JPH025153Y2 - - Google Patents

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JPH025153Y2
JPH025153Y2 JP1985036765U JP3676585U JPH025153Y2 JP H025153 Y2 JPH025153 Y2 JP H025153Y2 JP 1985036765 U JP1985036765 U JP 1985036765U JP 3676585 U JP3676585 U JP 3676585U JP H025153 Y2 JPH025153 Y2 JP H025153Y2
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shift
automatic transmission
shift rod
lever
rotating arm
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JP1985036765U
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JPS61155921U (ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動変速機のコントロール装置の改
良に関する。
〈従来の技術〉 従来から、第4図に示すような、自動変速機の
コントロール装置が知られている(実開昭57−
95623号公報)。この自動変速機のコントロール装
置は、コントロールレバー構成部材としての手動
操作用シフトノブ1を手動操作すると、回動支軸
2を中心にして回動アーム3が矢印A方向に回動
し、その回動アーム3の回動がシフトロツド4を
介してシフトレバー5に伝達され、シフトレバー
5が軸6を中心に矢印B方向に回動して自動変速
機7のギヤの噛合位置を変更するようになつてい
る。ところで、シフトロツド4をシフトレバー5
と回動アーム3とに掛け渡すに際しては、シフト
レバー5をニユートラル位置に設定しておいてシ
フトロツドの一端部4aをシフトレバー5に形成
された挿通孔5aに挿入係止させ、かつ、シフト
ノブ1をニユートラル位置に保持した状態で回動
アーム3の自由端部に一体形成された螺合用固定
部8に、シフトロツド4の他端部4bを挿通係止
させ、シフトロツド4の長さ調整を図りつつ螺合
用固定部8を挟んでその両側から一対のナツト部
9,9により締付けてその他端部4bを固定し、
シフトロツド4を回動アーム3とシフトレバー5
とに掛け渡すようにしているが、自動変速機マウ
ントメンバー10が回動アーム3の下方に存在す
るときには、このシフトロツド4の長さ調整作業
を容易に行ない難い不具合がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 そこで、第5図に示すように、シフトロツド4
の他端部4bを自動変速機マウントメンバー10
を避けてそれよりも後方に向かつて延長し、か
つ、アイドラー用ブラケツト11を車体に固定し
て設け、そのアイドラー用ブラケツト11に支軸
12を介してアイドラレバー13を回動可能に設
け、このアイドラレバー13と回動アーム3とを
連結板14により連結し、アイドラレバー13に
はその自由端部に一体に螺合用固定部8を設け、
この螺合用固定部8にシフトロツド4の他端部4
bを挿通支承させ、シフトロツド4の長さ調整を
図りつつ螺合用固定部8を挟んでその両側から一
対のナツト部材9,9により締め付けて固定し、
シフトロツド4をシフトレバー5とアイドラレバ
ー13とに掛け渡し、回動アーム3の回動をアイ
ドラレバー13を介してシフトロツド4に伝達す
るようにした自動変速機のコントロール装置があ
るが、このものでは、部品点数が極めて多くなつ
て構成が複雑な欠点を有する他、アイドラレバー
13を設けた分だけシフトロツド4の伝達効率が
低下して操作力が増大する、残余の搭載部品の設
置スペースを確保し難い不具合がある。
〈考案の目的〉 本考案は、上記従来技術の有する問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、自
動変速機マウントメンバーが回動アームの下方に
存在する場合に部品点数を極力少なくして、か
つ、フロアの下部側からシフトロツドの長さ調整
作業を容易に行なうことのできる自動変速機のコ
ントロール装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案に係る自動変速機のコントロール装置の
特徴は、手動操作用シフトノブを有するコントロ
ールレバーの一部を構成しかつ前記手動操作用シ
フトノブの手動操作に基づいて回動支軸を中心に
回動する回動アームがフロアの下方の自動変速機
マウントメンバーに向かつて延びるようにして設
けられると共に、該回動アームの下方端部には揺
動支軸が取付けられ、該揺動支軸には自動変速機
のシフトレバーの存在方向若しくはその反対方向
に向かつて延びるようにして延在板部が前記フロ
アの下方で軸支され、前記シフトレバーに一端部
が連結されて前記回動アームの回動を前記シフト
レバーに伝達するシフトロツドの他端部には該シ
フトロツドの長さ調節用の螺合部が形成され、前
