JPH0289851A - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

無段変速機の油圧制御装置

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JPH0289851A
JPH0289851A JP24043088A JP24043088A JPH0289851A JP H0289851 A JPH0289851 A JP H0289851A JP 24043088 A JP24043088 A JP 24043088A JP 24043088 A JP24043088 A JP 24043088A JP H0289851 A JPH0289851 A JP H0289851A
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line pressure
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研一 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両用のベルト式無段変速機の油圧制御装置
に関し、詳しくは、油圧制御系にドレンボート付のソレ
ノイド弁を設けた場合の、ソレノイド弁の配置構造に関
する。
【従来の技術】
従来、無段変速機の油圧制御系は、例えば特開昭54−
157930号公報に示すように、ライン圧調整弁でラ
イン圧制御し、変速比制御弁で変速制御することをベー
スにした構成になっている。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記先行技術のものは、必要最小限のバルブ
(8成であり、このためライン圧や変速の制御も必要最
小限の特性で行われる。しかし実際には、ライン圧制御
は伝達トルクに応じて適正化し、変速制御も走行フィー
リングに合ったものにする必要があり、このため他に種
々の手段やバルブが付加される。 ここで油圧制御系に、電気信号で切換動作または制御油
圧を生じるドレンボート付のソレノイド弁が設けられる
ことがあり、この場合にソレノイド弁は形状が大きいた
め設置場所が問題になる。 また、ドレンポートを油面上にすると、特に低温時にド
レンポートに背圧が作用してドレンが制限され、応答性
の悪化を招く。このことから、かかるソレノイド弁は設
置場所等に対し工夫することが望まれる。 本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、油圧制御系にドレンポート付ソレノイ
ド弁を設けた場合のソレノイド弁の配置を、スペースの
(f効利用で適切化することか可能な無段変速機の油圧
制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段] 上記V1的を構成するため、本発明の油圧制御装置は、
無段変速機の油圧制御系にドレンボー1・付ソレノイド
弁を有するものにおいて、上記ソレノイド弁を、バルブ
ブロック上に締結するとともに無段変速機ケースとプー
リとの間に生ずる空きスペースに設置し、上記ソレノイ
ド弁の上記ドレンボートを、少なくとも水平状態で油面
上に露出するように設置するものである。 【作   用】 上記も14成に基づき、無段変速機の油圧制御系の比較
的形状の大きいソレノイド弁は、バルブブロックに取付
けた状態でプーリ外周の開きスペースにコンパクトに配
設される。そしてソレノイド弁のドレンポー1・は、油
面上に水平に露出して背圧を受けないことで、當に応答
よくドレンして切換動作等を行うようになる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。 第1図において、フロントエンジンφフロントドライブ
(F F)ベースの横置きトランスアクスル型で電磁粉
式クラッチを組合わせたベルト式無段変速機について説
明する。 符号lは電磁粉式クラッチ、2は前後進切換装置、3は
無段変速機、4はフロンI・デフ装置である。そしてク
ラッチハウジング6の一方に電磁粉式クラッチlが収容
され、そのクラッチハウジング6の他方と、そこに接合
されるメインケース7゜更にメインケース7のクラッチ
ハウジング6と反対側に接合されるサイドケース8の内
