JPH0247468Y2 - - Google Patents

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JPH0247468Y2
JPH0247468Y2 JP7399086U JP7399086U JPH0247468Y2 JP H0247468 Y2 JPH0247468 Y2 JP H0247468Y2 JP 7399086 U JP7399086 U JP 7399086U JP 7399086 U JP7399086 U JP 7399086U JP H0247468 Y2 JPH0247468 Y2 JP H0247468Y2
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JP
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fluid
way valve
switching
pressure
path
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JP7399086U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流体の方向制御用に広く利用されて
いる三方弁において、設定された流出方向以外の
流路から流体が漏洩しているか否かを検知するた
めのテスタに関するものである。
[従来の技術] 各種プラント、工場等の貯槽・配管設備等には
多くの調節弁類が付設されており、この調節弁類
には流体の方向を制御する各種三方弁が付属品と
して設けられていることがある。一般に三方弁は
流体の流入路と2方向の流出路を有し、流路の切
替えは手動、流体圧、または電気モータ等によつ
て行うことができるが、上記のような調節弁類に
付設された三方弁の場合には、流体の方向の制
御、即ち流路の切替え操作は三方弁内を流れる流
体の圧力を利用して行い。流路の切替え圧力は切
替え操作の目的に応じて適宜に設定するようにす
ればよい。
従来の三方弁のメンテナンスにおいては、流体
(例えば気体)の漏洩量を検知するためには、バ
ケツ等に入れた水の中でメスシリンダ等の計量容
器を逆さにしてふせ、漏洩した気体をこの計量容
器内に導いて気体の量を測定して行なつていた。
このような漏洩量の測定作業は非常に時間がかか
るため、一般には漏洩の有無を検査する前に検査
対象となるすべての三方弁をまず分解整備し、し
かる後に前述した漏洩検査を実施していた。
[考案が解決しようとする問題点] 前述したように、三方弁における従来の漏洩検
査には非常に時間がかかるという問題点があり、
そのため三方弁の点検整備は漏洩検査よりも分解
整備が中心となつていた。従つて本来なら漏洩検
査の結果不良とされた物に対してだけ行なえばよ
い分解整備を、良・不良に拘わらず全品に対して
行なつていることになり経費低減化を目指す観点
からはきわめて不都合であるという問題点があつ
た。
[考案の目的] 三方弁の漏洩検査を短時間で容易に行なうこと
ができ、しかも漏洩量を定量的に測定することの
できる三方弁のテスタを提供することを目的とし
ている。
[考案の構成] 本考案による三方弁のテスタは、制御部に供給
される操作流体の圧力によつて流体の方向を制御
する三方弁において流体の漏洩検知用に用いられ
るテスタであつて、流体を任意の圧力に調整した
後三方弁の前記制御部に操作流体として該流体を
供給する圧力設定部と、三方弁の流入路と一方の
流出路とが接続された流体回路の切替え手段と、
三方弁の他方の流出路と前記切替え手段とにそれ
ぞれ1つづつ接続された流体の漏洩検知手段とを
具備することを特徴としている。
[作用] 圧力設定部によつて三方弁の流路切替え圧力は
短時間で容易に調整することができる。
また2つの流出路のそれぞれに漏洩検知手段を
接続してあるので、制御部によつて流路をどちら
に切替えても、閉止されている流出路の密閉度を
検査することができる。
そして切替え手段によつてテスタ内の流体回路
を切替えれば、流入路から一方の流出路へと流れ
ている流体の方向を逆にすることができ、閉止さ
れている他方の流出路の検査を逆圧の条件下でも
行なうことができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例であるテスタ1回路
図であり、このテスタ1が三方弁2に接続された
状態を示している。
本実施例のテスタ1を用いて検査する三方弁2
は、流入路3と二方方の流出路4,5を有し、流
体の方向制御即ち流出路4,5の切替え操作は制
