JPH0257074A - 固体撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジョンカメラ等に用いられる電子シャッ
タシステムを用いた固体撮像装置に関し特にその電子シ
ャッタシステム使用時の撮像・再生方式に関する。

〔従来の技術〕

電子シャッタ動作可能な固体撮像素子の一例であるイン
ターライン型ＣＯＤ固体撮像素子のブロック図を第３図
に、固体撮像装置の一例のブロック図を第４図に示す。

第３図において、複数個のフォトセンサ１に入射した光
はその光量に応じて信号電荷がフォトセンサ１のポテン
シャル井戸に形成され、読み出しパルスにより垂直シフ
トレジスタ２にいっせいに読み出される。垂直シフトレ
ジスタ２の全電荷パターンは行単位で一水平走査線毎に
水平シフトレジスタ３に並列転送され、出力回路部４よ
り順次ビデオ信号として出力される。

第４図において、固体撮像素子１１がら出力されたビデ
オ信号は低減ろ波器４２、前置増幅器５２を介してプロ
セス回路６２においてシェーディング補正、アパーチュ
ア補正、フランキンクパルス混合、γ補正等の信号処理
が行われ、映像信号として出力される。

また、電子シャッタシステム使用時には、フォトセンサ
１に蓄積されていた不要な映像信号の信号電荷は、垂直
ブランキング期間内に不要電荷読み出しパルスにより、
垂直シフトレジスタ２に読み出され、通常のクロックパ
ルスの５０〜１００倍の速い周波数の高速掃き出しパル
スによる高速動作て垂直シフトレジスタ２に対して水平
シフトレジスタ３と反対側に設けられた掃き出しトレイ
ン５に除去された後映像信号の信号電荷は一定の採光時
間経過後、読み出しパルスによりフォトセンサ１から垂
直シフトレジスタ２に読み出され、以下前述と同様の動
作により、順次映像信号として出力される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の固体撮像装置はテレビジョンの標準方式
に合ぜ１フイ一ルド期間内のある一定時間（たとえば］
、　／　１０００　ｓ　ｅ　ｃ、１／２０００ｓｅｃな
ど）にフォトセンサの採光時間を割当て映像信号を採取
し、他の期間内に採取された映像信号電荷を不要とし、
破棄しているのて、特に動きの速い被写体に対しては、
フレの少ない鮮明な画像が得られるか、スロー再生を行
った場合には、１枚の静止画像のコマ送り的な流動感の
ない再生画像になるという欠点があった。

本発明の目的は、動きの速い被写体を電子シャッタ動作
て撮像しスロー再生を行う場合に流動感のあるブレの少
ない鮮明な再生画像か得られる固体撮像装置を提供する
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の固体撮像装置は、電子シャッタ動作可能な固体
撮像素子と、標準方式の整数倍の速さて前記固体撮像素
子を駆動して電子シャッタ動作させる駆動パルスを発生
ずる駆動回路と、前記固体撮像素子の出力信号を低域ろ
波器、前置増幅器を介して受け取るプロセス回路と、前
記プロセス回路の出力から標準方式に見合う映像信号の
み選択するセレクトロジックと、前記プロセス回路の出
力信号を受け取って記録しスロー再生を行なう記録再生
部とを含むというものである。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すフロック図てあり、第
２図（ａ）、（ｂ）は電子シャッタ動作で採取した映像
信号をスロー再生した時の従来例の場合と本実施例の場
合を比較するための概念図である。

この実施例は、第１図に示したように、電子シャッタ動
作が可能な固体撮像素子１１と、固体撮像素子１１を標
準方式の２倍の速さで駆動して電子シャッタ動作させる
駆動パルスを発生ずる駆動回路２１と、同期パルス発生
器３１と、低減ろ波器４１と、前置増幅器５１と、シェ
ープインク補正、アパーチュア補正、ブランキングパル
ス混合、γ補正等の信号処理を行うプロセス回路６］と
、同期パルス発生器３１の同期パルスにより制御され、
テレビジョンの標準方式に見合う映像信号のみを選択出
力させるためのセレクトロジック８１と、電子シャッタ
システムを使用し、スロー再生を行った際コマ送り的て
ない流動感のある且つブレの少ない鮮明な再生画像を得
るために、テレヒジョの標準方式の一画面分の映像信号
の他に１画面分の映像信号を記録し再生することが出来
る映像信号記録再生部７］がら構成されている。

