JPH0272360A - 感光性材料 - Google Patents

感光性材料

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JPH0272360A
JPH0272360A JP17388589A JP17388589A JPH0272360A JP H0272360 A JPH0272360 A JP H0272360A JP 17388589 A JP17388589 A JP 17388589A JP 17388589 A JP17388589 A JP 17388589A JP H0272360 A JPH0272360 A JP H0272360A
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JP
Japan
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photosensitive material
microcapsules
image
wavelength band
sensitive
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JP17388589A
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English (en)
Inventor
F Wright Richard
リチャード・エフ・ライト
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Mead Corp
Original Assignee
Mead Corp
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規の画像形成用感光性材料及びそれを使用
した画像形成方法に関する。さらに詳細には、本発明は
、昇華可能な画像形成剤及び光硬化可能なもしくは光軟
化可能な組成物を含んだ感光性マイクロカプセル又は感
光性微粒子の層を使用した感光性材料に関する。昇華可
能な画像形成剤は、照射の程度に応じてこれらの感光性
材料から特異的に放出されるが、このときマイクロカプ
セル又は微粒子に化学線を照射し、マイクロカプセルを
破裂させ(微粒子を溶融させ)、そして感光性材料を加
熱することによって、画像形成剤の放出が画像を形成す
るような形で起こるよう画像形成剤の昇華を制御するこ
とができる。
(従来の技術) ミード・コーポレーション(Mead Corpora
tion)による米国特許第4,399,209号及び
4,440,846号各明細書は、光硬化可能な又は光
軟化可能な組成物及び発色前駆体を含むマイクロカプセ
ルの層を使用した感光性材料について開示している。感
光性材ネ4に化学線を照射し、マイクロカプセルに均一
な破裂力を加えることによって、画像を形成するような
形で発色前駆体がマイクロカプセルから放出される0発
色前駆体は現像剤物質と反応して画像を形成する。
当業界では、画像形成剤を含むマイクロカプセルを使用
した他の感光性材料も知られている。ベルマン([le
rman)による米国特許第3.219.446号明細
書は、有色染料と光硬化性組成物を含有した感光性材料
について開示している。
レヴイ(Levy)による米国特許第4,149,88
7号は、画像形成剤が光導電性組成物と共にマイクロカ
プセル封入され、感光性材料を無線周波数フィールドに
据え付けた状態で画像形成剤が照射される。
英国特許筒1.058,798号明細書は、染料又は発
色前駆体を含有した光重合可能なfA質の層を含む感光
性材料について開示している。画像を形成するような形
で感光性材料に化学線を照射し、ペーパーに接触してい
るシートを加熱することによって(このとき染料又は発
色前駆体が、照射されていない区域から画像が形成され
る受像用シートへと拡散する)、画像が形成される。
昇華可能な染料を含有した媒体を、画像を形成するよう
な形で加熱することによって、画像を形成することので
きるような熱転写記録用材料も知られている。これらの
システムでは、サーマルプリント・へンド又はレーザー
を使用して画像を形成するような形で熱転写媒体の温度
を上昇さ、せ、これによって染料の昇華を起こさせる。
昇華した染料が受像用シートへと移行し、そこで定着し
て画像が形成される。
熱転写システムの欠点の1つは、直接透過画像法又は反
射画像法によって画像を生成させる場合には一般に有用
ではない、という点である。さらなる欠点は、フルカラ
ー画像を形成させるのに、現行の3色システムでは3回
の照射と転写が、そして現行の4色システムでは4回の
照射と転写が必要とされる、という点である0例えば3
色システムでは、シアン、マゼンタ、及びイエロー転写
媒体を使用し、画像を形成するような形でそれぞれを逐
次的に加熱してフルカラー画像を生成させなければなら
ない、フルカラー画像を生成させるのに複数回の照射工
程と転写工程が必要とされるので、熱転写プロセスはそ
の進行が遅くなりがちである。
本発明は、昇華可能な画像形成剤が光硬化可能な又は光
軟化可能な組成物と共にマイクロカプセル封入されてい
るような感光性材料に関する。さらに本発明は、光硬化
性又は光硬化性組成物と昇華可能な画像形成剤から怒光
性微粒子が形成されているような感光性材料に関する。
本発明の1つの実施態様によれば、従来の熱転写プロセ
スの場合のように画像を形成するような形で感光性材料
を加熱しなくても、画像を形成させることができる0画
像を形成するような形で感光性材料に化学線を照射する
こと、そして画像形成剤の昇華温度より高い温度に均一
に感光性材料を加熱することによって、画像が形成され
る0本感光性材料がマイクロカプセルを含有する場合、
マイクロカプセルは加熱する前に破裂させるのが好まし
い。加熱を受けると、画像形成剤がマイクロカプセルか
ら特異的に昇華する。
昇華する画像形成剤の量は、生起した光硬化又は光転化
の程度によって調節される。画像形成剤は、硬めのマイ
クロカプセルより軟らかめのマイクロカプセルのほうか
ら容易に昇華する。従って光硬化可能なマイクロカプセ
ルの場合、画像形成剤は、照射を受けていない区域にお
いて優先的に昇華する。光軟化可能な組成物を使用した
ときは、これとは反対の結果が得られる。
マイクロカプセルを使用して形成される場合と殆ど同し
様式で、感光性微粒子を使用して画像が形成される。光
軟化可能な微粒子を使用する場合、照射を行うと、ある
いは照射を行った後に加熱すると微粒子が軟化し、これ
によって画像形成剤が昇華する。画像形成剤は十分に照
射された微粒子及び部分的に照射された微粒子から特異
的に昇華するが、照射を受けていない微粒子からは容易
に昇華しない。
感光性材料を加熱して画像形成剤の昇華を起こさせる温
度を選定する際には、所望する特異的な胃華が得られる
ような温度を選定する。高すぎる温度を使用すると、特
異的な昇華は起こらず(画像形成剤の蒸気圧がカプセル
の結合力を凌ぐ程度にまで高くなる)、従って画像は得
られない。
本発明の他の実施態様においては、所定の活性化温度以
上に加熱されなければ放射線に対して比較的感受性をも
たないような光硬化可能な組成物と共に、昇華可能な画
像形成剤がマイクロカプセル封入されている。このよう
な組成物は、キャノンによる特開昭62−60694に
開示されている0本実施態様によれば、加熱された光硬
化可能な組成物が感光するような放射線を感光性材料に
均一に照射しながら、サーマル・プリント・ヘッド又は
その同等物を使用して、画像を形成するような形で感光
性材料を加熱することによって画像が形成される。これ
によって、硬化したマイクロカプセルの区域、硬化して
いないマイクロカプセルの区域、そして部分的に硬化し
たマイクロカプセルの区域が得られ、これらのマイクロ
カプセルは、破裂力を受け、媒体が画像形成剤の昇華温
度より高い温度にまで加熱されると画像形成剤を特異的
に放出する。本プロセスは、このような熱活性化された
光硬化可能な組成物から形成される微粒子を使用して行
うこともできる。この場合、媒体の活性化温度が画像形
成剤の昇華温度より高ければ、あるいは媒体が昇華温度
より高い温度に加熱されれば、微粒子は自然に画像形成
剤を放出するようになる。
本発明によれば、選定された放射線帯域に感光するよう
な感光性組成物と共に、画像形成剤をマイクロカプセル
封入することによって(又は微粒子を形成させることに
よって)、フルカラーで多色又は単色の画像を形成させ
ることができる。フルカラー全整色システム及びフルカ
ラー偽色彩システムが可能である0本発明によれば、従
来の熱転写プロセスとは異なり、3色単一露光システム
及び4色単一露光システムを作り上げることができる。
画像形成剤が昇華して移行する能力は、画像を形成する
ような形で組成物を加熱することの関数であるよりはむ
しろ、感光性組成物を露光することの関数であるので、
1回の転写でフルカラー画像を形成することができる。
従って本発明のある1つのB様は、光硬化可能な又は光
軟化可能な組成物及び昇華可能な画像形成剤を内部相と
して含存したマイクロカプセルの層を表面上に有する支
持体を含んだ感光性材料であって、 (a)  前記マイクロカプセル層に化学線を照射する
工程(必要に応じて前記マイクロカプセルを破裂させる
);及び (b)  前記感光性材料を前記画像形成剤の昇華温度
より高い温度に加熱する工程(これによって前記画像形
成剤が画像を形成するような形で前記マイクロカプセル
から放出される):の各工程を含んだ画像形成プロセス
