JPH0283723A - 図形処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、グラフィック・デイスプレィにおける図形処
理装置に関し、表示されている図形をピックする際の処
理速度を改善するものである。

〈従来の技術〉 グラフィック・デイスプレィにおいて、マウス、タブレ
ット等のボインテイング・デバイスを用いて表示されて
いる図形をピック（表示されている図形の移動処理等を
行うために、表示されている図形を指定すること）する
場合、通常、次のような処理が行われる。

即ち、表示画面に対応するフレーム・バッファ・メモリ
上でピック位置の周囲に微少な矩形領域を定義し、描画
されている全ての図形をフレーム・バッファ・メモリ上
に再描画し、この矩形領域にその一部が含まれる図形を
ピック対象図形とする。

〈発明か解決しようとする課題〉 上記のような図形のピック方式は、指定した矩形領域内
に、描画した図形が検出されるまで再描画を続行しなり
れはならないため、操作ミス等によって何も描画されて
いない領域を指定した場合であっても、ピック動作を開
始して全ての描画動作を行うなめ、応答速度か悪くなる
欠点かあった。

本発明はこのような点を改善することを課題とし、描画
されていない領域をピックした場合でも処理速疫が遅く
ならないようにするさとを１）ｌ的とする。

く課題を解決するだめの手段〉 本発明は」１記の課題を解決するために、矩形領域内の
描画データが全て”　ｏ　”であるか古かをはじめに調
べるものであり、その具体的な構成は次の通りである。

即ち、本発明は、フレーム・バッファ・メモリに描画さ
れる図形に矩形領域を設定して図形のピックを行う図形
処理装置において、１習フ一ド描画データ内に前記矩形
領域の境界が素止れる際に前記矩形ｆｌ域の内部にある
ピッ１−をイ」効ピッ１〜どする有効ピッｌ−検出部と
、前記矩形領域内のデータが全て”　Ｏ”であることを
検出する零検出部とを有し、ピック指定の際に前記矩形
領域内のデータか全て”　Ｏ”か否かを判定することを
特徴とする図形処理装置である。

〈作用〉 本発明の図形処理装置は、図形をピックする矩形領域か
設定されると、この矩形領域内部の描画データを胴へ、
全て”　Ｏ”り）場合は再描画動作を省略し、°′１″
°が検出されると通常の再描画動作を行って図形のピッ
ク奈１１つ。

〈実施例〉 図は本発明を実７＋６０．た図形処理装置の構成を表わ
す図である。

１はボス１〜側計３ｔｆｉ（図示せず）の命令により図
形を展開し描画を制御する描画プ１７セツ→フ、２は）
（座標の最大値、最小ス１１、Ｙ座標の最大値、最小値
か設定ｔトれピックの際の矩形領域を定義するウィンド
ウ・１／ジスタ、３は描画プ冒セ・ソ゛す１の指示を受
（−）るメモリ制御部、４はウィンドウ伺、ジスタ２て
定１ｍ　Ｎれ、／ｌｌ′：矩形領域内のｉ゛−タが全く
”　ｏ　’”であることを検出する零検出部、５はウィ
ンドウ・Ｌ−ジスタ２て定義された矩形領域と１ワード
描画データのピッ１〜境界に応じてこのワー）・内の有
効じツトを検出−づる有効しツト検出部、６はＣＲＴＣ
表小寸イ）ノ、・めの描画ｆｈ報を格納するフレーム・
バッフｒ・メｆす゛（ある、 さて、以十のように構成されｔ・本発明装置の動作を次
に説明する。

ポスト側計算糎よりウィンドウ・Ｉ／ジスタ２にピック
のための矩形領域が設定されると、描画プロセッサ１は
この矩形領域内の描画データか全て″０′″であるかｐ
ｉかを検出するシ・−ケンスを起動する。

即ち、定義された矩形領域内のワードが逐一・読み出さ
れ、零検出部４によってそのワード内の有効ビットか全
て′Ｏ′″であるか否かが判断される。

この有効ビットは、設定された矩形領域と読み出すワー
ドの位置（境界）に応じて（ワード内に矩形領域が設定
される場合を考慮する）、有効ビット検出部５により以
下のように定義される。

（ａ）Ｘ方向の下位側の境界かワード内にある時この境
界か示すピッ１〜位置より」−位置のビットを有効とす
る。

（ｂ）Ｘ方向の上位側の境界かワード内にある時この境
界か示すビット位置より下位１■１１のピッ１〜を有効
とする。

（ｃ）Ｘ方向の上位側、下位側両方の境界がワード内に
ある時 両方の境界が示す位ｊηの間のヒツトを有効ビットとす
る。

このようにして、該当ワーＩζ内の有効ピッ１〜が決定
され、矩形９（ｉ域にあるワード内の有効ピッＩ・が全
て°゛０゛″であることが零検出部４によって検出され
ると、描画プ１］セッサ１がらホスト側計算機へ設定さ
れた矩形領域内にピックされる図形が存在しないことか
伝達される。

コレニより、ホス）〜側計算機はこの後に続くピックの
ための再描画動作を省略することができる。

また、設定された矩形ｍ、域内に１ビツトでも”　ｏ　
”でないビットが検出された場合、描画プロセッサ１は
″Ｏ′″検出動作を直ちに中止し、ホス１ル側計算機に
対し、てピンクのための再描画動作の起動を要求する。

以−Ｌのようにして、ピックのための矩形領域が設定さ
れた場合、この矩形領域内の描画データが全て゛０″の
場合はピック動作を中１１−シ、”　］　”が検出され
ると直ちに再描画を行ってピック動作を開始することか
できる。

〈発明の効果〉 本発明の図形処理装置によれは次の効果か得られる。

図形をピックする場合、操作ミス等によって何も描画さ
れていない領域をピックした場合であっても、この矩形
領域内の描画データを調べることにより、再描画動作を
行うことなく、全体の処理速度か向上する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を実施した図形処理装置を表わす構成図であ
る。 １・・・描画プロセッサ、２・・・ウィンドウ・レジス
タ、３・・・メモリ制御部、４・・・零検出部、５・・
・有効ビット検出部、 ６・・・フレーム・バッファ・メモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレーム・バッファ・メモリに描画される図形に
   矩形領域を設定して図形のピックを行う図形処理装置に
   おいて、１ワード描画データ内に前記矩形領域の境界が
   含まれる際に前記矩形領域の内部にあるビットを有効ビ
   ットとする有効ビット検出部と、前記矩形領域内のデー
   タが全て“０”であることを検出する零検出部とを有し
   、ピック指定の際に前記矩形領域内のデータが全て“０
   ”か否かを判定することを特徴とする図形処理装置。