JPH029423A - 流体分離装置の製造方法 - Google Patents

流体分離装置の製造方法

Info

Publication number
JPH029423A
JPH029423A JP1100341A JP10034189A JPH029423A JP H029423 A JPH029423 A JP H029423A JP 1100341 A JP1100341 A JP 1100341A JP 10034189 A JP10034189 A JP 10034189A JP H029423 A JPH029423 A JP H029423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubesheet
hollow fibers
hollow fiber
tube sheet
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1100341A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586249B2 (ja
Inventor
Benjamin Bikson
ベンジャミン・ビクソン
Salvatore Giglia
サルバトーレ・ジリア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPH029423A publication Critical patent/JPH029423A/ja
Publication of JPH0586249B2 publication Critical patent/JPH0586249B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • B01D63/021Manufacturing thereof
    • B01D63/022Encapsulating hollow fibres
    • B01D63/0221Encapsulating hollow fibres using a mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • B01D63/031Two or more types of hollow fibres within one bundle or within one potting or tube-sheet

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多孔質中空繊維を有する半透膜装置に関し、(
i)中空繊維とチューブシート(すなわち注封樹脂)と
の間のシールに実質的に漏れがない半透膜装置、(ii
)チューブシートに埋設された中空繊維の主要部が、チ
ューブシートに埋設されてない多孔質中空繊維の孔径よ
りも大きい孔径を有する半透膜装置、並びに(iii 
)この種の半透膜装置の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 特許公報及び技術文献には、半透膜の製造並びに2種若
しくはそれ以上の成分の混合物から少なくとも1種の成
分を回収するための半透膜装置の使用に関する多数の刊
行物が存在する。これらの半透膜はたとえば気体−気体
、気体−液体、液体−液体、気体一固体、液体−固体な
どに対する任意公知の分離に使用され、ガス分離、水脱
塩、液体組成物から微粒子若しくは細菌を分離するため
の微小濾過、溶解した固体を溶液から分離するための限
外濾過などを含む多くの方法に使用されている。殆んど
全ての場合、これらの膜は成る程度多孔質であり、かつ
複合膜又は不整膜としつる異方性膜を包含する。
ガスの混合物からガスを回収する分野においては、半透
膜を有機材料(たとえば有機ポリマー)又は無機材料か
ら作成しうる不整膜及び複合膜の装置が使用されている
。一般に不整型の膜は、少なくとも1種の成分を他の成
分と混合して含有する流体混合物から前記少なくとも1
種の成分を選択分離しうる単一の半透膜で主として構成
される。
不整膜は膜構造内に2つ若しくはそれ以上の形態学的領
域が存在することを特徴とし、一方の領域は少なくとも
1種の成分を他の成分と混合して含有する流体混合物か
ら前記少なくとも1種の成分を選択透過しうる薄い比較
的緻密な半透性スキンで構成されると共に、他方の領域
は使用に際し前記膜の薄いスキン領域が崩壊するのを防
止するよう作用する比較的緻密でなく、多孔質でめりか
つ実質的に非選択性の支持領域で構成される。複合膜は
一般に、多孔質支持体上に重畳された適当な半透膜材料
の薄層若しくはコーティングで構成される。上記種類の
膜は全て、平シート型若しくは中空繊維型で製造されて
いる。
本発明の主題は、主として種々の形態学的構造を有する
中空繊維分離膜で構成された半透膜装置に関するもので
あり、以下説明するように装置の透過側を供給側から分
離するチューブシートに埋設された中空繊維壁部が相当
に減少しかつ緻密化していることをざらに特徴とする。
中空繊維膜を注封して製造される膜装置(たとえばモジ
ュール)の製作に伴う問題が周知されている。さらに、
チューブシートに埋設された中空IBMにおける圧力蓄
積が常に問題となっている。
しばしば遭遇する他の問題は、綺麗な充分開口した内孔
端部を得ることである。如何なる中空繊維膜モジュール
においても、分#操作に際し中空繊維と注封組成物との
間に流体密封関係が存在することを必須とする。膜に基
づく分離法においては膜モジュールの高圧側と低圧側と
を分離する領域にて、膜とその周囲との間に流体漏れが
生じてはならない。中空l!維とチューブシートとの間
には漏れのない状態が存在せねばならない。しかしなが
ら、高圧条件下ではしばしば中空繊維が圧縮変形を受は
易いことが観察されている。その結果、中空LIANは
注封剤−m雑の界面にて注封材料の表面から引離され或
いは収縮離間すると共k、供給流体を流過させかつ透過
流体と混合するような微小通路を形成して、望ましくな
い生成物純度をもたらす。
中空繊維膜の束における端部を包囲するチューブシート
の注封若しくは形成は周知技術であって、それ自体は本
発明の主題を構成しない。たとえばE、A、マツフレイ
ンに係る1969年1月14日付は発行の米国特許筒3
.422.008号公報は、その第11欄、第11〜3
8行に注封法を記載している。ダモス等に係る1980
年1月15日付は発行の米国特許筒4、183.283
号公報はその第6欄、第51行以降に他の注封法を記載
している。1980年6月10日付は発行のM、J、コ
ブラン等に係る米国特許筒4、207.192号は、中
空フィラメイン分離モジュールに関するものでおって、
その第12欄、第46行以降に他の注封技術が開示され
ている。A、ザンピ二に係る1982年4月6日付は発
行の米国特許筒4、323.453号公報に記載された
発明はエポキシ注封組成物につき特定のイミダゾール硬
化剤を使用することに向けられ、必要とされる処理工程
及び成分を充分に開示している。その第12欄、第20
行から始まり第59行まで続く部分において、ザンビ一
二は後硬化の際の熱の使用を説明しており、さらに同化
の際の最終硬化に関するピーク温度を中空tif4膜の
ガラス転移温度より約10℃又は20℃以下だけ低くす
べきことを反復記載している[第12欄、第25〜28
行、第37〜40行、第54〜56行]。注封法の他の
説明は、オペルステニー等に係る1983年1月25日
付は発行の米国特許筒4,369,605号公報、第3
欄、第35行以降:モルソツプに係る1983年6月2
1日付は発行の米国特許筒4,389,363号公報[
ここでは、中空繊維の端部にミクロボアに流入しうる液
体を充填して、内孔中への注封材料の流入を最小化させ
る]:1985年10月15日付は発行のオカノ等に係
