JPH0262413B2 - - Google Patents

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JPH0262413B2
JPH0262413B2 JP1527183A JP1527183A JPH0262413B2 JP H0262413 B2 JPH0262413 B2 JP H0262413B2 JP 1527183 A JP1527183 A JP 1527183A JP 1527183 A JP1527183 A JP 1527183A JP H0262413 B2 JPH0262413 B2 JP H0262413B2
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JP
Japan
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lubricating oil
gutter
oil
differential
differential gear
Prior art date
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Application number
JP1527183A
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JPS59140128A (ja
Inventor
Haruki Takemoto
Seiji Izumimoto
Masakatsu Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP1527183A priority Critical patent/JPS59140128A/ja
Publication of JPS59140128A publication Critical patent/JPS59140128A/ja
Publication of JPH0262413B2 publication Critical patent/JPH0262413B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/0421Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • F16H57/0483Axle or inter-axle differentials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/08Differential gearings with gears having orbital motion comprising bevel gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデイフアレンシヤル機構の潤滑装置に
係る。
[従来の技術] 一般に、デイフアレンシヤルギアセツトおよび
デイフアレンシヤルギアセツトを収納するギアボ
ツクスをデイフアレンシヤルケースに回転自在に
支持させるデイフアレンシヤルサイドベアリング
の潤滑は、デイフアレンシヤルギアセツトが油中
に浸漬されるまで潤滑油を入れるか、またはトラ
ンスミツシヨンの出力がデイフアレンシヤル機構
に入力される際の入力部材であるデイフアレンシ
ヤルギアセツトの駆動大ギアによる油のかき上げ
による潤滑油の飛散に頼つていた。
[発明が解決しようとする課題] 自動車用トランスアクスル機構はトランスミツ
シヨンを収納したトランスアクスルケースの一部
を構成するデイフアレンシヤルケース内に、デイ
フアレンシヤルギアセツトを内部に収納したギア
ボツクスが配置されている。そして、このデイフ
アレンシヤルギアボツクスはデイフアレンシヤル
ケースにサイドベアリングを介して回転自在に支
持されている。このようなトランスアクスル機構
は、例えばエンジンを横置きするとともに前車軸
に連結される差動大ギアの回転中心軸をトランス
ミツシヨンの出力軸の回転中心軸に平行せしめて
デイフアレンシヤルギアを配置し、その駆動大ギ
アを前記トランスミツシヨンの出力軸に駆動的に
連結せしめたFF車用またはRR車用トランスアク
スルにおいては、結合されたトランスアクスルケ
ースあるいはデイフアレンシヤルケース内の潤滑
油の油面レベルが高いと、デイフアレンシヤルギ
アセツトの駆動大ギアによる潤滑油の攪拌によつ
て潤滑油がトランスミツシヨン部へ流動しやすく
なり、トランスミツシヨン部による潤滑油の攪拌
が増大し、これらの攪拌抵抗により動力損失が大
きくなるとともに、潤滑油の温度が上昇し、これ
に伴つてブリーザから油が吹き出す問題が生ずる
ことがある。そのため、デイフアレンシヤルケー
ス内の潤滑油の油面レベルを十分高くすることが
できない。
このためデイフアレンシヤルギアセツトの潤滑
およびサイドベアリングの潤滑が不十分となるの
で、圧力源からの油をデイフアレンシヤルギアセ
ツトに供給して強制潤滑を行うことも考えられる
