JPH03102644A - 光情報処理装置 - Google Patents

光情報処理装置

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JPH03102644A
JPH03102644A JP1237185A JP23718589A JPH03102644A JP H03102644 A JPH03102644 A JP H03102644A JP 1237185 A JP1237185 A JP 1237185A JP 23718589 A JP23718589 A JP 23718589A JP H03102644 A JPH03102644 A JP H03102644A
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JP
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center
optical
inclination
light spot
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JP1237185A
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English (en)
Inventor
Osamu Koyama
理 小山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0946Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for operation during external perturbations not related to the carrier or servo beam, e.g. vibration

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,光ディスクあるいは光磁気ディスクなどの記
録媒体上に微小な光スポットを結像して光学的に情報を
記録/再生するようにした光情報処理装置に関するもの
である. (従来の技術) コンピュータの外部メモリとして、書換え可能な記録媒
体、例えば光ディスク,光磁気ディスクか用いられる場
合5ランダム・アクセス速度が速いことか要求される。
このアクセス速度の向上のためには、光学ヘッドの可動
部重量の軽減や,リニアモータなどじよる粗シーク時の
アクチュエー夕の振動を抑えることが重要である.光学
ヘッドの可動部重量を軽減するには,光学ヘッドの対物
レンズ,ミラーなどを含む可動部なレーザや受光系など
の固定部から分離させ、上記可動部のみをアクチェエー
タでシークさせる分離光学系タイプが採用される。また
、アクチュエー夕の振動を抑えるために,シーク時、ア
クチュエー夕をロックする方式あるいは可動部重心に軸
かあって,この軸に対して可動部を動作する軸摺9jJ
型アクチュエータを用いた方式が知られており、これに
よってトラッキング整定時間の短縮をはかっている.し
かしながら、このような方式を用いても、シーク時に光
学ヘットあるいはその可動部が加振され,振動を生じる
ことがある.これは,より高速なアクセスを企てた場合
、また、可動部の重量軽減をはかった場合、粗シーク速
度をあげるほど顕著となる. この点について、第13図および第14図を参照して、
詳述する.第13図に示す一般的な光情報処理装置は、
光学ヘッド全体がシーク時に移動される形式であり、こ
こでは、半導体レーザ光淵7からの射出光束はコリメー
タレンズ(図示せず)を介して平行光束6となり、偏光
ビームスプリッタ5の方向に出射される.そして、上記
スプリッタ5で対物レンズ4の方向へ光束が折曲げられ
,該対物レンズ4の働きで光ディスク(あるいは光磁気
ディスク)3上に光スポットl゜を集光させるのである
。この光スポット1′は、ディスク3から反射した反射
光を光学ヘッドの基台l2上に設けた集光レンズ9を介
してセンサlOで受光し,これを電気信号に変換するこ
とで、フォーカスサーボ,トラッキングサーボを受ける
ようになっている.そして各々目標のトラックに対して
、±lpm.±0.1ルーの精度で位置決めされる.な
お、図中、符合8は対物レンズ4をフォーカス方向およ
びトラッキング方向に駆動する精密アクセスのためのア
クチュエー夕である.また,上記センサ10は.各サー
ボ信号のほかにも再生のためのRF信号としても反射光
に対応した信号出力を得る.そして、粗シーク時には上
記基台l2をレール11に泊ってディスク3のラジアル
方向(シーク方向)に移動させるのである.なお、基台
l2、換言すれば光学ヘット全体を移動するためのりニ
アモータのヨークやコイルは図示されていない. 第14図に示す光情報処理装置は,光学ヘッドのうち,
偏向ビームスブリッタ58よび対物レンズ4,ならびに
アクチュエータ8を、基台12に設け、他の光学系、半