る米国特許筒4.547.289号公報[ここでは、ポ
リスルホン中空繊維を60℃〜150℃、すわちポリス
ルホンのガラス転移温度よりも低い温度で硬化するエポ
キシ樹脂で注封する]:1986年11月18日付は発
行のクズモト等に係る米国特許筒4,623,460号
公報[ここでは、中空!雑の束における注封部分を熱風
で乾燥して注封前の束の外径を減少させ、この加熱に際
し中空1維の外径及び内孔の内径を減少させ、この方法
はチューブシート作成に際し遭遇する幾つかの問題を除
去するが、収縮した中空繊維の内径減少に伴う特に切断
若しくはスライス工程における多数の新たな問題、並び
にクズモト等の技術に用いられる半透膜装置の性能を相
当に低下させるような小さい内径に基づく過度の圧力低
下が発生するという問題が生ずる]:1987年8月1
1日付は発行のオットート等に係る米国特許筒4.68
6.039@公報[その第5aI、第20行以降には1
@部又は両端部が注封されている流体分離モジュールの
製造を開示している]にも見ることができる。1983
年4月19日付は発行のオットート等に係る初期の米国
特許筒4.380,460号公報にはその第3@、第4
〜7行に、この不適切な領域及びその近傍にて中空繊維
が最も脆くかつ破壊し易いことが記載されている。何故
なら、明らかにチューブシートの硬化に際し熱がll1
t11に加わるからである。しかしながら、使用する温
度については何も示されていない。
チューブシートの製造又は注封工程に関し多数の材料が
存在するが、上記刊行物はいずれも本発明における改良
を示唆も開示もしていないと思われる。
[発明の要点] 本発明は、中空繊維とチューブシートとの間に実質的に
漏れのないシールを特徴としかつ全般的に改良された性
質を有する多孔質中空繊維半透膜装置の製造方法、並び
に改良された中空繊維透過膜装置に関するものである。
本発明の方法においては、チューブシートを重合体の軟
化温度よりも高い温度にて中空繊維におCプる多孔質ポ
リマーのガラス転移温度に実質的に等しい又はそれより
高い温度で熱処理する。加熱は、チューブシートの注封
部分における中空繊維の多孔質壁部を実質的に緻密化す
るのに充分な時間にわたって継続される。
「実質的に緻密化する」という表現は、チューブシート
内に注封された多孔質中空m雑が熱処理前の中空繊維の
多孔質レベルに比較して少なくとも約25%、好ましく
は少なくとも約50〜約100%緻密化されることを意
味する。本発明の方法においては、次の改良が得られる
:すなわち、中空繊維の内孔の主要部及びチューブシー
トに埋設された中空繊維の長さの主要部が、チューブシ
ートに埋設されてない多孔質中空m維の部分の孔径より
も大きい孔径を有し、ざらに中空繊維の壁部が緻密化さ
れている。
第1図において、参照符号1はチューブシートを示し、
2は中空繊維を示し、3は中空繊維の内孔を示し、4は
中空繊維のガラス転移温度に実質的に等しい又はそれよ
り高い温度にて加熱する前の中空繊維の多孔質壁部を示
し、ざらに参照符号5は中空ll11のガラス転移温度
に実質的に等しい或いはそれより高い温度にて本発明の
方法により熱処理された俊の中空繊維の緻密化壁部を示
し、記@O,D、及び1.D、は中空繊維の外径及び内
径を示す。図面に見られるように、熱処理は外径に対し
実質的に作用を及ぼさないが、中空繊維の内径、すなわ
ち内孔寸法を増大させる。
第2図において、圧力が約42  kg/cm2  (
約600psi )に達すると、モジュールAは多孔質
中空繊維とチューブシートとの間の漏れによって失格す
る。この段階において、このモジュールは上方い窒素漏
れによって証明されるように失格する。
モジュールBは70  kg/cm2  (1000p
si )に達する圧力でも失格を示さなかった。
本発明によれば、中空繊維とチューブシートとの間に実
質的に漏れのないシールを有しかつチューブシートに埋
設された実質的に緻密化した中空m維を有する中空繊維
透過性膜が製造される。これらの膜は、半透膜により分
離しうる任意の混合物、たとえば気体/気体、気体/液
体、液体/液体、液体/固体(溶解した固体を含む)の
混合物の分離を行なうのに有用である。これらは一般に
モジュールと呼ばれるユニットとして作成され、この種
のモジュールの設計及び作成は当業者に周知されており
、したがって詳細な説明を要しない。
公知のように、これらモジュールは単一端部又は二重端
部とすることができる。
多孔質中空11i維半透膜モジユールは多くの形状で作
成することができる。たとえば、適当な保持器内に封止
された多孔質中空繊維の長手方向束;適当な保持器内に
封止された多孔質中空繊維の螺旋巻回された束:並びに
その他任意の形状とすることができる。大抵の場合、多
孔質中空繊維の端部は一般に注封として知られるように
チューブシート内に埋設され、かつチューブシートは切
断若しくはスライスされて多孔質中空IIG雑の端部を
開口させることにより流動を妨げないようにする。
これらモジュールは、中空繊維の外表面にわたりこれら
中空繊維の内孔の内部における透過物の流れから供給物
の流れを分離するよう作成されて、供給原料混合物に最
初に存在する他の諸成分から透過成分を回収することが
できる。成る場合には逆の操作を用いることもでき、す
なわち供給物を中空繊維の内孔中に導入し、かつ透過物
を中空繊維の外表面から回収することもできる。供給物
及び透過物の流動パターンの異なる配置、並びに少なく
とも1種の成分とこれに混合した少なくとも1種の他の
成分との混合物から少なくとも一方の成分を分離するた
めのモジュールは当業界で周知されている。
多孔質中空繊維透過膜モジュールの製造に際し、複数の
多孔質中空繊維又はその束の一端部又は両端部はチュー
ブシート内に埋設され或いは注封される。これを行なう
には多くの方法が知られている。本発明による方法の曲
型的な手法においては、任意公知の形状を有する中空繊
維束の端部を金型内に入れ、この金型に注封用樹脂組成
物を所望深ざまで充填し、かつ束を樹脂充填金型内に樹
脂が硬化するまで保持する。所望に応じ、硬化を促進す
べく熱を加えることもできる。樹脂が硬化した後、一体
内チューブシートを室温又は高められた温度で硬化させ
る。室温又は多孔質中空繊維のガラス転移温度よりも低
い高められた温度で硬化させた後、モジュールのチュー
ブシート又は注封部分を次いで本発明の方法により多孔
質中空繊維における熱可塑性ポリマーのガラス転移温度
に実質的に等しい又はそれより高い温度にて、或いは熱
硬化性樹脂の軟化点よりも約5℃以上低い温度にて熱処
理する。「実質的に等しい」という表現は、多孔質中空
繊維における熱可塑性ポリマーのガラス転移温度よりも
約5℃以上低い温度、好ましくは2℃以上低い温度を意
味する。熱処理はチューブシートをスライスし又は切断
して多孔質、中空繊維の端部における内孔を開口させる
前又は開口した後に行なうことができ、かつ任意便利な
加熱技術によって行なうことができる。或いは、注封樹
脂の中間的な室温若しくは高温硬化を省略することもで
き、さらに樹脂が硬化した後に直接にモジュールのチュ
ーブシート又は注封部分を本発明の方法により多孔質中
空繊維にあけるポリマーのガラス転移温度に実質的に等
しい或いはそれより高い温度で熱処理することもできる
。これも同様に、スライス操作又は切断操作の前または
後のいずれかに行なうことができる。一般に、好適方法
はチューブシートを切断する前に本発明の方法により熱
処理することである。このチューブシートのスライス及
び切断は、モジュールが作成された後に繊維の内孔を開
口させるための公知過程である。
本明細書において、これら表現の1つ若しくはそれ以上
はこの開口工程を示すべく使用される。しかしながら、
使用した表現はたとえ異なる特定の表現がここで使用さ
れなかったとしても、この目的を達成するための任意の