部に、前後進切換装置2.無段変速機3.フロントデフ
装置4が収容される。 電磁粉式クラッチlは、エンジンのクランク軸IOにド
ライブプレート11を介して一体結合するリング状のド
ライブメンバ12.変速機入力軸13に回転方向に一体
的にスプライン結合するディスク状のドリブンメンバI
4を有する。そしてドリブンメンバ14の外周部側にコ
イル15が内蔵されて、両メンバ12.14の間に円周
に沿いギャップ1Gが形成され、このギャップ16に電
磁粉を有する。またコイル15を具備するドリブンメン
バ14のハブ部のスリップリングI8には、給電用ブラ
シ19が摺接し、スリップリング18から更にドリブン
メンバ14内部を通りコイル15に結線されてクラッチ
電流回路が構成されている。 こうして、コイル15にクラッチ電流を流すと、ギャッ
プ1Gを介してドライブおよびドリブンメンバ12.1
4の間に生じる磁力線により、そのギャップ1Gに電磁
粉が鎖状に結合して集積し、これによるj!全合力ドラ
イブメンバI2に対しドリブンメンバ14が滑りながら
一体結合して、クラッチ接続状態になる。一方、クラッ
チ電流をカットすると、電磁粉によるドライブおよびド
リブンメンバ
【2゜14の結合力が消失してクラッチ切
断状悪になる。 そしてこの場合のクラッチ電流の制御を、前後進切換装
置2の操作に連動して行うようにすれば、P(パーキン
グ)またはNにュートラル)レンジから前進のD(ドラ
イブ)、Ds<スポーティドライブ)または後退のR(
リバース)レンジへの切換え時に自動的にクラッチ1が
接断して、クラッチペダル操作が不要になる。 次いで前後進切換装置2は、上記クラッチIからの人力
軸13と、これに同軸上に配置されたプライマリ軸20
との間に設けられる。即ち、人力軸13に前進波係合側
を兼ねた後進用ドライブギヤ2Iが形成され、プライマ
リ軸20には後進用被係合側のギヤ22が回転自在に嵌
合してあり、これらのギヤ21、22が、軸23で支持
されたカウンタギヤ24.軸25で支°持されたアイド
ラギヤ26を介して噛合い構成される。そしてプライマ
リ軸20とギヤ21および22との間に、切換機構27
が設けられる。ここで常時噛合っている上記ギヤ2+、
 24.26.22は、クラッチlのコイル15を有す
るドリブンメンバI4に連結しており、クラッチ切断時
のこの部分の慣性マスが比較的大きい点に対応して切換
機構27は、プライマリ軸20のハブ28にスプライン
嵌合するスリーブ29が、シンクロ機411;30.3
1を介して各ギヤ21゜22に噛合い結合するように構
成されている。 これによりPまたはNレンジの中立位置では、切換機構
27のスリーブ29がハブ28とのみ嵌合して、プライ
マリ軸20が人力Idl13から切離される。次いでス
リーブ29を、シンクロ機構30を介してギヤ2I側に
噛合わすと、入力軸13に対しプライマリ軸20が直結
してDまたはDsレンジの前進状態になる。 一方、スリーブ29を、逆にシンクロ機構31を介して
ギヤ22側に噛合わせると、入力Idl13はギヤ21
゜24、28.22を介してプライマリ軸20に連結さ
れ、エンジン動力が減速逆転してRレンジの後進状態に
なる。 無段変速Ja3は、上記プライマリ軸20に対しセカン
ダリ軸35が平行配置され、これらの両輪20゜35に
それぞれプライマリプーリ36.セカンダリプーリ37
が設けられ、かつ両プーリ3G、 37の間にエンドレ
スの駆動ベルト34が掛は渡しである。プライマリプー
リ36.セカンダリプーリ37はいずれも2分割に構成
され、一方の固定プーリ36a、 37aに対し、他方
の可動プーリ3(ib、371)がプーリ間隔を可変に
すべく移動可能にされ、可動プーリHb、37bには、
それ自体ピストンを兼ねた油圧サーボ装置3g、 39
が付設され、更にセカンダリプーリ37の可動プーリ3
7bには、プーリ間隔を狭くする方向にスプリング40
が付勢されている。 また油圧制御系として、作動源のオイルポンプ41がプ
ライマリプーリ36の隣りに設置される。このオイルポ
ンプ41は、高圧用のギヤポンプであり、ポンプ駆動軸
42が、プライマリプーリ36.プライマリ軸20およ
び入力軸13の内部を貫通してクランク軸IOに直結し
、エンジン運転中、常に油圧を生じるようになっている
。そしてこのオイルポンプ41の油圧を制御して、各油
圧サーボ装q3g、 39に給排油し、プライマリプー
