JPH0252345A - フィルム処理装置 - Google Patents

フィルム処理装置

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Publication number
JPH0252345A
JPH0252345A JP20275488A JP20275488A JPH0252345A JP H0252345 A JPH0252345 A JP H0252345A JP 20275488 A JP20275488 A JP 20275488A JP 20275488 A JP20275488 A JP 20275488A JP H0252345 A JPH0252345 A JP H0252345A
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JP
Japan
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film
roller
rollers
processing
flange
Prior art date
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Pending
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JP20275488A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuoka
寛 松岡
Tatsuya Emoto
江本 辰弥
Akinobu Azuma
我妻 顕宣
Michisane Ashizawa
芦沢 陸実
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分計〉 本発明は、マイクロフィルム等のフィルムの現像処理を
自動的に行うフィルム処理装置に関し、特にフィルムの
後端部まで良好に処理できるようにしたものである。
〈従来の技術〉 大量の文書を記録保管する場合、一般にはマイクロフィ
ルム等で文書のマイクロ化を行い、必要に応じてマイク
ロフィルムに記録された文書の拡大投影をしたり、或い
はこれを拡大複写している。
このような一連のマイクロフィルムシステムにおいては
、カメラにて撮影されたマイクロフィルムの現像処理、
定着処理、洗浄処理。
乾燥処理を自動的に行うフィルム処理装置が開発されて
いる。かかるフィルム処理装置では長尺のマイクロフィ
ルムを現像液及び定着液及び水等の洗浄液に順次浸す必
要があるため、一般には第8図に示す如き構造のものが
多く採用されている。つまり、現像液101が貯溜され
た現像槽102と、定着液103が貯溜された定着槽1
04と、洗浄液105が貯溜された洗浄槽106とを順
に配列し、現像槽102及び定着槽104及び洗浄槽1
06内に処理用ローラ107をそれぞれ配置すると共に
相互に隣り合う現像槽102と定着槽104との間及び
この定着槽104と洗浄槽106との間に方向変換用ロ
ーラ108をこれら現像槽102.定着槽104.洗浄
槽106よりも上方に配置し、搬入用ローラ109及び
搬出用ローラ110と共にこれら処理用ローラ107と
方向変換用ローラ108とに交互にマイクロフィルム1
11を巻き掛け、このマイクロフィルム111を上下に
蛇行させている。そして、マイクロフィルム111は現
像液101や定着液103や洗浄液105等の処理液中
を連続的に通過した後、絞りローラ112を経て乾燥工
程へ送られる。
〈発明が解決しようとする課題〉 前述したようにしてマイクロフィルム111を処理する
1場合、マイクロフィルム111は、その両端部が通常
、例えば図示しない供給リールと巻取リールとによりあ
る程度固定されているが、後端部が供給リールから離れ
た後には当該後端部が幅方向に大きく蛇行するという問
題がある。
このように蛇行が生じると、マイクロフィルムが絞りロ
ーラ112から外れてしまい、送行不良が生じる。また
、マイクロフィルム112ば、その両側端が、通常は押
圧力が大きい絞りローラ112の軸に直行する方向から
幅方向に傾斜して当該絞りローラ112に突入すること
になるので、特にマイクロフィルム112が薄く腰が弱
い場合にはフィルムがしわくちゃになる現象(以下、ジ
ャムという)が発生する。