方法に適用される。
ざらに本発明の半透性流体分離装置は、計算により示さ
れるように、従来公知の方法を用いて作成される装置よ
りも経済上の利点を有する。これらの計算においては、
2成分混合物(たとえば40  H2/60  CH4
からの水素の分離を試験した。中空1i1モジユールの
分離透過特性は次の通りであった。
この場合の試験に用いた供給物圧力は35   kg/
Cm2絶対圧(500psia )であり、透過物圧力
は1.4  kMcIII2絶対圧(20DSia)で
あり、透過物組成の要件は90%の水素純度に設定した
。この試験に用いた半透性中空繊維膜装置の寸法は次の
過膜面積 チューブシートの外側に おける中空1雑の活性長さ チューブシート内の 中空繊維の長さ 中空繊維の外径 中空繊維の内径 p、、sm2  (100ft 2  )110C1l
l(45インチ) 13cm(5インチ) 0.038CII  (15ミル) o、o13cm  (5ミル) 文献[たとえばハンドブック・オブ・セパレーション・
プロセス・テクノロジー、R,W、ルソー編、ジョン・
ウィリー・アンド・サンズ・インコーポレーション社(
1987) :メンブランス・イン・セパレーションス
、サン−タフ・フワング・及びに、ハンメルマイヤー、
ロバートE、クリーガー出版社(1975) :及びC
,Y、パン、「高フラツクスの不整中空繊維膜によるガ
ス分離」、AIChEジャーナル、第46巻(1986
) ]に記載された公知の計算法を用いて、操作条件及
び所望の水素純度の回収率%を計算し、次の通りである
ことが判明した: モジュール モジュール I      n Δpp11.86  (26,4)   0.19 (
2,7)k(1/Cm2  (psi  ) ΔPO14,70(66,9)   3−98 (56
,8)kQ/Cm2  (pSi  ) θ、%           32.5      3
4.5Q/A16.99      7.21[1(S
TP)7m1nd/ft2 φ、%           73.3      7
7、6ΔPp−チューブシートに対する圧力低下ΔPo
−チューブシート内の繊維長さを含む全繊維長さにわた
る圧力低下 θ−ステージカット Q/A=透過物流速/膜面積 φ=急速ガスの回収 モジュールエは従来のチューブシートを有し、モジュー
ル■は本発明の方法により熱処理されたチューブシート
を有し:521L理後のチューブシートにおける中空繊
維の内径は 0.025 cm  (10ミル)であった。
モジュール■を用いる改良及び経済的利点は、より高い
水素回収率において明らかである。
当業者に知られているように、各熱可塑性ポリマー組成
物はそれ自身の特定ガラス転移温度を有し、かつ各熱硬
化性組成物はその軟化点を有する。
したがって、熱処理を行なう温度は中空繊維のポリマー
組成に依存する。熱処理の間、チューブシート内に存在
する多孔質中空11AHの部分は実質的に緻密化すると
共に、繊維の内孔径が増大する。
同時に、中空!lAt4の外表面はチューブシートに結
合し続ける。チューブシート内に存在する中空繊維の緻
密化については、中空繊維におけるこの部分の物理的及
び構造的一体性が増大し、したがって使用に際しかつ/
又は圧力下で変形及び層剥離を受けることが少ない。熱
処理は、チューブシートに悪影響を与えない温度で行な
われる。熱処理の間、中空繊維とチューブシートとの間
の界面を冷却して(たとえば冷空気による)、熱が界面
における中空繊維を破損しないよう防止する。
本発明の他の利点は、中空11維緻密化の結果としてチ
ューブシート内のm[がより大きい孔径を有することで
ある。より大きいこの孔径は流体分離用途にあける比較
的小ざい内孔−側圧低下を可能にし、したがってより効
率の大きい分離及び流動を可能にする。ざらに、チュー
ブシートの切断。
を熱処理操作の後に行なう場合、一般にチューブシート
内の緻密化した中空繊維の大きい孔径は、!!維端部の
溶融なしにチューブシート内における緻密化中空繊維端
部の一層良好な開口を与える。
これらの利点は、本発明の多孔質中空繊維透過膜モジュ
ールの性質又は有用性に対し殆んど認めうる悪影響を与
えずに得られる。
熱処理に要する時間は、多孔質中空lI維膜の組成及び
チューブシートの組成、並びにモジュールの寸法に依存
する。これは小さいチューブシートの約15分間から大
きいチューブシートの約5時間若しくはそれ以上、好ま
しくはこの熱処理温度における大きいチューブシートに
つき約1.5〜約2.5時間の範囲で変化することがで
きる。
本発明による方法は、比較的高い圧力にて中空繊N膜に
よる実質的に漏れのない流体分離の目標を達成する。上
記したように、多孔質中空繊維における熱可塑性ポリマ
ーのガラス転移温度又は熱硬化性ポリマーの軟化点に実
質的に等しい又はそれより高い温度でチューブシートを
加熱することにより、チューブシート内の多孔質中空t
i維は実質的にWI密化すると共に実質的に非圧縮性と
なる。
一般に、この温度はチューブシートに対し有害でなく、
多くの場合(たとえばエポキシ樹脂の場合)注封組成物
の大きい架橋及び(又は)チューブシートポリマーの高
い熱変形温度をもたらし、これらの両者が望ましい。熱
処理温度で劣化するような注封材料は、本発明の方法を
用いる場合、回避すべきである。wI密化中空ta維の
非圧縮性は、より一体的なユニットを与えると共に、緻
密化中空Ili維を実質的に又は全体的にチューブシー
トから離脱させず、ざらに中空繊維の壁部とチューブシ
ートとの間の漏れを生ぜしめない。
本発明による高温熱処理法が改良された性質を有する多
孔質中空繊維透過膜装置の製造を可能にするという事実
は、全く期待も予想もされなかった。たとえば米国特許
用4,323,453号公報には、殆んどの場合に硬化
は一般に3段階、すなわち硬化開始段階、固化段階及び
架橋段階で生ずると記載されている。この米国特許は、
硬化開始段階を望ましくないピーク発熱温度が生じない
ように行なうべきであり、硬化反応におけるピーク発熱
温度がしばしば中空繊維膜のガラス転移温度より少なく
とも10℃又は20℃低いと記載している[第12欄、
第18〜30行]。ざらに、この米国特許は、第2の固
化段階を高められた温度、有利には固化の際のピーク温
度が中空繊維膜のガラス転移温度より少なくとも10℃
又は20℃低い温度で行なうべきであり、しばしば同化
の際のピーク発熱温度は約100℃以下であることを記
載している[第12欄、第31〜42行]。選択的であ
ると考えられる最終的な架橋段階においては、同化の際
のピーク温度と少なくとも同じ高さの温度であるが中空
繊維膜のガラス転移温度よりも約10℃又は20℃低い
温度が開示されている[第12欄、第43〜57行]。
これら3段階の全てにおいて、この米国特許は常に中空
繊維膜のガラス転移温度よりも約10℃又は20℃低い
温度を必要とする。この米国特許に使用するために開示
された最高温度はピーク温度を越えず、かつピーク温度
は常に中空繊維膜のガラス転移温度よりも少なくとも1
0℃又は20℃だけ低い。米国特許用4.323.45
3号公報は、中空繊維のガラス転移温度に実質的に等し
い又はそれより高い温度におけるチューブシート又は多
孔質中空繊維半透膜の注封部分の熱処理を開示も示唆も
していない。
事実、この米国特許はこれら3段階の全てにおいて温度
をこのガラス転移温度より約10℃若しくは20℃低く
せねばならないことを記載している。
米国特許用4,623,360号公報に開示された方法
は、分離及び亀裂を生ぜしめる膨潤及び収縮を示すよう
なスポンジ層を有して中空繊維膜と硬化した注封組成物
若しくはチューブシートとの間に漏れを生ぜしめる注封
膜において遭遇する幾つかの問題を解消すると主張して
いる。さらに、この米国特許は、多孔質中空mMの束に
おける端部の外表面を熱風により束が注封される前に9
