JPH0248142A - 圧入式組立クランク軸の組立治具 - Google Patents

圧入式組立クランク軸の組立治具

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JPH0248142A
JPH0248142A JP19338188A JP19338188A JPH0248142A JP H0248142 A JPH0248142 A JP H0248142A JP 19338188 A JP19338188 A JP 19338188A JP 19338188 A JP19338188 A JP 19338188A JP H0248142 A JPH0248142 A JP H0248142A
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JP
Japan
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press
crank
base
fit
movable plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP19338188A
Other languages
English (en)
Inventor
Gunpei Miyamoto
宮本 軍平
Noriyuki Yokoi
横井 法行
Isamu Mineno
峰野 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0248142A publication Critical patent/JPH0248142A/ja
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2ザイクルエンジンに用いる圧入式組立クラ
ンク軸を組立てる際に用いられる組立治具に関するもの
である。
(発明の背景) 2サイクルエンジンに用いられるクランク軸として、一
対の円形のクランクウェブにクランクピンを圧入するこ
とにより組立てたものがある。
穀にエンジンは使用地においてエンジンの焼付き、コン
ロッドの破損等の故障が発生すると、このクランク軸を
分解してコンロッド交換や軸受の交換をする必要が生じ
る。しかしこのクランク軸の組立に際しては、十分な組
立精度を得る必要があるため、専用の治具を用いている
第5図は従来の治具の使用状況を示す分解図であり、一
対の円形のクランクウェブ10(10A、10B)を治
具で位置決めし、上方から油圧プレス装置で加圧するこ
とにより組立てるものである。各クランクウェブ10に
はジャーナル部12 (12A、12B)が一体成形さ
れ、下のクランクウェブIOAには予めクランクピン1
4が圧入されている。また上のクランクウェブIOBに
はクランクピン12が入る圧入孔16が形成されている
。この図で18は基盤、20は円筒、22はスペーサリ
ング、24は上板、26は押板である。なお基盤18と
上板24とには、口径の異なる口金28.30が交換可
能に装着され、クランクウェブ10のジャーナル部12
の径がエンジンの種類により変わる場合にこの口金28
.30を換えることにより対応できるようになっている
。スペーサリング22は両クランクウェブ10A、IO
Bの外周を囲むように位置する。下のクランクウェブI
OAには予めクランクピン26が圧入固定され、このク
ランクピン26にはコンロッド32が装着されている。
このコンロッド32はこのスペーサリング22と円筒2
0とにそれぞれ形成した切欠き部22a、20aを通し
て外へ導かれている。そして両クランクウェブ10のそ
れぞれのジャーナル部12を口金28.30により位置
決めすると共に、クランクピン14を上のクランクウェ
ブ10Bの圧入孔16に位置合せし、上板24を押板2
6により上方から押圧する。このようにしてウェブIO
Hにクランクピン14が圧入され、上板24がスペーサ
リング22に当接すると圧入が完了する。
この治具においては、構成部品点数が多く、またクラン
ク軸の種類に応じてスペーサリング22と口金28.3
0とを多種類用意しておく必要が生じ、取り扱いおよび
管理が面倒で大型化するという問題があった。
また組立後のクランク軸は、軸芯の芯振れをハンマーな
どで修正する必要があるが、従来はこのために別途専用
の芯出し機を用意しなければならず、設備が大蜆模にな
るという問題もあった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、部
品点数が少なく取扱いと管理が容易であり、小型化に適
し、芯出し機の機能も持たせることによって別途芯出し
機の用意を不要にする組立治具を提供することを第1の
目的とする。
またこれを改良し組立精度をさらに向上させるようにし
た組立治具を提供することを第2の目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、一対の円形クランクウェブ
