JP3626033B2 - シールドコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のシールドコネクタとして、特開平8−138798号公報に記載のものが知られている。図9に示すように、シールドコネクタ1は、シールド電線3と接続された端子金具5の周囲を金属製のシールドシェル2で覆い、シールドシェル2とシールド層3Aとを導通接続するものである。そして、図10に示すように、シールドシェル2とシールド層3Aとの導通接続を行う接触子4は、金属製であり、円筒形状の外殻4Aの中心に圧着部4Bを備え、外殻4Aがシールドシェル2と接触し、圧着部4Bがシールド層3Aを圧着して、接触子4はシールドシェル2とシールド層3Aとの導通接続を行う構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のシールドコネクタ1においては、外殻4Aと圧着部4Bとの間には隙間が生じている(図10参照)ので、シールドシェル2の端末部の後方へ開放するシールドシェル2とシールド電線3との間はシールドがなされていなかった。したがって、低周波領域の電磁波に対するシールド性能については担保されているが、高周波領域の電磁波に対するシールド性能が不十分であるという欠点があった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、シールドシェルとシールド電線との間に生ずる隙間を閉塞してシールド性能を向上させることが可能なシールドコネクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、筒状に形成したシールドシェルの内部に、シールド電線の端末部が配され、かつ、前記端末部から露出した前記シールド電線のシールド層と前記シールドシェルとが導通接続されたシールドコネクタにおいて、前記シールドシェルと前記シールド層との導通接続を行う箇所の後方には、前記シールド電線の外周と同径で前記シールド電線を隙間なく挿通する挿通孔を備えると共に、外周を前記シールドシェルの内壁に密着させることで前記シールドシェルとの導通接続を行い、前記シールドシェルと前記シールド電線との間の隙間を閉塞する導電性の蓋体を備えたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2に係る発明は、筒状に形成したシールドシェルの内部に、シールド電線の端末部が配され、かつ、前記端末部から露出した前記シールド電線のシールド層と前記シールドシェルとが導通接続されたシールドコネクタにおいて、
前記シールドシェルと前記シールド電線との間の隙間を閉塞すると共に、内側筒体の外周に前記シールド層を反転させて覆い被せてからその外周に外側筒体を嵌め合わせ、さらにこの外側筒体の上面と下面をと凹み変形させてかしめることで前記シールド層との導通接続を行う導電性の蓋体を備えたところに特徴を有する。
【0007】
請求項3に係る発明は、筒状に形成したシールドシェルの内部に、シールド電線の端末部が配され、かつ、前記端末部から露出した前記シールド電線のシールド層と前記シールドシェルとが導通接続されたシールドコネクタにおいて、導電性樹脂によって形成されると共に露出した前記シールド層の外側に配置されて、前記シールドシェルと前記シールド電線との間の隙間を閉塞する蓋体を備え、その蓋体には、前記シールドシェルと前記シールド層とに共に弾性接触してそれらの間を導通接続する金属部材が保持されると共に、前記蓋体が前記シールドシェル内に挿入されると、前記金属部材は、前記シールドシェルの内壁を押えつけると共に、前記シールド層を挟み込むように周方向に沿って縮径変形するところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、シールドシェルとシールド層との導通接続を行う箇所の後方において、シールドシェル導通接続された導電性の蓋体がシールドシェルの内周とシールド電線の外周との隙間を閉塞するので、低周波から高周波に亘る電磁波に対するシールド性能を向上させることが可能となる。
【0009】
<請求項2の発明>
また請求項2に係る発明によれば、蓋体が内側筒体の外周にシールドシェルの内周とシールド電線の外周との隙間を導電性の蓋体で導通接続しつつ閉塞するので、低周波から高周波に亘る電磁波に対するシールド性能を向上させることが可能となるとなると共に、シールド層と蓋体の接続をシールド層の全周に亘り行うことができるので導通接続の信頼性が高まる。
【0010】
<請求項3の発明>
