JPH0282064A - 熱ポンプ式空調機の過負荷制御方法 - Google Patents

熱ポンプ式空調機の過負荷制御方法

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JPH0282064A
JPH0282064A JP23253588A JP23253588A JPH0282064A JP H0282064 A JPH0282064 A JP H0282064A JP 23253588 A JP23253588 A JP 23253588A JP 23253588 A JP23253588 A JP 23253588A JP H0282064 A JPH0282064 A JP H0282064A
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JP
Japan
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rotation speed
engine
drive source
refrigerant
maximum
Prior art date
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Pending
Application number
JP23253588A
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English (en)
Inventor
Katsuji Kawamura
河村 勝次
Makoto Ota
誠 太田
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Yamaha Corp
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Corp
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は熱ポンプ式空調機の過負荷制御方法に関し、さ
らに詳しくは駆動源の回転数を安定させると共に、快適
な空調を実現する熱ポンプ式空調機の過負荷制御方法に
関する。
〔従来技術〕
熱ポンプ式の空調機(エアコン)には、その冷媒の圧縮
機をエンジンで駆動するものと、モータで駆動するもの
とがある。この熱ポンプ式空調機では、冷房、暖房の如
何に限らず室内外の温度差が非常に大きくなった時のよ
うな過負荷がかかったときに起こる冷媒の圧力上昇や温
度上昇を低下させるため、駆動源のエンジンやモータ等
の回転数を低下させ、異常停止に至らないようにしてい
る。
すなわち、従来は、第5図に示すように、駆動源を最大
回転数Nmで運転しているとき、過負荷によって冷媒圧
力又は冷媒温度が設定帯域H−L間の上限HをA点で外
れると、再び設定帯域H−L内に戻すように回転数をス
テップダウンし、最後には停止するようにする。この回
転数のステップダウンにより、冷媒の圧力又は温度が次
第に低下し、B点で下限りを外れると、駆動源が直ちに
元の最大回転数Nmで回転して冷媒の圧力及び温度を上
昇させ、以後これを繰り返すようにしている。
したがって、従来の制御方法によると、駆動源は何度も
回転数のアップダウンを繰り返すことになり、それに応
じて空調能力も上がったり、下がったりしていた。この
ような上下変化のため快適な安定した空調を望むことに
は限界があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上述のような従来の問題を解消し、駆
動源の回転数を安定させ、快適な空調を実現する熱ポン
プ式空調機の過負荷制御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明は、回転数可変の駆動
源により圧縮機を駆動し、該圧縮機で圧縮した冷媒を空
調機を有する冷媒循環回路に強制循環させ、前記駆動源
の回転数を設定帯域内に制御して運転するに当たり、前
記駆動源が過負荷により前記設定帯域外の禁止帯域に入
ったときの回転数を記憶させ、次に上昇する時の回転数
を、前記記憶した回転数よりも低い回転数を最大回転数
として制御することを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明を説明する。
第4図は本発明の過負荷制御方法を実施するエンジン駆
動熱ポンプ式温調機を例示したものである。鎖線で囲ん
だブロック■はパワーユニット、■は室外熱交換ユニッ
ト、■は分岐ユニット、■は室内熱交換ユニットである
。室内熱交換ユニッ1−IVは、室に必要な温調容量と
か、複数に分割された室単位に応じて一つ又は複数に分
岐された温調機を内設しており、これら温調機を分岐ユ
ニッ)n[が室外熱交換ユニッ)frに対して接続する
ようにしている。
パワーユニット■には、ガス燃料によって運転されるエ
ンジンlと、このエンジン1にクラッチ3を介して連結
された圧11機2が設けられている。圧縮機2はフロン
等の冷媒を圧縮して高温、高圧のガスにし、これを後述
する温調機を備えた冷媒循環回路に強制循環するように
している。また、エンジン1はエンジン冷却水を後述す
る温調機を備えた温水循環回路に強制循環するようにし
ている。エンジン1の冷却水ジャケットは温水循環回路
中の熱交換器4となり、また排気管にも排気ガスを利用
した熱交換器5が設けられている。
室外熱交換ユニット■には、上記圧縮機2から吐出管6
