JPH0285097A - ヘリコプタの遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置 - Google Patents

ヘリコプタの遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置

Info

Publication number
JPH0285097A
JPH0285097A JP17143388A JP17143388A JPH0285097A JP H0285097 A JPH0285097 A JP H0285097A JP 17143388 A JP17143388 A JP 17143388A JP 17143388 A JP17143388 A JP 17143388A JP H0285097 A JPH0285097 A JP H0285097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
helicopter
angle
flight
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17143388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2694245B2 (ja
Inventor
Kyoji Mukumoto
椋本 恭司
Akira Sato
彰 佐藤
Makoto Sugimoto
誠 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP17143388A priority Critical patent/JP2694245B2/ja
Publication of JPH0285097A publication Critical patent/JPH0285097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2694245B2 publication Critical patent/JP2694245B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラジオコントロール等によって遠隔操縦され
る、例えば農薬散布用ヘリコプタに関し、特にその飛行
領域を容易に、かつ精度良くコントロールできる遠隔操
縦方法及び遠隔操縦装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば無人ヘリコプタをa薬敗布等に使用する場合は、
ラジオコントロール等によってヘリコプタの飛行領域を
コントロールすることとなる。この場合、操縦者が発信
器の操縦稈を操作することによって位置指示信号をヘリ
コプタ上の受信器に送信すると、該信号を制御装置が制
?11信号に変換し、アンプを介してサーボ機構に出力
し、該機構がメインロータのピッチ角、前(噴角等ある
いはエンジン回転速度を変化させ、これによってヘリコ
プタの前後、左右、及び上下方向の位置がコントロール
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のヘリコプタを使用する農薬散布におい
ては、飛行領域が相当に広くなり、ヘリコプタが操縦者
からはるかに離れた位置まで飛行することから、遠隔操
縦によってヘリコプタの飛行位置を精度良くコントロー
ルするのは非常に困難である。
そこで本発明者等は、上述の遠隔操縦を容易化できるヘ
リコプタとして、機体の後部を、飛行領域を規制するワ
イヤで地上と連結したヘリコプタを開発している。
本発明は、上記開発に係るヘリコプタのより容易で、か
つ精度のよい遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置を提供する
ことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本願第1項の発明は、機体後部が規制ワイヤによって地
上に連結されたヘリコプタの遠隔操縦方法であって、操
縦位置を中心とし、該位置からヘリコプタまでの距離を
半径とする円弧と飛行領域の両開縁との一対の交点に対
応する一対の目盛を有し、かつ飛行領域と相位形のガイ
ド図形を用いる点を特徴としている。そして、操縦にあ
たっては、操縦位置からヘリコプタまでのワイヤ長さを
検出し、該検出ワイヤ長さを半径とした場合の上記図形
上の一対の目盛間を上記規制ワイヤが揺動するように遠