第１図において固体撮像素子の駆動回路２］によりテレ
ビジョンの標準のタイミング周波数の２倍の周波数で固
体撮像素子１１を電子シャッタ動作で駆動させることに
より、第２図（ト））に示した様に、従来の２倍分の映
像信号が得られる。これらの映像信号は、低減ろ波器４
１、前置増幅器５１、プロセス回路６１を介して映像信
号として出力され、映像信号の記録再生部７１において
記録される。ここでこれらの映像信号がスロー再生され
た時には第２図に示しフコ様に、従来と比べて２倍の映
像信号が記録・蓄積されているため、その再生映像は電
子シャッタ動作と相まって、動作の速い被写体に対して
流動感のあるブレの少ない鮮明でダイナミックな映像か
得られる。

また、通常の記録再生しない映像信号の出力の場合は、
第１図において、セレクトロジック８１を同期パルス発
生器３１のタイミングパルスによりテレビジョンの標準
方式に見合う映像信号のみ選択出力させるよう制御する
ことにより、第２図（ｂ）の破線で示した一画面分の映
像信号７を除去し映像信号を出力することが出来る。セ
レクトロジックの出力は３個のフィールドメモリを含む
方式変換装置く図示しない）により、標準方式の映像信
号として受像装置に入力される。あらかじめ、１フイー
ルド毎に信号が除去されているので、フィールドメモリ
への書き込みは、確実に行え、良好な映像が得られる。

本実施例では、従来の２倍の速さで固体撮像素子を駆動
し、映像信号を従来の２倍分採取記録し、動作の速い被
写体に対して流動感のあるブレの少ない鮮明な再生画像
が得られる固体撮像装置について述べたが、固体撮像素
子が許容する範囲で数倍の速さで駆動し、数倍分の映像
信号を採取・記録することにより、スロー再生時さらに
流動感のあるダイナミックな再生画像が得られることは
言うまでもない。

また、固体撮像素子として、インターライン型ＣＣＤを
用いたが、電子シャッタ動作が可能であるなら、他の種
類の固体撮像素子においても本発明が適用されることは
言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明は固体撮像素子を本来の整数
倍のスピードで駆動し、本来の１フイ一ルド期間内に数
度フォｌ〜センサの採光時間を割り当て、映像信号を採
取することにより、動作の速い被写体を電子シャッタシ
ステムを使用して記録した映像信号のスロー再生を行っ
た場合にもコマ送り的でない流動感のある且つブレの少
ない鮮明な再生画像を提供することが出来るという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−実施例を示すブロック図、第２図（
ａ）、（ｂ）は電子シャッタ動作で採取した映像信号を
スロー再生した時の従来例の場合と本実施例の場合を比
較するための概念図、第３図は電子シャッタ動作可能な
インターライン型ＣＣＤ固体撮像素子のブロック図、第
４図は従来の固体撮像装置のブロック図の一例である。 １・・・フォトセンサ、２・・・垂直レジスタ、３・・
・水平シフトレジスタ、４・・・出力回路部、５・・・
掃き出しドレイン、６・・・１画面分の映像信号、７・
・・本発明により新たに追加される１画面分の映像信号
、１１・・・固体撮像素子、２１．２２・・・駆動回路
部、３２．３２・・・同期パルス発生器、４１．４２・
・・低減ろ波器、５１．５２・・・前置増幅器、６１．
６２・・・プロセス回路、７１．７２・・・映像信号の
記録再生部、８１・・・セレクトロジック、９１．９２
・・・映像信号の記録再生制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子シャッタ動作可能な固体撮像素子と、標準方式の整
   数倍の速さで前記固体撮像素子を駆動して電子シャッタ
   動作させる駆動パルスを発生する駆動回路と、前記固体
   撮像素子の出力信号を低域ろ波器、前置増幅器を介して
   受け取るプロセス回路と、前記プロセス回路の出力から
   標準方式に見合う映像信号のみ選択するセレクトロジッ
   クと、前記プロセス回路の出力信号を受け取って記録し
   スロー再生を行なう記録再生部とを含むことを特徴とす
   る固体撮像装置。