡素な構成により、加熱効率の向上と、塗膜乾燥
品質の向上を図ることができる。
第１図は本発明の一実施例に係る塗装乾燥炉を示す模式
図、第２図は第１図の熱風吹出しヘッダを示す模式図、
第３図は第２図の要部を示す断面図である。 １０・・・塗装乾・操炉、 １１・・・熱風吹出しヘッダ、 １１Ａ・・・ヘッダ本体部、 １１Ｂ・・・ノズル部。 １２・・・鋼板。
図、第２図は第１図の熱風吹出しヘッダを示す模式図、
第３図は第２図の要部を示す断面図である。 １０・・・塗装乾・操炉、 １１・・・熱風吹出しヘッダ、 １１Ａ・・・ヘッダ本体部、 １１Ｂ・・・ノズル部。 １２・・・鋼板。
Claims (1)
- （１）熱風吹出しヘッダの吹出し部から吹出される熱風
を金属板に吹付けるように構成した金属板の塗装乾燥炉
において、熱風吹出しヘッダの金属板塗装面に相対する
部分を、遠赤外線放射材料にて形成したことを特徴とす
る金属板の塗装乾燥炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16375689A JPH0330864A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 金属板の塗装乾燥炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16375689A JPH0330864A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 金属板の塗装乾燥炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0330864A true JPH0330864A (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=15780105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16375689A Pending JPH0330864A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 金属板の塗装乾燥炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0330864A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5308171A (en) * | 1992-06-22 | 1994-05-03 | Nsk Ltd. | Axle bearing unit with rotational speed sensor |
| JP2006192861A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Noritake Co Ltd | 可撓性ポリイミド金属積層板の製造方法および装置 |
| JP4734198B2 (ja) * | 2006-08-29 | 2011-07-27 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | 原紙ロール交換装置及び原紙ロール交換方法 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16375689A patent/JPH0330864A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5308171A (en) * | 1992-06-22 | 1994-05-03 | Nsk Ltd. | Axle bearing unit with rotational speed sensor |
| JP2006192861A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Noritake Co Ltd | 可撓性ポリイミド金属積層板の製造方法および装置 |
| JP4550594B2 (ja) * | 2005-01-17 | 2010-09-22 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 可撓性ポリイミド金属積層板の製造方法および装置 |
| KR101247397B1 (ko) * | 2005-01-17 | 2013-03-25 | 가부시키가이샤 노리타케 캄파니 리미티드 | 가요성 폴리이미드 금속 적층판의 제조 방법 및 장치 |
| JP4734198B2 (ja) * | 2006-08-29 | 2011-07-27 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | 原紙ロール交換装置及び原紙ロール交換方法 |
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