リ36とセカンダリプーリ37のプーリ間隔を逆の関係
に変化して、駆動ベルト34のプーリ3B、 37にお
けるプーリ比を無段階に変換し、無段変速した動力をセ
カンダリ軸35に出力する。 フロントデフ装置4は、上記無段変速機3の高速段側最
小プーリ比が、例えば0.5と非常に小さく、このため
セカンダリ軸35の回転数が大きい点に鑑み、セカンダ
リ軸35に対し1組の中間減速ギヤ43a、43bを介
して出力軸44が連結される。そしてこの出力軸44の
ドライブギヤ45に、ファイナルギヤ4Gが噛合い、フ
ァイナルギヤ46から差動機構47を介して左右の前輪
の車軸48a、48bに伝動(Δ成される。 第2図において、無段変速機3の油圧制御系について説
明すると、プライマリ油圧サーボ装置38において、プ
ライマリ軸20と一体的なシリンダ38aに可動プーリ
36bが嵌合し、シリンダHa内に給、排油することに
よるプライマリ圧を生じる。 またセカンダリ油圧サーボ装置39においても、セカン
ダリf11135と一体的なシリンダ39aに可動プー
リ37bが嵌合し、シリンダ39a内にライン圧が導入
される。ここで可動プーリ37bに比べて可動プーリ3
6bの方が、受圧面積が大きくなっており、プライマリ
圧のみによる変速制御を可能にしている。 そして油溜70からオイルポンプ41により汲み上げら
れたオイルは、油路71aを介してライン圧調整弁90
に導かれ、油路71aから分岐するライン圧の油路71
bが、セカンダリシリンダ39aに常にライン圧を尋人
すべく連通ずる。油路71aから分岐する通路71cは
変速比制御弁100に連通し、この変速比!+J御弁1
00とプライマシリンダ38aとの間に油路72が連通
ずる。またプライマリシリンダ38aの個所には、クラ
ッチ係合後の変速制御において、エンジン回転数に応じ
た制御圧としてのピトー圧を取出すピトー圧センサ73
が設置され、このピトー圧センサ73からのピトー圧が
、油路74を介してライン圧調整弁90.変速比制御弁
100に尋かれる。 更に、エンジン回転数の低い状態を含む広範囲で変速制
御を行うDレンジに対し、エンジン回転数の高い範囲に
限定して変速制御を行い、アクセルl)R放の場合にエ
ンジンブレーキ作用するDsレンジを得る油圧系として
、ライン圧、i!l!l弁90からのドレン油路75a
にリリーフ弁76か設けられ、このリリーフ弁76の上
流側から分岐する川沿油圧回路の油路75bが、セレク
ト位置検出弁130に連通し、通路75bから更に分岐
する油路75cが、変速比ルリ御弁100のエンジンブ
レーキ用アクチュエータ140に連通している。 上記潤滑油圧回路の油路75aから分岐する油路75d
はベルト34の内周上に配置されるベルト潤mノズル7
7に、油路75cはピトー圧センサ73のオイル供給ロ
ア8に連通し、油路750はチエツク弁79゜オイルク
ーラ80を介して油溜70側に連通ずる。セカンダリシ
リンダ39aの油圧室39bと反対側にはバランサ室3
9cが設けられ、オイルクーラ80の出口側油路81が
バランサ室39eに連通してオイルを満たし、油圧室3
9bの遠心油圧をバランサ室3’llcで相殺するよう
になっている。また、変速比制御弁100のドレン油路
82の途中にはチエツク弁83を具備したシフトロック
弁84が設けられ、チエツク弁83の上流の通路82と
上記通路75bとの間にはプリフィーリング用通路85
が連通ずる。なお、各通路の途中1人気間口部にはオリ
フィス8Gが設けられている。 ライン圧1コ3整弁90は、弁本体91.スプール92
゜スプール92の一方のブツシュ93との間にf’j勢
されるスプリング94を有し、プライマリ可動プーリ3
Gbに係合して実際の変速比を検出するセンサシュー9
5が、潤滑通路を並ねた輔菅96で移動可能に支持され
てブツシュ93に連結する。弁本体91において、スプ
ール92のスプリング94と反対側のボート91aには
油路74のピトー圧が作用し、このボート9Jaにドレ
ンボート91bを介して隣接するボート91cに通路7
Laのライン圧が作用する。また、ボート91cの隣り
にライン圧が導かれるボート91dとドレ・ンポート9
1cとを有し、スプール92のランドチャンファ部92
aによりドレンニを変化して調圧するようになっており
、ドレンボート91.aの隣りのスプリング94側にラ
イン圧2段切換用ポート91rが設けられる。 一方、ライン圧の油路’Heにはライン圧2段切換用ソ
