JPH0243225Y2 - - Google Patents

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JPH0243225Y2
JPH0243225Y2 JP1985103268U JP10326885U JPH0243225Y2 JP H0243225 Y2 JPH0243225 Y2 JP H0243225Y2 JP 1985103268 U JP1985103268 U JP 1985103268U JP 10326885 U JP10326885 U JP 10326885U JP H0243225 Y2 JPH0243225 Y2 JP H0243225Y2
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desk
rack
board
tray
rack board
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JP1985103268U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は机上に設けられる机のラツク装置に
関する。
従来の技術 一般的な事務用等の机にあつては、電話機や書
類等が、取扱の便利さから、すなわちすぐに手が
届くように、天板面に載置されることが多い。し
かし反面、それらを天板面に載置すると、机上の
利用面が狭められて執務に支障をきたすことがあ
る。
考案が解決しようとする問題点 この考案は、上記従来の問題点を解決するため
になされたもので、電話機や書類等の取扱を便利
に行うことができ、しかも机上での執務利用面を
広く確保することのできる机のラツク装置を提供
することを目的としている。
問題点を解決するための手段 この考案に係る机のラツク装置は、上記目的を
達成するために、机の天板後部に立設された左右
の取付枠間に、帯板状のラツク基板が架設され、
該ラツク基板は、後方に向けて上り勾配に傾斜さ
れると共に、その下縁が机の天板から上方に離間
され、該ラツク基板の前面部には、左右方向に沿
つて複数条の掛止レールが並列して設けられる一
方、電話機、書類等を載置する1ないし複数の平
板状のトレイを有し、該トレイの後端部には、前
記掛止レールに摺動自在でかつ着脱自在に掛止さ
れる掛止部が一体に設けられ、任意に選択された
いずれかの掛止レールに前記トレイが掛止部を介
して前方突出の片持ち状態で掛止されてなり、さ
らに、前記ラツク基板の上縁部にはその一面側を
机前方に向けた垂直な掲示用ボードが連設されて
なるものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
第1図において、1は机本体、2は机本体1の
天板1aの後部上に取り付けられたラツク装置で
ある。
ラツク装置2は、第1図及び第2図に示すよう
に、左右一対の取付枠5,5と、取付枠5,5間
に架設されて机本体1の後部側へ上り勾配に傾斜
される帯板型の合成樹脂や軽金属からなるラツク
基板3と、該ラツク基板3の前面部に設けられた
左右方向に沿つて複数条並列して延びる掛止レー
ル6…と、任意に選択されたいずれかの掛止レー
ル6に前方突出の片持ち状に掛止される電話台
7′やペーパートレイ7″等からなるトレイ7…
と、前記ラツク基板3の上縁部に、その一面側を
机前方に向けて連設され、本棚型ハンガーラツク
8が掛止されると共に掲示物9がピンナツプされ
る垂直な掲示用ボード4とで構成されている。
第2図に示すように、両取付枠5,5は、鋼、
合成樹脂、軽金属等からなり、相互対向側に開放
した断面略コ字状の立ち上げ片5aと、ボルト孔
10a,10aを穿設した水平片5bとで略∠状
に形成されている。尚、立ち上げ片5aは、上端
部にスリツト状の挿入孔11を備え、かつ側面部
にねじ孔12a…が穿設されている。而してラツ
ク基板3は、ねじ孔12b,12bを設けた両側
をそれぞれ上記立ち上げ片6aの内側に嵌合して
側方よりねじ12c,12cをねじ孔12a,1
2aを通して12b,12bに螺入することによ
り、両取付枠5,5に一体的に連結されている。
また掲示用ボード4は、両側に固着された側枠1
3,13の下端にそれぞれ、ねじ孔12dを有す
る突片13aが設けてあり、各突片13aをそれ
ぞれ取付枠5の螺入孔11に挿入して側方より最
上位のねじ孔12aを通してねじ孔12dにねじ
12cを螺入することにより、両取付枠5,5に
一体的に連結されている。
一方、天板1aの後部両側縁の上面側には、第
3図に示すように、埋込ナツト10b,10bが
設けてあり、各取付枠5のボルト孔10a,10
aを通して上方からボルト10c,10cを埋込
みナツト10b,10bに螺入することにより、
ラツク装置2が天板1aに固定されている。而し
