JPH0248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248Y2 JPH0248Y2 JP1982006801U JP680182U JPH0248Y2 JP H0248 Y2 JPH0248 Y2 JP H0248Y2 JP 1982006801 U JP1982006801 U JP 1982006801U JP 680182 U JP680182 U JP 680182U JP H0248 Y2 JPH0248 Y2 JP H0248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide body
- machine
- aircraft
- binder
- straight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 8
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 11
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 5
- 238000009333 weeding Methods 0.000 description 4
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案はバインダの直進性を確保するガイド
体に関する。
体に関する。
(ロ) 従来技術
バインダは一般に左廻り一方向刈をする関係
上、結束穀稈の放出側の右車輪或いは車輪の右半
分は、２度踏みになつて沈下、右方へ傾き気味と
なり、圃場面より大きな走行抵抗を受け、機体は
右側へ旋回しようと、右ずれが生じるため、直進
作業において、操縦性が大きく害され、特に機体
の右結束穀稈放出側に該穀稈収束装置を付設した
場合や、湿田等の場合にこの傾向が大きくなる。
上、結束穀稈の放出側の右車輪或いは車輪の右半
分は、２度踏みになつて沈下、右方へ傾き気味と
なり、圃場面より大きな走行抵抗を受け、機体は
右側へ旋回しようと、右ずれが生じるため、直進
作業において、操縦性が大きく害され、特に機体
の右結束穀稈放出側に該穀稈収束装置を付設した
場合や、湿田等の場合にこの傾向が大きくなる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
バインダの機体直進性を確保するために適宜な
装置を装備する事は通常であるが、圃場の状況に
よつて、或いは収束装置の有無によつて機体の右
ずれの程度が異なるため、常に機体の直進性を維
持することは出来ず、また、このような右ずれの
ない乾田作業等においてはこの装置を取り外す必
要が有り、至極煩わしい事であつた。
装置を装備する事は通常であるが、圃場の状況に
よつて、或いは収束装置の有無によつて機体の右
ずれの程度が異なるため、常に機体の直進性を維
持することは出来ず、また、このような右ずれの
ない乾田作業等においてはこの装置を取り外す必
要が有り、至極煩わしい事であつた。
(ニ) 課題を解決するための手段
そこで、本考案は安価、簡単な構成のガイド体
を装着することで、前記欠点を解消したものであ
ります。
を装着することで、前記欠点を解消したものであ
ります。
(ホ) 実施例
以下、この考案の具体的な実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
第１図はこの考案を装備したバインダの平面
図、第２図は同じく側面図であるが、バインダは
機体１の重心付近に１輪又は２輪の車輪２，２を
取付け、機体１の後方にエンジン３やハンドル４
を装着すると共に、機体１の前方に分草部５、搬
送部６、結束部７等を具備したものである。
図、第２図は同じく側面図であるが、バインダは
機体１の重心付近に１輪又は２輪の車輪２，２を
取付け、機体１の後方にエンジン３やハンドル４
を装着すると共に、機体１の前方に分草部５、搬
送部６、結束部７等を具備したものである。
尚、分草部５には前方から分草板８、引起し装
置９等が設けられ、搬送部には搬送板１０や搬送
ベルト等が設けられている。また結束部７にはノ
ツタ、ビル等からなる結束装置が設けられてい
る。
置９等が設けられ、搬送部には搬送板１０や搬送
ベルト等が設けられている。また結束部７にはノ
ツタ、ビル等からなる結束装置が設けられてい
る。
ところで、この考案は機体１の未刈穀稈側分草
部５において、機体直進ガイド体１１を次のよう
な形状にして前側方へ延出させたものである。
部５において、機体直進ガイド体１１を次のよう
な形状にして前側方へ延出させたものである。
即ち最左側の分草板８に固着下スリーブ１２と
引起しケース１３の裏面に固着した支持スリーブ
１４とによつて機体直進ガイド体１１の前後端を
嵌挿せしめ、機体軸心に平行な位置から左外側方
に向けて該ガイド体１１を左右回動固定自在に保
持するのである。つまり、圃場が軟弱で機体の右
ずれが生じる場合には、その右ずれの程度によつ
て該ガイド体の前端の左右方向の振り度合いを調
節し、適切な位置を選択する。また、圃場が乾田
の場合、機体右側が沈下せず、機体の右ずれが生
じないため、該ガイド体は機体軸心に平行な向き
に向け、通常の分草体として作用させる。
引起しケース１３の裏面に固着した支持スリーブ
１４とによつて機体直進ガイド体１１の前後端を
嵌挿せしめ、機体軸心に平行な位置から左外側方
に向けて該ガイド体１１を左右回動固定自在に保
持するのである。つまり、圃場が軟弱で機体の右
ずれが生じる場合には、その右ずれの程度によつ
て該ガイド体の前端の左右方向の振り度合いを調
節し、適切な位置を選択する。また、圃場が乾田
の場合、機体右側が沈下せず、機体の右ずれが生
じないため、該ガイド体は機体軸心に平行な向き
に向け、通常の分草体として作用させる。
尚、この機体直進ガイド体１１の前延部は可能
な限り地面に接近させるのが好ましい。
な限り地面に接近させるのが好ましい。
(ヘ) 発明の効果
このような構成の機体直進ガイド体１１を装着
して湿田へ刈取作業をすると、右側車輪２が２度
踏みするため、また、これに加え収束装置を備え
ている場合は機体の重心位置が右側へ偏るため、
