JPH0248222A - 車両のドア構造 - Google Patents

車両のドア構造

Info

Publication number
JPH0248222A
JPH0248222A JP63198529A JP19852988A JPH0248222A JP H0248222 A JPH0248222 A JP H0248222A JP 63198529 A JP63198529 A JP 63198529A JP 19852988 A JP19852988 A JP 19852988A JP H0248222 A JPH0248222 A JP H0248222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
weather strip
glass
sash
door sash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63198529A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nishikawa
征夫 西川
Chika Kawamoto
川本 親
Shigeji Yokoyama
繁治 横山
Noboru Shono
昇 庄野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP63198529A priority Critical patent/JPH0248222A/ja
Publication of JPH0248222A publication Critical patent/JPH0248222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フラッシュサーフェイス化に適応する車両の
ドア構造に関するものである。
〔従来の技術〕
車両、特に自動車にあっては、近年、空力特性を高める
ために、車体の外表面から段部を極力排除するいわゆる
フラッシュサーフェイス化が図られている。このフラッ
シュサーフェイス化を実現するための構成としては、実
開昭60−114012号公報に開示されているように
、昇降可能なドアガラスがドア本体から上方に延びるド
アサツシュの車外側に配されたインナサツシュ方式を採
用しているものが知られている。
上記のドア構造においては、ドアサツシュが車室内に位
置しているため、その外見上の見栄えを損なわないよう
に配慮されると共に、ドアガラスが円滑に昇降し得るよ
う、ドアガラスを案内するガイド機構が付設されている
。このドアガラスのガイド機構は、ドアサツシュのフラ
ンジ部が利用され、このフランジ部と、ドアガラスの内
面に上記のフランジ部に沿って摺動するように設けられ
たガイドシュとから構成されている。また、ドアガラス
とドアサツシュとの間は、別個にドアサツシュに設けら
たウェザストリップによってシールされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の構造では、ドアサツシュにフラン
ジ部が必要であるため、美観を保持する上でフランジ部
を被覆するガーニッシュが必要である。また、ドアガラ
スの内面にガイドシュを固定する作業が必要である。ま
た、ガイドシュをドアガラスに取り付けるには、充分な
取り付は強度を得るため、ドアガラスの外面からドアガ
ラスを貫通してガイドシュと係合する止め部材が使用さ
レル。従って、この止め部材がドアガラスの外面に露出
し、美観を損ねることになる。さらに、ドアガラスとド
アサツシュとの間のシールを行うためにドアサツシュに
沿って設けられるウェザストリップは、柔軟性材料から
なるので容易に変形し易く、同様に、美観を損ねること
になる等の問題点を有している。その上、ガイドシュと
ドアサツシュとの間等に比較的大きな隙間があり、走行
時に生じる風騒音が車室内へ回りこみ易く、車室内の静
寂性が害される等の問題点を有している。加えて、ドア
サツシュとドア本体とにより形成される角隅部回りの美
観が不十分であり、これを向上するための構成が求めら
れている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の車両のドア構造は、上記の課題を解決するため
に、昇陣可能なドアガラスがドア本体の上方に窓空間を
形成するドアサツシュの車外側に配され、このドアサツ
シュにはドアサツシュとドアガラスとの間をシールする