導体レーザ光源7、センサlOなどを固定基台l4に設
けた、固定部と可動部とを分離した分離光学系のタイプ
になっている.なお,ここでは、固定基台14偏にビー
ムス?リッタl3が設けられていて、可動部からの反射
光を集光レンズ9側へ分離するようになっている.他の
構成は,第13図のそれと同様である.(発明が解決し
ようとするffll!)このような光情報処理装置で問
題になるのは、基台l2がリニアモータにより粗シーク
する際、基台12とレール11とのクリアランス、基台
l2の弾性変形などにより、例えばzx平面内で振動さ
れることである.これは、スポット1゛が、基台12の
傾きでδzxたけ,ラジアル方向に移動させるように,
位置ずれして、実際にはスポットlの位置になることで
ある。このδ■の量は,基台12の傾きや、その傾きの
中心の位置にもよるが,通常、数ILl1のオーダとな
り、アクチュエータ8のロックを解除してトラックへの
引込みを行い,整定させるまでの時間に重大な影響を与
える.なお、基台12の振動の方向は、基台l2の傾き
の中心位置によっては、yz平面内,xy平面内におい
ても起る場合もある.すなわち、yz平面内で基台l2
が振動する場合には光?ポット1゜はδ■だけトラック
方向に移動する.この場合にはジッタ成分を生じること
になり、特にサンプリングサーボ方式を採る光情報処理
装置でサーボ系の安定性に大きな影響のでることが考え
られる. xy平面内で、基台12が振動する場合には傾き中心の
位置により、光スポットの移動は,ラジアル方向、トラ
ック方向に対して起り、やはり、前述の場合と同様、サ
ーボ系の安定性に影響を与える. とくに,第14図の従来例では5そのδ゜■の量は一般
に第13図のそれより大きな量となり、整定までの時間
への影響は更に大きくなることになる.振動の方向は、
上述同様に.yz平面内、xy平面内にも起る. このように、光学ヘッドのシーク時、光学ヘッドあるい
はその可動部(基台12)の傾きや振動により、ディス
ク3上の光スポット1′が1へと移動してしまい,サー
ボ系の安定性への影響が問題であった, (発明の目的) 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、シーク
時における光学ヘッドあるいはその可動部の傾きによる
ディスク上の光スポット位置の移動を小さくするように
、その傾き中心を上記光スポットの位置に近接して配置
、設定した光情報処理装置を提供しようとするものであ
る.(課題を解決するための手段) このため,本発明では、記録媒体上に微小な光スポット
を結像して光学的に情報を記録/再生するようにした光
情報処理装置において,上記光スポットを記録媒体上の
所定位置に移動する際に可動される光学ヘットあるいは
その可動部における傾き中心をシーク方向および/ある
いはトラック方向に関して記録媒体上の光スポットの位
置に関連して,上記光学ヘッドあるいはその可動部が上
記移動によって受ける振動,共振によって生じるスポッ
ト移動量が許容範囲内に縮小されるように設定している
. ?作用) したがって、精密アクチュエー夕によるトラックへの引
込みに際しての整定時間が短縮され,サーボ系の安定性
が向上でき,高アクセスが実現できる. (実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る.なお5従来例と同一構或部分については同一符合を
付けて記述することにする.第1図および第2図を参照
して以下に説明する本発明の第1の実施例では、光学ヘ
ッド全体が基台12に設けられ、レールl!で移動され
る.第1図および第2図はともに基台l2の傾きあるい
は振動がzx平面内で発生した場合を示している,,第
2図において.光スポット1は基台12(図示せず)の
傾きθ■により移動されたディスク3上の位置にあり、
光スポット1′はθ■=0の場合の位置にある.今、1
〜1゜の間隔をδ■とする.また、符合2は基台12の
傾きの中心であり、基台l2が振動や共振で捩られたり
,#j!いたりした?,光スポットlが移動する場合の
等価的な傾きの中心と考えても良い.なお、ここでは簡
単のため、対物レンズ4を薄肉の単レンズとしたが、そ
れ以外の檎威の対物レンズについても,,t発明が適用
できることは勿論である.なお、この実施例では,符合
5は光束を折曲げるためのミラーである. 今、基台l2とレール11との間のクリアランスなどに
より,基台l2がzx平面内で傾く(振動する)場合を
考えると、対物レンズ4、ミラー5に入射する光束の傾
きは変化せず、ディスク3とこれに入射する光束の傾き
が変化することが解る.p14きをθ■、傾き中心から
対物レンズまでのZ方向の距離をR。(簡単のため、傾
き中心から光軸までのX方向の距離は0とした)5対物
レンズ4の焦点距離をfとすれば、ディスク3上の光ス
ポットの移動量δ■は次式で与えられる。
δlLX= < t + R IIK) ・tanθ.