を圧入クランクピンで結合する圧入式組立クランク軸の
組立治具において、一方のクランクウェブに一体のジャ
ーナル部が通る挿通孔を有する水平な基盤と、この基盤
から垂直に起立する固定板と、この基盤上で移動し固定
板との対向面間にクランクウェブを上下動可能に少なく
とも3箇所で挟持する垂直な可動板と、固定板および可
動板に設けた芯出し用センターボルトとを備え、これら
固定板および可動板間に両クランクウェブを保持してク
ランクピンの圧入を可能にすると共に、圧入後に前記セ
ンターボルトを用いて芯出し作業を可能にしたことを特
徴とする圧入式組立クランク軸の組立治具により達成さ
れる。
また第2の目的は、両クランクウェブ間隔を一定に保つ
ための一対のブロックを追加することにより達成される
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の使用状況を示す斜視図、第
2図は治具の平面図、第3図は同じく側面図、第4図は
この実施例装置を芯出し機として使用している様子を示
す図である。
これらの図において符号50は水平な基盤であり、この
基盤50の上面には固定板52が2本のボルト54.5
4によって垂直に固定されている。56は可動板であり
基盤50から垂直に起立し基盤50上面を自由に摺動可
能である。これら固定Fj、50と可動板56との対向
面は基盤50に垂直となっている。固定板52には可動
板56に対向する面に基盤50上面に対して垂直な凹部
52aが形成され、この凹部52aに下のクランクウェ
ブIOAの外周を押圧した時に固定板52の対向面とこ
の凹部52aとの2つの角部52b、52bがクランク
ウェブIOAに接触する。
すなわちこれら角部52bは基盤50上面に対して垂直
なエツジ状となり、クランクウェブIOAの位置決めを
する。なおりランクウェブIOAのジャーナル部12A
は、基盤50に形成した挿通孔58に通され、クランク
ウェブIOAのジャーナル部12A側の面が基盤50上
面に接触して保持される。ここに挿通孔58の径はジャ
ーナル部12Aの径に対し十分大きくなっている。可動
板56は作業者の手でクランクウェブIOAに押圧され
る。すなわち作業者は両手で固定板52と可動板56と
を互いに略平行に近接する方向に押圧する。この結果ク
ランクウェブIOAは固定板52の2つの角部52bと
可動板56との合計3箇所で挟持され位置決めされる。
60と62は一対の同じ高さのブロックである。これら
ブロック60.62は圧入時に固定板52と可動板56
との間でクランクウェブlOの外側に位置し、圧入後の
上下クランクウェブ10A、lOBの間隔を所定幅に維
持し組立精度を向上させるものである。一方のブロック
60には上方に開いた切欠き部60aが形成され、前記
コンロッド32はこの切欠き部60aから外へ突出する
。これらブロック60.62は、高さ調整用のアジャス
ト・プレート60A、62Aと組合せることにより高さ
調節され、異なる厚さのアジャスト・プレート60A、
62Aを用意することによりその高さを調節でき、種々
のクランク軸に対応できる。
64は押板てあり、上クランクウェブIOBを上方から
押圧するものである。この押板64には上クランクウェ
ブIOBのジャーナル部12Bが下から上方に向って通
る挿通孔66が形成されている。この挿通孔66の径も
ジャーナル部12Bの径より十分大きい。
従ってこの治具を用いてクランク軸を組立てる際に、ま
ず第1図に示すように下クランクウェブ10Aを固定板
52の凹部52aに押し当てつつそのジャーナル部12
Aを基盤50の挿通孔58に通す。そしてブロック60
.62を基盤50に置いてからクランクピン14にコン
ロッド32を取付け、このコンロッド32をブロック6
0の切欠き部60aから外へ突出させる。次に上クラン
クウェブIOBをその圧入孔16をクランクピン14に
位置合せしつつ重ね、さらに挿通孔66にそのジャーナ
ル部12Bを通して押板64を重ねる。この状態で可動
板56を固定板52側に押し付ければ、同径の2つのク
ランクウェブIOA、10Bは2つの角部52bと可動
板56との間に3箇所で正しく同軸上に位置合せされる
。そしてその状態のままプレス装置(図示せず)のヘッ
ド68(第1図)で押板64上方からクランクピン14
上方付近を押圧すれば、クランクピン14が上クランク
ウェブIOBの圧入孔16に圧入される。そして押板6
4が2つのブロック60.62の上面に当接するまで圧
入すれば圧入が完了し、クランク軸70が組上がる。
このように組上げられたクランク軸70に対して、ノギ
スを用いてクランクウェブ10A、、10B間隔を確認
したり、シツクネス・ゲージを用いてクランクウェブ1
0とコンロッド32との間隔を確認した後、第4図のよ
うにして芯出し作業が行われる。すなわち前記固定板5
2と可動板56にはそれぞれ芯出し用センターポルト7
