JPH0272416A - プレイバック式nc工作機械 - Google Patents

プレイバック式nc工作機械

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JPH0272416A
JPH0272416A JP22536888A JP22536888A JPH0272416A JP H0272416 A JPH0272416 A JP H0272416A JP 22536888 A JP22536888 A JP 22536888A JP 22536888 A JP22536888 A JP 22536888A JP H0272416 A JPH0272416 A JP H0272416A
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Tetsuo Matsuzaki
松崎 哲夫
Masaaki Kobayakawa
小早川 正昭
Kiyoshi Mori
清 森
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Toyoda Koki KK
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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Toyoda Koki KK
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はNC工作機械の送り軸を所定経路に沿って手動
駆動し、その送り軸の位置を順次入力し、その位置デー
タから加工時のNCデータを作成し、そのNCデータに
基づいて自動加工を行うプレイバック式NC工作&1 
Itに関する。
【従来技術】
従来、NC工作機械の送り軸を所定経路に沿って手動駆
動し、その送り軸の位置を順次入力して加工時のNCデ
ータを作成する教示機能を有したNC工作機械がある。 この教示は、各送り軸を教示経路上の各所定位置まで手
動駆動して、その位置でスイッチ等を押下してその位置
データを入力して記憶したり、一定時間間隔で各送り軸
の位置をサンプリングすることにより行われていた。
【発明が解決しようとする問題点】
従って、係る数歌方法は、全ての教示点でNCデータが
作成されるため、データ数が膨大となるという問題があ
った。例えば、1軸のみ駆動される直線送りの場合には
、直線の両端位置でのNCデータさえあれば、実際の加
工時に1軸の直線送りを実行することが可能であるが、
直線上の全ての教示点でNCデータが作成されるため、
NCデータが長くなると共に実際の加工時の実行速度が
低下するという開面が生じる。又、NCデータが長くな
れば、NCデータを記憶する記憶媒体の容量が多くなる
という問題も生じる。 本発明は、上記の問題点を解決するために戊されたもの
であり、その目的とするところは、NCデータの作成を
効率的に行い作成されるNCデータをできるだけ短くす
ることである。
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するための発明の構成は、NC工作機
械の送り軸を所定経路に沿って手動駆動し、その送り軸
の位置を順次入力し、その送り軸の位置データから加工
時のNCデータを作成するようにしたプレイバック弐N
C工作機械において、手動により駆動される前記送り軸
の位置を入力する位置入力手段と、位置入力手段により
入力された各送り軸の現在位置と前回に入力された各送
り軸の位置とを比較する比較手段と、比較手段による比
較結果より、移動軸が前記送り軸のうち1軸のみである
と判定される場合には、その1軸のみの移動区間ではN
Cデータを出力することなく、その1軸のみの移動区間
の両端位置でのみ変化した送り軸のNCデータを出力す
るNCデータ作成手段とを備えたことを特徴とする。
【作用】
手動駆動により各送り軸が駆動され、スイッチの押下時
又は一定の時間間隔又は一定の距離間隔等によりその各
送り軸の現在位置が入力される。 そして、その各送り軸の現在位置は前回に入力された各
送り軸の位置と比較され、その比較結果により移動の態
様が1軸のみの移動か否かが判定される。1軸のみの移
動の場合には、その1軸のみ移動されている区間ではN
Cデータを出力することなく、その1軸のみの移動区間
の両端点でNCデータが出力される。従って、1軸の直
線移動で教示される場合には、その直線の両端点のNC
データのみが出力されるため、NCデータの作成が効率
良く行われる。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。第
1図において10は数値制御装置であり、MPU (マ
イクロプロセッサユニット)11と送り軸の位置を入力
