JPH0284807A - ディジタル信号処理装置 - Google Patents

ディジタル信号処理装置

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JPH0284807A
JPH0284807A JP63236088A JP23608888A JPH0284807A JP H0284807 A JPH0284807 A JP H0284807A JP 63236088 A JP63236088 A JP 63236088A JP 23608888 A JP23608888 A JP 23608888A JP H0284807 A JPH0284807 A JP H0284807A
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JP
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digital signal
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bus
ram
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JP63236088A
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Hiroshi Wada
浩史 和田
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル信号処理装置に関するもので、
例えば、等価的にディジタルフィルタを実現するために
必要な積和演算機能を有するディジタル信号処理装置に
利用して特に有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
等価的にディジタルフィルタを実現するためのいわゆる
フィルタ演、算に必要な積和演算機能を有するディジタ
ル信号処理装置がある。このディジタル信号処理装置は
、マイクロプログラムを用いたストアドブログラム方式
を採り、マイクロ命令を格納するインストラフシランR
OM (リード・オンリー・メモリ)と演算データ等を
格納するデータROM及びデータRAM (ランダム・
アクセス・メモリ)を内蔵する。
積和演算機能を有するディジタル信号処理装置について
は、例えば、1985年9月、■日立製作所発行のr日
立デジタル信号処理プロセッサ()(SP)HO218
10ユーザーズマニエアル1に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図には、上記に記載されるディジタル信号処理装置
の部分的なブロック図が示されている。
また、第5図には、第4図のディジタル信号処理装置に
おいて、例えばトランスバーサル型のディジタルフィル
タが等価的に実現される場合の処理フロー図が示されて
いる。
第4図において、入力アナログ信号を所定の周期でサン
プリングしディジタル符号化することによって形成され
るサンプリングデータx1〜Xnは、−時的にデータR
AM (DRAM)の対応するアドレスに格納される。
これらのサンプリングデータは、サンプリングデータX
1として順次データRAMから読み出され、データRO
M (DROM)の対応するアドレスから読み出される
フィルタ係数CIとともに乗算回路MULTに入力され
る0乗算回路MυLTによる乗算結果(積)は、さらに
演算論理回路ALUに入力され、アキミニレータACC
A及びACCBの出力信号すなわち演算論理回路ALU
による前回の加算結果(和)と加算される。
一方、データRAMから読み出されたサンプリングデー
タX1は、2段ラッチ構成とされるデイレイレジスタD
REGにより1マシンサイクル保持された後、次のサン
プリングデータXi+1の読み出し動作が行われた後、
そのアドレスAI+1に入力される。その結果、サンプ
リングデータXl〜Xnは、実質的に、1サンプリング
周期だけ遅延され、データRAM内を順次シフトされる
このように、サンプリングデータXi及びフィルタ係数
Ckを乗算回路MULTに順次入力し、またサンプリン
グデータX1をデータRAM内で順次シフトすることに