なお、土浦した蛇行は、例えば搬送用ローラ109や方
向変換用ローラ108或いは搬送用盲−ラ110がマイ
クロフィルム111を搬送するための駆動ローラとなっ
ている場合にはあまり問題とならないが、通常はフリー
のローラであり、また、駆動ローラを増やすと装置が大
型化してしまうという問題が生じる。
また、例えば搬送用ローラ110に、その軸方向両端に
ドラム部より大径となるつばを有するつば付ローラを採
用してマイクロフィルム111の幅方向の動きを規制し
て蛇行を防止することも考えられるが、この場合にも蛇
行はほとんど防止できない。
本発明はこのような事情に艦み、フィルム後端部の蛇行
を防止して、搬送不良や絞りローラによる絞り不良(ジ
ャム)を防止したフィルム処理装置を提供することを目
的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明のフィルム処理装置は、露光
済みのロールフィルムを処理する処理液が貯溜された処
理液槽と、処理されたフィルムに付着した処理液を絞り
取る絞りローラと、この絞りローラの上流側にてフィル
ムの幅方向の位置を規制する相対向する一対のローラか
らなる位置規制ローラとを具えたフィルム処理装置であ
って、上記位置規制ローラのフィルムの負荷がかかる側
又は重力方向下側の一方のローラが幅方向両端につばを
有し且つこれらっばの間隔がフィルム幅にほぼ対応する
第一のっぽ付ローラであり、他方のローラが上記第一の
つば付ローラの両端と係合しうるつばを有し且つそのド
ラム部には上記第一のっぽ付ローラのつばが当接しうる
第二のつば付ローラであることを特徴とする。
く作   用〉 フィルムは位置規制ローラの第一のつば付ローラのつば
と第二のつば付ローラのドラム部との間を搬送され、そ
の後端部がフリーとなっても蛇行することなく、両側端
が絞りローラの軸とほぼ直交するような方向から当該絞
りローラに突入する。
く実 施 例〉 本発明によるフィルム処理装置の一実施例の外観を表す
第1図及びその内部構造を表す第2図及びそのI[−I
矢視断面形状を表す第3図に示すように、携行用のキャ
リングハンドル11が回動自在に枢着されたケーシング
12の前面部には、前N13が蝶番14を介して前後に
開閉自在に枢支されており、更にこのケーシング12に
は、このケーシング12内を三つに仕切る二つの仕切り
フレーム15゜16が固設されている。第一の仕切りフ
レーム15には供給リール17を収納する遮光ケース1
8が固定され、この遮光ケース18内には供給リール1
7を転勤自在に保持する一対のリール受はローラ19が
回転自在に取付けられている。なお、この供給リール1
7は露光済みのフィルム20が巻回収納されたものであ
る。又、仕切りフレーム15の上端部には固定ガイドロ
ーラ21が回転自在に取付けられ、この固定ガイドロー
ラ21と供給リール17どの間には、露光済みのフィル
ム20の有無を検知する一対の光電式のフィルムセンサ
22が配設されている。
仕切りフレーム15,16の相互に対向する側には、左
右一対の受は皿案内ローラ23が前後二組それぞれ回転
自在に取付けられており、これら受は皿案内ローラ23
上には処理液槽24を着脱自在に載置するための受は皿
25が前後に出し入れ自在に搭載されている。処理液槽
24内は三つの仕切り壁26によって四分割され、現像
液27と定着液28と第一の洗浄液29と第二の洗浄液
30とがそれぞれ貯溜されている。本実施例では処理液
槽24の現像液27及び洗浄液29.30が貯溜された
箇所に、後述するマグネチックスターラ31 a、 3
1 b、 31 cの作動に伴って連れ回りする攪拌羽
根32がそれぞれ回転自在に組付けられ、これら現像液
27及び洗浄液29,30の攪拌を行うようにしている
。この場合、定着液28が貯溜された箇所にも攪拌羽根
32を組付けるようにしても良く、要するに攪拌が必要
な箇所に攪拌羽根32を設けることができる。又、この
処理液槽24の上端部には、三つの方向変換用ローラ3
3を回転自在に支持する各支持軸34及び固定位置規制
ローラ82を回転自在に支持する回転軸83の前後両端
部がそれぞれ保持されている。
受は皿25上に載置される処理液槽24の後方には、左
右両端部が仕切りフレーム15゜16に連結されたビー
ム35が配置されている。このビーム35に蝶番36を
介して前後に回動自在な揺動ホルダ37の前端部には、