また、請求項3に係る発明によれば、シールド層とシールドシェルとの導通接続は金属部材の弾性反力でもってシールドシェルの内壁を押圧して行われるので確実に導通接続がなされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1には本実施形態のシールドコネクタ10が示してある。シールドコネクタ10は、ハウジング20の内部にシールドシェル30を備える。そして、シールドシェル30の内部にはシールド電線60と接続された端子金具50が収容されている。
【0012】
ハウジング20は、合成樹脂製であり、筒状の本体21を備え、本体21の前方側(図1の左側)は、その周囲がフード部22で囲まれている。フード部22は、ハウジング20の前面に開放しており、その開放口から内部へ相手コネクタ(図示せず)が嵌入される。また、本体21は外筒体21Aと内筒体21Bとからなり、互いの端部同士を重ね合わせた状態で配設されている。
外筒体21Aは後面に開放しており、その内径の違いから主筒部23と後筒部24とに分けられ、主筒部23よりも後筒部24の方が大径である。外筒体21Aの後面の開口端に設けられた後筒部24は、内部にゴム栓11とゴム栓止12とが嵌め込まれて本体21の内部を密に保ち、後方からの水や塵の侵入を防ぐ。また、後筒部24の開口端の下部には凹部24Aが設けられておりゴム栓止12に設けられた凸部12Aが嵌め込まれてゴム栓11は位置決めされる。主筒部23は後述するシールドシェル30を収容可能な所定の径を有する。
内筒体21Bは後端の周方向の複数箇所に配置した連絡壁(図示せず)により主筒部23の内壁と連絡されている。内筒体21Bは内部に雌型の端子金具50を収容するためのキャビティ27が形成されており、そのキャビティ27内には、端子金具50を抜け止めするためのランス26が設けられている。また内筒体21Bの中央の外周部分にはシールドシェル30を抜け止めするため前周に亘って当接部25が設けられている。
【0013】
シールドシェル30は、導電性の金属板を筒状に屈曲させて両端を突き合わせ状態に接合することにより形成される。シールドシェル30の前端は板材の先端を内周方向に折り返して重ね合わされている。このため、前端開口部34は折り返された部分が曲面をなして角が引っ掛かることがないので相手側シールドシェル(図示せず)との嵌合とシールドシェル30の挿入とが円滑になされる。シールドシェル30を挿入すると前端開口部34が当接部のテーパ面25Aを乗り越えて折り返し端35が当接部25の当接面25Bと当接する。これに加えて、シールドシェル30の後端は拡開してフランジ31を形成し、このフランジ31が主筒部23と後筒部24との境界に設けられた段差部28と突き当たる。これによりシールドシェル30はハウジング20内に固定される(図1参照)。また、シールドシェル30の中央付近には周壁を内周方向に屈曲させて形成された弾性接触片32が上下左右に設けられており図1では上下2箇所の弾性接触片32の断面が示されている。この弾性接触片32により後述するシールド電線60のシールド層63と接続がなされる。
【0014】
端子金具50は、導電性の金属板を切断及び曲げ加工して形成され、接続部51と圧着部52とからなる。接続部51は前端の挿入孔53から相手側の端子金具のタブ部(図示せず)が篏入されることにより導通接続がなされる。圧着部52はシールド電線60の内導体61と圧着される。これにより、端子金具50とシールド電線60とが接続される。
【0015】
シールド電線60は、複数の素線を束ねてなる内導体61の外周を絶縁層62で覆い、絶縁層62の外周を金属細線を編みこんでなるシールド層63で覆い、シールド層63の外周を被覆64で覆った構造である。図2に示すように、シールド電線60の端末は、先端側から内導体61、絶縁層62、シールド層63と階層的に露出される。剥き出しにされた内導体61には上述した圧着部52が圧着されるとともに、剥き出しにされたシールド層63は被覆64の端部外面上に折り返されて、導通リング65が取りつけられる(図1参照)。導通リング65は、シールド層63がほつれないように挟みこんで保持するとともにシールドシェル30の弾性接触片32と接触してシールド層63とシールドシェル30との導通が図られる。
【0016】
さて、導通リング65の後方には、本発明の特徴であるシールドキャップ70が備わっている(図1参照)。図2(A)に示すようにシールドキャップ70は導電ゴム製であり円筒形状をなしている。シールドキャップ70にはシールド電線60の外周と同径の挿通孔71を備える。挿通孔71へシールド電線60を挿通させると、挿通孔71はシールド電線60を隙間なく挿通する(図2(B)参照)。
【0017】
