JPH03105374A

JPH03105374A - 定着装置

Info

Publication number: JPH03105374A
Application number: JP24227489A
Authority: JP
Inventors: Hidetoshi Aoki; 青木　英俊
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1989-09-20
Filing date: 1989-09-20
Publication date: 1991-05-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明はたとえば、電子複写機に備えられる定着装置に
関する。

（従来の技術）一般に、この種の定着装置は加熱ローラに加圧ローラを
圧接してなり、これら加熱ローラと加圧ローラとの間に
画像転写ずみの用紙を通過させることにより、画像を定
着させるようになっている。

また、上記加熱ローラには剥離爪が当接され、この剥離
爪により加熱ローラに巻き付いた用紙を剥離するように
なっている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来においては、上記剥離爪をバネの力
により、強制的に加熱ローラに当接させていたため、加
熱ローラに対する剥離爪の当接力が強過ぎ加熱ローラの
表面を傷付け、あるいは、加熱ローラの表面のコーティ
ング層を磨耗させるといった問題があった。

また、バネを必要とするため、部品点数が大となり、コ
スト高にもなるという問題があった。

そこで、本発明は加熱ローラに対し剥離部材を適切な力
で当接でき、また、部品点数の少ない安価な定着装置を
提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明は上記課題を解決するため、加熱ローラとこの
加熱ローラに圧接される加圧ローラとの間に画像が転写
された被転写材を通過させることにより画像を定着させ
る定着装置において、前記加熱ローラに自重により当接
され、該加熱ローラに巻き付く被転写材を剥離させる剥
離部材を備えたことを特徴とし、また、加熱ローラに先
端部を接離自在に当接させ該加熱ローラに巻き付く被転
写材を剥離させる剥離部材と、この剥離部材の先端部が
上記搬送面に突出しないように上記加熱ローラからの離
間幅を規制する規制部材とを具備したことを特徴とする
ものである。

（作　用）加熱ローラに対し剥離部材をその自重により、当接させ
ることにより、適切な力で当接できるようにし、また、
剥離部材の先端部が被転写材の搬送面に突出しないよう
に加熱ローラからの離間幅を規制することにより、剥離
部材の先端部が被転写材に強く摺接しないようにした。

（実施例）以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
。

第２図は複写機を示すもので、図中１は複写機本体であ
る。この複写機本体１内には感光ドラム２が回転自在に
設けられ、前記感光ドラム２の周囲部にはその回転方向
に沿って順次、帯電チャージャ−３、露光部４、現像器
５、転写、剥離チャージャー６．７、クリーニング装置
８および除電器９が配設されている。

また、上記複写機本体１の略中央部には搬送路１０が設
けられ、この搬送路１０には用紙Ｐの搬送方向に沿って
順次、給紙ローラ１１、レジストローラ１２、上記転写
、剥離チャージャ−６，７、搬送ベルト１８、定着装置
１３および排出ロ−ラ１４が配設されている。

また、上記複写機本体１内の上部側には原稿台２１にセ
ットされた原稿を露光する光学系２２が設けられている
。前記光学系２２は第１および第２のキャリッジ２３．
２４、レンズ２５および反射ミラー２６によって構成さ
れている。

前記第１のキャリッジ２３には露光ランプ２７、第１の
反射ミラー２８が搭載され、前記第２のキャリッジ２４
には第２および第３の反射ミラー２９．３０が搭載され
ている。

さらに、上記複写機本体１の一側部には給紙カセット１
５．１６が挿脱自在に装着され、他側部には排紙トレイ
１７が設けられている。

ところで、上記定着装置１３は第１図に示すように、矢
印方向に回転する加熱ローラ３１を備え、この加゛熱ロ
ーラ３１の内部には加熱ランプ３２が設けられている。

また、前記加熱ローラ３１の上部には加圧ローラ３３が
圧接されている。この加圧ローラ３３は゛装置カバー３
４によってカバーされている。

上記カバー３４には人口ガイド３５が取り付けられてい
る。

また、上記加熱ローラ３１と加圧ローラ３３の排紙側に
は排紙ガイド兼剥離爪ホルダ３６が設けられている。そ
して、この排紙ガイド兼剥離爪ホルダー３６には剥離部
材としての剥離爪３７が支軸３８を介して回動自在に取
り付けられている。

