JPH025185A - イメージ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、図形と文字・記号とを重ねた合成イメージを
作成するイメージ処理装置に関する。

（従来の技術） 通常デイスプレィやプリンタ等より出力される文字や図
形は、その文字や図形そのものをピットバタこンで格納
するイメージメモリ上において作成される。

しかしながら、イメージメモリ上に図形と文字・記号と
を重ねた合成イメージを作成し、これをデイスプレィや
プリンタ等より出力した場合、図形の黒ドツトと文字・
記号の黒ドツトとの重なりにより、文字・記号が図形の
塗り潰し部分に埋没されてしまったり、図形線と文字・
記号とが交わって文字の読取りが困難になるという問題
があった。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は従来のイメージ処理装置における課題を解決す
るためのもので、図形と文字・記号とを重ねた合成イメ
ージにおける文字・記号周辺の図形部分を削除すること
により、図形上に重ねられた文字・記号を明瞭化するこ
とのできるイメージ処理装置の提供を目的としている。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明のイメージ処理装置は上記した目的を達成するた
めに、図形が記憶された第１の記憶手段と、文字・記号
のビットパターンが記憶された第２の記憶手段と、文字
・記号のビットパターンを膨脹させた膨脹文字パターン
が記憶された第３の記憶手段と、第１から第３の記憶手
段にそれぞれ記憶された各データに基づいて、文字・記
号のビットパターンと図形から膨脹文字パターンを除い
たビットパターンとを重ねた合成イメージを作成するイ
メージ処理手段とを具備したものである。

（作　用） 本発明のイメージ処理装置では、イメージ処理手段が、
第１から第３の記憶手段にそれぞれ記憶された各データ
に基づいて、文字・記号のビットパターンと図形から膨
脹文字パターンを除いたビットパターンとを重ねた合成
イメージを作成するので、合成イメージにおける文字・
記号周辺の図形部分を削除して図形上に重ねられた文字
・記号を明瞭化することが可能となる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例のイメージ処理装置の構成を
説明するためのブロック図である。

同図において、１は例えばデイスプレィ等の出力装置に
出力される合成イメージを記憶するイメージメモリ、２
は文字・記号フォントが固定的に記憶された文字フォン
トＲＯＭ、３は文字フォントＲＯＭ２から抽出された文
字・記号のビットパターン（以下、文字パターンと称す
）が展開される第１のメモリ、４は第１のメモリ３に展
開された文字・記号を線幅方向に対し所定倍率で膨脹さ
れたビットパターン（以下、膨脹文字パターンと称す）
が展開される第２のメモリである。

また５は第１および第２のメモリ３．４にそれぞれ展開
された各ビットパターンに基づいて、最終的にイメージ
メモリ１上に展開するビットパターンを決定する合成イ
メージ処理回路である。

次に第２図を用いてこの実施例装置において代表される
イメージ処理動作について説明する。

この図において、１１は第１のメモリ３に記憶された文
字パターン、１２は第２のメモリ４に記憶された膨脹文
字パターン、１３はイメージメモリ１に記憶された図形
（塗り潰し部）である。

ここでイメージメモリ１上の図形１３内に第１のメモリ
３に記憶された文字パターン１１を書込む場合を考える
。

まず第１および第２のメモリ３．４をそれぞれ同時にス
キャンし、各メモリ３．４上に書込まれたパターンデー
タを　１ビツト毎に合成イメージ処理回路５に入力する
。

合成イメージ処理回路５は、各メモリ３．４からそれぞ
れ読出されたデータに基づいてイメージメモリ１に対す
るデータ書込みを次のような内容で実行する。

第１および第２のメモリ３．４からそれぞれ自ビット（
Ｌレベル信号）が取出された場合、イメージメモリ１に
対するデータの書込みは行わない。

第１のメモリ３から自ビット、第２のメモリ４から黒ビ
ット（Ｈレベル信号）がそれぞれ取出された場合、イメ
ージメモリ１上の対応する位置に自ビットを書込む。

第１のメモリ３から黒ビ′ット、第２のメモリ４から黒
ビットがそれぞれ取出された場合、イメージメモリ１上
の対応する位置に黒ビットを書込む。

このような処理を各メモリ３．４の全ビットに対し順次
行うことにより、文字パターン１１周囲の黒ビットを膨
脹文字パターン１２の領域分だけ除いた合成イメージが
最終的にイメージメモリｌ上に作成される。