隔操縦することを特徴としている。
ここで上記ガイド図形をより具体的に説明すれば、この
ガイド図形は、例えば第2図に符号13で示すように、
第1図に示す飛行領域27と相位形であり、操縦位置か
らヘリコプタ1までの距離Rを半径とする円弧と飛行領
域の周縁との一対の交点rに相当する位置に一対の目盛
「。が設けられている。なお、本発明における飛行領域
は、矩形状のものに限らず、いかなる形状であってもよ
い。
また、本発明においてはガイド図形を飛行領域と所定の
関連性をもって配置する。即ち、例えば第1図に示すよ
うに、両図形の対角線が一直線をなすように、かつその
手前側の角部が重なるように配置する。
また、本願第2項の発明は、機体後部がワイヤによって
地上に連結されたヘリコプタの遠隔操縦装置であって、
操縦位置からヘリコプタまでのワイヤ長さを検出するワ
イヤ長さ検出手段と、操縦位置を中心とし、上記検出ワ
イヤ長さを半径とする円弧と飛行領域の両開縁との一対
の交点のそれぞれと上記操縦位置とを結ぶ[線と、操縦
位置からヘリコプタ方向に伸びる基準線とのなす許容水
平飛行角度を求める許容水平飛行角度演算手段と、上記
基準線と上記ワイヤとのなす水平ワイヤ角度を検出する
水平ワイヤ角度検出手段とを備えたことを特(衣として
いる。
また、第3項の発明は、許容水平飛行角度演算手段だけ
でなく、許容垂直飛行角度演算手段をも設けるとともに
、水平ワイヤ角度検出手段及び垂直ワイヤ角度検出手段
を設け、両ネ食出ワイヤ角度が両許容飛行角度内になる
ように遠隔操縦することを特徴としている。
ここで本願の第2項、第3項の発明における許容飛行角
度演算手段は、具体的数値として許容角度を表示する場
合だけでなく、検出角度が許容角度を越えた場合に警報
信号(ブザー音、ランプ表示等)を発生する場合、ある
いはさらにサーボ機構に飛行方向等を切り換えるための
制御信号を発生するなど、要は制御の一過程で上記許容
飛行角度を演算する場合の全てを含むものである。
(作用〕 ヘリコプタの遠隔操縦では、上述のように、ヘリコプタ
の実際の位置を把握しにくいことがら畏縮が困難となる
が、本発明方法では、飛行領域と相領形で、ワイヤ長さ
毎の許容飛行角度を示す目盛を有するガイド図形を用い
るとともに、ワイヤ長さを検出するようにしたので、こ
のガイド図形上において、ヘリコプタ位置を容易に把握
できる。
即ち、ヘリコプタはガイド図形上の、検出ワイヤ長さに
対応する円弧上に位置しており、この円弧上で、かつ上
記目盛間にワイヤが位置するように遠隔操縦することに
より、ヘリコプタを容易に飛行領域内に位置させること
ができ、操縦が容易であり、かつ制御精度が大幅に向上
する。
また、本願の第2項の発明装置を使用した遠隔操縦にお
いては、検出水平ワイヤ角度が、検出ワイヤ長さに対応
して求められた許容水平飛行角度以下になるように遠隔
操縦すればよい、従って従来の、ヘリコプタの現在位置
を目視で確認しながら操縦する場合に比較して、操縦が
非常に容易であり、かつ制御精度が大幅に向上する。
さらに第3項の発明装置では、許容水平飛行角度に加え
て許容垂直飛行角度も求めるとともに、水平、垂直ワイ
ヤ角度を検出し、雨検出ワイヤ角度が両許容飛行角度内
になるように制御するので、さらに制御精度が向上する
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図及び第2図は第1項の発明の一実施例を説明する
ための農薬散布領域及び操縦装置を示す図である。
図において、1はJ!薬散布用遠隔操縦式無人ヘリコプ
タであり、これは機体2の前部下方に脚部3を設け、上
方にメインロータ4を、後端にテールロータ5をそれぞ
れ設けて構成されている。また上記脚部3部分には農薬
散布装置6が取り付けられている。
また、上記機体2の後部には、上記テールロータ5の後
方に延びる支持ブラケット7が固着されており、これの
後端はワイヤ8によって地上のワイヤ駆動装置9に連結
されている。この駆動装置9は、主として上記ワイヤ8
を巻き取り、又は送り出すためのリール10と、これを
正、逆に回転駆動するモータ11と、上記ワイヤ8のヘ
リコプタlまでの長さを検出指示するワイヤ長さ検出器
としてのエンコーダ12と、ガイド板13と、これらを
搭載する基板14とから構成されている。
なお、15は上記モータ11を正、逆回転させるスイッ
チ、16は上記ワイヤ8の動きをガイドする門型ガイド
、16aはリング状で上記ワイヤ8の回動中心となるリ
ングガイドである。
