JPH028570Y2 - - Google Patents

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JPH028570Y2
JPH028570Y2 JP16034184U JP16034184U JPH028570Y2 JP H028570 Y2 JPH028570 Y2 JP H028570Y2 JP 16034184 U JP16034184 U JP 16034184U JP 16034184 U JP16034184 U JP 16034184U JP H028570 Y2 JPH028570 Y2 JP H028570Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、互いに対称形状とされた2種類のプ
レス製品のうち、一方の対称プレス製品を第1絞
り加工用型具により、また他方の対称プレス製品
を第2絞り加工用型具によつて絞り加工するよう
にするものにおいて、この第1、第2の2つの絞
り加工用型具に対して共用して使用され得るよう
にしたブランクホルダの構造に関するものであ
る。
(従来技術) 絞り加工によつて形成されるプレス製品のなか
には、例えば自動車の左右のフエンダあるいは左
右のドアのように、互いに左右対称の形状をなす
ものが多く存在する。この左右対称とされた2種
類のプレス製品を絞り加工によつて成形するに
は、一方の対称プレス製品(例えば左フエンダ)
については第1絞り加工用型具により、また他方
の対称プレス製品(例えば右フエンダ)について
は第2絞り加工用型具により行うようにしてい
る。
例えば特開昭57−85620公報に示されているよ
うに上述のような第1、第2の絞り加工用型具
は、それぞれ、基本的には下型パンチと上型ダイ
スとを備えているものであり、その各々には、下
型パンチに嵌合されるブランクホルダが設けら
れ、かつこのブランクホルダを上方へ押圧するク
ツシヨンピンが設けられているものである。そし
て、従来は、この第1絞り加工用型具と第2絞り
加工用型具とには、それぞれ専用のブランクホル
ダが独立して設けられていた。
ところで、近時は、絞り加工用型具の製作費用
を極力安価にすることが望まれているが、上述し
たブランクホルダの絞り加工用型具全体を占める
コストの割合は、10数%ないし20%近くにまで達
つするものである。
(考案の目的) 本考案は上述した事情に勘案してなされたもの
で、互いに対称形状とされた2種類のプレス製品
を絞り加工するのに要する絞り加工用型具を安価
に製作し得るようにした絞り成形用ブランクホル
ダ構造を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、互いに対称形状とされた2種類のプ
レス製品を絞り加工するのに要する第1絞り加工
用型具と第2絞り加工用型具とは、互いに同時に
使用されないことが多い点に着目してなされたも
ので、ブランクホルダを、この第1絞り加工用型
具と第2絞り加工用型具とで兼用し得るようにし
てある。すなわち、基本的には、第1絞り加工用
型具と第2絞り加工用型具との下型パンチ同志も
互いに対称形状である点を勘案して、ブランクホ
ルダの上下位置を変えることにより、第1絞り加
工用型具の下型パンチおよび第2絞り加工用型具
の下型パンチに対して共に嵌合され得るようにし
たことをこの基本的な特徴としてある。
具体的には、 それぞれ下型パンチと上型ダイスとを備えた第
1絞り加工用型具と第2絞り加工用型具とが用い
られ、互いに対称形状とされた2種類のプレス製
品のうち一方の対称プレス製品の絞り加工を前記
第1絞り加工用型具で行うと共に、他方の対称プ
レス製品の絞り加工を前記第2絞り加工用型具で
行うようにされ、 前記第1絞り加工用型具を前記第2絞り加工用
型具との兼用し得るようにしたブランクホルダの
構造であつて、 前記ブランクホルダは、その一面側より前記第
1絞り加工用型具の下型パンチに対して上下動可
動に嵌合し得ると共に、その他面側より前記第1
絞り加工用型具の下型パンチに対して上下動可能
に嵌合可能とされ、 前記ブランクホルダの他面側には、前記第1絞
り加工用型具の上型ダイスにおけるしわ押え用の
ビート部に対応する第1ビート部が形成されると
共に、該第1ビート部の外周において前記する第
2絞り加工用型具のクツシヨンピンの上端が当接
される第2ピン当接面が形成され、 前記ブランクホルダの一面側には、前記第2絞
り加工用型具の上型ダイスにおけるしわ押え用の
ビート部に対応する第2ビート部が形成されると
