JPH0251072B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0251072B2 JPH0251072B2 JP5223083A JP5223083A JPH0251072B2 JP H0251072 B2 JPH0251072 B2 JP H0251072B2 JP 5223083 A JP5223083 A JP 5223083A JP 5223083 A JP5223083 A JP 5223083A JP H0251072 B2 JPH0251072 B2 JP H0251072B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- combustion chamber
- spark plugs
- spark plug
- central part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 13
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 9
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
- F02P15/08—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits having multiple-spark ignition, i.e. ignition occurring simultaneously at different places in one engine cylinder or in two or more separate engine cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
- F02P15/02—Arrangements having two or more sparking plugs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関のうち、特に２サイクルエン
ジンに複数の点火プラグを取付けてエンジン性能
を向上させる２サイクルエンジンの多点火装置に
関する。
ジンに複数の点火プラグを取付けてエンジン性能
を向上させる２サイクルエンジンの多点火装置に
関する。
内燃機関の着火性を向上させて省燃費化を達成
させるための手段として、点火プラグにおいては
燃焼室内に発火部を可及的に突出し、火花ギヤツ
プを拡大させることが効果的であることがよく知
られているが、これだけでは十分に目的を満足さ
せることができない。一方エンジン側では点火進
角の効果が大であるが、該進角を進めるとノツキ
ングの発生を伴い、且つ点火プラグのプレイグニ
ツシヨンをも誘発し易くなることから望ましくな
く、しかもノツキング制御を行うと大巾なコスト
高となる欠点があつた。
させるための手段として、点火プラグにおいては
燃焼室内に発火部を可及的に突出し、火花ギヤツ
プを拡大させることが効果的であることがよく知
られているが、これだけでは十分に目的を満足さ
せることができない。一方エンジン側では点火進
角の効果が大であるが、該進角を進めるとノツキ
ングの発生を伴い、且つ点火プラグのプレイグニ
ツシヨンをも誘発し易くなることから望ましくな
く、しかもノツキング制御を行うと大巾なコスト
高となる欠点があつた。
また、内燃機関に複数の点火プラグを設けて火
炎伝播を速くし、着火性を向上させることが知ら
れている。ところが、本発明者らは２サイクルエ
ンジンにおいて点火プラグの取付位置によつて出
力、加速性に大きく影響し、且つ点火プラグの取
付位置を有利に組合せることによつて燃費低減効
果が容易に得られることを見出したものである。
炎伝播を速くし、着火性を向上させることが知ら
れている。ところが、本発明者らは２サイクルエ
ンジンにおいて点火プラグの取付位置によつて出
力、加速性に大きく影響し、且つ点火プラグの取
付位置を有利に組合せることによつて燃費低減効
果が容易に得られることを見出したものである。
本発明はかかる観点に鑑み、点火プラグをシリ
ンダーヘツドの燃焼室の中央部と吸入孔部の付近
に限定する少なくとも２点火の組合せによつて、
出力、加速性を向上して燃費が大巾に低減可能と
した２サイクルエンジンの多点火装置を提供しよ
うとするものである。
ンダーヘツドの燃焼室の中央部と吸入孔部の付近
に限定する少なくとも２点火の組合せによつて、
出力、加速性を向上して燃費が大巾に低減可能と
した２サイクルエンジンの多点火装置を提供しよ
うとするものである。
以下本発明を図面の実施例によつて説明する。
第１図及び第２図は本発明の実施例に用いた単
気筒２サイクルエンジンの要部を示したものであ
り、図中、１はシリンダーブロツク、２は該シリ
ンダーブロツクに設けられた吸入孔で図示しない
気化器及びクランク室に連通している。３は排気
孔、４はピストン、５はピストンリングである。
６はシリンダーヘツドであり、前記ピストンとの
間に半球型の燃焼室６ａを備えている。７，８，
