JPH0297754A - 流体トルクコンバータのロックアップクラッチにおけるダンパ装置 - Google Patents
流体トルクコンバータのロックアップクラッチにおけるダンパ装置Info
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- JPH0297754A JPH0297754A JP25235288A JP25235288A JPH0297754A JP H0297754 A JPH0297754 A JP H0297754A JP 25235288 A JP25235288 A JP 25235288A JP 25235288 A JP25235288 A JP 25235288A JP H0297754 A JPH0297754 A JP H0297754A
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- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 16
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0294—Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、ロックアツプクラッチを装備した流体トルク
コンバータ、特に自動車に搭載される流体トルクコンバ
ータに係り、詳しくはロックアツプクラッチ識語時にお
ける衝撃を吸収するダンパ装置に関する。
コンバータ、特に自動車に搭載される流体トルクコンバ
ータに係り、詳しくはロックアツプクラッチ識語時にお
ける衝撃を吸収するダンパ装置に関する。
(■)従来の技術
近時、燃費を向上させるため、流体トルクコンバータに
はロックアツプクラッチが装備されている。該ロックア
ツプクラッチは定常走行時に入力側と出力側とを機械的
に連結するものであり、該ロックアツプクラッチは継断
時の衝撃を吸収するためのダンパ装置を具備している。
はロックアツプクラッチが装備されている。該ロックア
ツプクラッチは定常走行時に入力側と出力側とを機械的
に連結するものであり、該ロックアツプクラッチは継断
時の衝撃を吸収するためのダンパ装置を具備している。
一般に、ダンパ装置はタービンハブに固定されている主
プレートと、該主プレートに固定される補助プレートと
、これら主プレート及び補助プレートの間に周方向相対
移動可能に挟持されかつクラッチプレートに相対回転不
能に連結されているスライドプレートと、を備えており
、該スライドプレートに形成した窓孔と、主プレート及
び補助プレートにて形成したスプリングハウスとに、コ
イルスプリングを保持して、一体の主プレート及び補助
プレートとスライドプレートとの相対移動を該コイルス
プリングにて吸収して、ロックアツプクラッチ継続時の
衝撃を吸収している。
プレートと、該主プレートに固定される補助プレートと
、これら主プレート及び補助プレートの間に周方向相対
移動可能に挟持されかつクラッチプレートに相対回転不
能に連結されているスライドプレートと、を備えており
、該スライドプレートに形成した窓孔と、主プレート及
び補助プレートにて形成したスプリングハウスとに、コ
イルスプリングを保持して、一体の主プレート及び補助
プレートとスライドプレートとの相対移動を該コイルス
プリングにて吸収して、ロックアツプクラッチ継続時の
衝撃を吸収している。
(ハ)発明が解決しようとする課題
ところで、前記補助プレートは、第10図に示すように
、コイル材Cをブランキングして、更に該ブランキング
片16′をプレス加工してリング状の製品に加工される
。
、コイル材Cをブランキングして、更に該ブランキング
片16′をプレス加工してリング状の製品に加工される
。
このため、コイル材の大部分が廃棄部材となり、材料効
率が極めて悪く、コストアップの原因となっている。
率が極めて悪く、コストアップの原因となっている。
そこで、本発明は、補助プレートを分割して構成し、も
って上述課題を解決することを目的とするものである。
って上述課題を解決することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図ないし第5図を参照して示すと、トルクコンバ
ータハウジング(2)内に、タービン羽根車(4)に隣
接して配設したロックアツプクラッチ(9)を備え、か
つ該ロックアツプクラッチのクラッチプレート(10)
とタービンハブ(5)との間にダンパ装置(11)を介
在した流体トルクコンバータ(1)において、前記ダン
パ装置(11)が、前記タービンハブ(5)に固定され