御部6によつて行なう構成になつている。図示は
しないが本実施例における三方弁2の制御部6に
は操作流体の圧力によつて作動するダイヤフラム
が設けけられており、このダイヤフラムの運動に
よつて弁棒を動かし、流路を切替える構成になつ
ている。
さて実施例のテスタ1は、第2図に示した外観
図からわかるように箱形のケース7を本体として
コンパクトに構成されており、ケース7に設けら
れた取手7aをつかんで自由に持ち運べるように
なつている。
第1図及び第2図において8は三方弁2が設け
られていた配管に接続されて元圧の流体が供給さ
れる供給端子であり、該供給端子8はケース7の
側面に設けられている。ケース7内において、供
給端子8から延設された配管9は2方向に岐れて
おり、一方の配管9aには圧力設定部としてのレ
ギユレータ10が接続され、さらに圧力計11が
取付けられて端子12に接続されている。この端
子12は前記供給端子8と並んでケース7の側面
に設けられており、またレギユレータ10の調節
つまみ10aと圧力計11はケース7の正面パネ
ルに設けられている。そしてこの端子12は、三
方弁2の制御部6に接続されるもので、前記圧力
計11を見ながら前記レギユレータ10を調節す
ることによつて三方弁2の切替え圧力を任意の値
に設定できるように構成されている。
供給端子8の配管9から分岐した他方の配管9
bには、レギユレータ13が接続され、さらに圧
力計14が取付けられている。レギユレータ13
の調節つまみ13aと圧力計14はケース7の正
面パネルに設けられている。そして該配管9bは
流体回路の切替え手段である切替えコツク15に
接続されている。第1図中で模式的に示すよう
に、切替えコツク15には前記配管9bを含む4
方向の配管9b,16,17,18が接続されて
おり、独立した2本の流路が形成された弁体を回
動操作することによつて、隣接する2本の配管を
それぞれ独立に接続連通させることができるよう
になつている。さらに弁体を90゜回転させれば、
第1図中に破線で示すように接続連通される配管
組合せが変わり、流体回路が切替わるように構成
されている。また切替えコツク15の切替えレバ
ー15aは正面パネルの略中央部に設けられてい
る。
切替えコツク15に連通した配管16は三方弁
2の流入路3に接続される端子19につながつて
おり、該端子19は前記両端子8,12に並んで
ケース7の側面に設けられている。
また図中で前記配管16とは反対側から切替え
コツク15に連通している配管18は、三方弁2
の一方の流出路4に接続される端子20につなげ
られており、該端子20もケース7に側面に設け
られている。そして残りの配管17には漏洩検知
手段としての一方のフローメータ21が接続連通
されている。また三方弁2の他方の流出路5に接
続される端子22が前記各端子8,12,19,
20と並んでケース7の側面に設けられている。
そしてケース7の内部で該端子22は他方の漏洩
検知手段であるフローメータ23に接続されてい
る。なお、本実施例で用いられている両フローメ
ータ21,23は、透明な垂直テーパ管中に入れ
たフロートの位置から流体の流量を読み取るもの
で、ケース7の正面パネルに取付けてある。
次に以上の構成における作用について説明す
る。
第1図に示すように、供給端子8に元圧の流体
が供給されるようにし、端子12を三方弁2の制
御部6と、端子19を三方弁2の流入路3と、端
子20を三方弁2の一方の流出路4と、端子22
を三方弁2の他方の流出路5と、それぞれビニー
ル管等をもつて接続連通する。
ここで三方弁2の制御部6には流路切替え圧力
以下の流体圧力が加えられている。即ち一方の流
出路4は閉じており、他方の流出路5は開いてい
る。また切替えコツク15は第1図に実線で示し
た状態になつている。従つて供給端子8から導入
された流体は配管9bを通りレギユレータ13で
適宜の圧力に調整された後、切替えコツク15を
通り、端子19から三方弁2の流入路3に供給さ
れる。そして該流体は他方の流出路5から端子2
2を経て他方のフローメータ23に送られる。こ
のとき一方の流出路4は端子20を経て配管18
に連通しており、該配管18は切替えコツク15
及び配管17を介して一方のフローメータ21に
つながつている。従つて閉止されているはずの流
出路4に漏れがあれば、その漏洩量はフローメー
タ21にあらわれるので、1目で定量的に流出路
4の漏洩検査を行なうことができる。
次に圧力計11の指示値を確認しながら調節つ
まみ10aによつてレギユレータ10を調整すれ
ば、三方弁2の流路切替え圧力を短時間で容易に
設定することができる。このようにすると一方の
流出路4は開き他方の流出路5は閉止されること
