JPH0275781A - 送水ポンプの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、並列運転する送水ポンプの制御装置に関する
。

（従来の技術） 複数のポンプを並列に運転し、所定の圧力で送り出す場
合、圧力調節計の出力を回転数設定値とし、各ポンプに
対応した回転数調節計により、各ポンプの回転数が同一
となるような形で各ポンプの回転数を上下させ、所定の
圧力となるような制御を実行していた。

（発明が解決しようとするｉｌＭ） 従来の技術では、ポンプの扱い込み側揚程が異なったり
、ポンプの定格容量が異なる場合、同一回転数で運転す
ると、各ポンプの定格容量に相応した負荷が加わらず、
重負荷で運転してしまうポンプの寿命を短くしたり、送
水しないポンプが出てきて、経済性を損ったりする問題
点があった。

このため、ポンプを同一定格とし、吸い込み口を同一場
所とする等の制限があった。

本発明は、並列運転するポンプの負荷を定格容量に応じ
たものとする制御装置を提供し、上記従来技術の問題点
を解決することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 送水圧力とポンプ回転数から負荷を求め、負荷と定格容
量から負荷率を求める演算器を付加し、各ポンプの負荷
率を同一に保つような制御装置を実現する。

（作　用） 本発明では、負荷率を同一に保つため、ポンプの定格容
量、吸い込み側揚程が異なっても並列運転が可能となる
。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す構成図であり、送水圧
力６とポンプ回転数７からポンプの負荷率を求める演算
器３を具備し、この出力を用いて、並列運転するポンプ
の負荷率を同一に保ちながら制御を行なうことを特徴と
し、ポンプ定格容量及び吸い込み側揚程が異なった場合
も、制御を可能とする送水ポンプの制御装置である。

第２図に、負荷率を求める演算器の構成を示す。

ここでは、 負荷＝（ポンプ全揚程）Ｘ（ポンプ送水量）＝（送水圧
力＋吸い込み側揚程）Ｘ（ポンプ送水量）と定義してい
る。

更に、送水量は、ポンプのＱ−Ｈ特性を利用し、ポンプ
回転数７と圧力信号６から求めている。第３図は、Ｑ−
Ｈ特性の説明図である。Ｑ−Ｈ特性とは、ポンプを回転
数Ｎで運転した時の送水量Ｑと全揚程Ｈとの関係を示す
もので、ポンプに固有の特性である。この特性により、
回転数Ｎと、全揚程Ｈが決まれば、その時の送水量Ｑが
求められる。この特性により１本発明では、各ポンプご
とに流量計を設けることなく、送水量を演算により求め
ている。尚、Ｐ□＝Ｐ＋ｈｉである。

〔発明の効果〕

従来技術と同一のポンプ回転数、及び送水圧力を入力信
号として用いて、定格容量及び吸い込み側揚程の異なる
ポンプの並列運転を可能としている。また、各ポンプの
負荷は、定格容量に相応したものとなるため、各ポンプ
の消耗が平均化され、特定のポンプに負荷が多く加わり
故障が多くなるといった欠点がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す制御装置の構成図、第
２図は演算器の構成図、第３図はＱ−Ｈ特性の説明図で
ある。 １・・・ポンプ ２・・・負荷率調節計 ３・・・演算器 ４・・・圧力調節計 ６・・送水圧力 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　　　　山　　下　　　　　− 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送水圧力とポンプ回転数から負荷率を求める演算器と、
   この演算器の出力により負荷率を同一に保ちながら運転
   されるポンプと、このポンプの定格容量及び吸い込み側
   揚程が異なった場合に調節する負荷率調節計とからなる
   送水ポンプの制御装置。