上記ガイド板13は、遠隔操縦におけるヘリコプタlの
位置を表すことにより該操縦の基準となるものであり、
IJ薬の散布領域27と相似の図形の各辺上に、ワイヤ
長さごとの許容飛行角度範囲を示す目盛を刻印したもの
である。例えば第1図に示すように、操縦位置からヘリ
コプタ1までの距離Rを半径とする円弧と散布領域27
の周縁との交点r、rと、操縦位置とを結ぶ直線とのな
す角θが許容飛行角度であり、この場合ガイド板13に
は、上記r、rに対応する位置に目盛「。。
「。が刻印されている。
そして上記ワイヤ駆動装置9は、上記ガイド板13の対
角線が散布領域27の対角線と一直線をなし、かつリー
ル10側のコーナが該領域27のコーナと重なるように
、つまり一定の関連性をもつように配置されている。
この状態で、上記ワイヤ8はリール10からリングガイ
ド16a内、ガイド板13上を通り、門型ガイド16内
を通って上記ヘリコプタlに接続されており、従って該
ヘリコプタ1はこのワイヤ8の長さを半径とする円弧上
を揺動することとなる。
次に上記ワイヤ駆動装置9を使用して本実施例方法によ
り!!薬散散布行う場合について説明する。
本実施例方法では、ヘリコプタlを前方に若干推進力が
発生する状態で飛行させることが必要である。これによ
りヘリコプタ1はワイヤ8を半径とする円弧上において
、操縦者が発信器、を介して送信する指示信号に応じて
上下、及び左右位置が制御される。この場合、操縦者が
スイッチ15を押すと、モータ11が正転、又は逆転し
てワイヤ8の長さが変化し、これに応じてヘリコプタl
は前、後に移動する。そしてこのときワイヤ8の長さが
エンコーダ12に表示される。従って操縦者は、上記ガ
イド板13上の、検出ワイヤ長さに対応した目盛間にお
いてワイヤ8が左右に揺動するように遠隔操縦する0例
えば、検出ワイヤ長さがRの場合は、ガイド板13上の
目盛10〜10間にワイヤ8が位置するように操縦すれ
ば、ヘリコプタ1は散布領域27の半径Rの円弧上にお
いてr ”−r間を飛行することとなる。
このように、本実施例方法によれば、ワイヤ8がガイド
板13上の、検出ワイヤ長さに対応した目盛間を揺動す
るように操縦するだけでよく、従来のヘリコプタ位置を
目視で確認しながら行う方法に比較して操縦が非常に容
易であり、また農薬散布領域27上を確実に飛行させる
ことができ、農薬の散布残し、あるいは領域外への散布
等を防止できる。
第3図ないし第6図は第2項の発明の第1実施例による
遠隔操縦装置を説明するための図であり、図中第1図及
び第2図と同一符号は同−又は相当部分を示す0本実施
例は、上記第1項の発明の実施例における農薬散布を、
操縦者による手動の遠隔操縦を全く不要にした、つまり
完全自動化した例である。
17は水平ワイヤ角度構出器としてのポテンシヨメータ
であり、これはリングガイド16aからヘリコプタ1方
向に伸びる基準線りと、ワイヤ8とのなす水平ワイヤ角
度θhOを検出するように構成されている。
また、18は制m装置であり、これはエンコーダ12か
らのリール回転数を計数することによって、ワイヤ長さ
を演算するカウンタ21と、ポテンシヨメータ17から
の電圧をA/Di換するA/D変換t?119と、散布
領域の大きさを辺長さlを人力することによって設定す
る領域設定スイッチ22と、CPU20とから構成れれ
ている。このCPU20は、上記検出ワイヤ長さROと
、設定された辺長さlとから許容水平飛行角度θhを演
算し、上記検出水平ワイヤ角度θhOをこの許容水平飛
行角度θh内に保持するためのヘリコプタ1の飛行方向
を示すエルロン信号23を求め、該信号23を発信器2
4に出力するように構成されている。なお、このエルロ
ン信号23に応した指示信号が発信器24からヘリコプ
タl上の受信器25に送信され、これによりヘリコプタ
1の飛行位置が制御される。
次に、本実施例における!M薬散散布ついて第5図及び
第6図を参照しながら説明する。なお、散布領域27は
辺長さaの正方形とし、基tiE&iLは該領域27の
対角線とする。
■ 先ず、手動によって辺長さEを設定スイッチ22で
設定するとともに、ワイヤ8を初期長さ分送り出し、ヘ
リコプタ1を該ワイヤ長さにおける一〇位置の地上に置
き、エンジンを始動させる。
この状態で装置をスタートさせると、CPU20が、ヘ
リコプタ1を散布高度にてホバリング(待機)さセると
ともに、検出ワイヤ長さRo、及び設定辺長さ2に基づ
いて許容水平飛行角度±θhを演算する(ステップ5l
−82)。
ここで上記許容水平飛行角度θhは、下記の弐で容易に
