JPH0263283B2 - - Google Patents

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JPH0263283B2
JPH0263283B2 JP4085285A JP4085285A JPH0263283B2 JP H0263283 B2 JPH0263283 B2 JP H0263283B2 JP 4085285 A JP4085285 A JP 4085285A JP 4085285 A JP4085285 A JP 4085285A JP H0263283 B2 JPH0263283 B2 JP H0263283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolytic capacitor
electrode plate
capacitor
leads
terminal
Prior art date
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Expired
Application number
JP4085285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61199622A (ja
Inventor
Tatsuo Tsutsui
Yosuke Fuchiwaki
Kyoshi Tagawa
Takeshi Fujita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP4085285A priority Critical patent/JPS61199622A/ja
Publication of JPS61199622A publication Critical patent/JPS61199622A/ja
Publication of JPH0263283B2 publication Critical patent/JPH0263283B2/ja
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電解コンデンサの改良にかかり、
特に、基板への表面実装に対応した電解コンデン
サの端子構造に関する。
〔従来の技術〕
近来、電子部品の実装工程の自動化、高集積化
に伴い、基板への表面実装に対応するリードレス
型の電子部品が要求されている。
一般に電解コンデンサをリードレス化する場
合、特開昭59−211213号公報に記載され、また第
2図に示したものがある。すなわち、電解コンデ
ンサ1の端面に絶縁板16を配置し、リード8を
絶縁板16に設けた透孔17に挿通させる。絶縁
板16の裏面に突出したリード8は、絶縁板16
の裏面に沿つて折り曲げられて、絶縁板16の裏
面に略平面を形成している。
このような従来のリードレス型の電解コンデン
サは、通常の電解コンデンサ1の構造を変更する
ことなく、基板18へ表面実装を可能にする。
〔解決しようとする問題点〕
しかし、従来の構造によるリードレス型の電解
コンデンサでは、基板18の導体部分19と電気
的に接触するのは、電解コンデンサ1本体から導
いたリード8のみである。したがつて、電解コン
デンサ1と導体部分19との接触面積は狭くなら
ざるを得ない。あるいは、リード8の先端を偏平
状に形成することも考えられるが、なお、充分な
接面積を設けることは困難であつた。そのため、
リード8と基板18の導体部分19とが接触する
部分が狭く、信頼性の高い接続状態を得ることは
困難であつた。
また、一般に電子部品をリフロー半田法により
表面実装する場合、リード8と基板18の導体部
分19とが半田20によつて接続される部分は、
第2図に示したように、リード8の端面であるこ
とが多い。すなわち、溶融した半田20は、リー
ド8の裏面が基板18と当接しているため、殆ど
リード8の裏面に入り込むことなく、リード8の
端面に這い上がるように融着する。したがつて、
リード8の端面の面積が小さいと、基板18の導
体部分19とリード8との電気的接続が不充分と
なる場合があつた。また、半田付けの状態によつ
ては、表面実装の後に、基板18の振動、温度上
昇に伴う電解コンデンサ1本体の内圧上昇による
封口体6の膨れ等により、リード8が半田20か
ら離脱してしまう虞があつた。
更に、前記絶縁板16と電解コンデンサ1本体
とは、リード8の折り曲げにより係留により接合
されているにすぎない。したがつて、機械的強度
に脆く、基板18への実装工程において電解コン
デンサ1本体と絶縁板16とが離脱する虞があつ
た。
この発明の目的は、従来の電解コンデンサの構
造を変更することなく、基板への表面実装に対応
するリードレス型の電解コンデンサを実現するこ
とにある。
〔問題点を解決する手段〕
この発明は、耐熱性合成樹脂からなる絶縁板の
対面する一対の両側面に、半田付け可能な金属片
からなる一組の端子が一体に成形された電極板
と、コンデンサ素子が収納された外装ケースの開
口部に封口体が装着された電解コンデンサとから
なり、前記封口体の外表面と電極板の上面とが略
平行に対面しているとともに、コンデンサ素子か
ら導いたリードと電極板の端子とが、端子上面の
一部において電気的に接続されていることを特徴
としている。
また、前記電極板は、一組の端子が互いに隣接
する同一側面に電極板の中心部に向かう切欠部が
形成されていることを特徴としている。
〔実施例〕
以下この発明の実施例を図面にしたがい説明す
る。
第1図は、この発明の第1の実施例を示す一部
断面図、第3図は、電極板とリードとの接続状態
を説明する斜視図である。第4図は、この発明の
第2の実施例を示す斜視図である。
第1図において電解コンデンサ1は、電極箔3
と電解紙4とを巻回して形成したコンデンサ素子
2を、アルミニウム等からなる有底筒状の外装ケ
ース5に収納して形成している。外装ケース5の
開口部には、弾性ゴム等からなる封口体6が配置
される。
リード8は、電極箔3と電気的に接続している
とともに、封口体6を貫き、封口体6の端面から
外部に突出している。
封口体6の外表面には、第3図に示したよう
な、電極板9が配置される。この電極板9は、ポ
リエチレンテレフタレート、エポキシ等の耐熱性
合成樹脂からなる絶縁板11と、銅、鉄等の半田
付け可能な金属片からなる端子10とからなり、
絶縁板11に対面する両側面に、端子10が一体
に形成された構成からなる。
この電極板9と電解コンデンサ1との接続は、
第3図に示したように、まず、電解コンデンサ1
の端面と電極板9の上面とが直角方向に当接する
ように配置するとともに、電解コンデンサ1から
導いたリード8を電極板9の端子10に当接させ
る。次いで、電極板9の上方向Aからスポツト溶
接、超音波溶接等の手段を用いて、リード8と端
子10とを電気的に接続する。