よって、第5図に示されるフィルタ演算に必要な、 Qn−ΣX1−Ci −i なる積和演算処理が行われ、等価的なディジタルフィル
タが実現される。
ところが、上記ディジタル信号処理装置には、次のよう
な問題点があることが、本願発明者等によって明らかと
なった。すなわち、上記ディジタル信号処理装置におい
て、データRAMは、シングルボー)RAMにより構成
される。したがって、デイレイレジスタDREGに保持
されるサンプリングデータXlは、次のサンプリングデ
ータX1+1の読み出し動作が終了した後、そのアドレ
スAi÷1に書き込まれる。このとき、データRAMで
は、1メモリサイクル内にリード動作及びライト動作を
時分割的に行わなくてはならない、このため、データR
AMとしてのアクセスタイムが長くなり、ディジタル信
号処理装置のマシンサイクルの高速化が制限されるもの
である。
この発明の目的は、マシンサイクルの高速化を図ったデ
ィジタル信号処理装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段) 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、ディジタル信号処理装置のデータRAMをデ
ュアルボー)RAMによって構成し、さらにデータRA
Mの二つのボート間に、バスを介することなくデータ転
送を行うためのバイパス信号経路を設ける。そして、フ
ィルタ演算に必要な積和演算処理の過程で、データRA
Mの所定のアドレスから読み出され、るサンプリングデ
ータをバスに伝達すると同時に、データRAMのシフト
すべき次のアドレスに書き込む。
〔作  用〕
上記した手段によれば、1回のメモリサイクルで、積和
演算処理に必要なサンプリングデータの読み出し動作と
そのシフトに必要な書き込み動作を同時に行うことがで
きるため、ディジタル信号処理装置のマシンサイクルを
高速化できる。
(実施例) 第1図には、この発明が通用されたディジタル信号処理
装置の一実施例のブロック図が示されている。同図の各
回路ブロックを構成する回路素子は、公知の半導体集積
回路の製造技術によって、特に制限されないが、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板上において形成され
る。
この実施例のディジタル信号処理装置は、特に制限され
ないが、マイクロプログラムを用いたストアドブログラ
ム方式の信号処理装置であり、その動作はインストラフ
シランROM (I ROM)に格納されるマイクロ命
令によって統轄される。
また、この実施例のディジタル信号処理装置は、特に制
限されないが、サンプリングデータ等を一時的に格納す
るデータRAM (DRAM)とフィルタ係数等の固定
的なデータを格納するデータROM (DROM)とを
含む、この実施例において、データRAMはデュアルポ
ートRAMにより構成され、その二つのボートは、特に
制限されないが、それぞれ読み出しボートRPならびに
書き込みポー)WPとして専用化される。また、読み出
しポー トRP及び書き込みボートWPの間には、サン
プリングデータを直接転送するためのバイパス信号経路
BPが設けられる。
第1図において、データRAMは、特に制限されないが
、読み出しボートRP及び書き込みボートWPを備える
。このうち、読み出しポー)RPのアドレスは読み出し
アドレスポインタRAPによって指定され、書き込みポ
ー)WPのアドレスは書き込みアドレスポインタWAP
によって指定される。これらのアドレスポインタは、特
に制°限されないが、自律的にその内容を歩進するカウ
ントアツプ機能を有し、その初期値は、データバスD−
Busを介して設定される。
データRAMの読み出しボートRPから読み出されるサ
ンプリングデータx1等は、特に制限されないが、Yバ
スY−Busを介して乗算回路MULT又は演算論理回
路ALUの一方の入力端子に供給される。また、ディジ
タル信号処理装置によりフィルタ演算に必要な積和演算
処理が行われていることを条件に、バイパス信号経路B
Pを介してその書き込みポー)WPに伝達される。デー
タRAMに対する通常の書き込みデータは、データバス
D−BUSを介してその書き込みボートWPに供給され
る。データRAMの上記読み出しポー)RP及び書き込
みポー)WPは、それぞれ任意のアドレスに対する読み