演算できる。
θh−45@cos −’(jl/Ro) (’) (
Ro >jりθ11 な45”           
  (Ro≦ρ)■ そして、CPU20が散布装置6
をオンさせるとともに、まず右移動のエルロン信号を出
力し、ヘリコプタ1を右方に飛行させ、検出水平ワイヤ
角度θhOを許容水平飛行角度θhと比較する。
そしてθho≧+θhとなったとき、ヘリコプタ1が散
布領域27の図示右側に出たとして散布装置6を停止さ
せるとともに、ヘリコプタ1をその位置でホバリングさ
せる(ステップ33〜S7)。
■ この状態で検出ワイヤ長さRoと領域27の対角線
長さR′とを比較し、Ro≧R′でない場合は、まだ散
布し終わっていないとして、ワイヤを一定ピッチ送り出
し、検出ワイヤ長Ro、辺長さlから±θhを計算し、
左移動エルロン信号に切り替える(ステップ38〜51
1)、これにより、ヘリコプタ1は散布領域27側に戻
るよう左方に飛行する。
■ 検出水平ワイヤ角度θhaを許容水平飛行角度θh
と比較し、θho≦+θhとなったとき、ヘリコプタ1
が散布領域27内に戻ったとして散布装置6を再び起動
させ、さらにθhO≦−θhとなったとき、ヘリコプタ
1が散布領域27の左側に出たとして散布装置6を停止
させるとともに、ヘリコプタlをその位置でホバリング
させる(ステ、プ512 〜516)。
■ そして検出ワイヤ長さRoと領域27の対角線長さ
R′とを比較し、RO≧R′でない場合は、まだ散布し
終わっていないとして、再びワイヤ8を一定ピンチ送り
出し、±θhを計算するとともに、右移動エルロン信号
を出力し、θhO≧−θhとなったとき再び散布装置6
を起動させる(ステップ517〜522)、そしてスノ
テプS5に戻り、上述と同様にして散布を続け、RO≧
R′になったとき、全領域の散布が終了したとして作業
を終了する。
このように、本実施例では、散布領域27の大きさを辺
長さ!で設定するだけでよく、ワイヤ長さRo及びワイ
ヤ角度θhoを検出し、ワイヤ長さRoに対応する許容
飛行角度θhを求め、該θhと上記θhOとを比較して
ヘリコプタ1の位置制御を行うようにしたので、遠隔操
縦の自動化を実現でき、農薬散布を容易に、かつ散布残
し、域外散布等を生しさせることなく正確に行うことが
できる。
ところで、上記第1実施例では、遠隔操縦を完全自動化
したが、本発明の遠隔操縦装置は必ずしも完全自動化す
る必要はなく、例えば第7図、第8図に示すように、そ
の一部を手動によって操縦するようにしても勿論良い0
図中第4図と同一符号は同−又は相当部分を示す。
第7図は、領域27の設定及び左右方向のコントロール
は手動で行うようにした例である。
本実施例では、CPU20が、検出ワイヤ長さRoに対
応した許容水平飛行角度θhを演算し、該演算角度θh
と、検出ワイヤ角度θhoとを比較し、θho≧+θh
又はθho≦−θhとなると、警報ランプ26が点灯す
るように構成されている。
従って、本実施例装置を使用して遠隔操縦する場合は、
上記警報ランプ26が点灯した時点でエルロン信号を切
り替えればよく、この場合にも遠隔操縦を非常に容易に
行うことができる。
第8図は、エンコーダ12による検出ワイヤ長さを手動
により設定スイッチ15aで設定するとともに、左右方
向のコントロールを手動で行うようにした例である。こ
の例では、ワイヤ長さを設定すると、CP tJ 20
が上記第7図の場合と同様に、該長さに対応した許容水
平飛行角度θhを演算し、該演算値θhを、ボテンシグ
メータからの検出ワイヤ角度θl+oと比較し、・θh
a≧+θh又はθho≦−θbとなると、警報ランプ2
6が点灯するように構成されている。
なお、上記実施例では、検出ワイヤ長さROに対応する
許容水平飛行角度θhを数式に基づいてその都度演算し
たが、予めこのRoとθhとのマツプを作成し、これを
CPLI内に記憶しておき、検出Roに応じたθhをこ
のマツプから読み出すようにしても勿論良い。
第9図ないし第11図は第3項の発明の一実施例を説明
するための図であり、図中第3図、第4図と同一符号は
同−又は相当部分を示す。
本実施例では、ワイヤ8の基準線りに対する水平方向の
角度θhOを検出する水平ボテンシ5メータ32と、垂
直方向のワイヤ角度θ替。、つまり仰角を検出する垂直
ポテンショメータ31が設けられている。上記水平ポテ
ンショメータ32は、垂直方向のスリットを有するガイ
ドプレート32aの下端を支持アーム32bで支持し、
これを検出器32Cに接続して構成されている。また、
