JPH025937Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH025937Y2
JPH025937Y2 JP19505185U JP19505185U JPH025937Y2 JP H025937 Y2 JPH025937 Y2 JP H025937Y2 JP 19505185 U JP19505185 U JP 19505185U JP 19505185 U JP19505185 U JP 19505185U JP H025937 Y2 JPH025937 Y2 JP H025937Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
mold opening
electromagnetic clutch
closing
ball screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19505185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62102616U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19505185U priority Critical patent/JPH025937Y2/ja
Publication of JPS62102616U publication Critical patent/JPS62102616U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH025937Y2 publication Critical patent/JPH025937Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電動式射出機のエジエクト装置に関
するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の電動式射出機として、例えば特開昭58−
62030号公報、特開昭60−112417号公報などに示
されるものがある。これらに示めされる電動式射
出機は、駆動源として電動機を使用し、射出動作
や型開閉動作を行うように構成されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の電動式射出機に
は、1台の電動機を用いて各工程を順次行うよう
にした場合には2つの動作を同時に行うことがで
きずサイクル時間が長くなるという問題があつた
り、また各動作ごとに専用の電動機を用いる場合
には同時動作は可能になるものの電動機の台数が
多くなつて価格が高なるという問題点があつたり
する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、型開閉用の電動機を成形品突出し用
にも使用可能として型開工程と成形品突出し工程
とを同時に行うようにすることにより、上記問題
点を解決する。すなわち、本考案による電動式射
出機のエジエクト装置は、型開閉用電動機と可動
盤に設けられたエジエクト用ボールねじ機構との
間を、電磁クラツチ、軸長可変回転力伝達機構及
び平行軸間回転力伝達機構を有する動力伝達系路
によつて連結してある。
(ホ) 作用 成形品の射出成形完了後、必要な冷却時間をお
いて型開きが行われる。型開きは型開閉用電動機
を作動させることにより行われる。型開き中に電
磁クラツチを「入」とすることにより動力伝達系
路を介して型開閉用電動機の駆動力が可動盤に設
けたエジエクト用ボールねじ機構に伝達される。
こうすることによつて、1台の電動機によつて型
開工程と成形品突出し工程とを同時に行うことが
でき、サイクル時間を短縮すると共に必要電動機
台数を減少させることができる。なお、例えばボ
ールスプラインにより構成される軸長可変回転力
伝達機構は型開中に可動盤が移動することによる
軸方向長さの変化を吸収するために設けられてい
る。また、電磁クラツチを伝達トルク可変型のも
のにすれば、突き出き力、突き出し速度などの制
御が可能となる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を添付図面の第1図に基
づいて説明する。
トグル式型締装置は、固定盤10、ハウジング
12、固定盤10とハウジング12とを連結する
4本のタイバー14、タイバー14に案内される
可動盤16、短リンク18、長リンク20、クロ
スリンク22、クロスヘツド24、短リンク18
をハウジング12に連結するピン26、長リンク
20を可動盤16に連結するピン28、短リンク
18と長リンク20とを連結するピン30、短リ
ンク18とクロスリンク22とを連結するピン3
2、クロスリンク22とクロスヘツド24とを連
結するピン34を有している。クロスヘツド24
はボールねじ36と連結されており、このボール
ねじ36は従動歯車38と一体に回転するボール
ナツト40とかみ合つている。ボールねじ36及
びボールナツト40によつて型開閉用ボールねじ
機構が構成される。なお、従動歯車38はハウジ
ング12に対して回転は可能であるが、軸方向に
は拘束された状態で設けられている。従動歯車3
8は、歯車軸42と一体に回転するようにキー4
4によつて連結された駆動歯車46とかみ合つて
いる。歯車軸42の一端はカツプリング48を介
して型開閉用電動機50と連結されている。型開
閉用電動機50はハウジング12に固定されてい
る。歯車軸42の他端は電磁クラツチ52を介し
てボールスプライン機構54(軸長可変回転力伝
達機構)と連結されている。ボールスプライン機
構54は、スプライン軸56、ボールスプライン
58、及びボールスプライン58と一体の中空軸
60により構成されている。中空軸60はプーリ
軸62と一体であり、このプーリ軸62にキー6
4によつて駆動プーリ66が取り付けられてい
る。駆動プーリ66はベルト68を介して従動プ
ーリ70と回転力伝達可能に連結されている。駆
動プーリ66、ベルト68及び従動プーリ70が
平行軸間回転力伝達機構71を構成する。従動プ
ーリ70はボールナツト72と一体に回転するよ
うに設けられている。ボールナツト72は、可動
盤16に対して回転可能ではあるが軸方向には拘
束された状態に設けられている。ボールナツト7
2にはボールねじ74がかみ合つている。ボール
ナツト72及びボールねじ74がエジエクト用ボ
ールねじ機構75を構成する。固定盤10には固
定型76が取り付けられ、また可動盤16には可
動型78が取り付けられる。
次にこの実施例の作用について説明する。
第1図は型開状態が示してある。この状態から
型開閉用電動機50を作動させ、カツプリング4
8、歯車軸42、駆動歯車46及び従動歯車38
を介してボールナツト40を回転させると、ボー
ルねじ36及びこれと一体のクロスヘツド24が
前進し、可動盤16が固定盤10に近接する方向
に移動し、可動型78が固定型76に接触して型
閉じが行われ、次いで更に型開閉用電動機50を
回転させることにより固定型76と可動型78と
に所定の型締力が作用する。この間は電磁クラツ