出し動作及び書き込み動作を独立してかつ同時に実行で
きる。
データROMは、特に制限されないが、マスクROM等
の読み出し専用メモリにより構成され、そのアドレスは
ROMアドレスポインタROPによって指定される。R
OMアドレスポインタROPは、上記読み出しアドレス
ポインタRAP及び書き込みアドレスポインタWAPと
同様に、自律的にその内容を歩進するカウントアツプ機
能を有し、その初期値は、データバスD−BUSを介し
て設定される。
データROMから読み出されるフィルタ係数01等は、
特に制限されないが、XバスX−Busを介して、乗算
回路MULT又は演算論理回路ALυの他方の入力端子
に供給される。
YバスY−BUSには、特に制限されないが、さらに4
ワードの汎用レジスタGRO〜GR3の出力端子が結合
される。これらの汎用レジスタGRO〜GR3は、ワー
キングレジスタとして用いられ、その入力端子はデータ
バスD−BUSに結合される。
乗算回路MULTの一方の入力端子には、前述のように
、YバスY−Busを介して、データRAMから出力さ
れるサンプリングデータXt等が供給され、その他方の
入力端子には、XバスX−BUSを介して、デ、−夕R
OMから出力されるフィルタ係数Ct等が供給される0
乗算回路MULTは、これらのサンプリングデータ及び
フィルタ係数に乗算処理を施し、その結果を演算論理回
路ALUの一方の入力端子に供給する。
演算論理回路ALUの一方の入力端子には、前述のよう
に、乗算回路MULTの乗算結果が供給される。この入
力端子には、演算内容に応じて、データRAMの読み出
しデータが直接供給される場合もある。演算論理回路A
LUの他方の入力端子には、特に制限されないが、デー
タバスD−BUSを介して、アキミニレータACCA−
ACCBの出力信号が供給される。ディジタル信号処理
装置においてフィルタ演算に必要な積和演算処理が行わ
れるとき、゛アキ文エレータACCA及びACCBの出
力信号は、前回までの積和演算の結果に他ならない、演
算論理回路ALUの他方の入力端子には、演算内容に応
じて、データROMの読み出しデータが直接供給される
場合もある。演算論理回路ALUは、これら二組のデー
タ間で加算等の各種演算処理を行い、その結果をアキミ
ニレータACCA及びACCBに送る。
つまり、乗算回路MULT及び演算論理回路ALUは、
データRAM及びデータROMからサンプリングデータ
X1及びフィルタ係数Ctが順次出力され、かつアキミ
ニレータACCA及びACCBから前回までの演算結果
が順次フィードバックされることで、等価的にディジタ
ルフィルタを実現するための積和演算処理をステップ状
に実行する機能を持つ。
インストラクションROMは、特に制限されないが、プ
ログラマブルROMにより構成され、そのアドレスは、
プログラムカウンタPCCによってt1定される。プロ
グラムカウンタPCCは、自律的にその内容を歩進する
カウントアンプ機能を有し、その初期値は、データバス
D−Busを介して設定される。
インストラクションROMから読み出されるマイクロ命
令は、特に制限されないが、インストラクションレジス
タlN5Rに供給され、保持される。これらのマイ先口
命令は、制御回路CTLに供給されるとともに、その一
部は、ディジタル信号処理装置の対応する回路に直接供
給される。
制御回路CTLは、インストラクションレジスタlN5
Rに保持されるマイクロ命令の所定の一部を受け、これ
をデコードすることによって、ディジタル信号処理装置
の各回路で必要なタイミング信号を形成する。これによ
り、ディジタル信号処理装置の各回路では、マイクロ命
令に応じた所定の動作が実行される。制御回路CTLは
、外部から制御信号として供給されるチップ選択信号C
丁、リード・ライト信号R/W及び機能コード信号FO
〜F3等に従うて、各種レジスタ及びポインタ等に対す
る入出力動作を制御する。
ディジタル信号処理装置は、特に制限されないが、入力
レジスタIR又は出力レジスタORを介して、外部の装
置とパラレルにデータを入出力し、またシリアル入力レ
ジスタSIR及びシリアル出力レジスタSORを介して
、外部の装置とシリアルにデータを入出力する機能を持
つ。
入力レジスタIRは、外部の装置から外部バスE−Bu
sのデータ入出力線DO〜D15ならびにデータバッフ