てこの固定状態において、ラツク基板3は天板1
aとの間に間隙14が構成されている。
第4図に示すように、ラツク基板3の各掛止レ
ール6…はそれぞれ長手方向に延びる凸部6aの
上縁にラツク基板3の面方向に突出する突条片6
bが形成されてなる。またトレイ7はその後端下
部に前方側へ下り勾配となるように傾斜し、掛止
レール6に対して摺動可能な側面視略下向き開放
コ字状の掛止部7aが一体形成され、かつこの掛
止部7aと本体底壁部7bとの間に垂直状の補強
壁部7cが一体的に設けてある。而してトレイ7
は、第4図の一点鎖線で示すように、掛止部7a
の鉤形をなす上側片7dを掛止レール6の突条片
6bに引掛けた状態から、図示実線位置へ下方回
動させ、掛止部7aをその材料弾性を利用して凸
部6aに嵌め合わせることにより、荷重にて外れ
ない状態として、掛止レール6に対して前方突出
の片持ち状に掛止され、またこれと逆の操作を行
うことにより、掛止レール6から容易に離脱しう
るものとなされている。
尚、掛止レール6とトレイ7との嵌合取付構造
は、第4図で例示した以外に種々変更可能であ
り、例えば、第5図に示すように、掛止レール6
をラツク基板3の長手方向に延びる凹部6cにて
構成し、かつその上側面6dを略水平方向に沿う
面として奥広となす一方、トレイ7の後側下部に
上記凹部6cに適嵌合してかつ該凹部6cの両側
底隅部に対応する部分がアール状である形状の嵌
合部7eを一体形成したものとしてもよい。この
場合、トレイ7は、第5図一点鎖線で示すよう
に、その嵌合部7eの突出状の後端を凹部6cの
上側面6d側に係嵌した状態から、図示実線の位
置へ下方回動させることにより、荷重にて外れな
い状態として掛止レール6に掛止されることにな
る。
上記構成のラツク装置2にあつては、電話台
7′やペーパートレイ7″等の各種のトレイ7を必
要に応じて所望の数だけラツク基板3のいずれか
の掛止レール6の左右方向の適当な位置に掛止
し、またトレイ7を任意の位置に移動したり、取
外したりして使用される。また掲示用ボード4に
は、第6図に示すように、背側上端に鉤部8aを
有する本棚型ハンガーラツク8等の各種ハンガー
ラツクを、鉤部8aがボード4の上端に掛止され
るように吊したり、またその位置を左右方向に任
意に摺動して変更したり、さらに前面部に各種掲
示物9をピン止めしたりする。
尚、掲示物9を上述のようにピン止めするため
に、掲示用ボード4は一般的に前面側にコルク層
を設けたり、あるいは全体を合板等で形成するよ
うにしてもよいが、該掲示ボード4の前面に鉄板
等の磁性金属板を設け、掲示物9を磁石片で係止
するようにしてもよい。
一方、ラツク基板3と天板1aとの間に間隙1
4は、例えば第7図に示すように机上使用するコ
ンピユータ機器15のアーム部15aや、あるい
は電気機器のコード等を後方に導出するのに利用
したりすることもできる。
第8図および第9図はこの考案の他の実施例を
示すもので、ラツク装置2における両取付枠5,
5の水平片5b,5b間に帯板16が一体的に連
結されており、この板16が机本体1の後部に設
けた配線ダクト17の蓋をなすように構成されて
いる。この場合、天板部1aの後端部上面にラツ
ク装置2の両取付枠5,5および帯板16が嵌合
する段部1bを形成して、天板1aの上面と帯板
16の上面とが略同一平面をなすようにしてあ
る。
考案の効果 この考案の机のラツク装置においては、机の天
板後部に立設された左右の取付枠間に架設された
帯板型のラツク基板の掛止レールに前方突出の片
持ち状にトレイが掛止され、該トレイに電話機、
書類等の机上載置物を載置する構成であるので、
執務者は電話機、書類等の机上載置物の取扱を天
板上にそれらを載置していたときのように便利に
行うことができ、しかもこれらの机上載置物が机
の天板面から離間されると共に、このようにトレ
イは片持ち状に支持されるので、トレイの下方に
位置する天板面や、トレイの側方に位置する天板
面をも含めて天板面を執務利用面として広く使用
することができる。その上、ラツク基板は、その
下縁が机の天板から離間されているので、机の天
板後部までを執務利用面として使用することがで
きる。さらにトレイは掛止レールに対して摺動自
在であるので、執務内容に応じてトレイを最も都
合のよい位置に容易に移動させることができる。
また、ラツク基板は後方に向けて上に勾配に傾
斜され、該ラツク基板の前面部には、掛止レール
が左右方向に沿つて複数条並列して設けられてい
るので、ラツク基板の下縁側に位置する掛止レー
ルは机の前方寄りの位置に、またラツク基板の上
縁側に位置する掛止レールは机の後方寄りの位置
に位置することになり、そのためトレイが掛止レ
ールに対して着脱自在であることも相俟つて、ラ
ツク基板の下縁側に位置する掛止レールにトレイ
を掛止すると、トレイは前方に大きく突出すると