共に、該第2ビート部の外周において前記第1絞
り加工用型具のクツシヨンピンの上端が当接され
る第1ピン当接面が形成されている、 ような構成としてある。
このような構成とすることにより、上記ブラン
クホルダは、第1絞り加工用型具用として用いる
ときは、その一面側より該第1絞り加工用型具の
下型パンチに嵌合して使用され、また第2絞り加
工用型具用として用いるときは、その他面側より
すなわち第1絞り加工用型具用として用いる場合
とは上下逆にして該第2絞り加工用型具の下型パ
ンチに嵌合して使用される。勿論、このブランク
ホルダ自体の第1絞り加工用型具または第2絞り
加工用型具においける作用は、この第1絞り加工
用型具用と第2絞り加工用型具用とにそれぞれ専
用に設けられたブランクホルダの場合と全く同じ
である。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて
説明する。
第1図において1Lは左右対称形状の2種類の
プレス製品のうち一方(例えば左フエンダ)を絞
り加工するための第1絞り加工用型具であり、こ
れは、基本的には、ベース2L上に設置された下
型パンチ3Lと、該下型パンチ3Lの上方に配置
された上型ダイス4Lとを備えている。そして、
この下型パンチ3Lの外周には、本考案の特徴と
なるブランクホルダ5が上下動自在に嵌合され、
下型パンチ3Lの側方においてベース2Lに上下
動自在に保持されたクツシヨンピン6Lが、図示
を略すスプリング等により上方向へ付勢されて、
その上端がブランクホルダ5の下面に当接されて
いる。
また、第2図において1Rは、前記左右対称形
状の2種類のプレス製品の他方(例えば右フエン
ダ)を絞り加工するための第1絞り加工用型具で
ある。この第2絞り加工用型具1Rの構成は、絞
り加工すべきプレス製品の形状が第1絞り加工用
型具1Lのものとは異なるのみで他はこの第1絞
り加工用型具1Lと同一なので、第1絞り加工用
型具1Lの構成要素と対応した構成要素には
「L」の符号の代りに「R」の符号を用いること
によつて、その重複した説明は省略する。
前記ブランクホルダ5は、第1絞り加工用型具
1Lと第2絞り加工用型具1Rとに対して、上下
逆にすることにより兼用して使用されるものであ
る。このため、ブランクホルダ5の板面に形成さ
れた嵌合孔5aは、その一面側5b(第3図参照)
を下にして第1絞り加工用型具1Lの下型パンチ
3Lに対して嵌合可能とされる一方、第2絞り加
工用型具1Rの下型パンチ3Rに対しては、その
他面側5c(惰4図参照)を下にして当該下型パ
ンチ3Rに嵌合されるようになつている。
ブランクホルダ5の一面側5bには、第3図に
示すように、嵌合孔5aを取り巻くように、第2
ビート部5dが形成されると共に、この第2ビー
ト部5dの周囲にある平担面が、第1ピン当接面
5eとされている。また、ブランクホルダ5の他
面側5bには、第4図に示すように、嵌合孔5a
を取り巻くように第1ビート部5fが形成される
と共に、この第1ビート部5fの周囲にある平担
面が第2ピン当接面5gとされている。上記第1
ビート部5fと第1ピン当接面5eとは、ブラン
クホルダ5を第1絞り加工用型具1Lに対して適
用された場合に機能するものであり、また第2ビ
ート部5dと第2ピン当接面5gとは、ブランク
ホルダ5を第2絞り加工用型具1Rに対して適用
された場合に機能するものである。
前記第1、第2のビート部5f,5dは第1、
第2ピン当接面5e,5gとについて、第1絞り
加工用型具1Lに対してブランクホルダ5を適用
した場合を示す第5図を参照して説明する。この
第5図において、第1絞り加工用型具1Lの上型
ダイス4Lの下端開口端縁部には、しわ押え用の
ビート部7Lが形成されているが、ブランクホル
ダ5の第1ビート部5fはこのビート部7Lに対
向するようにされて、この両ビート部5fと7L
との挟持作用によつて、ワークWを押える(しわ
押えする)ようになつている。そして、第1絞り
加工用型具1Lにおけるクツシヨンピン6Lの上
端が、ブランクホルダ5の第1ピン当接面5eに
対して当接されるようになつている。勿論、この
ブランクホルダ5を第5図とは上下逆にして第2
絞り加工用型具1Rの下型パンチ3Rに対して適
用される場合は、このブランクホルダ5の第2ビ
ート部5dに対抗して、第2絞り加工用型具1R
における上型ダイス4Rのビート部(ビート部7
Lに相当する)が位置されるものであり、かつ第
2絞り加工用型具1Rのクツシヨンピン6Rの上
端面が第2ピン当接面5gに対して当接されるこ
とになる。
なお、第5図中8Lは、スプリング9Lによつ