ウェザストリップが設けられると共に、ドア本体上の端
部にドアサツシュとドア本体とにより形成される隅角部
には、コーナブラケットが設けられている車両のドア構
造において、上記のウェザストリップは、ドアガラスの
内面側周縁部から外面側周縁部に回り込む部位を有し、
この部位は芯材が埋設されてガラスガイド部をなす一方
、ドアサツシュの前部はコーナブラケットの後縁部に沿
って折曲され、下方に延設されている構成である。
〔作 用〕
上記の構成によれば、ウェザストリップは、ガラスガイ
ド部に芯材が埋設されて剛性が高められていることによ
り、ドアガラスの案内機能とシール機能とを有している
。これにより、ドアガラスはウェザストリップのガラス
ガイド部に案内されて昇陣動作を行うことができる。従
って、ドアガラスの別のガイド機構は不要であり、この
ガイド機構により美観が損なわれるといった不都合も解
消される。また、ウェザストリップにはガラスガイド部
に芯材が配されているので変形を生じ難く、これによっ
ても外観を向上することができる。
また、上記のように、別にガイド機構を設けることなく
、ウェザストリップによりドアガラスの案内と、ドアガ
ラスとドアサツシュとのシールを行っているので、ドア
ガラスを閉じた状態において、ドアガラスとドアサツシ
ュとの間に形成される隙間が少なく、走行時に生じる風
騒音が車室内に入り込み難くなる。
また、ドアサツシュの前部がコーナブラケットの後縁部
に沿って折曲され、下方に延設されているので、コーナ
ブラケットの後縁部におけるドアサツシュの連続性が得
られ、特に角隅部の美観が向上される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて以下
に説明する。
車両としての自動車は、第6図に示すように、車体1に
フロントドア2とリアドア3とが設けられ、これら両ド
ア2・3は、後述のように、ドアガラス4に対して車内
側にドアサツシュ6が設けられているいわゆるインナサ
ツシュタイプをなしている。
上記のフロントドア2は、第1図(a)に示すように、
パネルで構成されたドア本体5を有し、このドア本体5
の上方には、窓空間を形成するドアサツシュ6が設けら
れている。ドアサツシュ6は、ドア本体5の後端部付近
と連結されて上方へ延びる立上部6a、立上部6aの上
端部から前方へほぼ水平に延び、さらに斜め前方下方へ
延びる上枠部6b、および上枠部6bの前端部から折曲
されて下方に延びる下方折曲部6Cからなる。この下方
折曲部6Cにて仕切られることにより形成された角隅部
8には、コーナブラケットとしてのヒンジレインフォー
スメンドアが設けられている。そして、ドアサツシュ6
の立上部6a、上枠部6bおよび下方折曲部6Cに沿っ
て、同図(b)に示すように、第1ウエザストリツプ1
9が延設され、ヒンジレインフォースメンドアの前縁部
に沿って第2ウエザストリツプ28が延設されている。
従って、ドアサツシュ6の下方折曲部6Cはヒンジレイ
ンフォースメンドアの後縁部に沿って下方に延設されて
いる。また上記の角隅部8には、第6図に示すように、
ドアミラー9が取り付けられている。
上記のドアサツシュ6における立上部6aと上枠部6b
と下方折曲部6cは、それぞれ第2図と第3図と第4図
に示すように、ドアガラス4の内面4aと対向する対向
部10と、この対向部10における幅方向の中央部から
車室方向に延びる直交部11と、この直交部11におけ
る車室側の端部からほぼ直角に窓空間に向けて延びる折
曲部12とを有している。上記の対向部10における窓
空間側部位、直交部11および折曲部12は、窓空間方
向に開口するコ形断面部13を形成している。
上記の直交部11におけるコ形断面部13とは反対側の
部位には、ウェザストリップ嵌着部11aが形成され、
このウェザストリップ嵌着部11aには第3ウエザスト
リツプ14が嵌着されている。この第3ウエザストリツ
プ14は、フロントドア2の閉成時に、第2図に示すア
ウタパネル15aとインナパネル15bとからなるセン
タピラー15とドアサツシュ6との間、第3図に示すア
ウタパネル16aとインナパネル16bとからなるルー
フレール16とドアサツシュ6との間、および第4図に
示すアウタパネル41aとインナパネル41bとからな
るフロントピラー41とヒンジレインフォースメンドア
との間をシールするようになっている。センタピラー1
5におけるアウタパネル15aとインナパネル15bと
の接合部15c1ルーフレール16におけるアウタパネ