(特開昭54−146326号公報参照)。しかしながら、
強制潤滑回路により潤滑油供給機構はサイドベア
リングの潤滑については考慮されていないため、
潤滑油をデイフアレンシヤルギアとサイドベアリ
ングに満遍なく供給することはできなかつた。
また、トランスミツシヨン部が自動変速装置の
遊星歯車機構である場合には、遊星歯車機構は自
動変速装置の油圧制御機構からの圧力作動油によ
り強制潤滑されているので、前記デイフアレンシ
ヤルケース内の潤滑油の油面レベルを高くする
と、新たにトランスミツシヨン部での油の攪拌が
生じるので、油面レベルは低く設定されなければ
ならない。
このように、トランスミツシヨンを収納するト
ランスアクスルケースの一部を構成するデイフア
レンシヤルケース内にデイフアレンシヤルギアセ
ツトを収納するトランスアクスル機構において
は、オイルレベルを低くしても、デイフアレンシ
ヤル機構の潤滑が十分行われるデイフアレンシヤ
ルギアセツトの潤滑装置の出現が望まれている。
そこで、本発明の目的はデイフアレンシヤルケ
ース内の潤滑油の油面レベルを低くしてもデイフ
アレンシヤルギアセツトおよびサイドベアリング
の潤滑を十分に行うことのできる潤滑装置を提供
することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は以下の構
成を採用する。
すなわち、トランスミツシヨンを収納するトラ
ンスアクスルケースの一部を構成するデイフアレ
ンシヤルケースにサイドベアリングを介して回転
自在に支持され、内部に車軸に連結される差動大
ギアの回転中心軸をトランスミツシヨンの出力軸
の回転中心軸に平行せしめたデイフアレンシヤル
ギアセツトを収納するギアボツクスと、該デイフ
アレンシヤルギアセツトの入力部材である駆動大
ギアを前記トランスミツシヨンの出力軸に駆動的
に連結せしめたトランスアクスルにおけるデイフ
アレンシヤル機構の潤滑装置において、 前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動
小ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前
記ギアボツクスの上方位置に配され、前記ギアボ
ツクスの潤滑油供給窓および前記サイドベアリン
グの対応箇所にそれぞれ潤滑油供給口を形成した
樋をもつオイルガータと、該オイルガータの樋に
前記トランスミツシヨンの圧油供給部からの圧油
を供給する潤滑油噴出部材と、を設けたデイフア
レンシヤル機構の潤滑装置、または、 前記駆動大ギア側に配されて、該駆動大ギアよ
りかき上げられる潤滑油を捕集する油捕集部と、
前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動小
ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前記
ギアボツクスの上方位置に配され、前記油捕集部
の潤滑油が導かれ、前記ギアボツクス潤滑油供給
窓およびサイドベアリングの対応箇所にそれぞれ
潤滑油供給口を形成した樋をもつオイルガータ
と、該オイルガータの樋にトランスミツシヨンの
圧油供給部からの圧油を供給する潤滑油噴出部材
と、を設けたデイフアレンシヤル機構の潤滑装
置、または、 前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動
小ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前
記ギアボツクスの上方位置に配され、ギアボツク
スによりかき上げられる潤滑油を捕集し得る壁を
有し、かつ、前記ギアボツクス潤滑油供給窓およ
びサイドベアリングの対応箇所にそれぞれ潤滑油
供給口を形成した樋をもつオイルガータと、該オ
イルガータの樋にトランスミツシヨンの圧油供給
部からの圧油を供給する潤滑油噴出部材と、を設
けたデイフアレンシヤル機構の潤滑装置、また
は、 前記駆動大ギア側に配されて、該駆動大ギアよ
りかき上げられる潤滑油を捕集する油捕集部と、
前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動小
ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前記
ギアボツクスの上方位置に配され、ギアボツクス
によりかき上げられる潤滑油を捕集し得る壁を有
し、かつ、前記油捕集部の潤滑油が導かれ、前記
ギアボツクス潤滑油供給窓およびサイドベアリン
グの対応箇所にそれぞれ潤滑油供給口を形成した
樋と、をもつオイルガータと、該オイルガータの
樋にトランスミツシヨンの圧油供給部からの圧油
を供給する潤滑油噴出部材と、を設けたことを特
徴とするデイフアレンシヤル機構の潤滑装置、 である。
[作用および発明の効果] トランスミツシヨンの圧油供給部から潤滑油噴
出部材を介してオイルガータの樋に潤滑油が供給
され、その潤滑油は、該樋のギアボツクスの潤滑
油供給窓およびサイドベアリング対応箇所の油供
給口よりそれぞれデイフアレンシヤルギアセツト
