JPH0254505A - 積層型インダクタ - Google Patents

積層型インダクタ

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JPH0254505A
JPH0254505A JP20541288A JP20541288A JPH0254505A JP H0254505 A JPH0254505 A JP H0254505A JP 20541288 A JP20541288 A JP 20541288A JP 20541288 A JP20541288 A JP 20541288A JP H0254505 A JPH0254505 A JP H0254505A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceramic green
green sheet
magnetic layer
thickness
magnetic substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP20541288A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
隆 小林
Masuyuki Mizuno
水野 益行
Hisashi Yokota
横田 久
Minoru Tamada
稔 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0254505A publication Critical patent/JPH0254505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は積層型インダクタに関し、特にたとえば雑音
防止用の積層型インダクタに関する。
(従来技術) 第4図はこの発明の背景となる従来の積層型インダクタ
の一例を示す分解斜視図であり、第5図はその斜視図で
ある。この積層型インダクタ1は第1の磁性体層2を含
む。第1の磁性体層2の一方主面上には、導体パターン
3が形成されている。
さらに、第1の磁性体層2の両面には、それぞれ複数の
第2の磁性体層4が積層されている。積層された第1の
磁性体N2および第2の磁性体層4の外部には、導体パ
ターン3と電気的に接続される2つの外部電極5が形成
される。これらの2つの外部電極5間にインダクタンス
が形成される。
このような積層型インダクタ1を製造する場合、第6図
に示すように、第1のセラミックグリーンシート6が準
備される。この第1のセラミックグリーンシート6上に
は、第4図における導体パターン3の形状に電極ペース
ト7が塗布されている。
この第1のセラミックグリーンシート6の両面に、第2
のセラミックグリーンシート8が積層圧着される。そし
て、第1のセラミックグリーンシート6および第2のセ
ラミックグリーンシート8が焼成されて一体の焼結体と
なる。この焼結体にバレル研磨を施し、導体パターン3
に電気的に接続されるように導電ペーストを塗布して焼
き付け、外部電極5が形成される。
この場合、第1のセラミックグリーンシート6および第
2のセラミックグリーンシート8は、同じ厚みに形成さ
れる。こうすることによって、第1のセラミックグリー
ンシート6と第2のセラミックグリーンシート8とを同
じ方法で製造することができ、作業の標準化を図ること
ができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の積層型インダクタでは
、第1のセラミックグリーンシートおよび第2のセラミ
ックグリーンシートの厚みが同じであるため、これらを
積層する枚数が多くなる。
そのため、この積層型インダクタを製造するのに手間が
かかり、作業性が悪くなる。
さらに、複数枚積層する第2のセラミックグリーンシー
トの厚みが薄いためその強度が弱く、積層する時にずれ
たり皺が生じたりしてしまう。また、第2のセラミック
グリーンシートにこのような皺が生じると、この皺によ
って第1のセラミックグリーンシート上の導体パターン
用の電極ペーストが破断してしまう場合があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、製造時における
作業性が良好で、かつ不良率の小さい積層型インダクタ
を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、導体パターンが形成された第1の磁性体層
と、第1の磁性体層の両面にそれぞれ複数枚積層される
第2の磁性体層と、第1の磁性体層および第2の磁性体
層の外部に形成され、導体パターンと電気的に接続され
る外部電極とを含む積層型インダクタであって、第2の
磁性体層の厚みは第1の磁性体層の厚みの2倍以上に設
定された、積層型インダクタである。
さらに、この発明は、導体パターンが形成された第1の
磁性体層と、第1の磁性体層の両面にそれぞれ複数枚積
層される第2の磁性体層と、第1の磁性体層および第2
の磁性体層の外部に形成され、導体パターンと電気的に
接続される外部電極とを含む積層型インダクタであって
、第2の磁性体層の厚みは100μm以上に設定された
、積層型インダクタである。
(作用) 第2の磁性体層の厚みを第1の磁性体層の厚みより大き
くなるように設定されるため、それぞれの材料となる第
2のセラミックグリーンシートの厚みが、第1のセラミ
ックグリーンシートの厚みより太き(形成される。その
ため、第2のセラミックグリーンシートの強度は、第1
のセラミックグリーンシートに比べて大きくなる。さら
に、第2のセラミックグリーンシートを厚くすることに
よって、これを積層する枚数が少なくなる。
(発明の効果) この発明によれば、第2の磁性体層の材料となる第2の
セラミックグリーンシートの強度が大きいため、これを
積層する時にずれたり皺が発生したりしにくい。したが
って、このような皺の発生による第1のセラミックグリ
ーンシート上の電極ペーストの破断が少なくなる。、し
たがって、これらの材料を用いて製造された積層型イン
ダクタでは、その不良率を小さくすることができる。
さらに、第2のセラミックグリーンシートの積層枚数が
少なくなるため、製造時の手間を省くことができ、その
作業性をよくすることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視図であり、
第2図はその斜視図である。この積層型インダクタ10
は第1の磁性体層12を含む。第1の磁性体層12の主
面上には、導体パターン14が形成される。この導体パ
ターン14は、第1の磁性体層12の一端から他端まで
延びるように形成される。この導体パターン14の両端