上記垂直ポテンショメータ31は、水平方向のスリット
を有するガイドプレート31aの一端を支持アーム31
bで支持し、これを検出器31Cに接続して構成されて
いる。
また、CPU20は、散布傾城設定スイッチ22で設定
された辺長さ!と、検出ワイヤ長さR。
とから許容水平飛行角度θhを演算し、検出水平ワイヤ
角度θhoを上記θh内に保持するためのエルロン信号
23aを出力するとともに、検出ワイヤ長さRoと基準
高度Hとから許容垂直飛行角度θVを演算し、検出垂直
ワイヤ角度θvoをこのθν内に保持するためのコレク
ティブピッチ信号23bを出力するように構成されてい
る。
本実施例では、ヘリコプタlの飛行に伴って、水平ポテ
ンショメータ32のガイドプレート32aがワイヤ8に
よって水平方向に揺動し、検出器32cが水平方向のワ
イヤ角度に応じた電圧を発生するとともに、垂直ポテン
シヨメータ31のガイドプレート31aが垂直方向に揺
動し、検出器31cが垂直方向のワイヤ角度に応じた電
圧を発生し、これらの電圧がA/D変換器19を介して
CPU20に人力される。また、このCPU20は、基
準高度H1散布領域の辺長さl、検出ワイヤ長さRoも
入力されており、これにより許容水平、垂直飛行角度θ
h、θVを演算し、該許容角度内に上記検出水平、垂直
ワイヤ角度θho、  θνOを保持するためのエルロ
ン信号23a、コレクティブピッチ信号23bを発信器
24に出力し、これが送信器25から機体の制御装置に
伝達され、その左右方向及び上下方向の位置制御が行わ
れる。
このように本実施例では、水平方向の位il!IJ御の
みでなく、高さ方向の位置制御についても自動制御でき
、制御精度がより向上し、散布残しをなくすことができ
るとともに、散布域外への薬剤の流出をより確実に防止
できる。
上記実施例では、遠隔操縦を完全自動化したが、第3項
の発明でも勿論その一部を手動で操縦することもできる
0例えば第12図に示すように、検出水平、垂直ワイヤ
角度θho、  θvoが許容水平垂直飛行角度θh、
θシ外にはみ出した場合は、ランプ26a、26bを点
灯させることによって、操縦者に知らせるようにしても
良い。
上記各実施例では農薬散布領域が正方形の場合について
説明したが、本発明は該領域の形状の如何にかかわず適
用できるものであり、例えば第13図に示すような規則
性のない形状の場合にも勿論適用でき、このような場合
は上述のマツプからの読み出し方式によって許容飛行角
度を求める方がより簡単である。
さらにまた、本願発明方法及び装置は、上記農薬散布に
限定されるものでなく、要は所定領域上を容易に、かつ
精度よく無人ヘリコプタを遠隔操縦で飛行させる場合で
あればいずれにも適用できる。また、本発明はを人ヘリ
コプタにも勿論適用できる。
(発明の効果〕 以上のように零発方法では、飛行領域と相似形のガイド
図形を用いて遠隔操縦するようにしたので、また本発明
装置では、ワイヤ長さ及びワイヤ角度を検出し、該検出
ワイヤ長さに対応した許容飛行角度を求め、該許容飛行
角度、検出ワイヤ角度を比較しながら遠隔操縦するよう
にしたので、操縦が非常に容易であり、また飛行領域上
を確実に飛行させることができ、操縦精度を向上できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は第1項の発明の一実施例方法を説明
するための図であり、第り図は飛行領域の平面図、第2
図はワイヤ駆動装置の概略構成図、第3図ないし第6図
は第2項の発明の一実施例装置を説明するための図であ
り、第3図はその概略構成図、第4図はブロック構成図
、第5図はフローチャート図、第6図は飛行領域の平面
図、第7図、第8図は上記第2項の発明の実施例の変形
例を示すブロック構成図、第9図ないし第119.よ第
3項の発明の一実施例を説明するための図、あり、第9
図はその斜視図、第10図はその側面図、第11図はそ
のブロック図、第12図は第3項。 発明の実施例の変形例を示すブロック図、第13図は飛
行領域の変形例を示す平面図である。 図において、1はヘリコプタ、2は機体、7は支持ブラ
ケット、8はワイヤ、13はガイド図形、12はエンコ
ーダ(ワイヤ長さ検出手段)、17はポテンショメータ
(水平ワイヤ角度検出手段)、20はCPU (許容水
平5垂直飛行角度演算手段)、27は農薬散布領域(飛
行領域)、31.。 32は垂直、水平ポテンショメータ(垂直、水平ワイヤ
角度検出手段)、Lは基準線、rは交点、roは目盛、
Roは検出ワイヤ長さ、θho、  θνOは検出水平
