JPH0242660Y2 - - Google Patents

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JPH0242660Y2
JPH0242660Y2 JP13098486U JP13098486U JPH0242660Y2 JP H0242660 Y2 JPH0242660 Y2 JP H0242660Y2 JP 13098486 U JP13098486 U JP 13098486U JP 13098486 U JP13098486 U JP 13098486U JP H0242660 Y2 JPH0242660 Y2 JP H0242660Y2
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JP
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piezoelectric
substrate
plate
parts feeder
unit
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JP13098486U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、圧電式パーツフイーダに関するも
のであり、とりわけ、圧電定数d31を使用する圧
電素子を用いた圧電式パーツフイーダに関するも
のである。
[従来の技術] 圧電式パーツフイーダは、電磁式パーツフイー
ダに比べて、応答性にすぐれ、低エネルギーで駆
動することができ、小形軽量である等の利点を有
することから、近年、注目されている。
従来、この種の圧電式パーツフイーダとして、
第6図に示すものがあつた。すなわち、ベース1
上に、2個のバイモルフ2に傾斜角θを与えてそ
の下端を支持し、バイモルフ2の上端に振動搬送
板3が水平に支持されている。バイモルフ2は、
バネ板4の両面に屈曲形の圧電素子5を貼着して
なるものである。
以上の構成により、バイモルフ2に電源6から
交流電圧を印加すると、バイモルフ2に屈曲振動
が発生し、振動搬送板3上に置かれた搬送物7
は、駆動電圧の1サイクルでaからcへ送られ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 以上のような従来の圧電式パーツフイーダは、
バイモルフ2をベース1に立設した構造であるた
め、高さが大で占有空間も大であるという問題点
があつた。
この考案はかかる問題点を解消しようとするも
ので、仕上り高さ寸法を小さくして小容積となし
うる圧電式パーツフイーダを得ることを目的とす
るものである。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る圧電式パーツフイーダは、縦方
向に振動される基板と、これと一定の角度をなす
駆動片で一体のメタル基体を形成し、基板に屈曲
動作用の圧電板を貼着して形成された圧電ユニツ
トの、駆動片の先端部が搬送体に係合されてい
る。
[作用] この考案においては、圧電板により基板に屈曲
振動を生じさせると、駆動片の先端部が斜めに振
動変位し、搬送体を一定の方向へ送る。
[実施例] 第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示し、
第1図は圧電ユニツトuであり、金属によつて一
体に形成されたメタル基体11は、d31モード素
子でなる圧電板12が貼着されて縦方向に振動す
る基板13と、基板13に直角で横方向に振動す
る駆動片14とで、L型をなしている。基板13
の端部には取付穴15が設けられている。
以上の構成になる圧電ユニツトuは、一端部が
取付穴15により固定されて、圧電板12により
基板13が上下方向に振動すると、駆動片14の
上端は取付穴15部を中心とした略円弧状の振動
を行うことになる。
第2図、第3図は上記の圧電ユニツトuを3個
用いた回転型パーツフイーダを示し、ベース16
に装着された3個の圧電ユニツトuの上端に、単
一の上板17が載置されている。ベース16の下
面は、防振ラバー18を介して下板19に支持さ
れている。搬送体であるボウル20は上板17に
載置されている。21はベース16の側部に装着
されているカバーである。ベース16の下面に
は、圧電ユニツトuの基板13部を収納する凹部
22が形成されており、ベース16および上板1
7を通して、圧電ユニツトuの駆動片14を収納
する溝23が、凹部22に連続して形成されてい
る。圧電ユニツトuは取付穴15に挿入された固
定具24によりベース16に固定されている。駆
動片14の上端部は、上板17にネジにより固定
するかベアリングのような連結手段25によりボ
ウル20に係合している。26はパーツフイーダ
の固定部である。
以上の構成により、圧電板12に電気信号を印
加して屈曲動作を生じさせると、基板13は取付
穴15部を中心として上下に振動し、これに伴つ
て駆動片14は取付穴15部を中心として円弧振
動を行う。これにより、ボウル20は回転変位さ
れる。基板13は、先端で細くなるテーパーをつ
けてもよい。
また、ボウル20の共振周波数は基板13と駆
動片14の各辺の長さと厚みを調整して決定さ
れ、一般に50〜300Hzの間で設定される。
以上のように、駆動片14がベース16と上板
17を貫通した構造により、装置が著しく薄形と
なる利点がある。
第4図は他の実施例の圧電ユニツトを示し、メ
タル基体31の、圧電素子27が貼着された基板
28は、駆動片29の両側へ延びて2点支持とし
たもので、基板28は両端部でコロ30で挟持さ
れている。
以上の構成により、圧電板27により基板28
が振動し、駆動片29の先端で搬送体を変位させ
る。
第5図は別の実施例の圧電ユニツトを示しメタ
ル基体32は、基板33に対して駆動片34が斜
めに一体結合されてなるものである。基板33の
両面には圧電板35が貼着されている。基板33
と駆動片34との角度φは45゜以下が適当であり、
かかる構成により、圧電ユニツトを一層薄形とす
ることができる。
なお、圧電板に適宜のフイードバツク端子を設
け、自励振動が起こるような駆動電源で圧電板を
励振すれば、圧電ユニツトを常に共振点で動作さ
せることができる。
さらに、上記実施例では搬送体を回転させる場
合を示したが、複数個の圧電ユニツトを一直線に
配置して直線搬送することができる。また、圧電
ユニツトの数は、パーツフイーダの仕様に応じて
適宜に選定すればよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案は、d31モードの圧電
板が貼着されて縦方向に振動する基板と、この基
板に設けた駆動片とでなる圧電ユニツトの複数個
を、直線状または同心円状に配設し、駆動片の上
端に連結手段を介して載置された搬送体に直線変
位または回転変位を与えるようにしたので、駆動
部の高さが短縮されて占有空間を縮小することが
できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示し、
第1図は一部斜視図、第2図は側面図、第3図は
第2図の−線に沿う平面での断面図である。
第4図、第5図はそれぞれ他の実施例の一部側面
図である。第6図は従来の圧電式パーツフイーダ
の斜視図である。 u……圧電ユニツト、11,31,32……メ
タル基体、12,27,35……圧電板、13,
28,33……基板、14,29,34……駆動
片、15……取付穴、20……ボウル(搬送体)、
25……連結具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 縦方向振動用の基板およびこの基板と一定の
    角度で一体に形成された駆動片とからなるメタ
    ル基体の前記基板に装着された屈曲動作用の圧
    電板とからなる圧電ユニツトと、前記駆動片の
    先端部を搬送体に係合する連結手段とを備えて
    なる圧電式パーツフイーダ。 (2) 直線状および同心円状のいずれかに配置され
    た複数個の圧電ユニツトを備えた実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の圧電式パーツフイー
    ダ。
JP13098486U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0242660Y2 (ja)

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JP13098486U JPH0242660Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP13098486U JPH0242660Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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Publication Number Publication Date
JPS6337613U JPS6337613U (ja) 1988-03-10
JPH0242660Y2 true JPH0242660Y2 (ja) 1990-11-14

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JP13098486U Expired JPH0242660Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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