ル16aとインナパネル16bとの接合部16c、およ
びフロントピラー41におけるアウタパネル41aとイ
ンナパネル41bとの接合部41cにはシーニングウエ
ルト17が嵌着されている。このシーニングウエルト1
7には第4ウエザストリツプ18が一体に設けられ、こ
の第4ウエザストリツプ18は、上記ドアサツシュ6に
おける折曲部12に当接して、ドアサツシュ6と車体1
との間の止水を補助するようになっている。
一方、ドアサツシュ6の対向部10における窓空間とは
反対側の端部には、ウェザストリップ嵌合部10aが形
成されている。そして、ウェザストリップとしての第1
ウエザストリツプ19が上記のウェザストリップ嵌合部
10aと前記のコ形断面部13とに嵌合することにより
ドアサツシュ6に取り付けられている。第1ウエザスト
リツプ19は、コ形断面部13に嵌合する保持部20と
、昇降するドアガラス4を案内するガラスガイド部とし
てのガラスランチヤンネル部(以下ランチャン部と称す
る)21と、リップ部22とを有している。リップ部2
2は、フロントドア2の閉成時に、センタピラー15の
車外側面を覆うピラーガーニッシュ24、およびルーフ
レール16とフロントピラー41に取り付けられたドリ
ップモール25に当接して、ドアサツシェ6とこれらピ
ラーガーニッシュ24およびドリップモール25とと間
の隙間を覆うようになっている。
上記の保持部20は、コ形断面部13の内方へドアサツ
シュ6の対向部10に沿って延びる第1突出部20aと
折曲部12に沿って延びる第2突出部20bとを有して
いる。ランチャン部21は、保持部20からドアサツシ
ュ6の対向部IOに沿って嵌合部10a方向へ延びると
共に、ドアガラス4の外面4b側に若干回り込んで外面
案内部21aを形成し、ドアガラス4の周縁部を挟むよ
うになっている。また、ランチャン部21は、中空白状
の止水部21bおよび突出板状の複数の止水部21c・
・・を有している。尚、第3図に示すドアサツシュ6の
上枠部6bにおける第1ウエザストリツプ19のランチ
ャン部21は、ドアガラス4のガイド機能がさほど重要
ではないので、第2図に示す立上部6aのランチャン部
21よりも、外面案内部21aの長さを短くし得ると共
に、この関係から止水部21cの数も少なくなっている
。但し、自動車の走行時にドアガラス4の外面4b側が
負圧となるので、ランチャン部21は、ドアガラス4が
外側に吸い出されないための最低限のガイド機能が必要
である。また、リップ部22はランチャン部21に設け
られ、外面案内部21aとほぼ面一状をなして外面案内
部21aとは反対方向に延びている。
第1ウエザストリツプ19の内部には、ランチャン部2
1の外面案内部21aから保持部20の第1突出部20
aにかけて、板金からなる芯材としての芯金23が埋設
されている。これにより、ランチャン部21と保持部2
oの一部とに剛性が付与され、ランチャン部21がドア
ガラス4のガラスガイド部としての機能を備え得ると共
に、第1ウエザストリツプ19がドアサツシュ6に対し
て高い取り付は強度を備え得るようになっている。
一方、角隅部8には、第4図に示すように、下方に延び
る前述のヒンジレインフォースメンドアが設けられてい
る。このヒンジレインフォースメンドアは、コーナブラ
ケットとしての必要な幅を有する主体部7a、この主体
部7aの後縁部から車外方向へ折曲されている後折曲部
7b、主体部7aの前縁部から車外方向へ折曲されてい
る前第1折曲部7c、前第1折曲部7cの端縁部から前
方へ折曲されている前第2折曲部7d、および前第2折
曲部7dの前縁部から車外方向へ折曲されている前第3
折曲部7eを有している。そして、ヒンジレインフォー
スメンドアは、ドアサツシュ6の下方折曲部6cにおけ
る上端部から少なくとも角隅部8の下端部にかけて、主
体部7aの幅が漸次広くなりながら下方に延びている。
ヒンジレインフォースメンドアは後折曲部7bにてドア
サツシュ6と連結されている。ヒンジレインフォースメ
ンドアとの連結部位におけるドアサツシュ6はウェザス
トリップ嵌着部11aが除去され、上記の後折曲部7b
を連結し得るようになっている。
下方折曲部6Cにおけるドアサツシュ6には、同様に、
上枠部6b方向から下方に延びる第1ウエザストリツプ
19が嵌着されている。この第1ウエザストリツプ19
はランチャン部21にてドアガラス4の前縁部を案内し
得るようになっている。尚、この部位の第1ウエザスト