現像液27を加温する棒状の現像用と−タ38と、現像
液27の温度を検知する液温センサ39と、現像液27
の液面が一定レベル以上あるかどうかを電気的に検知す
るための液面センサ40とがそれぞれ下向に突設されて
いる。又、揺動ホルダ37の後端部には蝶番36を中心
にこの揺動ホルダ37の前端部を上方に跳ね上げ、処理
液槽24に対して現像用ヒータ38及び液温センサ39
及び液面センサ40を退避移動させるようなばね力を有
する引張りばね41の一端が連結され、この引張りばね
41の他端はビーム35に固定されている。更に、前端
部が受は皿25上の処理液槽24の後端に当接して蝶番
36を中心に揺動ホルダ37の前端部を前方に倒し、現
像用ヒータ38及び液温センサ39及び液面センサ40
の下部を現像液27中に浸漬させるための板ばねで形成
されたコンタクトプレート42は、その後端部が蝶番3
6よりも後方に位置するように揺動ホルダ37に連結さ
れている。
なお、コンタクトプレート42のばね力は、第3図に示
す状態で引張りばね41のばね力よりも強めに設定され
ている。従って、コンタクトプレート42に処理液槽2
4が押し当っている状態では、コンタクトプレート42
により揺動ホルダ37の前側は下方に押し下げられてい
るが、受は皿25と共に処理液槽24を前方に引き出す
ことによって、コンタクトプレート42の前端部がフリ
ーな状態となり、引張りばね41のばね力により揺動ホ
ルダ37の前側が上方に跳ね上げられる。
処理液槽24に近接して攪拌羽根32とそれぞれ対向す
るようにケーシング12の内奥に配置される三つの前記
マグネチックスターラ31a〜31cは、仕切りフレー
ム15゜16間に配設されたスターラ支持ビーム43に
支持軸44を介してそれぞれ回転自在に支持されている
。そして、現像液27用のマグネチックスターラ31a
の支持軸44と第二の洗浄液30用のマグネチックスタ
ーラ31cの支持軸44との間には、無端のチェノ45
が巻回され、更に現像液27用のマグネチックスターラ
31aの支持軸44と供給リール17の遮光ケース18
の後ろ側に設けられた攪拌用モータ46の図示しないス
ピンドルとの間には、無端の駆動チェノ47が巻回され
ている。なお、マグネチックスターラ31a。
31b間には、チェノ45を第一の洗浄液29用のマグ
ネチックスターラ31bの支持軸34に噛み合わせるた
めのテンションスプロケット48が配設されている。従
って、攪拌用モータ46を駆動すると全てのマグネチッ
クスターラ31a〜31cが同方向に回転し、これに伴
って処理液槽24中に組込まれた攪拌羽根32が磁力に
より連れ回りし、現像液27及び洗浄液29.30を攪
拌する。
前記ケーシング12の上端面には、上下に開閉自在の上
蓋49が設けられている。この上蓋49には仕切りフレ
ーム15.16を隔てて対向するようにケーシング12
の上端部に固定された一対の案内筒50に対し、摩擦力
を伴ってそれぞれ上下に摺動自在に貫通する一対の案内
棒51が下向きに突設され、上蓋49はこれら案内棒5
1によって上下に昇降自在となっている。
上1i49の前端側には、現像液27及び定着液28及
び洗浄液29.30中にそれぞれ浸漬する処理用ローラ
52を下端部に回転自在に取付けたローララック53が
ラックブラケット54を介して下向きに突設されている
ローララッ□り53の部分の裏面形状を表す第4図及び
そのV−V矢視断面形状を表す第5図に示すように、ロ
ーララック53には、回転軸84をビス85を介して固
定した処理用ローラ52と、回転軸86をビス87を介
して固定した移動位置規制ローラ88とが取付けられて
いる。すなわち、この移動位置規制ローラ88はローラ
ラック53が下降した場合に上述した固定位置規制ロー
ラ82と相対向してマイクロフィルム20の幅方向の位
置規制を行うものであり、詳細は後述する。
一方、上述したローララック53には処理液槽24の仕
切り壁26との干渉を防止するため、上下方向の切欠5
5を三箇所形成している。又、前記ラックブラケット5
4の左右両側には、上蓋49を下降させた際にこの上蓋
49をケーシング12に密着固定するためのロック爪5
6をそれぞれ有する一対のロック操作つまみ57が回動
自在に上蓋49に取付けられており、上蓋49をケーシ
ング12に密着固定しであるか否かは、ケーシング12
の上端部に組付けられたタッチセンサ58によって検出