て下方へ付勢されたしわ押えであり、第2絞り加
工用型具1Rにも同様にして設けられている。
このように、ブランクホルダ5は、その一面側
5bと他端側5cとのいずれかを下(又は上)に
することによつて、対称プレス製品の一方を絞り
加工する第1絞り加工用型具1Lと、対称プレス
製品の他方を絞り加工する第2絞り加工用型具1
Rとのいずれに対して使用可能とされる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたことから明らかなように、
1つのブランクホルダを、対称形状とされたプレ
ス製品の一方を絞り加工する第1絞り加工用型具
用としても、また対称形状とされたプレス製品の
他方を絞り加工する第2絞り加工用型具用として
も使用できるので、従来2種類必要であつたかな
り大型でかつ製作コストの高いブランクホルダを
只1つとすることができ、この結果、絞り加工用
型具全体の製作コストを大幅に低減することがで
きる。
特に本考案は、絞り加工されるプレス製品の数
が少なくて、すなわち比較的少量生産されるた
め、プレス製品の単位数当たりに対する絞り加工
用型具のコストが高くつくような場合に、極めて
効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は対称形状とされたプレス製品の一方を
絞り加工するための第1絞り加工用型具を示す断
面図。第2図は対称形状とされたプレス製品の他
方を絞り加工するための第2絞り加工用型具を示
す断面図。第3図は本考案によるブランクホルダ
をその一面側より見た平面図。第4図は本考案に
よるブランクホルダをその他面側より見た平面
図。第5図は第1図の要部拡大図。 1L:第1絞り加工用型具、1R:第2絞り加
工用型具、3L,3R:下型パンチ、4L,4
R:上型ダイス、5:ブランクホルダ、5a:嵌
合孔、5b:一面側、5c:他面側、5d:第2
ビート部、5e:第1ピン当接面、5f:第1ビ
ート部、5g:第2ピン当接面、6L,6R:ク
ツシヨンピン、7L:(上型ダイス)のビート部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ下型パンチと上型ダイスとを備えた第
    1絞り加工用型具と第2絞り加工用型具とが用い
    られ、互いに対称形状とされた2種類のプレス製
    品のうち一方の対称プレス製品の絞り加工を前記
    第1絞り加工用型具で行うと共に、他方の対称プ
    レス製品の絞り加工を前記第2絞り加工用型具で
    行うようにされ、 前記第1絞り加工用型具と前記第2絞り加工用
    型具とに兼用し得るようにしたブランクホルダの
    構造であつて、 前記ブランクホルダは、その一面側より前記第
    1絞り加工用型具の下型パンチに対して上下動可
    動に嵌合し得ると共に、その他面側より前記第2
    絞り加工用型具の下型パンチに対して上下動可能
    に嵌合可能とされ、 前記ブランクホルダの他面側には、前記第1絞
    り加工用型具の上型ダイスにおけるしわ押え用の
    ビート部に対応する第1ビート部が形成されると
    共に、該第1ビート部の外周において前記第2絞
    り加工用型具のクツシヨンピンの上端が当接され
    る第2ピン当接面が形成され、 前記ブランクホルダの一面側には、前記第2絞
    り加工用型具の上型ダイスにおけるしわ押え用の
    ビート部に対応する第2ビート部が形成されると
    共に、該第2ビート部の外周において前記第1絞
    り加工用型具のクツシヨンピンの上端が当接され
    る第1ピン当接面が形成されている、 ことを特徴とする絞り成形用ブランクホルダ構
    造。
JP16034184U 1984-10-25 1984-10-25 Expired JPH028570Y2 (ja)

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JP16034184U JPH028570Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

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JPS6177124U JPS6177124U (ja) 1986-05-23
JPH028570Y2 true JPH028570Y2 (ja) 1990-03-01

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