およびサイドベアリングに潤滑油が分配される。
したがつて、特にエンジン始動後であれば、車両
が走行をはじめる前からデイフアレンシヤル機構
に潤滑油を供給することができる。
また、潤滑油噴出部材からの潤滑油に加えて、
駆動大ギアの回転によるかき上げにより油捕集部
に捕集された潤滑油が樋に供給される場合にはさ
らに多くの潤滑油でデイフアレンシヤルギアセツ
トとサイドベアリングの潤滑を行うことができ
る。
さらに、潤滑油噴出部材に加えてギアボツクス
の回転によりかき上げられる潤滑油がオイルガー
タの樋状部の壁部等に当たり、樋に供給される場
合にはより多くの潤滑油でデイフアレンシヤルギ
アセツトとサイドベアリングの潤滑を行うことが
できる。この場合、潤滑油噴出部材は車両走行前
から潤滑油を供給することができるが車両発進後
はギアボツクスによる潤滑油のかき上げでも樋に
潤滑油が供給される。
また、潤滑油噴出部材とギアボツクスの回転に
よりかき上げに加えて、駆動大ギアの回転による
かき上げにより潤滑油が樋に供給される場合には
さらに多くの潤滑油でデイフアレンシヤルギアセ
ツトとサイドベアリングの潤滑を行うことができ
る。駆動大ギアの潤滑油のかき上げ量はギアの低
速回転時には少ないが、このときは潤滑油噴出部
材と高さが駆動大ギアほどないギアボツクスによ
るかき上げにより潤滑油が十分に樋に供給され、
また、ギアの高速回転時には、駆動大ギアの潤滑
油かき上げ量は当然多くなる。このためデイフア
レンシヤルケース底部における潤滑油の油面レベ
ルが下がり、ギアボツクスの潤滑油かき上げ量が
減る。したがつて、この場合はギアの低速回転時
および高速回転時共に十分な量の潤滑油をオイル
ガータの樋状部材に供給することができ、その結
果、デイフアレンシヤルギアセツトおよびサイド
ベアリングの潤滑が効果的に行える。
[実施例] つぎに本発明を図に示す一実施例に基づき説明
する。
1はトランスアクスル機構、2はトランスミツ
シヨン、3はデイフアレンシヤル機構、4はデイ
フアレンシヤルギアセツト、5はトランスアクス
ルケース、50はその一部分であるデイフアレン
シヤルケース、6はデイフアレンシヤルケース5
0内に固着されデイフアレンシヤルギアセツトの
上方に配された樋である。
デイフアレンシヤル機構3は、トランスミツシ
ヨンの出力ギア21に歯合された駆動大ギア31
と、該駆動大ギア31が一方側(図示左方がわ、
以下同じ)に締結され、回転軸方向両側に出力軸
である車軸の挿入穴33,34を形成するためス
リーブ35,36が突設され、周側に潤滑用の窓
37,38が形成されたギアボツクス32と、該
ギアボツクスに固定された支軸41、支軸41に
回転自在に支持された一対の差動小ギア42,4
3およびそれぞれ該一対の差動小ギア42,43
に歯合し、車軸(図示せず)にスプライン嵌合さ
れた差動大ギア44,45からなるデイフアレン
シヤルギアセツト4とからなる。
デイフアレンシヤルケース50には前記ギアボ
ツクスのスリーブ35,36と同軸的に筒状ボス
部52,53が設けられ、該ボス部52,53の
内周と前記スリーブ35,36との間にはデイフ
アレンシヤルサイドベアリング54,55が介在
されており前記ギアボツクスはこのサイドベアリ
ング54,55を介してケース50に回転自在に
支持され、さらにボス部52,53のベアリング
54,55の外がわには車軸との間隙をシールす
るオイルシール56,57が嵌め込まれている。
デフアレンシヤルケース50のサイドベアリン
グ55のアウターレースが嵌着されたボス部53
のケース内がわ部には、上方からベアリング55
オイルシール57とで作られた空間へ潤滑油を供
給するためのサイドベアリング55の潤滑油供給
用穴58が形成されている。
本実施例ではオイルガータは樋6、潤滑油供給
機構7の止め板71および飛散油集合装置8とか
らなる。樋6はボルト61,62でデイフアレン
シヤルケース50の内壁に締結され、駆動大ギア
31がわが上流、サイドベアリング55がわが下
流とされ、中流には前記ギアボツクスの窓37,
38との上方となる位置に本実施例では穴である
デイフアレンシヤルギアセツト潤滑口63が形成
され、下流端は前記サイドベアリング55の潤滑
油供給用穴58に上方に設定され本実施例では樋
状の潤滑油供給口64とされている。また樋6の
中心には上流から供給された潤滑油を分流するリ
ブ66が形成され、前記デイフアレンシヤルギア
セツト潤滑口63は分流の一方に形成される。こ
れによりデイフアレンシヤルギアセツト4とサイ
ドベアリング55とへ供給される潤滑油量を適切
に分配できる。樋6はギアボツクス32によりか
き上げられた潤滑油を樋6内に捕集する壁67を
有している。
7は樋6の上流65の上方に設けられた止め板
71と該止め板71方向に潤滑油を噴出する潤滑
油噴出口72とからなる潤滑油供給機構であり、
本実施例では止め板71は樋と一体で板金成形さ
れ、潤滑油噴出部材である噴出口72は、デイフ
アレンシヤルケース50の壁内に形成された潤滑
油の圧油供給油路73と、該圧油供給油路73の