されるようになっている。
仕切りフレーム16によって仕切られた処理液槽24と
反対側のケーシング12には、この部分のケーシング1
2内を前後に仕切る隔壁59が固定されている。この隔
壁59の後ろ側には、処理済みのフィルム20を乾燥さ
せるための送風ファン60を具えたファンモータ61が
配設され、このファンモータ61の作動による送風ファ
ン60からの送風は、隔壁59に形成された温風吹田口
62からフィルム20の表面と平行に吹き出される。こ
の温風吹田口62と送風ファン60との間には、フィル
ム20の乾燥時間を短縮させるため、乾燥用ヒータ63
が配設されている。
第2図中、隔壁59の右端上部には、フィルム搬送用モ
ータ64に連結されたフィルム駆動用ローラ65が回転
自在に取付けられている。同様に、隔壁59の左端下部
には巻取軸66が回転自在に設けられ、この巻取軸66
には乾燥済みのフィルム20を巻取る巻取リール67が
着脱自在に装着されるようになっている。又、この巻取
軸66の上方にはブラケット68を介して回転自在に隔
壁59に取付けられた左右二つの固定絞りローラ69が
位置している。そして、これら固定絞すローラ69とフ
ィルム駆動用ローラ65と巻取軸66とには、無端の同
期チェノ70が巻き掛けられているが、本実施例では固
定絞9′O−ラ69とフィルム駆動用ローラ65との間
に配置される一対の退避用スプロケット71と巻取軸6
6の左右に配置される巻付は用スプロケット72とを隔
壁59に回転自在に取付け、同期チェノ70に噛み合わ
せている。従って、フィルム搬送用モータ64の作動に
より固定絞りローラ69.フィルム駆動用ローラ652
巻取軸66は同期回転するが、これらの駆動機構は全て
隔壁59の後ろ側に配設されている。
前記固定絞すローラ69と共働して処理済みのフィルム
20に付着した水滴を拭う左右二つの押え絞りローラ7
3は、前記上蓋49にローラブラケット74を介して吊
り下げられたローラホルダ75に回転自在に支持されて
いる。そして、ローラブラケット74とローラホルダ7
5との間には、固定絞りローラ69の回転軸心と押え絞
りローラ73の回転軸心とを平行に保持するための回り
止めビン76と、押え絞りローラ73を固定絞りローラ
69側に押圧するための圧縮ばね77とが介装されてい
る。
実際の作業に際しては、まず装置全体を机上等に載置し
、ケーシング12の裏側に設けられた電源コード78先
端の差込プラグ79を室内の電源コンセント等に差し込
む。
そして、前蓋13を開くと共にロック操作っまみ57を
回し、ケーシング12に対するロック爪56の係合を解
除したのち、上蓋49に設けられた把手80を掴んで上
蓋49と共に処理用ローラ52を処理液槽24の上方へ
引き上げる(第2図及び第3図参照)。一方、空の処理
液槽24を受は皿25と共に前方に引き出すが、この時
、受は皿25の引き出し操作の途中でコンタクトプレー
ト42の先端が自由な状態となるため、引張りばね41
のばね力によって揺動ホルダ37が蝶番36を中心に回
動し、現像用ヒータ38.液温センサ39.液面センサ
40が処理液槽24の上方に退避する。ケーシング12
の前方に引き出した処理液槽24の所定箇所に現像液2
7、定着液28、洗浄液29.30をそれぞれ一定量ず
つ注入し、乙の処理液槽24を受は皿25と共にケーシ
ング12内の元の位置へ戻す。この時、コンタクトプレ
ート42の先端が処理液槽24に押し当るため、引張り
ばね41のばね力に抗して揺動ホルダ37が回動し、現
像用ヒータ38や液温センサ39及び液面センサ40は
現像液27中に浸る(第2図及び第3図参照)。
次に、遮光ケース1Bの図示しない蓋を開き、現像済み
のフィルム20が巻かれた供給リール17を遮光ケース
18内のリール受はローラ19上に載せ、フィルム20
のリーダ部分の先端部を引き出した状態で遮光ケース1
8の蓋を閉めろ。そして、このフィルム2゜のリーダの
先端部を固定ガイドローラ21がら処理液槽24及び固
定絞りローラ69の上方を通し、更に温風吹出口62の
前方を通してフィルム駆動用ローラ65に巻き掛け、巻
取軸66に装着された巻取リール67に固定する(第2
図参照)。
しかるのち、前蓋13を閉じると共に上蓋49を押し下
げ、ロック操作っまみ57を操作してロック爪56をケ
ーシング12に係止させ、上蓋49をケーシング12に
固定する。