９，１０は点火プラグであり、前記シリンダーヘ
ツド６に螺刻された取付ねじで各々燃焼室６ａ内
に露出して螺着されている。
気筒２サイクルエンジンの要部を示したものであ
り、図中、１はシリンダーブロツク、２は該シリ
ンダーブロツクに設けられた吸入孔で図示しない
気化器及びクランク室に連通している。３は排気
孔、４はピストン、５はピストンリングである。
６はシリンダーヘツドであり、前記ピストンとの
間に半球型の燃焼室６ａを備えている。７，８，
９，１０は点火プラグであり、前記シリンダーヘ
ツド６に螺刻された取付ねじで各々燃焼室６ａ内
に露出して螺着されている。
これら点火プラグは第２図に示すように、シリ
ンダーヘツド６の燃焼室６ａの略中央部Ｓに点火
プラグ７が取付けられると共に、その中央部を取
り囲んで放射状に点火プラグ８，９，１０が夫々
装着されている。そして点火プラグ８は吸入孔−
排気孔を結ぶ水平線上の吸気孔部Ａに、９と１０
は前記水平線と直角をなす軸心線上のＢ及びＤに
配設されている。なお、前記ＢとＤを配するシリ
ンダーブロツク側には吸入空気を混合する掃気孔
が設けられている。また点線Ｃは実験に用いた点
火プラグ取付けのための排気孔部を示したもので
ある。
ンダーヘツド６の燃焼室６ａの略中央部Ｓに点火
プラグ７が取付けられると共に、その中央部を取
り囲んで放射状に点火プラグ８，９，１０が夫々
装着されている。そして点火プラグ８は吸入孔−
排気孔を結ぶ水平線上の吸気孔部Ａに、９と１０
は前記水平線と直角をなす軸心線上のＢ及びＤに
配設されている。なお、前記ＢとＤを配するシリ
ンダーブロツク側には吸入空気を混合する掃気孔
が設けられている。また点線Ｃは実験に用いた点
火プラグ取付けのための排気孔部を示したもので
ある。
次に本発明の点火プラグの取付位置と有利な点
火組合せの構成について実験結果を用いて述べ
る。
火組合せの構成について実験結果を用いて述べ
る。
実験は120c.c.単気筒の実車を用いて、第２図に
示すように点火プラグ（B8EM火花ギヤツプ0.9
mm）を各位置Ｓ，Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄに装着して性能
評価した。
示すように点火プラグ（B8EM火花ギヤツプ0.9
mm）を各位置Ｓ，Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄに装着して性能
評価した。
(1) 点火プラグの取付位置の影響として、第３図
に示すように車速に対する燃費は中央部Ｓが最
も良く、次いで吸入孔部Ａ，Ｂの順となり、排
気孔部Ｃは最も悪く効果的でない。
に示すように車速に対する燃費は中央部Ｓが最
も良く、次いで吸入孔部Ａ，Ｂの順となり、排
気孔部Ｃは最も悪く効果的でない。
(2) 前記点火プラグ位置を種々組合せて点火した
場合の性能を確認した結果、燃焼室の中央部Ｓ
と吸入孔部Ａ，Ｂ，Ｄの少なくとも１箇所と組
合せることが出力、加速性を向上して燃費低減
に効果的であり、特に中央孔Ｓと吸入孔部Ａの
組合せが有効である。なお排気孔部Ｃとの組合
せは殆ど影響がなく個数の増加する分だけコス
ト高となる。
場合の性能を確認した結果、燃焼室の中央部Ｓ
と吸入孔部Ａ，Ｂ，Ｄの少なくとも１箇所と組
合せることが出力、加速性を向上して燃費低減
に効果的であり、特に中央孔Ｓと吸入孔部Ａの
組合せが有効である。なお排気孔部Ｃとの組合
せは殆ど影響がなく個数の増加する分だけコス
ト高となる。
第４図、第５図には中央部Ｓ、Ｓ＋Ａ、Ｓ＋Ａ
＋Ｂ＋Ｄ、Ｓ＋Ａ＋Ｂ＋Ｃ＋Ｄについて、出力
（60K／Ｈと80K／Ｈ）及び加速性（40K／Ｈから
のスロツトル1/2加速）の結果を示した。なお排
気孔部Ｃを含む全部に点火プラグを取付けると、
点火進角の進み側で出力の低下をきたす。
＋Ｂ＋Ｄ、Ｓ＋Ａ＋Ｂ＋Ｃ＋Ｄについて、出力
（60K／Ｈと80K／Ｈ）及び加速性（40K／Ｈから
のスロツトル1/2加速）の結果を示した。なお排
気孔部Ｃを含む全部に点火プラグを取付けると、
点火進角の進み側で出力の低下をきたす。
第６図は２点火以上の組合せによる燃費性能を
示したもので、中央部Ｓの単一点火に比較して、
中央部Ｓと吸入孔部Ａ，Ｂ，Ｄを組合せた場合に
は５箇所全部の同時点火に近接する性能が得られ
る。
示したもので、中央部Ｓの単一点火に比較して、
中央部Ｓと吸入孔部Ａ，Ｂ，Ｄを組合せた場合に
は５箇所全部の同時点火に近接する性能が得られ
る。
なお実験に用いた２点火以上は全て同時点火さ
せることで性能を評価したが、必ずしも同時点火
は必要でなく、放射状の周辺部の点火プラグは中
央部に比べて点火時期を若干ずらせてもよい。
せることで性能を評価したが、必ずしも同時点火
は必要でなく、放射状の周辺部の点火プラグは中
央部に比べて点火時期を若干ずらせてもよい。
以上の如く、本発明の２サイクルエンジンの多
点火装置は、点火プラグがシリンダーヘツドの燃
焼室の中央部と該中央部を取り囲む吸入孔部側と
の少なくとも１箇所の組合せによる点火によつ
て、出力、加速性を向上して従来に比べて大巾な
燃費低減を達成することができる。又２サイクル
