JPH03107746A - 電気化学発光検出用容器 - Google Patents
電気化学発光検出用容器Info
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- JPH03107746A JPH03107746A JP24345089A JP24345089A JPH03107746A JP H03107746 A JPH03107746 A JP H03107746A JP 24345089 A JP24345089 A JP 24345089A JP 24345089 A JP24345089 A JP 24345089A JP H03107746 A JPH03107746 A JP H03107746A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、被検溶液を絶縁性平板と光透過性平板との
間隙で保持して、被検溶液の所要量を少なくしたととも
に、光路長を短くして、検出感度の向上を図った電気化
学発光検出用容器に関するものである。
間隙で保持して、被検溶液の所要量を少なくしたととも
に、光路長を短くして、検出感度の向上を図った電気化
学発光検出用容器に関するものである。
抗原抗体反応における、抗原に固定された発光性物質の
発光が、抑制される現象を利用して、その時の発光量の
測定による種々の抗体の定量的測定等、電気化学発光検
出に用いられる検出用容器１として、第２図に示すよう
なものがある。すなわち、発光性物質を包含した被検溶
液２の入る筒状容器３の底壁３ａ内面の部分に、面電極
であって表面が反射鏡面である作用電極ＷＥを形成する
とともに、作用電極ＷＥと対峙する筒状容器３の内周面
３ｂの部分に、作用電極ＷＥと一定の間隔Ｇをもって、
一部にスリット部分Ｓを有するほぼ帯環状の面電極であ
って表面が反射鏡面である対電極ＣＥを形成して成るも
のである。そして、作用電極ＷＥには、対電極ＣＥのス
リット部分Ｓを通って筒状容器３の上端縁３Ｃに至る細
長いリード部分ＷＥ−１が形成され、対電極ＣＥには、
作用電極ＷＥ側のリード部分ＷＥ−１に平行して筒状容
器３の上端縁３Ｃに至る細長いリード部分ＣＥ−１が形
成されている。
発光が、抑制される現象を利用して、その時の発光量の
測定による種々の抗体の定量的測定等、電気化学発光検
出に用いられる検出用容器１として、第２図に示すよう
なものがある。すなわち、発光性物質を包含した被検溶
液２の入る筒状容器３の底壁３ａ内面の部分に、面電極
であって表面が反射鏡面である作用電極ＷＥを形成する
とともに、作用電極ＷＥと対峙する筒状容器３の内周面
３ｂの部分に、作用電極ＷＥと一定の間隔Ｇをもって、
一部にスリット部分Ｓを有するほぼ帯環状の面電極であ
って表面が反射鏡面である対電極ＣＥを形成して成るも
のである。そして、作用電極ＷＥには、対電極ＣＥのス
リット部分Ｓを通って筒状容器３の上端縁３Ｃに至る細
長いリード部分ＷＥ−１が形成され、対電極ＣＥには、
作用電極ＷＥ側のリード部分ＷＥ−１に平行して筒状容
器３の上端縁３Ｃに至る細長いリード部分ＣＥ−１が形
成されている。
検出用容器１を用いて電気化学発光の検出を行うには、
リード部分ＷＥ−１、ＣＥ−１にクリップ等の接続手段
４を介してパルス電圧発生器５（例えば、ファンクシラ
ン・ジェネレータとボテンシオスタットから構成されて
いる。）を接続し、また、検出用容器ｌの上方開口の直
上に、検出用容器１内からの光りを受光し、受光量の強
弱をグラフまたは数字等で表示する光検出装置６（例え
ば、フォトマルチプライヤ等の光検出器と、プリアンプ
と、パルスカウントと、オシログラフ等の信号出力器か
ら構成されている。）を設置する。
リード部分ＷＥ−１、ＣＥ−１にクリップ等の接続手段
４を介してパルス電圧発生器５（例えば、ファンクシラ
ン・ジェネレータとボテンシオスタットから構成されて
いる。）を接続し、また、検出用容器ｌの上方開口の直
上に、検出用容器１内からの光りを受光し、受光量の強
弱をグラフまたは数字等で表示する光検出装置６（例え
ば、フォトマルチプライヤ等の光検出器と、プリアンプ
と、パルスカウントと、オシログラフ等の信号出力器か
ら構成されている。）を設置する。
そして、被検溶液２をその液面が対電極ＣＥを越える位
置まで検出用容器１内に入れ、パルス電圧発生器５を操
作して、作用電極ＷＥと対電極ＧＥの間に所定のパルス
電圧を印加する。パルス電圧の印加によって被検溶液２
中に含まれている発光性物質が発光し、その発光量は光
検出装置６で所定単位に換算され、グラフまたは数字等
で表示される。
置まで検出用容器１内に入れ、パルス電圧発生器５を操
作して、作用電極ＷＥと対電極ＧＥの間に所定のパルス
電圧を印加する。パルス電圧の印加によって被検溶液２
中に含まれている発光性物質が発光し、その発光量は光
