JPH0270280A - 電動機の制御方法 - Google Patents

電動機の制御方法

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JPH0270280A
JPH0270280A JP63221656A JP22165688A JPH0270280A JP H0270280 A JPH0270280 A JP H0270280A JP 63221656 A JP63221656 A JP 63221656A JP 22165688 A JP22165688 A JP 22165688A JP H0270280 A JPH0270280 A JP H0270280A
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JP
Japan
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current
electric motor
speed
motor
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP63221656A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kawashima
川島 美典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、電動機の制御方法に係り、特に、速度検出器
を用いて直流電動機の速度を検出し、検出速度に基づき
、目標速度となるように直流電動機を速度制御する際に
用いるのに好適な、電動機の制御方法の改良に関する。
【従来の技術】
直流電動機等の電動機は、通常、被駆動機器や制御機器
の原動機として用いられるが、その際、負荷に応じたト
ルクを発生しつつ目標速度で回転する必要がある。なお
、速度制御可能な電動機としては、直流電動機の他にイ
ンバータを用いた誘導電動機等がある。 電動機を目標速度に速度制御するため用いる速度制御系
の従来例を第6図に示す、第6図の速度制御系において
は、電動握10は、サイリスタを用いた電圧発生器12
から所定電圧の電力を供給されて回転する。この際、電
動機10の時間当りの回転数(速度)はパルスジェネレ
ータなどの速度検出器14で検出される。 前記速度制御系においては、自動速度調節器(Auto
natic 5peed Regulator 、以下
、ASRと略記する)16の入力側において、速度指令
■。゛に対して、マイナループを介してフィードバック
された検出速度が加算点18で比較され、速度指令と検
出速度との差が求められる。この場合、加算器18の出
力が正、即ち、検出速度が速度指令に溝たないときは電
動機10の速度を上昇させるようにし、一方、加算器1
8の出力が負、即ち、検出速度が速度指令より大きいと
きは電動機10の速度を下降させるように、ASR16
は自動的に速度を調整している。 ここで、ASR16の出力信号は、電動機10に流れる
電流の最大値が所定値(以下、電流リミット値と称する
)以下となるように、電流リミッタ20で出力信号値を
制限された後、電流指令として自動電流調節器(^ut
o11atic Current Regulatar
 、以下、ACRと略記する)22へ伝達される。 なお、第6図において符号24は電動iioへ流入する
電流の値を検出するための変流器、26は検出された電
流をフィードバックするための第2の加算点である。 従来においては、前記電流リミット値は、電動機定格の
200%まで電流を流せるような値に固定して設定され
ていた。即ち、通常の一定速度運転時において、電動機
10の電流値は、加減速中等の大きなトルクを必要とす
る際に、電動機定格の200%程度まで電流を流す必要
があるため、前記電流リミット値は200%に設定され
ていたものである。加減速運転時におけるこのような2
00%程度の電流は、短期間しか連続しないため、電動
機に加熱等の不具合は生じないものである。 以上のような作用により、前記速度制御系は、電動11
!110に対して一定速度運転時も加減速度運転時ら良
好な速度制御を行うようにしていた。 しかしながら、上記従来の速度制御系で電動機10の速
度制御を行っている際に、通常は電流値が小さい一定速
度運転中に何等かの原因で負荷が重くなった場合には、
その負荷による速度低下を補償するべくACR22に入
力される電流指令が定格の100%(定格負荷)を超え
て、電動機10に過電流状態が連続して生じることがあ
る。このような過電流状態が続いた場合、電動機10に
は、様々の不具合、例えば過熱による焼損あるいは電源
のトリップが生じ問題となるが、前記速度制御系では電