リツプ19は、リップ部22を除く部位の前後方向の幅
が外面案内部21aの幅とほぼ同寸法に形成され、止水
部21bを有しない構造となっている。
また、ヒンジレインフォースメンドアの前第1折曲部7
cにおける前面にはウェザストリップ嵌着部材27が設
けられ、このウェザストリップ嵌着部材27には、前記
の第3ウエザストリツプ14が嵌着されて下方に延設さ
れている。さらに、前第2折曲部7dの車外側面には第
2ウエザストリツプ28が配されている。この第2ウエ
ザストリツプ28は前第3折曲部7eに沿って斜め上下
方向に延設されている。第2ウエザストリツプ28は車
外側部位における前縁部に、ドリップモール25とヒン
ジレインフォースメンドアとの間をシールするリップ部
28aを有すると共に、前後方向の中央部付近に嵌合溝
28bを有している。
一方、ヒンジレインフォースメンドアの主17aにおけ
る車外側面にはガーニッシュ29が設けられている。こ
のガーニッシュ29は裏面側の中央部付近に取付は凸部
29aを有し、この取付は凸部29aが上記の主体部7
aに形成された突出部7fにねじ30にて固定されてい
る。ガーニッシュ29は前縁部に嵌合凸部29bを有し
、この嵌合凸部29bが上記の第2ウエザストリツプ2
8における嵌合溝28bに嵌入されている。ガニッシュ
29の後縁部は第1ウエザストリツプ19のランチャン
部21の外面案内部21aに配されている。また、ヒン
ジレインフォースメンドアの主体部7aにおける車内側
面には、この面を覆うガーニッシュ26がねじ32・3
2により取り付けられている。
上記のヒンジレインフォースメンドアの下部は、第5図
に示すように、アウタパネル33aとインナパネル33
bとからなるドアパネル33のインナパネル33bに連
結されている。従って、第1ウエザストリツプ19はヒ
ンジレインフォースメンドアを介してインナパネル33
bと連結されている。インナパネル33bとアウタパネ
ル33aとの連結部33dはフロントフェンダ31と面
一状をなし、フロントフェンダ31方向へ延びている。
インナパネル33bは前部に、折曲されてアウタパネル
33a方向へ延びる折曲部33cを有しており、この折
曲部33cの後面に上記ヒンジレインフォースメンドア
の前第1折曲部7cが配されている。尚、この部位のヒ
ンジレインフォースメンドアは前第1折曲部7cから先
の前第2折曲部7dと前第3折曲部7eとが除去された
形状をなしている。
上記のインナパネル33bの折曲部33cにはドアヒン
ジ34の回動部35が取り付けられている。回動部35
は、回動部35のフランジ部35aとヒンジレインフォ
ースメンドアの前第1折曲部7cの後面に配された座板
36とを締結するボルト37にて固定されている。ドア
ヒンジ34は支持部3日と、この支持部38の先端部に
軸39にて軸着された上記の回動部35とからなる。
支持部38はアウタパネル40aとインナパネル40b
とからなるヒンジピラー40のアウタパネル40aに連
結されている。
上記の構成において、ドアガラス4は、第1ウエザスト
リツプ19のランチャン部21によって後縁部、上縁部
および前縁部が案内されることにより、円滑な昇降動作
を行い得るようになっている。即ち、第1ウエザストリ
ツプ19における断面コ形のランチャン部21に芯金2
3が埋設され、この部位の剛性が高められることにより
、ランチャン部21によるドアガラス4の案内が可能と
なっている。従って、独立した別のドアガラス4のガイ
ド機構が不要となる。さらに、ドアサツシュ6の形状選
定においても、ガイド機構を設ける必要上の制限がなく
、かつガイド機構を設けるために外観が損なわれるとい
った不都合がない。その上、上記のように、別にドアガ
ラス4のガイド機構を設けることなく、第1ウエザスト
リツプ19によりドアガラス4の案内と、ドアガラス4
とドアサツシュ6とのシールを行っているので、ドアガ
ラス4を閉じた状態において、ドアガラス4とドアサツ
シュ6との間に形成される隙間が少なく、走行時に生じ
る風騒音が車室内に入り込み難くなっている。従って、
車室内の静寂性が向上する。
また、第1ウエザストリツプ19がドアガラス4を囲む
ドアサツシュ6の立上部6a、上枠部6bおよび下方折
曲部6Cに沿って延設されているので、ドアガラス4回
りのシール性が高められている。また、第1ウエザスト
リツプ19におけるランチャン部21に芯金23が埋設
されていることにより、ドアガラス4の外面4bに露出
する外面案内部21aは変形し難(、外観が向上されて
