JPH0267766A - バイポーラ型半導体スイッチング装置 - Google Patents

バイポーラ型半導体スイッチング装置

Info

Publication number
JPH0267766A
JPH0267766A JP22111088A JP22111088A JPH0267766A JP H0267766 A JPH0267766 A JP H0267766A JP 22111088 A JP22111088 A JP 22111088A JP 22111088 A JP22111088 A JP 22111088A JP H0267766 A JPH0267766 A JP H0267766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
short
anode
drain
regions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22111088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0783120B2 (ja
Inventor
Tadaharu Minato
忠玄 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP22111088A priority Critical patent/JPH0783120B2/ja
Publication of JPH0267766A publication Critical patent/JPH0267766A/ja
Publication of JPH0783120B2 publication Critical patent/JPH0783120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
    • H01L29/739Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
    • H01L29/7393Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
    • H01L29/7395Vertical transistors, e.g. vertical IGBT
    • H01L29/7396Vertical transistors, e.g. vertical IGBT with a non planar surface, e.g. with a non planar gate or with a trench or recess or pillar in the surface of the emitter, base or collector region for improving current density or short circuiting the emitter and base regions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/06Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions
    • H01L29/08Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions with semiconductor regions connected to an electrode carrying current to be rectified, amplified or switched and such electrode being part of a semiconductor device which comprises three or more electrodes
    • H01L29/083Anode or cathode regions of thyristors or gated bipolar-mode devices
    • H01L29/0834Anode regions of thyristors or gated bipolar-mode devices, e.g. supplementary regions surrounding anode regions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Thyristors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はバイポーラ型半導体スイッチング装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来技術の例として、ドレインショート型IGBTを例
としてその構成を説明する。
第8図に従来のドレインショート型I GBTの模式断
面図を示す。図中、(1)は高比抵抗半導体の基板(通
常はN−基、i )であり、この基板(1)に、ドレイ
ンとなるP型不純物拡散領域(以下陽極領域という)(
21,N+ソース領域となるN型不純物拡散領域(以下
陰極領域という)(3)が形成されている。陽極領域(
2)−陰極領域(3)間を流れる主電流四の、オン、オ
フを制御するゲート(5)がゲート絶縁膜(6)を介し
て、主電流(2)の通路となるP型不純物拡散領域(4
)C以下Pウェルという)甲のNチャネル領域(6)上
に形成されている。陰極領域(3)はPウェル(4)と
ショートした形で、陰極配線(7)のように金属配線さ
れる。陽極領域(2)(ドレイン)も、基板(1)とシ
ョートした形で形成されているN型不純物領域(8)(
以下ショートドレイン領域という領域)とショートした
形で陽極配線(9)される。このように、陽極領域(2
)(ドレイン)に、ショートドレイン領域(8)をショ
ートした形で形成するので、一般にドレインショート型
と呼ばれている。
次に、ドレインショート型IGBTの動作について説明
する。
まずオン動作は正電圧をゲート(5月こ印加することに
