JPH0244667A - 電気部品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音響機器１通信機器、０ム機器等の機器間を接
続するための電気部品に関するものである。

従来の技術 従来の電気部品を第６図のコネクタを例に説明する。

第６図は従来のコネクタの正面図である。第６図におい
て、２９は円筒状の外周部３０を有する導電性材料から
なるガイドケースで、３４は平面部３５を有する金具で
、４０は電線４１およびシールド線４２を有するコード
で、前記金具３４の平面部３６からは垂直に起立した連
結部３７が形成されており、この連結部３７の途中には
前記コード４０のシールド線４２を圧着接続するシール
ド線圧着部３８が設けられていると共に、連結部３７の
先端にはコード４０を固定するためのクランプ部３９が
設けられている。前記クランプ部３９の外側端部３９ａ
はコード４０に多少食い込んでいる。

また前記金具３４の平面部３６には係合凹部３６が３箇
所形成されていると共に、前記ガイドケース２９の一方
の開口端３１から金具３４の前記係合凹部３６と対応す
る位置に固定用爪３２が突出して形成されていて、金具
３４の係合凹部３６とガイドケース２９の前記固定用爪
３２が係合すると共に、金具３４の平面部３６がガイド
ケース２９の前記一方の開口端３１に当接するように設
けられ、ガイドケース２９の固定用爪３２を金具３４の
平面部３６ｙｄへ折り曲げて鮫めることによりガイドケ
ース２９と金具３４が固定されている。また、ガイドケ
ース２９には一方の開口端３１と反対側に他方の開口端
３３が形成されている。

発明が解決しようとする課題 以上のように構成された電気部品は実使用状態において
、矢印Ｂ−Ｂ’方向等に繰り返し屈曲され、それに伴っ
てコード４０のクランプ部３９付近、特にクランプ部３
９の外側端部３９３付近に応力が繰り返し加えられ、ク
ランプ部３９の外側端部３９＆がコード４０に多少食い
込んだ状態であるため、外側端部３９＆付近のコード４
０には集中的に応力が加えられることになり、早い時期
にコード４０の前記電線４１またはシールド線４２が断
線してしまうという問題点を有していた。

本発明は前記のような従来の問題点を除去し、コードに
屈曲または捻回等の異常動作が繰り返し加えられても断
線し難く、信頼性の高い電気部品を提供することを目的
とするものである。

課題を解決するだめの手段 この課題を解決するために本発明の電気部品は、金具に
設けたクランプ部の外側端部に波状の緩衝部を設けたも
のである。

作用 この構成によれば、クランプ部の外側端部に波状の緩衝
部が形成されているので外側端部付近のコードに加わる
応力集中が緩和されることになり、実使用状態において
繰り返し屈曲または捻回が加えられてもシールド線およ
び電線の芯線が断線し難くなるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について、コネクタを例に第１
図〜第６図により説明する。

第１図は本発明一実施例の電気部品のコード付きのコネ
クタの部分断面正面図である。第２図は同ガイドケース
８と金具１６の関係を示す正面図である。第３図は同第
２図の人−Ａ′断面図である。第４図は同第１図の組立
前のガイドケース８の正面図である。第５図は同第１図
の組立前の金具１６の正面図である。

第１図〜第６図において、１はここではコード付きのコ
ネクタで、２はリン青銅、黄銅、丹銅。

銅のいずれかの導電性金属材料からなるプラグコンタク
トで、そのプラグコンタクト２には電線２６が圧着され
る圧着部３が形成されている。４は前記プラグコンタク
ト２が挿入される側の最外周面６と、プラグコンタクト
２を挿入保持するだめの保持孔６と、ガイドケース８に
固定するだめの固定用肩部７が形成されている、ポリア
ミド。

ＰＢＴ、ＰＩＣＴ、ＰＰＳ等のいずれかの絶縁性の合成
樹脂材料からなるプラグノ・ウジングである。

このプラグハウジング４はプラグコンタクト２を挿入保
持した時、プラグコンタクト２の前記圧着部３側がプラ
グノ・ウジング４の前記最外周面５から突出しない寸法
になっている。

前記ガイドケース８は前記プラグノ・ウジング４の肩部
７を装着するためのストッパ一部１６とランス１４が設
けられ、更に開口端１０から固定用爪１１が突出して形
成された円筒状の黄銅、リン青銅、ステンレス、ブリキ
、鉄および鉄を含む合金のいずれかの導電性金属材料等
から構成されており、１６は前記ガイドケース８を装着
するために設けた前記ガイドケース８の固定用爪１１と
係合する係合凹部１９と前記ガイドケース８の円筒状の
外周面９と係合するように設けられた係合爪１８が設け
られた略Ｃ字状の平面部１７を有する黄銅、リン青銅、
ステンレス、ブリキ、鉄および鉄を含む合金のいずれか
の導電性金属材料等からなる金具で、前記平面部１７の
略Ｃ字状の内周縁から突出した連結腕２０が平面部１７
に対して垂直に曲げて設けられると共に、前記連結腕２
０の先端にはクランプ部２２が形成され、そのクランプ
部２２の外側端部には波状の緩衝部２３が複数個外周方
向に若干曲げられて形成され、またクランプ部２２の中
央付近には外周方向に突出するフタリノ２２１Ｌが形成
されている。