記延在板部の前記揺動支軸から遠い側の端部には
前記シフトロツドの長さを調節可能に前記螺合部
を固定するための螺合部用固定部が形成されてい
るところにある。
〈作用〉 このものでは、シフトレバーとコントロールレ
バーとをニユートラル位置に設定しておいて、作
業員がフロアの下部側から調整作業を行つてシフ
トロツドの一端部をシフトレバーに連結させ、か
つ、そのシフトロツドの他端部に形成されたシフ
トロツドの長さ調節用の螺合部を、回動アームの
自由端部に揺動可能に軸支された延在板部の螺合
部用固定部にシフトロツドの長さ調整を図りつつ
固定することにより、そのシフトロツドを回動ア
ームとシフトレバーとに掛け渡す。そのフロア下
部側からのシフトロツドの長さ調整作業の際、延
在板部はシフトレバーの延在方向又はその反対方
向に延びているので、回動アームの下方端部の近
傍に自動変速機マウントメンバー等が配置されて
いる場合でも、シフトロツドの螺合部の固定を、
その自動変速機マウントメンバーを避けた箇所で
行うことができることになり、その長さ調整作業
を容易に行うことができる。
なお、シフトノブを手動操作すると、回動アー
ムの回動が延在板部、シフトロツドを介して自動
変速機のシフトレバーに伝達される。
〈実施例〉 第1図において、15はコントロールレバー、
16は自動変速機であつて、自動変速機16はシ
フトレバー17を有しており、このシフトレバー
17は軸18を中心に回動可能であり、シフトレ
バー17の自由端部には挿通孔19が形成されて
いる。コントロールレバー15は、手動操作用シ
フトノブ20と回動アーム21とを有しており、
回動アーム21は図示を略すフロアの下方の自動
変速機マウントメンバー23に向かつて延びるよ
うにして設けられ、手動操作用シフトノブ20の
手動操作に基づいて回動支軸22を中心に回動す
るものである。
この回動アーム21の下方には、自動変速機マ
ウントメンバー23が設けられており、自動変速
機マウントメンバー23は、緩衝部材24を介し
て自動変速機16を支承する機能を有する。回動
アーム21の下方端部には揺動支軸25が設けら
れており、揺動支軸25には、第2図に拡大して
示すように、後方に向かつて延在された延在板部
26が揺動可能に設けられている。この延在板部
26の端部には、挿通孔27が形成され、この挿
通孔27には、螺合部用固定部としての螺合用固
定部材28の軸部29が挿通されるものであり、
螺合用固定部材28は延在板部26に溶接あるい
は接着により回動不能に固定されるものである。
この螺合用固定部材28は、軸受け板部30を有
しており、軸受け板部30にはシフトロツド31
の他端部31bを挿通するための挿通孔32が形
成されている。シフトロツド31の他端部31b
は、自動変速機マウントメンバー23が存在する
位置よりも後方に向かつて延在され、その延在方
向は延在板部26の延在方向とここでは同一であ
り、他端部31bは螺合部とされている。シフト
ロツド31はその一端部31aがシフトレバー1
7の挿通孔19に挿通されてそのシフトレバー1
7に係止され、その他端部31bが螺合用固定部
材28の挿通孔32に挿通されて螺合用固定部材
28に係止されるものであり、他端部31bは、
シフトロツド31の長さ調節後、軸受け板部30
の長さ方向両側から一対のナツト部材33,33
によりその螺合用固定部材28に螺合固定される
ものである。
このものによれば、フロアの下部側からシフト
ロツドの長さ調整作業を行う場合に、自動変速機
マウントメンバー23を避けた位置でその調整を
行うことができるので、その長さ調節作業を容易
に行ないつつシフトロツド31をシフトレバー1
7と回動アーム21とに掛け渡すことができ、延
在板部26の揺動半径とシフトロツド31の揺動
半径とが異なるから、延在板部26が自重によつ
て揺動支軸25を中心に下方に自由回動すること
が防止される。
第3図は、本考案に係る自動変速機のコントロ
ール装置の第2の実施例を示すもので、螺合部用
固定部を延在板部26に一体に形成したもので、
このように構成すれば、さらに部品点数を少なく
構成できる。なお、実施例では延在板部26を自
動変速機マウントメンバー23よりも後方に延在
する構成としたが、シフトレバー17の存在方向
に延在する構成とすることもできる。また、シフ
トロツド31の延びる方向と延在板部26の延び
る方向とが平行であるが、延在板部26に対して
シフトロツド31を斜めに傾かせて取り付ける構
成とすることもできる。
〈考案の効果〉 本考案に係わる自動変速機のコントロール装置
は、手動操作用シフトノブを有するコントロール
レバーの一部を構成しかつ手動操作用シフトノブ
の手動操作に基づいて回動支軸を中心に回動する
回動アームが、フロアの下方の自動変速機マウン
トメンバーに向かつて延びるようにして設けられ
ると共に、この回動アームの下方端部には揺動支
軸が取付けられ、この揺動支軸には自動変速機の
シフトレバーの存在方向若しくはその反対方向に
向かつて延びるようにして延在板部がフロアの下
方で軸支され、シフトレバーに一端部が連結され
てその回動アームの回動をシフトレバーに伝達す
るシフトロツドの他端部にはこのシフトロツドの
長さ調節用の螺合部が形成され、その延在板部の
揺動支軸から遠い側の端部にはシフトロツドの長
