JPH025319Y2 - - Google Patents

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JPH025319Y2
JPH025319Y2 JP1982028286U JP2828682U JPH025319Y2 JP H025319 Y2 JPH025319 Y2 JP H025319Y2 JP 1982028286 U JP1982028286 U JP 1982028286U JP 2828682 U JP2828682 U JP 2828682U JP H025319 Y2 JPH025319 Y2 JP H025319Y2
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JP
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temperature
heat source
blower
outside air
compressor
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JP1982028286U
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は負荷変動に対し安定した圧縮機の運転を
行なう冷凍装置に関するものである。
従来、熱源側蒸発器を外気と熱交換させる室外
側送風機の速度制御手段として、圧縮機からの吐
出ガス圧力を検出する方式(特開昭49−46243号
公報)や、外気温度を検出する方式(実公昭47−
17962号公報)があるが、何れも一方の方式のみ
では室外側送風機を的確に速度制御しているとは
言い難かつた。
即ち、一般的に圧縮機の入力は冷媒凝縮温度に
略比例するものの、空気熱源側蒸発器の外気温度
が低い時は冷媒凝縮温度(圧力)が高くても比較
的圧縮機の入力は小さく、本来室外側送風機を低
速にする必要がないのに前者方式では自動的に速
度制御されてしまい自ら外気熱源からの汲み取り
量を減らして運転範囲を縮少してしまう欠点があ
つた。
又、冷媒凝縮温度(圧力)が低い時は外気温度
が高くても比較的圧縮機の入力は小さく、本来室
外側送風機を低速にする必要がないのに後者方式
では同様に自動的に速度制御されてしまい自ら外
気熱源からの汲み取り量を減らして運転範囲を縮
少してしまう欠点があつた。
一方、実開昭50−114962号公報で提示されてい
るように、熱源側蒸発器の室外送風機を外気温度
に応じて強風運転と弱風運転に切換えると共に高
圧圧力が設定値を超えると異常高負荷防止のため
に、送風機を強制的に微風運転に切換える方式も
試みられている。しかしながら、上述したように
外気温度が低い時は高圧圧力が高くても比較的圧
縮機の入力は小さく、高負荷防止のためには室外
送風機を強風運転から弱風運転に一段下げるだけ
で良いのにこの方式では高負荷防止用の高圧スイ
ツチが働いて微風運転に切換えられてしまい自ら
外気熱源からの汲み取り量を減らして運転範囲を
縮少してしまう欠点があつた。
又、高圧圧力が低い時は外気温度が高くても比
較的圧縮機の入力は小さく、本来室外送風機を弱
風運転にする必要がないのにこの方式では高圧ス
イツチが高負荷防止時にしか働かず外気温度のみ
によつて弱風運転に切換えられてしまい自ら外気
熱源からの汲み取り量を減らして運転範囲を縮少
してしまう欠点があつた。
本案は斯かる点に鑑み、熱源側負荷並びに利用
側負荷が変動しても圧縮機を一定負荷のもとで安
定運転させ、運転範囲の拡大を図ることを目的と
したものである。この目的を達成する為に、本案
は圧縮機、利用側凝縮器、減圧素子、熱源側蒸発
器を循環状に接続すると共に、前記利用側凝縮器
の冷媒の温度もしくは圧力を検出する検出器と、
外気温度を検出する検出器と、この両検出器の
夫々の検出値が何れも設定値を上回わると前記熱
源側蒸発器の送風機の速度を下げる制御器とを備
えるようにしたものである。
以下本案の実施例を図面に基づいて説明する
と、第1図の配管系統図に於いて、1は圧縮機、
2は利用側凝縮器、3は膨張弁もしくはキヤピラ
リーチユーブからなる減圧素子、4は屋外に設置
された熱源側蒸発器で、利用側凝縮器2の冷媒出
口配管箇所に冷媒温度検出器5を、熱源側発蒸器
4の外気吸入側箇所に外気温度検出器6を設け、
この両検出器5,6の各検出値が何れも夫々の設
定値を上回わると熱源側蒸発器4の送風機7の速
度を下げる制御器8を備えている。
又、9は利用側凝縮器2と熱交換関係に配設さ
れた主水熱交換器、10はボイラ等の補助熱源機
11の加熱器12で再加熱する補助水熱交換器、
13は湯水温度を略一定に保つ為のサーモバル
ブ、14は給湯用の温水を取り出す出湯口15と
市水を導入する入水口16とを有する貯湯タン
ク、17は循環水ポンプである。
