JPH0249786B2 - - Google Patents

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JPH0249786B2
JPH0249786B2 JP57110810A JP11081082A JPH0249786B2 JP H0249786 B2 JPH0249786 B2 JP H0249786B2 JP 57110810 A JP57110810 A JP 57110810A JP 11081082 A JP11081082 A JP 11081082A JP H0249786 B2 JPH0249786 B2 JP H0249786B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary
cylinder
pulverizer
pressurized
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57110810A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS594450A (ja
Inventor
Toshio Nomura
Tadayuki Koga
Mitsuru Ikeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14545229&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0249786(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
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Publication of JPS594450A publication Critical patent/JPS594450A/ja
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  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転テーブル上に回転テーブルの回転
にともなつて従動回転する粉砕ローラを有する粉
砕機において、材料の供給構造を改良した回転式
加圧型セパレータをそなえた粉砕機に関するもの
である。
石炭を微粉化する粉砕機などにおいては、粉砕
機の上部にセパレータを設け、粉砕された材料の
粒径に応じた分級を行なつている。
ところが、従来、ボイラ等の粉砕機は内部の圧
力が高い加圧型のもので、かつセパレータは固定
ベーン式のものであつた。
この固定ベーン式のセパレータは分級効率が悪
く、微粒子の分級が不可能である。例えば、石炭
の場合、200メツシユパスは80〜85%が限度とさ
れている。
そこで、従来の回転式セパレータを採用し、分
級効率を増大させようとすると、従来の回転式セ
パレータは負圧型ミルに適用されているため、加
圧型の粉砕機に取付けようとすると、粉砕機内部
は加圧雰囲気であるため粉砕機上部中心部より垂
下する固定のセンターシユートとその回りに同心
円状に配設され回転するセパレータの回転筒との
隙間に別粉が侵入し固着発達して回転筒の円滑な
回転を阻害したり、センターシユート外周面や回
転筒内周面が摩耗して損傷する。
本発明は回転セパレータを加圧型ミルに適用で
きる回転式加圧型セパレータを提供することを目
的としている。
本発明においては、上記の目的を達成するため
に、センターシユート(原料送入シユート)とベ
ーンを取付けたロータが固定された回転可能な回
転筒とを同心状に配置し、両者間に形成される環
状の隙間に、回転筒下端から所定距離離れた上方
位置から下方へ向かつて粉砕機内部の加圧雰囲気
よりも高い所定圧力の空気(シールエヤ)を送風
装置によつて吹き込み、環状隙間の下端の全周囲
から噴出される構造を採用した。
以下、図面に示す実施例にもとづいて本発明を
詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものである。
本図において符号1で示すものは塔状に形成され
た粉砕機のケーシングを示し、このケーシング1
の基部には回転テーブル2が配置されている。
この回転テーブル2上には複数個の粉砕ローラ
3が回転テーブル2のライナ4と僅少距離ほど離
れた状態で回転軸5によつて回転自在に軸承され
ている。
この回転軸5はアーム6を介して粉砕機のフレ
ームに回転自在に軸承された軸7に揺動自在に取
付けられている。そして前記アーム6は、その一
端を鎖線で示すようにシリンダ8のロツド9の先
端に回転自在に連結され、圧力シリンダ8を作動
させることによつてアーム6を回動させ、粉砕ロ
ーラ3の回転テーブル2と対面させている。
すなわち、回転テーブル2と粉砕ローラ3との
間に挾持された被粉砕物に対する押圧力を調整
し、粉砕効果を異ならせることができる。
また、アーム6は、その一端は二股状に分れた
腕6aを有し、この腕6aの先端は粉砕機フレー
ムのほぼ中央に配置された支持板10上に固定さ
れた緩衝器11によつて支持されるようになつて
いる。
粉砕ローラ3の上方には本発明の回転式加圧型
セパレータ12が配設されている。
第2図は本発明の回転式加圧型セパレータの要
部を示す概略図である。
回転式加圧型セパレータ2は垂直に配置され下
端を開口した円筒状の大口径のセンターシユート
13と、センターシユート13の外側に放射状配
置のベーン14を有する回転筒22から構成され
ている。
配設されたセンターシユート13の外側に、回
転するベーン14を有する回転筒22を取付け
る。
回転筒22は下端を開口し、その外側には大口
径のベルトプーリ17が固定されており、このベ
ルトプーリ17は、モータ18の出力軸18aに
固定された小口径のベルトプーリ19との間に張
架されたベルト19aによつて回転される。
20は軸受、21はグリースのもれを防止する
オイルシールである。
第2図において、15は送風装置、16は空気
導管である。この空気導管16は回転筒22およ
びセンターシユート13の下端から所定距離隔て
た上方位置に連結されて取付けられている。
送風装置15から粉砕機内部の加圧雰囲気より
も高い所定圧力の空気を回転筒22と原料送入用
のセンターシユート13との間の環状の隙間に供
給する。この空気は回転筒22をセンターシユー
ト13との間の環状の隙間を通り、下端から粉砕
ローラ3方向へ向かつて噴出する。このとき、所
定圧力の空気が回転筒22の下端から所定距離離
れた上方の位置から環状隙間内へ供給され、か
つ、環状隙間を画成する一つの部材である回転筒
22の内周面が回転しているので、前記の供給位
置か供給された空気が回転筒22の下端に至る間
で回転筒22の内周面の回転につれて環状通路内
を螺旋状に旋回しながら下降するため、供給位置
から抵抗の少ない特定の部位のみを流れて、所
謂、シヨートパスしたり偏流したりして回転筒2
2下端の部分的な位置のみから排出されることが
なく、該空気は環状隙間内の全体に行き渡つて回