る主プレート(15)と、該主プレート(15)に固定
される補助プレート(16)と、これら主プレート(1
5)及び補助プレート(16)の間に周方向相対移動可
能に挟持されかつ前記クラッチプレート(10)に相対
回転不能に連結されるスライドプレート(14)と、前
記主プレート(15)、補助プレート(16)及びスラ
イドプレート(14)に保持される多数のコイルスプリ
ング(12)、(13)と、を備え、そして前記補助プ
レート(16)が、放射線に沿う線にて多数に分割され
た分割片(16a・・・)からなり、かつ各分割片がそ
れぞれ複数の固定部材(30・・・)にて前記主プレー
ト(15)に固定されてなることを特徴とする。
ば第1図ないし第5図を参照して示すと、トルクコンバ
ータハウジング(2)内に、タービン羽根車(4)に隣
接して配設したロックアツプクラッチ(9)を備え、か
つ該ロックアツプクラッチのクラッチプレート(10)
とタービンハブ(5)との間にダンパ装置(11)を介
在した流体トルクコンバータ(1)において、前記ダン
パ装置(11)が、前記タービンハブ(5)に固定され
る主プレート(15)と、該主プレート(15)に固定
される補助プレート(16)と、これら主プレート(1
5)及び補助プレート(16)の間に周方向相対移動可
能に挟持されかつ前記クラッチプレート(10)に相対
回転不能に連結されるスライドプレート(14)と、前
記主プレート(15)、補助プレート(16)及びスラ
イドプレート(14)に保持される多数のコイルスプリ
ング(12)、(13)と、を備え、そして前記補助プ
レート(16)が、放射線に沿う線にて多数に分割され
た分割片(16a・・・)からなり、かつ各分割片がそ
れぞれ複数の固定部材(30・・・)にて前記主プレー
ト(15)に固定されてなることを特徴とする。
(ネ) 作用
以上構成に基づき、ロックアツプクラッチ(9)がエン
ジンの出力側と変速機の入力側とを連結すると、エンジ
ンの出力はクラッチプレート(lO)からスライドプレ
ート(14)、コイルスプリング(12)、(13)、
主プレート(15)を経て変速機入力側へ伝達される。
ジンの出力側と変速機の入力側とを連結すると、エンジ
ンの出力はクラッチプレート(lO)からスライドプレ
ート(14)、コイルスプリング(12)、(13)、
主プレート(15)を経て変速機入力側へ伝達される。
また、ロックアツプクラッチ(9)による連結時にはエ
ンジンの出力側と変速機の入力側との速度差に起因する
衝撃が発生するが、この衝撃はスライドブレー。
ンジンの出力側と変速機の入力側との速度差に起因する
衝撃が発生するが、この衝撃はスライドブレー。
−ト(14)が相対回転することによるスプリング(1
2)、(13)の撓みにより吸収される。
2)、(13)の撓みにより吸収される。
また、補助プレート(16)は扇形からなる多数の分割
片(16a)からなり、従って第6図に示すように、コ
イル材(C)から効率的に分割片の素材(16a’)が
打抜かれる。そして、該素材(16’)はプレスにより
スプリングハウス(17b)及び固定部材(30)用の
孔(30b)等が形成されて分割片(16a)に成形さ
れ、これら分割片(lea)が主プレート(15)にそ
れぞれ複数個の固定部材(3o)により、スライドプレ
ート(14)及び多数のコイルスプリング(12)、(
13)を挟持してリング状に固定される。
片(16a)からなり、従って第6図に示すように、コ
イル材(C)から効率的に分割片の素材(16a’)が
打抜かれる。そして、該素材(16’)はプレスにより
スプリングハウス(17b)及び固定部材(30)用の
孔(30b)等が形成されて分割片(16a)に成形さ
れ、これら分割片(lea)が主プレート(15)にそ
れぞれ複数個の固定部材(3o)により、スライドプレ
ート(14)及び多数のコイルスプリング(12)、(
13)を挟持してリング状に固定される。
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するものであ
るが、同等構成を限定するものではない。
るが、同等構成を限定するものではない。
(へ)実施例
以下、図面に沿フて、本発明の実施例について説明する
。
。
第1図は本発明を高効率の扁平形状流体トルクコンバー
タに実施した例を示す。
タに実施した例を示す。
流体トルクコンバータ1は、エンジンの出力軸に連結さ
れるフロントカバー2aとケース2bとにより液密なト
ルクコンバータハウジング2が構成され、ケース2bに
は多数のブレード3aが設けられてポンプ羽根車3が形
成されている。該ハウジング2の軸心と一致させた自動