次に動作を第2図を参照しながら説明する。圧
縮機1及び送風機7の運転により外気から熱源を
汲み取つて主水熱交換器9で温水を生成する出湯
運転中、温水使用量が少なく凝縮冷媒温度が設定
値T3よりも高くなり、且つ夏期の如く外気温度
が設定値t3よりも高くなると両検出器5,6のア
ンド出力信号により送風機7が停止し圧縮機1を
一定負荷のもとで継続運転させる。
次に、凝縮冷媒温度が設定値T2よりも高く、
且つ春秋中間期の如く外気温度が設定値t2よりも
高い場合は両検出器5,6のアンド出力信号によ
り送風機7が弱風運転され、凝縮冷媒温度が設定
値T1よりも高く、且つ冬期の如く外気温度が設
定値t1以上ある場合は両検出器5,6のアンド出
力信号により送風機7が中風運転される。而して
上述の温度範囲以外にある場合送風機7は強風運
転される。
特に、本案実施例の如く補助熱源機11を併用
した場合、この補助熱源機11の能力が冷凍機の
汲み上げ熱量に比べ相対的に小さいとサーモバル
ブ13が開く前に主水熱交換器9内の水温が上が
り凝縮冷媒温度が高くなることがある。この時、
外気温度が低くければ圧縮機1の入力はそれほど
大きくないので送風機7の風量を落とす必要がな
く、外気温度と無関係に凝縮冷媒温度(圧力)だ
けで一義的に送風機7を制御していた従来欠点を
解消することができる。
又、逆に外気温度が高い時は凝縮冷媒温度が低
くても圧縮機1の入力が大きくなることがある。
この場合も同様に凝縮冷媒温度(圧力)だけで一
義的に送風機7を制御していた従来手段では送風
機7の風量が落ちず圧縮機1に過大負過がかかる
ことになるが、本案では一定の負荷のもとで安定
した運転が行なわれる。
尚、凝縮冷媒温度を検出する検出器5は上記実
施例の如く利用側凝縮器2の冷媒出口箇所に設置
するのが最も好ましいが、この検出器5を凝縮冷
媒圧力を検出する圧力センサーに置き換えること
も可能である。勿論、圧力センサーとして使用す
る場合は利用側凝縮器2の冷媒入口箇所に設置し
ても良い。
以上の如く、本案は蒸発器の熱源側負荷として
外気温度を、凝縮器の利用側負荷としてこの凝縮
器部の冷媒の温度もしくは圧力を、夫々個別に検
出してこの両検出器の夫々の検出値が何れも設定
値を上回わると熱源側蒸発器の送風機の速度を
強、中、弱、停止と下げるようにしたので、両負
荷が個々に同時もしくは個別に変動しても一定負
荷のもとで安定した運転を広範囲に行なうことが
でき、しかも外気からの汲み上げ熱量を最大限に
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案実施例を示すもので、第1図は配管
系統図、第2図は送風機の動作図である。 1…圧縮機、2…利用側凝縮器、3…減圧素
子、4…熱源側蒸発器、5…冷媒温度(圧力)用
検出器、6…外気温度検出器、7…送風機、8…
制御器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、利用側凝縮器、減圧素子、熱源側蒸発
    器を循環状に接続すると共に、前記利用側凝縮器
    の冷媒の温度もしくは圧力を検出する検出器と、
    外気温度を検出する検出器と、この両検出器の
    夫々の検出値が何れも設定値を上回わると前記熱
    源側蒸発器の送風機の速度を下げる制御器とを備
    えてなる冷凍装置。
JP2828682U 1982-02-26 1982-02-26 冷凍装置 Granted JPS58131374U (ja)

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JP2828682U JPS58131374U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 冷凍装置

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JP2828682U JPS58131374U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 冷凍装置

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JPS58131374U JPS58131374U (ja) 1983-09-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4610688B2 (ja) * 2000-03-17 2011-01-12 パナソニックエコシステムズ株式会社 冷暖房給湯装置とその制御方法
JP5034657B2 (ja) * 2007-04-27 2012-09-26 パナソニック株式会社 ヒートポンプ給湯装置
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