この時の状態を表す第6図に示すように、上蓋49の下
降途中でフィルム20のリーダ部分に処理用ローラ52
が押し付けられ、そのまま処理液槽24中に入って行く
結果、フィルム20は処理用ローラ52と方向変換用ロ
ーラ33及び固定位置規制ローラ82とに交互に巻き掛
けられ、上下に蛇行した状態で現像液27、定着液28
、洗浄液29,30に浸漬する。又、固定絞りローラ6
9と対向する押え絞りローラ73も上蓋49の下降動作
に伴って圧縮ばね77のばね力によりフィルム20を挟
圧した状態で固定絞りローラ69に押付けられる。
そして、スタートスイッチ81をONにすると、現像用
ヒータ38及び乾燥用ヒータ63に通電されると共に攪
拌用モータ46及びファンモータ61が作動し、現像液
27及び洗浄w129,30を攪拌すると共に一定温度
の温風が温風吹出口62から吹き出される。本発明では
、攪拌羽根32と処理用ローラ52との間に処理液の循
環攪拌を阻害するローララック53が位置していないた
め、効率の良い攪拌作業が可能となる。
現像液27の液温が所定の湿度に達したことを1夜温セ
ンサ40が検出すると、フィルム搬送用モータ64が作
動を開始する。これにより、フィルム2oは現像処理、
定着処理、水洗処理されて上下二組の絞りローラ69゜
73により表面に付着した水滴が除去され、温風吹田口
62の前方を通過する間に乾燥して巻取リール67に巻
取られて行く。フィルムセンサ22がフィルム20の無
<なったことを検出すると、一定時間後に通電が全てO
FFとなり、前蓋13を開いて巻取軸66から処理済み
のフィルム2oが巻がれた巻取リール67を取り外す。
なお、現像液27や定Il液28及び洗浄液29,30
は必要に応じてこの時に交換するか若しくは廃棄すれば
良い。
ここで、ローララック53が下降して固定位置規制ロー
ラ82と移動位置規制ローラ88とが相対向した状態を
第7図に示す。同図に示すように、固定位置規制ローラ
82は幅方向両端部につば82aを有するつば付ローラ
てありっば82a間の距離はフィルム20の幅より若干
大きく形成されている。一方、移動位置規制ローラ88
も幅方向両端部につば88aを有しており、これらつば
88aは、固定位置規制ローラ82のつば82aの外側
に形成されている係合突部82bと係合しうるようにな
っている。また、固定位置規制ローラ82のつば82a
の外周端面ば移動位置tlJローラ88のドラム部88
bの外J[と当接するようになっており、つば82aと
ドラム部88bと固定位置規制ローラ82のドラム部8
2cとの間の空間をフィルムが搬送されるようになって
いる。なお、この空間の厚さすなわち、つば82aのド
ラム部82cからの突出高さは1.5胴程度となってい
る。
また、固定位置規制ローラ82は軸方向に移動自在であ
り、移動位置規制ローラ88も軸方向にある程度のガタ
を有している。しかし、固定位置規制ローラ82にフィ
ルム20を巻き掛けておいてローララック53を下降さ
せて移動位置規制ローラ88を固定位置規制ローラ82
に係合させる場合、フィルム20が巻き掛けられた固定
位置規制ローラ82はそのっば82aが移動位置規制ロ
ーラ88のつば88aの間に位置するようになり、しか
も、固定位置規制ローラ82の係合突部82cをテーバ
状としているので、移動位置規制ローラ88ば固定位置
規制ローラ82と確実に係合する。なお、このように係
合状態になった後は、互いに軸方向の位置を規制しあっ
て、軸方向の位置がほとんどずれない状態となる。
このようにつば付ローラ同士を係合させた位置規制ロー
ラでフィルムを案内するようにすると、フィルムの後端
部がフリーの状態となって蛇行し易い場合にもその幅方
向の位置が確実に規制され、フィルムが絞りローラに突
入する場合にはフィルムの両側端が絞りローラの軸にほ
ぼ直角となる。なお、本実施例では処理ローラ52のう
ち大径のものすべて固定位置規制ローラ82と同様なつ
ば付ローラとしている。
以上述べたように、フィルムの負荷がかかるか又は重力
方向下側(以下、下側ローラという;本実施例では固定
位置規制ローラ82が対応する)につばの間隔が小さい
つば付ローラを用い、これに対向するローラ(以下、上
側ローラという;本実施例では移動位置規制ローラ88
が対応する)につばの間隔が大きいつば付ローラを用い
ることにより、フィルムの特に後端部の蛇行を確実に防
止することができるが、上下ローラのっぽの幅を逆にし