よって、Pウェル(4)の基板(1)表面に近い部分が
Nチャネル領域(ロ)となり、ターンオンが始まる。
Nチャネル領域qυを介して、陰極領域(3)(ソース
)から、Nベースとなる基板(1)へ電子の注入が起こ
り、これに伴い、陽極領域(2)(ドレイン)より、ホ
ールが注入される。オン動作が完了すれば、Nベース層
である基板+11内にキャリアの蓄積が起こり、本来高
比抵抗層であった基板(1)が導電率変調を起こして、
オン抵抗が通常のパワーMOS F ETに比べて一桁
程度小さ(なる。
次に、オフ動作はゲート(5)に印加している電圧を取
り去りゼロにすることによって行われる。ゲート(5)
 f[圧がゼロになると、Nチャネル領域(ロ)が消失
し、元のPウェル(4)にもどるので、陰極領域(3)
から基板(1)のベース領域への電子の注入が断たれオ
フ状態へと移行し、最終段階ではP型不準物領域のPウ
ェル(4)と基板(1)のN−領域に形成される空乏層
が、陽極領域(2)の手前まで、基板(1)全体に広が
り、オフ動作が完了する。それまでの、過渡状態におい
て、基板(1)中には、ホールが残ってオリ、かすかな
がら、陽極領域(2)と基板(1)及びPウェル(4)
 (P−ス)のP型不純物領域で形成されるPNP ト
ランジスタにホール電施が流れることになる。このNチ
ャネルが消失してから、オフ動作が完了するま;でのP
NP トランジスタに電流が流れている時間を、テール
時間(itall)  と呼ぶ、スイッチング損失を考
える場合、このttiHの間は主電圧は回復してきて8
す、ttiHが長くなるほどオフ時の電力損失は太き(
なり、最悪の場合、素子の破壊につながる。従って、j
tallは小さけれハ小さい程良い。ショートドレイン
領域(8)のN十不純物領域はGTO(ゲートターンオ
フサイリスタ)のエミッタ短絡構造を真ねLものであり
、jtallを小さくする目的で設けられπ部分である
。tlllの間に、基板(1)甲に残存しているキャリ
アのうち、電子はN+のショートドレイン領域(8]に
流れ込み電子濃度が減小するので、基板(1)中の電気
的中性条件を保つために、ホール濃度も減少する。した
がって、Lt&目がショートドレイン領域(8)を設け
ないときよりも設けたときの方が小さ(なる。また、シ
ョートドレイン領域・(8)を設けることによって、−
素子に占める陽極領域(2)の割合が小さくなることも
副次的はtailの減少効果に寄与している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のドレインショート型IGBTは以上のように構成
されていたので次のような問題点がJ)つた。
第1に、従来の形のショートドレイン領域はターンオフ
時には機能するが、オン動作に無用のものであるだけで
な(、むしろオン特性を阻害する働きを持っている。タ
ーンオンの初期過程は上記のごとく、ゲート順バイアス
によるNチャネル領域の形成に支配されるが、ターンオ
ンはドレイン領域の陽極領域から注入されたホールが陰
極領域に到達することをもって完了する。したがって、
陽極領域側からのホールの注入効率によって、支配され
るものである。ホールの注入効率はP 不純物領域の濃
度、及び面積の関数と考えられるので、陽極領域の一素
子当りに占める面積が大きいほど良い。しかし、ショー
トドレイン領域を設けることにこって、陽極領域の面積
は大幅に縮小され、かつ、陽極領域とN のショートド
レイン領域の界面近傍は、ドレインあるいはショートド
レインとしての機能を失い、また、陽極領域より、基板
に注入されたホールの一部はN+のショートドレイン領
域へと流れ込み、陰極領域へ到達せずに消滅してしまう
第2に、従来の形のショートドレイン領域はオン抵抗に
も悪影響を及ぼす。すなわち、オン状態が完了し、キャ
リγの蓄積が基板内で起・つてもN+のショートドレイ
ン領域近傍ではホール密度が減少するために、低抵抗領
域が、ショートドレイン領域のない場合に比べて小さ(
なる。
第3に、従来の形のショートドレイン領域では、オフ時
に充分な機能を発揮しているとは言えない状態にある。
ttiH時、ショートドレイン領域のごく近傍のホール
濃度は、電子かN のショートドレイン領域に流れ込む
ことによって電気的中性条件を保つために減少するが陽
極領域(ドレイン)−陰極領域(ソース)間の電位勾配
が大きい1こめに、大半の残存ホールは、陰極側のPウ
ェルへと流れて行(ことになる。陽極とショートドレイ
ン領域を配線ショートしただけでは、ショートドレイン
領域のホールに対する有効領域は非常に限られており不
充分であると言える。
このように従来形のドレインショート型rGBTはオン
特性、オフ特性の両方に問題点を持っていたわけであり
、これは、アノード側にN+領領域短絡構造を持つ単ゲ
ートSlサイリスタ、 GTOサイリスタなど、すべて
のバイポーラ型半導体スイッチング装置に共通な問題点
であった。
上記のような問題を解決するために、第9図及び第10
図のドレインショート型IGBTの模式断面図に示すよ
うにri!I極領域色領域−トドレイン領域を独立に配
線したものがある(特許出願中)。図において(1)〜
(9)、(6)は第8図の従来例に示したものと同等で
ある。OGはショート領域配線、卿は高比抵抗領域であ
る。しかし第9図及び第1θ図に示すものにおいては、
陽極領域(2)とショートドレイン(8)の逆バイアス
が素子設計上充分高くとれないと云う問題点があった。
すなわち第9図のように陽極領域がショートドレイン領
域と同一平面内に隣接して設けられているので、逆バイ
アス時に印加できる電圧は、陽極領域とショートドレイ
ン領域の不純物濃度が一定の場合は、この陽極領域とシ
ョートドレイン領域の距離によって決まり、この距離が
第10図のように大きいほど高い電圧が印加できる。こ
のことは、高い逆バイアスによる動作を行う場合、A子
面積が太き(なったり、逆に素子面積一定の場合には、
陽極領域、ショートドレイン領域の面積を小さくするな
どの制限が生れ、(高速スイッチング、低オン抵抗特性
と云う)本来の目的から遠ざかってしまうと云う問題点