変速機の入力軸6がハウジング2の内部に挿入され、該
入力軸6の先端はタービンハブ5に嵌着される。該ター
ビンハブ5のフランジ部5aにはピン23によりタービ
ン羽根車4が固着され、該タービン羽根車4は前記ブレ
ード3aと対峙するタービンブレード4aを有している
。そして、ブレード3aとタービンブレード4aとの間
には作動流体の流れを遮るようにステータ8が配設され
、該ステータ8はワンウェイクラッチ7を介して図示し
ない固定部材に取付けられている。
れるフロントカバー2aとケース2bとにより液密なト
ルクコンバータハウジング2が構成され、ケース2bに
は多数のブレード3aが設けられてポンプ羽根車3が形
成されている。該ハウジング2の軸心と一致させた自動
変速機の入力軸6がハウジング2の内部に挿入され、該
入力軸6の先端はタービンハブ5に嵌着される。該ター
ビンハブ5のフランジ部5aにはピン23によりタービ
ン羽根車4が固着され、該タービン羽根車4は前記ブレ
ード3aと対峙するタービンブレード4aを有している
。そして、ブレード3aとタービンブレード4aとの間
には作動流体の流れを遮るようにステータ8が配設され
、該ステータ8はワンウェイクラッチ7を介して図示し
ない固定部材に取付けられている。
ダンパ装置11を具備するロックアツプクラッチ9はフ
ロントカバー2aとタービン羽根車4との間の扁平な空
間に設けられる。該ロックアツプクラッチ9のクラッチ
プレート10は中心部に円筒部10aが形成され、該円
筒部10aがタービンハブ5のボス部5bに摺動自在か
つ回転自在に嵌合している。また、クラッチプレート1
0の周縁部10bはタービン羽根車4側に立上っており
、周縁部10bの所要箇所に後述するスライドプレート
14の凹部と噛合する凸部が設けられている。該クラッ
チプレート10のタービン羽根車側の面に作動流体の圧
力が作用すると、クラッチプレート10はコンバータハ
ウジング2内壁に貼設されたフリクションプレート2c
に圧着し、動力伝達に必要な摩擦トルクが発生する。ダ
ンパ装置11の主プレート15は前記フランジ部5aに
タービン羽根車4と共にリベットピン23で固着され、
主プレート15と補助プレート16とに摺動自在に挟持
されたスライドプレート14が前記クラッチプレート1
0と噛合しており、クラッチプレート10からの動力は
スライドプレート14、第1のコイルスプリング12、
第2のコイルスプリング13、主プレート15を介して
入力軸6に伝達されるようになっている。
ロントカバー2aとタービン羽根車4との間の扁平な空
間に設けられる。該ロックアツプクラッチ9のクラッチ
プレート10は中心部に円筒部10aが形成され、該円
筒部10aがタービンハブ5のボス部5bに摺動自在か
つ回転自在に嵌合している。また、クラッチプレート1
0の周縁部10bはタービン羽根車4側に立上っており
、周縁部10bの所要箇所に後述するスライドプレート
14の凹部と噛合する凸部が設けられている。該クラッ
チプレート10のタービン羽根車側の面に作動流体の圧
力が作用すると、クラッチプレート10はコンバータハ
ウジング2内壁に貼設されたフリクションプレート2c
に圧着し、動力伝達に必要な摩擦トルクが発生する。ダ
ンパ装置11の主プレート15は前記フランジ部5aに
タービン羽根車4と共にリベットピン23で固着され、
主プレート15と補助プレート16とに摺動自在に挟持
されたスライドプレート14が前記クラッチプレート1
0と噛合しており、クラッチプレート10からの動力は
スライドプレート14、第1のコイルスプリング12、
第2のコイルスプリング13、主プレート15を介して
入力軸6に伝達されるようになっている。
更に、ダンパ装置11を第2図ないし第9図に沿って説
明する。
明する。
主プレート15は、第7図及び第8図に示すように、周
辺部15aが中央部15bに対してスライドプレート1
4の板厚相当分だけタービン羽根車側に向って段差とな
っており、この段差立上り部aに周方向に長孔25が穿
設され、また周辺部15aにはスプリングハウス17a
が形成されており、かつ中央部15bには外径側から補
助プレート固定用の多数のピン孔30a・・・、重量軒
減用の抜孔31・・・ リベットピン23用のピン孔2
3a・・・がそれぞれ同一円周上に形成されている。
辺部15aが中央部15bに対してスライドプレート1
4の板厚相当分だけタービン羽根車側に向って段差とな
っており、この段差立上り部aに周方向に長孔25が穿
設され、また周辺部15aにはスプリングハウス17a
が形成されており、かつ中央部15bには外径側から補
助プレート固定用の多数のピン孔30a・・・、重量軒