た場合、何れか一方につばなしローラを用いた場合或い
は両方につばなしローラを用いた場合にはその試験した
結果を次表(各々フィルム長にして約650mのテスト
結果)に示すように、蛇行が防止できず、また、フィル
ムに傷がつくという不具合が発生する。
なお、本実施例では移動位置規制ローラ88を固定位置
規制ローラ82の横に位置するように設けたが、勿論、
上側に位置するように設けてもよい。さらに、絞りロー
ラ69,73を直前、すなわち、フィルム20が水平に
搬送されている位置に位置規制ローラを設けることも可
能である。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明にかかるフィルム処理装置に
よると、絞りローラの上流につば付ローラ同士を係合さ
せた位置規制ローラを用いているので、フィルムの後端
部においてもフィルム幅方向の位置が良好に規制され、
蛇行が防止でき、フィルムの絞り工程における不良発生
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフィルム処理装置の一実施例の外
観を表す斜視図、第2図はその内部構造を表す正面断面
図、第3図はそのI−N矢視断面図、第4図はローララ
ックの部分の裏面図、第5図はその■−■矢視断面図、
第6図はフィルムの処理状態を表す作業概念図、第7図
は位置規制ローラの係合状態を表す平面図、第8図は従
来のフィルム処理装置の一例を表す作業概念図である。 又、図中の符号で12はケーシング、13は前蓋、20
はフィルム、21は固定ガイドローラ、24は処理液槽
、27は現像液、28は定着液、29,30は洗浄液、
31a 〜31cはマグネチックスターラ、32は攪拌
羽根、33は方向変換用ローラ、43はスターラ支持ビ
ーム、45はチェノ、46は攪拌用モータ、47は駆動
チェノ、49は上蓋、51は案内棒、52は処理用ロー
ラ、53はローララック、82は固定位置規制ローラ、
82aはつば、88は移動位置規制ローラ、88aはつ
ばである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 露光済みのロールフィルムを処理する処理液が貯溜され
    た処理液槽と、処理されたフィルムに付着した処理液を
    絞り取る絞りローラと、この絞りローラの上流側にてフ
    ィルムの幅方向の位置を規制する相対向する一対のロー
    ラからなる位置規制ローラとを具えたフィルム処理装置
    であって、上記位置規制ローラのフィルムの負荷がかか
    る側又は重力方向下側の一方のローラが幅方向両端につ
    ばを有し且つこれらつばの間隔がフィルム幅にほぼ対応
    する第一のつば付ローラであり、他方のローラが上記第
    一のつば付ローラの両端と係合しうるつばを有し且つそ
    のドラム部には上記第一のつば付ローラのつばが当接し
    うる第二のつば付ローラであることを特徴とするフィル
    ム処理装置。
JP20275488A 1988-08-16 1988-08-16 フィルム処理装置 Pending JPH0252345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20275488A JPH0252345A (ja) 1988-08-16 1988-08-16 フィルム処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20275488A JPH0252345A (ja) 1988-08-16 1988-08-16 フィルム処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0252345A true JPH0252345A (ja) 1990-02-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6740893B1 (en) * 1999-10-04 2004-05-25 Canon Kabushiki Kaisha Optical instrument, and device manufacturing method

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