と吸入管7とが延び、これら両管の間に四方切換弁8が
設けられ、さらにこの四方切換弁8に二つの配管9,1
0が接続されることにより冷媒循環回路を構成している
。また、吐出管6と吸入管7との間にはバイパス弁45
を有するバイパス管が設けられ、このバイパス弁45を
開とすることによって負荷を軽減できるようにしである
。また、上記吐出管6と吸入管7には、それぞれ温度セ
ンサー40.44と圧力センサー41.43が設けられ
ている。
この冷媒循環回路は、冷媒の循環方向を切り換えること
により暖房運転と冷房運転とのいずれにもできるが、こ
の図では暖房運転時を示し、冷媒を矢印のように配管9
から吐出し、配管10に戻すようにしている。
この暖房循環において、上記配管9は、分岐ユニット■
において複数の分岐管11.・−111に分岐されて、
室内熱交換ユニッ)IV内の配管12、−、 12に接
続されでいる。配管12には、それぞれ冷媒の凝縮器と
して作用する室内熱交換器13が接続され、室内に凝縮
熱を放熱するようにしている。吐出側の配管12は再び
分岐ユニ7)I[[の分岐管14に接続され、次いで室
外熱交換ユニット■において1本の配管15に集束され
ている。次いで、配管15はレシーバ16に接続され、
ここから配管18を介して蒸発器として作用する室外熱
交換器19に接続され、上記配管10へ戻るようになっ
ている。配管18には冷媒を断熱膨張させる膨張弁17
が設けられている。
上記は暖房運転の場合であるが、冷房運転のときは、四
方切換弁8を切換えることによって、冷媒を上記矢印方
向とは逆に循環させればよい。
この冷房運転では、上記暖房運転時とは反対に、室内熱
交換器13が蒸発器として作用して室内から蒸発熱を奪
い、室外熱交換器19が凝縮器として作用する。
一方、エンジン冷却水を循環する温水循環回路は、室外
熱交換ユニソ)II内に設けた冷却水ポンプ20によっ
て温水を強制循環させる。エンジンの排熱は、熱交換器
4.5によってエンジン冷却水に吸収され、ここから出
る配管21を室外熱交換ユニット■内の配管22に接続
したのち二つの配管23.24に分岐する。このうち、
一方の配管23は自動開閉制御される制御弁25を介し
てラジェータ26に接続され、エア分離器27.冷却水
ポンプ2oを経て、再びエンジン排熱の熱交換器4.5
に循環するようにしである。
また他方の配管24は、分岐ユニ・7ト■で複数の分岐
管28.−・・、28に分岐されて、それぞれ室内熱交
換ユニソ1−rV内の配管29゜29に接続され、温調
機として設けた床暖パネル30、−、 30に温水を通
過させるようにしている。吐出側の配管29は、再び分
岐ユニット■の分岐管31、−、 31を経て室外熱交
換ユニットHの配管32に集束され、上記と同じエア分
離器27に合流するようにしている。
上述した温調装置において駆動源となるエンジン1は、
その回転数が冷媒循環回路の上記温度センサー40.4
4と圧力センサー41,43の検出信号に基づき、制御
部50によって第1図に示すグラフのように制御される
すなわち、第1図に示すように、過負荷の運転によって
冷媒圧力、冷媒温度が設定帯域H−りの上限HをA点で
超えて禁止帯域に突入すると、エンジン回転数が例えば
200r、p、m、ずつステップダウンしていくように
すると共に、上記禁止帯域に突入したときのエンジンの
最大回転数Nmを記憶するようにする。そして、エンジ
ン回転数のステップダウンにより、冷媒圧力冷媒温度が
設定帯域H−Lの下限りをB点で超えると、再びエンジ
ンを元の高回転に復起させるようにし、その復起すると
きの許容最大回転数Nmoを、上記禁止帯域に突入時に
記憶した最大回転数Nmよりも例えば1ステツプ(20
0r、p、m、)だけ低い回転数に設定するように制御
するのである。
このように復起時の許容最大回転数Nmoを、禁止帯域
突入時の最大回転数Nmよりも、例えば1ステツプだけ
低く設定して制御することにより、以後の運転を最大回
転数Nmoにはパ一定の安定した運転にすることができ
る。すなわち、従来のようにエンジン回転数のアンプダ
ウンを繰り返すことがなく、空調能力も上がり下がりし
ない安定したものにし、極めて快適な空調を実現するこ
とができる。
本発明において、過負荷によって禁止帯域に突入したと
きに行うエンジン回転数のステップダウンは、−aには
第1図に示すようにエンジン停止まで行うようにする。
しかし、安全回転数Nsがエンジンに対する負荷からの
要求回転数Pidよりも低い状態のときには、エンジン
停止までに至らない低回転にした状態であってもよい。
前者のようにエンジン停止までステップダウンしたとき
に、エンジン回転を許容最大回転数Nlll0に復起さ
せるには、第1図に示すように、0から直接最大回転数
Nmoへ復起させるようにすればよい。しかし、後者の
ようにエンジン未停止状態にした安全回転数Nsから許
容最大回転数Nmoに復起させるときは、前者のように
直接復起させるようにはしない。このときは、例えば約
40秒毎に1ステツプ(200r、p、m、)ずつ回転
アップさせながら許容最大回転数Nm。
に達するようにする。このときのステ・ンブア・ンプに
は、冷媒循環回路のバイパス弁45を開にした状態でエ
ンジンをアイドリングしている状態から、そのバイパス
弁45を閉にした場合も1ステツプとして考えるものと
する。
また、上記制御において許容最大回転数Nm。
に復起させたのち、この制限条件を解除するには、次の
ような条件になったとき行うようにする。すなわち、■