減用の抜孔31・・・ リベットピン23用のピン孔2
3a・・・がそれぞれ同一円周上に形成されている。
一方、補助プレート16は、第4図及び第5図に示すよ
うに、扇形の多数の分割片16a・・・からなる、該分
割片16aは、第6図に示すように、コイル材Cからプ
レスにより打抜かれた多数の素材16′からなり、該素
材16′がプレス加工により、それぞれ2個のピン用孔
30b、30bを形成すると共にスプリングハウス17
b等を形成して、前記分割片16aが成形される。
うに、扇形の多数の分割片16a・・・からなる、該分
割片16aは、第6図に示すように、コイル材Cからプ
レスにより打抜かれた多数の素材16′からなり、該素
材16′がプレス加工により、それぞれ2個のピン用孔
30b、30bを形成すると共にスプリングハウス17
b等を形成して、前記分割片16aが成形される。
また、スライドプレート14は、第9図に示すように、
第1のコイルスプリング12が嵌込まれる窓孔26及び
第2のコイルスプリング13が嵌込まれる窓孔27を有
すると共に内縁には前記長孔25を貫通するストッパ片
28を有し、外縁には前記クラッチプレート凸部が嵌合
する凹部29が形成されている。なお、本実施例では、
第1のコイルスプリング12用の窓孔26が10箇所、
第2のコイルスプリング13用の窓孔27が2箇所形成
されている。
第1のコイルスプリング12が嵌込まれる窓孔26及び
第2のコイルスプリング13が嵌込まれる窓孔27を有
すると共に内縁には前記長孔25を貫通するストッパ片
28を有し、外縁には前記クラッチプレート凸部が嵌合
する凹部29が形成されている。なお、本実施例では、
第1のコイルスプリング12用の窓孔26が10箇所、
第2のコイルスプリング13用の窓孔27が2箇所形成
されている。
そして、第2図及び第3図に示すように、スライドプレ
ート14の窓孔26及び27にそれぞれ第1のコイルス
プリング12及び第2のコイルスプリング13を嵌込ん
だ状態で、両スプリングハウス17a、17bにスプリ
ング12又は13を保持するように該スライドプレート
14を挟持して、主プレート15に、補助プレート16
を構成する扇形の分割片16a・・・がリング状にリベ
ットピン30により固定される。この際、主プレート1
5に形成した長孔25にスライドプレート14のストッ
パ片28が係合して、ストローク制限手段24を構成す
る。
ート14の窓孔26及び27にそれぞれ第1のコイルス
プリング12及び第2のコイルスプリング13を嵌込ん
だ状態で、両スプリングハウス17a、17bにスプリ
ング12又は13を保持するように該スライドプレート
14を挟持して、主プレート15に、補助プレート16
を構成する扇形の分割片16a・・・がリング状にリベ
ットピン30により固定される。この際、主プレート1
5に形成した長孔25にスライドプレート14のストッ
パ片28が係合して、ストローク制限手段24を構成す
る。
上記した流体トルクコンバータ1において、エンジンか
らの出力をコンバータハウジング2に与えて回転させる
と、ポンプ羽根車3が一体に回転し1作動流体はタービ
ン羽根車4に向けて流れ、更に該タービン羽根車4から
ステータ8を通って再びポンプ羽根車3に循環される。
らの出力をコンバータハウジング2に与えて回転させる
と、ポンプ羽根車3が一体に回転し1作動流体はタービ
ン羽根車4に向けて流れ、更に該タービン羽根車4から
ステータ8を通って再びポンプ羽根車3に循環される。
この際、タービン羽根車4とポンプ羽根車3の回転速度
差がある状態ではステータ8が作動流体の流れをポンプ
羽根車3の回転を助ける方向に変換してトルク増加が得
られ、タービン羽根車4の回転がポンプ羽根車3の回転
に近づくと、ステータ8はワンウェイクラッチ7により
遊転して、以降は流体継手として作用する。
差がある状態ではステータ8が作動流体の流れをポンプ
羽根車3の回転を助ける方向に変換してトルク増加が得
られ、タービン羽根車4の回転がポンプ羽根車3の回転
に近づくと、ステータ8はワンウェイクラッチ7により
遊転して、以降は流体継手として作用する。
コンバータフィード圧が切換えられ、タービン羽根車4
側からクラッチプレート10に該フィード圧が作用する
と、クラッチプレート1oがコンバータハウジング2内
壁の2リクシヨンプレート24に圧着し、この際、クラ
ッチプレート10とタービン羽根車4との速度差に起因
する衝撃を生じる。ところが、ダンパ装置11において
クラッチプレート10とスライドプレート14とは機械
的連結、タービンハブ5と主プレート15とは機械的連
結であるが、主プレート15とスライドプレート14と