において有用な感光性材料である。
本発明の他の態様は、光硬化可能な又は光軟化可能な組
成物及び昇華可能な画像形成剤から形成されている微粒
子の層を表面上に有する支持体を含んだ感光性材料であ
って、 (a)  前記微粒子層に化学線を照射する工程;及び (b)  前記感光性材料を前記画像形成剤の昇華温度
より高い温度に加熱する工程(これによって前記画像形
成剤が画像を形成するような形で前記微粒子から構成さ
れる装置 の各工程を含んだ画像形成プロセスにおいて有用な感光
性材料である。
さらに本発明の他の態様においては、所定の温度より低
い温度においては化学線に対して本質的に不活性である
ような光硬化可能な組成物が使用され、このとき前記感
光性材料は、 (a)  画像を形成するような形で、前記マイクロカ
プセル層を前記所定温度より高い温度に加熱する工程; (b)  画像を形成するような形で前記マイクロカプ
セル層を前記所定温度より高い温度に加熱しながら、前
記マイクロカプセル層に化学線を照射する工程; (C)  前記マイクロカプセル層を前記所定温度より
低い温度に冷却する工程(必要に応じて前記マイクロカ
プセルを破裂させる):及び(d)  前記マイクロカ
プセル層を前記画像形成剤の昇華温度より高い温度に加
熱する工程、これによって前記画像形成剤が画像を形成
するような形で前記マイクロカプセルから放出される; の各工程を含む画像形成プロセスに対して有用である。
上記の感光性材料を使用した画像形成プロセスも提供さ
れ、さらにはフルカラー画像を形成するのに有用な感光
性材料とプロセスも提供される。
朋■至意斐 本明細書にて使用している“化学線“とは、特に紫外線
や可視線も含めた電磁線の全スペクトルを意味する。
゛°画像形成剤°°とは、可視染料及び発色前駆体を意
味する。
第1図は本発明のある1つの実施態様を表しており、支
持体12がマイクロカプセル層14で被覆された形の感
光性材料10が示されている。支持体12は、ペーパー
であっても透明フィルムであってもよい。マイクロカプ
セルには、昇華可能な画像形成剤と光硬化可能な組成物
を含有した内部相I6が充填されている。本実施7!J
様によれば、画像形成剤は昇華可能な染料である。
感光性材料は、第2図で大まかに示されているように、
透過画像法又は反射画像法によって照射される。マスク
(M)を介在させた状態で放射線源22をマイクロカプ
セル層14の上に配置して、暴露されない区域2Gと暴
露される区域28とをつくり出す。暴露される区域28
に放射線を照射すると、内部相16中の光硬化可能な組
成物が重合を起こし、これによって画像形成剤がゲル化
、固化、あるいは不動化される。説明を簡単にするため
に、暴露された区域28における内部相16’ は固体
として、そして暴露されなかった区域26における内部
相16は液状のままとして示されている。暴露された区
域28の内部相16’ は完全に固体となる必要はない
こと、また通常は内部相が部分的に硬化したような中間
的な暴露の区域があるということは、5技術者には周知
の通りである。
第2図に示したように感光性材料を照射した後、昇華可
能な画像形成剤が引き続き行われる加熱工程時にマイク
ロカプセルから放出されるように、通常はマイクロカプ
セル14に均一な破裂力を加えてマイクロカプセルを開
放する。しかしながら、加熱すると昇華可能な画像形成
剤を十分に透過しろるようになるマイクロカプセルを設
計できれば、マイクロカプセルを破裂させる工程は不要
になると考えられる。マイクロカプセルは、昇華した画
像形成剤の内部圧の増大によって破裂するように、ある
いは内部発生するガスの圧力増大によって破裂するよう
に設計することもできる(アゾエアー(Adair)に
よる米国特許第4,663,266号明細書を参照)。
それにもかかわらず、本発明の実施態様によれば、マイ
クロカプセル14は圧力、超音波エネルギー、又はPi
!擦力のような均一な破裂力を受けることによって破裂
される。感光性材料lOを一対の圧力ロール間のニップ
に通すことによってマイクロカプセルに圧力を加えるこ
ともできる。またこれとは別に、繊維ロールと接触させ
ることによって(米国特許第4,533,625号明細
書に開示)、自由粒子のベツドと接触させることによっ
て(米国特許第4,675,269号明細書に開示)、
現像をストリッピングすることによって(米国特許第4
.535,050号明細書に開示)、あるいは超音波工
矛ルギーの作用、溶媒蒸気の作用、及び当業界にて公知
の他の手段によって、マイクロカプセルに剪断力を加え
て開放することもできる。
マイクロカプセルの破裂工程により、全てのマイクロカ
プセルが破裂するのか、あるいは単に照射によって完全
には硬化していないマイクロカプセルだけが破裂するの
かどうかについては明らかではない。
画像を生成させるためには、第3図に示すように、感光
性材料を受像用シート20に接触させた状態で加熱する
。単に説明を単純化するため、照射を受けていないマイ
クロカプセル26は破裂しているものとして、照射を受
けたマイクロカプセル28は破裂していないものとして
示しである。感光性材料10を加熱する場合、当該材料
は画像形成剤の昇華温度より高い温度に加熱されるが、
昇華可能な画像形成剤がマイクロカプセルから特異的に
放出されないような掻端に高い温度で加熱を行ってはな
らない。適切な温度にて加熱すると、画像形成剤は、必
要に応して破裂される照射を受けていないマイクロカプ
セル26から受像用シート20へと昇華していき、そこ
で画像30が形成される。しかしながら、照射を受けた
区域2日では、画像形成剤はマイクロカプセルの内部相
から出ることができず、受像用シート上のバックグラウ
ンド区域31に画像は形成されない、従って、マイクロ
カプセルが光硬化可能な組成物を含有している場合、感
光性材料はポジティブに作用する。
受像用シート20は、普通の紙であっても、発色前駆体
と反応させるために現像剤で処理した紙であっても、ま
たオーバーヘッド透明画を作成するための透明フィルム
であってもよい。
マイクロカプセルが光軟化可能な組成物を含有している
場合、上述のときと頚イ以の形で画像が形成されるが、
このとき感光性材料はネガティブに作用する。初期にお
いてはマイクロカプセルは硬く、照射を受けると内部相
が軟化する。従って加熱すると、昇華可能な画像形成剤
は照射を受けた区域から放出され、照射を受けていない
区域からは放出されない。
画像形成剤として昇華可能な染料を使用した例(第1〜
3図)に基づいて本発明を説明してきたけれども、昇華
可能な染ネ4の代わりに昇華可能な発色前駆体を使用す
ることもできる0発色前駆体は可視光線を吸収せず、従
ってフルカラーの全整色システムが可能になる、という
点において、般には染料より発色前駆体のほうが好まし
い。発色前駆体を使用する場合、熱転写された発色前駆
体と反応して有色画像を生成するような現像剤物質を受
像用シート上に供給しておく必要がある。
この現像剤物質は、層の形で受像用シートの表面に担わ
せることもできるし、あるいは昇華可能な発色前駆体を
転写した後に、公知の方法で(例えば、溶液として、又
は乾燥粉末として)施すこともできろ。
本発明の他の実施B様による感光性材料100を第4図
に示す。本感光性材料は、その最も単純な形において、
支持体112と微粒子116の[114からなる。本実
施態様においては、微粒子116は、昇華可能な画像形
成剤と混合された光軟化可能なポリマーを含有した怒光
性組成物から形成されている。
第5図においては、感光性材料100は、マスク(M)
を通して線源122から化学線に暴露されて、照射され
た区域120と照射されていない区域118及び照射さ
れた微粒子116Aと照射されていない微粒子116B
の形での潜像を形成するものとして示さ、れている、照
射後の処理手順は、微粒子及び画像形成剤の性質によっ
て変わる。照射されていない区域11Bの微粒子116
Aは変化しない。照射された区域120の微粒子116
Bは光転化を受け、これによって画像形成剤は加熱され
ると微粒子から昇華しうるようになる。照射されたとき
に微粒子が受ける変化は、さらなる処理を行わなくても
照射したときに起こることがあり、また光軟化可能な組
成物の性質に応じて、引き続き感光性材料を加熱して染
料を昇華させると変化が起こることがある。
第6図に示した微粒子の形態学上の変化は、単に説明の
ためのものとして表しである。実際上、照射された微粒
子と照射されていない微粒子とにおいて視認できるよう
な変化は起こっていない、照射を受けた微粒子116B
から放出された画像形成剤は受像用シート120に転写
され、そこで画像130が形成される。この場合も、画
像形成剤として可視染料の代わりに発色前駆体が使用さ
れるとき、受像用シート上に現像剤を供給しておくこと
もできるし、あるいは発色前駆体が受像用シートに転写
された後に受像用シートを現像剤で処理することもでき
る。
第4〜6図は、微粒子が光軟化可能な組成物から形成さ
れている実施B様を示す0本システムはネガティブに作
用する。ポジティブに作用するシステムは、光硬化可能
な組成物を使用して微粒子を形成させるという類似の方
法でつくり上げることができる。
第7図は、熱貫流支持体212を含んだ画像用シート2
10がマイクロカプセル214の層で被覆されている、
という本発明の他の実施Lit 41を示す、マイクロ
カプセル中には、昇華可能な画像形成剤と光硬化可能な
組成物とを含存した内部相216が含まれている。第1
図に示した組成物とは異なり、第7図の光硬化可能な組
成物は、周囲温度においては光(すなわち紫外線)に対