また、上記分離爪３７の下部側には錘３９が取り付けら
れ、このＭｌ３９により自重によって剥離爪３７が支軸
３８を中心として時計方向に回動し、その先端部を上記
加熱ローラ３１の表面に当接させている。

また、上記排紙ガイド兼剥離爪ホルダ３６には規制部材
としてのストッパ４ｏが設けられ、このストッパ４０に
より、剥離爪３７の上方への回動量を規制し、その先端
部を加圧ローラ２３と加熱ローラ２１４の接触接線すな
わち、用紙搬送而Ｘより上方へ回動させないようになっ
ている。

しかして、画像形或時には図示しない露光ランブ２７に
より原稿に光が走査され、原稿からの反射光が第１乃至
第３の反射ミラー２８，２９．３０を介してレンズ２５
に送られ、さらに、このレンズ２５を通過したのち、反
射ミラー２６を介して、感光ドラム２の表面に結像され
る。感光ドラム２の表面は帯電チャージャ−３により帯
電されており、原稿の静電潜像が形成される。この静電
潜像は感光ドラム２の回転により現像器５に送られ、こ
の現像器５で現像される。

一方、このときには、給紙カセット１５または１６から
給紙ローラ１１により用紙Ｐが取出され、レジストロー
ラ１２で整位されたのち、感光ドラム２と転写チャージ
ャー６との間に送られ、画像が転写される。この画像が
転写された用紙Ｐは剥離チャージャー７の作用により感
光ドラム２から剥離される。そして、この剥離された用
紙Ｐは定着装置１３に送られてその加熱ローラ３１と加
圧ローラ３３間を通過することにより画像が定着される
。このとき、加熱ローラ３１と加圧口ーラ３３間を通過
する用紙Ｐは加熱ローラ３１に巻き付こうとするが、こ
の用紙Ｐは剥離爪３７により加熱ローラ３１から剥離さ
れる。この剥離された用紙Ｐは、排紙ローラ１４を介し
て排紙トレイ１７上に排紙される。

上述したように、剥離爪３７をその自重により、加熱ロ
ーラ３１に当接させるため、加熱ローラ３１に対し剥離
爪３７が過度の力て当接することがなく、加熱ローラ３
１を傷つけたり、コーテング層を磨耗させるといったこ
とはない。

また、定着時に、加熱ローラ３ｌと加圧ローラ３３間で
用紙Ｐが詰まった場合には、用紙Ｐを引き出して取り出
す必要があるが、このときには、用紙Ｐと剥離爪３７が
接触し、剥離爪３７が上方へ回動する。しかし、剥離爪
３７は一転破線で示すように僅かに回動ずると、ストツ
バ３０に当接し回動が規制される。したがって、剥離爪
３７の先端部が用紙Ｐに強く摺接してトナーを付着する
こともなく、次の用紙Ｐを汚すこともない。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、加熱ローラに対
し、剥離部材が過度な力で当接することがなく、加熱ロ
ーラを傷つけたり、表面のコーテング層を磨耗させると
いったことがなく、加熱ローラを長寿命化できる。

また、従来のように、バネ部材を必要とすることがない
ため、部品手数が削減し、コストを低減できるという効
果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は定着装
置を示す構成図、第２図は電子複写機を示す概略的構成
図、第３図は分離爪を示す平面図、第４図は分離爪が回
動した状態を示す説明図である。３１・・・加熱ローラ、３３・・・加圧ローラ、Ｐ・・
・用紙（披転写材）　３７・・・剥離爪（剥離部材）、
Ｘ・・・搬送面。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加熱ローラとこの加熱ローラに圧接される加圧ロ
ーラとの間に画像が転写された被転写材を通過させるこ
とにより画像を定着させる定着装置において、前記加熱
ローラに自重により当接され、前記加熱ローラから被転
写材を剥離させる剥離部材を備えたことを特徴とする定
着装置。
（２）加熱ローラとこの加熱ローラに圧接される加圧ロ
ーラとの間に画像が転写された被転写材を搬送面に沿っ
て通過させることにより画像を定着させる定着装置にお
いて、前記加熱ローラに先端部を接離自在に当接させ該
加熱ローラから被転写材を剥離させる剥離部材と、この
剥離部材の先端部が上記搬送面に突出しないように上記
加熱ローラからの離間幅を規制する規制部材とを具備し
たことを特徴とする定着装置。