JPH0275431A - Ｐｃ鋼より線転造ねじ加工方法 - Google Patents
Ｐｃ鋼より線転造ねじ加工方法Info
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- JPH0275431A JPH0275431A JP22786688A JP22786688A JPH0275431A JP H0275431 A JPH0275431 A JP H0275431A JP 22786688 A JP22786688 A JP 22786688A JP 22786688 A JP22786688 A JP 22786688A JP H0275431 A JPH0275431 A JP H0275431A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 37
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 title abstract description 20
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 32
- 238000010622 cold drawing Methods 0.000 claims description 9
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 3
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 claims 2
- 239000011513 prestressed concrete Substances 0.000 abstract description 4
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 abstract description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はＰＣ鋼より線をプレストレストコンクリート工
法に用いる場合の応力導入後、その応力をナツト定着で
行うための転造ねし加工方法に関するものである。
法に用いる場合の応力導入後、その応力をナツト定着で
行うための転造ねし加工方法に関するものである。
（従来の技術）
従来ＰＣ鋼より線をプレストレストコンクリート工法に
用いる場合の応力導入後その応力を定着する方法は種々
の形式があるが、そのすべてが複雑な定着具を用いる横
方式であり、本発明のナツト定着と比較すると信頼性に
欠ける。また、定着に要する費用並びに定着に要する作
業時間等も大幅に増大する。
用いる場合の応力導入後その応力を定着する方法は種々
の形式があるが、そのすべてが複雑な定着具を用いる横
方式であり、本発明のナツト定着と比較すると信頼性に
欠ける。また、定着に要する費用並びに定着に要する作
業時間等も大幅に増大する。
従って、従来からｐｃａ４より線間様プレストレストコ
ンクリート工法に用いるｐｃａ棒の場合は転造ねじ加工
が容易なことからすべてナツト定着であるが、ｐｃａよ
り線の場合は転造ねし加工が不可能であったことからナ
ツト定着は今日までは皆無であった。
ンクリート工法に用いるｐｃａ棒の場合は転造ねじ加工
が容易なことからすべてナツト定着であるが、ｐｃａよ
り線の場合は転造ねし加工が不可能であったことからナ
ツト定着は今日までは皆無であった。
（発明が解決しようとする問題点）
従来ＰＣ鋼より線の応力導入後その応力の定着方法は前
述の如く複雑な定着具を用いそのすべてが楔力式であっ
た。これはＰＣ鋼より線の場合はＰＣ鋼棒のように転造
ねじ加工が容易に行うことができなかったからである。
述の如く複雑な定着具を用いそのすべてが楔力式であっ
た。これはＰＣ鋼より線の場合はＰＣ鋼棒のように転造
ねじ加工が容易に行うことができなかったからである。
ｐｃ＠＠のように転造ねし加工が容易にできれば複雑な
定着具を用いることなくアンカープレートのみで簡単で
確実なナツト定着ができる。
定着具を用いることなくアンカープレートのみで簡単で
確実なナツト定着ができる。
しかし今日まではｐｃｌ４より線に転造ねじ加工を施す
ということは不可能とされてきた。その賜由としてはＰ
Ｃ鋼より線の場合、素線をより合ゎぜた＃ｌ造であるか
ら素線間が螺旋状の溝となっていることと、転造ねじ加
工を施す場合大きな加圧力がＰＣ鋼より線素線間に加わ
ることがら素線間の真円が崩れることによって転造ねじ
加工は不可能とされてきた。
ということは不可能とされてきた。その賜由としてはＰ
Ｃ鋼より線の場合、素線をより合ゎぜた＃ｌ造であるか
ら素線間が螺旋状の溝となっていることと、転造ねじ加
工を施す場合大きな加圧力がＰＣ鋼より線素線間に加わ
ることがら素線間の真円が崩れることによって転造ねじ
加工は不可能とされてきた。
本発明は前述の問題点を解決すべく永年に亙り種々の実
験を重ねＰＣ鋼より線に転造ねじ加工を施すことに成功