機体は右側へ旋回しようと右ずれが生じ、刈り取
るべき穀稈の条列に沿わせるために絶えずハンド
ルを右側へ押しやりながら、つまり機体前部を左
方へ向ける様に修正しなければ、機体の直進性を
維持することは出来ないのであるが、該ガイド体
１１を機体の右ずれの程度によつて、その前端の
左右方向の振り度合いを調節設定することによ
り、機体の右ずれが生じ始めても、分草部より更
に前方に延出している該ガイド体１１がこれから
刈取ろうとする最左側の穀稈１５に引つ掛かつ
て、右方へ旋回しようとする機体の旋回、即ち右
ずれを妨げ、穀稈条列に従い、よつて機体の直進
性が確保される。そしてこのとき、機体直進ガイ
ド体１１は低い位置に設置されているため、穀稈
１５の株元に接当し、株より大きな反力を受けて
大きな修正力が与えられると共に、該ガイド体１
１は、機体先端の分草板８より更に前方に延出し
ているため、該ガイド体１１に作用する力が小さ
くとも、大きなモーメントを発生し得るものであ
る。
して湿田へ刈取作業をすると、右側車輪２が２度
踏みするため、また、これに加え収束装置を備え
ている場合は機体の重心位置が右側へ偏るため、
機体は右側へ旋回しようと右ずれが生じ、刈り取
るべき穀稈の条列に沿わせるために絶えずハンド
ルを右側へ押しやりながら、つまり機体前部を左
方へ向ける様に修正しなければ、機体の直進性を
維持することは出来ないのであるが、該ガイド体
１１を機体の右ずれの程度によつて、その前端の
左右方向の振り度合いを調節設定することによ
り、機体の右ずれが生じ始めても、分草部より更
に前方に延出している該ガイド体１１がこれから
刈取ろうとする最左側の穀稈１５に引つ掛かつ
て、右方へ旋回しようとする機体の旋回、即ち右
ずれを妨げ、穀稈条列に従い、よつて機体の直進
性が確保される。そしてこのとき、機体直進ガイ
ド体１１は低い位置に設置されているため、穀稈
１５の株元に接当し、株より大きな反力を受けて
大きな修正力が与えられると共に、該ガイド体１
１は、機体先端の分草板８より更に前方に延出し
ているため、該ガイド体１１に作用する力が小さ
くとも、大きなモーメントを発生し得るものであ
る。
また、機体が右側へずれる事のない、或いはず
れる事の少ない乾田等での作業、または、収束装
置を備えていない場合は、該ガイド体１１はこれ
から刈り取ろうとする穀稈列より更に左側の未刈
穀稈を引つ掛け易く、穀稈の乱れ等が発生する事
も有るため、取り外す必要があるが、本構造は取
り外すことなく回動操作のみで、通常分草位置に
変更・固定できるから、その取扱い性は著しく向
上するものである。
れる事の少ない乾田等での作業、または、収束装
置を備えていない場合は、該ガイド体１１はこれ
から刈り取ろうとする穀稈列より更に左側の未刈
穀稈を引つ掛け易く、穀稈の乱れ等が発生する事
も有るため、取り外す必要があるが、本構造は取
り外すことなく回動操作のみで、通常分草位置に
変更・固定できるから、その取扱い性は著しく向
上するものである。
第１図はバインダの要部平面図、第２図は同じ
くバインダの側面図である。 １……機体、８……分草板、１１……機体直進
ガイド体。
くバインダの側面図である。 １……機体、８……分草板、１１……機体直進
ガイド体。
Claims (1)
- 機体左側分草部先端から更に前方へ延出した機
体直進ガイド体であつて、該ガイド体基部枢着部
を支点に、機体軸心に平行な位置から左外側方に
向けて、左右回動固定自在に構成した、バインダ
における機体直進ガイド体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP680182U JPS58110244U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | バインダの機体直進ガイド体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP680182U JPS58110244U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | バインダの機体直進ガイド体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58110244U JPS58110244U (ja) | 1983-07-27 |
| JPH0248Y2 true JPH0248Y2 (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=30019582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP680182U Granted JPS58110244U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | バインダの機体直進ガイド体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58110244U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0695850B2 (ja) * | 1989-07-18 | 1994-11-30 | 株式会社クボタ | 藺草ハーベスタの分草構造 |
| JPH0695851B2 (ja) * | 1989-08-02 | 1994-11-30 | 株式会社クボタ | 藺草ハーベスタの分草構造 |
| JP5614106B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2014-10-29 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
1982
- 1982-01-20 JP JP680182U patent/JPS58110244U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58110244U (ja) | 1983-07-27 |
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