また、シールドキャップ70の外径は主筒部23の内径と同径であるとともに、シールドキャップ70の外周には全周に亘り突条72が設けられている(図2(A)参照)。シールドキャップ70をシールドシェル30へ挿入させる場合には、シールドキャップ70は弾性を備えるので窄小変形されてシールドシェル30内に挿入可能となる。挿入後はシールドキャップ70の弾発力により突条72をシールドシェル30の内壁に押し付けるように密着させる。このため、シールドシェル30との導通接続を確実なものとするとともに、シールドシェル30とシールドキャップ70との境界に隙間が生じることがない。
【0018】
このように構成されたシールドコネクタ10によれば、導電ゴム製のシールドキャップ70が、後方のシールドシェル30とシールド電線60との隙間を塞ぐことができるので、シールド性能が向上し、特に、従来は担保されていなかった高周波領域の電磁波に対するシールド性能が向上する。したがって、シールドコネクタ10は低周波領域から高周波領域に亘る電磁波に対するシールド性能を向上させることが可能となる。
【0019】
また、シールドキャップ70の突条72がシールドシェル30の内壁を押さえ付けるように密着しているので、シールドキャップ70とシールドシェル30との導通接続を確実なものとして接触抵抗が低減されるので、シールドコネクタ10はシールド性能をより向上させることが可能となる。
【0020】
<第2実施形態>
図3乃至図5は本発明の第2実施形態を示す。
この第2実施形態は、図3に示すようにシールドシェル30の弾性接触片32に代えて、シールドキャップ80によってシールドシェル30とシールド層63との導通接続を行う点を上記第1実施形態とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0021】
本実施形態では、シールドキャップ80は導電性樹脂による蓋部81に金属製の接触子82を一対備えてなる。図4(A)に示すように蓋部81は円筒形状の基部83に組付突部84を備えてなり、基部83の外径はシールドシェル30の内径と等しい。組付突部84には接触子82が取りつけられる。接触子82は金属板を折り曲げ加工して形成されており、接触子82には前方へ向けてテーパ面85が設けられており、シールドシェル30内に収容されるときにはこのテーパ面85と主筒部23の内壁との摺接により接触子82の変形が促されて組付けを容易にする。
【0022】
シールドキャップ80は組付け前は図5(A)に示す状態である。シールド電線60のシールド層63を剥き出しにした個所をシールドキャップ80の中心部へ挿入する(図4(B)参照)。すると、接触子82が弾性変形して図5(B)に示すように接触子82は基部83の外周へ突出した状態となる。そして、シールドシェル30内に挿入されるとテーパ面85とシールドシェル30の内壁とが摺接することによって接触子82はシールドキャップ80の縮径方向へ圧縮されて基部83の内周へ入り込む。その後、図5(C)に示すように接触子82は弾発力によりシールドシェル30の内壁を押えつけるように導通接続を行うとともにシールド層63をさらに挟み込むので導通接続をより確実なものとする。
【0023】
このように、本実施形態のシールドコネクタ10によればシールドキャップ80は、シールド層63とシールドシェル30との接続を接触子82で行うとともにシールド層63とシールドシェル30との隙間を蓋部81で塞ぐのでシールド性能を向上させるとともに部品点数を減少させてシールドコネクタ10の全長を短くコンパクトにすることが可能となる。
また、シールドシェル30に弾性接触片32を設ける必要がないので、シールドシェル30の構造が単純になりシールドコネクタ10は加工が容易となる。
【0024】
<第3実施形態>
本実施形態は図6に示すようにシールド電線60の端末において剥き出しにしたシールド層63と絶縁層62との間に導電性を備えた金属リング86を備える点を上記第2実施形態とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記第2実施形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
このような構成とすれば、シールド層63が金属リング86と接触子82とにより挾持されて確実な導通接続がえられるのでシールド性能がより向上する。
【0025】
<第4実施形態>
本実施形態は図7(A)に示すように、シールドキャップ80は導電ゴム製であり、円筒形の蓋部81に6角断面の筒形状の接触部87を備え、接触部87の外周面上にシールド層63を反転させて覆い被せられる。その後、シールド層63を覆い被せた接触部87の外周に6角断面の筒形状の金属リング86を嵌め合わせて、上面と下面とを冶具により挟みこんで凹み変形させてかしめる(図7(B)参照)。このようにしてシールド層63とシールドキャップ80とが接続される点を上記第3実施形態とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記第3実施形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