.      −(1)(1)式から明らかなように,
f+R−→0に近づけてやれば、δ88は小さくできる
.第1図では?+R■=0であり、傾き中心2はディス
ク3上の光スポットの位置に一致している.また,仮に
,f+R..−+Oにできなくても、移動量を許容範囲
内に納めれば、それなりに,トラックへの引込みの整定
時間を短縮できることになる.例えば、H t + R
tw lの値が次式の範囲にあるとすれば、 B+n..+ ’hδxx/tanθtx〜5 X 1
0−’/janθix(mjl)?・・(2) たとえ,基台12の振動の周波数f0が、トラッキング
サーボ系のゲイン交さ周波数f.付近にあっても、許容
トラックずれ0.1 pmに対してサーボ系の安定性に
問題がない.すなわち,例えばθ■=2″とすれば1 
t + Rxw l〜5Il園とすることかできる。f
.がfeよりも低い場合には,θ■,lf+RIIll
lをより大きくしてもよい.次に、本発明の第2の実施
例を第3図、第4図を参照して説明する.第3図,第4
図はともに基台12の傾きあるいは振動がyz平面内で
発生し?場合を示す.第4図において,光スポットlは
基台l2の傾きθy3により移動したディスク3上の位
置を表わし、光スポット1′は傾きθ。=0の場合の位
置を表わしていて,1〜1′の間隔はδ■としている.
また、符合2は基台l2の傾きの中心であり、基台l2
が捩られたり、傾いたりした時、光スポットlが移動す
る場合の等価的な傾きの中心と考えてよい. 前述の実施例の場合と同様に、基台12とレール11と
の間のクリアランスなどにより、基台l2がyz平面内
で傾く(振動する)場合を考えると,対物レンズ4、ミ
ラー5に入射する光束の傾きは変化せず,ディスク3と
これに入射する光束の傾きが変化することが解る.傾き
をθy.、傾き中心から対物レンズまでの2方向の距離
をR y m(簡単のため,傾き中心から光軸までのy
方向の距離は0とした),対物レンズの焦点距離をfと
すれば、ディスク上の光スポットの移動量δy.は以下
のように表わされる(但しθ■は微小角)δ.l1% 
 (  f  + R,.)  ta口 θ,.   
        −(3)?3)式より明らかなように
、f+R■→0ならば、δ■は小さくできる.第3図で
はf + R,.=aOであり,傾き中心2はディスク
3上の光スポットの位置に一致している. また、f+R,,→0にできなくても,下式に示すa囲
にlf+R■1の値があればサンプリングサーボ方式を
とる光情報処理装置においても、サーボ系の安定性に問
題はない. l f◆R,. I≦δ,./tanθ,.〜5x 1
0−’/tanθyg(as)?(4) 今、サンプリングサーポ方式において、トラック方向に
光スポットの移動(振動〉があった場合、トラッキング
精度の見地より許容しうるジッタはディスク回転速度の
0.2%ほどである.回転の周波数をf,とすれば、デ
ィスク半径rにおける線速度v6は、V a = 2π
rfdである.一方,光スポットの移動(振動)におけ
る最大線速度は振幅をδ,1振勤の周波数をf0とすれ
ば、Vδ−2πf0 ◆δ■である.したがって.fo
がPLLのゲイン交さ周波数f0付近にある場合を最悪
と考えれば許容しうるジッタはVδ/ V a ” f
 a δy+a/ r ・f a <: 0.00!各
定数は,光学ヘッドのサーボ系によって異なるが,3、
5インチの光ディスクの最内周付近において、r=25
m( fe =3kHz ,fdx30Hz(ディスク
回転数1,800rp園)程度であれば,δym<5x
lO−’となる. 例えば、(4)式においてθyx”5”とすればlf”
Rygl〜20m諺とすればよいことが解る.f0がf
cより低い場合にはθy*− 1 f + Ryt t
をより大きくしてもよい. 本発明の第3の実施例は、!1!5図,第6図で示され
ている.ここでは、基台l2の傾き、振動はxy平面内
で発生している.第6図において,光スポットlは基台
l2の傾きemyにより移動したディスクβ上の位置を
表わし、光スポット五′は傾きθ.y=0の場合の位置
を表わす,ここでl〜l゛の間隔はδ8,である.第5
図は傾き中心2が?輌からX方向にRw,だけ離れた塙
合を示しているので、光スポットの移動量δ■はトラッ
ク方向(y方向)に生じている.aき中心が光軸からy
方向にRIIyだけ離れている場合には,光スポットの
移動量δ、,はシーク(ラジアル)方向(X方向)に生
じる.ここで傾き中心2は、基台l2が捩れたり,振動
したりして,光スポットlが移動する場合の等価的な傾
き中心と考えてよい.基台l2とレール11とのクリア
ランスにより、基台l2がxy平面内で傾く(振動する
)場合を考えると、光束の傾きは変化せず,ディスク上
の光スポット位置が平行移動することが解る.fRきθ
.,,傾き中心から光軸までの距離をR.,(x方向/
y方向どちらでもよい)とすれば、ディスク3上の光ス
ポットの移動量δ■は以下のように表わされる. δ.,〜RIly−tanθ.,         −
(5)(5)式から明らかなように、R vx→0に近
づけてやれば,δ、,は小さくすることができる.第5
図においては,傾き中心2は光軸上に一致してい?.ま
た、Rlly→0にできなくても、以下に述べる(6)
式,(7)式の範囲にR.yの値があれば,第1,第2
の実施例で述べたと同様、サーボ系の安定性に問題はな
い. RxyのxI!t.分.ya分を各々 (R.,).,
(R.,),とすれば δ.yがシーク(ラジアル)方向に生じる時(R.,)
y≦5 x 10−’/tanθ!,  (am)  
 =(6)δ■がトラック方向に生じる時 (R,l−)y≦5  X  10−’/tanθ .
