JPH024487Y2 - - Google Patents

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JPH024487Y2
JPH024487Y2 JP14774384U JP14774384U JPH024487Y2 JP H024487 Y2 JPH024487 Y2 JP H024487Y2 JP 14774384 U JP14774384 U JP 14774384U JP 14774384 U JP14774384 U JP 14774384U JP H024487 Y2 JPH024487 Y2 JP H024487Y2
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JP
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stay
arm
hole
mounting bolt
pair
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JP14774384U
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JPS6162406U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアンテナのアームとこのアームを支柱
等に取付けるためのU形ステーとを連結するアン
テナアーム取付金具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のアンテナアーム取付金具Aは、
例えば第6図、第7図及び第8図に示す如く、ア
ンテナBのアーム1に嵌め込むアーム把持部2の
両端に一対のステー把持部21,21を一体突設
してなる連結具とステー把持部のボルト孔22に
挿通する取付ボルト23と蝶ナツト24からな
り、連結具は適度の弾性の付与及び量産によるコ
スト低減を図るべく薄板金属板をプレス成形して
第7図に示す如き形状となし、アーム把持部2を
アーム1に嵌め、一対のステー把持部21,21
でU形ステー6の端部7を挟み、ステーの端部7
及びステー把持部21に挿通した取付ボルト23
に蝶ナツト24を緊締してアーム1とU形ステー
6とを一体的に連結していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、U形ステー6の端部7とこれを挟む
一対のステー把持部21,21に取付ボルト23
を挿入してからこれに取付けた蝶ナツト24を締
付けていく際、一対のステー把持部21,21は
弾性によりハ状に開きボルト頭25とナツト24
に片当りすると共に、ボルト孔22が第9図に示
す如く取付ボルト23のねじ26に噛み込む。こ
れがため、この噛み込みをなくしてから取付ボル
ト23を押え乍ら蝶ナツト24を締付けるという
煩雑で厄介な操作を繰返すことになるため締付操
作がスムーズに行えない欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記するような問題点を解決するため本考案の
アンテナアーム取付金具においては、アンテナア
ームに嵌めるアーム把持部の両端より突き出た一
対のステー把持部のうち、一方のステー把持部に
取付ボルトの基部に形成した係止突起と係合する
係止孔を設け、他方のステー把持部に取付ボルト
のねじピツチより大きい厚みのカーリング孔を形
成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
アンテナアームにおけるU形ステーの両端を取
付ける箇所に、夫々連結具をアーム把持部で嵌め
ると一対のステー把持部でU形ステーの端部を挟
み、ステー端部と一対のステー把持部に取付ボル
トを挿入するが、その際、取付ボルトは係止孔側
から挿入するので取付ボルトの基部の係止突起が
係止孔と係合してボルトの回り止めが得られると
共に、ねじ部がそのねじピツチより大きな厚みを
もつカーリング孔で支持されるので、ねじがカー
リング孔に噛み込むことがない。従つて、ねじ端
部に取付けた蝶ナツトは取付ボルトを押さえるこ
となしに最後まで連続してねじ込むことができ、
アンテナアームとU形ステーの連結を簡易に且つ
速やかに行うことができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面について説明する。第1
図及び第2図において、アンテナアーム1に嵌め
るアーム把持部2はアンテナアーム1の外形形状
に沿う円筒部分3とその内周面部4に突設する複
数の回り止め突起5を有し、両端にはU形ステー
6の端部7を挟むためのステー把持部8,8を一
体突設してこれら一対のステー把持部とで連結具
を構成する。この一対のステー把持部8,8はス
テー端部7の外形形状に沿う形状となし、一方の
ステー把持部8には取付ボルト9の基部に形成さ
れた角部10を嵌めるための角孔11を設け、他
方のステー把持部8には角孔11と対向してカー
リング孔12を形成する。
ステー把持部8に設けるカーリング孔12は、
アーム把持部2及び一対のステー把持部8を薄鋼