いる。その上、ドアサツシュ6が立上部6aから上枠部
6b、さらには下方折曲部6cにかけて連続的に延設さ
れているので、特に角−隅部8の外観が向上されている
さらに、角隅部8にはコーナーブラケットを構成するヒ
ンジレインフォースメンドアが設けられ、このヒンジレ
インフォースメンドアが下方へ延設されてドアパネル3
3のインナパネル33bと連結され、かつヒンジレイン
フォースメンドアを介してドアサツシュ6がインナパネ
ル33bと連結されているので、ドアサツシュ6の剛性
が高められている。
また、第2ウエザストリツプ28は、車内側部位の前縁
部がヒンジレインフォースメンドアの前第3折曲部7e
によって保持され、かっ嵌合溝28bにガーニッシュ2
9の嵌合凸部29bが嵌入されることにより固定されて
いるので、簡単な取り付は構造となっている。従って、
第2ウェザストリップ28自体の構造も、第1ウエザス
トリツプ19にあるような芯金23を有することなく簡
単かつ低コストなものとなっている。
〔発明の効果〕
本発明の車両のドア構造は、以上のように、昇降可能な
ドアガラスがドア本体の上方に窓空間を形成するドアサ
ツシュの車外側に配され、このドアサツシュにはドアサ
ツシュとドアガラスとの間をシールするウェザストリッ
プが設けられると共に、ドア本体上の端部にドアサツシ
ュとドア本体とにより形成される隅角部には、コーナブ
ラケットが設けられている車両のドア構造において、上
記のウェザストリップは、ドアガラスの内面側周縁部か
ら外面側周縁部に回り込む部位を有し、この部位は芯材
が埋設されてガラスガイド部をなす一方、ドアサツシュ
の前部はコーナブラケットの後縁部に沿って折曲され、
下方に延設されている構成である。
それゆえ、ウェザストリップのガラスガイド部がガラス
ガイド機能を備えているので、ドアガラスのガイド機構
を別に設ける必要がなく、かつウェザストリップは変形
し難(なる。従って、ガイド機構を付設する手間あるい
は部品点数の低減を図り得ると共に、美観を向上するこ
とができる。
また、ドアサツシュの形状選定の制約がなくなる。また
、ドアガラスを閉じた状態において、ドアガラスとドア
サツシュとの間に形成される隙間が少なく、走行時に生
じる風騒音が車室内に入り込み難くなり、車内の静寂性
を向上することができる。
さらに、ドアサツシュの前部がコーナブラケットの後縁
部に沿って折曲され、下方に延設されているので、コー
ナブラケットの後縁部におけるドアサツシュの連続性が
得られ、特に角隅部の美観を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図(a)はフロントドアを示す正面図、同図
(b)は第1ウエザストリツプと第2ウエザストリツプ
との配設状態を示す概略の説明図、第2図は第1図(a
)におけるA−A矢視断面図、第3図は第1図(a)に
おけるB−B矢視断面図、第4図は第1図(a)におけ
るCC矢視断面図、第5図は第1図(a)におけるDD
矢視断面図、第6図は本車両のドア構造を備えた自動車
の斜視図である。 2はフロントドア、4はドアガラス、5はドア本体、6
はドアサツシュ、6aは立上部、65嵌上枠部、6cは
下方折曲部、7はヒンジレインフォースメント(コーナ
ブラケット)、8は角隅部15はセンタピラー 16は
ルーフレール、19は第1ウエザストリツプ(ウェザス
トリップ)、21はガラスランチヤンネル部(ガラスガ
イド部)、22はリップ部、23は芯金(芯材)、25
はドリップモール、28は第2ウエザストリツプ、29
はガーニッシュ、34はドアヒンジ、41はフロントピ
ラーである。 Wi3 図 CB−8断面図)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、昇降可能なドアガラスがドア本体の上方に窓空間を
    形成するドアサッシュの車外側に配され、このドアサッ
    シュにはドアサッシュとドアガラスとの間をシールする
    ウエザストリップが設けられると共に、ドア本体上の端
    部にドアサッシュとドア本体とにより形成される隅角部
    には、コーナブラケットが設けられている車両のドア構
    造において、 上記のウエザストリップは、ドアガラスの内面側周縁部
    から外面側周縁部に回り込む部位を有し、この部位は芯
    材が埋設されてガラスガイド部をなす一方、ドアサッシ
    ュの前部はコーナブラケットの後縁部に沿って折曲され