,   (am)     −(7)第7図には、本発
明の第12第2,第3の各実施例を具体化した4つの光
学ヘッドの構威を示している.ここで(イ)は正面図2
(口)は第7図(イ)のA矢視図、(八)はB矢視図で
ある.ここで1はディスク3上の光スポットの位置を示
しており、2−1はzx平面内の基台l2の回転中心,
2−2はyz平面内の基台l2の回転中心、2−3はx
y平面内の基台12の回転中心であり、2−3は光軸に
一致している.今,対物レンズ4の焦点距離をfとして
2−1から対物レンズ主平面までの距離をR。とすれば
f+R..=oの関係が戊立している.第7図(イ)に
おいて,基台工2はレール11に対し、8個のベアリン
グl5−1〜l5−8によって支持されており、これら
ベアリングは均等な力で接点A〜Hにおいて2レールl
lに押し付けられているから、基台l2の傾き中心(回
転中心)はzx平面内ではベアリングとレールとの按点
A,B,C,Dの中心である2−1となっている.同様
に2−2から対物レンズの像側主平面までの距離をRy
.とすれば、f+R,.=0の関係が成立している.そ
して、ベアリングとレールとの接点A,B,E,Fの中
心である2一2か基台l2の傾き中心(回転中心)であ
る。なお、図中、符合16.17は基台l2をシーク方
向へ駆動するためのりニアモー夕の各々コイル、ヨーク
を示している.同様に、xy平面内ではベアリングとレ
ールの接点A.C,E,Gの中心が基台l2の傾き中心
(rM転中心》2−3となっている. ?お、本実施例では,対物レンズ4に厚肉の単レンズを
用いているので,焦点距@fは,像側主平面より結像点
までの距離、R■,R,3は回転中心から像側主平面ま
での距離であり、対物レンズまでの距離に主点間距離を
加算したものとして考えればよい. 以上は,光学ヘッドの全ての光学系が基台l2上に搭載
されている場合の実施例であるが、光学ヘッドのうち、
可動部を分離した分離光学系における実施例を以下に具
体的に説明する.ここでは、対物レンズとミラーとを含
むアクチュエータを可動部として基台l2に備えており
,その実施態様は第8図および第9図の通りである.第
8図,第9図は2ともに、基台l2の傾きあるいは振動
がzx平面内で発生した場合を示している.第9図にお
いて、光スポットlは基台l2の傾きθ3、により移動
したディスク3上の位置を表わし、光スポットl゛は傾
きθ、8=0の場合の位置を表わす.ここでは1−1’
の間隔をδ゜8.とする.ここで符合2は基台l2の傾
き中心であり、?台l2が捩れたり5振動したりして、
光スポットlが移動する場合の等価的な傾きの中心と考
えてよい. 分S型光学ヘットにおいて,基台l2とレール11との
クリアランスなどにより基台12がZX平面内で傾く(
振動する)場合を考えると、ミラー5に入射する光束に
対し、ミラー5はθ■だけ傾くので、反射光束は2θ■
だけ傾くことになり、θ■だけ傾いた対物レンズ4に入
射する.ディスクとこれに入射する光束の傾きも同様に
20.となる.傾き中心から対物レンズまでの距離なR
..(簡単のため、傾き中心から光軸までのX方向の距
離は0とした),対物レンズの焦点距離をfとすれば,
ディスク上の光スポットの移動量δ′0は以下のように
表わせる. δ ’..  w  f◆tan2  θ**”R**
tan  θ■〜(zr+n!X) tan θ.. 