するサンプリング周期を決定するタイマ設定値を記憶す
るタイマ設定値メモリ12aと送り軸の移動速度が変動
したか否かを記憶する速度フラグ12bと1軸のみの送
り軸の移動が行われていることを記憶する直線フラグ1
2Cとを有し他のデータを一時記憶するRAM12と制
御プログラムを記憶したROM13とインタフェース1
4とから構成されている。そして、インタフェース14
には入力データや作成されたNCデータ等を表示するC
RT表示器15と教示によって作成されるNCデータの
プログラム番号を入力したり、送り軸の位置を入力する
サンプリング周期を設定したり、その他のデータを入力
するキーボード16と、作成されたNCデータを記憶す
るバブルメモリ17とが接続されている。 また、この数値制御装置10にはサーボモータ駆動回路
DUX、DUY、DUZが接続されていおり、その駆動
回路によりマシニングセンタ形の工作機械20の送り軸
が制御される。工作機械20はサーボモータ駆動回路D
UX、DUY、DUZのそれぞれによって駆動されるサ
ーボモータ21.22.23と、各サーボモータの回転
量を測定するパルスジェネレータ41.42.43を有
している。そして、各サーボモータにより駆動される各
送り軸の移動量は各パルスジェネレータ41.42.4
3から出力されるパルス信号によって検出され、そのパ
ルス信号は各送り軸毎にカラタン44で計数され、計数
値がMPUIIによって読み込まれる。 また、工作機械20は工作物Wを支持する工作物テーブ
ル25と、主軸モータSMによって駆動される主軸26
を軸架する主軸へラド24とを有しており、各サーボモ
ータの回転により工作物テーブル25と主軸へラド24
の間の相対位置が3次元的に変更される。また、27は
複数種類の工具を保持する工具マガジンであり、図略の
マガジン割出装置と工具交換装置28とによって工具マ
ガジン27内の工具が選択的に主軸26に装着されて工
作物Wの加工が行われる。 一方、数値制御装置10にはインタフェース40を介し
てシーケンスコントローラ30が接続されており、その
シーケンスコントローラ30は、MPU31とシーケン
スプログラムを記憶するRAM32と制御プログラムを
記憶したROM33と手動操作盤50を接続するインタ
フェース34とからも°り成されている。 そして、その手動操作盤50は工作機械20の各送り軸
(X、Y、Z)の手動移動を指令するダイヤル51.5
2,53、各送り軸のジョグ運転を指令するジョグスイ
ッチ54a、54b、54c1データ入力を行うキーボ
ード55、操作状態を表示するランプ群56、各送り軸
の位置データの入力を停止することを指示するデータ入
力停止スイッチ57a、所定サンプリング時のNCデー
タにマークの出力を指示するマーク出力スイッチ57b
、NCデータの記憶を終了させるメモライザ終了スイッ
チ57cとを有する操作スイッチ群57とから構成され
ている。 マタ、シーケンスコントローラ30のMPU31には主
軸モータ駆動回路45が接続されており、その主軸モー
タ駆動回路45によって、主軸モータSMが回転される
。 次に、作用を数値制御装置11のMPUIIの処理手順
を示したフローチャートに基づいて説明する。 ステップ100で数値制御装置10に接続されているキ
ーボード16からM100コードが入力されたと判定さ
れると、次のステップ101へ移行して速度フラグ12
bと直線フラグ12cが共にオフに初期設定される。そ
して、次のステップ102へ移行して、キーボード16
から作成されるNCデータのプログラム番号と終了モー
ドを決定する終了Mコードが入力され、現在の送り軸の
位置が初期値として記′憶される。次にステップ104
で作成されたNCデータを書込むバブルメモリ17がオ
ープンされ、ステップ106でシーケンスコントローラ
30によるジョグ運転又はハンドル操作による手動駆動
に動作モードが切り換えられる。次に、ステップ108
でデータの入力を一時停止する操作盤50のデータ入力
停止スイッチ57aがオン状態か否かが判定され、オン
状態でない場合にはステップ110でキーボード16に
よるタイマ設定値の変更があるか否がか判定され、変更
がある場合にはステップ112に移行してキーボード1
6によって設定されている値が読み込まれ、その値はタ
イマ設定値メモリ12aに記憶される。 次に、ステップ114ではタイマがタイマ設定値メモリ
12aに記憶されているタイマ設定値に設定され、次の
ステップ116でカウンタ44がら各送り軸の現在位置
(Xn、Yn、Zn)が読み込まれる。そして、ステッ
プ118で前回に読み込まれた位置(X n−1,Y 
n−1,Z n−1)に対する現在位置(Xn、Yn、
Zn)の変化量(ΔXn、ΔYn、ΔZn)が演算され
、ステップ120で送り速度Vnが演算される。次に、