2.74が螺着され、両センターボルト72.74にク
ランク軸70の両端に設けたセンター孔(図示せず)を
係入してクランク軸70を保持する。この時、可動板5
6はマグネットベース76により基盤50に固定する。
マグネットベース76は内蔵する永久磁石を基盤50に
接近させることにより基盤50に固定し、レバー76a
の回転により磁石を基盤50から離すことにより基板5
0への吸着力を弱め移動させるものである。78.80
はダイヤルゲージであり、これらは適宜の支持部材82
.84.86.88などにより保持され、それぞれの測
定端がクランク軸70のジャーナル部12A、12Bに
接触している。従ってこの状態でクランク軸70を回し
ながらダイヤルゲージ78.80により芯狂いを検出し
、図示しないハンマーなどで修正を加えつつ芯出しを行
う。
異なるクランク軸の組立に対しては種々の異なる厚さの
アジャストプレート60A、62Aを用意しておき、こ
れらを適宜組合せて用いることにより対応できる。
(発明の効果) 本発明は以上のように、固定板と可動板との間に少なく
とも3箇所でクランクウェブを挟持して位置合せしつつ
圧入を行うものであるから、部品点数が少なく取扱いと
管理が容易であり小型化に適する。さらに芯出し用セン
ターボルトを設けたので芯出し機能も有することになり
、別途芯出し機を用意する必要もなく設備が簡単になる
また第2の発明によれば、圧入深さを規制するブロック
を設けたので組立精度は一層向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の使用状況を示す斜視図、第
2図は治具の平面図、第3図は同しく側0・・・クラン
クウェブ、12・・・ジャーナル部、4・・・クランク
ピン、16・・・圧入孔、0・・・基盤、52・・・固
定板、56・・・可動板、0.62・・・ブロック、6
0a・・・切欠き部、2.74・・・芯出し用センター
ボルト。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の円形クランクウェブを圧入クランクピンで
    結合する圧入式組立クランク軸の組立治具において、 一方のクランクウェブに一体のジャーナル部が通る挿通
    孔を有する水平な基盤と、この基盤から垂直に起立する
    固定板と、この基盤上で移動し固定板との対向面間にク
    ランクウェブを上下動可能に少なくとも3箇所で挟持す
    る垂直な可動板と、固定板および可動板に設けた芯出し
    用センターボルトとを備え、これら固定板および可動板
    間に両クランクウェブを保持してクランクピンの圧入を
    可能にすると共に、圧入後に前記センターボルトを用い
    て芯出し作業を可能にしたことを特徴とする圧入式組立
    クランク軸の組立治具。
  2. (2)一対の円形クランクウェブを圧入クランクピンで
    結合する圧入式組立クランク軸の組立治具において、 一方のクランクウェブに一体のジャーナル部が通る挿通
    孔を有する水平な基盤と、この基盤から垂直に起立する
    固定板と、この基盤上で移動し固定板との対向面間にク
    ランクウェブを上下動可能に少なくとも3箇所で挟持す
    る垂直な可動板と、固定板および可動板に設けた芯出し
    用センターボルトと、前記固定板および可動板間に配設
    され圧入時のクランクウェブ間隔を設定する一対のブロ
    ックとを備え、一方の前記ブロックに設けた切欠き部に
    コンロッドを通し、前記固定板および可動板間に両クラ
    ンクウェブを保持してクランクピンの圧入を可能にする
    と共に、圧入後に前記センターボルトを用いて芯出し作
    業を可能にしたことを特徴とする圧入式組立クランク軸
    の組立治具。
JP19338188A 1988-08-04 1988-08-04 圧入式組立クランク軸の組立治具 Pending JPH0248142A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7108651B2 (en) 2001-04-20 2006-09-19 Hitachi Koko Co., Ltd. Centrifuge having multiple rotors
CN107984207A (zh) * 2016-10-26 2018-05-04 宁波方太厨具有限公司 电器产品控制组件的安装工装结构及其安装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7108651B2 (en) 2001-04-20 2006-09-19 Hitachi Koko Co., Ltd. Centrifuge having multiple rotors
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