JPH0249366Y2 - - Google Patents

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JPH0249366Y2
JPH0249366Y2 JP9937087U JP9937087U JPH0249366Y2 JP H0249366 Y2 JPH0249366 Y2 JP H0249366Y2 JP 9937087 U JP9937087 U JP 9937087U JP 9937087 U JP9937087 U JP 9937087U JP H0249366 Y2 JPH0249366 Y2 JP H0249366Y2
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plate
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plates
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば家具の天板と側板のよう
に、直交する1対の板材を、体裁良く強固に連結
する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
家具等においては、しばしば2枚の板材の端部
同士を、直交させて連結することがある。
第4図は、従来の直交部の一例を示すもので、
水平をなす天板51の裏面端部に、垂直をなす側
板52の上端面を重合して、アングル状の連結金
具53とビス54をもつて連結されている。
55,56は、それぞれ両板51,52の表面
に貼着した化粧板、57は、天板51の見苦しい
木口を覆うため、両板51,52連結後貼着した
化粧板である。
第5図は、従来の直交部の他の例を示すもの
で、天板71と側板72の裏面端縁同士を突き合
わせて、上記同様連結金具73とビス74をもつ
て連結し、さらに、両板71,72の端面により
形成された段部に、合成樹脂等の可撓性の化粧縁
材75をはめ込んで、縁材75に連結した突条7
6が、天板71の端面に切設した切込溝77に、
抜け外れないように挟持されている。
78,79は、上記55,56と同様の化粧板
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第4図に示す直交部は、直交部の角部が角張つ
ているため、他部が衝突すると、他物あるいは天
板51の角部が損傷したり、角部の両化粧板5
5,57が剥がれ落ちたりする。
第5図に示す直交部は、天板71が側板72に
乗つていないため、天板71が上方より受ける荷
重に対して強度が弱く、また縁材75を取り付け
るための切込溝77を、精度よく切設する必要が
あり、加工に熟練を要する。
さらに、両板71,72の端面を覆う縁材75
が太いため、両化粧板78,79と視覚的に調和
がとれないばかりでなく、天板71の端縁を円弧
状とした際に、端縁に添つて湾曲させることが困
難であり、もし無理に湾曲させると、縁材75の
上下両面に放射方向のしわが寄つたり、両板7
1,72の端面との間に隙間が生じたりする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、一方の板材の裏面端部に、表裏両面
と平行をなす切欠面の幅が、他方の板材の厚さよ
り小幅の段状切欠を切設するとともに、他方の板
材の裏面端部に、表裏両面と平行をなす切欠面の
幅が、一方の板材の厚さより小幅で、表裏両面と
直角をなす切欠面の幅が、一方の板材の上記切欠
面の幅より若干大幅の段状切欠を切設し、両切欠
同士を噛み合せて、両板材を直角に適宜固着し、
さらに、両板材の端面により形成された段部に可
撓性の化粧縁材を嵌合するとともに、化粧縁材に
連設した突条を、一方の板材の端面と他方の板材
の切欠面との間に形成された間隙に、抜け外れな
いように挟持することにより、上述の問題点の解
決を図つたものである。
〔作用〕
本考案の装置は、直交する天板と側板の端部の
切欠が、互に噛み合つているので、上方と外側方
からの荷重に対して、共に強固である。
また、角部に設けた縁材を細くしうるので、違
和感が少なく、かつ天板を扇形あるいは円形とし
ても、その端縁に添つて、無理なく湾曲させるこ
とができる。
〔実施例〕
第1図と第2図は、本考案装置の一例を示すも
ので、1は天板、2はその化粧板、3は側板、4
はその化粧板である。
天板1の裏面端部には、階段状の切欠5が切設
され、天板1と平行の切欠面5aは、側板3厚さ
より小幅に定めてある。
側板3の裏面端部にも、階段状の切欠6が切設
され、側板3と平行の切欠面6aは、天板1の厚
さより小幅に、また側板3と直角をなす切欠面6
bは、上記切欠面5aより若干大幅に定めてあ
る。
両板1,3は、両切欠5,6が噛み合い、裏面
同士が、アングル状の連結金具7とビス8により
連結されている。
両板1,3の端面1a,3aが形成する段部9
には、断面が扇形状の合成樹脂製の可撓性の化粧
縁材10がはめ込まれ、縁材10の内端に下向連
設した突条11が、端面1aと上記切欠面6aの
間に形成された下方を向く間隙12に、抜け外れ
ないように挟持されている。
縁材10は、その突条11を予め天板1の端面
1aに、ピン13をもつて係止した後、両板1,
2を連結して取り付けたものである。
本考案装置に使用される化粧縁材10は細いの