0〜100℃の温度で乾燥することにより、この目的が
達成されるとも主張している。これは、本発明の方法と
は顕著に相違する。何故なら、この米国特許は多孔質中
空lIMが注封された後のチューブシートの熱処理を教
示しておらず、さらに中空繊維の内孔径を増大させるこ
とも教示せず、また多孔質中空繊維のガラス転移温度に
実質的に等しい又はそれより高い温度におけるチューブ
シートの加熱を教示も示唆もしていないからである。実
際上、この米国特許の方法は、中空11iIfの外径と
内孔径との両者を減少させる傾向がある。
本発明によれば、多孔質中空l!維護膜モジュール、当
業者により使用されかつ実施されている公知の演用技術
によって最初に作成される。この種のモジュールの実際
上の作成は本発明の主題を構成せず、この製造には任意
公知の方法(たとえば米国特許用4.207.192@
に示される)、たとえば多孔質中空繊維束の端部を包封
するためチューブシートの初期注封又は作成の方法を使
用することができる。モジュールが作成された後、これ
らを本発明の方法にかける。これは、包封された多孔質
中空1維を内蔵するモジュールのチューブシート部分を
、熱可塑性多孔質中空繊維のガラス転移温度に実質的に
等しい又はそれより高い温度にて、チューブシート内に
包封された熱可塑性中空繊維を実質的に緻密化するのに
充分な時間にわたり高温処理することを含み、或いは包
封された熱硬化性多孔質中空繊維をチューブシート内に
包封された繊維のほぼ軟化温度にて加熱することを含む
この熱処理の結果、チューブシート内の中空繊維は緻密
化すると共に、中空繊維における内孔の主要部及びチュ
ーブシート内に埋設された中空繊維の長さの1部はチュ
ーブシート内に埋設されてない多孔質中空繊維の内孔径
よりも大きい内孔径を有するようになる。ざらに、チュ
ーブシー市内に埋設された中空繊維の壁部は、かくして
ほぼ完全に緻密となりかつ非圧縮性となる。N維は流体
分離過程において操作圧力下に注封剤−繊維の界面から
収縮せず、したがって中空繊維の外表面壁部とチューブ
シートとの間の界面で漏れを実質的に生じない。ざらに
、繊維内孔開口部の内径は中空繊維の壁部緻密化により
増大しているので、流体分離操作に際しチューブシート
内の内孔に対する圧力低下が小さくなる。他の利点は、
チューブシート内の繊維内孔端部の開口がより大きい内
孔開口部の存在により促進されることである。
本発明の熱処理法は、繊維−チューブシートの界面を破
損しないような条件下で行なわれる。チューブシートを
上記条件下で加熱する場合、界面における温度はi!維
破損を防止するよう制御すべきである。これは、界面の
熱処理に際し界面に冷空気を吹付けることにより(又は
その他の手段により)行なうことができる。
チューブシート内に埋設された中空繊維の外壁部は、本
発明による熱処理の前、その最中及びその後にチューブ
シートに付着することが重要である。多くの場合、中空
繊維材料とチューブシート材料との間には自然(=I−
Wが生じ、さらにこれら両者は強力な接着結合を形成す
る。他の場合、付着を促進するための結合剤の使用も必
要である。これらの結合剤及びその使用は当業界で公知
である。
付着が存在しないと、繊維はチューブシートから収縮離
間して系に漏れを生ずる。使用する注封材料は高い熱処
理温度に耐えうるちのでなければならず、かつ中空繊維
から収縮離間したり引離されたりしてはならない。
本発明の方法によるチューブシートの熱処理は、チュー
ブシートが任意公知の方法によりスライス又は切断され
る前又はその後のいずれでも行なうことができる。した
がって、中空繊維の束を上記のように常法で注封するこ
とができ、次いでチューブシート部分を本発明の方法に
より熱可塑性中空l!雑のガラス転移温度に実質的に等
しい又はそれより高い温度にて或いは熱硬化性中空繊維
のほぼ軟化温度にて必要時間にわたり加熱し、最後に熱
硬化したチューブシートを慣用手段によってスライスす
る。或いは、中空繊維の束を上記したように常法で注封
し、かつ注封組成物が固化した後にチューブシートを慣
用手段により切断し、次いでチューブシート部分を本発
明の方法により熱可塑性中空繊維のガラス転移温度に実
質的に等しい又はそれより高い温度にて或いは熱硬化性
中空繊維のほぼ軟化温度にて必要時間にわたり加熱する
加熱は慣用手段、たとえば電気加熱素子、電磁波、赤外
線手段などを用いる任意便利な方法で行なうことができ
、本発明の方法で処理すべきモジュールのチューブシー
ト部分に熱を加える。
本発明の方法による後硬化熱処理に続き、中空繊維束を
適当なエンクロージャの内部に装着し、かつチューブシ
ートにより中空繊維の内孔側と外側との間にシール又は
バリヤを形成する。エンクロージャとチューブシートと
の間の嵌合は漏れ防止状態となって、流体組成物がエン
クロジV壁部とチューブシートとの間で漏れたり流過し
たりするのを防止する。或いは、チューブシートをシェ
ルに直接結合させることもできる。
透過性中空繊維の製造及びこの製造に用いる材料は周知
されている。この種の中空繊維は■、力バッソにより記
載された方法「「中空繊維膜」、カーク−オスマー:エ
ンサイクロペディア・オス・ケミカル・テクノロジー、
第12巻、第3版、第492〜517頁(1980) 
、並びに■、カバッソ「メンプラン」、エンサイクロペ
ディア・オス・ポリマー・サイエンスやアンド◆エンジ
ニアリング、第9巻、第2版、第509〜579頁(1
98γ)]により容易に製造され、これら文献を参考の
ためここに引用する。多くの中空繊維は多孔質であるこ
とが知られ、中空繊維の外表面と内表面との間には流体
流路が存在する。一般に、細孔は約200.000オン
ゲスロ一ム未満の平均断面直径を有し、成る種の多孔質
中空繊維の場合には平均断面孔径は約50、000若し
くは約io、 oooオンゲスドーム未満である。成る
場合、平均断面孔径は約5〜約200オンゲスドーム程
度に小さくすることもできる。目的用途(たとえば気体
−気体、液体−液体、微小濾過、限外濾過など)に応じ
て、適当な孔径寸法を有する中空繊維を選択する。
有利には、中空繊維の壁部は、その取扱に特殊な装置を
必要としないよう充分肉厚とする。中空li&Hの外径
は約0.0025 cm (1ミル)若しくはそれ以下
乃至約0.25 Cm (100ミル)若しくはそれ以
上、好ましくは約 αoos1cm (2ミル)〜約0
.20  Cm(約80ミル)の範囲で変化することが
できる。中空ili維の肉厚は約0.00025 cm
  (0,1ミル)〜約0.030  cm (12ミ
ル)若しくはそれ以上、ができる。
多孔質中空繊維、特に少なくとも厚ざ約α0051  
C11l(2ミル)の壁部を有するような中空繊維に所
望の流束を形成するには、相当なボイド容積を有する中
空繊維が有利に使用される。ボイドは、中空4111i
の材料が存在しない中空繊維内の領域である。たとえば
ボイドが存在する場合、中空m維の密度は中空繊維の密
実材料の密度よりも低い。中空m維のボイド容積は90
%程度に高くすることができ、或いは見掛は容積(すな
わち内孔容積を含まない中空U&雑の全寸法に含まれる
容積)に対し約10〜80%、しばしば約20〜70%
の範囲とすることができる。
分解せずに軟化する公知の有機材料から製造される任意
の多孔質中空i!維を本発明の有利な熱処理工程にかけ
ることができ、たとえば天然及び合成ポリマー(その配
合物を包含する)、熱可塑性若しくは硬化性(好ましく
は熱可塑性)樹脂を包含する。典型的なポリマーは置換
若しくは未置換ポリマーとすることができ、ポリスルホ
ン:ポリ(スチレン)、たとえばアクリロニトリル−ス
チレン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体及びス
チレン−ビニルベンジルハライド共重合体のようなスチ
