JPH026378Y2 - - Google Patents

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JPH026378Y2
JPH026378Y2 JP19937182U JP19937182U JPH026378Y2 JP H026378 Y2 JPH026378 Y2 JP H026378Y2 JP 19937182 U JP19937182 U JP 19937182U JP 19937182 U JP19937182 U JP 19937182U JP H026378 Y2 JPH026378 Y2 JP H026378Y2
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JP
Japan
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receivers
frequency
circuit
signal
target
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JP19937182U
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JPS59100274U (ja
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパツシブソーナー装置に関し、特に目
標の方位検出装置に関する。
従来、パツシブソーナー装置において目標から
の信号の到来方向を知る一つの方法として、例え
ば第1図aやbに示すように特定方位に対して感
度が急峻に落ち込んだ指向性により、目標信号の
なくなる方位を探すいわゆるNULL方式が知ら
れている。第1図aやbのような指向性を得る一
番簡単な方法は、2個の受波器からの受信信号の
差を作ることであるが、実用に耐え得る程度の
NULL指向性を得るには受信信号の周波数と
水中の音速Cとによつて決まる波長λ(=C/)
と、2個の受波器の間隔dの間にはd/λが約
0.4以下という制約がある。尚、第1図bは右側
の受波器の動作を一定時間遅らせて、両受波器の
差をとつたときに得られる特性で、NULL方向
が回転する。
一般にパツシブソーナー装置においては対象と
する信号の周波数帯域が広いため、予め配列間隔
が既知の複数の受波器を準備し、その組合せを周
波数分析によつて得られたスペクトラムに応じて
上記受波器を一々取捨選択することにより種々の
間隔dを取つてその良否を試験して最適な間隔の
受波器を選択していた。しかしながら、このよう
な装置では準備する受波器の数が多い場合には、
その選択の組合せも多大となり、最適な組合せを
得るまでに少なからず時間を要し、その手順にも
煩雑さを伴うとともに選択ミスを生じるという欠
点があつた。
本考案の目的は、上記従来の欠点を除去するた
め、周波数分析等で得られた目標のラインスペク
トル周波数を指定するだけで、容易にかつ迅速に
複数の受波器から最適な受波器の組合せを選択
し、NULLの指向性を作ることにより、操作者
の負相を軽減し、ミスをなくすことのできる方位
検出装置を提供することにある。
本考案は受波器群からの信号の組合せを選択す
る入力選択回路、選択制御回路及び、NULL指
向性を作るための整相回路から構成される。
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。第2図は本考案の実施例を示す。
本考案の目標方位検出装置は、受波器1、入力
選択回路2、信号遅延回路3、減算回路4及び入
力選択制御回路5から成り、受波器群1は目標か
らの音響信号を電気信号に変換する。これらの電
気信号は入力選択回路2へ供給される。入力選択
制御回路5は対象とする周波数が操作者から指定
されると、周波数と水中の音速Cによつて決ま
る波長λを計算し、d/λが0.1〜0.4位になるよ
うな間隔dを持つ2個の受波器の組を決定し、選
択信号を発生する。この選択信号は入力選択回路
2に供給され、受波器群の出力から2個の受波器
出力が選択される。2個のうちの一方の出力は3
−1から3−nまでのn個の可変信号遅延回路に
供給され、所定の遅延が与えられた後4−1から
4−nまでのn個の減算回路で、もう一方の信号
との間で差信号が作られる。つまり、信号遅延回
路3と、減算回路4は、第1図a,bに示したよ
うな、2個の受波器出力によるNULL方位の異
なつた指向性を発生させる整相回路を構成する。
整相出力は、例えばスペクトラムアナライザ等に
より、対象周波数のレベルを検定することにより
最小となる方位を見つけることができる。
第2図の実施例で信号遅延回路3及び減算回路
4は、選択された2個の受波器出力をデイジタル
に変換することにより、メモリ等を用いたデイジ
タル式整相回路で構成することも可能である。更
に、入力選択制御回路5はあらかじめ波長λ等を
計算し、周波数から受波器の組合せが出るよう
な、リードオンリーメモリを使つたテーブル形式
にすることも可能である。
以上説明したように、本考案は周波数を指定し
て、その周波数に最適な2個の受波器の組合せを
選択するような信号を出す入力選択制御回路を持
つた構成となつているため、複数の受波器の出力
信号から、自動的に2個の受波器の組を選択でき
操作者の負相が軽減されミスのない迅速な運用が
期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは2個の受波器でできるダイポー
ルの差の指向性の例を示す図、第2図は本考案の
実施例を示すブロツク図である。 1……複数個の受波器群、2……入力選択回
路、3……n個の信号遅延回路、4……n個の減
算回路、5……入力選択制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の直線状に配置された無指向性受波器群か
    ら一対の受波器を選択し両受波器の差出力により
    目標方位を検出する目標方位検出装置において、
    受信信号を周波数分析することにより定まり周波
    数を指定することにより、この周波数信号に対し
    て最適な指向性を作るのに必要な2個の受波器間
    隔を計算し、前記受波器群より最適な組合せを自
    動的に選択する回路を具備することを特徴とする
    目標方位検出装置。
JP19937182U 1982-12-24 1982-12-24 目標方位検出装置 Granted JPS59100274U (ja)

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JP19937182U JPS59100274U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 目標方位検出装置

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JP19937182U JPS59100274U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 目標方位検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS59100274U JPS59100274U (ja) 1984-07-06
JPH026378Y2 true JPH026378Y2 (ja) 1990-02-15

Family

ID=30424903

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JPS59100274U (ja) 1984-07-06

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