レノイド弁97が設けられる。このライン圧2段切換用
ソレノイド弁97は三方弁であり、上記ライン圧2段切
換用ボート91f’に接続する通路98を通路71c側
とドレン側に逮択的に連通するもので、通電により通路
71cと98とを接続してライン圧2段切換用ポート9
11’にライン圧をj47き、非通電により浦v698
をドレンする描成である。 こうして、スプール92のスプリング94は変速比が大
きい程スプリング力が大きくなり、このスプリング力が
ライン圧上昇側に作用する。また、ボート91cとライ
ン圧2段切換用ボート91f’のライン圧はライン圧低
下側に作用し、これら両者のバランスでライン圧制御さ
れる。スプール92の端部のピトー圧は、エンジン回転
数と共にポンプ吐出量が変化した場合にスプール92の
バランス点を調整するように作用する。 そこで、スプリング94のバランス点のスプリングカF
、ライン圧PL、ボート91cとライン圧2段切換用ポ
ート91fの受圧面積差をAL、Acとすると、ライン
圧2段切換用ソレノイド弁97が非通電の場合は、 A I、ψPL−F が成立して、ライン圧はPL−F/ALにより高圧制御
される。 また、ライン圧2段切換用ソレノイド弁97が通電する
と、 (AL+Ac)・PI、−F が成立して、ライン圧はPL −F/(AL +Aa)
により低圧制御される。こうしてライン圧は、変通比に
応じて変化するスプリング力で無段階に制御され、更に
ライン圧2段切換用ソレノイド弁97によりライン圧の
レベルが低、高2段階に制御されて、プーリ押付力を生
じるようになる。 変速比制御弁100は、弁本体101の一方にスプール
lO′2を有し、スプール102の一端のボート101
aにはピトー圧がチエツク弁103またはオリフィス1
04を介して作用し、その他端にはロースピードスプリ
ング105.ハイスピードスプリング106が付勢する
。またスプール102の中央のボート10lbは油路7
2に、その左右のポート101c、 101dはドレン
油路82.ライン圧油路71cに連通し、スプール10
2の溝部102aによりプライマリシリンダ38aに給
、排油してプライマリ圧を生じるようになっている。 弁本体101の他方にはプランジャ107を有し、この
プランジャ107にロッド10Bの一端がスプリング1
09を介して挿入され、ロッド108の他端のローラ1
08aにアクセル開度に応じて回動するシフトカム+1
0が摺接する。プランジャ107にはガイド111が取
付けられてスプリング105を受けており、こうしてシ
フトカム110の回動に応じてスプリング105の力を
変化している。ここで、プランジャ107には油路74
のピトー圧が導かれており、プランジャ107に作用す
るスプリング反力をピトー圧で受けて、シフトカム11
1の操作力の軽減を図るようになっている。 更に、プランジャ107とスプリング10Bとの間には
機械式モジュレータ機構120が設けられる。 このモジュレータ機構120は、プランジャ107とガ
イド111内部のスプリング受け112との間に可変機
構121を有し、この可変機構121がリンク122を
介してセンサシュー95に連結して成る。そして変速比
が小さい高速段に移行するに従って可変機構121によ
り、スプリング106の力を漸増するようにモジュレー
タ作用する。 こうして、スプール102にはピトー圧とシフトカム1
10によるアクセル開度に応じたスプリング105の力
が作用する。そして両者のバランスで所定のプライマリ
圧を生じて変速比を定め、車速の増大でピトー圧が上昇
するのに応じて高速段にアップシフトすべく変速比制御
する。このとき、スプール102にはモジュレータ機構
120により更に変速比に応じたスプリング106の力
が付与することで、高速段へのアップシフトに応じてエ
ンジン回転数を順次上昇するようになる。 セレクト位置検出弁130は、弁本体131にドレン孔
132を有する弁体133が挿入され、弁体133には
セレクトレバー13Bの操作に応じて回動するカム13
5が当接しである。ここでカム135において、D、N
、Rのレンジ位置は凸部135aであり、両端のP、D
sのレンジ位置は凹部135bになっており、上記り、
N、Rの各レンジでドレン孔132を閑じて操作油圧を
生じる。また、P、Dsシリンダドレン孔132が開く