検出装置６で所定単位に換算され、グラフまたは数字等
で表示される。
なお、電気化学発光検出用容器１で使用される被検溶液
２は、抗原抗体反応が行われる、緩衝液を含有する水溶
液を含むが、その抗原としては、各種の蛋白質、ポリペ
プチド、多糖体、脂質、核酸等を対象とすることができ
、その発光性物質としては、ルミノール、ピレン、アン
トラセン、ルブレンおよびこれらの誘導体等を用いるこ
とができる。また、抗原への発光性物質の固定は、通常
の架橋剤を用いて行う。
２は、抗原抗体反応が行われる、緩衝液を含有する水溶
液を含むが、その抗原としては、各種の蛋白質、ポリペ
プチド、多糖体、脂質、核酸等を対象とすることができ
、その発光性物質としては、ルミノール、ピレン、アン
トラセン、ルブレンおよびこれらの誘導体等を用いるこ
とができる。また、抗原への発光性物質の固定は、通常
の架橋剤を用いて行う。
この従来技術においては、検出用容器１は、筒状容器３
であって、その底壁３ａ内面と内周面３ｂとで被検溶液
２を保持している。それゆえ、被検溶液２を多く用意し
なければならないという課題がある。また、この従来技
術においては、作用電極ＷＥの近傍で生じた発光しは、
検出用容器１内の被検溶液２の中を通って光検出装？！
！６に達するが、作用電極ＷＥの近傍から光検出装ｙ１
６までの距離が長い、それゆえ、光検出装置６の受光面
での受光量（照度）は、光源たる発光性物質までの距離
の二乗に逆比例するために、少ない。したがって、この
従来技術においては、検出感度が十分ではないという課
題がある。
であって、その底壁３ａ内面と内周面３ｂとで被検溶液
２を保持している。それゆえ、被検溶液２を多く用意し
なければならないという課題がある。また、この従来技
術においては、作用電極ＷＥの近傍で生じた発光しは、
検出用容器１内の被検溶液２の中を通って光検出装？！
！６に達するが、作用電極ＷＥの近傍から光検出装ｙ１
６までの距離が長い、それゆえ、光検出装置６の受光面
での受光量（照度）は、光源たる発光性物質までの距離
の二乗に逆比例するために、少ない。したがって、この
従来技術においては、検出感度が十分ではないという課
題がある。
この発明は、このような従来技術の課題を解決する目的
でなされたものである。
でなされたものである。
〔課題を解決するための手段］
上記課題を解決するための手段を、実施例に対応する第
１図を用いて以下、説明する。この発明は、縦方向の一
対のスペーサ１１を介して絶縁性平板１２と光透過性平
板１３とが間隙をもって対向、固定されているとともに
、絶縁性平板１２の対向面に作用電極ＷＥと対電極ＣＥ
とが間隙をもって縦方向に配置されているものである。
１図を用いて以下、説明する。この発明は、縦方向の一
対のスペーサ１１を介して絶縁性平板１２と光透過性平
板１３とが間隙をもって対向、固定されているとともに
、絶縁性平板１２の対向面に作用電極ＷＥと対電極ＣＥ
とが間隙をもって縦方向に配置されているものである。
このように構成されたものにおいては、被検溶液は、絶
縁性平板１２と光透過性平板１３との間隙で保持される
。また、作用電極ＷＥの近傍で生じた発光は、光透過性
平板１３を通って、少ない光路長さで光検出装置６に達
する。
縁性平板１２と光透過性平板１３との間隙で保持される
。また、作用電極ＷＥの近傍で生じた発光は、光透過性
平板１３を通って、少ない光路長さで光検出装置６に達
する。
［実施例〕
第１図はこの発明の一実施例を示す図である。
第１図において、１１は縦方向の一対のスペーサ、１２
は絶縁性平板、１３は光透過性平板、ＷＥは作用電極、
ＣＥは対電極である。スペーサ１１は、アクリル・スチ
レン・塩化ビニル・シリコン・エポキシ・ふっ素各樹脂
等のものが用いられ、その大きさは、例えば、幅１．０
×高さ２０．ＯＸ厚さ０．１ｍｍである。
は絶縁性平板、１３は光透過性平板、ＷＥは作用電極、
ＣＥは対電極である。スペーサ１１は、アクリル・スチ
レン・塩化ビニル・シリコン・エポキシ・ふっ素各樹脂
等のものが用いられ、その大きさは、例えば、幅１．０
×高さ２０．ＯＸ厚さ０．１ｍｍである。
絶縁性平板１２は、アクリル・スチレン・エポキシ・ふ
っ素各樹脂等のものが用いられ、その大きさは、例えば
、輻１５．ＯＸ高さ２０．ＯＸ厚さ３．０ｍである。
っ素各樹脂等のものが用いられ、その大きさは、例えば
、輻１５．ＯＸ高さ２０．ＯＸ厚さ３．０ｍである。
光透過性平板１３は、発光波長域において光透過性の高
い材質が好ましく、発光物質にもよるが、例えば、可視
光域の発光物質では、ガラスやアクリル樹脂等が用いら
れ、その大きさは、例えば、幅１５．ＯＸ高さ２０．Ｏ
Ｘ厚さ１．Ｏｍｍである。
い材質が好ましく、発光物質にもよるが、例えば、可視
光域の発光物質では、ガラスやアクリル樹脂等が用いら
れ、その大きさは、例えば、幅１５．ＯＸ高さ２０．Ｏ