して比較的感光しないが、高温になると光に対して感光
するようになる0例えば室温においては、これらの組成
物は固体でかつ照射に対して本質的に不活性であっても
よい。
第8図は画像用シート210への照射を示しており、化
学線源222がマイクロカプセル層214の上方に配置
され、そしである配列の発熱体224 (a)(e)が
シート210の下方に配置されている。発熱体224B
と224Dは、感光性材料210のオーバーレイ区域2
28を加熱するように通電される。熱にさらされた区域
228において、マイクロカプセルの内部相216は、
化学線源222から発せられる放射線に照射されると重
合を起こす、一方、発熱体224A。
224C,及び224Eは通電されない。従って、これ
ら発熱体の上方の区域226においては、感光性材料2
10の温度は上昇しない9区域226においては、内部
相は線源222から発せられる放射線に悪心せず、従っ
て内部相は硬化しない。
画像用シー)10の代わりに画像用シート210を使用
して、照射工程以外は第1〜3図に示したのと同じ様式
で画像が形成される。従って、昇華した画像形成剤もし
くは他の熱的に生成された薬剤を透過しうるような物質
又は当該画像形成剤もしくは当該薬剤によって破裂され
うるような物質からマイクロカプセルが形成されていな
い場合、マイクロカプセルに均一な破裂力を加えてマイ
クロカプセルを開放し、画像形成剤が放出されるように
する0次いで、第3図と類似の様式で受像用シートへの
熱転写されることによって画像が形成される。
本発明による感光性材料は単色画像を形成する十分な能
力があるが、多色画像又はフルカラー画像を形成するの
に使用するのが特に有用である。
従来、熱転写プロセスにおいて使用される染料の昇華を
制御するのは難しいとされている。2種の染料が同じ媒
体中に存在すると、一方の染料だけが昇華してしまうこ
とがあるからである。従って従来の熱転写プロセスでは
、シアン画像、マゼンタ画像、及びイエロー画像、そし
て必要に応じてブラック画像を形成させるために、3種
又は4種の媒体を使用している。画像を形成するような
形で各媒体を加熱して熱転写が行われる。こうしたこと
から、フルカラー画像の形成は困難でかつ時間のかかる
プロセスとなっている。
本発明によれば、画像形成剤は異なる感度を有する感光
性組成物と共にマイクロカプセル封入されるか又は微粒
子中に組み込まれるので、昇華可能な複数種の画像形成
剤を1種の媒体中にて合わせることができ、フルカラー
画像を形成するのに1回の転写だけを行えばよい、さら
に本発明の好ましい実施態様によれば、熱の代わりに光
又は紫外線を使用して、画像を形成するような形で照射
が行われる。このことによって画像形成プロセスはさら
に単純なプロセスとなる。
マイクロカプセル封入された光硬化可能な組成物及び光
軟化可能な組成物を使用したフル力ラー画像システムは
、1982年1月18日付は提出の米国特許出願節33
9,917号(英国特許筒2.113.860号に対応
)、1986年12月18日付は提出の米国特許出願節
944.305号(ヨーロッパ公開特許出願第0233
587号に対応) 、1987年3月10日付は提出の
米国特許出願節024 、292号、及び特開昭62−
60694の各明tJII書に説明されている。これら
の特許出願明細書中に記載されている光硬化可能な組成
物及び光軟化可能な組成物は、本発明に使用される昇華
可能な画像形成剤と共にマイクロカプセル封入すること
ができる。
本発明によれば、777画像形成剤、マゼンタ画像形成
剤、イエロー画像形成剤、及び必要に応してブラック画
像形成剤を、明確に異なった感度を有する光硬化可能な
組成物又は光軟化可能な組成物と共にマイクロカプセル
封入することによって、フルカラー感光性材料を作製す
ることができる。゛明確に異なる感度°゛とは、シアン
カプセルの宮度範囲内で感光性材料が化学線に照射され
たときに、マゼンタカプセルとイエローカプセルが影響
を受けない(各カプセルについてそれぞれこのようなこ
とが言える)ということを意味する。
本発明によるフルカラー感光性材料は全整色性(すなわ
ち赤色光、緑色光、及び青色光に対して感光する)であ
ってもよいし、あるいは偽色彩システム(例えば300
〜450nmの範囲において感光する)であってもよい
、可視染料は光を吸収するので、これらは通常偽色彩シ
ステムにおいて、可視染料によってはあまり吸収されな
い紫外線帯域に感光するような感光性組成物と共に使用
される。
発色前駆体は可視領域においてはあまり吸収せず、従っ
てフルカラー全整色システムに使用することができる。
全整色性の物質は、直接透過法もしくは反射画像法によ
って露光してもよいし、あるいは種々の画像処理法を使
用することによって露光してもよい。偽色彩システムで
は、オリジナルの画像又は所望する画像の赤色成分、緑
色成分、及び青色成分を、マイクロカプセルが感光する
感度帯域内の波長に変換するという画像処理法を必要と
する。
画像処理法は、赤色成分画像、緑色成分画像、及び青色
成分画像に対応した色分解を形成させる工程、並びに引
き続き各色分解を通して感光性材料を3つの異なる放射
線帯域(以後、λ−1,λ2、及びλ−3と記す)に露
光する工程からなる。これとは別に電子的に処理するこ
ともでき、この場合、画像又は被記録物がDunn又は
マトリンクスカメラを通して観察され、カメラからのア
ウトプットがλ−1.λ−2.及びλ−3に対応する3
つの露光源を駆動する。さらにこれとは別に、合成的に
画像を作り出すこともできる(例えばコンピュータによ
り生成させた画像でもよく、この場合露光源は電子的に
制御される) 加熱されなければ感光性組成物が化学線に対して本質的
に非反応性であるような実施態様においては、画像を形
成するのに異なったプロセスが使用され、このとき感光
性材料は画像を形成するような形で光又は紫外線に照射
される代わりに画像を形成するような形で加熱される0
本プロセスを第9図に示す。
第9図は、マイクロカプセル404の層を表面に有する
支持体402を含んだ感光性材料400を示す。
各マイクロカプセルは、放射線硬化可能な組成物と画像
形成剤を含有している。各マイクロカプセルは、その中
に含まれている画像形成剤から得られる色で標識付けさ
れている。シアン画像形成剤を含有したマイクロカプセ
ルをCで表し;マゼンタ画像形成剤を含有したマイクロ
カプセルをMで表し;そしてイエロー画像形成剤を含有
したマイクロカプセルをYで表す、上述したように、マ
イクロカプセルの各組は明確に異なる放射線帯域に対し
て主として感光する。すなわちシアン画像形成剤を含有
したマイクロカプセルは、マゼンタ画像形成剤を含有し
たマイクロカプセル及びイエロー画像形成剤を含有した
マイクロカプセルが感光するような放射線に対して本質
的に感光しない。
同様に、マゼンタ画像形成剤を含有したマイクロカプセ
ルは、シアン画像形成剤を含有したマイクロカプセル及
びイエロー画像形成剤を含有したマイクロカプセルが感
光するような放射線に対して本質的に感光しない放射線
硬化可能な組成物を含んでいる。シアン画像形成剤を含
有したマイクロカプセルが赤色光線に感光し、マゼンタ
画像形成剤を含有したマイクロカプセルが緑色光線に感
光し、そしてイエロー画像形成剤を含有したマイクロカ
プセルが青色光線に感光するのが好ましい。
しかしながら、米国特許筒4,576.891号明細書
に記載されているような300−360nm、 380
−400na+、及び460−480nmという他の3
つの異なる放射線帯域も使用することができる。感光性
材料400の下部には、発熱体420a=iが配列され
ている。
本発明に従ってフルカラー画像を形成するためには、シ
アン生成マイクロカプセル(C)が感光する赤色光線の
ような第1の放射線帯域に、感光性材料400を均一に
露光する。これと同時に、シアン画像が要求されない区
域において、赤色画像シグナルに応答して発熱体420
が通電される。言い換えると、赤色分解の光透過区域に
対応した区域において、発熱体420が通電され。る、
第9A図においては、発熱体420aと 420cが通
電されず、その他の発熱体が通電される。この結果、発
熱体420aと420cに対応した区域におけるシアン
生成マイクロカプセルは777画像形成剤を放出する能
力を保持するが、残りのシアンカプセルは硬化して不活
性となる。マイクロカプセルに斜線を付けてこのことを
示している。
次いで、画像用シートが第2の放射線帯域すなわち緑色
光線に露光される。これと同時に、マゼンタ画像形成剤
の放出を防止するよう要求されている区域において、緑
色画像シグナルに応答して発熱体420が通電される。
このように、緑色色分解の光透過部分に対応する区域に
おいて発熱体420が通電される。第9B図においては
、発熱体420a、 420b、 420d、 420
e、及び420rが通電されない。これらの区域では、
第2の放射線帯域によってマゼンタカプセルは重合を起
こさないが、残りのマゼンタ生成マイクロカプセルは斜
線を付けて示しであるように硬化する。
最後に第9C図に示されているように、感光性材料40
0が第3の放射線帯域すなわち青色光線に露光され、イ
エロー画像形成剤の放出が要求されない区域又は青色色
分解の光i13部分に対応する区域において発熱体42
0が通電される。第9C図においては、発熱体420b
、 420g、 420h、及び420eは通電されな
い。これらの区域におけるイエローカプセルは破裂して
画像形成剤を放出する能力を保持しているが、残りのイ
エローカプセルは硬化を起こ丁。