エンジンはバルブ機構がないため点火プラグの複
数の配設が容易であり、更に点火コイルは従来の
捨て火用を増設点火プラグに流用できるため、全
体的にもコスト高とならずに２サイクルエンジン
性能を高めることができる。
点火装置は、点火プラグがシリンダーヘツドの燃
焼室の中央部と該中央部を取り囲む吸入孔部側と
の少なくとも１箇所の組合せによる点火によつ
て、出力、加速性を向上して従来に比べて大巾な
燃費低減を達成することができる。又２サイクル
エンジンはバルブ機構がないため点火プラグの複
数の配設が容易であり、更に点火コイルは従来の
捨て火用を増設点火プラグに流用できるため、全
体的にもコスト高とならずに２サイクルエンジン
性能を高めることができる。
第１図は本発明の実施例を示した２サイクルエ
ンジンの要部断面図、第２図は第１図のイ−イ切
断の平面図、第３図〜第６図は実験結果を示した
もので、第３図は単一点火の各取付位置における
燃費特性、第４〜第６図は多点火における夫々出
力、加速、燃費特性を示す。 ６……シリンダーヘツド、６ａ……燃焼室、
７，８，９，１０……点火プラグ、Ｓ……中央
部、Ａ，Ｂ，Ｄ……吸入孔部。
ンジンの要部断面図、第２図は第１図のイ−イ切
断の平面図、第３図〜第６図は実験結果を示した
もので、第３図は単一点火の各取付位置における
燃費特性、第４〜第６図は多点火における夫々出
力、加速、燃費特性を示す。 ６……シリンダーヘツド、６ａ……燃焼室、
７，８，９，１０……点火プラグ、Ｓ……中央
部、Ａ，Ｂ，Ｄ……吸入孔部。
Claims (1)
- １ シリンダーヘツドの燃焼室内に露出する複数
の点火プラグを取付けて成る２サイクルエンジン
において、前記点火プラグは燃焼室の中央部Ｓと
該中央部を取り囲んで放射状に配設されると共
に、その点火プラグが前記中央部Ｓと排気孔部Ｃ
を除く少なくとも吸入孔部Ａ，Ｂ，Ｄの１箇所と
組合せて点火させることを特徴とする２サイクル
エンジンの多点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223083A JPS59180067A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ２サイクルエンジンの多点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223083A JPS59180067A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ２サイクルエンジンの多点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59180067A JPS59180067A (ja) | 1984-10-12 |
| JPH0251072B2 true JPH0251072B2 (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=12908928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5223083A Granted JPS59180067A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ２サイクルエンジンの多点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59180067A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3105235B2 (ja) * | 1990-03-30 | 2000-10-30 | マツダ株式会社 | エンジン |
| DE4229008A1 (de) * | 1991-08-30 | 1993-03-04 | Mazda Motor | Zuendeinrichtung fuer eine brennkraftmaschine |
| JP4649970B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2011-03-16 | スズキ株式会社 | ２サイクルエンジンの点火装置 |
| JP3984636B1 (ja) * | 2006-03-07 | 2007-10-03 | ミヤマ株式会社 | 多点点火エンジン |
| US7278382B1 (en) | 2006-05-25 | 2007-10-09 | Suzuki Motor Corporation | Water-cooled two-cycle engine |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP5223083A patent/JPS59180067A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59180067A (ja) | 1984-10-12 |
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