JPH0249751Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0249751Y2
JPH0249751Y2 JP1984148416U JP14841684U JPH0249751Y2 JP H0249751 Y2 JPH0249751 Y2 JP H0249751Y2 JP 1984148416 U JP1984148416 U JP 1984148416U JP 14841684 U JP14841684 U JP 14841684U JP H0249751 Y2 JPH0249751 Y2 JP H0249751Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
mounting bracket
fixed
recess
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984148416U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6163888U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984148416U priority Critical patent/JPH0249751Y2/ja
Publication of JPS6163888U publication Critical patent/JPS6163888U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0249751Y2 publication Critical patent/JPH0249751Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は計器ケースや回路ケース等のケースに
取付金を取り付け固定する構造に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、計器ケースや回路ケース等のケースに回
路基板を取り付けるものとして、第3図に示すよ
うな取付金が用いられている。
同図中、51はケースであつて、このケース適
所には取付金52がビス53により固定されてい
る。この取付金52は折曲形成され、図示しない
プリント配線板等の回路基板をケース51の面か
ら離間してこの取付金52にビスによつて取り付
け固定するようにしている。図では取付金52を
1個示しているが、通常複数個の取付金を同様に
ケースに固定して回路基板を取り付け固定するよ
うにしている。
実公昭46−15015号公報に、ケース(公報中の
取付台)に係合孔を設け、取付金(公報中の支持
金具)のコーナー部を折り曲げてこの係合孔に係
合して回り止め構造としたものが示されている。
また、ケース側から小さな壁やピンを突出形成し
て取付金に当接して回り止め構造としたものもあ
る。
しかし、これら構成では、例えば防水性を要求
された場合には穿孔することが難しく、また高さ
方向の制約を受けた場合にはピンや壁を突設しに
くいとともに、取付金およびこの取付金を取り付
けるビス頭部の高さをこれ以上低くすることがで
きないために、取付金の取り付け位置の設計が厄
介であるといつた問題点がある。また、ケース内
に取付金を固定しているので、取付金の固定位置
および回路基板の固定位置をケース内に確保しな
ければならず、ケース内のスペースを効率的に使
うことも難しかつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記に鑑みなされたもので、ケースに
取付金を固定するときに、取付金の厚みや取付金
を固定するビスの頭部により生ずる配設高さ、お
よび取付金自体の取付スペースと回路基板の取付
スペースとを確保することによる取付金の配設位
置の制約を抑えることができ、取付金の配設位置
の選定の自由度を向上させ、かつ回り止めと位置
決めとを有する取付金固定構造を提供せんとする
ものである。
〔考案の概要〕 上記目的を達成するため本考案は、ケース内に
配設される回路基板を支持する支持部分と前記ケ
ースに固定される固定部分とを折曲形成した取付
金を、前記ケースに固定する取付金固定構造にお
いて、前記ケースを上ケースと下ケースとに分割
形成し、この上下ケースの当接箇所に前記固定部
分の少なくとも2側面部分が当接もしくはほぼ当
接する形状の凹部を形成し、この凹部内に前記取
付金の固定部分を配設固定するようにしたもので
ある。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
り、第2図は要部の斜視図である。
図中、1は例えば計器ケースの下ケースであ
り、そのフランジ部2に計器ケースの上ケース3
のフランジ部4を当接してビス5等により上下ケ
ース1,3を固定するようにしたものである。そ
して、上ケース3と下ケース1との当接箇所であ
る下ケース1のフランジ部2適所には、凹部6が
形成されており、この凹部6に取付金7の固定部
分7Aを配設し、ビス8にて回し締め固定してい
る。この取付金7は下ケース1に、同様に3ない
し4個配置されており、回路基板9をビス10に
てこの複数個の取付金7の支持部分7Bに取り付
け固定するようにしている。この取付金7は、固
定部分7Aと支持部分7Bとが折曲形成されてい
る。
上記凹部6は、その底面以外に2側面が取付金
7の側面に当接するように形成されており、それ
によつて取付金7の位置決めおよびビス8にて取
付金7を回し締め固定するときの回り止めとする
ようにしている。
以上の本実施例によれば、取付金7の固定部分
が固定されている箇所は、上,下ケース3,1の
フランジ部4,2の当接箇所であるために取付金
7およびビス8頭部の突出が許されないため、従
来では不可能であつたフランジ部2への取付金7
の取り付けを、凹部6を設けることによつて可能
とし、かつこの凹部6の2側面を取付金7の側面
に当接するようにしたから、回り止めおよび位置
決め効果を得ることができるものである。
なお、取付金は、L字状に折曲形成し、この折
曲によつて分けられる一方の平板部分を凹部に配
設する固定部分とし、他方の平板部分を回路基板
を支持する支持部分としてもよく、かつ凹部は、
この取付金の固定部分の平板部分にほぼ沿つた平
面形状とし、その底面以外の側面を取付金の取り
付け部分の側面にほぼ当接させ、回り止めおよび
位置決めすることも可能である。ここでいうほぼ
当接するとは、凹部の側面と取付金の固定部分の
側面との間に少許間隙を設けたもので、ピタリと
当接してはいないものの、大きなガタつきはな
く、回り止めおよび位置決めとしての作用は充分
であり、この少許間隙によつて配設し易く、かつ
設計寸法と製作後の寸法との間に生じ易いわずか
なずれを吸収できるようにしたものである。
また、前記実施例の第2図に図示する11は、
取付金7の支持部分7Bに突出形成された係合片
であり、回路基板9のビス10を挿入するビス穴
の両脇に穿設された係合孔にこの係合片11を係