流リミット値を電動機定格よりも大きな値(200%程
度)に固定して設定しているなめ、この問題に対処し得
ないという問題点があつた。
【発明が達成しようとする課題1 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、電動機の加減速時には、必要なトルクに見合った
電流が流れるようにし、又、一定速度運転時には、負荷
が重く大きなトルクを必要とする場合でも過電流の生じ
ない電流値以内に電動機への電流を抑えるようにして、
過電流により電動機に生ずる過熱や電源トリップ等の不
具合を防止することができる電動機の制御方法を提供す
ることを課題とする。 【課題を達成するための手段】 本発明は、電動機の制御方法において、電動機の速度を
検出し、検出速度に基づき、目標速度となるように電動
機を速度制御する際に、前記電動機へ供給する電流の制
限値を、一定速度運転時と加減速度運転時とで異なる値
に設定可能として、電動機の過電流を防止するようにし
たことにより、前記課題を達成したものである。
【発明の作用及び効果】
一定速度運転中に定格負荷以上の負荷が電動機に加わる
と、同等制限がなければ、電動機に定格電流以上の電流
、即ち、過電流が流れようとする。 従来の速度制御系においては、電動機に過電流が流れる
のを防止するべく、電流が所定値以上流れるのを制限し
ているが、その制限する電流値(電流リミット値)は運
転状態によらずに固定されており、しかも電動機の加減
速時を考慮して定格電流より大きな値、例えば定格の2
00%に設定されていた。従って、従来の速度制御系に
おいては電流リミット値以上の過大な負荷に対して対処
できるが、定格に近い過負荷が長時間続くことに対して
は対処し得ないものであった。 そこで、発明者は、種々検討した結果、電流リミッタで
制限される電流値(電流リミット値)を一定速度運転時
と加減速度運転時とで異なる値に設定可能として、電動
機の過電流を防止すれば良いことを見出だして、本発明
を創案したものである。 従って、本発明により、電動機の加減速時には必要とさ
れる電流を流すことができ、又、一定速度運転時には負
荷が重くとも、定格電流値以内に電動機電流を抑制して
過電流にならないようにすることができるようになる。 このため、一定速度運転時における電動機の連続的過負
荷に伴う長時間の過電流運転を防止でき、電動機に生ず
る様々の不具合、例えば過熱による焼損や電源のトリッ
プを未然に防止することができる。 【実施例1 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第1図に示されるように、電動機10の
速度制御系に本発明を採用したものである。 第1図に示されるように、この速度制御系にはASR1
6、加算点18、第2の加算点26、ACR22、電圧
発生器12、変流器24、速度検出器14が設けられて
おり、これら各構成機器は前出第6図に示した従来の速
度制御系と同様の機能及び作用を有するものであるため
、その詳細な説明は略す。 又、この速度制御系には、電動機10への供給電流が許
容される電流値(電流リミット値)以上となるのを制限
すると共に、当該電流リミット値を一定速度運転時と加
減速度運転時とで異なる値に設定する電流リミッタ28
と、電動!1910が一定速度運転時か加減速度運転時
か否かを判断し、電動機10の過電流を防止するべく、
当該運転時に応じた電流リミット値を選択して設定する
ための電流リミッタ演算回路30とが備えられている。 以下、実施例の作用を説明する。 実施例に係る速度制御系は、基本的には、前出第6図に
示した従来の速度制御系と同様に、速度検出器14で電
動tR10の速度を検出し、速度指令に検出速度をフィ
ードバックしてASR16で電動m10の速度を制御し
ている。 従来の速度制御系においては、電流リミッタの電流リミ
ット値が固定であったが、実施例においては電流リミッ
ト値の設定が電流リミッタ演算回路30の指令に基づき
異なる値に変化する。 即ち、電流リミッタ演算回路30は、まず、速度指令V
、を時間微分しくdVo/dt)、算出された微分値が
零に等しいか否かを判定する0判定の結果、微分値が零
に等しい(dV o / dt= O)ならば、電動機
10が一定速度で回転している一定速度運転時と判断さ
れるため、電流リミット値を電動機10定格の100%
に設定する指令を電流リミッタ28に出力する。 一方、算出された微分値が零でない(dVo/dt≠0
)と判定されたならば、電動機10は加減速運転時と判
断されるため、電流リミット値を前記定格の200%に
設定する指令を電流リミッタ28に出力する。 以上のようにして、運転時に応じて電流リミツタ28の