レン含有共重合体;ポリカーボネート;セルロース質ポ
リマー、たとえばエチルセルロース、酢酸セルロース:
酢酸−酪酸セルロース、プロごオン酸セルロース、メチ
ルセルロースなど;ポリアミド及びポリイミド(アリー
ルポリイミド及びアリールポリイミドを包含する):ポ
リエーテル;ポリ(アリーレンオキサイド)、たとえば
ポリ(フェニレンオキサイド):ポリウレタン:ポリエ
ステル(ポリアリ−レートを包含する)、たとえばポリ
(エチレンテレフタレート)、ポリ(アルキルメタクリ
レート)、ポリ(アルキルアクリレート)など;ポリス
ルフィド;上記以外のα−オレフィン性不飽和を有する
モノマーからのポリマー、たとえばポリ(エチレン)、
ポリ(プロピレン)、ポリ(ブテン−1)、ポリ(4−
メチルペンテン−1)、ポリビニル、たとえばポリ(塩
化ビニル)、ポリ(弗化ビニル)、ポリ(塩化ごニリデ
ン)、ポリ(弗化ビニリデン)、ポリ(ビニルエステル
)、たとえばポリ(酢酸ごニル)及びポリ(プロピオン
酸ビニル);ポリホスファジンなどから選択することが
できる。
多くの場合、中空繊維は複合膜の形態であって薄膜形成
材料が多孔質中空繊維の表面に施される。
これは、たとえば米国特許第4,4C17,001号に
示されたような任意公知の方法で製造することができ、
この米国特許に6いては膜形成材料の溶液を施して約7
,000オングストロームまで、好ましくは約500〜
約2,000オングストロームの仕上げ乾燥コーティン
グを多孔質中空繊維の外表面に付着させる。成る場合、
付着は結合剤及び(又は)化学処理によって促進される
有用な膜形成材料の典型例は、置換若しくは未置換とし
うるポリマーで必る。これらの材料は合成ゴム;天然ゴ
ム;比較的高分子量及び(又は)高沸点の液体:有機プ
レポリマー;ポリ(シロキサン):ポリシラザン;ポリ
ウレタン;ポリ(エピクロルヒドリン) ;ポリアミン
:ポリアミド;アクリロニトリル含有共重合体、たとえ
ばポリ(α−クロルアクリロニトリル)共重合体):ポ
リエステル(ポリラクタム及びボワアリーレートを包含
する)、たとえばポリ(アルキルアクリレート)及びポ
リ(アルキルメタクリレート)、ポリスクシネート及び
アルキド樹脂:セルロースポリマー;ポリスルホン:ポ
リ(アルキレングリコール)、たとえばポリ(エチレン
グリコール)、ポリ(プロピレングリコール)など:α
−オレフィン性不飽和を有する七ツマ−からのポリマー
たとえばポリ(オレフィン)、たとえばポリ(エチレン
)、ポリ(プロピレン)、ポリ(ブタジェン)、ポリ(
2,3−ジクロルブタジェン)、ポリ(クロロプレン)
、ポリ(スチレン)、たとえばポリ(スチレン)共重合
体、たとえばスチレン−ブタジェン共重合体;ポリビニ
ル、たとえばポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニル
アルデヒド) (たとえばポリ(ビニルホルマール)及
びポリ(ビニルブチラール)、ポリ(ビニルケトン)(
たとえばポリ(メチルビニルケトン)、ポリ(ビニルエ
ステル) (たとえばポリ安患香酸ビニル)、ポリ(ハ
ロゲン化ビニル)、ポリ(ハロゲン化ごニリデン):弗
素化エチレン共重合体:ポリ(アリーレンオキサイド)
:ポリカーボネートなど、並びに上記からの反復単位を
有するブロック共重合体を包含する任意の共重合体、並
びに上記いずれかと上記ポリマーにおけるモノマーとを
含有するグラフト及び配合物を包含する。
本発明は、中空l!雑の緻密化及びチューブシート内に
埋設された中空繊維の内孔径の拡大が得られると共にデ
ユープシートと中空繊維(熱可塑性若しくは熱硬化性)
との間の付着を実質的に失わないような半透PIA装置
に向けられる。個々の場合、これらの特性は達成されな
いこともあり、その場合は膜は本発明の範囲内でない。
チューブシートは、密実注封材料に埋設された中空繊維
の束の端部を含む。チューブシートの形成は任意適当な
方法で行なうことができ、この種の方法は当業界で周知
されており、たとえば米国特許筒3.339.341号
、第3.442.389号、第3.455,460号、
第3.690.465号及び第4,207.192号が
あり、これら全てを参考のためここに引用する。一般に
、注封材料はチューブシートを作成する際に液状であり
かつ耐圧性の漏れのない構造まで固化する。本発明の目
的には、チューブシートは本発明の熱処理に用いられる
高温度にて安定でなければならない。
注封材料は無機若しくは有機物質、或いはその混合物と
することができる。冷却若しくは硬化に際し固化する有
機樹脂が一般に用いられ、特に透過性中空繊維の外WM
に強力な接着結合を形成して殆んど収縮を示さないよう
なものが用いられる。
これらの材料は周知されておりかつ文献、たとえば米国
特許筒4.369.605号公報(これを参考のためこ
こに引用する)に充分記載されている。
説明の便宜上、ポリスルホン多孔質中空繊維を本発明の
説明に用いる。しかしながら上記したように、本発明は
この種の繊維のみに限定されない。
ここで用いる中空mMの典型的な製造においては、ポリ
スルホン多孔質中空繊維を一般にカバッソ等(上記)に
より記載された方法でドープ組成物から紡糸し、その際
ポリスルホンとジメーチルホルムアミドとを含有する三
成分溶液を使用し、この溶液にあける全ポリマー濃度は
望ましくは約25〜約45重量%である。この紡糸法に
おいては周知のチューブ・イン・チューブ・ジェット技
術を使用し、約21℃の水を中空繊維のための外側冷却
媒体としかつ繊維の中心における冷却媒体を空気とする
冷却に続いて洗浄及び高められた温度における乾燥を行
なった後、膜形成材料で被覆する。
[実施例] 以下、実施例により本発明をざらに説明する。
衷塵拠−ユ 上記の常法により製造されたポリスルホン多孔質中空繊
維を、熱風乾燥塔に通過させることにより約115℃に
て空気乾燥させた。次いで、乾燥されたl1ilを、他
の熱風オープンに約167℃で通過させてアニールした
。アニールされた繊維を1.3重量%の酢酸セルロース
濾過溶液でインライン被覆し、この溶液を作成するのに
使用した溶剤は40/ 40/ 20容量比の酢酸/イ
ソプロパツール/水の混合物とした。用いた被覆手順は
米国特許筒4、467、001号公報に記載された方法
とした。被覆された多孔質中空IIIを乾燥させた後に
巻取器に巻取り、繊維は0.0358cm  (14゜
1ミル)の平均外径と0.0137cm  (5,4ミ
ル)の平均孔径(内側直径)を有した。米国特許筒4,
207.192号に記載された方法により約51cmの
外径と約30.5cmの長さとを有する2種のポリスル
ホン中空繊維膜モジュールを作成した。各モジュールの
1端部をエボキシ樹脂で注封してチューブシートを形成
し、室温で1晩硬化させ、次いで切断した。結果はルー
プ型モジュールとなった。
モジュールA:第1のモジュールの切断チューブシート
を120℃の温度、すなわち熱可塑性ポリスルホン中空
繊維のガラス転移温度よりも相当低い温度にて2時間に
わたり後硬化させ、この手順は現在−殻内に用いられて
いる常法である。このモジュールにおける中空繊維の外
径若しくは内孔径又はチューブシートの寸法に変化は認
められなかった。このモジュールは比較目的で作成した
ものであり、かつ従来製造されている製品の典型である
。仕上げモジュールの有効面積は2.4m2(26平方
フイート)であった。
モジュールB:このモジュールは本発明の方法により作
成されたものである。第2のモジュールの切断チューブ
シートを本発明の方法により190℃の温度、すなわち
熱可塑性ポリスルホン中空繊維のガラス転移温度よりも
高い温度にて2時間熱処理した。中空繊維の外径又はチ
ューブシートの寸法に変化は認められなかった。しかし
ながら、中空llffの内孔径は、この場合平均してチ
ューブシートに埋設された中空繊維の部分において0.