チ52は「切」としておく。型締後、射出工程、
保圧工程及び冷却工程が行われ、次いで型開工程
が行われる。すなわち、型開閉用電動機50を型
閉じの場合とは逆方向に回転させ、可動盤16及
び可動型78を後退させる。この型開き開始後所
定の時期に電磁クラツチ52を「入」とすると、
型開閉用電動機50の回転力がボールスプライン
機構54、プーリ軸62、駆動プーリ66、ベル
ト68及び従動プーリ70を介してボールナツト
72に伝達され、これが回転するためボールねじ
74が可動型78方向へ前進し、可動型78内の
図示してないエジエクトプレートを前進させる。
これにより、可動型78に付着している成形品の
突出しが行われる。成形品の突出しが終つた後、
型開工程が完了する。なお、次の型閉工程で電磁
クラツチ52を「入」とすれば、ボールナツト7
2は上述の場合とは逆方向に回転し、ボールねじ
74は後退する。ボールねじ74の後退は可動型
78が固定型76に接触する前に終了する。
結局、上記動作により型開工程中に型開閉用電
動機50の回転力を利用して成形品の突出し動作
が行われることになる。従つて、成形品突出しの
ために専用の電動機は必要とせず、しかも同時動
作が行われるため、サイクル時間が長くなること
もない。
なお、上記実施例では電磁クラツチ52は
「入」と「切」とを切換える形式のものであつた
が、これを例えば電磁パウダークラツチのように
遠隔操作によつて伝達トルクが可変のものとする
ことにより、ボールねじ74の突出し速度及び突
出し力を制御することが可能となる。また、駆動
歯車48と従動歯車38との間に電磁クラツチを
含む動力伝達系路を構成することにより、型開閉
用ボールねじ機構とエジエクト用ボールねじ機構
とを独立して制御するようにすることもできる。
また、本実施例ではトグル機構を用いた型締装置
を示したが、直圧型の型締装置にも本考案が適用
可能であることは明らかである。
また、本実施例では軸長可変回転力伝達機構と
してボールスプライン機構54を用いたが、これ
は滑りキーを用いた機構などのその他の機構とす
ることもできる。また、平行軸間回転力伝達機構
としてプーリ及びベルトを用いた機構を示した
が、これも歯車を用いた機構、チエーンを用いた
機構などのその他の形式のものを用いることもで
きる。
(ト) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、型
開閉用電動機の回転力を用いてエジエクト用ボー
ルねじ機構を作動させるようにしたので、1台の
電動機によつて型開閉工程と成形品突出し工程と
を同時に行うことができるようになり、サイクル
時間が短縮され、かつ装置の価格も低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電動式射出機のエジエク
ト装置を示す図である。 10…固定盤、12…ハウジング、14…タイ
バー、16…可動盤、36…ボールねじ、40…
ボールナツト、50…型開閉用電動機、52…電
磁クラツチ、54…ボールスブライン機構(軸長
可変回転力伝達機構)、66…駆動プーリ、68
…ベルト、70…従動プーリ、71…平行軸間回
転力伝達機構、72…ボールナツト、74…ボー
ルネジ、75…エジエクト用ボールねじ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 型開閉用電動機を用いて型開閉動作を行う電
    動式射出機のエジエクト装置において、 型開閉用電動機と可動盤に設けられたエジエ
    クト用ボールねじ機構との間を、電磁クラツ
    チ、軸長可変回転力伝達機構及び平行軸間回転
    力伝達機構を有する動力伝達系路によつて連結
    したことを特徴とする電動式射出機のエジエク
    ト装置。 2 上記電磁クラツチは、遠隔操作可能な伝達ト
    ルク可変型電磁クラツチである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電動式射出機のエジエク
    ト装置。
JP19505185U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH025937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19505185U JPH025937Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19505185U JPH025937Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62102616U JPS62102616U (ja) 1987-06-30
JPH025937Y2 true JPH025937Y2 (ja) 1990-02-14

Family

ID=31152581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19505185U Expired JPH025937Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH025937Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62102616U (ja) 1987-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0331570B2 (ja)
US6368095B1 (en) Injection drive mechanism for a servo injection molding machine
JPH025937Y2 (ja)
JP2007062332A (ja) 射出成形機
JPH0839633A (ja) 電動射出成形機の射出装置
JPH01314128A (ja) 射出成形機の電動式型締め装置及びその駆動制御方法
JPH0839631A (ja) 電動射出成形機の射出装置
JPS6110423A (ja) 射出成形機におけるエジェクタ−機構
JPH0124615B2 (ja)
JP3304950B2 (ja) 成形機
JPS61140363A (ja) 電動機駆動射出成形機
JPH0691711A (ja) 成形機の型開閉装置
JP3878936B2 (ja) 電動射出成形機の射出装置
JPS63107533A (ja) 射出成形機の製品突き出し装置
JPH0530903Y2 (ja)
JPH0342995Y2 (ja)
JPH02243319A (ja) 電動式型締装置の制御方法
JPH04232716A (ja) 金型のスライドコア駆動装置
JPS6264520A (ja) 電動式型締装置
JP3130824B2 (ja) エジェクタ装置
JP3273464B2 (ja) 成形機
KR20170060745A (ko) 전동식 사출성형기의 형체장치
JPH03277521A (ja) 射出成形機の射出駆動装置
JPH06126789A (ja) 射出圧縮成形機
JPH0592455A (ja) 電動式射出成形機の型締制御方法