さを調節可能に螺合部を固定するための螺合部用
固定部が形成されているので以下の効果を奏す
る。
フロア下部側からシフトロツドの長さ調整作
業を行う場合に、フロアーの下方に存在する自
動変速機マウントメンバーを避けて行うことが
できるので、その調整作業を容易に行うことが
できる。
フロア下部側からシフトロツドの長さ調整作
業を容易に行うことができるようにするための
自動変速機のコントロール装置の構成要素の部
品点数を極力削減できる。
コントロールレバーの構成要素としての回動
アームとコントロールレバー本体との連結を行
うためにフロアに形成する穴を極力小さくで
き、したがつて、エンジン音に基づく室内騒音
の低減を図ることができる。
シフトロツドと延在板部とが略同一の運動を
するので、回動アーム21の動きをそのままシ
フトロツドに伝達することができ、従つて自動
変速機マウントメンバーがシフトノブの下方に
存在するものにあつても、レバーの効率を変更
することなくフロア下部側から調整作業を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動変速機のコントロー
ル装置の要部構成を示す斜視図、第2図はその一
部を分解しかつ拡大して示した斜視図、第3図は
本考案に係る自動変速機のコントロール装置の第
2の実施例を説明するためのものであつて、その
延在部の形状を示す部分斜視図、第4図、第5図
は従来の自動変速機のコントロール装置の概略構
成を示す斜視図である。 15……コントロールレバー、16……自動変
速機、17……シフトレバー、18……軸、20
……手動操作用シフトノブ、21……回動アー
ム、22……回動支軸、23……自動変速機マウ
ントメンバー、25……揺動支軸、26……延在
板部、28……螺合用固定部材、31……シフト
ロツド、31a……一端部、31b……他端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手動操作用シフトノブを有するコントロールレ
    バーの一部を構成しかつ前記手動操作用シフトノ
    ブの手動操作に基づいて回動支軸を中心に回動す
    る回動アームがフロアの下方の自動変速機マウン
    トメンバーに向かつて延びるようにして設けられ
    ると共に、該回動アームの下方端部には揺動支軸
    が取付けられ、該揺動支軸には自動変速機のシフ
    トレバーの存在方向若しくはその反対方向に向か
    つて延びるようにして延在板部が前記フロアの下
    方で軸支され、前記シフトレバーに一端部が連結
    されて前記回動アームの回動を前記シフトレバー
    に伝達するシフトロツドの他端部には該シフトロ
    ツドの長さ調節用の螺合部が形成され、前記延在
    板部の前記揺動支軸から遠い側の端部には前記シ
    フトロツドの長さを調節可能に前記螺合部を固定
    するための螺合部用固定部が形成されていること
    を特徴とする自動変速機のコントロール装置。
JP1985036765U 1985-03-14 1985-03-14 Expired JPH025153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985036765U JPH025153Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985036765U JPH025153Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JPS61155921U JPS61155921U (ja) 1986-09-27
JPH025153Y2 true JPH025153Y2 (ja) 1990-02-07

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ID=30542252

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019023018A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 川崎重工業株式会社 車両の変速機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734221B2 (ja) * 1975-07-31 1982-07-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334658Y2 (ja) * 1974-06-12 1978-08-25
JPS5734221U (ja) * 1980-08-08 1982-02-23

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JPS5734221B2 (ja) * 1975-07-31 1982-07-21

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JPS61155921U (ja) 1986-09-27

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