際は、オリフィス86により上流側の油路75aの油圧
の低下を防ぐようになっている。 エンジンブレーキ用アクチュエータ140は、シリンダ
141にピストン142が挿入され、このピストン14
2の一方にリターン用スプリング143が付ら)され、
その他方のピストン室144に油路756の操作油圧が
油路75cを介して専かれる。またピストン142の先
端のフック142a、変速比制御弁100のロッド10
gのローラピン108bおよびセンサシュー95の間に
、押込みレバーを兼ねたDsレンジ特性補正用のモディ
ファイ機構145のレバー146が係合111能に設け
られる。 こうして、P、Dsシリンダ操作油圧が無い場合は、ピ
ストン142のフック142aによりレバー14Gを揺
動してロッド108を強制的に所定のストロ−り押込み
、変速領域をエンジン回転数の高い側に制限し、これに
よりDsシリンダエンジンブレーキ作用する。そしてこ
の状態で所定の変速比に達すると、レバー14Gにセン
サシュー95が係合し、これ以降は変速比の増大に応じ
てセンサシュー95によりレバー14Gが逆方向に揺動
し、ピストン142、ロッド108を順次光の位置に引
き戻すようになる。 第3図以降の図面において、各バルブ配置構造について
述べる。 先ず、第3図に示すように無段変速Ja3のメインケー
ス7の内部においては、プライマリ軸20が下方に配置
され、セカンダリ軸35が斜め上方に配置され、プライ
マリil!120.セカンダリ軸35のプライマリプー
リ36.セカンダリプーリ37にベルト34が傾斜して
巻付けられている。またメインケース7のプライマリプ
ーリ36の直下の開口部7aには、油溜70を形成する
オイルパン70aが取付けられ、このオイルパン70a
の内部にバルブブロック150か傾いて収容設置される
。 バルブブロック150は、第4図(a) 、 (b)の
ように所定の形状のボデー151の内部に油圧制御系の
ライン圧制御井90.変速比制御井100.エンジンブ
レーキ用アクチュエータ140等が配列して設置され、
更に6油路71a、71c等が設けられる。また、ボデ
ー151の上方は開口してここにプレート152を取付
けることでシールされる。そしてプライマリプーリ3G
の可動プーリ36bに一端を係合するセンサシュー95
が、ボデー151のライン圧1周整弁90側に連結して
いる。 こうして、上記配置構造でプライマリプーリ36の下方
のバルブブロック150との間でセンサシュー95の隣
りに、比較的大きいスペースが空いている。そこで、バ
ルブブロック150のプレート152上で上述の空きス
ペースと一致する個所に、ライン圧2段切換用ソレノイ
ド弁97が取付けられるのである。即ち、プレート15
2上に油路71c 、 98を何する回路ブロック15
3がボルト154により立設して締結され、この回路ブ
ロック153に取付はブラケット155をボルト154
により固定することで、ライン圧2段切換用ソレノイド
弁97がドレンポート97aを外に向けて水平に設置さ
れる。これによりライン圧2段切換用ソレノイド弁97
は、プライマリプーリ36の下方の開きスペースにセン
サシュー95と並んで設置され、史にソレノイド弁97
自体がバルブブロック150の上方に水平に突出するこ
とで、ドレンポー1−97aか油面上に水平状態で露出
して開口する。 次いで、このように構成された無段変速機制御系の作用
について説明する。 先ず、車両停止または走り始めの変速開始前には、ライ
ン圧調整弁90で調圧されたライン圧が油路71bによ
りセカンダリシリンダ39aにのみ0人しており、プラ
イマリシリンダ38aは変速比制御弁100によりドレ
ン油路82に連通している。そのため無段変速機3では
、駆動ベルト34のプライマリプーリ3Gに対しセカン
ダリプーリ37の巻付は径が最も大きく、最大変速比1
1.の低速段となる。 次いで、走行後にピトー圧センサ73のピトー圧が上昇
して変速比制御弁100のスプール102を移動し、油
路71eのライン圧が油路72を介してプライマリシリ
ンダ38aに供給されると、プリフィル作用で直ちにプ
ライマリ圧を生じてアップシフトを開始する。そしてプ
ライマリ圧の上昇により、駆動ベルト34のプライマリ
プーリ3Gに対する巻付は径が増し、最終的には最小変
速比’ I+の高速段に無段変速する。 一方、上記無段麦速制御において、低、中角6:fの定