第9C図の露光された画像用シートを現像すると、画像
は第9D図(受像用シート480の表面450での概略
図)のように形成される。硬化していないカプセルは破
裂して画像形成剤を放出する。
感光性組成物及び昇華可能な画像形成剤は、コアセルベ
ーション(coacervation)、界面重合、オ
イル中における1種以上のモノマーの重合、及び溶融・
分散・冷却等の種々の方法も含めた無カーボン紙の分野
での公知の技術を使用して、種々の壁体形成物中にカプ
セル封入することができる。
従来、油溶性の物質が以下のような種々の壁体形成物質
中にカプセル封入されている:すなわち、アラビアゴム
、ポリビニルアルコール、及びカルボキシメチルセルロ
ースも含めたゼラチンタイプの物質のような親水性壁体
形成物質〔グリーン(Green)らによる米国特許筒
2,730,456号及び第2.800,457号各明
細書を参照〕; レゾルシン−ホルムアルデヒド壁体形
成物質〔ハート(Ilart)らによる米国特許筒 3
,755.1!]O号明細書を参照];イソシアネート
壁壁体形成物質CクシリアデスVassiliades
)による米国特許筒3,914,511号明細書を参照
);イソシアネート−ポリオール壁体形成物質〔キリン
タニ(Kirintani) らによる米国特許筒3,
796,669号明細書を参照);ユリアーホルムアル
デヒド壁体形成物質、特にレゾルシンを加えることによ
って親油性を増大させたユリアレゾルシン−ホルムアル
デヒド壁体形成物質〔フォリス(Foris)らによる
米国特許筒4,087,376号及び第4,089,8
02号各明細書を参照〕;メラミンーホルムアルデヒド
樹脂とヒドロキシプロピルセルロース〔共通の形で譲渡
された、ンヤノクル(Shackle)による米国特許
筒4,025,455号明細書を参照〕;及びペクチン
をシステム変性剤として使用して形成させたtlFカプ
セル〔マラベラ(Marabella)による米国特許
第4.608.330号明細書を参照〕等である。メラ
ミン−ホルムアルデヒドマイクロカプセルを形成するた
めの特に好ましい方法が、1987年12月30日付は
提出の米国特許出願第128,292号明細書に開示さ
れている。
agai性の低いユリアーレゾルシンーホルムアルデヒ
ドカプセル及びメラミン−ホルムアルデヒドカプセルが
好ましい。
光の減衰を最小限に抑えるようなカプセルサイズを選定
しなければならない。本発明に使用するカプセルの平均
直径は約1〜25ミクロンである。
一般に、画像の解像度は、カプセルのサイズが減少する
につれて向上する。カプセルが小さくなりすぎると、カ
プセルは支持体の孔又はファイバーに接近しにくくなる
場合がある。従ってこうしたかなり小さなカプセルは、
支持体により覆われて露光を受けないことがある。さら
にこれらの小さなカプセルは、圧力又は他の破裂手段に
さらされたときに、破裂しそこなうことがある。このよ
うな問題点を考慮すると、カプセルの平均直径の好まし
い範囲は約5〜10ミクロンであることが明らかとなっ
ている。しかしながら技術的には、カプセルを人間の目
に見えるように・なるまでのサイズにすることも可能で
ある。
本発明に使用する特に好ましい光硬化可能な組成物は、
光開始剤とエチレン性不飽和化合物を含有したラジカル
付加重合可能な組成物である。
有用な光開始剤は、吸収剤及び自動酸化剤を含むのが好
ましい0本発明においては、シナリールケトン、キサン
トン、チオキサントン、及びケトクマリン(米国特許第
4,713.312号明細書を参照)も含めた公知の吸
収剤を使用することができる。
しかしながら、特に好ましい吸収剤はイオン染料錯体で
あり、具体的にはカチオン染料ボレート錯体、さらに具
体的にはシアニン染料ボレート錯体である。イオン染料
錯体を含有した光硬化可能な組成物の例が、1986年
12月18日付は提出の米国特許出側第944,305
号明細書(ヨーロッパ公開特許出願第0233587号
明細書に対応)に開示されている。
自動酸化剤の例としては、2.6−ジイツプロピルーN
、N−ジメチルアニリン、2,6−ジニチルーN、N−
ジメチルアニリン、N、N、2,4.6−ベンタメヂル
アニリン、及びp−4−ブチル−N、N−ジメチルアニ
リン等のN、N−ジアルキルアニリン類がある。メルカ
プトベンズオキサゾールやメルカプトテトラジンのよう
なチオール類も有用な自動酸化剤である。
他の有用な開始剤系は銀をベースとした開始剤である(
米国特許第4,629.676号明細書を参照)。
これらの開始剤としては、ハロゲン化銀、を81恨塩、
及び必要に応じて使用される還元剤等がある。
本発明において使用される微粒子は、放射線を照射する
と分解するような感光性ポリマーから作製され、従って
放射線を照射することによってポリマー組成物中に組み
込まれた画像形成剤は現像剤と反応することができるか
、あるいは微粒子から放出させることができる。有用で
解重合可能なポリマーは、ラジカルによって開始される
解重合又はカチオンによって開始される解重合を受ける
本発明において有用な光軟化可能な組成物の代表的な例
が、米国特許第4.108,839.3,984,25
3:3.91?、483; 3,915,704;及び
3,127.811号各明細書に開示されている。これ
らの組成物はポリアルデヒドを含むが、ポリカーボネー
トを含有した組成物〔クリヘロ(Crivallo)に
よる°“光開始カチオン重合の新規フォトレジスト開発
への応用パ木ユマーズ・イン・エレクトロニクス(Po
l mers in肛競江坦R旦、 AC5242,p
3 (1984)及びフレチェット(Frechet)
らによるジャー ル・オブ・イメージングサイエンスJ
  ll1a in  5cience 、 30(2
)、 p、59 (1986)) ; ポリエーテルを
含有した組成物〔ゲータルズ(Goethals) E
、J、による“複素環式化合物のカチオン重合における
環状オリゴマーの形成″Adv、 Pal 、 Sci
、、 Vol、 23. p、103 ) ;ポリ(オ
レフィンスルホン)を含有した組成物〔ヒラ才力(ll
iraoka) tl、による“ポリ(オレフィンスル
ホン)から作製された複合フォトレジストによる遠紫外
線写真平版”″ポ嘗マーズ・イン・エレクトロニクス、
鱈主」艷よp、55 (1984); ボーデン([l
owden) M、J、 らによるボ冨マーズ・イン・
エレクトロニクス、M四−碌婬工p、135とp、I5
3  ;及びフォリニアノク(Foliniak)らに
よる米国特許第3.935,331号明細書〕;並びに
ポリ(3−オキシミノ−2−ブタノンメタクリレート)
又はポリ (4アルキルアシロフエノンを含有した組成
物〔ライヒマニス(Reicl+IIIanis)E、
による八m、 Chem、 Sac。
Div、 Or 、 Coal Plast、 Che
m、 Pre r、、1980.432.13−251
及びルカック(Lukac) 1. 、クメラ(Chm
ela)S、によるInL、 Conf、 on Mo
dif、 Pal m、 5仁hBratislave
、  Czech、、  July 3−6+  19
79. 1.Ll、P、A。
C,オノクスフォード、イングランド1979.117
6−182 )も有用である。熱転写システムに使用さ
れているタイプのポリスルホンも有用と思われる。
その他の作用と思われる解重合可能な系としては、金属
架橋したポリマーゲル〔オスター(Os tar)らに
よる米国特許第3,097,097号明細書〕;ニクロ
ム化ゼラチンを含有した組成物(グリッグス(II:r
iggs)による米国特許第2..184.451号及
び第2、500.028号各明細四〕:光分解可能なポ
リオレフィン組成物(フリーマン(Freeman) 
 らによる米国特許第3,968,095号明細@);
酸よる開裂が可能なc−o−c 5を有するポリマー(
例えばウオールズ(Walls) らによる米国特許第
4,435.496号明細書に開示されているポリアル
キルアリールエーテル)を含有した組成物(ブーア(B
uhr)らによる米国特許第4.421.844号明細
書〕;ポリケトンを含有した組成物〔マーシュ(Mar
sh)による米国特許第3,923,514号明細書、
ネイト(Nate)らによる米国特許第4,419,5
06号明細書、及びラダ(Tsuda)らによる米国特
許第4,297,433号明細書];並びにポリメタク
リレートを含有した組成物(カクチ(Kakuchi)
による米国特許第4,125,672号明細書及びギプ
スタイン(Gipstein)らによる米国特許第3.
779.806号明細書)などがある。
上記した解重合可能な系のうち、最も有用な系は、露光
されると酸を生成するような開始剤と酸分解可能なポリ
マーとを組み合わせた系である。
例えば、光分解を受けると、ポリマーの主鎖開裂に触媒
作用を及ぼすような強酸を生成するオニウム塩等の開始
剤を使用した組成物を使用することができる。これらの
系は他の系より好ましい、なぜなら、ただ1回の光化学
的な反応によって酸が生成し、この酸が多くの結合の開
裂を引き起こして、完全に又はほぼ完全にモノマーへと
戻すからである。酸による分解が可能なポリアルデヒド
、ポリカーボネート、及びポリエーテルの組成物も、こ
のタイプの光解重合可能な系に含まれる。
本発明において有用なポリアルデヒドとしては、ポリ(
芳香族1.2−ジアルデヒド)、ポリ(脂肪族モノアル
デヒド)、及びこれらのコポリマーなどがある。これら
のポリマーはカチオン解重合を受ける。
ポリアルデヒドは、解重合に対してポリマーを安定化さ
せる基で末端キャップすることができる。
