JPH0241901Y2 - - Google Patents

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JPH0241901Y2
JPH0241901Y2 JP1981007278U JP727881U JPH0241901Y2 JP H0241901 Y2 JPH0241901 Y2 JP H0241901Y2 JP 1981007278 U JP1981007278 U JP 1981007278U JP 727881 U JP727881 U JP 727881U JP H0241901 Y2 JPH0241901 Y2 JP H0241901Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
reinforcing plate
tongue piece
board support
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JP1981007278U
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JPS57121188U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内部機構を覆うようにプリント基
板を取付けた電子機器におけるプリント基板の保
持機構に関する。
このようなプリント基板は、常時内部の機構を
隠蔽して機器の外観を整える働きをするものであ
るが、内部機構の点検、補修時やプリント基板自
体の調整時には容易に開放可能であることが要求
される。
第1図及び第2図は、従来のこの種のプリント
基板保持機構を例示するものである。
第1図の例においては、細長い板状部材の両端
部1a,1cを互いに対向するように折り曲げて
コ字状に形成されたプリント基板支持体1の一端
部1aに軸受孔1bが、他端部1cに一端を開口
したL字状溝1dがそれぞれ設けられ、プリント
基板2の基部が固定される補強板3の両端部に
夫々突起3a,3bが設けられ、組付けに際して
は、先ず突起3aを軸受孔1bに嵌入させた後、
突起3bを溝1dの開口部から挿入して奥端部に
導く。
第2図の例においては、同様なコ字状のプリン
ト基板支持体1の両端部1a,1cに相対向する
軸受孔1b,1eがそれぞれ設けられ、プリント
基板2の補強板3の両端部には、長短の突起3
a,3bが設けられて、先ず長突起3aを軸受孔
1bに深く嵌入した後、短突起3bを軸受孔1e
に嵌入して取付ける。
しかしながら、このような従来のプリント基板
保持機構にあつては、プリント基板2は補強板3
の突起3a,3bを中心として回動してその内部
を開閉自在であるが、開放状態で自己保持するこ
とができないので、機器内部の機構を調整するよ
うな場合は、手でプリント基板2を開放状態に保
持するか、逆に機械を90度回転させて開放された
プリント基板が水平状態になるようにし、重力を
利用して自己保持させなければならず、取り扱い
が面倒であつた。
さらに、プリント基板開放時、時として上記の
プリント基板装着手順に逆行してプリント基板2
が支持体1から不用意に離脱するおそれもあつ
た。
この考案は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、細長い板状部材の両端部を互いに対向するよ
うに折り曲げててコ字状に形成したプリント基板
支持体に、プリント基板の基部に固定した補強板
の両端に設けた長短突起部を回動可能に嵌入し
て、圧縮ばねによつて短突起方向へ付勢すると共
に、プリント基板支持体の短突起装着側に内縁に
テーパ部とこれに続く切欠部を有する内側への折
曲部を設ける一方、補強板の短突起側にその側面
が上記折曲部の内縁に係合し得る舌片を設け、補
強板回動時にこの舌片が上記折曲部の内縁のテー
パ部に係合して、補強板がその偏倚力に抗して長
突起方向に変位しなかがらほぼ90度回転して、上
記舌片が折曲部の切欠部に嵌入することにより、
その位置に係止されるようにしたプリント基板保
持機構を提供するものである。
以下、添付図面の第3図乃至第6図を参照して
この考案の実施例を説明するが、第1図に示した
従来例と対応する部分には同一の符号を付してあ
る。
主として第3図を参照して、細長い板状部材の
両端部1a,1cを互いに対向するように折り曲
げてコ字状に形成したプリント基板支持体1の一
端部1cの上側を内側へ折曲げて折曲部1fを形
成し、その内縁にほぼ30度の傾斜角を有するテー
パ部1g及びそれに続く切欠部1hを設ける。
一方、プリント基板2の基部に固定された補強
板3の両端部に長短の突起3a,3bを設け、短
突起3bの近傍に舌片3cを設けて、補強板3を
上方へ回転させた時、舌片3cの側面がプリント
基板支持体1の折曲部1fの内縁部に係合し得る
ようにする。
さらに、補強板3の長突起3aを囲繞して圧縮
ばね4を嵌挿する。
組付けに際しては、補強板3の長突起3aをプ
リント基板支持体1の軸受孔1bに嵌入し、第4
図に示すように補強板3の右方に最大限変位させ
て短突起3bの先端をプリント基板支持体1の一
端部1cの内側に圧入し、短突起3bが軸受孔1
eに対向した状態で補強板3を釈放すれば、圧縮
ばね4の力で補強板3は左方に変位して短突起3
bは軸受孔1e内に嵌入し、第5図に示す装着状
態となる。
通常はこの状態でプリント基板2の自由端部を
ねじ、ラツチ等で機器外筐に固定する。
次に、内部機構の調整等でプリント基板2を開
放する場合、前記のねじを外すか、ラツチを解除
してプリント基板2の自由端部を引出すと、補強
板3の舌片3cの側面がプリント基板支持体の折