をかかえていた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、オン特性オフ特性の両方の向上をはかるこ
とのできるバイポーラ型半導体スイッチング装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体装置は、アノード側のN+ショー
ト領域をアノード領域と分amを形成して各々の領域を
絶縁して配線したものである。
〔作用〕
この発明における半導体チイッチング装置は、アノード
側のN のショートドレイン領域がriIJ極領域占領
域分離して配線されたことにより、オン及びオフ動作時
に、陽極領域−ショートドレイン領域間に順・逆バイア
スが印加でき、ターンオン時間、ターンオフ時間をそれ
ぞれ短縮する。更に、N+のショートドレイン領域と陽
極領域が分離溝によって分離されているので、充分に高
い順逆バイアスが印加ができるので一層、スイッチング
特性が向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について、第、1図にした、
ドレインショート型I GBTの模式断面図を用いて説
明する。第1図は大面において第8図の従来例と同じで
あり、図中(1)〜@は@8図及び第9図に示したもの
と同等であるので説明は省略する。異なるのは、陽極領
域(2)とショートドレイン領域(8)の、各々に陽極
配線(9)及びショート領域配線QQを設け、かつ、陽
極領域(2)とショートドレイン領域(8)を分離溝(
ロ)によって分離したことである。
この分離溝(2)によって、ゲートバイアスとは独立に
、陽極領域(2)−ショートドレイン領域(8)間に高
イア111i・逆バイアスを印加することが可能になる
次に動作について、オン動作は第2図を用いて、オフ動
作は第3図を用いて説明する。
第2図は、第1図に示すI GBTのオン動作の初期過
程を表わす断面図であり、(12a)は陽極領域(2)
−ショートドレイン領域(8)間に順バイアスを印加す
る順バイアス*S、α4011はいずれも模式的に表わ
した電子の流れである。オン動作の開始は従来技術の説
明で述べた如く、ゲート(5)に正電圧を印加すること
によって行なわれる。ゲート(6)に正電圧を印加した
だけでは、陽極領域(2)からホールの注入は起らず陰
極領域(3)からチャネルを通じて基板(1)に流れ込
む電子の流れσぐが、陽極領域(幻に到達して始めて、
陽極領域(2)からホールの注入が開始される。したが
って、陰極領域(3)を出発した電子が基板(1)中を
陽極領域(2)まで進む時間が必要である。そこで、陽
極領域(2)−ショートドレイン領域(8)間に高い順
バイアスを印加することにより、ショートドレイン領域
(8)より陽極領域(2)に向けて速やかに電子の流れ
(至)を注入すると、陰極領域(3)からの電子の到着
を待つまでもな(、陽極領域(2)から基板(1)へと
ホールが、ジョートドにイン領域(8)からWh極極減
域2)へ注入された電子の流れ(イ)に引き寄せられて
、注入される。その結果、陽極領域(2)−ショートド
レイン領域(8)間がゼロ又は小さな順バイアスである
ときに比べてより早くオン動作が完了する。
第3図は、第1図に示すI GBTのオフ動作の申・後
半の過程を表わす断面図であり、 (xzb)は陽極領
域(2Jとショートドレイン領域(8J間の逆バイアス
電源、(財)はPウェル(4)側より基板(1)甲へ延
び始めた空乏層を表わす。(至)はホールの流れ、αη
は電子の流れを模式的に表わす。オフの場合も始めは従
来技術の説明の場合と同じく、ゲート(5)の正電圧を
取り去ってやれば、Nチャネル領域(6)は消失し、陰
極領域(3)からの電子の注入はなくなり、Pウェル(
4)を含めたP 領域より空乏ahが図示のように拡が
り始める。基板(1)甲にとり残されたホールは、PN
P )ランジスタのコレクターに相当するPウェル(4
)などのP 領域へホールの流れαQとなって流れ込む
。このとき、陽極領域(2)−ショートドレイン領域(
8)間に、充分高い逆バイアス電源(12b)を印加し
てやれば、基板(1)中の残存電子のかなりの部分がシ
ョートドレイン領域(8)へと流れ込ひ。そのために、
従来技術のショートドレイン構造によるホールの中和と
いうような消極的な方法ではなく、余剰電子の掃き出し
く引き出し)という積極的な方法でターンオフ時間、特
にjtallを短縮することができる。このttail
を短縮する効果は、ショートドレイン領域(8)から電
子の引き出しという形で、両面ゲートSIサイリスタの
第2ゲートと同様な働きが期待できる。
更に、従来のショートドレイン構造におけるショートド
レイン領域(8)より、この発明におけるショートドレ
イン領域(gJの方がターンオフ動作に対してはるかに
有効に働(1こめ、従来のショートドレイン領域(8)
が−素子に対して占めていた面積の割合を小さくするこ
とが可能である。その結果、陽極領域(2)の面積を増
やすことが可能となり、陽極領域(2)からのホールの
注入効率が向上し、オン動作時の順バイアス効果に加え
て、更に一段のオン特性及びオン抵抗の改善がはかれる
このように、オン動作時に順バイアス電i (12,)
を印加することによって従来、オン動作には悪影響を及
ぼす等のショートドレイン領域(8)が積極的にオン特
性を向上させ、かつ、オフ動作時にも、従来の消極的な
方法に代って積極的にオフ特性を向上させ、また、副次
的にも、オン−オフのトレードオフの良い素子設計を可
能にすることが出来る。
なお、上記第1図、第2図及び第3図に示した実施例で
は、陽極領域(2ンとショートドレイン領域(8)を分
離溝により分離して配置した場合を示したが、分離溝で
のもれ電流を小さくシ、安定した状態で大きな逆バイア
ス’;1111174 (12b)を印加する場合には
、第4図に示し1こように、陽極領域(2)−ショート
ドレイン領域(8)間の分離# @をポリシリコン等の
絶は物で埋め合せた方が良い。第4図はこの発明の他の
実施例によるI GBTの断面図で(1)〜(6)は第
1図に示したものと同等である。勾は埋め合わせ絶縁物