ステップ122へ移行して現在の送り速度Vnと前回の
送り速度V n−1とから送り速度の変化量ΔVnが演
算される。そして、ステップ124で送り速度の変化割
合1ΔVn /Vn−1lが25%以内か否かが判定さ
れ、送り速度の変化割合が25%以内である場合には送
り速度Vnの変化がないと判定され、ステップ126へ
移行して速度フラグ12bがオンに設定される。尚、送
り速度の変化量の大きさを判定する基準となる上記基準
値25%は、パラメータにより変更できるように構成さ
れている。又、送り速度Vnに変化が生じた場合には、
そのことを記憶するためにステップ125へ移行して速
度フラグ12bがオフに設定される。 次に、ステップ128へ移行して後述するNCデータの
作成が行われる。 NCデータの作成が完了すると、ステップ130へ移行
してステップ114でセットされたタイマがタイムアツ
プしたか否かが判定され、タイムアツプするまでその判
定が繰り返される。タイムアンプ、即ち設定した時間が
経過して次のサンプリング時刻に達した場合には、ステ
ップ132へ移行して、手動模作盤50のマーク出力ス
イッチ57bがオン状態か否かが判定され、そのスイッ
チ57bがオン状態のときには、シーケンスNαがNC
デ夕として出力される。 また、ステップ132で手動役作盤50のマーク出力ス
イッチ57bがオン状態でない場合には、シーケンスN
αを出力することなくステップ136へ移行する。 ステップ136では手動操作盤50のメモライザ終了ス
イッチ57cがオン状態か否かが判定され、オン状態で
ない場合にはステップ108へ戻り、次のサンプリング
時刻における各送り軸の現在位置がカウンタ44から入
力され、所定の処理の後、その現在位置データと送り速
度データとでNCデータが作成される。このような処理
が繰り返し実行されることにより、各送り軸の位置およ
び移動速度が時間の経過に伴ってザンブリングされ、第
5図に示す様に一連のNCデータがバブルメモリ17に
作成される。 ステップ136で手動操作盤50のメモライザ終了スイ
ッチ57cがオン状態と判定された場合には、ステップ
138へ移行して終了MコードがNCデータとして出力
され、次のステップ140でバブルメモリ17がクロー
ズされ、ステップ142で教示モードが終了され、ステ
ップ144でM100コードによる処理ルーチンの終了
傑作が実行され、本プログラムは終了される。 次に、ステップ128で実行されるNCデータの作成手
順を第3図のフローチャートに基づいて説明する。 ステップ200では直線フラグ12cがオンか否かが判
定され、直線フラグ12cがオンでない場合には、ステ
ップ202へ移行して現在位置の移動量から1軸のみが
駆動される1軸移動か否かが判定される。1軸移動でブ
エい場合にはステップ204へ移行してステップ116
で入力された送り軸の現在位置(Xn、Yn、Zn)が
NCデータとして出力される。 又、ステップ202で1軸移動と判定された場合には現
在位置は1軸移動の直線の開始点の次の教示点に相当し
、1軸移動の開始を記憶するためステップ206で、直
線フラグ12cはオンに設定され、その1軸移動がx、
y、z軸の何れであるかが記憶される。そして、次のス
テップ208で速度フラグ12bがオンか否かが判定さ
れ、速度フラグ12bがオンの場合には、ステップ21
2へ移行して前回位置のNCデータに速度データが出力
されてステップ210へ移行し現在位置が記憶されてそ
の出力が保留される。一方、速度フラグ12bがオフの
場合にはステップ210で現在位置が記憶され、NCデ
ータとして出力されることなく保留される。尚、初回の
実行サイクル時にはステップ202の判定が必ずNOと
なるので、教示開始点のNCデータはステップ204で
作成される。直線フラグが設定されない場合、即ち1軸
移動でない場合には、ステップ204が実行される毎に
現在位置が出力され、NCデータが作成される。 次に、ステップ200で直線フラグ12Cがオンに設定
されている、換言すれば1軸移動状態と判定された場合
には、ステップ214へ移行して現在位置の移動量から
現在位置が1軸移動か否かが判定され、1 i1’ll
l移動である場合にはステップ216へ移行して前回の
測定時に得られた1軸移動の軸と同軸か否かが判定され
る。その移動軸が前回の1軸移動の軸と等しい場合には
、継続して同一軸の1軸移動が行われていることを意味
しており、次のステップ208へ移行する。ステップ2
08では速度フラグ12bがオンか否かが判定され、速
度フラグ12bがオンの場合には、速度変動があったた
めステップ212へ移行して前回位置と速度が出力され
てNCデータが作成される。一方、速度フラグ12bが
オフの場合には速度変動がないのでステップ210で現
在位置が記憶され、現在位置は出力されることなく保留