出口に嵌着されたオリフイス74付栓75からな
る。この圧油供給路73はトランスミツシヨン
が、油圧制御装置により制御される自動式である
場合には該油圧制御装置の潤滑油供給路に連絡さ
れ、手動式である場合にはオイルポンプを装着し
てオイルポンプの吐出口に連絡される。この潤滑
油供給機構7により車両の発進前にデイフアレン
シヤルギアセツト4およびサイドベアリング55
は強制潤滑されるので、車両を長期間放置し、デ
イフアレンシヤルギアセツトが油切れの状態にあ
つてもスムーズな発進がなされる。また低速走行
時において駆動大ギア、ギアボツクスなどによる
油の飛散量が少ないときでも必要量の潤滑油の供
給ができる。
8は樋6の上流65に設けられた駆動大ギア3
1による飛散油集合装置であり、駆動大ギア31
の上方の外周方向に配されたシユラウド81と該
シユラウド81に付着して駆動大ギアの回転方向
に流れる油を樋6の上流65に導くガイド板82
とからなる。本実施例ではガイド板82およびシ
ユラウド81は樋6と一体で板金の折り曲げによ
り製造されている。この飛散油集合装置8は、低
速走行時で駆動大ギア31による攪拌され飛散さ
れる油が少ない運転条件においても飛散された油
を確実にデイフアレンシヤルギアセツト4および
サイドベアリング55に供給し、中速走行および
高速走行時にはデイフアレンシヤルギアセツト4
およびサイドベアリング55へ供給する潤滑油を
回転速度に応じて増大させ中高走行時にこれをデ
イフアレンシヤルギアおよびサイドベアリングに
十分な潤滑油を供給する。
9はサイドベアリング潤滑機構であり、サイド
ベアリング55方向に傾斜するかまたはほぼ水平
に配されると共に前進走行時のギアボツクス32
の回転方向に傾斜し、縁95は幾分上方に曲げ返
された油受板91、およびデイフアレンシヤルケ
ース内壁に突設されると共に前記油受板91の縁
95と当接したフイン93で構成される他方がわ
端はサイドベアリング55の潤滑油供給穴58へ
の潤滑油供給口とされるサイドベアリング潤滑用
樋92と、サイドベアリング潤滑穴方向に下がる
よう傾斜し、前進走行時のギアボツクス32の回
転方向に急降下した該樋の92の上方のデイフア
レンシヤルケース内壁94とで構成される。油受
板91は本実施例では樋6の中下流域の側方に一
体板金されている。
このサイドベアリング潤滑機構は、主にギアボ
ツクス32および駆動大ギア31により飛散され
た油がケース内壁94に付着し、重力の作用でケ
ース内壁に沿うかまたは油受板91に落下後油受
板91に沿つて油受板91とフイン93とで構成
されるサイドベアリング潤滑用樋92まで滑り下
り、該樋92の上を下流に下つて潤滑穴58に油
が流し込まれ、高速時におけるサイドベアリング
55の潤滑不足を解消する。このサイドベアリン
グ潤滑機構においてサイドベアリング潤滑用樋9
2はフイン93を大きく突出させて溝を形成する
ことでフイン93とケース内壁94とのみでも構
成でき、さらには縁95の曲げ返しを大きくする
ことで油受板91のみでも構成できる。この樋9
2は軸方向または/および回転方向に対しほぼ水
平に配されてもよく、たとえばサイドベアリング
がわ端を縁なし端、該縁なし端と水平の位置にあ
る他端を縁有りとすることで樋92上の油は十分
にサイドベアリング55方向に流れる。
なおサイドベアリング54の潤滑はトランスミ
ツシヨンからの流入によりなされ通常潤滑不足は
生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデイフアレンシヤル機構の潤
滑装置の正面断面図、第2図は平面図、第3図は
側面断面図、第4図は要部の斜視図である。 図中1……トランスアクスル機構、2……トラ
ンスミツシヨン、3……デイフアレンシヤルア機
構、……デイフアレンシヤルギアセツト、5……
トランスアクスルケース、6……樋、7……潤滑
油供給機構、8……飛散油集合装置、9……サイ
ドベアリング潤滑機構、50……デイフアレンシ
ヤルケース、54,55……デイフアレンシヤル
サイドベアリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トランスミツシヨンを収納するトランスアク
    スルケースの一部を構成するデイフアレンシヤル
    ケースにサイドベアリングを介して回転自在に支
    持され、内部に車軸に連結される差動大ギアの回
    転中心軸をトランスミツシヨンの出力軸の回転中
    心軸に平行せしめたデイフアレンシヤルギアセツ
    トを収納するギアボツクスと、該デイフアレンシ
    ヤルギアセツトの入力部材である駆動大ギアを前
    記トランスミツシヨンの出力軸に駆動的に連結せ
    しめたトランスアクスルにおけるデイフアレンシ
    ヤル機構の潤滑装置において、 前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動
    小ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前