末端キャップ基は、化学変化を起こし易い基で、放射線
を照射すると直接ポリマーから分離するような基であっ
てもよいし、又はエステル基もしくはエーテル基などの
酸開裂可能な基で、光によって生成された酸の存在下で
ポリマーから分離するような基であってもよい。またこ
れとは別に、ポリマーが十分に安定で、末端キャップを
施さなくても微粒子に処理加工できるようなものであっ
てもよい。
本発明において有用であると思われるポリカーボネート
は、クリベロ(Crivel Io)とフレチェット(
Prechat)の前記報文中に記載されている。ある
1つ−の有用なポリカーボネートは、2.5−ジメチル
−2,5−ヘキサンジオールと4.4−インプロピリデ
ンジフェノールから形成される。
各微粒子は、酸、カチオン、又は解重合を開始させるラ
ジカルを含んでいる。酸、カチオン、又はラジカルは、
露光又は加熱等の処理を行って直接生成させることがで
きる。系が恨によって触媒作用を受ける場合、露光され
たハロゲン化銀の形で潜像が形成され、引き続き加熱又
は現像剤を施すとカチオンが生成される。開始剤はポリ
マー鎖中に組み込んでもよいし、ポリマー鎖にペンダン
ト状に付けてもよいし、あるいは単にポリマーと混合す
るだけでよい。
ポリアルデヒドに対する有用な開始剤としては、(i)
へキサフルオロ燐酸トリアリールスルホニウム、砒酸ト
リアリールスルホニウム、及びアンチモン酸トリアリー
ルスルホニウム;(ii)へキサフルオロ燐酸ジアリー
ルヨードニウム、砒酸ジアリールヨードニウム、及びア
ンチモン酸ジアリールヨードニウム;(iii)テトラ
フルオロ硼酸ジアルキルフェナシルスルホニウム及びヘ
キサフルオロ燐酸ジアルキルフェナシルスルホニウム;
(1v)テトラフルオロ硼酸ジアルキル−4−ヒドロキ
シフェニルスルホニウム及びヘキサフルオロ燐酸ジアル
キル−4−ヒドロキシフェニルスルホニウムなどがある
。他の有用な開始剤としては、四臭化炭素、ヘキサクロ
ロエタン、及びトリブロモアセトフェノン等のハロゲン
含有化合物、並びにジアゾニウム塩や0−キノンジアジ
ド等のジアゾ化合物がある。
上記の化合物は、単独で使用してもよいし、増感剤と併
用してもよい。ジアリールヨードニウム化合物に対する
有用な増感剤としては、アクリジンオレンジ、アクリジ
ンイエロー、ホスフィンR、ベンゾフラビン、及びセト
フラビンTなどがある。
砒酸トリアリールスルホニウム、砒酸ジアリールヨード
ニウム、及びジアルキルフェナシルスルホニウム化合物
に対する有用な増感剤は、アントラセン、ペリレン、フ
ェノチアジン、1.2−ヘンズアントラセン、コロネン
、ピレン、及びテトラセン等である。ケトクマリンも有
用な増感剤である。
これらの増感剤は、従来より使用されている量にて使用
される。
加熱されなければ感光しないことを特徴とする組成物は
、室温では一般に固体である。これらの組成物は、アク
リレート並びに重合可能なオリゴマー及び/又は架橋可
能なプレポリマーから作製される0重合可能なオリゴマ
ーの代表的な例としては、ジエチレングリコールジアク
リレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポ
リエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレング
リコールジメタクリレート、及びポリプロピレングリコ
ールジアクリレートなどがある。架橋剤の代表的な例と
しては、エチレングリコールジアクリレート、プロピレ
ングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、 1.4−ブタンジオールジアクリレー
ト、NN−メチレンビスアクリルアミド、トリ(6−ア
クリロイルオキシヘキシル) −1,3,5−ベンゼン
トリカルボキシレート、ポリビニルシンナメート、p−
メトキシシンナメート−コハク酸半エステル、及びポリ
メチルビニルケトンなどがある。架橋可能なプレポリマ
ーの代表的な例としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリマレ
イン酸樹脂、及びポリ(4,4’−イソプロピリデンジ
フヱニレンー1.1.3−1−ジメチル−3−フェニル
インダン−5,4′−ジカルボキシレート コーアゼレ
ート〕(25: 75)などがある、必要に応じて、感
光性組成物中に、酢酸セルロース、コハク酸セルロース
、及びメチルメタクリレートーヒドロキジエチルメクク
リレートコボリマー等を加えてもよい。
本発明においては、公知の昇華可能な画像形成剤を使用
することができる。昇華可能な染料の例としては、アン
トラキノン染料〔例えば、スミカロン・バイオレット(
Sumikalon Violet)R5” (住友化
学の製品)、ダイアエックス・ファースト・バイオレッ
ト(Dianix Pa5t 1liolet) 3R
−FST)I(三菱化成工業の製品)、並びにカヤロン
・ポリオール・ブリリアント・ブルー(にayalon
 Po1yol Br1liant Blue)N−B
GM”及びKSTフ゛ランク146 ” (日本化薬の
製品)〕; アゾ染料〔例えば、カヤロン・ポリオール
・ブリリアント・ブルー叶↑目、カヤロン・ポリオール
・ダーク・ブルー(KayalonPolyol Da
rk  Blue)2[IM”及びKSTブラックKR
TH(日本化薬の製品)、スミカロン・ジアゾ・ブラッ
ク5G” (住友化学の製品)、並びにミクタゾール・
ブラック(Miktazol Black) 5GH”
 (三井東圧化学の製品)];直接染料〔例えば、ダイ
レクト・ダーク・グリーン(IlirecL Dark
 Green)B” (”菱化成工業の製品)、並びに
ダイレクト・ブラウンMTM及びダイレクト・ファース
ト・ブラックDT14(日本化薬の製品)〕:酸性染料
〔例えば、カヤノール・ミリング・シアニン(1(ay
anol旧11ing Cyanina)5R” (日
本化薬の製品)〕;塩基性染料〔例えば、スミ力アクリ
ル・ブルー(Sumicacryl Blue) 6G
” (住友化学の製品)、及びアイゼン・マラカイト・
グリーン(Aizen Malachite Gree
n)” (採土ケ谷化学の製品)];そして米国特許第
、!、5.11.830号明細書に開示されている染ネ
4などがある。上記染料を単独又は併用して単色画像を
得ることができる。これらの染ネ4は約0.05〜Ig
/m<2>の範囲で使用することができ、疎水性である
のが好ましい。
昇華可能な発色前駆体は通常の条件下では無色又は殆ど
無色の染料であり、加熱されると気化し、発色剤と反応
して色を発現する0発色前駆体の代表的な例としては、
3,7−ビス−ジエチルアミノ10−トリクロロアセチ
ル−フェノキサジン、4− (1,3,3,5−テトラ
メチル−インドリノ)メチル−7−(N−メチル−N−
フェニル)アミノ−13°、3°、5°−テトラメチル
−スピロ[2+1−1−ベンゾピラン−2,2°−〔2
°11]−インドール]、及びN−(1,2−ジメチル
−3−イル)−メチリデン=2.4−ジメトキシアニリ
ンなどがある。
本発明に従って使用することのできる有色の昇華性染料
としてはニジアンを得るためには、C,l。
ベーシック・ブルー5 (Basic Blue 5)
、C,1,ソルベント・ブルー2 (Solvent 
Blue 2)、C,1,デイスパース・ブルー1 (
Disperse Blue 1) 、及びC,1デイ
スパース・ブルー3;マゼンタを得るために+;!、C
,I、C−シンク・バイオレット14、C,1,ティス
パース・バイオレットI、C,1,デイスパース・レッ
ド56、C,!、ソルベント・レッド3、及ヒC,I。
ソルベント・レッド24: そしてイエローを得るため
には、C,1,ベーシック・イエロー2、C,1,デイ
スパース・イエロー2、C,1,デイスパース・イエロ
ー5k及びオイル・イエロー240 (Oil Yel
low240) (白木化学合成により製造)などがあ
る。
電子受容体物質と反応すると存色となる無色の昇華性染
料として、例えばイエローを得るためには、ミヒラーの
ケトン、オーラミンの還元生成物、ビス(4−ジメチル
アミノフェニル)メチル−N−エチルアニリンやN−ビ
ス(4−ジメチルフェニル)メチル−(4−β−ヒドロ
キシエチル)アニリンなどのロイコオーラミン染料、又
は2−(4’−ヒドロキシ)スチリル−3,3−ジメチ
ル−3H−インドールヤ2− (2°、4°−メチルア
ニリノ−ビニレン)=3.3−ジメチル−311−イン
ドールなどのアストラゾン(as Lrazone)染
料を使用するのが適切である。黄色を発現させることの
できる昇華可能な色形成剤としてはピリジン誘導体もあ
る。ピリジン誘導体の代表的な例としては、4−(4−
N、N−ジベンジルアミノフェニル)−ピリジン、4−
(4−N、N−ジメチルアミノフェニル)−ピリジン、
4−(2−メチル−4−N、N−ジメチルアミノフェニ
ル)−ピリジン、4−(2−エトキシ−4−NNジエチ
ルアミノフェニル)−ピリジン、4[4−(N−メチル
−N−β−シアノエチルアミノ)ピリジン、4−[4−
(N−メチル−14−ヘンシル−N−β−シアノエチル
アミノ)−フェニル]−ヒリジン、4−(2−ヒドロキ
シ−4−ジエチルアミノフェニル)−ピリジン、4−[
4−(N−メチル−N−ヘンシル−N−β−シアノエチ
ルアミノ)−フェニル1−ピリジン、2.6−ジフェニ
ル4−(4−N、N−ジベンジルアミノフェニル)−ピ
リジン、2,6−ジ(4−クロロフェニル)−4−(4
−N、N−ジメチルアミノフェニル)−ピリジン、2.