される。 このように、サンプリング毎に入力される現在位置が同
一軸のl軸移動による直線上に存在する場合には、現在
位置は出力されない。但し、現在位置が同一軸の1軸移
動による直線上にあっても速度変動があると、その位置
と速度が出力されてNCデータが作成される。 又、ステップ216で1軸移動が前回と同一軸でないと
判定された場合には、前回の測定位置Pn1で同一軸の
l軸移動は終了したことになり、スf−/プ218で前
回の位置(X n−1,Y n−1,Z n−1)が1
軸移動の終端点のNCデータとして出力される。そして
、ステップ214で現在位置の移動は1軸移動と判定さ
れたのであるから、その現在位置は前回の1軸移動の軸
の異なる1軸移動による直線上にあることを意味してお
り、その現在位置は次の1軸移動の開始点の次の教示点
に相当するため、ステップ206へ移行して直線フラグ
12cがオンに設定されると共に1軸移動の軸名が記憶
される。そして、上述したステップ208以下が実行さ
れる。 又、ステップ214で1軸移動でない、即ち、2軸以上
の同時移動と判定された場合には、現在位置は前回まで
の1軸移動の直線上から外れたことを意味しており、そ
の場合にはステップ220へ移行して出力が保留されて
いる最後の位置、即ち、前回の測定時の位@ (X n
−1,Y n−1,Z n−1)が出力されて1軸移動
の終端点のNCデータが作成されると共に現在位置(X
n、Yn、Zn)がNCデータとして出力される。そし
て、ステップ222へ移行して直線フラグ12cがオフ
とされる。 尚、ステップ204、ステップ218、ステップ220
で位置を出力してNCデータを出力する時には、移動さ
れた軸の位置のデータのみが出力され移動していない軸
の位置のデータは出力されない。又、同ステップで速度
変動がない場合には速度のデータは出力されず、速度変
動があった場合にのみ位置データと共に速度のデータが
出力される。 次に、本装置の作用を第4図の教示経路
に沿って説明する。 第4図の教示経路は簡単のため、X軸とY軸が移動しZ
軸は固定されている。教示点は11点から開始されPI
3点で終了している。そして、11点からP2O点まで
等速で移動され、P2O点から2倍の移動速度に変化さ
れている。又、各点は一定周期でサンプリングされた教
示点を示す。 11点から23点の間は1軸移動でないため、直線フラ
グ12cはオフのままであり、従って、ステップ204
が実行される毎に、第5図に示す11点から23点まで
のNCデータが作成される。この時、Z軸は移動しない
し等速移動であるので、Z軸の位置と速度は11点での
み出力される。 次に、23点から27点は等速のX軸の1軸移動である
から、14点の位置がサンプリングされるとステップ2
00の判定がNO、ステップ202の判定がYESとな
りステップ206で直線フラグ12Cがオンに設定され
1軸移動のX軸が記憶され、ステップ208の判定がN
Oとなり、ステップ210で14点の位置が記憶され保
留される。次に、25点の位置がサンプリングされると
ステップ2001ステツプ214、ステップ216の判
定が共にYESとなり、ステップ208以下が実行され
、等速移動であるので、その位置は出力されることなく
保留される。26点、27点についても同様である。 28点の位置がサンプリングされると、ステップ200
、ステップ214の判定はYESとなるが、ステップ2
16の判定がNOとなるので、ステップ218で前回の
サンプリング点の27点の位置が出力されNCデータが
第5図に示すように作成される。即ち、1軸移動の直線
区間上の点P4. P5. P6ではNCデー夕は作成
されない。又、28点は27点からY軸の1軸移動の経
路上の点であるから、ステップ206で直線フラグ12
cがオンに設定されると共に1軸移動の移動軸のY軸が
新たに記憶される。そして、ステップ208.210に
より28点の位置は記憶され保留される。 次に、P9、PIO、pH点はY軸の1軸移動による直
線上の点であるから、ステップ200、ステップ214
、ステップ216の判定がYESとなるが、Pllの位
置をサンプリングした時に、速度変動を生じているので
ステップ208の判定がYESとなり、第5図に示すよ
うに前回のPIOの位置と速度が出力され、ステップ2
10へ移行して現在位置pHの位置は記t0され保留さ
れる。 以下、最終のPI3点まで速度変動がないが、111点
は1軸移動の直線の端点てあり、PI3点をサンプリン
グしたときに、ステップ2000判定がYIES、ステ
ップ214の判定がNOとなりステップ220へ移行し
て、前回位置pHの位置と現在位置P12の位置のデー
タが出力され、次のステップ222で直線フラグがオフ
とされる。そして、PI3点をサンプリングしたときに
は、ステップ200の判定がNOとなり、P]2.  