、垂直ワイヤ角度、θh、θVは許容水平。 垂直飛行角度である。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人    弁理士 下車 努 第3図 第5図 第6 図 第10図 m J〕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機体後部が飛行領域を規制するワイヤによって地
    上に連結されたヘリコプタの遠隔操縦方法であって、操
    縦位置からヘリコプタまでの距離を半径とする円弧と飛
    行領域の両周縁との一対の交点に対応する一対の目盛を
    有し、かつ飛行領域と相似形のガイド図形を用いるとと
    もに、操縦位置からヘリコプタまでのワイヤ長さを検出
    し、該検出長さを半径とした場合の上記ガイド図形上の
    一対の目盛間を上記ワイヤが揺動するように遠隔操縦す
    ることを特徴とするヘリコプタの遠隔操縦方法。
  2. (2)飛行領域を規制するワイヤによって機体後部が地
    上に連結されたヘリコプタの遠隔操縦装置であって、操
    縦位置からヘリコプタまでの上記ワイヤ長さを検出する
    ワイヤ長さ検出手段と、操縦位置を中心とし、上記検出
    ワイヤ長さを半径とする円弧と飛行領域の両周縁との一
    対の交点のそれぞれと上記操縦位置とを結ぶ直線と、操
    縦位置からヘリコプタ方向に伸びる基準線とのなす許容
    水平飛行角度を求める許容水平飛行角度演算手段と、上
    記基準線と上記ワイヤとのなす水平ワイヤ角度を検出す
    る水平ワイヤ角度検出手段とを備え、上記検出水平ワイ
    ヤ角度が上記許容水平飛行角度以下となるように遠隔操
    縦するようにしたことを特徴とするヘリコプタの遠隔操
    縦装置。
  3. (3)飛行領域を規制するワイヤによって機体後部が地
    上に連結されたヘリコプタの遠隔操縦装置であって、操
    縦位置からヘリコプタまでの上記ワイヤ長さを検出する
    ワイヤ長さ検出手段と、操縦位置を中心とし、上記検出
    ワイヤ長さを半径とする円弧と飛行領域の両周縁との一
    対の交点のそれぞれと上記操縦位置とを結ぶ直線と、操
    縦位置からヘリコプタ方向に伸びる基準線とのなす許容
    水平飛行角度を求める許容水平飛行角度演算手段と、上
    記検出ワイヤ長さと基準高度とから許容垂直飛行角度を
    求める許容垂直飛行角度演算手段と、上記基準線と上記
    ワイヤとのなす水平ワイヤ角度を検出する水平ワイヤ角
    度検出手段と、地上と上記ワイヤとのなす垂直ワイヤ角
    度を検出する垂直ワイヤ角度検出手段とを備え、上記検
    出水平、垂直ワイヤ角度が上記許容水平、垂直飛行角度
    以下となるように遠隔操縦するようにしたことを特徴と
    するヘリコプタの遠隔操縦装置。
JP17143388A 1988-06-20 1988-07-08 ヘリコプタの遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置 Expired - Fee Related JP2694245B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17143388A JP2694245B2 (ja) 1988-06-20 1988-07-08 ヘリコプタの遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15261488 1988-06-20
JP63-152614 1988-06-20
JP17143388A JP2694245B2 (ja) 1988-06-20 1988-07-08 ヘリコプタの遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0285097A true JPH0285097A (ja) 1990-03-26
JP2694245B2 JP2694245B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=26481474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17143388A Expired - Fee Related JP2694245B2 (ja) 1988-06-20 1988-07-08 ヘリコプタの遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2694245B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105292474A (zh) * 2015-11-06 2016-02-03 中国航空工业经济技术研究院 一种空中队列式农用无人机***