サーモオフにしたとき、■復起後30分連続して運転し
たとき、■室内温調機の使用台数が変化したとき(負荷
の変化)、■安全回転数Ns≧エンジンに対する負荷か
らの要求回転数Pid  のときなどである。
上述したエンジン回転数の制御は、第2図にブロック図
で示すようなシステム構成の制御部50によって、第3
図に示すようなフロー図にしたがって実施することがで
きる。
制御部50は、第2図のように中央に演算部51を有し
、この演算部51に上述した温度センサー40,41、
圧力センサー42.43などを含むセンサ一部52が接
続されている。また、演算部51には、上記制御のため
のプログラムを記憶させた読出し専用記憶装置53と、
上記禁止帯域に突入したときのエンジン回転数Nmと許
容最大回転数Nmoとを記憶させた読出し書込み記憶装
置54が接続され、さらに演算結果をエンジン1に対し
て命令する出力部55が接続されている。
第3図のフロー図は、S(スタート)からRTS (ス
タートに戻る)までのフローを繰り返すことを示してい
る。このフローにおけるステップ56は、 禁止帯域突
入時のエンジンの回転数Nm −1ステツプ=新しい許
容最大回転数Nmo  を計算し、それを記憶装置54
に記憶させること、またステップ57は、許容最大回転
数Nmoを解除する条件である上記■〜■の判定と処理
とを行うことを意味する。
なお、上述した実施例では、エンジン駆動による熱ポン
プを例示したが、本発明はモータ駆動の場合にも適用す
ることができる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明による制御方法は、回転数可変の
駆動源により圧縮機を駆動し、該圧縮機で圧縮した冷媒
を空調機を有する冷媒循環回路に強制循環させ、前記駆
動源の回転数を設定帯域内に制御して運転するに当たり
、前記駆動源が過負荷により前記設定帯域外の禁止帯域
4゜ に入ったときの回転数を記憶させ、次に上昇する時の回
転数を、前記記憶した回転数よりも低い回転数を最大回
転数として制御するものであるので、復起時のエンジン
回転数をはパ一定した安定なものにすることができる。
すなわち、従来の制御法のようにエンジン回転数のアッ
プダウンを繰り返すことがなく、それによって空調能力
も上がり下がりのない安定したものにするため、極めて
快適な空調を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したときの冷媒圧力。 温度の経時変化をエンジン回転数と対比させて示したグ
ラフ、第2図は本発明を実施する制御部のブロック図、
第3図は同フロー図、第4図は本発明を実施する空調機
の概略図、第5図は従来の制御法による冷媒圧力、温度
の経時変化をエンジン回転数と対比させて示したグラフ
である。 1・・・エンジン、2・・・圧縮機、8・・・四方弁、
13・・・室内熱交換器、17・・・膨張弁、19・・
・室外熱交換器、40.41・・・温度センサー 42
゜43・・・圧力センサー、50・・・制御部、51・
・・演算部、52・・・センサ一部、53・・・読出し
専用記憶装置、54・・・読出し書込み記憶装置、55
・・・出力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転数可変の駆動源により圧縮機を駆動し、該圧縮機で
    圧縮した冷媒を空調機を有する冷媒循環回路に強制循環
    させ、前記駆動源の回転数を設定帯域内に制御して運転
    するに当たり、前記駆動源が過負荷により前記設定帯域
    外の禁止帯域に入ったときの回転数を記憶させ、次に上
    昇する時の回転数を、前記記憶した回転数よりも低い回
    転数を最大回転数として制御することを特徴とする熱ポ
    ンプ式空調機の過負荷制御方法。
JP23253588A 1988-09-19 1988-09-19 熱ポンプ式空調機の過負荷制御方法 Pending JPH0282064A (ja)

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JPH0282064A true JPH0282064A (ja) 1990-03-22

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JP23253588A Pending JPH0282064A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 熱ポンプ式空調機の過負荷制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180252314A1 (en) * 2015-12-25 2018-09-06 Kcm Corporation Work vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180252314A1 (en) * 2015-12-25 2018-09-06 Kcm Corporation Work vehicle
US11274745B2 (en) * 2015-12-25 2022-03-15 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Wheel loader

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