0246cm  (9,7ミル)であった。チューブシ
ート内に埋設されておらずかつ中空繊維のガラス転移温
度以上で加熱されなかった内孔の平均内径は、まだ0.
Of37cm  (5,4ミル)であった。このチュー
ブシートにおける中空繊維の壁部は、熱処理後にほぼ完
全に緻密化されかつ非圧縮性であった。
仕上げモジュールの有効面積は2.47 m 2  (
26,6平方フイート)であった。
上記2種のモジュールの透過特性を、純ヘリウムと純窒
素と10 : 90のヘリウム/窒素の混合物とを用い
て種々の圧力下に同じ時間にわたり21℃で比較し、そ
の結果を第2図に示す。ヘリウムと窒素との混合物を用
いた理由は、ヘリウムを急速ガスとしかつ窒素を低速ガ
スとするためである。その結果、透過物における低速ガ
スの存在は、漏れ及び(又は)モジュール失格をより積
極的に示唆する。選択性は、この混合物にあける透過性
の高い成分の透過速度と、処理されている混合物におけ
る透過性の低い成分の透過速度との比である°。
平均透過度をft3 (STP)7ft2 ・psi 
 ・日として示す。ガスを中空繊維膜の外表面に供給し
かつ中空繊維膜の内孔から透過物を回収し、ざらに透過
速度及び選択性を測定することによりモジュールを試験
した。純窒素と純ヘリウムとの透過速度及びヘリウムと
窒素との90/10の混合物における透過速度と選択性
とを2種のモジュールにつき示した結果を下記に示す。
比較モジュールAは著しく上昇した圧力下では使用する
ことができず、これは約42   kMcn2  (6
00osi)に近い圧力ニテ中空繊維とチューブシート
との間に相当な注封漏れを示した。他方において、本発
明の方法により製造されたモジュールBは70  kg
/cm2  (1,000psi)に達する圧力にて注
封漏れの徴候を示さなかった。
これらの結果は、約35   kMcm2  (500
psi)までの圧力にて両モジュールが良好な選択性と
透過特性とを有することを示している。第2図に示した
ように、実質的な窒素の漏れはモジュールA若しくはB
のいずれについても認められなかった。
しかしながら、窒素を単独使用して圧力を約42   
ka/cm2  (600psi)まで上昇させた場合
、モジュールAは失格して埋設中空繊維とチューブシー
トとの間に顕著なガス漏れを生じた。同じ条件下で、モ
ジュールBは実質的に漏れを示さなかった。実際上、約
70 kg/cm2  (1,000psi )程度の
高い圧力でさえ、モジュールBについては実質的に漏れ
が観察されなかった。
これらと同じモジュールをモジュールAが失格する前に
ヘリウム/窒素混合物を用いて評価した。
モジュールAは約35   gq/cm2  (500
psi)までの圧力にてヘリウム対窒素に関し91の初
期選択性を示したのに対し、モジュールBは約35  
 k(1/cm2  (500psi )までの圧力に
て113の選択性を示した。
約42   k(]/Cm2  (600psi)の窒
素圧力下でモジュールAが失格した後、このモジュール
をヘリウム/窒素混合物につき試験した。僅か7   
k(]/cm2  (100psi )の圧力にて選択
性は僅か43であっだのに対し、失格前に同じガス混合
物を用いた初期選択性は上記したように91であった。
ざらに上記したように、ヘリウム対窒素の初期選択性は
モジュールBにつき113であった。モジュールBを約
70  kg/cm2  (1,000psi )まで
の圧力にて窒素のみで失格なしに試験した後、モジュー
ルBを同じヘリウム/窒素混合物で試験した。
この試験は、67  k(J/Cm2  (950ps
i)の圧力にて123の選択性、すなわち初期選択性値
よりも高い数値を示した。
このデータ並びに第2図に示した窒素単独についてのデ
ータは、本発明の熱処理法を用いて製造された半透膜装
置が高圧下での使用の後にもその性質を保持することを
確認する。
実施例 2 チューブシートに埋設された透過性中空繊維のチューブ
シート部分を本発明にしたがって処理した場合、内孔径
と付着性とにおける改善が達成されることを確認すべく
、一連の試験を行なった。
この一連の試験においては、実施例1に記載したと同様
なポリスルホン中空繊維を実施例1に記載したと同様な
方法により4種の異なる被覆剤で被覆した。5種のモジ
ュールを作成し、各モジュールは8本のストランドの群
よりなる被覆ポリスルホン中空繊維を含有した。各群の
m維を0.50重量部のエポキシ樹脂エポン828(登
録商標)(ごスフエノール−A/エピクロルヒドリン)
と0.45重量部の硬化剤としてのナジック(登録商標
)メチルアンヒドライドと0.05重量部の促進剤とし
てのジメチルアミノメチルフェノールとからなるエポキ
シ組成物で注封して、直径1.27cmかつ長さ3.8
cmのチューブシートを形成した。このエポキシチュー
ブシートをゲル化させ、徐々に温度を109℃まで上昇
させることにより2時間にわたり硬化させ、かつスライ
スした。各モジュールの硬化チューブシート部分を19
0℃、すなわちポリスルホンのガラス転移温度に少なく
とも等しい温度にて2時間にわたり加熱し、次いで徐々
に室温まで冷却した。
被覆されたポリスルホン中空繊維の初期寸法を注封前に
200倍の倍率で顕微鏡測定により決定し、次いで本発
明による加熱工程にかけた後に同様に測定した。これら
の結果を下表に示す。このデータは、被覆剤を使用した
かどうかとは無関係に、このチューブシートに埋設され
た被覆ポリスルホン中空繊維部分が190℃でチューブ
シートを加熱した後に緻密化したことを示している。繊
維の熱処理されたチューブシート部分は、中空繊維の外
径にあける変化及び中空繊維の内径における増大を示さ
なかった。ざらに顕微鏡検査は、チューブシートに対す
る中空繊維の外壁部の付着も示さなかった。比較のため
、注封しないポリスルホン中空繊維の小さい束のセフシ
ョクについても同じ条件下で190℃にて加熱した。こ
の束は中空繊維の外径及び内径の両者における減少を示
したが、外径におけるこの減少は内方向への収縮を防止
するよう付着する表面が存在しないという事実に基因す
る。エポキシチューブシートは内方向への中空ili維
の収縮を防止する結果、g&維内孔はポリスルホンが緻
密化しかつ内孔径が増大する際に外方向に収縮した。種
々異なる被覆中空Na雑の緻密化部分の外観には極く僅
かの差が観察されたが、全ての場合ポリスルホンの緻密
化及び内孔径の増大がCA EC CA/ MMA TMBA− PE TMBA− PE 第1表 チューブシート内の 0.0351(13,8)/  0.0351(13,
8)10.0137(5,4)    0.0269(
10,6)0.0345(13,6)/  0.034
5(13,6)10.0188(7,4)    0.
0282(11,1)0.0366(14,4)/  
0.0368(14,4)10.0147(5,8) 
   0.0282(11,1)0.0348(13,
7)/  0.0348(13,7)10.0185(
7,3)    0.0282(11,1)0.037
3(14,7)/  0.0373(14,7)10.