14aは、第1の磁性体層12の端部に沿って形成され
、この導体パターン14の両端143部分が後述の外部
電極に接続される。したがって、導体パターン14は、
rIJ字状に形成されている。
第1の磁性体層12の両面には、それぞれ複数の第2の
磁性体層16が形成される。この第2の磁性体層16の
厚みは、第1の磁性体層12の厚みの2倍以上に設定さ
れるか、または第2の磁性体層16の厚みが100μm
以上に設定される。
さらに、積層された第1の磁性体層12および第2の磁
性体N16の外部には、2つの外部電極18が形成され
る。これらの外部電極18は、第1の磁性体層12に形
成された導体パターン14の端部14aと電気的に接続
される。したがって、これらの2つの外部電極18間に
、インダクタンスが形成される。
このような積層型インダクタ10を製造するためには、
第3図に示すように、第1のセラミックグリーンシート
30が準備される。この第1のセラミックグリーンシー
ト30上には、導体パターン14の形状に電極ペースト
32が塗布されている。
第1のセラミックグリーンシート30の両面には、それ
ぞれ複数の第2のセラミックグリーンシート34が積層
される。これらの第1のセラミックグリーンシート30
および第2のセラミックグリーンシート34は、フェラ
イト粉末、有機溶媒およびバインダなどを混練して形成
した泥しようを押出し法、ブレード法および引き上げ法
などによってシート状にしたものである。第2のセラミ
ックグリーンシート34の厚みは、第1のセラミックグ
リーンシート30の厚みの2倍以上に設定されるか、ま
たは第2のセラミックグリーンシート34の厚みが10
0μm以上に設定される。
次に、積層圧着された第1のセラミックグリーンシート
30と第2のセラミックグリーンシート34とが焼成さ
れる。これらが焼成されることによって、第1のセラミ
ックグリーンシート30が第1の磁性体層12となり、
第2のセラミックグリーンシート34が第2の磁性体層
16となり、電極ペースト32が導体パターン14とな
る。
得られた焼結体にバレル研磨を施し、導体パターン14
の端部14aに接続されるように電極ペーストが塗布さ
れる。これを焼成することによって、第2図に示す外部
電極18が形成される。
このような積層型インダクタ10では、第2のセラミッ
クグリーンシート34の厚みが大きく設定されているた
め、これらを積層するとき、シートがずれたりシートに
皺が発生したりしない。そのため、第1のセラミックグ
リーンシート30上の電極ペースト32が、第2のセラ
ミックグリーンシート34の皺によって破断されず、製
造された積層型インダクタ10の不良率が少なくなる。
さらに、第2のセラミックグリーンシート34の積層枚
数が、従来にくらべて少なくなるため、その作業性がよ
くなる。
実験例1 上述の製造方法において、引き上げ法によって第1のセ
ラミックグリーンシートと第2のセラミックグリーンシ
ートとを形成した。これらの第1のセラミックグリーン
シートおよび第2のセラミックグリーンシートを形成す
るにあたって、スラリー粘度を変えて引き上げ速度を一
定とし、セラミックグリーンシートの厚みを変化させた
。そして、第1のセラミックグリーンシートの厚みを5
0μmとし、第2のセラミックグリーンシートの厚みを
変えて積層型インダクタの不良率を確認した。
なお、第1のセラミックグリーンシートと第2のセラミ
ックグリーンシートとの積層寸法は1゜605鰭とした
。そして、第2のセラミックグリーンシートの厚み、第
1のセラミックグリーンシート両面に積層された第2の
セラミックグリーンシート総数および積層型インダクタ
の不良率を別表1に示した。
別表1かられかるように、第2のセラミックグリーンシ
ートの厚みが100μm以上、すなわち、第1のセラミ
ックグリーンシートの厚みの2倍以上になった時、積層
型インダクタの不良率は急激に減少した。
実験例2 実験例1と同様にして、第1のセラミックグリーンシー
トの厚みを30μmとし、第2のセラミックグリーンシ
ートの厚みを変えて積層型インダクタの不良率を測定し
た。なお、第1のセラミ・ツクグリーンシートおよび第
2のセラミックグリーンシートの積層寸法は、0.90
3鶴とした。そして、第2のセラミックグリーンシート
の厚み。
第1のセラミックグリーンシート両面に積層された第2
のセラミックグリーンシート総数および積層型インダク
タの不良率を別表2に示した。
別表2かられかるように、第2のセラミックグリーンシ
ートの厚みが第1のセラミックグリーンシートの厚みの
2倍以上になると、積層型インダクタの不良率が減少し
た。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視図である。 第2図は第1図に示す積層型インダクタを示す斜視図で
ある。 第3図は第1図に示す積層型インダクタを製造する工程
の一例を示す斜視図である。 第4図はこの発明の背景となる従来の積層型インダクタ
の一例を示す斜視図である。 第5図は第4図に示す従来の積層型インダクタを示す斜
視図である。 第6図は第4図に示す従来の積層型インダクタを製造す
る工程の一例を示す斜視図である。 図において、10は積層型インダクタ、12は第1の磁
性体層、14は導体パターン、16は第2の磁性体層、
18は外部電極を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第1図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導体パターンが形成された第1の磁性体層、前記第
    1の磁性体層の両面にそれぞれ複数枚積層される第2の
    磁性体層、および 前記第1の磁性体層および前記第2の磁性体層の外部に
    形成され、前記導体パターンと電気的に接続される外部
    電極を含む積層型インダクタであって、 前記第2の磁性体層の厚みは前記第1の磁性体層の厚み
    の2倍以上に設定された、積層型インダクタ。 2 導体パターンが形成された第1の磁性体層、前記第
    1の磁性体層の両面にそれぞれ複数枚積層される第2の
    磁性体層、および 前記第1の磁性体層および前記第2の磁性体層の外部に
    形成され、前記導体パターンと電気的に接続される外部
    電極を含む積層型インダクタであって、 前記第2の磁性体層の厚みは100μm以上に設定され
    た、積層型インダクタ。
JP20541288A 1988-08-17 1988-08-17 積層型インダクタ Pending JPH0254505A (ja)

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