は第1のコイルスプリング12、第2のコイルスプリン
グ13を介しての連結であるので、クラッチ圧着時にス
ライドプレート14と主プレート15との相対回転を生
じ、この相対回転で第1のコイルスプリング12、第2
のコイルスプリング13が撓み、衝撃は弾性エネルギと
して吸収される。
側からクラッチプレート10に該フィード圧が作用する
と、クラッチプレート1oがコンバータハウジング2内
壁の2リクシヨンプレート24に圧着し、この際、クラ
ッチプレート10とタービン羽根車4との速度差に起因
する衝撃を生じる。ところが、ダンパ装置11において
クラッチプレート10とスライドプレート14とは機械
的連結、タービンハブ5と主プレート15とは機械的連
結であるが、主プレート15とスライドプレート14と
は第1のコイルスプリング12、第2のコイルスプリン
グ13を介しての連結であるので、クラッチ圧着時にス
ライドプレート14と主プレート15との相対回転を生
じ、この相対回転で第1のコイルスプリング12、第2
のコイルスプリング13が撓み、衝撃は弾性エネルギと
して吸収される。
この弾性エネルギとして吸収される態様として、先ずバ
ネ定数の小さい第1のコイルスプリング12が作用し、
捩れ角が所定の値を越えたところで第1のコイルスプリ
ング12に加えて第2のコイルスプリング13が作用す
る。ところで、第1のコイルスプリング12、第2のコ
イルスプリング13に必要以上の荷重が作用しないよう
、或いは捩れ角の最大値を制限するため、ストッパ機能
が必要となるが、このストッパ機能は前記したストッパ
片28と長孔25によって達せられる。
ネ定数の小さい第1のコイルスプリング12が作用し、
捩れ角が所定の値を越えたところで第1のコイルスプリ
ング12に加えて第2のコイルスプリング13が作用す
る。ところで、第1のコイルスプリング12、第2のコ
イルスプリング13に必要以上の荷重が作用しないよう
、或いは捩れ角の最大値を制限するため、ストッパ機能
が必要となるが、このストッパ機能は前記したストッパ
片28と長孔25によって達せられる。
即ち、所定の捩れ角取内ではストッパ片28は長孔25
の中を自在に動き得るが、所定の捩れ角取上の動きは長
孔25によって制限される。
の中を自在に動き得るが、所定の捩れ角取上の動きは長
孔25によって制限される。
なお、上述実施例は、同一円周上に第1のコイルスプリ
ング12及び第2のコイルスプリング13を配設したダ
ンパ装置について説明したが、これに限らず、第1と第
2のコイルスプリングを異なる円周上に配設する等の他
のダンパ装置にも同様に適用できることは勿論である。
ング12及び第2のコイルスプリング13を配設したダ
ンパ装置について説明したが、これに限らず、第1と第
2のコイルスプリングを異なる円周上に配設する等の他
のダンパ装置にも同様に適用できることは勿論である。
(ト)発明の詳細
な説明したように、本発明によると、リング状の補助プ
レート(16)を、多数の扇状の分割片(lea)・・
・により構成したので、コイル材からの材料取り効率を
向上し、大幅なコストダウンを図ることができる。
レート(16)を、多数の扇状の分割片(lea)・・
・により構成したので、コイル材からの材料取り効率を
向上し、大幅なコストダウンを図ることができる。
第1図は本発明に係るダンパ装置を装備した流体トルク
コンバータの断面図、第2図は該ダンパ装置を示し一部
を破断した平面図、第3図は第2図の■−■矢視図、第
4図は補助プレートの平面図、第5図は第4図のV−■
矢視図である。また、第6図は本発明に係る補助プレー
トのコイル材からの材料取りを示す平面図である。第7
図は主プレートの平面図、第8図は第7図の■−■矢視
図、第9図はスライドプレートの平面図である。そして
、第10図は従来の材料取りを示す平面図である。 1・・・トルクコンバータ 2・・・コンバータハ
ウジング 3・・・ポンプ羽根車 4・・・タ
ービン羽根車 5・・・タービンハブ 9・・
・ロックアツプクラッチ 11・・・ダンパ装?l
! 12.13・・・コイルスプリング14・・
・スライドプレート 15・・・主プレート
16・・・補助プレート 16a・・・分割片
16′・・・素材 30・・・固定部材(リベッ
トビン) C 第6 図 第9 図 第10図
コンバータの断面図、第2図は該ダンパ装置を示し一部
を破断した平面図、第3図は第2図の■−■矢視図、第
4図は補助プレートの平面図、第5図は第4図のV−■
矢視図である。また、第6図は本発明に係る補助プレー
トのコイル材からの材料取りを示す平面図である。第7
図は主プレートの平面図、第8図は第7図の■−■矢視