0145(5,7>    0.0277(10,9)
*ニガラス転移温度(約190℃)より高い温度にてチ
ューブシート部分を加熱した後。
CA:酢酸セルロース、 EC:エチルセルロース、 CA/PMMA :酢酸セルロース/ポリメチルメタク
リレート、50150重量比、 TMBA−PE :テトラメチルごスフ1ノール−A、
!:混合イソ−及びテレ−フタロイルクロライドとのポ
リエステル。
【図面の簡単な説明】
第1図はチューブシートに埋設された単一の中空繊維透
過膜の断面図であり、ここで 第1A図は本発明の方法により熱処理される前の中空繊
維の断面図であり、 第1B図は本発明の方法により処理された後の中空lI
Hの断面図であり、 第2図は従来法により作成されたモジュールA及び本発
明の方法により作成されたモジュールBを用いて後記実
施例1で得られたデータに基づく窒素透過度と圧力との
関係を示す特性曲線図である。 1・・・チューブシート 3・・・中空繊維の内孔 4・・・中空I!帷の多孔質壁部 2・・・中空繊維 F I G、旧

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)選択透過性中空繊維の束と、 前記透過性中空繊維の端部のためのチュー ブシートを形成する樹脂注封剤と を含み、前記透過性中空繊維がその内孔の端部を開口さ
    せてなる流体分離装置において、前記チューブシートに
    埋設された前記透過性中空繊維の長さの1部に沿ったそ
    の内孔の主要部は前記チューブシートに埋設されてない
    前記透過性中空繊維の部分の内孔径よりも大きい内孔径
    を有することを特徴とする流体分離装置。
  2. (2)チューブシートに埋設された透過性中空繊維の部
    分における1部の壁部が実質的に緻密化されている請求
    項1記載の流体分離装置。
  3. (3)透過性中空繊維が熱可塑性ポリマーである請求項
    1記載の流体分離装置。
  4. (4)透過性中空繊維がポリスルホン中空繊維である請
    求項1記載の流体分離装置。
  5. (5)チューブシートがエポキシ樹脂である請求項1記
    載の流体分離装置。
  6. (6)チューブシートがエポキシ樹脂である請求項4記
    載の流体分離装置。
  7. (7)ケーシング内に請求項1記載の流体分離装置を含
    む流体分離モジュール。
  8. (8)ケーシング内に請求項6記載の流体分離装置を含
    む流体分離モジュール。
  9. (9)選択透過性中空繊維の束を形成し、 前記束の端部を樹脂注封剤で注封してチューブシートを
    形成し、 前記束のチューブシート部分を、前記選択透過性中空繊
    維における熱可塑性ポリマーのガラス転移温度若しくは
    熱硬化性ポリマーの軟化点に実質的に等しい又はそれよ
    り高い温度にて、チューブシート部分における中空繊維
    を実質的に緻密化させるのに充分な時間にわたつて加熱
    し、かつ チューブシートを切断してその内孔の端部を開口させる ことを特徴とする流体分離装置の形成方法。
  10. (10)チューブシートをスライスした後に、このチュ
    ーブシートを選択透過性中空繊維のガラス転移温度若し
    くは軟化点に実質的に等しい又はそれより高い温度にて
    加熱する請求項9記載の方法。
  11. (11)選択透過性中空繊維が熱可塑性ポリマーである
    請求項9記載の方法。
  12. (12)選択透過性中空繊維がポリスルホンである請求
    項10記載の方法。
  13. (13)チューブシートがエポキシ樹脂である請求項9
    記載の方法。
  14. (14)チューブシートがエポキシ樹脂である請求項1
    2記載の方法。
  15. (15)選択透過性中空繊維がポリスルホン中空繊維で
    ある請求項10記載の方法。
  16. (16)チューブシートがエポキシ樹脂である請求項1
    0記載の方法。
  17. (17)チューブシートがエポキシ樹脂である請求項1
    5記載の方法。
JP1100341A 1988-04-22 1989-04-21 流体分離装置の製造方法 Granted JPH029423A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/184,799 US4800019A (en) 1988-04-22 1988-04-22 Tubesheet for semipermeable membrane devices
US184799 1994-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH029423A true JPH029423A (ja) 1990-01-12
JPH0586249B2 JPH0586249B2 (ja) 1993-12-10

Family

ID=22678383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1100341A Granted JPH029423A (ja) 1988-04-22 1989-04-21 流体分離装置の製造方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4800019A (ja)
EP (1) EP0338582B1 (ja)
JP (1) JPH029423A (ja)
KR (1) KR930012044B1 (ja)
CN (1) CN1023297C (ja)
BR (1) BR8901872A (ja)
CA (1) CA1332362C (ja)
DE (1) DE68913224T2 (ja)
ES (1) ES2051319T3 (ja)
MX (1) MX165489B (ja)
RU (1) RU1828409C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016215137A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 三菱レイヨン株式会社 中空糸膜モジュールの製造方法

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3723317A1 (de) * 1987-07-15 1989-01-26 Akzo Gmbh Verfahren zum verschweissen von rohrenden mit einem rohrboden
US4966699A (en) * 1988-05-25 1990-10-30 Terumo Kabushiki Kaisha Hollow fiber membrane fluid processor
US4944880A (en) * 1989-10-16 1990-07-31 Exxon Research And Engineering Company Polyimide/aliphatic polyester copolymers
US5096586A (en) * 1990-08-28 1992-03-17 Regents Of The University Of California Membranes having selective permeability
US5228992A (en) * 1992-03-03 1993-07-20 Pall Corporation Process for preparing hollow fiber separatory devices
JP3077020B2 (ja) * 1996-04-25 2000-08-14 株式会社キッツ 中空糸型分離膜モジュール
AUPR421501A0 (en) 2001-04-04 2001-05-03 U.S. Filter Wastewater Group, Inc. Potting method
AUPR692401A0 (en) * 2001-08-09 2001-08-30 U.S. Filter Wastewater Group, Inc. Method of cleaning membrane modules
US8333956B2 (en) 2002-06-11 2012-12-18 Color Access, Inc. Stable cosmetic emulsion with polyamide gelling agent
AUPS300602A0 (en) * 2002-06-18 2002-07-11 U.S. Filter Wastewater Group, Inc. Methods of minimising the effect of integrity loss in hollow fibre membrane modules
NZ545206A (en) 2003-08-29 2009-03-31 Siemens Water Tech Corp Backwash
US8808540B2 (en) 2003-11-14 2014-08-19 Evoqua Water Technologies Llc Module cleaning method
WO2005092799A1 (en) 2004-03-26 2005-10-06 U.S. Filter Wastewater Group, Inc. Process and apparatus for purifying impure water using microfiltration or ultrafiltration in combination with reverse osmosis
CN101043933B (zh) * 2004-09-07 2012-09-05 西门子工业公司 反洗废液的减少
CA2579857A1 (en) 2004-09-14 2006-03-23 Siemens Water Technologies Corp. Membrane filtration module and cleaning process
CA2579894A1 (en) 2004-09-15 2006-03-23 Siemens Water Technologies Corp. Continuously variable aeration
WO2006066350A1 (en) 2004-12-24 2006-06-29 Siemens Water Technologies Corp. Simple gas scouring method and apparatus
CA2591408C (en) 2004-12-24 2015-07-21 Siemens Water Technologies Corp. Cleaning in membrane filtration systems
JP2008539054A (ja) 2005-04-29 2008-11-13 シーメンス・ウォーター・テクノロジーズ・コーポレイション 膜フィルターのための化学洗浄
SG164499A1 (en) 2005-08-22 2010-09-29 Siemens Water Tech Corp An assembly for water filtration using a tube manifold to minimise backwash
US8293098B2 (en) 2006-10-24 2012-10-23 Siemens Industry, Inc. Infiltration/inflow control for membrane bioreactor
US8318028B2 (en) 2007-04-02 2012-11-27 Siemens Industry, Inc. Infiltration/inflow control for membrane bioreactor
US9764288B2 (en) 2007-04-04 2017-09-19 Evoqua Water Technologies Llc Membrane module protection
KR20170092708A (ko) 2007-05-29 2017-08-11 에보쿠아 워터 테크놀로지스 엘엘씨 수처리 시스템
CN102112213B (zh) 2008-07-24 2016-08-03 伊沃夸水处理技术有限责任公司 用于膜过滤模块的框架***
AU2009282912B2 (en) 2008-08-20 2014-11-27 Evoqua Water Technologies Llc Improved membrane system backwash energy efficiency