電流リミット値の設定が異なる値に変えられるため、こ
の速度制御系を用いて速度制御を行えば、加減速運転時
には定格の200%まで電動機10に電流が流れて、十
分な加減速トルクを得ることができる。又、一定速度運
転時には定格の100%以上の電流が電動機10に流れ
ないようになることから、連続的、且つ、定格の200
%以上の電流までは流れることのない過負荷の際に、過
電流が連続することによる電動機1oの過熱に起因した
焼損や電源トリップ等の不具合を防止することができる
。 次に、電流リミット値を固定した従来の速度制御系を用
いて電動機を制御した場合の電流の変化例を第2図に示
し、本発明を採用して電流リミット値を変えるようにし
た速度制御系で電動@1゜を制御した場合の電流の変化
例を第3図に示す。 第2図、第3図において時間t1〜t2で加速し、時間
12〜t3で定格以内の負荷で運転し、時間t3〜t4
で定格以上の負荷で運転し、時間t4〜で5で減速した
ものである。 第2図及び第3図から、いずれの制御系においても、加
減速時t1〜t2では電流が100%〜200%の範囲
であり、又、通常の一定速度運転時t2〜t3では電流
は100%以下となっていることから問題は生じない、
ところが、一定速度運転中に何等かの原因で負荷が重く
なった場合には、従来の速度制御系においては、第2図
に示されるように、時間13〜t4間において電流値が
10026を超えて運転されることになり、過電流が連
続している。こり、に対して、本発明に係る速度制御系
を使用した場合には、前記の如く一定速度運転中に負荷
が増加した場合でも、第3図に示されるように時間t3
〜14間において電流値は最大100%に制限されてお
り、過電流とならない なお、第2図、第3図では電動機の電流が、常時プラス
の状態で説明したが、電動機の使用状況によっては、つ
まり圧延ライン等の前後の張力バランスの状況に応じて
は、電動機の電流が常時マイナス領域で運転されること
もある。 このような場合においては、第2図及び第3図で、丁度
プラスとマイナスを逆にしたような第4図及び第5図の
ような関係が発生する。 第4図の従来技術においては、通常の電流はマイナスで
あり、減速時の電流は一100%を超えている。ところ
が、時刻t3の点において、何らかの原因により電動機
の前方張力が増加し、強くジェネレータ運転をする場合
には、電流が−1゜0%を超えてしまう。ところが、本
発明を利用した場合には、第5図に示されるように、一
定速時のマイナス電流による過負荷運転は防止できると
共に、減速時の一100%以上の電流も確保できる。 従って、本発明を採用すれば加減速運転時にはそれに要
する電流を流し、一定速度運転中には負荷が増大しても
電流値が定格の100%に維持され、過電流が連続する
ことによる不具合は生じないことが理解される。 なお、本発明により制限する電流リミット値は実施例の
如く、加減速に200%、一定速度運転時に100%と
するのは電動機保護の面から好適である。しかしながら
、この電流リミット値はこれに限定されず、電動機の特
性や運転条件等により適宜に設定できる。 又、本発明を採用した速度制御系は直流電動機の速度制
御に使用されているものに限定されるものではなく、池
の種類の電動機の速度制御系にも本発明は採用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る実施例の速度制御系を示すブロ
ック図、 第2図は、従来の速度制御系における電動機電流値の変
化例を示す線図、 第3図は、本発明が採用された速度制御系における電動
機電流値の変化例を示す線図、第4図は、従来の速度制
御系における電動機電流値の他の変化例を示す線図、 第5図は、本発明が採用された速度制御系における電動
機電流値の他の変化例を示す線図、第6図は、従来の速
度制御系の構成を示すブロック図である。 22・・・自動電流調節器(ACR)、28・・・電流
リミッタ、 30・・・電流リミッタ演算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動機の速度を検出し、検出速度に基づき、目標
    速度となるように電動機を速度制御する際に、前記電動
    機へ供給する電流の制限値を、一定速度運転時と加減速
    度運転時とで異なる値に設定可能として、電動機の過電
    流を防止するようにしたことを特徴とする電動機の制御
    方法。
JP63221656A 1988-09-05 1988-09-05 電動機の制御方法 Pending JPH0270280A (ja)

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