6−ジフェニル−4−(2−メチル−4−NN−ジメチ
ルアミノフェニル)−ピリジン、2.6−ジフェニル−
4−(2−エトキシ−4−NN−ジエチルアミノフェニ
ル)−ピリジン、2,6−ジフェニル−4−[4−(N
−メチル−N−β−シアノエチルアミノ)−フェニル]
−ピリジン、2.6−ジフェニル−4−[4−(N−メ
チル−N−フェニルアミノ)−フェニル]−ピリジン、
2.6−ジフェニル−4−[4−(N−メチル−N−β
−クロロエチルアミノ)−フェニル1−ピリジン、及び
2.6ジフエニルー4−[4−(N−メチル−N−β−
エトキシエチルアミノ)−フェニル1−ピリジン等があ
る。
マゼンタを得るためには、2.7−ジ(ジメチルアミノ
)−ツェナジエンや2−アミノ−7−メチルツェナジエ
ン等のツェナジエン染料、3−ジアルキルアミノ−ヘン
シーフルオラン等のフルオラン染f4、又は2−(ω−
置換ビニレン) −3,3−2置換−311−インドー
ルや2−[4°−(N−シアノエチル、N−メチル)ア
ミノスチリル] −3,3−ジメチル−311−インド
ール等のアストラゾン染料を使用する。マゼンタカラー
を発現させるための屑華可能な色形成剤としてはさらに
、4−<1.3.3−トリメチルインドリノ)メチル−
7−(N−メチル−N−フェニル)アミノ−1’、3’
、3’−1−リメチルースピロ[2++−1−ベンゾピ
ラン−2,2°−(28)インドール]、4−(1,3
,3−)リメチルインドリノ)−メチル−7−(N、N
−ジエチル)−アミノ1’ 3’ 3°−トリメチル−
スピロ−[2H−1−ベンゾビラン−2,2’−(2’
l+ )−インドール]、及び4−(1,3,3,5−
テトラメチルインドリノ)メチル−7−(N−メチル−
N−フェニル)アミノ−13°、3°、5°−テトラメ
チルスピロ[211−1−ベンゾビラン−2,2’−(
2°11)−インドール]等がある。
シアンを得るためには、ビス(4,4°−ジアルキルア
ミノ−ジフェニル)エチレン、ビス(4,4’ジエチル
アミノ−ジフェニル)エチレン等のスチルベン染料、1
,4.5.8−テトラアミノアントラキノン、 ■−メ
チルアミノー4−エタノールアミノアントラキノン、N
−ビス(p−ジメヂルアミノフェニル)−メチル−m−
ヒドロキシメチルアニリン、又はN−ビス(4−ジアル
キルアミノフェニル)メチル−β−ヒドロキシエチルア
ニリン等を使用する。シアンカラーを発現させるための
昇華可能な色形成剤としてはさらに、アシルロイコフェ
ノキサジン化合物がある。アシルロイコフェノキサジン
の代表的な例としては、3.7−ビス−ジエチルアミノ
ー10−トリクロロアセチル−フェノキサジン、37−
ピスージエチルアミンーlO−イソブチリル−フェノキ
サジン、3.7−ビス−ジエチルアミノー10−アセチ
ル−フェノキサジン、3.7−ピスージエチルアミノー
IO−クロトノイル−フェノキサジン、3.7−ビス−
ジエチルアミノー1〇−ヘンシイルーフエノキサシン、
3.7−ビス−ジエチルアミンー10−ジクロロアセチ
ル−フェノキサジン、及び3,7−ビス−ジエチルアミ
ンー10−モノクロロアセチル−フェノキサジン等があ
る。
一般に、使用する昇華性染料物質は80〜220°Cの
範囲で昇華するのが好ましい、そして特にカラーコピー
を生成させるためには、かなりm(12した条件で昇華
する染料物質を組み合わせて使用するのが好ましい、す
なわち、例えばマゼンタを得るために使用される染料物
質が比較的低い温度で昇華する場合、シアン及びイエロ
ーを得るために使用される染料物質も比較的低温で昇華
するような物質でなければならない。
他の種類の有用な昇華可能な染料及び発色前駆体はエチ
レン性不飽和部分を含んだ染料及び発色前駆体であり、
感光性組成物が照射されると、このエチレン性不飽和部
分が、形成されたポリマー中に反応して組み込まれるよ
うになる。
特定の実施態様を挙げつつ本発明の詳細な説明してきた
が、特許請求の範囲に規定した本発明の範囲を逸脱する
ことなく種々の変形が可能であることは言うまでもない
本発明の実施態様は次の通りである。
■、 光硬化可能な又は光軟化可能な組成物及び昇華可
能な画像形成剤を内部相として含有したマイクロカプセ
ルの層を表面上に有する支持体を含んだ感光性材料であ
って、 (a)  前記マイクロカプセル居に化学線を照射する
工程;及び (b)  前記感光性材料を前記画像形成剤の1華温度
より高い温度に加熱する工程、これによって前記画像形
成剤が画像を形成するような形で前記マイク〔1カプセ
ルから放出される;の各工程を含んだ、画像形成プロセ
スにおいて有用な感光性材料。
2  前記マイクロカプセルが光硬化可能な組成物を含
有する、上記第1項に記載の感光性材料。
3  前記画像形成剤が昇華可能な可視染料である、上
記第2項に記載の感光性材料。
4、 前記画像形成剤が昇華可能な発色前駆体である、
上記第2項に記載の感光性材料。
5、 前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに
有用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長帯域
において感光しかつシアン染料を含有した第1の組のマ
イクロカプセル、第2の波長帯域において感光しかつマ
ゼンタ染料を含有した第2の組のマイクロカプセル、及
び第3の波長帯域において感光しかつイエロー染料を含
有した第3の組のマイクロカプセルを含み、このとき前
記第1、第2、及び第3組のマイクロカプセルが実質的
な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2、及び第
3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前記第1、
第2、及び第3の波長JtF域が十分に異なっている、
上記第3項に記載の感光性材料。
6、 前記感光性材ネ4がフルカラー画像を形成するの
に有用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長帯
域において感光しかつシアン発色前駆体を含有した第1
の組のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感光
しかつマゼンタ発色前駆体を含有した第2の組のマイク
ロカプセル、及び第3の波長帯域において感光しかつイ
エロー発色前駆体を含有した第3の組のマイクロカプセ
ルを含み、このとき前記第1、第2、及び第3組のマイ
クロカプセルが実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前
記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光さ
れるよう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分
に異なっている、上記第4項に記載の感光性材料。
7、#1記第1、第2、及び第3の波長帯域が、それぞ
れ赤色光、緑色光、及び青色光である、上記第6項に記
載の感光性材料。
8、 光硬化可能な又は光軟化可能な組成物及び昇華可
能な画像形成剤を含有した微粒子の層を表面上に有する
支持体を含んだ感光性材料であって、 (a)  前記微粒子層に化学線を照射する工程;及び (b)  前記感光性材料を前記画像形成剤の昇華温度
より高い温度に加熱する工程、これによって前記画像形
成剤が画像を形成するような形で前記微粒子から放出さ
れるこ の各工程を含んだ画像形成プロセスにおいて有用な感光
性材料。
9、 前記微粒子が光硬化硬化可能な組成物を含有する
、上記第1項に記載の感光性材料。
10、  前記画像形成剤が昇華可能な可視染ネ4であ
る、上記第2項に記載の感光性材料。
11、  前記画像形成剤が昇華可能な発色前駆体であ
る、上記第2項に記載の感光性材料。
12、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域におい
て感光しかつシアン染料を含有した第1の組の微粒子、
第2の波長帯域において感光しかつマゼンタ染料を含有
した第2の組の微粒子、及び第3の波長帯域において感
光しかつイエロー染料を含有した第3の組の微粒子を含
み、このとき前記第1、第2、及び第3組の微粒子が実
質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2、及
び第3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前記第
1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異なっている、
上記第3項に記載の感光性材料。
13、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記微粒子層が第1の波長、−1fF
域において感光しかつシアン発色前駆体を含有した第1
の組の微粒子、第2の波長帯域において感光しかつマゼ
ンタ発色前駆体を含有した第2の組の微粒子、及び第3
の波長帯域において感光しかつイエロー発色前駆体を含
有した第3の組の微粒子を含み、このとき前記第1、第
2、及び第3tjlの微粒子が実質的な相互露光を受け
ずにそれぞれ前記第1、第2、及び第3の波長帯域内の
化学線に露光されるよう、前記第1、第2、及び第3の
波長帯域が1分に異なっている、上記第4項に記載の感
光性材料。
14、  前記第1、第2、及び第3の波長帯域がそれ
ぞれ赤色光、緑色光、及び青色光である、上記第6項に
記載の感光性材料。
15、  前記微粒子が光軟化可能な組成物から形成さ
れている、上記第14項に記載の感光性材料。
16、  前記画像形成剤が昇華可能な可視染料である
、上記第14項に記載の感光性材料。
17、  前記画像形成剤が昇華可能な発色前駆体であ
る、上記第15項に記載の感光性材料。
】3.  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに任用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長
帯域において感光しかつシアン画像形成剤を含有した第
1の組のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感
光しかつマゼンタ画像形成剤を含有した第2の組のマイ
クロカプセル、及び第3の波長帯域において感光しかつ
イエロー画像形成剤を含有した第3の組のマイクロカプ
セルを含み、このとき前記第1、第2、及び第3組のマ
イクロカプセルが実質的な相互露光を受けずにそれぞれ
前記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光
されるよう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十
分に異なっている、上記第15項に記載の感光性材料。
19、  iil記の光硬化可能な組成物が所定1.!