ァDBH及びDELを介してパラレルに供給される入力
データを受け、これを保持するとともに、内部のデータ
バスD−Busに伝達する。また、出力レジスタORは
、内部のデータバスD−BUSを介して供給される出力
データを受け、これを保持するとともに、データバッフ
ァDBH及びDBLならびに外部バスE−BUSのデー
タ入出力線DO〜D15を介してパラレルに外部の装置
に送出する。一方、シリアル入力レジスタ310は、外
部の装置から外部バスE−BUSのシリアル入力線Sl
を介してシリアルに供給される入力データを、図示され
ないクロック信号に従って順次取り込み、内部のデータ
バスD−BUSにパラレルに伝達する。また、シリアル
出力レジスタSORは、内部のデータバスD−BUSを
介してパラレルに供給される出力データを取り込み、こ
れを保持するとともに、図示されないクロック信号に従
ってシリアルに外部バスE−BUSのシリアル出力線S
oから送出する。
第3図には、第1図のディジタル信号処理装置によりト
ランスバーサル型のディジタルフィルタを等価的に実現
する場合に行われる積和演算処理の一実施例の処理フロ
ー図が示されている。また、第2図には、第1図のディ
ジタル信号処理装置において上記積和演算処理が行われ
る場合の一実施例のタイミング図が部分的に示されてい
る。これらの図に従って、この実施例のディジタル信号
処理装置の積和演算処理の概要とその特徴について説明
する。
第3図において、入力ノードInからサンプリング周期
ごとに入力されるサンプリングデータは、遅延素子りを
介して1サンプリング周期ごとにシフトされ、各ノード
のサンプリングデータX1〜Xnとなる。これらのサン
プリングデータは、対応するフィルタ係数01〜Cnと
乗算処理が行われた後、これらの乗算結果が順次加算さ
れることで、そのサンプリング周期における演算出力Q
nが得られる。
ディジタル信号処理装置では、図示されないA/D変換
回路によってサンプリングされディジタル符号化された
サンプリングデータX1〜Xnが、まずデータRAMの
対応するアドレスに順次格納される。フィルタ係数01
〜Cnは、ディジタル信号処理装置の製造時において、
データROMの対応するアドレスに予め設定される。
この実施例のディジタル信号処理装置において、処理の
方向は、最初に格納されたサンプリングデータXnに対
する演算処理から順に行われ、上記サンプリングデータ
x1〜Xnならびにフィルタ係数C1〜Cnに割り当て
られるデータRAM及びデータROMのアドレスは、特
に制限されないが、この処理の方向にあわせて一つずつ
大きいアドレスを与える。したがって、各演算ステップ
において、データRAMのアドレスAiから読み出され
るサンプリングデータX(AI)は、データROMの対
応するアドレスAtから読み出されるフィルタ係数C(
AI)との積和演算処理に供されると同時に、データR
AMの直前のアドレスAO−1)に書き込ま、れ、等価
的に遅延される。この処理方向は、上記第5図の処理フ
ロー図とは異なるものであるが、得られる結果は本質的
に同じである。
各サンプリング周期における積和演算処理は、読み出し
アドレスポインタRAP、書き込みアドレスポインタW
AP及びROMアドレスポインタROPにアドレス初期
値を設定することから始められる。このとき、読み出し
アドレスポインタRAP及びROMアドレスポインタR
OPのアドレス初期値は論理的に同一のアドレスとされ
、書き込みアドレスポインタWAPのアドレス初期値は
、実質的に読み出しアドレスポインタRAPに設定され
たアドレス初期値の直前のアドレスとされる。
これらのアドレスは、前述のように、積和演算処理の進
行にあわせて、各アドレスポインタにより自律的にカウ
ントアツプされる。このカウントアンプ処理により、デ
ータRAM及びデータROMのアドレスが順次更新され
、第3図の処理フローが自動的に進行する。
第2図に示されるように、読み出しアドレスポインタR
AP及びROMアドレスポインタROPの計数値がA1
とされ、書き込みアドレスポインタWAPの値がA1−
1とされるとき、ディジタル信号処理装置では、データ
RAMの読み出しボー)RPから、アドレスAiに対応
するサンプリングデータX(Ak)が読み出され、Yバ
スY−BUSを介して乗算回路MULTの一方の入力端