したものである。
験を重ねＰＣ鋼より線に転造ねじ加工を施すことに成功
したものである。
（問題点を解決するための手段）
上述の如き従来の問題を解決するための本発明に係るＰ
Ｃ鋼より線の転造ねじ加工方法の特徴は、複数の素線を
より合わせたｐｃｌより線に、そのより線加工後、冷間
引抜加工によって塑性変形を与え、素線間の螺旋状間隙
を小さくするとともに外面を円筒面に変形させ、然る後
、その端部に２０ｇ４より線のより方向と同じ方向のね
じの転造ねじ切加工を施すことこと、及び複数の素線を
より合わせたＰＣ鋼より線に、そのより線加工後、冷間
引抜加工によって塑性変形を与え、素線間の螺旋状間隙
を小さくするとともに外面を円筒面に変形させ、その端
部外周にリングを嵌着させ、然る後、そのリングを除い
た位置に転造ねじ切加工を施すことにある。
Ｃ鋼より線の転造ねじ加工方法の特徴は、複数の素線を
より合わせたｐｃｌより線に、そのより線加工後、冷間
引抜加工によって塑性変形を与え、素線間の螺旋状間隙
を小さくするとともに外面を円筒面に変形させ、然る後
、その端部に２０ｇ４より線のより方向と同じ方向のね
じの転造ねじ切加工を施すことこと、及び複数の素線を
より合わせたＰＣ鋼より線に、そのより線加工後、冷間
引抜加工によって塑性変形を与え、素線間の螺旋状間隙
を小さくするとともに外面を円筒面に変形させ、その端
部外周にリングを嵌着させ、然る後、そのリングを除い
た位置に転造ねじ切加工を施すことにある。
（作用）
この方法はｐｃｍより線製造工程のより線加工後冷間引
抜加工を施して素線間の螺旋状間隙を小さくすることに
より素線間の結合がより強固になり、転造ねじ加工時に
加わる加圧力で素線間の真円の崩れが防止される。また
、より線板じれ方向と転造ねじ切り回転方向とを同一方
向とすることにより、素線間の真円の崩れが防止される
。
抜加工を施して素線間の螺旋状間隙を小さくすることに
より素線間の結合がより強固になり、転造ねじ加工時に
加わる加圧力で素線間の真円の崩れが防止される。また
、より線板じれ方向と転造ねじ切り回転方向とを同一方
向とすることにより、素線間の真円の崩れが防止される
。
更に、サイズによって素線間真円の崩れを生じたり、よ
り精度を要求される転造ねじの場合には、転造ねじ加工
部先端に固めのリングを挿入し素線間真円の崩れを防止
し、そのリングを除いた位置から２個ロール転造すじ加
工を行う。
り精度を要求される転造ねじの場合には、転造ねじ加工
部先端に固めのリングを挿入し素線間真円の崩れを防止
し、そのリングを除いた位置から２個ロール転造すじ加
工を行う。
この場合は転造ねじ加工後リングを除いた位置よりＰＣ
鋼より線を切断することによってナツト定着が可能とな
る。
鋼より線を切断することによってナツト定着が可能とな
る。
従来から応力導入後その応力定着方法としてはナツト定
着がいかなる定着方法よりも簡単で確実で、なおかつ格
安で定着作業が容易であることから太物ＰＣｆＡ棒の場
合はナツト定着以外は用いられていない。
着がいかなる定着方法よりも簡単で確実で、なおかつ格
安で定着作業が容易であることから太物ＰＣｆＡ棒の場
合はナツト定着以外は用いられていない。
従って、ｐｃ鋼より線の場合も本発明方法を用いること
によって従来のような複雑な定着具を用いることなくア
ンカープレートのみでナツト定着が可能となる。
によって従来のような複雑な定着具を用いることなくア
ンカープレートのみでナツト定着が可能となる。
（実施例）
次に本発明の実施例を図面について説明する。
第１図は本発明方法によって転造ねじ加工を施すＰＣＭ
より線１を示しており、このＰ（Ｊ１４より線１は複数
の素線２を螺旋状により合わせている。
より線１を示しており、このＰ（Ｊ１４より線１は複数
の素線２を螺旋状により合わせている。
このｐｃｓより線１は円形断面の素線２．２が互いに線
接触に近い状態で接しており、各接部間に大きな螺旋状
間隙３が存在している。
接触に近い状態で接しており、各接部間に大きな螺旋状
間隙３が存在している。
転造ねじ加工に先立ち、ＰＣ鋼より線１に冷間引抜加工
を施す０．この加工は第２図に示すようにＰＣ鋼より線
１の外径ａより小さい直径の円形断面をしたダイス４内
にＰＣ鋼より線１を強制的に通過させることにより、塑
性変形させ、第３図に示すように素線２間の螺旋状間隙
３を押しつぶして小さくするとともに、外面５を円筒形
に成形する。この結果、各素線２間の結合は強固になっ
て、全体が外圧に対して変形しにくくなる。
を施す０．この加工は第２図に示すようにＰＣ鋼より線
１の外径ａより小さい直径の円形断面をしたダイス４内
にＰＣ鋼より線１を強制的に通過させることにより、塑
性変形させ、第３図に示すように素線２間の螺旋状間隙
３を押しつぶして小さくするとともに、外面５を円筒形
に成形する。この結果、各素線２間の結合は強固になっ
て、全体が外圧に対して変形しにくくなる。
なお、この冷間引抜加工はＰＣｆＡより線１の全長にわ
たって施すものであるが、ねじ転造を施す端部にのみ施
してもよい４ このように冷間引抜加工によって塑性変形された変形ｐ
ｃｓより線１ａの端部に、第４図に示すように転造ロー
ル６．６．６によって転造ねじ加工を施し、第６図に示
すように両端に所望長さの転造ねじ７を成形する。
たって施すものであるが、ねじ転造を施す端部にのみ施
してもよい４ このように冷間引抜加工によって塑性変形された変形ｐ
ｃｓより線１ａの端部に、第４図に示すように転造ロー
ル６．６．６によって転造ねじ加工を施し、第６図に示
すように両端に所望長さの転造ねじ７を成形する。
このねじ転造に際しては、変形ＰＣ鋼より線１ａの螺旋
と同じ方向に回転させて加工を施す、これによって転造
ロール６．６．６間において加圧されつつ回転された場
合、より線が更に強くよじられる方向の力か加わり、素
線２間の崩れが生じにくくなる。
と同じ方向に回転させて加工を施す、これによって転造
ロール６．６．６間において加圧されつつ回転された場
合、より線が更に強くよじられる方向の力か加わり、素
線２間の崩れが生じにくくなる。
また、転造ロールによるねじ加工に先立ち、冷間引抜加
工によって塑性変形させた変形ＰＣ鋼より線１ａの端部
に、第７図に示すようにリング８を嵌着させ、然る後、
第８図、第９図に示すように転造ロール６．６によりリ
ング８の部分を除いた位置に所望の長さにねじ転造加工
を施し、然る後、リング８部分を切断し、第６図のよう
に端部に転造ねじ７を成形するようにしてもよい、この
′ようにリング８を嵌着してねじ転造加工を施すことに
より高精度のねじ加工が得られる。
工によって塑性変形させた変形ＰＣ鋼より線１ａの端部
に、第７図に示すようにリング８を嵌着させ、然る後、
第８図、第９図に示すように転造ロール６．６によりリ
ング８の部分を除いた位置に所望の長さにねじ転造加工
を施し、然る後、リング８部分を切断し、第６図のよう
に端部に転造ねじ７を成形するようにしてもよい、この
′ようにリング８を嵌着してねじ転造加工を施すことに
より高精度のねじ加工が得られる。
なおこの場合、ねじの方向はＰＣ鋼より線のより方向と
同じでなくてもよい。
同じでなくてもよい。
（発明の効果）
本発明は前述の如〈従来からｐｃｓより線定着方法とし
て望まれてきたナツト定着を実現させたものである。
て望まれてきたナツト定着を実現させたものである。
従って従来の定着具を用いる方法と本発明を比較してみ
ると、アンカープレートのみでナツト定着が可能となっ
た本発明方法が定着費用等著しく減少し、なおかつ確実
な定着が可能となってＰＣ鋼より線定着方法としては画
期的発明であり、その効果は頗る大である。
ると、アンカープレートのみでナツト定着が可能となっ
た本発明方法が定着費用等著しく減少し、なおかつ確実
な定着が可能となってＰＣ鋼より線定着方法としては画
期的発明であり、その効果は頗る大である。
第１図は本発明により転造ねじ加工を施すＰＣ鋼より線
の断面図、第２図は冷間引抜加工工程の断面図、第３図
は冷間引抜加工後の変形ＰＣ鋼より線の断面図、第４図
は転造ねじ加工工程の正面図、第５図は同側面図、第６
図は転造ねし加工後のＰＣ＃ｌより線の平面図、第７図
はリングを嵌着させた状態の変形ｐｃｓより線の正面図
、第８図は第７図の変形ＰＣ鋼より線に対する転造ねじ
加工工程の正面図、第９図は同側面図である。 １・・・・・・ＰＣ鋼より線、２・・・・・・素線、３
・・・・・・螺旋状間隙、４・・・・・・ダイス、５・
・・・・・外面、６・・・・・・転造ロール、７・・・
・・・転造ねじ。 特許出願人 北 海 ！１１ 機 株 式 会 社・
同 タイムスエンジニアリング株式会社ぷ 第１図 第２図 第３図 第７図 １ａ 手続補正書（自発） 昭和６３年１１月１５日
の断面図、第２図は冷間引抜加工工程の断面図、第３図
は冷間引抜加工後の変形ＰＣ鋼より線の断面図、第４図
は転造ねじ加工工程の正面図、第５図は同側面図、第６
図は転造ねし加工後のＰＣ＃ｌより線の平面図、第７図
はリングを嵌着させた状態の変形ｐｃｓより線の正面図
、第８図は第７図の変形ＰＣ鋼より線に対する転造ねじ
加工工程の正面図、第９図は同側面図である。 １・・・・・・ＰＣ鋼より線、２・・・・・・素線、３
・・・・・・螺旋状間隙、４・・・・・・ダイス、５・
・・・・・外面、６・・・・・・転造ロール、７・・・
・・・転造ねじ。 特許出願人 北 海 ！１１ 機 株 式 会 社・
同 タイムスエンジニアリング株式会社ぷ 第１図 第２図 第３図 第７図 １ａ 手続補正書（自発） 昭和６３年１１月１５日
Claims (2)
- （１）複数の素線をより合わせたＰＣ鋼より線に、その
より線加工後、冷間引抜加工によつて塑性変形を与え、
素線間の螺旋状間隙を小さくするとともに外面を円筒面
に変形させ、然る後、その端部にＰＣ鋼より線のより方
向と同じ方向のねじの転造ねじ切加工を施すことを特徴
としてなるＰＣ鋼より線の転造ねじ加工方法。 - （２）複数の素線をより合わせたＰＣ鋼より線に、その
より線加工後、冷間引抜加工によって塑性変形を与え、
素線間の螺旋状間隙を小さくするとともに外面を円筒面