PI3は1軸移動の直線上にないためステップ202の
判定はNOとなりステップ204へ移行して現在位置P
13のデータが出力される。 結局、上記の処理によりNCデータは第5図に示すよう
に作成される。 本実施例では、各送り軸の位置を入力するサンプリング
周期はキーボード16から入力されたタイマ設定値によ
って決定され、そのタイマ設定値は各送り軸の位置をサ
ンプリングして入力している間にも変更することが可能
である。従って、曲率の大きな複雑な曲線に沿って教示
する場合にはサンプリング周期を短く設定し、直線を含
む曲率の小さな単純な曲線に沿って教示する場合にはサ
ンプリング周期を長く設定することにより、不必要なN
Cデータの発生を防止することができ、NCデータの作
成効率が向上すると共にNCデータの記憶容量を減少さ
せることが可能となる。 又、上記実施例では送り軸の位置を自動的にサンプリン
グするようにしているが、本発明はスイッチが押下され
た時に送り軸の位置を入力する教示方式にも応用できる
。 又、送り速度の変化量が一定範囲内に存在する場合には
、送り速度の変化がないとして送り速度に関するNCデ
ータを作成していない。このため、手動迂作のため送り
軸の送りが滑らかに行われない場合があるが、上記処理
により送り速度は平滑化されるためNCデータに基づく
実際の加工時には送りが滑らかに実行される。 又、所定のサンプリング位置で作成されるNCデータブ
ロックにシーケンスNαを出力することができるため、
重要な位置でマークを実行することにより作成されたN
Cデータの編集やNCデータの実行時にマーク位置で送
りを停止させる等の操作に用いることが可能となる。
【発明の効果】
本発明は手動により駆動される前記送り軸の位置を入力
する位置入力手段と、位置入力手段により入力された各
送り軸の現在位置と前回に入力された各送り軸の位置と
を比較する比較手段と、比較手段による比較結果より、
移動軸が送り軸のうち1軸のみであると判定される場合
には、その1軸のみの移動区間ではNCデータを出力す
ることなく、その1軸のみの移動区間の両端位置でのみ
変化した送り軸のNCデータを出力するNCデータ出力
手段とを備えているので、1軸のみが移動されている場
合にはその1軸の移動による直線の両端点でのみNCデ
ータが作成され直線の中間区間ではNCデータが作成さ
れない。従って、NCデータの作成が効率良く行われ、
NCデータを短くすることができ、記憶容量の節約が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
m1図は本発明の具体的な一実施例に係るプレイバック
式NC工作機械の構成を示したブロックダイヤグラム。 第2図、′f、3図は同実施例で使用された数値制御装
置のMPUの処理手順を示したフローチャート。′fJ
4図は教示経路の具体例を示した説明図。′f、5図は
第4図の経路に沿って教示した時に作成されるNCデー
タを示す説明図である。 10 数値制御装置 11 ・MPU  15  表示
器 17 バブルメモリ 20−工作機械 21.22
.23  サーボモータ 25 ・・工作物テーブル 
SM  主軸モータ 26−・・・主軸 27エ具マカ
シン 30 °シーケンスコントローラ44 カウンタ
 50 手動丘作盤 54a、54b、54Cジョグス
イッチ 55°パキーボード 56 ランプ群56.5
7a  ・データ入力停止スイッチ 57 b−マーク
出力スイッチ 57Cメモライザ終了スイッチ 特許出願人  豊田工機株式会社 同    富士精工株式会社 代 理 人  弁理士 藤谷 修

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)NC工作機械の送り軸を所定経路に沿って手動駆
    動し、その送り軸の位置を順次入力し、その送り軸の位
    置データから加工時のNCデータを作成するようにした
    プレイバック式NC工作機械において、 手動により駆動される前記送り軸の位置を入力する位置
    入力手段と、 前記位置入力手段により入力された各送り軸の現在位置
    と前回に入力された各送り軸の位置とを比較する比較手
    段と、 前記比較手段による比較結果より、移動軸が前記送り軸
    のうち1軸のみであると判定される場合には、その1軸
    のみの移動区間ではNCデータを出力することなく、そ
    の1軸のみの移動区間の両端位置でのみ変化した送り軸
    のNCデータを出力するNCデータ出力手段と を備えたことを特徴とするプレイバック式NC工作機械
  2. (2)前記位置入力手段により入力された各送り軸の現
    在位置と前回に入力された各送り軸の位置とから移動速
    度を演算する移動速度演算手段と、前記移動速度演算手
    段により演算された移動速度の変化量が所定割合内であ
    る場合には、移動速度の変化がないと判定する判定手段
    と、 前記判定手段により移動速度の変化がない場合には教示
    点での移動速度のNCデータを出力することなく、前記
    判定手段により移動速度が変化したと判定された時にの
    み、その教示点での移動速度のNCデータを出力する速
    度データ出力手段とを備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のプレイバック式NC工作機械。
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