1度未満の温度において化学線に対し本質的に不活性で
あり、前記感光性材料が、 (a)  画像を形成するような形で前記マイクロカプ
セル層を前記所定温度より高い温度に加熱する工程; (b)  画像を形成するような形で前記マイクロカプ
セル層を前記所定温度より高い温度に加熱しながら、前
記マイクロカプセル層に化学線を照射する工程; (C)  前記マイクロカプセル層を前記所定温度より
低いl!X度に冷却する工程;(d)  前記マイクロ
カプセルを破裂させる工程;及び (e)  前記マイクロカプセル層を前記画像形成剤の
昇華温度より高い温度に加熱する工程、これによって前
記画像形成剤が画像を形成するような形で前記マイクロ
カプセルから放出され計 の各工程を含んだ画像形成プロセスにおいて任用である
、上記第2項に記載の感光性材料。
20、  前記画像形成剤が昇華可能な可視染料である
、上記第19項に記載の感光性材料。
21、  前記画像形成剤が昇華可能な発色前駆体であ
る、上記第19項に記載の感光性材料。
22、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに任用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長
帯域において感光しかつシアン染料を含有した第1の組
のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感光しか
つマゼンタ染料を含有した第2の組のマイクロカプセル
、及び第3の波長帯域において感光しかつイエロー染料
を含有した第3の組のマイクロカプセルを含み、このと
き前記第1、第2、及び第3&[lのマイクロカプセル
が実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2
、及び第3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前
記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異なってい
る、上記第20項に記載の感光性材料。
23、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長
帯域において感光しかつシアン発色前駆体を含有した第
1の組のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感
光しかつマゼンタ発色前駆体を含有した第2の組のマイ
クロカプセル、及び第3の波長帯域において感光しかつ
イエロー発色前駆体を含イrした第3の組のマイクロカ
プセルを含み、このとき前記第1、第2、及び第3組の
マイクロカプセルが実質的な相互露光を受けずにそれぞ
れnil記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線
に露光されるよう、前記第1、第2、及び第3の波長帯
域が十分に胃なっている、上記第21項に記載の感光性
材料。
24、@記載1、第2、及び第3の波長4iF Jiが
、それぞれ赤色光、緑色光、及び青色光である、上記第
23項に記載の感光性材ネ4゜ 25、(a)  光硬化可能な又は光軟化可能な組成物
及び昇華可能な画像形成剤を内部相として含有したマイ
クロカプセルの府を表面上に有する支持体を含んだ感光
性材料に、画像を形成す・るような形で照射する工程;
及び (b)  前記マイクロカプセルを前記画像形成剤の昇
華温度より高い温度に加熱する工程、これによって前記
画像形成剤が画像を形成するような形で前記マイクロカ
プセルから放出される; の各工程を含む画像形成プロセス。
26、  前記画像形成剤が受像用シートに移行するよ
う、前記受像用シートとの関連において前記マイクロカ
プセルを前記昇華温度より高い前記温度に加熱する、上
記第25項に記載のプロセス。
27、  前記マイクロカプセルが光硬化可能な組成物
を含有する、上記第26項に記載のプロセス。
2B、  前記マイクロカプセルを破裂させてから前記
マイクロカプセルを加熱する、上記第27項に記載のプ
ロセス。
29、  前記画像形成剤が昇華可能な可視染料である
、上記第27項に記載のプロセス。
30、  前記画像形成剤が昇華可能な発色前駆体であ
り、前記発色前駆体と反応して有色のマークを形成する
現像剤1物質が前記受像用シートに保持されている、上
記第27項に記載のプロセス。
31、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長
帯域において感光しかつシアン染料を含有した第1の組
のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感光しか
つマゼンタ染料を含有した第2の組のマイクロカプセル
、及び第3の波長帯域において感光しかつイエロー染料
を含有した第3の組のマイクロカプセルを含み、このと
き前記第1、第2、及び第3組のマイクロカプセルが実
質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2、及
び第3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前記第
1.第2、及び第3の波長帯域が十分に異なっており;
そして 画像を形成するような形で前記感光性材料に照射する前
記工程が、画像を形成するような形で前記第1、第2、
及び第3の波長帯域内の化学線を前記感光性材料に逐次
又は同時に照射する工程を含む、 上記第29項に記載のプロセス。
32、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長
帯域において感光しかつシアン発色前駆体を含有した第
1の組のマイクロカプセル、第2の波長帯域において1
8光しかつマゼンタ発色前駆体を含有した第2の組のマ
・イクlコカプセル、及び第3の波長帯域において感光
しかつイエロー発色前駆体を含有した第3の組のマイク
ロカプセルを含み、このとき前記第1、第2、及び第3
組のマイクロカプセルが実質的な相互露光を受けずにそ
れぞれ前記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線
に露光されるよう、前記第1、第2、及び第3の波長帯
域が十分に異なっており;そして画像を形成するような
形で前記感光性材料に照射する前記工程が、画像を形成
するような形で前記第1、第2、及び第3の波長帯域内
の化学線を前記感光性材料に逐次又は同時に照射する工
程を含む、 上記第30項に記載のプロセス。
33、  前記第1、第2、及び第3の波長帯域が、そ
れぞれ赤色光、緑色光、及び青色光である、上記第32
’f4に記載のプロセス。
34、(a)  光硬化可能な又は光軟化可能な徂酸物
及び昇華可能な画像形成剤を含をした微粒子の層を表面
Eに有する支持体を含んだ感光性材料に、画像を形成す
るような形で照射する工程;及び (b)  前記微粒子を前記画像形成剤の昇華温度より
高い温度に加熱する工程、これによって前記画像形成剤
が画像を形成するような形で前記微粒子から放出される
; の各工程を含む画像形成プロセス。
35、  前記画像形成剤が受像用シートに移行するよ
う、前記受像用シートとの関連において前記微粒子を前
記昇華温度より高い前記温度に加熱する、上記第34項
に記載のプロセス。
3G、  丘1記微粒子が光硬化可能な組成物を含有す
る、上記第35項に記載のプロセス。
37   前記画像形成剤が昇華可能な可視染料である
、上記第36項に記載のプロセス。
38、  nil記画像画像形成剤華可能な発色前駆体
であり、前記発色前駆体と反応して有色のマークを形成
する現像剤物質が前記受像用シートに保持されている、
上記第37項に記載のプロセス。
39、  前記感光性材ネ4がフルカラー画像を形成す
るのに有用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域にお
いて感光しかつシアン染料を含有した第1の組の微粒子
、第2の波長帯域において感光しかつマゼンタ染料を含
有した第2の組の微粒子、及び第3の波長帯域において
感光しかつイエロー染料を含有した第3の組の微粒子を
含み、このとき前記第1、第2、及び第3tJ1の微粒
子が実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第
2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、
前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異なって
おり;そして 画像を形成するような形で前記感光性材料に照射する前
記工程が、画像を形成するような形で前記第1、第2、
及び第3の波長:1シ域内の化学線を前記感光性材料に
逐次又は同時に照射する工程を含む、 上記第37項に記載のプロセス。
40、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域におい
て感光しかつシアン発色前駆体を含有した第1の組の微
粒子、第2の波長帯域において感光しかつマゼンタ発色
前駆体を含有した第2の組の微粒子、及び第3の波長帯
域において感光しかつイエロー発色前駆体を含有した第
3の組の微粒子を含み、このとき前記第1、第2、及び
第3組の微粒子が実質的な相互露光を受けずにそれぞれ
前記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光
されるよう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十
分に異なっており;そして画像を形成するような形で前
記感光性材料に照射する前記工程が、画像を形成するよ
うな形で前記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学
線を前記感光性材料に逐次又は同時に照射する工程を金
色、 上記第38項に記載のプロセス。
41、  前記第1、第2、及び第3の波長帯域が、そ
れぞれ赤色光、緑色光、及び青色光である、上記第40
項に記載のプロセス。
42、  前記微粒子が光軟化可能な組成物から形成さ
れている、上記第35項に記載のプロセス。
43、  前記画像形成剤が昇華可能な可視染料である
、上記第42項に記載のプロセス。
44゜ 前記画像形成剤が昇華可能な発色前駆体であり
、前記発色前駆体と反応して有色のマークを形成する現
像剤物質が前記受像用シートに保持されている、上記第
42項に記載のプロセス。
45、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域におい
て感光しかつシアン染ネ4を含有した第1の組の微粒子
、第2の波長帯域において感光しかつマゼンタ染料を含
有した第2の組の微粒子、及び第3の波長帯域において
感光しかつイエロー染料を含有した第3の組の微粒子を
含み、このとき前記第1、第2、及び第3&flの微粒
子が実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第
2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、
前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異なって
おり;そして 画像を形成するような形で前記感光性材料に照射する前
記工程が、画像を形成するような形で前記第1、第2、
及び第3の波長帯域内の化学線を前記感光性材料に逐次
又は同時に照射する工程を含む、 上記第43項に記載のプロセス。
46、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域におい
て感光しかつシアン発色前駆体を含をした第1の組の微
粒子、第2の波長帯域において感光しかつマゼンタ発色
前駆体を含有した第2の組の微粒子、及び第3の波長帯
域において感光しかつイエロー発色前駆体を含有した第
3の組の微粒子を含み、このとき前記第1、第2、及び
第3組の微粒子が実質的な相互露光を受けずにそれぞれ
前記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光
されるよう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十
分に異なっており;そして画像を形成するような形で前
記感光性材料に照射する前記工程が、画像を形成するよ
うな形で前記第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学
線を前記感光性材料に逐次又は同時に照射する工程を含
む、 上記第44項に記載のプロセス。
47、(a)  光硬化可能な組成物及び昇華可能な画
像形成剤を含有したマイクロカプセルの層を表面上に有
する支持体を含んだ感光性材料を、画像を形成するよう
な形で所定の温度より高い温度に加熱する工程、このと
き前記光硬化可能な組成物は、前記所定温度より高い温
度に加熱しなければ化学線に対し本質的に不活性である
;(b)  画像を形成するような形で前記感光性材料
を前記所定温度より高い温度に加熱しながら、前記感光
性材料に化学線を照射する工程。
(c)  前記感光性材す4を前記所定温度より低い温
度に冷却する工程: (tl)  前記マイクロカプセルを破裂させる工程;
及び (e)  前記マイクロカプセル層を前記画像形成剤の
昇華温度より高い温度に加熱する工程、これによって前
記画像形成剤が画像を形成するような形で前記マイクロ
カプセルから放出される; の各工程を含む画像形成プロセス。
48、  前記画像形成剤が受像用シートに移行するよ
う、前記受像用シートとの関連において前記マイクロカ
プセルを前記昇華温度より高い前記温度に加熱する、上
記第47項に記載のプロセス。
49、  前記マイクロカプセルを破裂させてから前記
マイクロカプセルを加熱する、上記第48項に記載のプ
ロセス。
50、  前記画像形成剤が昇華可能な可視染料である
、上記第48項に記載のプロセス。
51、  前記画像形成剤が昇華可能な発色前駆体であ
り、前記発色前駆体と反応して有色のマークを形成する
現像剤物質が前記受像用シートに保持されている、上記
第48項に記載のプロセス。
52、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長
帯域において感光しかつシアン染料を含有した第1の組
のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感光しか
つマゼンタ染料を含有した第2の組のマイクロカプセル
、及び第3の波長帯域において感光しかつイエロー染料
を含有した第3の組のマイクロカプセルを含み、このと
き前記第1、第2、及び第3組のマイクロカプセルが実
質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2、及
び第3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前記第
1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異なっており;
そして 画像を形成するような形で前記感光性材料を加熱する前
記工程が、画像を形成するような形で前記第1、第2、
及び第3の波長帯域内の化学線を前記感光性材料に逐次
又は同時に照射する工程を含む、 上記第50項に記載のプロセス。
【図面の簡単な説明】
第1図は、マイクロカプセルが光硬化可能な組成物及び
昇華可能な画像形成剤を含有した、本発明のある1つの
実施態様による感光性材料の断面概略図である。 第2図は、第1図の感光性材料の露光状況を示した図で
ある。 第3図は、第1図の感光性材料の熱転写プロセスを示し
た図である。 第4図は、微粒子が光軟化可能な組成物及び昇華可能な
画像形成剤から形成されている、本発明の他の実施態様
による感光性材料の断面概略図である。 第5図は、第4図の感光性材#4の露光状況を示した図
である。 第6図は、第4図の感光性材料の熱転写プロセスを示し
た図である。 第7図は、マイクロカプセルが熱によって活性化される
光硬化可能な組成物及び画像形成剤を含有した、本発明
による感光性材料を示した図であ第8図は、 第7図の感光性材料の露光状況を示 カラー画像を形成するプロセスを示した概略図である。 (外・1名) F/G−7 F/G−3 F/G−7 F/G−8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光硬化可能な又は光軟化可能な組成物及び昇華可能
    な画像形成剤を内部相として含有したマイクロカプセル
    の層を表面上に有する支持体を含んだ感光性材料であっ
    て、 (a)前記マイクロカプセル層に化学線を照射する工程
    ;及び (b)前記感光性材料を前記画像形成剤の昇華温度より
    高い温度に加熱する工程、これによって前記画像形成剤
    が画像を形成するような形で前記マイクロカプセルから
    放出される;の各工程を含んだ画像形成プロセスにおい
    て有用な感光性材料。 2、前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに有
    用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長帯域に
    おいて感光しかつシアン染料を含有した第1の組のマイ
    クロカプセル、第2の波長帯域において感光しかつマゼ
    ンタ染料を含有した第2の組のマイクロカプセル、及び
    第3の波長帯域において感光しかつイエロー染料を含有
    した第3の組のマイクロカプセルを含み、このとき前記
    第1、第2、及び第3組のマイクロカプセルが実質的な
    相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2、及び第3
    の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前記第1、第
    2、及び第3の波長帯域が十分に異なっている、請求項
    第1項に記載の感光性材料。 3、前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに有
    用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長帯域に
    おいて感光しかつシアン発色前駆体を含有した第1の組
    のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感光しか
    つマゼンタ発色前駆体を含有した第2の組のマイクロカ
    プセル、及び第3の波長帯域において感光しかつイエロ
    ー発色前駆体を含有した第3の組のマイクロカプセルを
    含み、このとき前記第1、第2、及び第3組のマイクロ
    カプセルが実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第
    1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光される
    よう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異
    なっている、請求項第1項に記載の感光性材料。 4、光硬化可能な又は光軟化可能な組成物及び昇華可能
    な画像形成剤を含有した微粒子の層を表面上に有する支
    持体を含んだ感光性材料であって、 (a)前記微粒子層に化学線を照射する工程;及び (b)前記感光性材料を前記画像形成剤の昇華温度より
    高い温度に加熱する工程、これによって前記画像形成剤
    が画像を形成するような形で前記微粒子から放出される
    ; の各工程を含んだ画像形成プロセスにおいて有用な感光
    性材料。 5、前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに有
    用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域において感光
    しかつシアン染料を含有した第1の組の微粒子、第2の
    波長帯域において感光しかつマゼンタ染料を含有した第
    2の組の微粒子、及び第3の波長帯域において感光しか
    つイエロー染料を含有した第3の組の微粒子を含み、こ
    のとき前記第1、第2、及び第3組の微粒子が実質的に
    相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2、及び第3
    の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前記第1、第
    2、及び第3の波長帯域が十分に異なっている、請求項
    第1項に記載の感光性材料。 6、前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに有
    用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域において感光
    しかつシアン発色前駆体を含有した第1の組の微粒子、
    第2の波長帯域において感光しかつマゼンタ発色前駆体
    を含有した第2の組の微粒子、及び第3の波長帯域にお
    いて感光しかつイエロー発色前駆体を含有した第3の組
    の微粒子を含み、このとき前記第1、第2、及び第3組
    の微粒子が実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第
    1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光される
    よう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異
    なっている、請求項第1項に記載の感光性材料。 7、前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに有
    用であり、前記マイクロカプセル層が第1の波長帯域に
    おいて感光しかつシアン画像形成剤を含有した第1の組
    のマイクロカプセル、第2の波長帯域において感光しか
    つマゼンタ画像形成剤を含有した第2の組のマイクロカ
    プセル、及び第3の波長帯域において感光しかつイエロ
    ー画像形成剤を含有した第3の組のマイクロカプセルを
    含み、このとき前記第1、第2、及び第3組のマイクロ
    カプセルが実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記第
    1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光される
    よう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分に異
    なっている、請求項第1項に記載の感光性材料。 8、前記の光硬化可能な組成物が所定温度未満の温度に
    おいて化学線に対し本質的に不活性であり、前記感光性
    材料が、 (a)画像を形成するような形で前記マイクロカプセル
    層を前記所定温度より高い温度に加熱する工程; (b)画像を形成するような形で前記マイクロカプセル
    層を前記所定温度より高い温度に加熱しながら、前記マ
    イクロカプセル層に化学線を照射する工程; (c)前記マイクロカプセル層を前記所定温度より低い
    温度に冷却する工程; (d)前記マイクロカプセルを破裂させる工程;及び (e)前記マイクロカプセル層を前記画像形成剤の昇華
    温度より高い温度に加熱する工程、これによって前記画
    像形成剤が画像を形成するような形で前記マイクロカプ
    セルから放出される; の各工程を含んだ画像形成プロセスにおいて有用である
    、請求項第1項に記載の感光性材料。 9、(a)光硬化可能な又は光軟化可能な組成物及び昇
    華可能な画像形成剤を内部相として含有したマイクロカ
    プセルの層を表面上に有する支持体を含んだ感光性材料
    に、画像を形成するような形で照射する工程;及び (b)前記マイクロカプセルを前記画像形成剤の昇華温
    度より高い温度に加熱する工程、これによって前記画像
    形成剤が画像を形成するような形で前記マイクロカプセ
    ルから放出される; の各工程を含む画像形成プロセス。 10、(a)光硬化可能な又は光軟化可能な組成物及び
    昇華可能な画像形成剤を含有した微粒子の層を表面上に
    有する支持体を含んだ感光性材料に、画像を形成するよ
    うな形で照射する工程;及び (b)前記微粒子を前記画像形成剤の昇華温度より高い
    温度に加熱する工程、これによって前記画像形成剤が画
    像を形成するような形で前記微粒子から放出される; の各工程を含む画像形成プロセス。 11、前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに
    有用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域において感
    光しかつシアン染料を含有した第1の組の微粒子、第2
    の波長帯域において感光しかつマゼンタ染料を含有した
    第2の組の微粒子、及び第3の波長帯域において感光し
    かつイエロー染料を含有した第3の組の微粒子を含み、
    このとき前記第1、第2、及び第3組の微粒子が実質的
    な相互露光を受けずにそれぞれ前記第1、第2、及び第
    3の波長帯域内の化学線に露光されるよう、前記第1、
    第2、及び第3の波長帯域が十分に異なっており;そし
    て 画像を形成するような形で前記感光性材料に照射する前
    記工程が、画像を形成するような形で前記第1、第2、
    及び第3の波長帯域内の化学線を前記感光性材料に逐次
    又は同時に照射する工程を含む、 請求項第10項に記載のプロセス。 12、前記感光性材料がフルカラー画像を形成するのに
    有用であり、前記微粒子層が第1の波長帯域において感
    光しかつシアン発色前駆体を含有した第1の組の微粒子
    、第2の波長帯域において感光しかつマゼンタ発色前駆
    体を含有した第2の組の微粒子、及び第3の波長帯域に
    おいて感光しかつイエロー発色前駆体を含有した第3の
    組の微粒子を含み、このとき前記第1、第2、及び第3
    組の微粒子が実質的な相互露光を受けずにそれぞれ前記
    第1、第2、及び第3の波長帯域内の化学線に露光され
    るよう、前記第1、第2、及び第3の波長帯域が十分に
    異なっており;そして 画像を形成するような形で前記感光性材料に照射する前
    記工程が、画像を形成するような形で前記第1、第2、
    及び第3の波長帯域内の化学線を前記感光性材料に逐次
    又は同時に照射する工程を含む、 請求項第10項に記載のプロセス。 13、(a)光硬化可能な組成物及び昇華可能な画像形
    成剤を含有したマイクロカプセルの層を表面上に有する
    支持体を含んだ感光性材料を、画像を形成するような形
    で所定の温度より高い温度に加熱する工程、このとき前
    記光硬化可能な組成物は、前記所定温度より高い温度に
    加熱しなければ化学線に対し本質的に不活性である; (b)画像を形成するような形で前記感光性材料を前記
    所定温度より高い温度に加熱しながら、前記感光性材料
    に化学線を照射する工程; (c)前記感光性材料を前記所定温度より低い温度に冷
    却する工程; (d)前記マイクロカプセルを破裂させる工程;及び (e)前記マイクロカプセル層を前記画像形成剤の昇華
    温度より高い温度に加熱する工程、これによって前記画
    像形成剤が画像を形成するような形で前記マイクロカプ
    セルから放出される; の各工程を含む画像形成プロセス。
JP17388589A 1988-07-05 1989-07-05 感光性材料 Pending JPH0272360A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181946A (ja) * 1989-12-12 1991-08-07 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03181946A (ja) * 1989-12-12 1991-08-07 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成方法

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