    記ギアボツクスの上方位置に配され、前記ギアボ
    ツクスの潤滑油供給窓および前記サイドベアリン
    グの対応箇所にそれぞれ潤滑油供給口を形成した
    樋をもつオイルガータと、該オイルガータの樋に
    前記トランスミツシヨンの圧油供給部からの圧油
    を供給する潤滑油噴出部材と、を設けたことを特
    徴とするデイフアレンシヤル機構の潤滑装置。 2 トランスミツシヨンを収納するトランスアク
    スルケースの一部を構成するデイフアレンシヤル
    ケースにサイドベアリングを介して回転自在に支
    持され、内部に車軸に連結される差動大ギアの回
    転中心軸をトランスミツシヨンの出力軸の回転中
    心軸に平行せしめたデイフアレンシヤルギアセツ
    トを収納するギアボツクスと、該デイフアレンシ
    ヤルギアセツトの入力部材である駆動大ギアを前
    記トランスミツシヨンの出力軸に駆動的に連結せ
    しめたトランスアクスルにおけるデイフアレンシ
    ヤル機構の潤滑装置において、 前記駆動大ギア側に配されて、該駆動大ギアよ
    りかき上げられる潤滑油を捕集する油捕集部と、
    前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動小
    ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前記
    ギアボツクスの上方位置に配され、前記油捕集部
    の潤滑油が導かれ、前記ギアボツクス潤滑油供給
    窓およびサイドベアリングの対応箇所にそれぞれ
    潤滑油供給口を形成した樋をもつオイルガータ
    と、該オイルガータの樋にトランスミツシヨンの
    圧油供給部からの圧油を供給する潤滑油噴出部材
    と、を設けたことを特徴とするデイフアレンシヤ
    ル機構の潤滑装置。 3 トランスミツシヨンを収納するトランスアク
    スルケースの一部を構成するデイフアレンシヤル
    ケースにサイドベアリングを介して回転自在に支
    持され、内部に車軸に連結される差動大ギアの回
    転中心軸をトランスミツシヨンの出力軸の回転中
    心軸に平行せしめたデイフアレンシヤルギアセツ
    トを収納するギアボツクスと、該デイフアレンシ
    ヤルギアセツトの入力部材である駆動大ギアを前
    記トランスミツシヨンの出力軸に駆動的に連結せ
    しめたトランスアクスルにおけるデイフアレンシ
    ヤル機構の潤滑装置において、 前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動
    小ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前
    記ギアボツクスの上方位置に配され、ギアボツク
    スによりかき上げられる潤滑油を捕集し得る壁を
    有し、かつ、前記ギアボツクス潤滑油供給窓およ
    びサイドベアリングの対応箇所にそれぞれ潤滑油
    供給口を形成した樋をもつオイルガータと、該オ
    イルガータの樋にトランスミツシヨンの圧油供給
    部からの圧油を供給する潤滑油噴出部材と、を設
    けたことを特徴とするデイフアレンシヤル機構の
    潤滑装置。 4 トランスミツシヨンを収納するトランスアク
    スルケースの一部を構成するデイフアレンシヤル
    ケースにサイドベアリングを介して回転自在に支
    持され、内部に車軸に連結される差動大ギアの回
    転中心軸をトランスミツシヨンの出力軸の回転中
    心軸に平行せしめたデイフアレンシヤルギアセツ
    トを収納するギアボツクスと、該デイフアレンシ
    ヤルギアセツトの入力部材である駆動大ギアを前
    記トランスミツシヨンの出力軸に駆動的に連結せ
    しめたトランスアクスルにおけるデイフアレンシ
    ヤル機構の潤滑装置において、 前記駆動大ギア側に配されて、該駆動大ギアよ
    りかき上げられる潤滑油を捕集する油捕集部と、
    前記差動大ギアと該差動大ギアに噛合する差動小
    ギアとを収納しかつ潤滑油供給窓を形成した前記
    ギアボツクスの上方位置に配され、ギアボツクス
    によりかき上げられる潤滑油を捕集し得る壁を有
    し、かつ、前記油捕集部の潤滑油が導かれ、前記
    ギアボツクス潤滑油供給窓およびサイドベアリン
    グの対応箇所にそれぞれ潤滑油供給口を形成した
    樋と、をもつオイルガータと、該オイルガータの
    樋にトランスミツシヨンの圧油供給部からの圧油
    を供給する潤滑油噴出部材と、を設けたことを特
    徴とするデイフアレンシヤル機構の潤滑装置。
JP1527183A 1983-01-31 1983-01-31 デイフアレンシヤル機構の潤滑装置 Granted JPS59140128A (ja)

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