JPH0292786A - 自動車用ステップ - Google Patents

自動車用ステップ

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Publication number
JPH0292786A
JPH0292786A JP24532088A JP24532088A JPH0292786A JP H0292786 A JPH0292786 A JP H0292786A JP 24532088 A JP24532088 A JP 24532088A JP 24532088 A JP24532088 A JP 24532088A JP H0292786 A JPH0292786 A JP H0292786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamping
resin
reinforcing material
pet
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP24532088A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Yamana
吉浩 山名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0292786A publication Critical patent/JPH0292786A/ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はトラック等の自動車用ステップ(踏板)に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、自動車用ステップとしては、鋼板やアルミダイキ
ャス製のものが使用されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これら金属製のものは、■腐食しやすい
、■重い、■部品点数が多く、組み立て工数が多くコス
ト高であるなどの問題点があった。
一方、該ステップをプラスチックスで構成すれば上記■
〜■の問題点を解決することは容易である。しかるに、
通常のプラスチックスでは、自動車ステップの備うべき
性能、例えば0人が足を掛け、それに体重を乗せ、自動
車に乗降する際に破壊しない強度が必要なこと、0人が
足を掛けたときに滑りにくいこと等の課題が解決されな
いのが実情である。
本発明の目的は、■及び■等の自動車用ステップとして
の本来の性能を十分に満足させながら、■〜■の課題を
解決した自動車ステップを提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記課題は、補強材としてガラス長繊維を含有するPE
T系樹脂からなるスタンピング成形材料をスタンピング
成形することによって得られることを特徴とするステッ
プによって達成されるものである。
主に、ガラス長繊維等の繊維状補強材によって補強され
た熱可塑性樹脂成形材料をスタンピング成形材料といい
、樹脂の軟化点、または融点以上の温度に予熱した後、
これを一対の金型間に供給し急速に圧力を加えて圧縮成
形する方法はスタンピング成形法と呼ばれている。
本発明における自動車用ステップは、例えば次の様にし
て得ることができる。まず補強材としてガラス長繊維を
用い、これをPET系樹脂シートと交互に重ねて上下に
一対のベルトを有する装置に供給し、樹脂の融点以上の
温度に加熱すると同時に加圧し補強材と樹脂を一体化せ
しめた後、冷却することによりスタンピング成形材料を
得ることができる。
本発明において用いる補強材はガラス長繊維であり、該
ガラス長繊維は直径5〜15μのフィラメントが20〜
200本収束されたロービングが20〜50mm長さに
切断されているものが好ましく、また該ガラス長繊維の
表面には、樹脂との適当な接着性を付与する様な処理剤
、例えばシランカップリング剤等によって処理されてい
ることが好ましい。
さらに他の補強材として、ガラス短!&維等の繊維状物
質、マイカ、ガラスフレーク、タルク等のフレーイト等
の針状フィラーを各々単独、又は混合して用いることが
できる。該ガラス長繊維を含む補強材全体の含有率は、
25〜60重量%とすることが望ましい。また、本発明
において熱可塑性樹脂はPET系樹脂である。該樹脂は
PET単独、少割合の他の単量体を共重合した共重合P
ET、もしくは他樹脂とブレンドして用いてもさしつか
えなく、さらに特性付与のため、例えば結晶化核剤、加
水分解防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、着
色剤、内部離型剤、帯電防止剤等の添加剤を適宜加える
ことができる。
続いて、該スタンピング成形材料を所定のサイズに裁断
した後、PET系樹脂の軟化点、又は融点以上に保った
加熱炉の中に入れ樹脂を溶融させた後、すみやかにPE
T系樹脂のガラス転移点以上、融点以下の温度に保った
一対の自動車用ステップ金型の中に供給し、スタンピン
グ成形をすることにより本発明における自動車用ステッ
プを得ることができる。該スタンピング成形における金
型温度ハLOo〜170℃、成形圧力はtoo −30
0kg/cm’。
成形時間は30〜90秒にすることが好ましい。
第1図は、本発明に係わる自動車用ステップの1例を示
した斜視図である。自動車用ステップ(1)は全体が補
強材としてガラス長繊維を含有するPET系樹脂からな
るスタンピング成形材料を用いてステップ板(2)とス
テップ周辺の取り付は用部品(3,4,5)がスタンピ
ング成形により一体成形されている。第2図は、従来技
術による鋼板製自動車用ステップの各部品の斜視図であ
り、第3図は、従来技術によるアルミダイキャスト製自
動車用ステップの各部品の斜視図である。第2図または
第3図に示した従来の金属製ステップは、ステップ板(
12または梓)の他に取り付は用の周辺部品(13,1
4,15または23.24.25)が必要であり、部品
点数が共に4点あり、それぞれそれらを組み立てて、ス
テップを作っている。
[実施例] 以下に実施例にて本発明を具体的に説明するが、本発明
は以下の実施例に限定されるものではない。
家)やジイジJ 縦30cmq横20cm、厚さ0.4cmの長方形のガ
ラス長繊維強化PET系スタンピング成形材料を、遠赤
外加熱装置を用い290℃で4分間加熱したものを16
0°Cの金型上に6枚重ねてセットし、成形圧が150
kg/cm’、保圧時間45秒で成形し、第1図に示し
たPET製自製本動車用ステップた。このステップは重
量が2.04に、であり、この重量は従来のアルミダイ
キャスト製の70%、鋼鉄製の50%であった。また該
ステップは自動車用ステップとして十分な強度と耐久性
も育していた。
比較例 市販のガラス長繊維強化ポリプロピレン樹脂系スタンピ
ング成形材料である・シート(・・・・・・・・・・・
ガラス含有量40重量%)を用いて実施例1と同じ形状
のステップをスタンピング成形することにより得た。該
ステップはその末端部及びリブ部へのガラス長msの充
填が不充分であり、前記した0人が足を掛けそれに体重
を乗せ、自動車に乗降する際に破壊しない強度が必要な
ことの点で、これらガラス繊維の充てんが不充分な部位
での破壊が実用評価において発生した。
(発明の効果) 以上説明したとおりPET系樹脂よりなるスタンピング
成形材料をスタンピング成形することによって得られた
自動車用ステップは、人がそれに足を掛けて体重を乗せ
、自動車を乗降する際に破壊しない強度を持ち、さらに
人が足を掛けたときに滑らず腐食せず、金属製のものよ
り軽く、部品点数も一点で、組み立てられる。従って作
業工数も少なく、従来の金属製ステップに比し大幅にコ
スト低減が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わるPET製自製本動車用ステッ
プ例を示した斜視図である。第2図及び第3図は従来の
自動車用ステップの部品を示した斜視図であり、第2図
は鋼板製ステップの例であり、第3図はアルミダイキャ
スト製ステップの例である。 図中1は本発明の一体成形された自動車用ステップ、2
はステップ板、3.4.5はステップ取付は用部品であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 補強材としてガラス長繊維を含有するポリエチレンテレ
    フタレート(PET)系樹脂からなるスタンピング成形
    材料をスタンピング成形することによって得られること
    を特徴とする自動車用ステップ。
JP24532088A 1988-09-28 1988-09-28 自動車用ステップ Pending JPH0292786A (ja)

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JP24532088A JPH0292786A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 自動車用ステップ

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JP24532088A JPH0292786A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 自動車用ステップ

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