さらに連結腕２０のクランプ部２２と反対面側にシール
ド線２アを圧着するシールド線圧着部２１が形成されて
いる。

２４はポリ塩化ビニルかポリエチレン等からなるシース
２６で被覆され、この被覆がビニールかポリエチレン等
からなる撚り合わされて構成されている複数の前記電線
２６と、前記シールド線２７を有しているコードである
。２８はプラグコンタクト２．プラグハウジング４．ガ
イドケース８および前記コード２４の一部と、前記金具
１６をインサート成形により被覆しているポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンまたはポリプロピレン等の絶縁材料か
らなるカバーである。ここでポリ塩化ビニルかポリエチ
レン等に放射線の一種である電子線を照射し架橋させる
ことにより耐熱性を向上させてもよい。またインサート
成形によらず絶縁材料からなる成形済量を組合せるよう
にしてもよい。

なお、クランプ部２２の緩衝部２３は外周方向に若干曲
げられて形成されているが、緩衝部２３は波状に形成さ
れているため、クランプ部２２は容易に鋏めによってコ
ード２４を固定できると共に、鋏め後の緩衝部２３とコ
ード２１との間には隙間が存在している。なお前記クラ
ンプ部２２にはシールド線２７を圧着するシールド線圧
着部２１が背面に設けられている。

また、前記ガイドケース８の円筒状の外周面９の他方の
開口端１２付近には位置決め用凸部１３が形成されてお
り、このガイドケース８の前記他方の開口端１２内には
、プラグコンタクト２の先端が前記プラグハウジング４
より突出するように設けられている。

以上のように本実施例によれば、金具１６の平面部１７
の周縁から突出している連結腕２ｏの先端に形成されて
いる前記クランプ部２２でコード２４を挾持すると共に
、クランプ部２２の前記緩衝部２３とコード２４との間
には絶縁材料よりなるカバー２８が入り込んでいる隙間
が存在し、緩衝部２３付近のコードに加わる応力集中が
緩和され、実使用状態において繰り返し屈曲または捻回
が加えられてもシールド線２７および電線２６の芯線が
断線し難くなるものである。

なお、本実施例においては、クランプ部２２の中央付近
に外周方向にツクリン２２ａが突出して形成されている
としたが、クランプ部２２の内周方向に突出して形成さ
れていてもよく、またクランプ部２２の外方端部には波
状の緩衝部２３が外。

周方向に若干曲げられて形成されているとしたが、緩衝
部２３が周方向に波状に形成されていてもよく、またプ
ラグハウジング４は１個であったが、２個の組み合わせ
であってもよく、またガイドケース８とクランプ部２２
を有する金具１６は別の物であるとしたが、クランプ部
２２がガイドケース８に連設され一体に形成されていて
もよく、また連結腕２０のクランプ部２２と反対面側の
シールド線圧着部２１にシールド線２７を圧着したが、
シールド線２７を折り返しコード２４と共にクランプ部
２２で圧着してもよく、またプラグコンタクト２は一体
物であったが、２個の組み合わせであってもよく、まだ
金具１６の平面部１了は略Ｃ字状としたが他の形状であ
ってもよい。

また、ガイドケース８の一部および金具１６がインサー
ト成形により絶縁材料よりなるカバー２８で被覆、充填
されている構成としたが、ポリアミド、ＰＢＴ、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレン。

ポリプロピレン等の絶縁性の合成樹脂材料で別成形され
たカバーを取り付けることで被覆、充填してもよく、ま
たコード付きのコネクタとしたが、コード付きのセンサ
ー等の電気部品であってもよいことは言うまでもない。

発明の効果 以上のように本発明は電気部品本体に接続されたコード
を前記電気部品本体に固定しているクランプ部の外側端
部に波状の緩衝部が形成され、且つ少なくともこの緩衝
部を絶縁材料よりなるカバーで被覆、充填する構成とす
ることにより、クランプ部の緩衝部付近のコードに加わ
る応力集中が緩和し、実使用状態においてコードに屈曲
または捻回等の異常動作が繰り返し加えられてもシール
ド線および電線の芯線が断線し難い、信頼性の高い電気
部品を得ることができ、その実用的効果は大なるものが
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気部品の一実施例であるコード付き
コネクタの部分断面正面図、第２図は第１図のガイドケ
ース８と金具１６の関係を示す正面図、第３図は第２図
のムー人′断面図、第４図は第１図の組立前のガイドケ
ース８の正面図、第６図は第１図の組立前の金具１６の
正面図、第６図は従来のコード付コネクタ電気部品の正
面図である。 １・・・・・−コード付きのコネクタ（電気部品）、１
６・・・・・・金具、１７・・・・・・金具１６の平面
部、２２・・・・・・クランプ部、２３・・・・・・緩
衝部、２４・・・・・・コード、２６・・・・・・電線
、２７・・・・・・シールド線、２８・・・・・・絶縁
材料よりなるカバー 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気部品本体と、この電気部品本体に設けられた
   クランプ部と、このクランプ部により固定された一端が
   前記電気部品本体と接続された電線を内蔵してなるコー
   ドと、前記クランプ部の外側端部を外周方向に曲げて形
   成された緩衝部と、少なくともこの緩衝部を被覆、充填
   する絶縁材料より成るカバーより構成されてなる電気部
   品。
2. （２）クランプ部の周方向を波状の緩衝部としてなる請
   求項１記載の電気部品。