このよう構成とすればシールド層63とシールドキャップ80との接続をシールド層63の全周に亘り行うことができるので導通接続の信頼性が高まる。
【0026】
<第5実施形態>
本実施形態は図8に示すように、導電ゴム製のシールドキャップ90は、円筒形状のキャップ部91の後方に栓部92を一体に備え、キャップ部91がシールド層63とシールドシェル30との導通接続を行うとともに、栓部がシールド電線60と後筒部24との隙間を塞いでいる点を上記第1実施形態とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0027】
このような構成とすれば、シールドキャップ90が、水や塵の侵入を防ぐことができる。したがって、シールドコネクタ10はゴム栓を省略できるので、部品点数の減少が図れるとともにシールドコネクタ10の全長を短くコンパクトにすることが可能となる。
【0028】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1実施形態ではシールド層63とシールドシェル30との導通接続をシールドシェル30と一体の弾性接触片32により行っていたが、弾性接触片32を導通リング65に設けたものであってもよい。また、別体の接続部材を用いるものであってもよい。
(2)上記実施形態では端子金具50に雌型のものを用いたが、雄型のものを用いるものであってもよい。また、コネクタ同士を接続させるものに限らず電気機器に直接接続するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシールドコネクタの断面図
【図2】シールドキャップとシールド電線との斜視図
【図3】第2実施形態に係るシールドコネクタの断面図
【図4】シールドキャップとシールド電線との斜視図
【図5】シールドキャップの組付け状態を表す正面図
【図6】第3実施形態に係るシールドキャップとシールド電線との斜視図
【図7】第4実施形態に係るシールドキャップとシールド電線との斜視図
【図8】第5実施形態に係るシールドコネクタの断面図
【図9】従来のシールドコネクタの断面図
【図10】従来の接触子の斜視図
【符号の説明】
10…シールドコネクタ
30…シールドシェル
60…シールド電線
63…シールド層
70,80,90…シールドキャップ(蓋体)
82…接触子(金属部材)

Claims (3)

  1. 筒状に形成したシールドシェルの内部に、シールド電線の端末部が配され、かつ、前記端末部から露出した前記シールド電線のシールド層と前記シールドシェルとが導通接続されたシールドコネクタにおいて、
    前記シールドシェルと前記シールド層との導通接続を行う箇所の後方には、前記シールド電線の外周と同径で前記シールド電線を隙間なく挿通する挿通孔を備えると共に、外周を前記シールドシェルの内壁に密着させることで前記シールドシェルとの導通接続を行い、前記シールドシェルと前記シールド電線との間の隙間を閉塞する導電性の蓋体を備えたことを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 筒状に形成したシールドシェルの内部に、シールド電線の端末部が配され、かつ、前記端末部から露出した前記シールド電線のシールド層と前記シールドシェルとが導通接続されたシールドコネクタにおいて、
    前記シールドシェルと前記シールド電線との間の隙間を閉塞すると共に、内側筒体の外周に前記シールド層を反転させて覆い被せてからその外周に外側筒体を嵌め合わせ、さらにこの外側筒体の上面と下面をと凹み変形させてかしめることで前記シールド層との導通接続を行う導電性の蓋体を備えたことを特徴とするシールドコネクタ。
  3. 筒状に形成したシールドシェルの内部に、シールド電線の端末部が配され、かつ、前記端末部から露出した前記シールド電線のシールド層と前記シールドシェルとが導通接続されたシールドコネクタにおいて、
    導電性樹脂によって形成されると共に露出した前記シールド層の外側に配置されて、前記シールドシェルと前記シールド電線との間の隙間を閉塞する蓋体を備え、
    その蓋体には、前記シールドシェルと前記シールド層とに共に弾性接触してそれらの間を導通接続する金属部材が保持されると共に、
    前記蓋体が前記シールドシェル内に挿入されると、前記金属部材は、前記シールドシェルの内壁を押えつけると共に、前記シールド層を挟み込むように周方向に沿って縮径変形することを特徴とするシールドコネクタ。
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