である。分離溝(財)を埋め合わせ絶縁物(2)により
埋め合せる;ことによって、素子の機械的な破壊強度も
増加するので、その意味からは、基板(1)と似かよっ
た物理的性質を有する物′R(例えば基板(1)がSi
であればポリシリコン)が良いと考えられるが、素子の
大きさが比較的小さい(数鴫角程度)であれば、ポリイ
ミドのような有機高分子の液体を塗布して焼きしめる方
が工程的には簡便である。同じ意味あいから、SOG 
(5pin onGrass )の手法を用いることも
できる。
また、上記実施例では、ドレインショート型I GBT
について説明したが、この発明はパイポーラ型スイッチ
ング素子でアノード側にショート構造を有するもの全般
にわたって、適用可能である。
以下にSlサイリスタ、GTOサイリスクダイオードの
場合について説明する。
第5図は、この発明の一実施例によるSlサイリスタの
断u図である。図において、(1)〜(6) * (7
) t(9) 、 Q(Jは第1図に示したものと同等
である。(2a)はアノード(P+不純物領域)、(3
a)はカソード(N+不純物領域) 、(8a)はショ
ートエミツパ夕(N+不純物領域)、嬶はゲートrp”
+続物領域)、QlはN−エピタキシャル層、(1)は
ゲート電極配線、(財)はN−高比抵抗のチャネル領域
を表わす。基本的なオン・オフ動作はそれぞれゲート(
ト)−力ソード(3a)間に順・純バイアスを印加し、
チャネル領域なυを空乏層によって開閉することによっ
て行われる。IGBTの場合と同様に、チャネルの開閉
に伴ない、アノード(2a)−ショートエミッタ(8a
)間に順・逆バイアスを印加して、オン・オフ動作を助
ける。また、第6図はこの発明の他の実施例によるSl
サイリスタで分離溝を埋め合わせ絶縁物(2)で埋め合
せた場合を示す断面図である。
第7図はこの発明の他の実施例によるGTOサイリスタ
を示す断面図である。図中、同一符号のものはSlサイ
リスタの第5図に示したものに相当する。GTOサイリ
スタの場合、主電流は、ゲート(至)を通りぬけてカソ
ード(3a)−アノード(2a) 間に流れる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、アノード側の陽極領域
と、ショートドレイン領域を分離溝を設けて独立に配線
し、オンオフ時に充分高い順・逆バイアスが印加できる
ように構成したので、オン特性・オフ特性が向上し、か
つ、オン−オフ特性のトレードオフの取り易い半導体ス
イッチング装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるドレインショート型
、IGBT半導体スイッチング装置の断面図、第2図及
び第3図は第1図の半導体スイッチング装置の動作を説
明する断面図、第4図はこの発明の他の実施例であるド
レインショート型I GET半導体スイッチング装置の
断面図、第5図及び第6図はこの発明の他の実施例であ
るSlサイリスタの断面図、第7図はこの発明の他の実
施例であるGTOサイリスタの断面図、第8図、第9図
、第10図は従来のドレインショート型IGBT半導体
装置の断面図を示す。 図において、(1)は基板、(2月よ陽極領域、(2a
)はアノード(P+不純物領域) 、 (3)は陰極領
域、(3a)はカソード(N 不純物領域)、(4月よ
Pウェル、(5)はゲート、(6)はゲート絶縁膜、(
7)は陰極配線、(8月よショートドレイン領域、(8
a)はショートエミッタ(N+不純物領域)、(9)は
陽極配線、α〔はショート領域配線、αυはNチャネル
領域、(ロ)は主電流、α0國は電子の流れ、α呻はホ
ールの流れ、(ト)はゲートCP+不純物領域)、Ol
eはN−エピタキシャル層、勾はゲート電極配線、(2
)はチャネル領域、(支)は分am、に)は埋め合わせ
絶縁物、鱒は空乏層である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体基板をはさんで基板の裏面に第一の主電極とな
    る第一の導電型領域を、上記半導体基板の表面に第二の
    主電極となる第二の導電型領域を持つ、バイポーラ型半
    導体スイッチング装置において、裏面の第一の主電極と
    なる第一の導電型領域と独立に配線する制御電極となる
    第二の導電型領域を、分離溝を介して裏面に設け、かつ
    上記の分離溝の深さが、上記第一主電極となる第一導電
    型の領域が広がる深さ及び、上記制御電極となる第二導
    電型領域の広がる深さより深いことを特徴とするバイポ
    ーラ型半導体スイッチング装置。
JP22111088A 1988-09-01 1988-09-01 バイポーラ型半導体スイッチング装置 Expired - Lifetime JPH0783120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22111088A JPH0783120B2 (ja) 1988-09-01 1988-09-01 バイポーラ型半導体スイッチング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22111088A JPH0783120B2 (ja) 1988-09-01 1988-09-01 バイポーラ型半導体スイッチング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0267766A true JPH0267766A (ja) 1990-03-07
JPH0783120B2 JPH0783120B2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=16761638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22111088A Expired - Lifetime JPH0783120B2 (ja) 1988-09-01 1988-09-01 バイポーラ型半導体スイッチング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0783120B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0414263A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Fuji Electric Co Ltd 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