子に入力される。また、これと同時に、データROMの
対応するアドレスから、フィルタ係数C(Al)が読み
出され、XバスX−BtJSを介して乗算回路MULT
の他方の入力端子に入力される。
これらのサンプリングデータX(At)及びフィルタ係
数C(At)は、乗算回路MULTによって乗算処理が
施された後、その演算結果が演算論理回路ALUの一方
の入力端子に入力される。
演算論理回路ALUの他方の入力端子には、アキミニレ
ータACCA及びACCBの内容すなわち前回までの積
和演算の結果が入力される。演算論理回路ALυは、こ
のノードのサンプリングデータX(Ai)及び、フィル
タ係数C(At)による乗算結果と前回までの積和演算
の結果とをさらに加算し、その結果を再びアキミニレー
タACCA及びACCI3に入力する。
一方、データRAMの銃み出しポートRPから出力され
るサンプリングデータX(Al)は、上記YバスY−B
usを介して乗算回路MULTに供給されると同時に、
バイパス信号経路BPを介してデータRAMの書き込み
ポートWPに伝達される。前述のように、書き込みポー
)WPには、書き込みアドレスポインタWAPからアド
レスA1−1が供給される。このため、上記サンプリン
グデータX(Al)は、所定のタイミングで、データR
AMのアドレスAl−1に入力される。言うまでもなく
、この書き込み動作は、読み出しポートRPによるサン
プリングデータX(At)の読み出し動作と並行して行
われる。言い換えると、サンプリングデータX(AI)
の読み出し動作ならびに読み出されたサンプリングデー
タX(AI)のアドレスAt−1に対する書き込み動作
は、データRAMの1メモリサイクルにおいて同時に実
行されるものとなる。
このように、サンプリングデータ及びフィルタ係数の読
み出し動作とその積和演算ならびに読み出されたサンプ
リングデータの次アドレスへの書き込み動作が、アドレ
ス更新にともない、先にサンプリングされたサンプリン
グデータXnから最後にサンプリングされたサンプリン
グデータx1まで順に繰り返し行われることで、等価的
に、QnmΣxi−ci 1麿! なるlサンプリング周期分の、フィルタ演算が行われ、
第3図あるいは第5図と等価な処理フローが実現される
上式に示されるフィルタ演算は、各サンプリング周期ご
とに繰り返し実行され、その演算処理の結果として形成
される信号データが、上記外部バスE−BUSのデータ
入出力線Do−D15又はシリアル出力端子SOを介し
て外部に出力される。
これにより、この実施例のディジタル信号処理装置は、
等価的に例えばトランスバーサル型のディジタルフィル
タとして機能する。
以上のように、この実施例のディジタル信号処理装置は
、乗算回路MtJLT及び演算論理回路ALUならびに
データRAM及びデータROMを備え、ディジタルフィ
ルタを等価的に実現するための積和演算機能を持つ、こ
の実施例において、データRAMは、デュアルポー)R
AMにより構成され、専用化された二つのポートすなわ
ち読み出しポートRP及び書き込みポートWPを持つ、
また、これらの読み出しポートRP及び書き込みポー 
)WPの間には、サンプリングデータを内部バスを介す
ることなく直接転送するためのバイパス信号経路BPが
設けられる。これらのことから、この実施例のディジタ
ル信号処理装置では、積和演算処理に必要とされるデー
タRAMの読み出し動作とサンプリングデータのシフト
処理に必要とされるデータRAMの書き込み動作が、デ
ータRAMの1メモリサイクルにおいて同時に実行され
る。つまり、データRAMでは、書き込みアドレスのデ
コード処理と読み出しアドレスのデコード処理ならびに
それぞれのポートで行われるリード動作・ライト動作が
実質的に並行して行われる結果となり、その所要時間は
、従来のようにデータRAMの読み出しサイクルと書き
込みサイクルを別個に行う場合に比較して著しく短縮さ
れる。さらに、この実施例の場合、時間的に先に取り込
まれたサンプリングデータから順に演算処理を行うこと
で、デイレイレジスタ等のデータ保持手段が不必要とな
るため、ディジタル信号処理装置のハードウェア量の削
減をあわせて図ることができるものである。
以上の本実施例に示されるように、この発明をフィルタ
演算のための積和演算機能を持つディジタル信号処理装
置に通用した場合、次のような作用効果が得られる。す