Ｘ厚さ１．Ｏｍｍである。
作用電極ＷＥは、光透過性平板１３と対向する絶縁性平
板１２の対向面に形成された、導電性材料、好ましくは
白金、金、銀等の酸化還元電位の高い金属の蒸着厚膜、
スパッタ膜、印刷膜または仮であって、その大きさは、
例えば、幅１Ｏ８０■×高さ１０．ＯｎｍＸ厚さ５０μ
ｍである。作用電極ＷＥの一部には、絶縁性平板１２の
側面から突出され、かつ、クリップ等の接続手段が接続
されるリード部分ＷＥ−１が形成されている。
板１２の対向面に形成された、導電性材料、好ましくは
白金、金、銀等の酸化還元電位の高い金属の蒸着厚膜、
スパッタ膜、印刷膜または仮であって、その大きさは、
例えば、幅１Ｏ８０■×高さ１０．ＯｎｍＸ厚さ５０μ
ｍである。作用電極ＷＥの一部には、絶縁性平板１２の
側面から突出され、かつ、クリップ等の接続手段が接続
されるリード部分ＷＥ−１が形成されている。
対電極ＣＥは、光透過性平板１３と対向する絶縁性平板
１２の対向面に、作用電極ＷＥと一定の間隔をもって形
成された、導電性材料、好ましくは白金、金、銀等の酸
化還元電位の高い金属の蒸着厚膜、スパッタ膜、印刷膜
または板であって、その大きさは、例えば、幅１０．ｏ
ｍｍＸ高さ６、ＯｓＸ厚さ５０μｍである。対電極ＣＥ
の一部には、絶縁性平板１２の側面から突出され、かつ
、クリップ等の接続手段が接続されるリード部分ＣＥ−
１が形成されている。作用電極ＷＥまたは対電極ＣＥは
、面電極である。
１２の対向面に、作用電極ＷＥと一定の間隔をもって形
成された、導電性材料、好ましくは白金、金、銀等の酸
化還元電位の高い金属の蒸着厚膜、スパッタ膜、印刷膜
または板であって、その大きさは、例えば、幅１０．ｏ
ｍｍＸ高さ６、ＯｓＸ厚さ５０μｍである。対電極ＣＥ
の一部には、絶縁性平板１２の側面から突出され、かつ
、クリップ等の接続手段が接続されるリード部分ＣＥ−
１が形成されている。作用電極ＷＥまたは対電極ＣＥは
、面電極である。
スペーサ１１によって、絶縁性平板１２と光透過性平板
１３とは一定間隔をもって一体となり、検出用容器ｌＯ
が形成される。なお、スペーサ１１の一方は、絶縁性で
あって、リード部分ＷＥ−１，ＣＥ−１に対応する凹部
１１Ａが形成されている。
１３とは一定間隔をもって一体となり、検出用容器ｌＯ
が形成される。なお、スペーサ１１の一方は、絶縁性で
あって、リード部分ＷＥ−１，ＣＥ−１に対応する凹部
１１Ａが形成されている。
検出用容器１０は、上部開口部１０Ａと下部開口部１０
Ｂを有する平行容器である。
Ｂを有する平行容器である。
検出用容器１０に被検溶液を供給するには、被検溶液が
入っている容器に検出用容器１０を立てると、絶縁性平
板１２と光透過性平板１３との間隙が狭いために、毛管
現象が生じ、これによって被検溶液は、下部開口部１０
Ｂから絶縁性平板１２と光透過性平板１３との間隙を上
がる。したがって間隙の狭い平行容器であっても、被検
溶液の供給に支障は生じない。そして、被検溶液が入っ
ている容器から検出用容器ｌＯを引き上げるが、表面張
力によって、被検溶液は絶縁性平板１２と光透過性平板
１３との間に保持されている。
入っている容器に検出用容器１０を立てると、絶縁性平
板１２と光透過性平板１３との間隙が狭いために、毛管
現象が生じ、これによって被検溶液は、下部開口部１０
Ｂから絶縁性平板１２と光透過性平板１３との間隙を上
がる。したがって間隙の狭い平行容器であっても、被検
溶液の供給に支障は生じない。そして、被検溶液が入っ
ている容器から検出用容器ｌＯを引き上げるが、表面張
力によって、被検溶液は絶縁性平板１２と光透過性平板
１３との間に保持されている。
検出用容器ｌＯは、筒状容器ではなく、間隙の狭い平行
容器であるため、被検溶液の所要量は少なくて済む。
容器であるため、被検溶液の所要量は少なくて済む。
作用電極ＷＥの近傍で生じた発光は、光透過性平板１３
を通って、少ない光路長さで光検出装置６に達する。光
透過性平板１３側に障害物はないので、光透過性平板１
３と光検出装置６とは極めて接近できる。それゆえ、光
検出装置６の受光面での受光量（照度）が増大し、その
検出感度は向上する。
を通って、少ない光路長さで光検出装置６に達する。光
透過性平板１３側に障害物はないので、光透過性平板１
３と光検出装置６とは極めて接近できる。それゆえ、光
検出装置６の受光面での受光量（照度）が増大し、その
検出感度は向上する。
以上説明してきたように、この発明は、縦方向の一対の
スペーサを介して絶縁性平板と光透過性平板とが間隙を
もって対向、固定されているとともに、該絶縁性平板の
対向面に作用電極と対電極とが間隙をもって縦方向に配
置されているものである。それゆえ、被検溶液は絶縁性
平板と光透過性平板との間隙で保持され、また、光路長
は短い。
スペーサを介して絶縁性平板と光透過性平板とが間隙を