     −(8)(8)式より明らかなように,2f
+R.,→Oに近づけてやれば、δ゜■は小さくするこ
とができる.第8図では2f+R.,=Oであり,傾き
中心?ディスク上の光スポット位置より2方向にfだけ
の位置にある.また、2f+R..→0とできなくても
、次式に示す範囲に1 2t + Rxx Iの値があ
れば、たとえ、基台l2の振動数f0がトラッキングサ
ーボ系のゲイン交さ周波数fe付近であっても、許容ト
ラックずれ0.1 μ層に対してサーボ系の安定性に問
題はない. +2f+R..l≦δmy/tanθn〜5 x 10
−’ /tanθ■(@@)   −(9)例えば,θ
■=2″とすれば、12f+RWml〜5l■とするこ
とができる.f0がfeよりも低い場合には、θ.■ 
12f+RmXlをより大きくしてもよい. 第lO図および第11図の実施態様においては,基台l
2の傾きあるいは振動がxy平面内で発生した場合を示
している.第11図において、光スポット1は基台の傾
きθ■により移動したディスク上の位置を表わし、光ス
ポットl゜は傾きθ,,wQの場合の位置を表わす.こ
こではl〜?′の間隔をδ゛■としてある.第11図は
傾き中心2が光軸からX方向にR xyだけ離れている
場合を示しているので,光スポットの移動量δ′0はト
ラック方向(y方向)に生じている.傾きの中心2か光
軸からy方向にR .,だけ離れている場合には(図示
せず),光スポットの移動量δ′0はシーク(ラジアル
)方向(X方向)に生じる.分離光学系の光学ヘッドに
おいては,基台l2とレール11とのクリアランスなど
により,基台l2がxy平面内で傾く(振動する)場合
を考えると2ミラー5に入射する光束に対し,ミラー5
はθ、,たけ回転するので,反射光束はほぽθ。たけ傾
き、平行移動した対物レンズ4に入射する.ディスクと
ディスクに入射する光束の傾きも同様にθxvである.
傾き中心から光軸までの距離をR*y(X方向/y方向
どちらでもよい)とすれば、ディスク上の光スポットの
移動量δfllyは2以下のように合わせられる.但し
θ■は微小量とし.R.,のX虞分、y成分をそれぞれ
(R.,)■(R.,),とする. ?゜8,がシーク(ラジアル)方向に生じる堝合δζy
 〜( Rxy)ytan e IIF       
”’(1G)δ′0がトラック方向に生じる場合 δ’my ” (f − (Rllll)+11) t
anθ.,   −(11)(10)式および(11)
式により、反射光束の傾きによる光スポットの移動量と
対物レンズの平行移動による光スポットの移動量が相殺
するように配置してやればよい.すなわち. (1G)
式で(Rxy)y→0、(11)式で(f− (R.?
).)→0に近づけてやれば2 δコyは小さくするこ
とができる.第lθ図においては、傾き中心2は光軸か
らーX方向にfだけの距離とすればよい. また、(R.,), →0.l f− (R.,).1
 →Oとできなくても、以下の(12), (13)式
に示す範囲に(R.,),.l f−  (R.,).
1の値があれば、第l,第2の実施例で述べたものと同
様に、サーボ系の安定性に問題はない. δ゜■がシーク(ラジアル)方向に生じる堝合(R.,
).≦S X 1G”’ /tanθ.y (wm) 
 ”{12)δ 1111がトラック方向に生じる場合
If−(R.y)x≦5 x 10−’ /tanθx
y (am) ”{13)なお,基台12の傾きがyz
平面内で発生した場合には、分離光学系の光学ヘットの
場合と、一体型の光学ヘッドの場合とで相違がないので
、第2の実施例を適用できる. 第12図には、本発明の分離光学系の光学ヘッドを具体
化した実施例が示されている.ここで(イ)は正面図,
(0)は第12図(イ)のA矢視図、(ハ)は、B矢視
図である.ここで1はディスク3上の光スポット位置を
示しており,2−1はZX平面内の基台l2の回転中心
であり,2−2はyz平面内の基台l2の回転中心、2
−3はxy平面内の基台12の回転中心である.今、対
物レンズ4の焦点距離をfとして2−1から対物レンズ
の像側主平面までの距離なR txとすれば2f+R.