共に天板面に接近することになつて、机上載置物
の取扱をより便利に行うことができる一方、ラツ
ク基板の上縁側に位置する掛止レールにトレイを
掛止すると、トレイは後退する共に天板面から大
きく離間することになつて机上の執務利用面を有
効に確保でき、したがつて執務内容に応じて、机
上載置物の取扱の便利さを優先させたり、執務利
用面の確保を優先させたりすることが可能であ
る。
またラツク基板は、上記したように、後方に向
けて上り勾配に傾斜されているので、例えば書類
を載置したトレイを複数、重合状に各掛止レール
に掛止すると、下方に位置するトレイは上方に位
置するトレイよりも前方に突出することになり、
そのため、下方に位置するトレイに載置された書
類を外部から確認したり、またそのトレイから書
類を直接取り出すことが可能となる。
またこの考案のラツク装置は掲示用ボードを備
えているので、この掲示用ボードに日程表、カレ
ンダー、メモ類、その他各種掲示物を視認容易な
位置に任意に取付表示することができると共に、
本棚用等の種々のハンガーラツクが掛止可能であ
り、そのため執務に便利であるのはもとより、掲
示用ボードは後方に向けて上り勾配に傾斜された
ラツク基板の上縁部に連設されているので、ラツ
ク基板とトレイに基づく上記のような効果を発揮
しつつ、掲示用ボードを執務に支障を与えない机
の後部側に偏した位置に配することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はラツク装置を設けた机全体の斜視図、第2図は
ラツク装置の分解斜視図、第3図はラツク装置の
取付構造を示す要部の縦断面図、第4図はトレイ
の取付構造を示す要部の縦断面図、第5図はトレ
イの取付構造の他の例を示す要部の縦断面図、第
6図は掲示用ボードに本棚型ハンガーラツクを取
付けた状態を示す要部の縦断面図、第7図は上記
ラツク装置を設けた机の一利用形態を示す縦断面
図、第8図はこの考案の他の実施例におけるラツ
ク装置の斜視図、第9図は同ラツク装置を設けた
机の要部の縦断面図である。 1……机本体、1a……天板、2……ラツク装
置、3……ラツク基板、4……掲示用ボード、5
……取付枠、6……掛止レール、7……トレイ、
7a……掛止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机の天板後部に立設された左右の取付枠間に、
    帯板状のラツク基板が架設され、該ラツク基板
    は、後方に向けて上り勾配に傾斜されると共に、
    その下縁が机の天板から上方に離間され、該ラツ
    ク基板の前面部には、左右方向に沿つて複数条の
    掛止レールが並列して設けられる一方、電話機、
    書類等を載置する1ないし複数の平板状のトレイ
    を有し、該トレイの後端部には、前記掛止レール
    に摺動自在でかつ着脱自在に掛止される掛止部が
    一体に設けられ、任意に選択されたいずれかの掛
    止レールに前記トレイが掛止部を介して前方突出
    の片持ち状態で掛止されてなり、さらに、前記ラ
    ツク基板の上縁部にはその一面側を机前方に向け
    た垂直な掲示用ボードが連設されてなることを特
    徴とする机のラツク装置。
JP1985103268U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0243225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985103268U JPH0243225Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP1985103268U JPH0243225Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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Publication Number Publication Date
JPS6211434U JPS6211434U (ja) 1987-01-23
JPH0243225Y2 true JPH0243225Y2 (ja) 1990-11-16

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ID=30975667

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JP1985103268U Expired JPH0243225Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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