もって対向、固定されているとともに、該絶縁性平板の
対向面に作用電極と対電極とが間隙をもって縦方向に配
置されているものである。それゆえ、被検溶液は絶縁性
平板と光透過性平板との間隙で保持され、また、光路長
は短い。
したがって、この発明によれば、被検溶液の所要量は少
なくて済むとともに、検出感度は向上するという効果が
得られる。
なくて済むとともに、検出感度は向上するという効果が
得られる。
第１図はこの発明の一実施例を示す図で、（ａ）は平面
図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は斜視図、第２図は従来の
技術を示す図で、（ａ）は断面図、（ｂ）は斜視概略図
である。 １１・・・スペーサ、１２・・・絶縁性平板、１３・・
・光透過性平板、ＷＥ・・・作用電極、ＣＥ・・・対電
極箱 図 （（１） （Ｃ） （ｂ） ＣＥ−１
図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は斜視図、第２図は従来の
技術を示す図で、（ａ）は断面図、（ｂ）は斜視概略図
である。 １１・・・スペーサ、１２・・・絶縁性平板、１３・・
・光透過性平板、ＷＥ・・・作用電極、ＣＥ・・・対電
極箱 図 （（１） （Ｃ） （ｂ） ＣＥ−１
Claims (1)
- １、縦方向の一対のスペーサを介して絶縁性平板と光透
過性平板とが間隙をもって対向、固定されているととも
に、該絶縁性平板の対向面に作用電極と対電極とが間隙
をもって縦方向に配置されている電気化学発光検出用容
器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24345089A JPH03107746A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 電気化学発光検出用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24345089A JPH03107746A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 電気化学発光検出用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03107746A true JPH03107746A (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=17104065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24345089A Pending JPH03107746A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 電気化学発光検出用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03107746A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992015009A1 (en) * | 1991-02-19 | 1992-09-03 | Tdk Corporation | Method of analyzing electrochemiluminescent substance and apparatus therefor |
| US5240863A (en) * | 1991-02-19 | 1993-08-31 | Tdk Corporation | Method of measuring immunoreactant using electrochemiluminescence |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP24345089A patent/JPH03107746A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992015009A1 (en) * | 1991-02-19 | 1992-09-03 | Tdk Corporation | Method of analyzing electrochemiluminescent substance and apparatus therefor |
| US5240863A (en) * | 1991-02-19 | 1993-08-31 | Tdk Corporation | Method of measuring immunoreactant using electrochemiluminescence |
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