.=Oなる関係が威立している.第12図(イ)におい
て,基台l2はレールエ1に対し、8個のベアリング1
5−1〜l5−8によって支持されており、これらベア
リングは均等な力で接点A〜Hにおいてレール1lに押
付けられているから、基台l2の傾き(回転)中心はZ
X平面ではベアリングとレールの接点A,B,C,Dの
中心である2−1となっている.同様に,2−2から対
物レンズの像側主平面までの距離をRyIlとすればf
+R,.=0なる関係が威立している.そして、基台l
2の傾き(回転)中心2−2はyz平面内ではベアリン
グとレールの接点A,B,E,Fの中心である.なお,
図中,符合16−1.16−2は基台12をシーク方向
へ駆動するためのりニアモータのコイルであり、17−
1.17−2は同ヨークである.このように分離光学系
では、光学ヘッドは粗シーク速度を向上させるため複数
のりニアモータにて基台を駆動することがしばしばなさ
れている. また,第12図(ハ)に示すように、基台l2の傾き(
回転)中心2−3はxy平面内ではベアリングとレール
との接点A,C,E,Gの中心である,2−3は( R
 .,).−(R mV)V= Oなので, (10)
?を満足しているが、〔l1〕式ではδ’..xmf・
tan θ■≠Oとなる.これはZX平面内の基台l2
の傾き中心を2−1としたため,xy平面内の傾きに対
して光スポットの移動を0にすることができなかったか
らである.このような場合には、より公差の厳しい方を
優先して傾き中心の設定を行うのがよい.通常,対物レ
ンズの焦点距離は40程度であるからθ■く20゜に抑
えれば、充分、(l3)式を満足して,サーボ系は安定
である. なお,上記実施例Tは、駆動系にリニアモータを採用し
ているが、それ以外の粗シーク手段を用いてもよいこと
は勿論である.また一体型の光学ヘッドには対物レンズ
を無限系として説明したか、有限系の対物レンズを用い
てもよい.この場合,傾き中心の設定には、対物レンズ
の焦点距離のかわりに像側主平面から像までの距離を用
いるとよい. (発明の効果) 本発明は,以上詳述したようになり,光学ヘツドのシー
ク時に、それあるいはその可動部が加振動されても,こ
の加振による光学ヘッドあるいはその可動部の傾きCよ
るディスク上での光スポット位置の移動量をディスクの
トラック方向、ラジアル方向に関して、各々十分小さく
なるように、予め、傾き中心を設定して置くので,サー
ボ系を安定に保つことができ、アクセス速度の向上がは
かれるなどの優れた効果が得られる.
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明の一実施例におけるzx平面内
での光学ヘットの傾き中心に関する光路説明図、第3図
.第4図は同じ<yz平面内での光学ヘットの傾き中心
に関する光路説明図,第5図,第6図は同じ<xy平面
内での光学ヘットの傾き中心に関する光路説明図,第7
図(イ).(0),(八)は本発明の一体型の光学ヘッ
ドの一具体例を示す正面図,A矢視図,B矢視図、第8
図,第9図は本発明の別の実施例におけるZX平面内で
の光学ヘッドの傾き中心に関する光路説明図,第lθ図
,第11図は同じ<xy平而内での光学ヘッドの傾き中
心に閲する光路説明図,第12図(4),(I1).(
ハ)は本発明の分離光学系の光学ヘットの一具体例を示
す正面図,A矢視図,B矢視図,第13図(a),(b
)および第14図(a).(b) f.iソt’Lぞれ
従来例を示す正面図および平面図である.l・・・光ス
ポット位置  2・・・基台の傾き中心3・・・ディス
ク     4・・・対物レンズ5−Jラー 6・・・レーザ光源からの平行光束 11−・・レール     12−・.基台15−1〜
15−8−・・ベアリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録媒体上に微小な光スポットを結像して光学的に情報
    を記録/再生するようにした光情報処理装置において、
    上記光スポットを記録媒体上の所定位置に移動する際に
    可動される光学ヘッドあるいはその可動部における傾き
    中心をシーク方向および/あるいはトラック方向に関し
    て記録媒体上の光スポットの位置に関連して、上記光学
    ヘッドあるいはその可動部が上記移動によって受ける振
    動、共振によって生じるスポット移動量が許容範囲内に
    縮小されるように設定したことを特徴とする光情報処理
    装置。
JP1237185A 1989-09-14 1989-09-14 光情報処理装置 Pending JPH03102644A (ja)

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