更に、リード8と端子10とを接続させた後、
電解コンデンサ1のリード8を、溶接部分で、直
角方向に折り曲げ、第1図に示したように、電解
コンデンサ1の外端面と電極板9の上面とをほぼ
平行に対面させる。
なお、外装ケース5と電極板9の端子10との
絶縁は、外装ケース5の外表面に被覆される外装
スリーブ7によつて確保されている。この外装ス
リーブ7は、塩化ビニール等の合成樹脂からな
り、外装ケース5の表面に密着している。
また、外装ケース5と電極板9との絶縁は、第
1の実施例に示したような外装スリーブ7以外の
手段、例えば、電極板9の上面に合成樹脂を塗布
する等の手段を用いてもよい。
第4図は、この発明の第2の実施例を示した斜
視図で、電解コンデンサ1は、第1の実施例と同
様に、通常の電解コンデンサを使用する。
また、電解コンデンサ1の端面に配置される電
極板12も、第1の実施例と同様に、耐熱性合成
樹脂からなる絶縁板14と、半田付け可能な、
銅、鉄等の金属片からなる端子13とからなる。
第2の実施例の場合、電極板12の一組の端子
13が隣接する側面には、電極板12の側面から
中心部に向かう切欠部15が設けられている。こ
の切欠部15の長手方向の寸法は、電解コンデン
サ1の径寸法とほぼ同一もしくは僅かに長く形成
されている。電解コンデンサ1は、この切欠部1
5に嵌合されるようにして電極板12と当接す
る。リード8と電極12の端子13とは、第1の
実施例と同様に、電極板12の上方向Bから溶接
される。
リード8と端子13とが電気的に接続された
後、リード8はほぼ直角に折り曲げられ、電解コ
ンデンサ1の端面と電極板12の上面とを平行に
対面させる。
第2の実施例の場合、第1の実施例と比較し
て、リード8を短く形成することができる。その
ため、リード8と電極板12とを接続した後、リ
ード8を折り曲げる工程が容易になる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、耐熱性合成樹脂か
らなる絶縁板の対面する一対の両側面に、半田付
け可能な金属片からなる一組の端子が一体に成形
された電極板と、コンデンサ素子が収納された外
装ケースの開口部に封口体が装着された電解コン
デンサとからなり、前記封口体の外表面と電極板
の上面とが略平行に対面しているとともに、コン
デンサ素子から導いたリードと電極板の端子と
が、端子上面の一部において電気的に接続されて
いることを特徴としているので、電解コンデンサ
のリードが電極板を保持し、電解コンデンサ自体
の自立を可能にするとともに、電極板の裏面には
平面が形成される。したがつて、従来の電解コン
デンサの構造を変更することなく、基板へ表面実
装することができる。
また、この発明によつて得られた電解コンデン
サを基板に実装する場合、電解コンデンサのリー
ドと電気的に接続している端子の面積は、従来の
リードレス型電解コンデンサと比較して、広く形
成されている。したがつて、半田が電極板の端子
側面の広い範囲にわたつて這い上がり、電解コン
デンサと基板の配線との電気的接続を確実に行う
ことができる。
以上のようにこの発明は、従来の電解コンデン
サの構造を変更することなく、基板への表面実装
に対応した電解コンデンサを提供する有益な発明
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1の実施例を示す一部
断面図である。第2図は、従来のリードレス型電
解コンデンサの構造を示す一部断面図、第3図
は、電解コンデンサから導いたリードと電極板の
端子との接合状態を説明する斜視図である。第4
図は、この発明の第2の実施例を示す斜視図であ
る。 1……電解コンデンサ、2……コンデンサ素
子、3……電極箔、4……電解紙、5……外装ケ
ース、6……封口体、7……外装スリーブ、8…
…リード、9,12……電極板、10,13……
端子、11,14,16……絶縁板、15……切
欠部、17……透孔、18……基板、19……導
体部分、20……半田。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐熱性合成樹脂からなる絶縁板の対面する一
    対の両側面に、半田付け可能な金属片からなる一
    組の端子が一体に成形された電極板と、コンデン
    サ素子が収納された外装ケースの開口部に封口体
    が装着された電解コンデンサとからなり、前記封
    口体の外表面と電極板の上面とがほぼ平行に対面
    しているとともに、コンデンサ素子から導いたリ
    ードと電極板の端子とが、端子上面の一部におい
    て電気的に接続されていることを特徴とする電解
    コンデンサ。 2 前記電極板は、一組の端子が互いに隣接する
    同一側面に、電極板の中心部に向かう切欠部が形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電解コンデンサ。
JP4085285A 1985-02-28 1985-02-28 電解コンデンサ Granted JPS61199622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4085285A JPS61199622A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 電解コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4085285A JPS61199622A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 電解コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61199622A JPS61199622A (ja) 1986-09-04
JPH0263283B2 true JPH0263283B2 (ja) 1990-12-27

Family

ID=12592096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4085285A Granted JPS61199622A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 電解コンデンサ

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JP (1) JPS61199622A (ja)

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JPS61199622A (ja) 1986-09-04

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