EP0525587A1 (de) * 1991-07-29 1993-02-03 Siemens Aktiengesellschaft Durch Feldeffekt steuerbares Halbleiterbauelement
US5289019A (en) * 1991-07-24 1994-02-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Insulated gate bipolar transistor
EP0599221A1 (en) * 1992-11-20 1994-06-01 Hitachi, Ltd. IGBT with bipolar transistor
EP0634796A1 (en) * 1993-07-12 1995-01-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Insulated gate bipolar transistor
JP2001226586A (ja) * 2000-02-16 2001-08-21 Hitachi Chem Co Ltd 補強ウェハの製造方法及び電子部品
JP2001313393A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Toshiba Corp 電力用半導体装置及びその駆動方法
WO2004109808A1 (ja) * 2003-06-05 2004-12-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 半導体装置およびその製造方法
JP2006344779A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Toyota Motor Corp 半導体装置および半導体装置の制御方法
JP2009010414A (ja) * 2008-08-26 2009-01-15 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
KR101032354B1 (ko) * 2003-06-25 2011-05-03 시마노 컴포넌츠 (말레이지아) 에스디엔. 비에이치디. 이중 베어링 릴의 발음 장치
WO2012046329A1 (ja) * 2010-10-07 2012-04-12 株式会社日立製作所 半導体装置およびその製造方法
CN103855199A (zh) * 2012-11-29 2014-06-11 上海联星电子有限公司 一种逆导型igbt器件
CN104425251A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 无锡华润上华半导体有限公司 一种反向导通场截止型绝缘栅双极型晶体管的制造方法
WO2015159953A1 (ja) * 2014-04-17 2015-10-22 ローム株式会社 半導体装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7297709B2 (ja) 2020-03-19 2023-06-26 株式会社東芝 半導体装置及び半導体回路

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0414263A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Fuji Electric Co Ltd 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
US5289019A (en) * 1991-07-24 1994-02-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Insulated gate bipolar transistor
EP0525587A1 (de) * 1991-07-29 1993-02-03 Siemens Aktiengesellschaft Durch Feldeffekt steuerbares Halbleiterbauelement
EP0599221A1 (en) * 1992-11-20 1994-06-01 Hitachi, Ltd. IGBT with bipolar transistor
US5572048A (en) * 1992-11-20 1996-11-05 Hitachi, Ltd. Voltage-driven type semiconductor device
EP0634796A1 (en) * 1993-07-12 1995-01-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Insulated gate bipolar transistor
US5485022A (en) * 1993-07-12 1996-01-16 Kabushiki Kaisha Toshiba High switching speed IGBT
JP2001226586A (ja) * 2000-02-16 2001-08-21 Hitachi Chem Co Ltd 補強ウェハの製造方法及び電子部品
JP2001313393A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Toshiba Corp 電力用半導体装置及びその駆動方法
JP4746169B2 (ja) * 2000-04-28 2011-08-10 株式会社東芝 電力用半導体装置及びその駆動方法