図、第9図はスライドプレートの平面図である。そして
、第10図は従来の材料取りを示す平面図である。 1・・・トルクコンバータ 2・・・コンバータハ
ウジング 3・・・ポンプ羽根車 4・・・タ
ービン羽根車 5・・・タービンハブ 9・・
・ロックアツプクラッチ 11・・・ダンパ装?l
! 12.13・・・コイルスプリング14・・
・スライドプレート 15・・・主プレート
16・・・補助プレート 16a・・・分割片
16′・・・素材 30・・・固定部材(リベッ
トビン) C 第6 図 第9 図 第10図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、トルクコンバータハウジング内に、タービン羽根車
に隣接して配設したロックアップクラッチを備え、かつ
該ロックアップクラッチのクラッチプレートとタービン
ハブとの間にダンパ装置を介在した流体トルクコンバー
タにおいて、 前記ダンパ装置が、前記タービンハブに固定される主プ
レートと、該主プレートに固定される補助プレートと、
これら主プレート及び補助プレートの間に周方向相対移
動可能に挟持されかつ前記クラッチプレートに相対回転
不能に連結されるスライドプレートと、前記主プレート
、補助プレート及びスライドプレートに保持される多数
のコイルスプリングと、を備え、 そして前記補助プレートが、放射線に沿う線にて分割さ
れた多数の分割片からなり、かつ各分割片がそれぞれ複
数の固定部材にて前記主プレートに固定されてなること
を特徴とする、 流体トルクコンバータのロックアップクラッチにおける
ダンパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25235288A JPH0297754A (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 流体トルクコンバータのロックアップクラッチにおけるダンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25235288A JPH0297754A (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 流体トルクコンバータのロックアップクラッチにおけるダンパ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297754A true JPH0297754A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=17236096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25235288A Pending JPH0297754A (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 流体トルクコンバータのロックアップクラッチにおけるダンパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0297754A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001311460A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Yutaka Giken Co Ltd | 流体伝動装置のロックアップクラッチ |
JP2002323111A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-11-08 | Aisin Aw Co Ltd | 流体伝動装置 |
JP2017190844A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 株式会社エクセディ | ダンパ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61294260A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-25 | Toyota Motor Corp | 直結クラツチ付トルクコンバ−タ |
-
1988
- 1988-10-05 JP JP25235288A patent/JPH0297754A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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