合させ、回路基板と取付金13の取り付けにあた
つての位置決めとしたものである。
また、凹部は取付金の固定部分にほぼ沿つた平
面形状とするものに限らず、少なくとも取付金の
2側面部分が凹部の側部にほぼ当接する構成を有
していれば同様の作用効果を得られるものであ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、ケース内に配設される回路
基板を支持する支持部分と前記ケースに固定され
る固定部分とを折曲形成した取付金を、前記ケー
スに固定する取付金固定構造において、前記ケー
スを上ケースと下ケースとに分割形成し、この上
下ケースの当接箇所に前記固定部分の少なくとも
2側面部分が当接もしくはほぼ当接する形状の凹
部を形成し、この凹部内に前記取付金の固定部分
を配設固定するようにしたことを特徴とする本考
案の取付金固定構造により、取付金およびこの取
付金をケースに固定するビスの頭部によつて生ず
る配設高さを低く抑えることができるとともに、
上下ケースの接合箇所を利用して取付金の固定部
分をケース内から逃がしてスペース的有利さも確
保することができるので、取付金の配設位置に自
由度を与えることができ、同時に取付金をケース
に固定する際の位置決めおよび回り止め効果を得
るなど、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図で第2図は
その要部の斜視図、第3図は従来例を示す斜視図
である。 1……下ケース、2,4……フランジ部、3…
…上ケース、6……凹部、7……取付金、7A…
…固定部分、7B……支持部分、8……ビス、9
……回路基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に配設される回路基板を支持する支持
    部分と前記ケースに固定される固定部分とを折曲
    形成した取付金を、前記ケースに固定する取付金
    固定構造において、前記ケースを上ケースと下ケ
    ースとに分割形成し、この上下ケースの当接箇所
    に前記固定部分の少なくとも2側面部分が当接も
    しくはほぼ当接する形状の凹部を形成し、この凹
    部内に前記取付金の固定部分を配設固定するよう
    にしたことを特徴とする取付金固定構造。
JP1984148416U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH0249751Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148416U JPH0249751Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148416U JPH0249751Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6163888U JPS6163888U (ja) 1986-04-30
JPH0249751Y2 true JPH0249751Y2 (ja) 1990-12-27

Family

ID=30706629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984148416U Expired JPH0249751Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0249751Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008270352A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Dx Antenna Co Ltd 基板を筐体に取り付ける構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542372U (ja) * 1977-06-09 1979-01-09
JPS57105633A (en) * 1980-12-23 1982-07-01 Yasuhiro Numata Air conditioning utilizing cellar
JPS57130653A (en) * 1981-02-04 1982-08-13 Nat Jutaku Kenzai Wall apparatus
JPS57180734A (en) * 1981-04-28 1982-11-06 Asahi Jiyuutaku Kk Building
JPS589257U (ja) * 1981-07-10 1983-01-21 日立造船株式会社 鋳造スタンド吊上げ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542372U (ja) * 1977-06-09 1979-01-09
JPS57105633A (en) * 1980-12-23 1982-07-01 Yasuhiro Numata Air conditioning utilizing cellar
JPS57130653A (en) * 1981-02-04 1982-08-13 Nat Jutaku Kenzai Wall apparatus
JPS57180734A (en) * 1981-04-28 1982-11-06 Asahi Jiyuutaku Kk Building
JPS589257U (ja) * 1981-07-10 1983-01-21 日立造船株式会社 鋳造スタンド吊上げ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6163888U (ja) 1986-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0249751Y2 (ja)
JPH0440324Y2 (ja)
JPH0322678Y2 (ja)
JP2590027Y2 (ja) 間仕切りの物品取付具
JPH0122540Y2 (ja)
JPH0539654Y2 (ja)
JP2508724Y2 (ja) 間仕切パネルにおける巾木の取付部構造
JPH0211812Y2 (ja)
JP2845764B2 (ja) 天井パネルの取り付け構造
JPS6314478Y2 (ja)
JPH0124813Y2 (ja)
JPH0238467Y2 (ja)
JPH0444749Y2 (ja)
JPH0218948Y2 (ja)
JPH0519007Y2 (ja)
JPH0215923Y2 (ja)
JPS6014964Y2 (ja) 2部材の組立構造
JPS583341Y2 (ja) プリント基板取付金具
JPH0715155Y2 (ja) 電子機器本体を設置するための脚具の取付け構造
JPS634901Y2 (ja)
JPS6042769U (ja) 筐体の壁掛け構造
JPS6370179U (ja)
JPH0723980Y2 (ja) 転倒防止用金具
JP2524684Y2 (ja) 廻り縁の取付け構造
JPH0627691Y2 (ja) 軒天井の構造