JPH0281776A - 自動二輪車の前照灯配光調整装置 - Google Patents

自動二輪車の前照灯配光調整装置

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JPH0281776A
JPH0281776A JP63234506A JP23450688A JPH0281776A JP H0281776 A JPH0281776 A JP H0281776A JP 63234506 A JP63234506 A JP 63234506A JP 23450688 A JP23450688 A JP 23450688A JP H0281776 A JPH0281776 A JP H0281776A
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reflector
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road surface
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Yoshihiro Nakazawa
中沢 祥浩
Masahiko Ikegami
池上 雅彦
Hajime Tabata
肇 田端
Shuichi Kawakami
川上 修一
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動二輪車がコーナリング走行する際に、前照
灯の路面配光を調整する装置に関する。
(従来の技術) 自動二輪車が直進走行する際のロービームの路面配光(
照射範囲)は、第12図Aに示すように左側走行車にあ
っては走行方向に向って右側が短く左側が長くなるよう
にしている。
一方、自動二輪車はコーナリング走行の際に車体が傾斜
するが、車体が傾斜すると前照灯の路面からの高さが低
くなり、第12図Bに示すように路面配光が一部におい
て狭くなる。
このため特開昭63−53137号にあっては、車速と
ハンドル切れ角とからコーナリング時のバンク角(傾斜
角)を演算し、これに合せて前照灯自体の角度を変化さ
せるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来技術にあっては、前照灯全体を回動させて
光軸方向を調整するようにしているため、駆動源として
のモータも大容量のものが必要となり、装置全体が大型
化する。またカウリングを装着している場合や、前照灯
が角形の場合にあっでは機構自体も複雑になる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく第1発明にあっては、バンク角に
応じてロービーム、ハイビーム及び逆さロービームの切
替えを行うようにし、第2発明にあっては、バンク角に
応じてバルブ中心とその回転中心がオフセットしている
シェードを回転させるようにし、更に第3発明にあって
はバンク角に応じてシェードを一体的に取付けているリ
フレクタ−を回転させるようにした。
(作用) 車速とハンドル切れ角によって推定したバンク角が大き
くなる程、光軸方向を上向鮒とすることで十分な路面配
光を確保できる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は第1発明に係る配光調整装置を適用した前照灯
の断面図、第2図は第1発明の概略構成図である。
前照灯のケース1はブラケット2を介して車体側に取付
けられ、ケース1の前端部には凸レンズ3を保持し、こ
の凸レンズ3はカウリング4の前方に向って開口する凹
部5内に臨んでいる。またケース1の後端には回転楕円
面をなすりフレフタ6を取付け、このリフレクタ6の中
心にはバルブ7を回転自在に支承している。
バルブ7内にはハイビーム用フィラメント8、ロービー
ム用フィラメント9及びロービーム用フィラメント9の
一面側に配置されるフード10が収められ、ハイビーム
とロービームとの切替えはスイッチ機構11を介して行
い、ハイビームよりも更に光軸が上向きとなる逆さロー
ビームへの切替えは千−夕12によりバルブ7を回転す
ることによって行う。
ところで第1発明にあってはロービーム、ハイビーム及
び逆さロービームの切替えは車体のバンク角に応じて行
うようにしている。
即ち、第2図に示すように速度計13及びハンドル切れ
角ポテンショメータ14からの信号を制御装置15に入
力し、この制御装置15において予じめ作成しておいた
車速とハンドル切れ角のマツプ16に基いてバンク角を
推定する。ここでバンク角を推定するマツプ16を作成
するにあたっては、ハンドル切れ角θの分割方法をθが
小さくなる程細かく分割し、特に第4図に示すように上
記の傾向を車速が速くなる程顕著にすることでバンク角
を効率良く且つ高精度に推定できる。
そしてバンク角が小さい場合(垂直に近い場合)には第
3図Aに示すように光軸ρが下向ぎのロービームとし、
バンク角がある程度大きくなると、第3図Bに示すよう
に光軸りが略水平のハイビームとし、更にバンク角が大
ぎくなると第3図Cに示すように光軸Aが上向きの逆さ
ロービームとする。
以上の如くしてコーナリングの際にスイッチ機構と回転
機構を組合せ、ロービームからハイビームに切替えると
路面配光は第5図に示すように81からa2に広がり、
更にハイビームから逆さロービームに切替えると路面配
光はa、となる。
第6図は第2発明に係る配光調整装置を適用した前照灯
の断面図であり、第1発明と同一の部材については同一
の番号を付している。第2発明にあってはケース1内に
支持板20を設け、この支持板20に形成した投光用開
口21の周囲にリング状部材22を回転自在に嵌合し、
このリング状部材22の一部に扇歯車23を取付け、こ
の扇歯車23にシェード24を固着するとともに扇歯車
23をサーボモータ25によって回転せしめられる歯車
26に噛合してシェード24を回転するようにしている
。ここでシェード24の回転中心O0はバルブ中心02
に対し、下方にオフセットしている。
ここで第2発明も第1発明と同様に車速及びハンドル切
れ角から制御装置においてバンク角を推定し、この推定
したバンク角に応じてシェード24を車体の傾斜方向と
は逆方向に回転せしめコーナリング時の配光カットライ
ンを上昇させる。即ち第7図のスクリーン配光(静止し