US7504707B2 (en) 2003-06-05 2009-03-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
US7629226B2 (en) 2003-06-05 2009-12-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
WO2004109808A1 (ja) * 2003-06-05 2004-12-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 半導体装置およびその製造方法
KR101032354B1 (ko) * 2003-06-25 2011-05-03 시마노 컴포넌츠 (말레이지아) 에스디엔. 비에이치디. 이중 베어링 릴의 발음 장치
JP2006344779A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Toyota Motor Corp 半導体装置および半導体装置の制御方法
JP2009010414A (ja) * 2008-08-26 2009-01-15 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
JP5618430B2 (ja) * 2010-10-07 2014-11-05 株式会社日立製作所 半導体装置およびその製造方法
WO2012046329A1 (ja) * 2010-10-07 2012-04-12 株式会社日立製作所 半導体装置およびその製造方法
CN103855199A (zh) * 2012-11-29 2014-06-11 上海联星电子有限公司 一种逆导型igbt器件
CN104425251A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 无锡华润上华半导体有限公司 一种反向导通场截止型绝缘栅双极型晶体管的制造方法
WO2015159953A1 (ja) * 2014-04-17 2015-10-22 ローム株式会社 半導体装置
JP2015207588A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 ローム株式会社 半導体装置
CN106463503A (zh) * 2014-04-17 2017-02-22 罗姆股份有限公司 半导体装置
US10062760B2 (en) 2014-04-17 2018-08-28 Rohm Co., Ltd. Semiconductor device
CN106463503B (zh) * 2014-04-17 2020-01-24 罗姆股份有限公司 半导体装置
US10784349B2 (en) 2014-04-17 2020-09-22 Rohm Co., Ltd. Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0783120B2 (ja) 1995-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4689647A (en) Conductivity modulated field effect switch with optimized anode emitter and anode base impurity concentrations
US6724043B1 (en) Bipolar MOSFET device
US6066863A (en) Lateral semiconductor arrangement for power IGS
JPH04146674A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20060043475A1 (en) Semiconductor device
JPH0267766A (ja) バイポーラ型半導体スイッチング装置
JPH10209432A (ja) 半導体デバイスの改良
JPH0575110A (ja) 半導体装置
US5585650A (en) Semiconductor bidirectional switch and method of driving the same
US8994067B2 (en) Both carriers controlled thyristor
JP3163850B2 (ja) 半導体装置
US5498884A (en) MOS-controlled thyristor with current saturation characteristics
US5808345A (en) High speed IGBT
US7071516B2 (en) Semiconductor device and driving circuit for semiconductor device
JP3201213B2 (ja) 半導体装置およびその制御方法
TW201025563A (en) Semiconductor device internally having insulated gate bipolar transistor
JP2009512207A (ja) パワー半導体デバイス
JPH023980A (ja) 縦型電界効果トランジスタ
GB2295051A (en) Semiconductor device
JPH07226511A (ja) 半導体装置
KR100218261B1 (ko) 모스 제어형 사이리스터 및 그 제조방법
JP2629434B2 (ja) アノードショート伝導度変調型misfetを備えた半導体装置
JPH0479376A (ja) 横型伝導度変調型半導体装置およびその製造方法
KR100222044B1 (ko) 에미터 스위치 사이리스터
JPH02206172A (ja) 横型伝導度変調型mosfetおよびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term