になる。また切替えコツク15は前述した状態の
ままとする。このとき、流体は流入路3から入つ
て流出路4へ抜け、切替えコツク15を通つてフ
ローメータ21に入る。また他方の流出路5は端
子22を経て他方のフローメータ23に接続連通
されているので、閉止状態にあるべき流出路5に
漏れがあれば、その漏れた流体の流量がフローメ
ータ23にあらわれることになる。
次に前述の状態から切替えコツク15を切替え
て、第1図に破線で示す状態とする。このように
すると供給された流体は切替えコツク15で配管
18に流れ、端子20から三方弁の一方の流出路
4に加えられる。即ち三方弁2は通常の使用状態
とは逆方向の圧力を受けることになり、供給され
た流体は流入路3から出て、端子19、切替えコ
ツク15及び配管17を経てフローメータ21に
抜けていく。この時も、他方の流出路5に漏れぱ
あれば、その漏れた流体の流量がフローメータ2
3にあらわれることになる。
[考案の効果] 本考案のテスタは圧力設定部を有し、流路切替
え圧力に調整した流体を三方弁の制御部に加えれ
るようになつている。また流体の漏洩を検出すべ
き三方弁の2箇所の流路に漏洩検知手段を各々接
続できるようにし、さらに流体回路の切替え手段
によつて三方弁に逆圧を加えて検査できるように
なつている。従つて本考案によれば、三方弁の漏
洩検査を効率よく短時間で容易に行なうことがで
き、しかも漏洩量を定量的に測定することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるテスタの回路
図であり、検査対象である三方弁との接続状態を
も示す図、第2図は同実施例の外観を示す斜視図
である。 1……テスタ、2……三方弁、3……流入路、
4……一方の流出路、5……他方の流出路、6…
…制御部、10……圧力設定部としてのレギユレ
ータ、15……切替え手段としての切替えコツ
ク、21,23……漏洩検知手段としてのフロー
メータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作流体が供給される制御部によつて流体の方
    向を制御する三方弁において流体の漏洩検知用に
    用いられるテスタであつて、流体を任意の圧力に
    調整した後、三方弁の前記制御部に操作流体とし
    て該流体を供給する圧力設定部と、三方弁の流入
    路と一方の流出路とが接続された流体回路の切替
    え手段と、三方弁の他方の流出路と前記切替え手
    段とにそれぞれ1つづつ接続された流体の漏洩検
    知手段とを具備することを特徴とする三方弁のテ
    スタ。
JP7399086U 1986-05-19 1986-05-19 Expired JPH0247468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7399086U JPH0247468Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7399086U JPH0247468Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62186041U JPS62186041U (ja) 1987-11-26
JPH0247468Y2 true JPH0247468Y2 (ja) 1990-12-13

Family

ID=30918812

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JP7399086U Expired JPH0247468Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JP (1) JPH0247468Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110410524A (zh) * 2019-07-31 2019-11-05 余荣芳 一种便于检测气密性的三通阀

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110410524A (zh) * 2019-07-31 2019-11-05 余荣芳 一种便于检测气密性的三通阀

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62186041U (ja) 1987-11-26

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