転筒22の下端の全周から噴出する。
また、空気供給は粉砕機の加圧雰囲気よりも高
い圧力で、かつ、送風装置15によつて行われる
ので、この種の空気搬送型粉砕機の特有の性質と
しての粉砕機内の圧力変動が生じたような場合で
も、空気が確実に環状隙間へ供給される。
このため、粉砕機内部が加圧雰囲気であつて
も、かつ、下方の粉砕部から粉砕された微粒子を
多量に含んだガス流が真上に上昇してきて該隙間
下端開口から侵入しようとしても、微粒子は確実
に吹き飛ばされ、その侵入が確実に阻止される。
従つて、センターシユートの外周面や回転筒の内
周面に摩耗による損傷を与えることもなく、また
回転筒の円滑な回転を阻害することもない。
また、本発明の実験によれば、上記の回転式加
圧型セパレータを使用して運転したところ、200
メツシユパス60〜99%程度まで微粉の分級を行な
うことができ、分級効率が著しく向上することが
明らかとなつた。
ところで本発明の回転式加圧型セパレータは、
その回転数、すなわち、分級点の変更を中央制御
室(図示してない)で、可変速モータの回転数を
変えることによつて自由に変更することができる
ように構成でき、更に広範囲の使用が考えられ
る。
以上の説明から明らかなように、本発明は特許
請求の範囲に記載したような構成にしたので、粉
砕機内部が加圧雰囲気であつても、回転筒22と
原料送入用のセンターシユート13との環状の隙
間全体に加圧雰囲気よりも高い所定圧力の空気が
充満されて下端開口の全周から噴出される。ま
た、この空気は送風装置15により供給されるの
で、粉砕機内部のガス圧力が変動したようなとき
でも確実に供給されて下端から噴出される。この
ため、回転筒22の下端である環状隙間の下端か
ら侵入しようとする微粒子を確実に吹き飛ばすこ
とができ、センターシユート13と回転筒22の
間の隙間に微粒子が侵入することが防止され、セ
ンターシユート外周面と回転筒内周面の微粒子に
よる摩耗損傷を阻止できるとともに、回転筒の円
滑な回転運動を確保することができる。
したがつて、加圧雰囲気の粉砕機に容易にとり
つけることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転式加圧型セパレータをそ
なえた粉砕機の縦断正面図、第2図は回転式加圧
型セパレータの要部を示す概略図である。 1は粉砕機のケーシング、2は回転テーブル、
3は粉砕ローラ、4は回転テーブルのライナ、5
は回転軸、6はアーム、6aは二股状の腕、7は
軸、8はシリンダ、9はロツド、10は支持板、
11は緩衝器、12は回転式加圧型セパレータ、
13はセンターシユート、14はベーン、15は
送風装置、16は空気導管、17は大口径のベル
トプーリ、18はモータ、18aはモータの出力
軸、19は小口径のベルトプーリ、19aはベル
ト、20は軸受、21はオイルシール、22は回
転筒である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転テーブルと、この回転テーブル上に配置
    された回転テーブルの回転に伴つて従動回転する
    複数個の粉砕ローラとを有し、粉砕ローラの上方
    にケーシングの中央に位置した状態で垂直にセン
    ターシユートを配設し、センターシユートの外側
    に同心状に回転筒を回転可能に設け、この回転筒
    には放射状に配置されたベーンを取付け、粉砕機
    内部を加圧雰囲気とした構成にした粉砕機におい
    て、回転筒下端から所定距離離れた上方位置に送
    風装置に連絡された空気導管を取付けて回転筒と
    センターシユートとの間の環状隙間と送風装置と
    を連通させ、この隙間に加圧雰囲気よりも高い所
    定圧力の空気を吹き込み、回転筒の下端から噴出
    するように構成したことを特徴とする回転式加圧
    型セパレータをそなえた粉砕機。
JP11081082A 1982-06-29 1982-06-29 回転式加圧型セパレ−タをそなえた粉砕機 Granted JPS594450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11081082A JPS594450A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 回転式加圧型セパレ−タをそなえた粉砕機

Applications Claiming Priority (1)

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JP11081082A JPS594450A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 回転式加圧型セパレ−タをそなえた粉砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS594450A JPS594450A (ja) 1984-01-11
JPH0249786B2 true JPH0249786B2 (ja) 1990-10-31

Family

ID=14545229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11081082A Granted JPS594450A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 回転式加圧型セパレ−タをそなえた粉砕機

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60128784U (ja) * 1984-02-06 1985-08-29 三菱重工業株式会社 回転式分級装置
JPS60128739U (ja) * 1984-02-06 1985-08-29 三菱重工業株式会社 回転式分級装置
JPS60257842A (ja) * 1984-06-06 1985-12-19 水内 謹一 脱ふ装置
JP2690753B2 (ja) * 1988-09-02 1997-12-17 バブコツク日立株式会社 竪型ローラミル
JP2744032B2 (ja) * 1988-12-07 1998-04-28 バブコツク日立株式会社 回転分級式竪型粉砕機

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JPS5592145A (en) * 1978-12-28 1980-07-12 Foster Wheeler Corp Fixed roller type grinding mill
JPS5775156A (en) * 1980-10-28 1982-05-11 Ube Industries Pulverizer

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JPS594450A (ja) 1984-01-11

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