た車体の前方に設置したスクリーンへの配光)に示すよ
うに、直進時は若干左肩上りの配光S1がコーナリング
時にはOlを中心として回転して配光S2となる。ただ
し走行時には車体は逆方向に傾いているため、配光S、
、S、は一致する。
以上の如くしてコーナリング時にシェード24を車体の
傾斜方向と逆方向に回転させることで第8図に示すよう
に路面配光は回転させない場合の配光a4からa、に広
がり、更にシェード24の回転中心O1をバルブ7の中
心02に対してオフセットすることで路面配光はa6に
まで広がる。
ここで図示例にあっては常にシェード24の回転中心O
1をバルブ7の中心02よりも下方にオフセットしたも
のを示したが、例えば支持板20に形成する開口21を
横長の楕円形状とすることで、直進時にあってはシェー
ド24の回転中心o1とバルブ7の中心02とを一致さ
せ、コーナリング時に中心0..02が離れるようにす
ることもできる。
第9図は第3発明に係る配光調整装置を適用した前照灯
の断面図であり、第1発明と同一の部材については同一
の番号を付している。第3発明にあってはブラケット2
にケース1を固着するとともに、正面視(第9図のA方
向)で横長楕円形状をなすりフレフタ6を回転自在に支
承し、このリフレクタ6の前端開口部にシェード24を
取付け、制御装置15からの信号で駆動するモータ30
によってリフレクタ6とシェード24とを一体的に回転
せしめるようにしている。
ここで第3発明も前記第1及び第2発明と同様に車速及
びハンドル切れ角から制御装置15においてバンク角を
推定し、この推定したバンク角に応じてリフレクタ6及
びシェード24を車体の傾斜方向と反対方向に回転せし
め、第10図A、 Bに示すようにスクリーン配光を変
化させるようにしている。即ち、コーナリング時の路面
配光が略水平を維持するようにリフレクタを略水平に補
正制御する。ここで、リフレクタ6の正面視形状は非円
形であるので、第2発明のようにシェード24のみを回
転させるとスクリーン配光の形状が変化することとなる
が、リフレクタ6とシェード24とを一体的に回転させ
ることで、配光S1゜S2の角度は変化しても形状自体
は変化しないので、安定した路面配光が得られる。即ち
、第11図に示すように非円形のりフレフタとした場合
にシェードのみを回転させると路面配光はa7となるが
、リフレクタと一体的に回転させることで88に広がる
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、コーナリング時の
バンク角に応じて前照灯の光軸を変更し或いはシェード
若しくはリフレクタを回転するようにしたので、コーナ
リング時においても直進時に近い路面配光を得ることが
できる。また上記の効果を得る構造も極めて簡単で済む
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明に係る配光調整装置を通用した前照灯
の断面図、第2図は第1発明の概略構成図、第3図A乃
至Cは光軸の切替え作用を示す図、第4図はバンク角推
定用のマツプを示す図、第5図は第1発明による路面配
光を示す図、第6図は第2発明に係る配光調整装置を適
用した前照灯の断面図、第7図はスクリーン配光を示す
図、第8図は第2発明による路面配光を示す図、第9図
は第3発明に係る配光調整装置を適用した前照灯の断面
図、第10図A及びBはスクリーン配光を示す図、第1
1図は第3発明による路面配光を示す図、第12図A及
びBは直進時及び従来のコーナリング時の路面配光を示
す図である。 尚、図面中、3は凸レンズ、6はリフレクタ、7はバル
ブ、8はハイビーム用フィラメント、9はロービーム用
フィラメント、10はフード、11はスイッチ機構、1
2,25.30はモータ、15は制御装置、24はシェ
ード、aI。 a2.as+ a4+ aS+ asは路面配光である
。 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代 理 
人 弁理士   下  1) 容一部間    弁理士
    大  橋  邦  度量   弁理士   小
  山    有第4 図 ハンド1し切れ鳥θ 第6図 第7図 第5 図 第12図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コーナリング時のバンク角を制御装置で演算推定
    し、この推定値に基いて前照灯の路面配光を調整するよ
    うにした装置において、この装置は前記制御装置からの
    信号によってロービームとハイビームとを切替えるスイ
    ッチ機構と、バルブ全体を回転させることでロービーム
    フードを反転して逆さロービームとする回転機構とを備
    え、上記スイッチ機構と回転機構とを組み合せてコーナ
    リング時の配光を補正することを特徴とする自動二輪車
    の前照灯配光調整装置。
  2. (2)コーナリング時のバンク角を制御装置で演算推定
    し、この推定値に基いて前照灯の路面配光を調整するよ
    うにした装置において、この装置は前記制御装置からの
    信号によってシェードを回転せしめる回転機構を備え、
    また前記シェードの回転中心はバルブ中心に対しオフセ
    ットし、コーナリング時の配光カットラインを上昇させ
    ることを特徴とする自動二輪車の前照灯配光調整装置。
  3. (3)コーナリング時のバンク角を制御装置で演算推定
    し、この推定値に基いて前照灯の路面配光を調整するよ
    うにした装置において、この装置は前記制御装置からの
    信号によって前照灯のリフレクターを回転せしめる回転
    機構を備え、また前記リフレクターは正面視で非円形形
    状をなすとともにシェードが一体的に回転するように取
    付けられ、コーナリング時の路面配光が略水平を維持す
    るようにリフレクタを略水平に補正制御することを特徴
    とする自動二輪車の前照灯配光調整装置。
  4. (4)前記バンク角は車速及びハンドル切れ角に基いて
    作成したマップから推定され、またハンドル切れ角は車
    速が速くなる程細かく分割するようにしたことを特徴と
    する自動二輪車の前照灯配光調整装置。
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