なわち、 (1)ディジタル信号処理装置のデータRAMをデュア
ルポートRAMにより構成し、さらにデータRAMの二
つのポート間にバスを介することなくデータを直接転送
するためのバイパス信号経路を設け、先に取り込まれた
サンプリングデータから順に演算処理を施すことで、積
和演算処理に必要なサンプリングデータの読み出し動作
と読み出されたサンプリングデータの次アドレスへの書
き込み動作を、短いマシンサイクルで実行できるという
効果が得られる。
(2)上記11)項において、デエアルボー)RAMに
設けられる二つのアクセスポートを読み出しボート及び
書き込みボートとして専用化することで、各ポートの構
成を簡素化し、そのハードウェア量を削減できるという
効果が得られる。
(3)上記(1)項により、サンプリングデータをバッ
ファリングするデイレイレジスタ等を設ける必要がない
ため、ディジタル信号処理装置のハードウェア量を削減
できるという効果が得られる。
(4上記(1)項により、データRAMの読み出し処理
及び書き込み処理を1マシンサイクル内で同時に行うこ
とができるため、ディジタル信号処理装置のダイナ文ツ
クステップ数を削減できるという効果が得られる。
(5)上記(1)項により、データRAMをデュアルポ
ートRAMとすることで、ディジタル信号処理装置の積
和演算処理以外の演算処理を高速化できろという効果が
得られる。
(6)上記(1)項〜(5)項により、フィルタ演算に
必要な積和演算処理を高速化できるとともに、ディジタ
ル信号処理装置の処理能力を高めその低コスト化を図る
ことができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない0例えば、第1図におい
て、ディジタル信号処理装置のデータRAMは、その二
つのボートが読み出しボートRP及び書き込みポートW
Pとして専用化される必要はないし、三つ以上のアクセ
スポートを持つものであってもよい、また、読み出しポ
ートRPと書き込みボートWPとの間に設けられるバイ
パス信号経路BPは、内部バスを介して形成されること
もよい、ディジタル信号処理装置の内部バス構成・は、
この実施例の限りではない、書き込みアドレスポインタ
WAPは、読み出しアドレスポインタRAPの計数値を
もとに相対的にアドレスを与えることができるため、例
えばその計数値から1を減算するマイナス1回路に置き
換えることもできる。第2図において、各メモリサイク
ルにおける読み出しポートRP及び書き込みボートWP
の動作タイミングは、種々の実施形態が考えられる。第
3図において、データRAMのアドレスは、最後に取り
込まれたサンプリングデータXIから順に若いアドレス
を割り当て、アドレスをカウントダウンしながら演算処
理を行う方法を採ってもよい、この場合、読み出しアド
レスポインタRAPの計数値をAtとすると、書き込み
アドレスポインタWAPの計数値はAI+1となる。複
数のアクセスポートを持つデータRAMとして、メモリ
マットを共有するデュアルポートRAMに代えて、二つ
のアクセスポートと2個のメモリマントを有するメモリ
を用いても同様な効果をあげることができる。この場合
、各ポートを読み出し用及び書き込み用として限定し、
サンプリング周期ごとにこれに接続するメモリマントを
交互に切り換えるページ制限を行うことで、時系列的に
ずれた二つのサンプリング周期のデータを同時に読み出
しまた書き込むことができる構成をとる必要がある。さ
らに、第1図に示されるディジタル信号処理装置のブロ
ック構成は、種々の実施形態を採りうる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるフィルタ演算に必要
な積和演算機能を有するディジタル信号処理装置に通用
した場合について説明したが、それに限定されるもので
はな(、例えば、このようなディジタル信号処理装置を
含むlチップ型のコーデック(COD E C: Co
der−Decoder)及びモデム(MODEMs変
復調装置)等にも通用できる0本発明は、少なくともシ
フト処理をともなう積和演算機能を持つディジタル信号
処理装置ならびにこのようなディジタル信号処理装置を
含むディジタル装置に広く通用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、ディジタル信号処理装置のデータRAM