JP2017165363A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社Ihiエアロスペース 着陸補助装置と方法
JP2020531835A (ja) * 2017-08-24 2020-11-05 サウジ アラビアン オイル カンパニー 高精度遠隔座標装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105292474A (zh) * 2015-11-06 2016-02-03 中国航空工业经济技术研究院 一种空中队列式农用无人机***
JP2017165363A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社Ihiエアロスペース 着陸補助装置と方法
JP2020531835A (ja) * 2017-08-24 2020-11-05 サウジ アラビアン オイル カンパニー 高精度遠隔座標装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2694245B2 (ja) 1997-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102398388B1 (ko) 주행 경로 생성 장치 및 주행 경로 생성 프로그램
US5453931A (en) Navigating robot with reference line plotter
JP6769659B2 (ja) 移動体の管理システム、方法、およびコンピュータプログラム
US7184883B2 (en) GPS-based steering needle instrument
JP3839863B2 (ja) 方向情報を示すためのシステムおよび位置決め装置、統合された操縦標識、ならびに所望の目的地へユーザを進めるための方法
US20200262083A1 (en) Autonomous navigational system for floor preparation and maintenance equipment
JP6915136B2 (ja) 発光制御装置、無人飛行体、及び発光制御方法
JP2013031389A (ja) 自動芝刈り機及びその制御方法
JP2006227673A (ja) 自律走行装置
US10894613B2 (en) Searchlight auto-land system
JPH0285097A (ja) ヘリコプタの遠隔操縦方法及び遠隔操縦装置
US2943482A (en) Flight director aircraft instrument
JPH11245887A (ja) 航行支援システム
JP2022010965A (ja) 飛行装置
JP6893590B2 (ja) 旅客搭乗橋の走行制御方法
JPH0611347A (ja) 墨出し装置
JPH03135608A (ja) 圃場作業車両の自律直進方法
CN113287077A (zh) 信息处理装置、信息处理方法以及无人飞行器
US20200387159A1 (en) Adjustment unit for orienting vehicle sensors and cameras on a motor vehicle
US3128464A (en) Navigation instrument for dirigible craft
JP7507409B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JPS61232993A (ja) 自動操船装置
US20240152264A1 (en) Command input for remote supervision of multiple autonomous aircraft
WO2021106361A1 (ja) 領域登録システム
JP3373567B2 (ja) 位置学習装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees