JPH1137224A - ロープ端末装置及びその製造方法 - Google Patents

ロープ端末装置及びその製造方法

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JPH1137224A
JPH1137224A JP19443397A JP19443397A JPH1137224A JP H1137224 A JPH1137224 A JP H1137224A JP 19443397 A JP19443397 A JP 19443397A JP 19443397 A JP19443397 A JP 19443397A JP H1137224 A JPH1137224 A JP H1137224A
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JP
Japan
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rope
socket
terminal device
hollow portion
core rod
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JP19443397A
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Takenobu Honda
武信 本田
Atsushi Mitsui
厚 光井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ロープソケットにロープを容易に
圧着固定するとともに、長期間の使用による圧着力の低
下を防止することを目的とするものである。 【解決手段】 ロープ3をロープソケット21aに圧着
固定する場合に、ロープ3の中空部21c内に位置する
部分では、麻芯3bの端部を切断して取り除き、ストラ
ンド3aよりも硬度の低い金属製の芯棒22を中心に配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばエレベー
タ等に使用されるロープ端末装置及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開平4−66490号
公報に示された従来のエレベータ用のロープ端末装置を
示す構成図である。図において、かご、釣合重り又は綱
止め梁等の固定部1には、シンブルロッド2が貫通して
いる。シンブルロッド2には、ロープソケット2a及び
ねじ部2bが一体に設けられている。ロープソケット2
aには、ロープ3の端部が固定されている。ねじ部2b
には、ばね座5が挿通されているとともに、ナット6及
び止めナット7が螺着されている。ばね座5と固定部1
との間には、ばね4が介在されている。
【0003】また、図13に示すように、ロープ3は、
それぞれ複数本の素線を撚り合わせてなる複数本のスト
ランド3aを、繊維材の心綱、即ち麻芯3bの周囲に撚
り合わせて構成されている。一般に、繰り返し曲げが多
いエレベータ用のロープ3では、ストランド3aとの摩
擦による内部損傷が少ない麻芯3bが心綱として使用さ
れている。
【0004】このようなロープ3の端部をロープソケッ
ト2aに接続する場合、まず図14に示すように、ロー
プ3の端部のストランド3aを解きほぐして折り曲げる
とともに、その部分の麻芯3bを切断する。この後、ロ
ープ3の端部をロープソケット2a内に挿入し、ロープ
ソケット2aの穴2cから溶融したバビットメタル8を
流し込んで硬化させる。図15は図12のロープソケッ
ト2aとロープ3との接続部を示す斜視図である。
【0005】次に、図16は例えば特開昭53−458
51号公報に示された従来のエレベータ用のロープ端末
装置の他の例を示す構成図である。この例では、ロープ
3の端部が挿入された円筒状の連結金具11を圧縮して
塑性変形させることにより、ロープ3と連結金具11と
の間の作用・反作用力による圧着力が発生し、ロープ3
が連結金具11に圧着固定されている。また、連結金具
11の外周部には、圧縮後にねじ溝が設けられ、一対の
ナット12,13が螺着されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のロープ端末装置のうち、バビットメタル8を用
いてロープ3を固定するものにおいては、ロープ3の端
部を解きほぐし、ストランド3aをまっすぐにした上で
折り曲げる必要があるため、多大な労力を要し、加工時
間も長くかかってしまう。また、ロープ3を連結金具1
1に圧着固定する方法では、バビットメタル8を用いる
場合よりも簡単にロープ3の固定を行えるものの、長期
間使用していると、圧着部分の麻芯3bのへたりにより
圧着力が低下してしまう。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、ロープソケッ
トにロープを容易に圧着固定できるとともに、長期間の
使用による圧着力の低下を防止することができるロープ
端末装置及びその製造方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るロ
ープ端末装置は、中空部を有するロープソケットと、心
綱及びその周囲に撚り合わせられている複数本のストラ
ンドを有し、中空部に挿入されてロープソケットに圧着
固定されているロープとを備え、ロープの中空部内に位
置する部分では、心綱の端部が取り除かれ、ストランド
よりも硬度の低い金属製の芯棒が中心に配置されている
ものである。
【0009】請求項2の発明に係るロープ端末装置は、
中空部のロープ挿入口側の芯棒の端部が、ロープ挿入口
よりも中空部の内側に位置しており、心綱の端部が中空
部内に位置しているものである。
【0010】請求項3の発明に係るロープ端末装置は、
中空部への挿入時のロープの位置を確認するための第1
の窓と、圧着後のロープの位置を確認するための第2の
窓とを、ロープソケットに中空部の長さ方向に間隔をお
いて設けたものである。
【0011】請求項4の発明に係るロープ端末装置は、
中空部への挿入時及び圧着後のロープの位置を確認する
ための中空部の長さ方向へ延びる長穴状の窓をロープソ
ケットに設けたものである。
【0012】請求項5の発明に係るロープ端末装置は、
中空部内のロープの先端部のストランドから芯棒を突出
させたものである。
【0013】請求項6の発明に係るロープ端末装置は、
中空部を貫通孔としたものである。
【0014】請求項7の発明に係るロープ端末装置は、
ロープソケットの外周部にねじ溝を加工し、かつロープ
ソケットの端部に他のロープソケットと連結するための
連結部を設けたものである。
【0015】請求項8の発明に係るロープ端末装置の製
造方法は、ロープの端部のストランドを解きほぐし、心
綱の端部を取り除く工程、心綱が取り除かれた部分にス
トランドよりも硬度の低い金属製の芯棒を配置し、スト
ランドを再び撚り合わせる工程、芯棒が配置されたロー
プの端部をロープソケットの中空部に挿入する工程、及
びロープソケットを圧縮し、ロープソケットにロープの
端部を圧着固定する工程を含むものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
レベータ用のロープ端末装置を示す構成図、図2は図1
のロープソケットの断面図、図3は図2のIII−II
I線断面図である。
【0017】図において、かご、釣合重り又は綱止め梁
等の固定部1には、シンブルロッド21が貫通してい
る。シンブルロッド21には、ロープソケット21a及
びねじ部21bが一体に設けられている。ロープソケッ
ト21aには中空部21cが設けられており、この中空
部21cにはロープ3の端部が挿入され圧着固定されて
いる。また、ロープソケット21aには、中空部21c
への挿入時のロープ3の位置を確認するための第1の窓
21dと、圧着後のロープ3の位置を確認するための第
2の窓21eとが、中空部21cの長さ方向に互いに間
隔をおいて設けられている。
【0018】ロープソケット21のねじ部21bには、
ばね座5が挿通されているとともに、ナット6及び止め
ナット7が螺着されている。ばね座5と固定部1との間
には、ばね4が介在されている。また、図13にも示す
ように、ロープ3は、それぞれ複数本の素線を撚り合わ
せてなる複数本のストランド3aを、繊維材の心綱、即
ち麻芯3bの周囲に撚り合わせて構成されている。一般
に、繰り返し曲げが多いエレベータ用のロープ3では、
ストランド3aとの摩擦による内部損傷が少ない麻芯3
bが心綱として使用されている。
【0019】さらに、ロープ3の中空部21c内に位置
する部分では、麻芯3bの端部が取り除かれ、金属製の
芯棒(丸棒)22が中心に配置されている。芯棒22
は、ストランド3aよりも硬度の低い金属、例えばSS
400(軟鋼)等により構成されている。また、中空部
21cのロープ挿入口21f側の芯棒22の端部22a
は、ロープ挿入口21fよりも中空部21cの内側に位
置しており、芯棒22に当接する麻芯3bの端部は中空
部21c内に位置している。
【0020】次に、ロープ3のロープソケット21aへ
の固定方法、即ちロープ端末装置の製造方法について説
明する。まず、ロープ3の端部のストランド3aを解き
ほぐし、麻芯3bの端部を所定の長さ切断して取り除
く。次に、麻芯3bが取り除かれた部分に芯棒22を挿
入し、ストランド3aを再び撚り合わせる。この後、芯
棒22が配置されたロープ3の端部をロープソケット2
1aの中空部21cに挿入する。そして、ロープソケッ
ト21aを圧縮して塑性変形させ、ロープソケット21
aにロープ3の端部を圧着固定する。このとき、ロープ
ソケット21aは、例えばプレス機により内径方向に圧
縮された後、90度回転され再度内径方向に圧縮され
る。なお、プレス後のロープソケット21aの外形は、
特に限定されるものではなく、円形、四角形又は六角形
などにすることができる。
【0021】このようなロープ端末装置では、バビット
メタルを使用せずにロープ3をロープソケット21aに
圧着固定しているため、ロープ3の固定作業が比較的容
易である。しかも、ロープソケット21aへの圧着部の
心綱が、麻芯3bに比べてへたりのない金属製の芯棒2
2に交換されているため、ロープ3とロープソケット2
1aとの間の作用・反作用力による圧着力が長期間の使
用により低下するのを防止することができる。
【0022】また、芯棒22の材質は、ストランド3a
を構成する素線やロープソケット21aの材質に比べて
硬度が1/3程度の金属であれば、ロープ3を傷つけ
ず、しかも図3に示すように芯棒22の外周部分がスト
ランド3aの素線間に入り込み、ロープ3とロープソケ
ット21aとの間の作用・反作用力による圧着力を十分
に確保することができる。さらに、ロープソケット21
aへの圧着部分を除けば、ロープ3の心綱には麻芯3b
が使用されているため、エレベータ用のロープとして使
用した場合の繰り返し曲げによる内部損傷は防止され
る。
【0023】さらにまた、芯棒22の端部22aは、中
空部21c内に引っ込んでおり、麻芯3bがロープ挿入
口21fから中空部21c内に僅かに入り込んでいるた
め、ロープ挿入口21fの部分でロープ3に曲げ方向の
荷重が作用しても、ストランド3aが芯棒22により損
傷を受けることがない。
【0024】また、圧縮工程によりロープソケット21
aはその長さ方向へ伸びるため、これに伴って中空部2
1c内のロープ3の端部も同方向へ移動するが、ロープ
ソケット21aには第1の窓21dに加えて第2の窓2
1eが設けられているため、ロープ3の先端部が中空部
21c内に十分に挿入されていることを圧着後にも確認
することができる。
【0025】実施の形態2.なお、上記の例では圧着後
のロープ3の位置を確認するために第2の窓21eを設
けたが、例えば図4に示すように、中空部21cの長さ
方向へ延びる長穴状の窓21gを設け、この窓21gか
ら中空部21cへの挿入時及び圧着後のロープ3の位置
を確認するようにしてもよい。
【0026】実施の形態3.また、上記の例では芯棒2
2の長さをストランド3aの長さに揃えたが、例えば図
5に示すように、ロープ3の先端部でストランド3aか
ら芯棒22を突出させてもよい。これにより、ロープ3
の端部に芯棒22が挿入されていることをロープ3の圧
着後にも確認することができる。
【0027】実施の形態4.次に、図6はこの発明の実
施の形態4によるロープ端末装置を示す正面図、図7は
図6の側面図、図8は図6の底面図である。上記実施の
形態1では、ロープソケット21aをシンブルロッド2
1に一体に設けたが、この例ではロープソケット23が
シンブルロッド(図示せず)から分割されている。そし
て、ロープソケット23には、ロープ3を挿入する貫通
孔である中空部23aと、シンブルロッドとの連結部2
3bとが設けられている。
【0028】このようなロープ端末装置では、上記の各
例と同様に、ロープ3の端部の麻芯3bが芯棒22に交
換された後、ロープ3がロープソケット23に圧着固定
されている。このとき、中空部23aが貫通孔であるた
め、ロープ3の圧着後にも、ロープソケット23の下部
から芯棒22の挿入状態を容易に確認することができ
る。
【0029】実施の形態5.次に、図9はこの発明の実
施の形態5によるロープ端末装置を示す正面図、図10
は図9の側面図である。この例では、ロープソケット2
4の外周部にねじ溝24aが加工されており、かつロー
プソケット24の端部に他のロープソケットと連結する
ための連結部24bが設けられている。ここでの他のロ
ープソケットとは、図11に示すように、バビットメタ
ルによりロープ3を固定するタイプのロープソケット2
5のことである。
【0030】このようなロープ端末装置では、上記の各
例と同様に、ロープ3の端部の麻芯3bが芯棒22に交
換された後、ロープ3がロープソケット24に圧着固定
されている。そして、ロープ3の圧着後にねじ溝24a
が加工され、そのねじ溝24aにナット6,7を螺着さ
せることによりロープソケット24が固定部1に取り付
けられている。
【0031】ここで、例えばエレベータのロープ3は、
経年変化により伸びを生じるため、ロープ3を切り詰め
る作業を行う必要がある。このとき、ロープ3の端部を
圧着するタイプのロープソケット24では、切り詰め作
業を現場で行うことができない。このため、切り詰め作
業を行う場合には、バビットメタルを用いてロープ3を
固定するタイプの他のロープソケット25が使用され
る。
【0032】このように、他のロープソケット25を使
用する場合、この例のロープソケット24にはねじ溝2
4a及び連結部24bが設けられているため、図11に
示すように、現場で不要となった圧着タイプのロープソ
ケット24をシンブルロッドとしてそのまま使用するこ
とができる。
【0033】なお、上記の各例ではエレベータ用のロー
プ端末装置について示したが、他の用途に使用されるロ
ープ端末装置についてもこの発明を適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
ロープ端末装置は、ロープをロープソケットに圧着固定
する場合に、ロープの中空部内に位置する部分では、心
綱の端部を取り除き、ストランドよりも硬度の低い金属
製の芯棒を中心に配置したので、ロープソケットにロー
プを容易に圧着固定できるとともに、長期間の使用によ
る圧着力の低下を防止することができる。
【0035】請求項2の発明のロープ端末装置は、中空
部のロープ挿入口側の芯棒の端部を、ロープ挿入口より
も中空部の内側に位置させ、心綱の端部を中空部内に位
置させたので、ロープ挿入口の部分でロープに曲げ方向
の荷重が作用しても、ストランドが芯棒により損傷を受
けることがない。
【0036】請求項3の発明のロープ端末装置は、中空
部への挿入時のロープの位置を確認するための第1の窓
と、圧着後のロープの位置を確認するための第2の窓と
を、ロープソケットに中空部の長さ方向に間隔をおいて
設けたので、ロープの先端部がロープソケットの中空部
内に十分に挿入されていることを圧着後にも確認するこ
とができる。
【0037】請求項4の発明のロープ端末装置は、中空
部への挿入時及び圧着後のロープの位置を確認するため
の中空部の長さ方向へ延びる長穴状の窓をロープソケッ
トに設けたので、ロープの先端部がロープソケットの中
空部内に十分に挿入されていることを圧着後にも確認す
ることができる。
【0038】請求項5の発明のロープ端末装置は、ロー
プの先端部のストランドから芯棒を突出させたので、ロ
ープの端部に芯棒が挿入されていることをロープの圧着
後にも確認することができる。
【0039】請求項6の発明のロープ端末装置は、中空
部を貫通孔としたので、ロープの圧着後にも、ロープソ
ケットの下部から芯棒の挿入状態を容易に確認すること
ができる。
【0040】請求項7の発明のロープ端末装置は、ロー
プソケットの外周部にねじ溝を加工し、かつロープソケ
ットの端部に他のロープソケットと連結するための連結
部を設けたので、ロープソケットをシンブルロッドとし
て利用することができる。
【0041】請求項8の発明のロープ端末装置の製造方
法は、ロープの端部のストランドを解きほぐし、心綱の
端部を取り除く工程、心綱が取り除かれた部分にストラ
ンドよりも硬度の低い金属製の芯棒を配置し、ストラン
ドを再び撚り合わせる工程、芯棒が配置されたロープの
端部をロープソケットの中空部に挿入する工程、及びロ
ープソケットを圧縮し、ロープソケットにロープの端部
を圧着固定する工程を含むので、ロープソケットにロー
プを容易に圧着固定できるとともに、長期間の使用によ
る圧着力の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエレベータ用
のロープ端末装置を示す構成図である。
【図2】 図1のロープソケットの断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるロープ端末装
置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるロープ端末装
置の要部を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるロープ端末装
置を示す正面図である。
【図7】 図6の側面図である。
【図8】 図6の底面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるロープ端末装
置を示す正面図である。
【図10】 図9の側面図である。
【図11】 図9のロープソケットの他の使用方法を示
す正面図である。
【図12】 従来のエレベータ用のロープ端末装置の一
例を示す構成図である。
【図13】 図12のロープの断面図である。
【図14】 図12のロープをロープソケットへ接続す
る前の様子を示す斜視図である。
【図15】 図12のロープソケットとロープとの接続
部を示す斜視図である。
【図16】 従来のエレベータ用のロープ端末装置の他
の例を示す構成図である。
【符号の説明】
3 ロープ、3a ストランド、3b 麻芯(心綱)、
21a,23,24ロープソケット、21c,23a
中空部、21d 第1の窓、21e 第2の窓、21f
ロープ挿入口、21g 窓、22 芯棒、24a ね
じ溝、24b連結部、25 他のロープソケット。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部を有するロープソケットと、心綱
    及びその周囲に撚り合わせられている複数本のストラン
    ドを有し、上記中空部に挿入されて上記ロープソケット
    に圧着固定されているロープとを備え、上記ロープの上
    記中空部内に位置する部分では、上記心綱の端部が取り
    除かれ、上記ストランドよりも硬度の低い金属製の芯棒
    が中心に配置されていることを特徴とするロープ端末装
    置。
  2. 【請求項2】 中空部のロープ挿入口側の芯棒の端部
    は、上記ロープ挿入口よりも上記中空部の内側に位置し
    ており、心綱の端部が上記中空部内に位置していること
    を特徴とする請求項1記載のロープ端末装置。
  3. 【請求項3】 ロープソケットには、中空部への挿入時
    のロープの位置を確認するための第1の窓と、圧着後の
    ロープの位置を確認するための第2の窓とが、中空部の
    長さ方向に間隔をおいて設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のロープ端末装置。
  4. 【請求項4】 ロープソケットには、中空部への挿入時
    及び圧着後のロープの位置を確認するための上記中空部
    の長さ方向へ延びる長穴状の窓が設けられていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロープ端末装
    置。
  5. 【請求項5】 中空部内のロープの先端部ではストラン
    ドから芯棒が突出していることを特徴とする請求項3又
    は請求項4に記載のロープ端末装置。
  6. 【請求項6】 中空部が貫通孔になっていることを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のロー
    プ端末装置。
  7. 【請求項7】 ロープソケットの外周部にはねじ溝が加
    工されており、かつロープソケットの端部には他のロー
    プソケットと連結するための連結部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載のロープ端末装置。
  8. 【請求項8】 ロープの端部のストランドを解きほぐ
    し、心綱の端部を取り除く工程、上記心綱が取り除かれ
    た部分に上記ストランドよりも硬度の低い金属製の芯棒
    を配置し、上記ストランドを再び撚り合わせる工程、上
    記芯棒が配置されたロープの端部をロープソケットの中
    空部に挿入する工程、及び上記ロープソケットを圧縮
    し、上記ロープソケットに上記ロープの端部を圧着固定
    する工程を含むことを特徴とするロープ端末の製造方
    法。
JP19443397A 1997-07-18 1997-07-18 ロープ端末装置及びその製造方法 Pending JPH1137224A (ja)

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