常走行時にライン圧2段切換用ソレノイド弁97に通電
すると、ライン圧調整弁90のライン圧2段切換用ポー
ト91「に油路98を介してライン圧を導入するように
切換わる。そこでライン圧調悠弁90は、ボート91c
とライン圧2段切換用ポート91「のライン圧とセンサ
シュー95による変速比に応じたスプリング力とのバラ
ンスで調圧し、これによりライン圧は第5図の曲線Pu
のように、低圧レベルで変速比に応じ変化した特性にな
る。次いで高負荷等の走行時にライン圧2段切換用ソレ
ノイド弁97が非通電すると、ライン圧2段切換用ポー
ト91「の油圧をドレンポート97aを介してドレンす
るように切換わる。このため、ライン圧jl’J 整弁
90ではスプール92が高圧側にシフトし、ライン圧は
第5図の曲線pLhのように高圧レベルの特性になる。 こうしてライン圧2段切換用ソレノイド弁97の12J
換動作により、ライン圧は低2品2段に制御され、各動
力伝達条件でプーリ押付力の過多ニヨるフリクションロ
ス、ベルトスリップ等を生じることなく、適正なプーリ
押付力を付Ljするようになる。 またライン圧2段切換用ソレノイド弁97は、ドレンポ
ート97aが油面上に水平に露出することで、ドレン側
切換時に油溜オイルの背圧を受けることがない。このた
め、ドレンポート97aから常に迅速にドレンされて、
応答よくドレン側に切換動作する。 以上、本発明の実施例について述べたが、デユーティ信
号により制御油圧を生じるソレノイド弁にも適用し得る
。 【発明の効果】 以上述べてきたように、本発明によれば、無段変速機の
油圧制御系においてドレンポート付ソレノイド弁が設け
られる場合に、そのソレノイド弁が円形プーリの下方の
開きスペースに配置されるので、コンパクトな取付けに
なり得る。 ソレノイド弁のドレンボートは油面上に水平に露出する
ことで、常に応答性がよい。 ソレノイド弁はバルブブロックに設置されるので、組付
性がよく、機能確認も容易化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される無段変速機の一例を示す断
面図、 第2図は本発明の油圧制御装置の実施例を示す回路図、 第3図はバルブブロック取付状態を示す背面図、第4図
(a)はバルブブロック側面図、(b)は同斜視図、 第5図はライン圧の特性図である。 3・・・無段変速機、7・・・メインケース、36・・
・プライマリプーリ、70a・・・オイルパン、97・
・・ライン圧2段切換用ソレノイド弁、97a・・・ド
レンボート、・・・バルブプロ ツク、 ・・・取付はブラケッ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 無段変速機の油圧制御系にドレンポート付ソレノイド弁
    を有するものにおいて、 上記ソレノイド弁を、バルブブロック上に締結するとと
    もに無段変速機ケースとプーリとの間に生ずる空きスペ
    ースに設置し、 上記ソレノイド弁の上記ドレンポートを、少なくとも水
    平状態で油面上に露出するように設置する無段変速機の
    油圧制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6369324B1 (en) 1997-08-28 2002-04-09 Kyocera Corporation High-frequency input/output feedthrough and package for housing a high-frequency semiconductor element
JP2009243622A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Jatco Ltd 自動変速機の油圧制御用バルブ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009243622A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Jatco Ltd 自動変速機の油圧制御用バルブ装置
JP4602435B2 (ja) * 2008-03-31 2010-12-22 ジヤトコ株式会社 自動変速機の油圧制御用バルブ装置

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