JPH0289550A - アトマイザー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はダイカストマシンに組込まれた金型内面に霧状
の離型剤を供給するアトマイザ−装置に関するｂのであ
る。

（従来技術及びその問題点） 一般にダイカスト製品を製ＴＡする際には金型内面に離
型剤（潤滑剤）をスプレーして金型からダイカス１〜１
１１品を取出し易＜　ｔ、　’Ｕいる。このときの離型
剤のスプレー吊は多１３゛でも少なづぎても良くない。

それは金型の温度が変化り−るからＣあり、特にスプレ
ー徂が少ない場合にはダイカスト・製品が金型に焼付い
Ｃしまい不良品となつＣしよう。

このためアトマイザ−装置にＪ３いては離型剤のスプレ
ーｒｄをたえず検知し、スプレー吊が適ｊｄでない場合
には装置の作動を停止する笠の処置を講する必要がある
。

しかしながら従来のアトフイザー装置には＃Ｉ　’ＳＫ
Ｉ剤のスプレー【ｄを検知りる機構（９Ｌ設けられてい
なかった。

（問題点を解決覆るための手段） そこで本件出願人は７１〜マイ（アー装置の離型剤用の
外部配管に流量計を取付けることにより装置内の離型剤
の流通ｍ即らスプレー：！１を検知することを考えたが
、これでは配管の先の方で１！！１型剤が話よったよう
な場合を検知できず従つ（１型剤のスプレー母がＡｍで
あるか否かを確実に検知できない恐れがあり、しかも配
管構造が複雑になるという欠点があった。

本発明は、離型剤のスプレー倒をたえず確実に検知する
ことのできるアトマイ１ｆ−装置を得るために、装置の
離型剤通路途中に、複数の羽根を有する回転ロータを離
型剤通路を通る離型剤により羽根が圧力を受けて回転す
るよう設【ノ、回転ＬＪ　−タの回転速瓜を検知Ｊる回
転センサーを設けたしのである。

（作用） 離型剤通路を通る離型剤の吊が適Ｒ１より多い場合には
、Ｉ！ｉ１転ロータの羽根は適Ｇの場合より大きな圧力
を受けるため、回転ロータは適量の場合よりも早く回転
Ｊる。また逆に適量より少ない場合には匠く回転する。

従って回転ロータの回転速度から離型剤の流通ｊ＋Ｉ　
Ｌ！ＩＩ　’１５スプレー吊が：、ａｆｆｌであるか否
かがわかることとなる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

第１図は本発明によるアトマイザ−装置の縦断面図、第
２図は第１図の■−■断面図、第３図は本装置の上面図
、第４図は第３図の１ｖ矢視図である。

第１図において、ホルダー１の１１４部のねじ孔２には
スプレーノズル３が所定量ねじ込まれている。

ノズル３は前端面に開口する噴出口４とこれに連通ずる
シリンダー５、即ち小径シリンダー５８及び大径シリン
ダー５ｂを同芯に備えている。

シリンダー５には液吐出ノズル６が嵌合している。ノズ
ル６は、小径シリンダー５８より少し小径で長さがシリ
ンダー５ａの前端面５０ａからねし孔２の後端面２ａま
での長さより少し短いノズル本体６ａと、噴出口４より
小径で本体６ａの前端面に突出して形成された突出部６
・ｂと、大径シリンダー５ｂにスプライン嵌合するフラ
ンジ部６Ｃとからなっている。ぞしてノズル６は、フラ
ンジ部６Ｃが大径シリンダー５ｂにスプライン嵌合し本
体６ａの後端面がねし孔２の後端面２８に、密着し突出
部６ｂの前部が噴出口４内に入った状態となって、１３
す、室７が、フランジ部６Ｃのスプライン歯間の隙間（
図示せず）、本体６ａとシリンダー５８．５ｂの壁との
間の隙間、及び突出部６ｂど噴出［」４の壁との間の隙
間により噴出口４と空気が通るよう連通している。

