JPH0283492A - 時計等の装飾部品 - Google Patents

時計等の装飾部品

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Publication number
JPH0283492A
JPH0283492A JP23681388A JP23681388A JPH0283492A JP H0283492 A JPH0283492 A JP H0283492A JP 23681388 A JP23681388 A JP 23681388A JP 23681388 A JP23681388 A JP 23681388A JP H0283492 A JPH0283492 A JP H0283492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
hard coating
gold
nickel
chromium
Prior art date
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Pending
Application number
JP23681388A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Koizumi
小泉 照雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP23681388A priority Critical patent/JPH0283492A/ja
Publication of JPH0283492A publication Critical patent/JPH0283492A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] ステンレス粉末をバインダを共に射出成形、焼結により
製作された部品の表面にイオンプレーティングにより硬
質被膜を形成した1時計等の装飾部品に関する。
〔従来の技術1 従来の技術は、ステンレス粉末を用いて焼結物を製作し
その表面を機械加工により鏡面化、スジ目止、艶消し化
を行い使用していた。その製造方法としては、粒径が1
5μm以下のステンレス粉末と熱可塑性樹脂又はワック
スの少なくともいずれかとステアリン酸よりなるバイン
ダとを混練したのを前記混線の工程ののち混練成生物を
粉砕し、ペレット状に成形したのち、前記ペレット状に
成形する工程で得られた成形物を射出成形機にて成形し
たのち、前記射出成形機にて成形された成形物を脱バイ
ンダを行い焼結したのち、前記焼結する工程によって得
られた焼結物の表面を模様仕上する工程とよりなってい
る。
〔発明が解決しようとする課題] しかし前述のような従来技術を用いた時には、(1)焼
結物の表面硬さがHV=140前後と通常鍛造で製造し
たステンレス鋼のHV=200前後に比較し軟らかいた
め、製造途中での取扱い中文、携帯使用中にキズが付き
易い。
(2)焼結物の表面の粗さがRMAXで10μm〜15
μm程度であるため、腐食し易い。
(3)腐食を防止するために、熱処理、表面研磨による
表面粗さの平滑化をはかる等の工程を追加実施する必要
がある。
(4)鍛造によるステンレス鋼に比較し、外観色調が白
っぽく見映え外観が安っぽく見える。
等の問題点を有している。そこで本発明はこのような問
題点を解決するものでその目的とするところは、表面部
にイオンプレーティング法により硬質被膜を被覆するこ
とにより、高硬度被膜による耐摩耗性、耐擦傷性に優れ
た。さらに耐食性。
密着性を十分に満足した時計等の装飾部品を提供すると
ころにある。
〔課題を解決するための手段1 本発明の構成は、ステンレス粉末を用いた焼結物の表面
にクロム系硬質被膜又はチタン系硬質被膜のいずれかが
イオンプレーティングにより形成されていることを特徴
とする時計等の装飾部品。
また、前記焼結物の表面に下地層として、金、金合金、
銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金の少なくともいず
れかを施こし、前記下地層の施こされた焼結物の表面に
仕上層としてクロム系硬質被膜又はチタン系硬質被膜の
いずれかがイオンプレーティングにより形成することを
特徴とする。
[実 施 例1 以下本発明の実施例を図面に基すいて説明する。
第1図に本発明の実施例を示す。■は素材、2はイオン
プレーティング法によるクロム系硬質被膜あるいはチタ
ン系硬質被膜よりなる仕上層である。
316L又は304よりなるステンレス粉末を熱可塑性
樹脂又はワックスのいずれがと、ステアリン酸よりなる
バインダとよく混練し粉砕しベレット状にした材料を射
出成形機を用いて特定形状に成形する。特定形状とは使