WO2010114010A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 宇部興産株式会社 有機蒸気分離用の中空糸エレメント
AU2010101488B4 (en) 2009-06-11 2013-05-02 Evoqua Water Technologies Llc Methods for cleaning a porous polymeric membrane and a kit for cleaning a porous polymeric membrane
US9914097B2 (en) 2010-04-30 2018-03-13 Evoqua Water Technologies Llc Fluid flow distribution device
CN103118766B (zh) 2010-09-24 2016-04-13 伊沃夸水处理技术有限责任公司 膜过滤***的流体控制歧管
SG11201401089PA (en) 2011-09-30 2014-04-28 Evoqua Water Technologies Llc Improved manifold arrangement
CA2850522C (en) 2011-09-30 2021-03-16 Evoqua Water Technologies Llc Shut-off valve for isolation of hollow fiber membrane filtration module
US10213745B2 (en) 2011-12-22 2019-02-26 Refine Technology, Llc Hollow fiber cartridges and components and methods of their construction
US20150136690A1 (en) * 2012-06-01 2015-05-21 National Unibersity of Singapore Method of making a membrane and a membrane for water filtration
KR102108593B1 (ko) 2012-06-28 2020-05-29 에보쿠아 워터 테크놀로지스 엘엘씨 포팅 방법
US9962865B2 (en) 2012-09-26 2018-05-08 Evoqua Water Technologies Llc Membrane potting methods
DE112013004713T5 (de) 2012-09-26 2015-07-23 Evoqua Water Technologies Llc Membransicherungsvorrichtung
EP2900356A1 (en) 2012-09-27 2015-08-05 Evoqua Water Technologies LLC Gas scouring apparatus for immersed membranes
US10427102B2 (en) 2013-10-02 2019-10-01 Evoqua Water Technologies Llc Method and device for repairing a membrane filtration module
US9764275B2 (en) * 2014-08-12 2017-09-19 Generon Igs, Inc. Membrane module capable of operation in extreme temperature environments
EP3322511B1 (en) 2015-07-14 2022-09-07 Rohm & Haas Electronic Materials Singapore Pte. Ltd Aeration device for filtration system
CZ308098B6 (cs) * 2016-08-10 2020-01-02 Vysoké Učení Technické V Brně Modul výměníku na bázi dutých polymerních vláken
CN107307745A (zh) * 2017-07-20 2017-11-03 广东工业大学 聚硅氮烷作为涂层在炊具上的应用
US20190184341A1 (en) * 2017-12-18 2019-06-20 L'Air Liquide, Societe Anonyme Pour I' Etude et I' Exploitation des Procedes Georges Claude Method for preparation of hollow fiber membrane devices and the use thereof

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617321A (ja) * 1984-06-21 1986-01-14 Asahi Chem Ind Co Ltd 新規プレポリマ−及びその樹脂と製造方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL151792C (ja) * 1965-01-14
US4183890A (en) * 1977-11-30 1980-01-15 Monsanto Company Method of cutting hollow filaments embedded in resinous mass
US4211602A (en) * 1978-05-04 1980-07-08 Brumfield Robert C Surface treatment for blood dialysis cartridges
US4323453A (en) * 1980-01-03 1982-04-06 Monsanto Company Tube sheets for permeators
JPS5735907A (en) * 1980-07-15 1982-02-26 Toyobo Co Ltd Fluid separating element
US4380460A (en) * 1981-12-21 1983-04-19 Monsanto Company Gas separation apparatus
JPS5928971A (ja) * 1982-08-06 1984-02-15 川澄化学工業株式会社 中空糸型物質移動装置の製造方法
CA1221645A (en) * 1983-02-28 1987-05-12 Yoshihiro Okano Filtration apparatus using hollow fiber-membrane
JPS605204A (ja) * 1983-06-21 1985-01-11 Asahi Chem Ind Co Ltd 中空繊維型流体分離装置の製造方法
US4671809A (en) * 1984-06-05 1987-06-09 Nippon Steel Corporation Gas separation module
JPS6197005A (ja) * 1984-10-18 1986-05-15 Mitsubishi Rayon Co Ltd 中空糸膜モジユ−ルの製造方法
US4980060A (en) * 1987-07-13 1990-12-25 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Hollow fiber membranes with fusion-bonded end portions

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617321A (ja) * 1984-06-21 1986-01-14 Asahi Chem Ind Co Ltd 新規プレポリマ−及びその樹脂と製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016215137A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 三菱レイヨン株式会社 中空糸膜モジュールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA1332362C (en) 1994-10-11
CN1023297C (zh) 1993-12-29
EP0338582A2 (en) 1989-10-25
KR890015769A (ko) 1989-11-25
CN1038592A (zh) 1990-01-10
US4800019A (en) 1989-01-24
EP0338582B1 (en) 1994-02-23
ES2051319T3 (es) 1994-06-16
MX165489B (es) 1992-11-13
KR930012044B1 (ko) 1993-12-23
BR8901872A (pt) 1989-11-28
DE68913224D1 (de) 1994-03-31
RU1828409C (ru) 1993-07-15
DE68913224T2 (de) 1994-06-01
EP0338582A3 (en) 1990-01-31
JPH0586249B2 (ja) 1993-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH029423A (ja) 流体分離装置の製造方法
US5192478A (en) Method of forming tubesheet for hollow fibers
US4938778A (en) Composite hollow fiber type separation membranes processes for the preparation thereof and their use
EP0359834B1 (en) Manufacture and use of composite membranes
US4772391A (en) Composite membrane for reverse osmosis
RU1811415C (ru) Способ разделени смеси газов
CA2004633A1 (en) Defect-free ultrahigh flux asymmetric membranes
Chung A review of microporous composite polymeric membrane technology for air-separation
US4900502A (en) Hollow fiber annealing
US20020168491A1 (en) Hollow fiber membrane contactor and method for making same
JPH02502354A (ja) 透析膜の処理
JPH06154561A (ja) チユーブシートを製造する方法
JP3975143B2 (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法
JPH0549875A (ja) 中空糸膜モジユール
JPS6257908A (ja) 微孔質重合体中空繊維の内部破裂圧を増大する方法
JPH0437730B2 (ja)
JPS61220711A (ja) 中空糸集束体の端部接着方法
RU2156645C1 (ru) Трубчатый мембранный модуль для фильтрации жидкости и способ его изготовления
JPH03106422A (ja) 流体分離モジュール及びその製造方法
JPS6216682B2 (ja)
JPS5922606A (ja) 含浸膜モジユ−ルの製造方法
JPH11239718A (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法
JP4497681B2 (ja) 濾過モジュール
JPH05301030A (ja) 選択透過性中空繊維の端部収縮処理方法
JPH10128078A (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法