またノズル６は中心に第１１Ｉｌ型剤通路８を備えてお
り、通路８は前方にて突出部６ｂの前端面に開口し後方
にて本体６εｌの１１端面に開口している。

そして通路８は第２１１１１型剤通路９を介してピスト
ン室１０に連通している。通路９の途中には離型剤調整
用ニードルバルブ１１が設けである。

ピストン室１０は通路９に連通Ｊる小径ピストン室１０
ａ及び大径ピストン室１０ｂからなっている。そしてビ
ス１−ン室１０にはピストンバルブ１１が嵌合している
。バルブ１１は、小径ピストン室ＩＱａに嵌合する小径
バルブ１１ａと、大径ピストン室１０ｂに嵌合する大径
バルブ１１ｂとからなっており、小径バルブｌｌａは「
０」リング１２を介して、大径バルブ１１ｂは「０」リ
ング１３及びその外周のピストンリング１４を介しＣそ
れぞれピストン室１０ａ、１０ｂに１■合している。

バルブ１１は、キャップ１５との間にｍ設した圧縮スプ
リング１６により通常は小径バルブ１１８６前端面が小
径ビス］・ン室１０ａの前端面に密着するよう前方に付
勢されている。このとき大径バルブ１１ｂの前端面と大
径ピストン室１０ｂの前端面との間には隙間１７がある
。圧縮スプリング１６はその大部分がバルブ１１に内蔵
されている。また小径バルブ１１ａの前端面には通路９
の径より大きな径の凹部１１ｃが形成されている。

またキャップ１５は中央に通気孔１５ａを備えている。

大径ピストン室１０ｂの上部側の前端面には加１工空気
用電磁弁２１に通じた第１空気通路２２が間口している
。また下部側の前端面には室７に通じた第２空気通路２
３が間口している。

３０は円柱状の室３１を右りる土間きのローターケース
であり、ホルダー１の下面に全３１が密閉されるように
取付けである。ｖ３１内には回転ロータ３２が設置しで
ある。〇−タ３２は、直径が室３１の直径よりも少し小
さい円柱体３２ａと、円柱体３２ａの中心の回転軸３２
ｂと、円柱体３２ａの側壁３２ｄに円周方向箸間隔に複
数枚（ここでは６枚）設けられた平板四角形状の金属製
の羽根３２ｃとからなっている。回転＠３２　ｂ　ｌよ
その上端部がホルダー１の下面に形成した垂ぬな孔２９
に回転自在に差込まれている。

そして第２図に示寸ように、室３１の側壁３１２）と円
柱体３２Ｅ３の側壁３２　ｄとの間の隙間３５は羽根３
２Ｃｒ区切られてそれぞれ独立した空間となつＣいる。

また室３１の側壁３１ａの所定の１箇所にはロータ３２
が回転することによってその箇所を通過Ｊる羽根３２Ｃ
の枚数を検数するセンリー３３が取（ＮＪ　４）である
。ヒン９−３３は例えば先端から放射している光が羽根
３２Ｇにより遮られることにより前を通過する羽根３２
ｃの枚数を検数りるもの−Ｃある。

また室３１の側壁３１ａには、レノ１ノー３３を挟んで
両側の位置に対向して、第３離型剤通路２５、第４Ｍ型
剤通路２６のそれぞれ一端が間口しでいる。この間口部
間の距離はロータ３２の隣接する羽根３２Ｃの先端部間
の距離より長くなっている。そして通路２５の他端は小
径ピストン室１０ａの前方側の側壁に開口しでおり、こ
の開口部２５ａは通常の状態では小径バルブ１１ａによ
り塞がれている。また通路２６Ｇよ離型剤用？ｕｌ弁２
７（第３図）に通じている。なＪ３圧縮スプリング１６
の強さは、隙間１７に加圧空気ノｆ導入された時にバル
ブ１１が後方へ移動して通路２５の小径ビス１〜ン室１
０ａ（Ｉ［ｌｌ壁の間口部２５ａが閉状態となるように
設定されている。

次に作ＩＪについて説明する。第１図μ通６償の状態を
示しＣいる。即ら電磁弁２１が閉状態で、バルブ１１が
圧縮スプリング１６により前方ｌ＼イ」勢され、通路２
５の開口部２５ａが小径バルブ１１ａにより塞がれてい
る状態を示している。

そして離型剤がスプレーされるまでの作動は次のＪ、う
になる、電磁弁２１が外部からの信弓を受けて閉状態と
なると、加圧空気が通路２２を通って隙間１７に尋人さ
れバルブ１１を圧縮スプリング１６に抗しで後方へ押す
。これにより通路２５の間口部２５ａが閉状態となる。

またこのとき隙間１７に導入された加圧空気ｔよ通路２
３を通っ−Ｃ室７に入り噴出口４内に噴出される。また
通路２５の１ｉｆｔ口部２５ａが１１１状態となるので
、′電磁弁２７を経てきた離型剤は通路２６、隙間３５
、通路２５、小径ピストン゛デ１０ａ、通路９、及び通
路８を流れて突出部６０から噴出口４内に噴出される。