    、下方に延設されていることを特徴とする車両のドア構
    造。
JP63198529A 1988-08-08 1988-08-08 車両のドア構造 Pending JPH0248222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198529A JPH0248222A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 車両のドア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198529A JPH0248222A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 車両のドア構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0248222A true JPH0248222A (ja) 1990-02-19

Family

ID=16392662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63198529A Pending JPH0248222A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 車両のドア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248222A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05232510A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 G T C:Kk 周辺回路内蔵液晶表示装置
JP2008030737A (ja) * 2006-06-28 2008-02-14 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ドアウエザーストリップの取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05232510A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 G T C:Kk 周辺回路内蔵液晶表示装置
JP2008030737A (ja) * 2006-06-28 2008-02-14 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ドアウエザーストリップの取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0248221A (ja) 車両のドア構造
US5732509A (en) Guide and sealing system vehicle window flush with body surface
US4653802A (en) Vehicle roof and door connection
US4689916A (en) Door glass assembly for automotive vehicles
JPH0248222A (ja) 車両のドア構造
JPS6022198Y2 (ja) 自動車のガラスランチヤンネル
JPH0534252Y2 (ja)
JPS63212125A (ja) 自動車のドア構造
JPH0125703Y2 (ja)
JP2634839B2 (ja) 自動車用ウィンドモール構造
JP2581244Y2 (ja) ウエザストリップ構造
JP3329106B2 (ja) 自動車のドアシール部構造
JP3433709B2 (ja) フロントウインドモールの取付構造
JPH0248223A (ja) 車両のドア構造
JP3881825B2 (ja) サッシュレスドア型車のシール構造
JPH0517292Y2 (ja)
JPH046324Y2 (ja)
JP3184290B2 (ja) 自動車の二重ウインドパネルシール構造
JP2002036880A (ja) 自動車のドアサッシュ構造
JPS632360Y2 (ja)
JPH0535848Y2 (ja)
JPH0327853Y2 (ja)
JPS6311171B2 (ja)
JP3850191B2 (ja) 自動車のシール構造
JPH0213210Y2 (ja)