に変形させ、その端部外周にリングを嵌着させ、然る後
、そのリングを除いた位置に転造ねじ切加工を施すこと
を特徴としてなるＰＣ鋼より線の転造ねじ加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786688A JPH0275431A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | Ｐｃ鋼より線転造ねじ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786688A JPH0275431A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | Ｐｃ鋼より線転造ねじ加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0275431A true JPH0275431A (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=16867583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22786688A Pending JPH0275431A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | Ｐｃ鋼より線転造ねじ加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0275431A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03169446A (ja) * | 1989-11-28 | 1991-07-23 | Taimusu Eng:Kk | Ｐｃ鋼撚り線端部のねじ加工方法 |
| US5713570A (en) * | 1994-11-21 | 1998-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Paper supply cassette and paper supply device having paper supply cassette |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5131226A (ja) * | 1974-07-11 | 1976-03-17 | Agfa Gevaert Ag | |
| JPS53115656A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-09 | Suzuki Metal Industry Co Ltd | Pc wire with continuous equal interval fixed clip or pc strand |
| JPS5890337A (ja) * | 1981-11-20 | 1983-05-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ｐｃ鋼撚線の定着端部処理方法 |
| JPS58107242A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-25 | Hamana Tekko Kk | 連続緊張装置 |
| JPS58112620A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-05 | Shinko Kosen Kogyo Kk | Ｐｃ鋼より線類の定着部構造 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP22786688A patent/JPH0275431A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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| JPS58112620A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-05 | Shinko Kosen Kogyo Kk | Ｐｃ鋼より線類の定着部構造 |
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| US5713570A (en) * | 1994-11-21 | 1998-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Paper supply cassette and paper supply device having paper supply cassette |
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