用金型により決まる。脱バインダ、焼結により製作され
た素材原料の表面部を機械加工、例えばバレル研磨、パ
フ研磨等の研磨加工により、表面部を鏡面、スジ目。
艶消し等製品の模様仕上を施こす。
次にイオンプレーティング法による硬質被膜を表面に仕
上層2として被覆する。硬質被膜である仕上層2は、チ
タン又はチタン合金を蒸発源とし窒素系ガス及び炭化水
素系ガスを反応ガスとして生成されるチタンと窒素及び
炭素元素との化合物あるいはクロムを蒸着源とし酸素ガ
ス、窒素系ガス又は炭化水素ガスのうち一種乃至三種の
ガスを反応ガスとして生成されるクロムと酸素元素との
化合物、クロムと酸素および窒素元素との化合物、クロ
ムと酸素および炭素元素との化合物、クロムと酸素、炭
素および窒素元素との化合物、あるいはクロムを窒素、
炭素元素との化合物である。この時の反応ガスの量及び
混合比率、膜厚、により硬質被膜の色調は、SUS色、
金色、グレー色、ブラウン色、ブルー色と様々に変化さ
せられる。硬質被膜の厚みは、02μm〜5μmの範囲
でHV100O以上と硬いため耐摩耗性、耐擦傷性の効
果は何ら変わらない。
第2図に本発明の他の実施例を示す。1は素材、2はイ
オンプレーティング法よりなる、クロム系硬質被膜ある
いはチタン系硬質被膜よりなる仕上層、3は、電気メツ
キ、又は無電解メツキにより金あるいは金合金、銅、あ
るいは銅合金、ニッケル、あるいはニッケル合金よりな
る下地層である。
素材1は前述と同様に製造される。下地層3は電気メツ
キにより、金又は金合金メツキを0.5μm〜5μm施
こす、金合金メツキは、金−銀あるいは金−銀一銅、が
一般的には用いられる。あるいは、電気メツキにより銅
又は銅合金メツキをtum〜10μm施こす、あるいは
、電気メツキ又は無電解メツキによりニッケルあるいは
、ニッケル合金メッキを2〜5μm施こす。ニッケル合
金メッキとしてはニッケルー銅、ニッケルーコバルト、
ニッケルパラジウム等ニッケルを基本とした合金メツキ
すべてが適用できる。
該下地層の直上に前述と同様にイオンプレーティング法
によりクロム系硬質被膜、チタン系硬質被膜を被覆する
[発明の効果1 以上述べたように発明によれば、ステンレス粉末を用い
た焼結物の表面にクロム系硬質被膜又はチタン系硬質被
膜のいずれかをイオンプレーティングにより形成する。
または、前記焼結物の表面に下地層として、金、金合金
、銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金の少な(ともい
ずれかを施こし、前記下地層の施こされた焼結物の表面
に仕上層としてクロム系硬質被膜、あるいはチタン系硬
質被膜を形成することにより、従来にない複雑な形状が
得られるとともに、耐摩耗性、耐擦傷性に優れ、耐食性
を十分満足させかつ製造工程を減少させることを可能と
した。装飾的価値の高い時計等の装飾部品を提供するす
ぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の実施例の断面図。 第2図・・・本発明の他の実施例の断面図。 l・・・素材 ・・仕上層 ・下地層 3 ・ 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒径が15μ以下のステンレス粉末を用いた焼結
    物の表面にクロム系硬質被膜又はチタン系硬質被膜のい
    ずれかがイオンプレーティングにより形成されたことを
    特徴とする時計等の装飾部品。
  2. (2)前記焼結物の表面に下地層として、金、金合金、
    銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金の少なくともいず
    れかを施こし、前記下地層の施こされた焼結物の表面に
    仕上層としてクロム系硬質被膜又はチタン系硬質被膜の
    いずれかがイオンプレーティングにより形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の時計等の装飾部品。
JP23681388A 1988-09-21 1988-09-21 時計等の装飾部品 Pending JPH0283492A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5479686A (en) * 1991-04-12 1996-01-02 Crash Holding Ag Process for producing a case for receiving a watchwork

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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