噴出１」４内に噴出された離型剤は、全７から隙間を通
って噴出口４内に噴出され急激に減圧膨張りる空気流に
より吸引撹拌されで微粒化し、ミスト状態のままで噴出
口４から噴出される。

このとき通路２６から隙間３５を経て通路２５へ流れる
Ｉｌ！ｉ望剤は、回転〔１−夕３２の羽根３２ｃに圧力
を加え回転１コータ３２を回φｌさぜる１、即ちＭ型剤
の流通と」ｔに回転ロータ３２は回転を続ｔ）、センサ
ー３３の前を羽根３２ｃが何枚も通過し、通過枚数がレ
ンリー３３により検数されることとなる。離型剤の流通
５Ｂが適Ｅδである場合の羽根３２Ｃの所定中位時間内
の通過枚数をｎ（自然数）とり゛ると、流過量が適量よ
り多い場合に【よ羽根３２０に加わる圧力が大きくなる
ので通過枚数はｎより人きくなり、流過量が適ｚＢより
少ない場合には）ん過枚数は１）より小さくなる。従つ
Ｃ通過枚数を検数することにＪ、って離型剤の流通１叩
ちスプレー；１１が適量であるか否かが検知されること
とイ↑る。

（発明の効果） 以上のように本発明のアトマイザ−装置によれば、複数
の羽根３２ｃを有する同転ロータ３２を第４１１１１型
剤通路２６から第３殖型剤通路２５へ流通する離型剤に
より羽根３２ＣがＪｌ力を受けて回転するよう設け、回
転ロータ３２の回転により所定の１箇所を通過する羽根
３２Ｇの枚数をレンリー３３により検数するようにした
ので、離型剤のスプレー４が適１であるか否かをたえず
検知ツることができる。しかも確実に検知することがで
きる。即ち例えばアトマイザ−装置外部の離型剤用配管
に流行１計を取付けて離型剤の流過量を検知するように
した場合には外部配管の先のｈで離型剤が詰まったよう
な場合を検知できず従って離型剤のスプレー口が適「ｉ
であるか否かを確実に検知できない恐れがあるが、本発
明では装置内の第４離型剤通路２６と第３ＩｌＩＩＩ型
剤通路２５どの間に回転ローフ３２を設置３　、通路２
６から通路２５への流過量を検知するようにしているの
で、外部配管の先の方で離型剤が詰まったような場合で
もこれを検知することができ、従って離型剤のスプレー
団が適Ｇ１であるか否かを確実に検知することができる
。また回転ロータ３２、センサー３３はローターケース
３０によりホルダー１に一体に、浸けであるので、例え
ば外部配管に流量計を設置する場合のように配管構造を
複雑にすることはない。

従ってこのようなアトマイシー装置を用いれば、離型剤
のスプレーけが過通でない場合に装置の作動を停止させ
る等することにより不良なダイカス！・製品の発生を防
止り−ることができる。特にロボットアームの先端に例
えば４〜１０個のアトマイザ−装置を取付けて無人状態
ｒ：ａｍ型剤のスプレー作業を行なわけるような場合に
は、離型剤の流通ｊ１が退社でない場合に警報信号等を
発して作業を停止させるようにしておけば、不良品の発
生を心配りることなく無人状態での作業を行なわせるこ
と１１−できる。

（別の実施例） しンサー３３の代りに、回転＠３２ｂに直接に同転速度
計を設置してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるアトマイ１アー装置の縦断面図、
第２図は第１図の■−■断面図、第３図は木装買の上面
図、第４図は第３図のＩＶ矢視図である。２５・・・第
３離型剤通路、２６・・・第４離望剤通路、３２・・・
回転ロータ、３２ｃ・・・羽根、３３・・・ｐンサー 特許出願人　　花野商事株式会社 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 離型剤通路及び加圧空気通路を備え、離型剤通路からの
   離型剤と加圧空気通路からの加圧空気とを混合して霧状
   の離型剤を噴出するアトマイザー装置において、離型剤
   通路途中に、複数の羽根を有する回転ロータを離型剤通
   路を通る離型剤により羽根が圧力を受けて回転するよう
   設け、回転ロータの回転速度を検知する回転センサーを
   設けたことを特徴とするアトマイザー装置。