で、第2図に示すように、天板1が扇形であつて
も、その端面1aに添つて容易に湾曲させて、取
り付けることができる。
第3図は、本考案装置の他の例を示すもので、
31,32は、それぞれ上記1,2に相当する天
板とその化粧板、33,34は、それぞれ上記
3,4に相当する側板とその化粧板である。
両板31,33の裏面端部には、それぞれ上記
5,6に相当する切欠35,36が切設されてい
るが、本実施例における切欠36は、側板33と
平行をなす切欠面36aを、天板31の厚さより
小幅に、また切欠35は、天板31と平行の切欠
面35aを、側板33の厚さより小幅に、かつ天
板31と直交をなす切欠面35bを、上記切欠面
36aより若干大幅に定めてある。
従つて、前実施例と同様に、両板31,33を
連結金具37とビス38で、裏面同士を連結する
と、側板33の端面33aと上記切欠面35aの
間に、側方を向く間隙39が形成され、かつ両板
31,33の端面31a,33a間には、上記9
と同様の段部40が形成される。
41は、上記10の相当する化粧縁材である
が、内端に横向連設した突条42には、側方を向
く多数の抜け止め条43が形成され、この抜け止
め条43により、間隙39内に、抜け外れないよ
うに挟持されている。
本実施例も、前実施例と同様の作用と効果を奏
する。
〔考案の効果〕
本考案の装置は、直交する両板の端部の切欠
が、互に噛み合つているので、上方と外側方から
の荷重に対して、共に強固であり、角部に設けた
化粧縁材は細いので、両板と異質ではあるが違和
感がなく、従つて美観を損ねることはなく、かつ
一方の板材を扇形あるいは円形としても、その端
縁に添つて、無理なく湾曲させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の一例を示す縦断側面
図、第2図は、本考案を適用した、天板が弧状に
湾曲する家具の斜視図、第3図は、本考案装置の
他の例を示す縦断側面図、第4図は、従来装置の
一例を示す縦断側面図、第5図は、従来装置の他
の例を示す縦断側面図である。 1……天板、1a……端面、2……化粧板、3
……側板、3a……端面、4……化粧板、5……
切欠、5a……切欠面、6……切欠、6a,6b
……切欠面、7……連結金具、8……ビス、9…
…段部、10……化粧縁材、11……突条、12
……間隙、13……ピン、31……天板、31a
……端面、32……化粧板、33……側板、33
a……端面、34……化粧板、35……切欠、3
5a,35b……切欠面、36……切欠、36a
……切欠面、37……連結金具、38……ビス、
39……間隙、40……段部、41……化粧縁
材、42……突条、43……抜け止め条、51…
…天板、52……側板、53……連結金具、54
……ビス、55,56,57……化粧板、71…
…天板、72……側板、73……連結金具、74
……ビス、75……化粧縁材、76……突条、7
7……切込溝、78,79……化粧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の板材の裏面端部に、表裏両面と平行をな
    す切欠面の幅が、他方の板材の厚さより小幅の段
    状切欠を切設するとともに、他方の板材の裏面端
    部に、表裏両面と平行をなす切欠面の幅が、一方
    の板材の厚さより小幅で、表裏両面と直角をなす
    切欠面の幅が、一方の板材の上記切欠面の幅より
    若干大幅の段状切欠を切設し、両切欠同士を噛み
    合せて、両板材を直角に適宜固着し、さらに、両
    板材の端面により形成された段部に可撓性の化粧
    縁材を嵌合するとともに、化粧縁材に連設した突
    条を、一方の板材の端面と他方の板材の切欠面と
    の間に形成された間隙に、抜け外れないように挟
    持してなる板材同士の直角連結装置。
JP9937087U 1987-06-30 1987-06-30 Expired JPH0249366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9937087U JPH0249366Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9937087U JPH0249366Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS646405U JPS646405U (ja) 1989-01-13
JPH0249366Y2 true JPH0249366Y2 (ja) 1990-12-26

Family

ID=31326466

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9937087U Expired JPH0249366Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623565B2 (ja) * 1989-06-16 1994-03-30 株式会社白井産業 組み立て家具

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JPS646405U (ja) 1989-01-13

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