をデュアルポートRAMによって構成し、さらにデータ
RAMの二つのポート間にバスを介することな(データ
を直接転送するためのバイパス信号経路を設けることで
、積和演算処理に必要なサンプリングデータの読み出し
動作と読み出されたサンプリングデータの隣接アドレス
への書き込み動作を、サンプリングデータの保持手段を
設けることなく、1メモリサイクル内に同時に実行でき
る。これにより、フィルタ演算に必要な積和演算処理を
高速化できるとともに、ディジタル信号処理装置の処理
能力を高めその低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が通用されたディジタル信号処理装
置の一実施例を示すブロック図、第2図は、第1図のデ
ィジタル信号処理装置の一実施例を示すタイミング図、 第3図は、第1図のディジタル信号処理装置のフィルタ
演算の一実施例を示す処理フロー図、第4図は、従来の
ディジタル信号処理装置の一例を示す部分的なブロック
図、 第5図は、第4図のディジタル信号処理装置のフィルタ
演算の一例を示す処理フロー図である。 DRAM・・・データRAM5RP・・・読み出しホー
ド、WP・・・書き込みボート、BP・・・バイパス信
号経路、DROM・・・データROM5 lROM・・
・インストラクション、RAP・・・読み出しアドレス
ポインタ、WAP・・・書き込みアドレスポインタ、R
OP・・・ROMアドレスポインタ、GRO〜GR3・
・・汎用レジスタ、MULT・・・乗算回路、ALU・
・・演算論理回路、ACCA、ACCB・・・アキミニ
レータ、FCC・・・プログラムカウンタ、lN5R・
・・インストラクションレジスタ、CT’L・・・制御
回路、IR・・・入力レジスタ、OR・・・出力レジス
タ、DBH,DBL・・・データバッファ、S、lR・
・・シリアル入力レジスタ、SOR・・・シリアル出力
レジスタ、D−BLIS・・・データバス、X−BUS
・・・Xバス、Y−BUS・・・Yバス、E−BUS・
・・外部バス。 DREG・・・デイレイレジスタ。 第41

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のアクセスポートを有するデータRAMを具備
    することを特徴とするディジタル信号処理装置。 2、上記データRAMはデュアルポートRAMにより構
    成され、その一方のポートと他方のポートとの間には、
    バスを介することなくデータ転送を行うためのバイパス
    信号経路が設けられることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のディジタル信号処理装置。 3、上記データRAMの一方ならびに他方のポートは、
    上記ディジタル信号処理装置において等価的にディジタ
    ルフィルタを実現するための積和演算が行われるとき、
    それぞれ所定のアドレスからサンプリングデータを出力
    するための読み出しポートならびに上記アドレスから出
    力される上記サンプリングデータを実質的に上記アドレ
    スに隣接する他のアドレスに入力するための書き込みポ
    ートとして用いられるものであって、このとき、上記サ
    ンプリングデータは、上記バイパス信号経路を介して伝
    達されることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のディジタル信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100397484C (zh) * 1994-02-16 2008-06-25 高通股份有限公司 数字信号处理器
US9736752B2 (en) 2005-12-22 2017-08-15 Qualcomm Incorporated Communications methods and apparatus using physical attachment point identifiers which support dual communications links

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