かくしてこの実施例のイメージ処理装置によれば、図形
１３内に配置された文字パターン１１を、図形１３に埋
没されることなく、読取り可能な状態で表現することが
できる。

次に本発明の他の実施例について説明する。

第３図は本発明の他の実施例であるイメージ処理装置の
構成を説明するためのブロック図である。

同図において、２１は文字・記号フォントが固定的に格
納された文字フォントＲＯＭ、２２は文字フォン）ＲＯ
Ｍ２１から抽出された文字・記号のビットパターンが展
開される第１のメモリ、２３は文字フォントＲＯＭ２１
から抽出された文字・記号のビットパターンを線幅方向
に所定倍率で膨張させた膨脹文字パターンが記憶される
第２のメモリ、２４は図形が記憶される第３のメモリで
ある。

また２５は第２のメモリ２３および第３のメモリ２４か
らそれぞれ取出された各ビット毎の信号に基づいて、膨
脹文字パターンに重なる図形部分を自ビットに変換し、
この図形を出力するイメージ変換回路、２６はイメージ
変換回路２５から出力された信号と第１のメモリ２２か
ら出力された信号との排他的論理和をとってその結果を
例えばプリンタ等の出力装置に出力するＯＲ回路である
。

次にこの実施例装置の動作を第４図を参照しながら説明
する。

なおこの図において、３１は第１のメモリ２２に記憶さ
れた文字パターン、３２は第２のメモリ２３に記憶され
た膨脹文字パターン、３３は第３のメモリ２４に記憶さ
れた図形線である。

まず、第２および第３のメモリ２３．２４をそれぞれ同
時にスキャンする。

これにより各メモリ２３．２４から　１ビツト毎のデー
タがそれぞれイメージ変換回路２５に入力される。

イメージ変換回路２５は、各メモリ２３．２４からそれ
ぞれ出力された信号に基づいて次のような内容でイメー
ジ変換処理を実行する。

すなわち、第２のメモリ２３および第３のメモリ２４か
らそれぞれ黒ビット（Ｈレベル信号）が同時に取出され
た場合、イメージ変換回路２５はそのビットを自ビット
（Ｌレベル信号）に変換し、また第２のメモリ２３から
白ビット、第３のメモリ２４から黒ビットが取出された
場合は黒ビットを出力する。

この後、イメージ変換回路２５がら出力された信号と第
１のメモリ２２から出力された信号との排他的論理和が
°ＯＲ回路２６によりとられ、その出力信号がプリンタ
等の出力装置に出力される。

かくしてこの実施例のイメージ処理装置によれば、文字
パターン３１に交差する図形線３３を膨脹文字パターン
３２の線幅分だけ間引いた合成イメージが最終的に得ら
れる。

この結果、図形線３３に重なった文字パターン３１を明
瞭化することができる。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明のイメージ処理装置によれば
、図形と文字・記号とを重ねた合成イメージにおける文
字・記号周辺の図形部分を削除することにより、図形上
に重ねられた文字・記号を明瞭化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のイメージ処理装置の構成を
説明するためのブロック図、第２図は第１図のイメージ
処理装置におけるイメージ処理の流れを説明するための
図、第３図は本発明の他の実施例のイメージ処理装置を
説明するためのブロック図、第４図は第３図のイメージ
処理装置におけるイメージ処理の流れを説明するための
図である。 １・・・イメージメモリ、３・・・第１のメモリ、４・
・・第２９メモリ、５・・・合成イメージ処理回路。 出願人　　　　　株式会社　東芝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）図形が記憶された第１の記憶手段と、文字・記号
   のビットパターンが記憶された第２の記憶手段と、前記
   文字・記号のビットパターンを膨脹させた膨脹文字パタ
   ーンが記憶された第３の記憶手段と、前記第１から第３
   の記憶手段にそれぞれ記憶された各データに基づいて、
   前記文字・記号のビットパターンと前記図形から前記膨
   脹文字パターンを除いたビットパターンとを重ねた合成
   イメージを作成するイメージ処理手段とを具備したこと
   を特徴とするイメージ処理装置。