板より一体成形するプレス工程において、カーリ
ング孔12を設ける箇所にまずバーリンガ加工に
より外方へ突き出る筒部13を形成し(第3図)、
この筒部13をカーリング加工により外周側へカ
ール状に折り曲げ形成してなるもので、その厚み
tは取付ボルト9のねじピツチより大きくしてい
る。従つて、第5図に示すカーリング孔12はね
じ部14に噛み込むことがない。
本実施例は上記するような構成であるから、ア
ーム把持部2でアンテナアーム1のU形ステー端
取付位置に嵌め、一対のステー把持部8,8でU
形ステー6の端部7を挟むと、ステー端部7の通
孔と一対のステー把持部8,8の角孔11、カー
リング孔12に取付ボルト9を挿入する。この場
合、取付ボルト9は角孔11側から挿入して取付
ボルト9の角部10を角孔11に嵌め、カーリン
グ孔12に挿通したねじ部14に蝶ナツト15を
取付ける。従つて、この取付状態では第2図に示
す如く、一対のステー把持部8は弾性によりボル
ト頭16と蝶ナツト15に片当りするが、取付ボ
ルト9はステー把持部8の角孔11で回転を阻止
されており、カーリング孔12の厚みは取付ボル
ト9のねじピツチより大きいのでカーリング孔1
2とねじ14との噛み込みがない。このため、ス
テー把持部8,8がボルト頭16と蝶ナツト15
に片当りしていても蝶ナツト15を締付けるだけ
で確実にアンテナアーム1とU形ステー6とを一
体的に連結することができる。
尚、本考案は取付ボルトの回り止め機能を得る
ために一方のステー把持部に係止孔を、取付ボル
トの基部に係止孔と係合する係止突起を設けてい
るが、この係止孔と係止突起は実施例のような角
孔、角部に限定するものではなく、適宜の形状例
えば丸軸となるボルト基部の付根の一部にV突起
を設け、係止孔は丸孔の一部にV突起を係合する
V溝を形成してもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、アーム把持部両端より突き出た一対のステー
把持部の一方に取付ボルトの基部に形成した係止
突起と係合する係止孔を設け他方に取付ボルトの
ねじピツチより大きい厚みのカーリング孔を設け
るようにしているので、比較的簡潔な構成により
アンテナアームとU形ステーの連結を簡易に且つ
速やかに遂行できて、従来の非能率な取付作業を
大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は取付ボルトを外した本考案の実施例の
斜視図、第2図は同実施例の仮取付状態の縦断面
図、第3図及び第4図はカーリング孔の成形方法
説明図で、第3図はバーリング加工により形成し
た筒部の縦断面図、第4図はカーリング孔の縦断
面図、第5図はカーリング孔に挿通された取付ボ
ルトの一部切欠き断面図、第6図はアンテナ配置
図、第7図は従来品の一部切欠き斜視図、第8図
は従来品の仮取付状態の縦断面図、第9図はボル
ト孔がねじに噛み込んだ状態を示す一部切欠き断
面図である。 1……アンテナアーム、2……アーム把持部、
6……U形ステー、8……ステー把持部、9……
取付ボルト、10……角部、11……角孔、12
……カーリング孔、15……蝶ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナアームにおけるU形ステーの両端を取
    付ける箇所に、それぞれアーム把持部の両端に一
    対のステー把持部を一体突設してなる連結具をア
    ーム把持部で嵌めると共に一対のステー把持部と
    取付ボルトとナツトとでU形ステーの端部を着脱
    可能に取付けるようにしたアンテナアーム取付金
    具において、一方のステー把持部に取付ボルトの
    基部に形成した係止突起と係合する係止孔を設
    け、他方のステー把持部に取付ボルトのねじピツ
    チより大きい厚みのカーリング孔を形成したこと
    を特徴とするアンテナアーム取付金具。
JP14774384U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH024487Y2 (ja)

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JP14774384U JPH024487Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JP14774384U JPH024487Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JPS6162406U JPS6162406U (ja) 1986-04-26
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JP6156863B2 (ja) * 2012-12-27 2017-07-05 オーエム機器株式会社 パイプ連結具

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JPS6162406U (ja) 1986-04-26

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