曲部1fのテーパ部1gに係合し、補強板3を圧
縮ばね4に抗して右方に変位させながら回転し、
ほぼ90度回転して舌片3cの側面が切欠部1hに
対向すると、圧縮ばね4により補強板3が僅かに
左行し、舌片3cが切欠部1hに嵌入して開放状
態に保持される。
この状態から、再びプリント基板2を圧縮ばね
4に抗して右行させ、舌片3cを切欠部1hから
引出した後、逆方向に回転させるとプリント基板
2は閉鎖状態に復する。
ところで、補強板3が十分な強度を有する場合
は、プリント基板支持体1の折曲部1fの切欠部
1hを、第6図に示すように角度θを有するV字
状とすることにより、補強板3は開放状態でクリ
ツク的に係止され、閉鎖方向にこれに打勝つ力を
加えるだけの1作動で回転させて復帰させること
ができる。
以上述べたように、この考案によれば、プリン
ト基板を支持する補強板を一方向へ付勢すると共
に、その補強板を回転自在に枢支するプリント基
板支持体側にテーパ部及び切欠を有する折曲部
を、補強板側に舌片をそれぞれ設けて、プリント
基板引出しによる補強板の回転時に、上記舌片が
折曲部に摩擦接触しながら摺動して、その舌片が
切欠部に嵌入した状態でプリント基板が保持され
るようにしたので、機器内部の点検・補修やプリ
ント基板自体の調整が著しく容易になる。
さらに、プリント基板を回転させる場合にも、
前記付勢力によりプリント基板支持体から補強板
が外れるのを防いでいるので、操作性及び安全性
を大幅に向上させる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のプリント基板保持機構の1例
を示す分解斜視図、第2図は、同じく従来のプリ
ント基板保持機構の他の例を示す分解斜視図、第
3図は、この考案の実施例を示すプリント基板保
持機構の分解斜視図、第4図は、同じくその組付
中の状態を示す平面図、第5図は、同じくその組
付完了状態を示す平面図、第6図は、同じくその
プリント基板支持体に形成する折曲部の他の形状
例を示す平面図である。 1……プリント基板支持体、1f……折曲部、
1g……テーパ部、1h……切欠部、2……プリ
ント基板、3……補強板、3c……舌片、4……
圧縮ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 細長い板状部材の両端部1a,1cを互いに対
    向するように折り曲げてコ字状に形成され、その
    両端部1a,1cに相対向する軸受孔1b,1e
    を有するプリント基板支持体1と、 プリント基板2の基部に固定され、かつ両端部
    に前記プリント基板支持体1の対向する軸受孔1
    b,1eにそれぞれ回転可能に嵌合される長突起
    3a及び短突起3bを突設し、その短突起3b側
    に舌片3cを設けた補強板3と、 該補強板3の短突起3bが嵌合する軸受孔1e
    を有する前記プリント基板支持体1の一端部1c
    の上側に内側へ折り曲げた折曲部1fを形成し、
    その内縁にテーパ部1g及びそれに続く切欠部1
    hを設けて、前記補強板3を上方へ回転させた
    時、前記舌片3cの側面が前記折曲部1fの内縁
    に係合し、該舌片3cが前記切欠部1hに嵌入し
    て前記折曲部1fに係止され得るようにすると共
    に、 前記補強板3の長突起3aに圧縮ばね4を嵌挿
    させて、該長突起3aを前記プリント基板支持体
    1の他端部1aの軸受孔1bに嵌合させることに
    より、該補強板3を圧縮ばね4の力によつて前記
    短突起3bの方向へ付勢するように構成したこと
    を特徴とするプリント基板保持機構。
JP1981007278U 1981-01-23 1981-01-23 Expired JPH0241901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981007278U JPH0241901Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

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JP1981007278U JPH0241901Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57121188U JPS57121188U (ja) 1982-07-28
JPH0241901Y2 true JPH0241901Y2 (ja) 1990-11-08

Family

ID=29805525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981007278U Expired JPH0241901Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

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JP (1) JPH0241901Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115092Y2 (ja) * 1971-02-05 1976-04-21
JPS5368046U (ja) * 1976-11-11 1978-06-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57121188U (ja) 1982-07-28

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